JP2843102B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2843102B2
JP2843102B2 JP2090792A JP9079290A JP2843102B2 JP 2843102 B2 JP2843102 B2 JP 2843102B2 JP 2090792 A JP2090792 A JP 2090792A JP 9079290 A JP9079290 A JP 9079290A JP 2843102 B2 JP2843102 B2 JP 2843102B2
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邦男 小嶋
和明 奥村
重男 寺島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、書き換え可能な光ディスク等の各種記録媒
体に対して情報の記録/再生を行い、スティルジャンプ
によって、情報の記録/再生を一時停止させる機能を有
する情報記録再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、音楽情報等の連続的情報(以下、連続的情報に
対して文書ファイル等の文字情報等を離散的情報と呼ぶ
ことにする)が、光学的に検出可能な微小ピットにより
ディジタル信号として記録された、いわゆるコンパクト
ディスク(以下、CDと称する)が広く使用されている。
このCDは再生専用の光ディスク再生装置により再生が行
われるようになっている。
CDで用いられる信号フォーマットでは、1フレームに
含まれるサブコードは、1セクタに相当する98フレーム
でサブコーディングブロックを構成し完結するようにな
っている。サブコーディングブロックはディスク上のア
ドレス(記録/再生位置情報)としてのセクタ情報、お
よびトラック番号(主情報が音楽情報の場合は曲番号と
呼ばれる)等の付加情報を提供する。また、フレーム周
波数は7.35kHzに設定され、セクタ周波数はその1/98で7
5Hzに設定されている。従って、1セクタの長さは時間
にして1/75秒、即ち、およそ13.3msとなる。ディスク上
のセクタ位置は、ディスクの最内周側の記録開始位置を
基準として“分":“秒":“1秒内のセクタ番号(即ち、
0〜74のいずれかの値)”の組合せにより、ディスク最
内周から順次増加する連続した時間情報あるいは位置情
報として表される。
上記のフォーマットにより、CDプレーヤでは、ディス
クの装填時にディスクの最内周に設けられたTOC(Table
of Contents)領域の付加情報が読み出され、各々の主
情報の数(音楽情報の場合、曲数に相当)等が認識され
ると共に、その記録開始位置がセクタ位置の情報によっ
て認識される。以後の再生指示に対して、所望のトラッ
クへのアクセスは、TOC領域の情報と、サブコーディン
グブロックが提供するセクタ位置の情報とが照合される
ことにより速やかに実行される。
また、CDプレーヤのディスク回転制御は光ピックアッ
プに対して相対速度が常に一定になるように、CLV(Con
stant Linear Velocity)制御が行われる。
一方、近年開発が進められている光磁気ディスク等の
書き換え可能型光ディスクに音楽情報またはコンピュー
タ情報等の各種情報を記録/再生する際に、その情報記
録再生装置の再生方式が従来のCDまたはCD−ROM(Compa
ct Disk Read Only Memory)と共通化され、互換性を有
していることが望ましい。この場合、特に情報の記録を
行っていない初期ディスクにおいては、上記CDの信号フ
ォーマットによるサブコードを用いた位置情報、または
CLV制御に利用されるフレーム同期信号等が存在しない
ため、記録に先立った任意のセクタ位置へのアクセス動
作が行えないとともに、記録並び再生時に必要なCLV制
御等が不可能となる。
そこで、ディスク上のアドレスが前記サブコードによ
って与えられるのではなく、ディスクに何らかの物理的
な形態でアドレスを形成しておく方式がとられている。
例えば、セクタ位置の情報をバイフェーズマーク(Bi
φ)変調した後、各ビットが“0"か“1"かに応じて光デ
ィスクの案内溝をディスク半径方向の内側または外側に
偏倚させるか、もしくは案内溝の幅を変えることによっ
てセクタ位置の情報を得る方式が提案されている(特開
昭64−39632号公報参照)。
その場合、バイフェーズマーク変調による案内溝の形
態変化の周波数帯域と、EFM(Eight to Fourteen Modur
ation)変調を行った記録情報の周波数帯域とを相違さ
せておけば、両者を互いに分離して再生することが可能
である。これによって、サブコード情報がない領域に対
しても案内溝の偏倚等により物理的に記録されたアドレ
スを用いてアクセス動作が可能である。又、CLV制御に
ついても案内溝の偏倚等の再生キャリア成分を用いるこ
とにより、正確な速度制御が可能であり、このCLV制御
は記録中においても実施可能である。
上記のようなCDと互換性を有した書き換え可能型光デ
ィスクは、特に家庭用の情報記録媒体として音楽情報に
加えて文字情報等の多種多様な情報の記録を1枚のディ
スクに効率良く行える形態とすることが望ましい。
ところで、記録/再生の一時停止機能を有する情報記
録再生装置では、一時停止は、一般にいわゆるスティル
ジャンプという方式で実行されている。この方式は、デ
ィスクを回転駆動するスピンドルモータの1回転で1個
のパルスが検出される手段を設け、情報記録再生装置が
一時停止命令を受けると、上記のパルスが検出された時
点で、トラッキングしている記録再生手段を1トラック
分内周側にジャンプさせるようになっている。再び、情
報記録再生装置が記録/再生開始命令を受けた時点で、
記録/再生が再開される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の情報記録再生装置では、記録再
生手段がスティルジャンプするトラック上の位置(セク
タ位置)は一定となるものの、スピンドルモータの1回
転で1個のパルスが検出される方式であるために、その
位置は一時停止命令が下されてからパルスが検出される
までに、最大1トラック分のずれを生じる。また、一時
停止後の新たな記録/再生は、スティルジャンプが行わ
れる1周分の先行トラック上の不特定のセクタ位置から
開始される。このように、記録/再生の再開位置は一時
停止命令が下された時点から、±1トラック分の誤差を
有している。
このことは、特に記録動作において大きな問題とな
る。即ち、内周側にジャンプした時点から記録が開始さ
れた場合には、最大トラック1周分の先行記録が書き換
えられ失われる危険性がある。CDプレーヤのCLV制御方
式を例にとると、記録手段が内周側をトラッキングする
ときのディスク回転数は約500rpmだから、1回転あたり
120msを要する。失われる最大トラック1周分の先行記
録は、即ち、セクタ数に換算すると前記のように1セク
タあたり13.3msだから、約9セクタに相当する。一方、
記録手段が外周側をトラッキングするときのディスク回
転数は約200rpmだから、1回転あたり300msを要し、失
われる最大トラック1周分の先行記録は、23セクタ弱に
相当する。先行記録が連続的情報の場合には、失われる
情報量はあまり問題にならないが、離散的情報の場合に
は大きな問題となる。さらに、一時停止命令が下されて
からパルスが検出されるまでの間に生じた最大1トラッ
ク分の先行記録が書き換えられずに残ってしまう可能性
もある。この消し残りが例えば音楽情報である場合、連
続再生が行われたときに一瞬ではあるが聴感上で不快な
ものとなる等の問題点を有している。本発明の目的は、
記録動作の一時停止後、記録再開命令を受けたときの再
開位置の誤差を極力少なくすることができる情報記録再
生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本発明に係る情報記録
再生装置は、記録再生に必要なアドレスが物理的な形態
変化たとえばバイフェーズマーク変調に対応する案内溝
の偏倚によって予め記録されている記録媒体に対して情
報の記録再生を行うと共に、記録手段のスティルジャン
プによって記録再生を一時停止させる機能を有している
情報記録再生装置において、アドレスSnを随時認識する
アドレス認識手段たとえば事前記録情報検出回路および
アドレス検出回路と、記録の一時停止命令を受けた時点
のアドレスAsを記憶する記憶手段たとえばTOCメモリ
と、記憶手段からアドレスAsを読み出して、アドレスSn
と随時比較する比較手段たとえばシステムコントローラ
と、記録再開命令を受けたときに、比較手段においてア
ドレスSnとアドレスAsとが一致した時点で、アドレスAs
から記録を再開させる制御手段たとえばシステムコント
ローラとを備えていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、情報記録再生装置が音楽情報等
の連続的情報を記録中に一時停止命令を受けると、記憶
手段はその時点でアドレス認識手段が認識したアドレス
Asを記憶する。制御手段はこのアドレスAsの位置で記録
手段を1トラック分内周側にジャンプさせる。以後、比
較手段は記憶手段に記憶されたアドレスAsを読み出し
て、アドレス認識手段が随時認識するアドレスSnと比較
する。制御手段は比較手段においてアドレスSnとアドレ
スAsとが一致したときに、記録手段をジャンプさせる。
このように、待機状態における一連のスティルジャンプ
は記録再開命令を受けるまで反復して実行される。
制御手段は、記録再開命令を受けてから比較手段にお
いてアドレスSnとアドレスAsとが一致したときに、アド
レスAsの位置から記録動作を再開させる。これによっ
て、先行記録が消去される危険性や不必要な先行記録が
書き換えられずに残る可能性は極めて低くなる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第3図に示すように、書き換え可能型記録媒体として
の光磁気ディスク1には、情報記録領域1bと、その内周
側にTOC領域1aとが設けられている。情報記録領域1bに
は、音楽情報や文字・画像・コードデータ等の各種の情
報が、数セクタの集合から成るブロックを最小単位とし
て記録される。TOC領域1aには、情報記録領域1bに記録
された各情報に関する付加情報、例えば、各情報毎の開
始ブロック位置および終了ブロック位置等が記録される
ようになっている。
第4図に示すように、上記のTOC領域1aおよび情報記
録領域1bには、螺旋状の案内溝2…(便宜上ハッチング
で示す)がディスク半径方向に所定の間隔を隔てて予め
形成されている。そして、ディスク上の記録/再生位置
情報としてのアドレスは、バイフェーズマーク(Biφ)
変調した位置情報の“1"または“0"に対応して、案内溝
2…を光磁気ディスク1の半径方向の外側または内側に
偏倚させることにより記録されている。上記のアドレス
は、CLV制御等を行う際の回転制御情報としても利用さ
れる。なお、本実施例におけるアドレスの1つは、コン
パクトディスクの記録フォーマットにおけるセクタの1
つに対応するものとなっている。
上記のような光磁気ディスク1に情報の記録/再生を
行う情報記録再生装置を第2図にブロック図で示す。情
報記録再生装置は、光磁気ディスク1をCLV制御のもと
に回転駆動するスピンドルモータ3と、記録時および再
生時に光磁気ディスク1にレーザ光を照射する記録/再
生手段としての光ヘッド4と、記録時に光磁気ディスク
1に磁界を印加する記録手段としてのコイル5とを備え
ている。光ヘッド4および5は、システムコントローラ
13による制御に基づいて、文字情報のような離散的情報
または音楽情報のような連続的情報の記録を行う。ま
た、光ヘッド4は、記録/再生の一時停止時に、次に記
録/再生再開の命令があるまで、後で詳述するように。
所定のセクタ位置で1トラック分内周側にジャンプして
戻ることを繰り返す、いわゆるスティルジャンプを行う
ように構成されている。
本実施例の情報記録再生装置は、いわゆる磁界変調方
式で記録を行うように構成され、かつ、記録済の情報の
上に新たな情報を重ねて記録するオーバーライトが行え
るようになっている。情報記録再生装置は、さらに、い
わゆるパーソナルコンピュータ等の上位装置に接続され
る端子6を備え、端子6を介して上位装置から記録、再
生あるいは一時停止等の指示を受けたり、上位装置と文
字・画像情報等のディジタル信号のやりとりを行ったり
する。記録すべき音楽情報等のアナログ信号は、入力端
子22を介して外部のオーディオ機器等から入力される。
例えば、音楽情報の記録の場合、入力端子22から入力
されたアナログ信号は、A/D(アナログ/ディジタル)
コンバータ21でディジタルデータgに変換され、切替回
路19を介してディジタルデータhとして記録信号処理回
路7に供給される。
記録信号処理回路7における信号処理は以下の通りで
ある。即ち、ディジタルデータhに対して、エラー検出
訂正用パリティが生成されて付加され、サブコード生成
回路17が生成するサブコード情報が付加された後、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)変調され、さらに、
フレーム同期信号が付加されて記録信号が生成される。
この記録信号がコイルドライバ8に供給されるようにな
っている。情報の記録は、コイルドライバ8が供給され
た記録信号に基づいてコイル5を駆動すると同時に、光
ヘッド4が光磁気ディスク1に記録出力のレーザ光を照
射することによって行われる。なお、ここでの信号フォ
ーマットは、例えば、従来例で説明したようなCD信号フ
ォーマットと同様のものとすることができる。
一方、文字情報等の離散的情報の記録を行う場合、上
位装置が出力する離散的情報は、端子6およびインター
フェース18を介してディジタルデータfとして切替回路
19に供給される。切替回路19はディジタルデータfの1
ブロックを単位として、セクタデータ生成回路20からの
付加データeを適宜付加し、ディジタルデータhとして
記録信号処理回路7に供給する。以下、記録信号の生成
処理は上記と同様の手順で行われる。
又、光ヘッド4で再生された信号は再生アンプ10によ
り増幅され、事前記録情報検出回路11(アドレス認識手
段)と再生信号処理回路15とに送られる。事前記録情報
検出回路11は、例えば、帯域通過フィルタとPLL(Phase
Locked Loop)により構成されている。帯域通過フィル
タは、例えば22kHz前後に周波数帯域を有する前記した
案内溝の偏倚の再生信号(バイフェーズマーク変調信号
に相当する)を抽出し、アドレス検出回路12(アドレス
認識手段)に出力する。PLLは上記の案内溝の偏倚の再
生信号に同期したクロックを生成し、CLV制御回路9に
供給する。
CLV制御回路9では、事前記録情報検出回路11のPLLか
ら供給された同期クロックと、内部に保有している基準
周波数との比較を行い、その差信号でスピンドルモータ
3の回転制御を行うようになっている。これにより、正
確なCLV制御が実現される。
アドレス検出回路12は、例えば、バイフェーズマーク
復調回路およびアドレスデコーダから成っている。バイ
フェーズマーク復調回路は、案内溝の偏倚の再生信号を
バイフェーズマーク復調し、アドレスデコーダはバイフ
ェーズマーク復調後のデータをディスク上の位置情報、
即ち、アドレスにデコードし、制御手段および比較手段
としてのシステムコントローラ13に供給する。
再生信号処理回路15は再生アンプ10から供給される再
生信号中の光磁気信号成分をEFM復調し、さらに、エラ
ー検出訂正用パリティを用いたエラー検出訂正処理を行
う。そして、再生処理済の信号データが音楽情報等であ
る場合は、D/A(ディジタル/アナログ)コンバータ23
および出力端子24を介して外部のオーディオ機器等にア
ナログ音楽情報等として出力される。
再生信号処理回路15でEFM復調されたサブコード情報
はサブコード検出回路16へ供給され、サブコード検出回
路16で認識されたサブコード情報がシステムコントロー
ラ13に供給される。システムコントローラ13は、上位装
置から端子6およびインターフェース18を介して記録、
再生、一時停止等の命令を受けるようになっている。ま
た、システムコントローラ13はアドレス検出回路12から
供給されたアドレスに基づいて、光磁気ディスク1上の
光ヘッド4の位置を認識し、光ヘッド4およびコイル5
の移動機構(図示せず)に指令して光ヘッド4およびコ
イル5を所定の位置に移動させるアクセス機能を有す
る。
更に、システムコントローラ13は、サブコード検出回
路16から供給されるサブコード情報を選択して記憶手段
としてのTOCメモリ14に格納するか、または、インター
フェース18を介して与えられる上位装置からのTOC内容
に係る情報等をTOCメモリ14に格納したり、TOCメモリ14
の内容を随時読出せるようになっている。
又、TOCメモリ14内のサブコード情報は必要に応じて
サブコード生成回路17に供給され、ここで、サブコード
が生成されて記録信号処理回路7でEFM変調され、コイ
ルドライバ8に供給される。これにより、TOCメモリ14
内のサブコード情報が光磁気ディスク1のTOC領域1aに
記録される。
情報記録再生装置が連続的情報たとえば音楽情報の録
音動作中に、上位装置から一時停止命令を受けたときの
システムコントローラ13の制御動作を第1図のフローチ
ャートに基づいて以下に説明する。
ステップ(以下、Sとする)1でシステムコントロー
ラ13が録音の一時停止命令を受けると、一時停止命令を
受けた時点でアドレス検出回路12から供給されたアドレ
スをTOCメモリ14に格納し(S2)(以下、格納されたア
ドレスをポーズセクタSpと称する)、直後に録音動作を
中断させる(S3)。システムコントローラ13は、移動機
構に指令して光ヘッド4をポーズセクタSpの位置でステ
ィルジャンプさせる(S4)。光ヘッド4が1トラック分
内周側にジャンプした後も、システムコントローラ13は
アドレス検出回路12からアドレスを継続して供給される
(S5)(以下、継続して供給されるアドレスをアドレス
Snと称する)。さらに、システムコントローラ13はTOC
メモリ14に格納されたポーズセクタSpを随時読み出し、
上記のアドレスSnとの比較を行い(S6)、Sp=Snとなっ
たときに、S4に戻って光ヘッド4をスティルジャンプさ
せる。S4〜S6のスティルジャンプ動作はS7で上位装置か
ら録音再開の命令があるまで、あるいは、S8で上位装置
から停止命令があるまで繰り返される。S8で停止命令が
あれば、全ての動作が終了する。また、S7で録音再開の
命令があれば、アドレス検出回路12から継続して供給
(S9)されているアドレスSnと、ポーズセクタSpとが比
較され(S10)、Sp=Snとなったときに、システムコン
トローラ13は記録動作を再開させる(S11)。
このように、本発明に係る情報記録再生装置は、一時
停止命令および再開命令が与えられるだけで、録音が中
断されたセクタから録音が再開される。
なお、アドレスの物理的形態は本実施例に限るもので
はなく、例えばピット状のもの、あるいは記録媒体の相
変化によるもの等のように認識可能であれば如何なる形
態であってもよい。さらに、本実施例では磁界変調方式
によるディスク状の記録媒体が開示されたが、他の方式
による書き換え可能型記録媒体にも適用可能であり、ま
た、ディスクの形態に限らず、カード状の記録媒体であ
っても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で実施可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明に係る情報記録再生装置は、以上のように、ア
ドレスSnを随時認識するアドレス認識手段と、記録の一
時停止命令を受けた時点のアドレスAsを記憶する記憶手
段と、記憶手段からアドレスAsを読み出して、アドレス
Snと随時比較する比較手段と、記録再開命令を受けたと
きに、比較手段においてアドレスSnとアドレスAsとが一
致した時点で、アドレスAsから記録を再開させる制御手
段とを備えている構成である。
これによって、記録動作を再開したときに、最大1ト
ラック分の先行記録が書き換えられて失われる危険性
や、あるいは書き換えられずに残存する可能性が極めて
低くなる。従って、先行記録が文字情報等の離散的情報
の場合には、確実に保存され、先行記録が音楽情報等の
連続的情報の場合には、連続再生による聴感上の不連続
感や異常音が再生されることが無くなるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は情報記録再生装置におけるスティルジャンプの
制御動作を示すフローチャートである。 第2図は情報記録再生装置のブロック構成図である。 第3図は光磁気ディスクの概略平面図である。 第4図は同拡大平面図である。 1は光磁気ディスク(記録媒体)、4は光ヘッド(記録
/再生手段)、5はコイル(記録手段)、11は事前記録
情報検出回路(アドレス認識手段)、12はアドレス検出
回路(アドレス認識手段)、13はシステムコントローラ
(制御手段、比較手段)、14はTOCメモリ(記憶手段)
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺島 重男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−143080(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生に必要なアドレスが物理的な形態
    変化によって予め記録されている記録媒体に対して情報
    の記録再生を行うと共に、記録再生手段のスティルジャ
    ンプ機能を有し、記録の停止を行う情報記録再生装置に
    おいて、 アドレスSnを随時認識するアドレス認識手段と、 記録の停止命令を受けた時点の記録情報が該当するアド
    レスAnを記憶する記憶手段と、 記憶手段からアドレスAnを読み出して、アドレスSnと随
    時比較する比較手段と、 記録再開命令を受けたときに、比較手段からの比較結果
    に基づいて記録を再開させる制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
JP2090792A 1990-04-04 1990-04-04 情報記録再生装置 Expired - Lifetime JP2843102B2 (ja)

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JPH01143080A (ja) * 1987-11-30 1989-06-05 Sony Corp 記録装置

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