JP2843075B2 - 押出成形装置 - Google Patents

押出成形装置

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JP2843075B2 JP31856389A JP31856389A JP2843075B2 JP 2843075 B2 JP2843075 B2 JP 2843075B2 JP 31856389 A JP31856389 A JP 31856389A JP 31856389 A JP31856389 A JP 31856389A JP 2843075 B2 JP2843075 B2 JP 2843075B2
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extrusion molding
extruded
extrusion
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隆一 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粘土材料、セメント系材料、その他無機質
混練材料を押出成形する押出成形装置に関するものであ
る。さらに詳しくは、所定寸法に切断された際に、長手
方向端部に面取り面を有する押出成形体を形成しうる押
出成形装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、粘土材料、セメント系材料、その他無機質混練
材料を押出成形装置を用いた成形し、建築材料等を製造
することが行われている。これら押出成形装置を用いて
形成された押出成形帯は所定寸法に切断、あるいは乾燥
工程を経た後所定寸法に切断され、焼成、養生等により
成形された押出成形体であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これら押出成形体は切断面が垂直で角
が立っており、施工、張り合わせの際の意匠及び立体感
が限定されてしまう不利があった。また、角が立ってい
る状態では破損しやすい不利があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような不利な点を除去するため、押出成
形直後の押出成形帯に、切断位置に面取り状の溝を付加
することにより、低コストで容易に成形し得る押出成形
装置を提案するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る押出成形装置につ
いて詳細に説明する。第１図（ａ）、（ｂ）は上記押出
成形装置１の代表例を示す説明図であり、図においてα
は無機質混練材料で、例えば陶石、長石、カオリナイ
ト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘
土、信楽粘土などを打ち砕き、水を加えて練り上げた粘
土材料、あるいはセメント材料、もしくはこれら石綿、
岩綿等の鉱物繊維、炭素繊維、スチール繊維、有機繊
維、ガラス繊維、木片チップ、シャモット、ビーズ等の
骨材を混入したものである。２は押出機で、例えば真空
土練機、一軸、二軸押出成形機であり、無機質混練材料
αを混練し、圧力をかけることによって押出成形を行う
ものである。この押出機２の先端には無機質混練材料α
を所定形状に成形するための型である口金３が装置さ
れ、例えば（ａ）図における押出成形装置１では第３図
（ａ）〜（ｅ）に示すような断面の押出成形帯Ａを成形
するものであり、また（ｂ）図に示す押出成形装置１で
は第４図（ａ）〜（ｊ）に示すような断面の押出成形帯
Ａを成形するものである。なお、（ｂ）図において４は
中子を示しており、この中子４によって押出成形帯Ａに
中空部ａを形成することになる。５は型押材であり油
圧、空圧シリンダ、モータ等からなる昇降装置６の先端
に装着されているものであり、押出成形帯Ａの切断位置
に第５図（ａ）〜（ｄ）に示すように三角形状、台形状
等の溝Ｂを形成するものである。なお、第５図（ａ）〜
（ｄ）において切断位置を点線で示している。さらに説
明すると型押材５は押出成形帯Ａの押出方向に対して直
交するように配置され、押出直後のまだ変形可能な状態
の時に押出成形帯Ａの少なくとも化粧面となる部分に溝
Ｂを成形するものである。このため、押出成形帯Ａは切
断されると、第２図（ａ）、（ｂ）に示すように切断面
に面取り面ｂが形成されることになる。なお、第１図
（ｂ）のように中空部ａを形成する押出成形装置１にお
いては、中空部ａが断続的にならないように溝Ｂを成形
することが好ましいものである。これは押出成形帯Ａの
乾燥、焼成、あるいは養生における中空部ａの利点を損
なわないようにするためである。また７はメジャーリン
グロールであり、押出成形帯Ａの切断位置の検出と、型
押材５に対するバックアップとして機能するものであ
る。もちろん、切断位置の検出にあたってはメジャーリ
ングロール７以外にもセンサー等を用いて行うことも可
能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る押出成形装置によれば、
切断面に面取り面を有する押出成形体を形成することが
できる。また、面取り面となる溝の形成を押し出し直後
の変形可能な押出成形帯に対して行うため、大きな力を
必要とせず、エネルギーコストの増加を低下し、かつ簡
易な構成となる。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第１図（ａ）、（ｂ）は本発明に係る押出成形装置の代
表的一実施例を示す説明図、第２図（ａ）、（ｂ）、第
３図（ａ）〜（ｅ）、第４図（ａ）〜（ｊ）は上記押出
成形装置によって成形される押出成形帯、押出成形体の
例を示す説明図、第５図（ａ）〜（ｄ）は溝を説明する
説明図である。１ ……押出成形装置、２……押出機、５……型押材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】無機質混練材料を押出成形する押出成形装
    置において、該押出機の口金出口部に押出方向と直交
    し、かつ上下動する型押材を有し、押出成形帯の切断位
    置で該型押材によって溝を形成することを特徴とする押
    出成形装置。
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