JPS597050Y2 - 無機質混練物の押出成型装置における成型金型 - Google Patents

無機質混練物の押出成型装置における成型金型

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JPS597050Y2
JPS597050Y2 JP2935680U JP2935680U JPS597050Y2 JP S597050 Y2 JPS597050 Y2 JP S597050Y2 JP 2935680 U JP2935680 U JP 2935680U JP 2935680 U JP2935680 U JP 2935680U JP S597050 Y2 JPS597050 Y2 JP S597050Y2
Authority
JP
Japan
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land portion
endless belt
mold
extrusion
discharge port
Prior art date
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Expired
Application number
JP2935680U
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JPS56130810U (ja
Inventor
治 石本
孝夫 中川
理 中村
隆徳 白浜
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無機質混線物の押出或形装置における或形金
型に関する。
従来、セメント等の無機質原料を、細骨材、補強繊維及
び必要な水と混練し、これを押出装置より或形金型を経
て押し出し、戊形することが広く行われているが、無機
質混練物は合或樹脂混練物に比し流動抵抗が大きく、従
って或形速度を速めるために吐出量を増加させようとし
ても、一定の限度があり、生産性の向上を図るのが困難
であった。
即ち、或形金型よりの原料の吐出量を多くするためには
押出機の材料の送り出し量を多くするか、又は戒形金型
のランド部分の長さを短くして抵抗を少なくすることが
考えられるが、前者の場合にあっては、送り出し量の増
大に伴って、材料の摩擦抵抗が級数的に増大するため、
馬力損失が増加し、また、摩擦による昇温、押出速度の
脈動など、或形精度に悪影響を及ぼす現象が生じ、また
、後者の場合、戊形性が不安定となり、均一な形状を有
するものを或形し難くなるといった欠点を有していた。
この考案は上記欠点に鑑み、戒形に必要なランド部分の
十分な長さを有しているもかかわらず、吐出量の増大、
押出速度の安定化を実現出来る無機質混練物の押出或形
装置における戊形金型を提供することを目的としてなさ
れたものであって、或形金型のランド部内面における少
なくとも互に対向する面に、前記或形金型外面より吐出
口方向に傾斜してスリット溝が夫々開口され、該夫々の
スリット溝を貫通して吐出口方向へ向い前記ランド部内
面に沿って無端ベルトが対面配置されてお、前記スリッ
ト溝のランド部への開口縁より吐出口へ至る前記ランド
部内面が、前記無端ベルトの肉厚に相当する厚さだけ切
り欠かれ、かつ、前記スリット溝のランド部への開口縁
には前記無端ベルトの案内ロールが設けられ、前記無端
ベルトは、押出速度と同期した速度で駆動可能に構或さ
れたことを特徴とするものである。
次に、この考案を実施例により説明する。
図面はこの考案の実施例の断面図である。
この考案の無機質混練物の押出或形装置における戊形金
型1は、混練押出装置(図示せず)に接続される口金部
2よりテーパ状に細くされて、或形品の外形形状を整え
るランド部3における内面に、戊形金型1外部より軸線
方向4Aが金型1の吐出方向(矢印P)に傾斜するスリ
ット溝4が穿設され、このスリット溝4を貫通して無端
ベルト5が吐出口6方向へランド部3内面に沿って装架
されており、このランド部3内面のスリット溝4の開口
縁より吐出口6へ至る内面3Aが前記無端ベルト5の肉
厚Sに相当する厚さだけ切り欠かれ、かつ、スリット溝
4のランド部切り欠き内面3Aへの開口縁には無端ベル
ト5の案内ロール7が設けられ、かつ、押出速度と同期
して帯動可能なよう、無端ベルト5の他のガイドローラ
7Aが駆動装置Mに連動されている。
そして、上記無端ベルト5はランド部内面における少な
くとも互に対面する一対の面に沿って設けられている。
上記実施例は、板状体を押出或形する場合の戒形金型の
場合を示したが、断面形状が柱状体をなす場合の或形金
型にあっては、無端ベルト5をランド部内面の上下面の
みならず、左右面内面に配置する構成とされる。
次に、この考案の実施例の作動について説明する。
無機質混線物の押出開始と同時に、無端ベルト5,5を
材料の押出速度に同期させて帯動駆動する。
従って、ランド部まで押し出された材料は、無端ベルト
5,5と共に吐出方向へと移動するが、このとき、戒形
ダイランド部3内では、無端ベルト5が切り欠き内面3
Aに沿うので、ランド部内面が全体として均一平面とな
ること、及び無端ベルト5のランド部3内への進入部が
案内ローラ7により案内されているので、無端ベルト5
自体の移動もスムースであり、これらより、押出抵抗が
著るしく減少するのである。
また、このとき、材料は、ランド部3内において、順次
吐出方向へ向う層流とされているから、スリット溝4内
に逆流して浸入することはない。
この考案は以上のように構或されているから、無機質混
線物を押出戒型する場合必要とされる十分な長さのラン
ド部を有していても、この間における摩擦は無端ベルト
5によりほとんど零とされ、従って、押出速度を馬力損
失なく、かつ、押出時の脈動を生じさせることなく、向
上させることができ、さらには無端ベルト5の表面に凹
凸を設けることにより押出方向に沿って連続しない不規
則な凹凸模様も同時に付することかできるなど種々の実
用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を断面図を示すものである。 1・・・・・・無機質混線物の押出戒形装置における威
形金型、3・・・・・・ランド部、3A・・・・・・切
り欠き内面、4・・・・・・スリット溝、5・・・・・
・無端ベルト、6・・・・・・吐出口、7・・・・・・
案内ロール、7A・・・・・・ガ゛イトロール、S・・
・・・・肉厚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戒形金型のランド部内面における少なくとも互に対向す
    る面に、前記或形金型外面より吐出口方向に傾斜してス
    リット溝が夫々開口され、該夫々のスリット溝を貫通し
    て吐出口方向へ向い前記ランド部内面に沿って無端ベル
    トが対面配置されており、前記スリット溝のランド部へ
    の開口縁より吐出口へ至る前記ランド部内面が、前記無
    端ベルトの肉厚に相当する厚さだけ切り欠かれ、かつ、
    前記スリット溝のランド部への開口縁には、前記無端ベ
    ルトの案内ロールが設けられ、前記無端ベルトは、押出
    速度と同期した速度で駆動可能に構或されたことを特徴
    とする無機質混線物の押出戒形装置における或形金型。
JP2935680U 1980-03-05 1980-03-05 無機質混練物の押出成型装置における成型金型 Expired JPS597050Y2 (ja)

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JPS56130810U JPS56130810U (ja) 1981-10-05
JPS597050Y2 true JPS597050Y2 (ja) 1984-03-05

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