JPH08281626A - セメント成形体の製造方法 - Google Patents
セメント成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPH08281626A JPH08281626A JP9380595A JP9380595A JPH08281626A JP H08281626 A JPH08281626 A JP H08281626A JP 9380595 A JP9380595 A JP 9380595A JP 9380595 A JP9380595 A JP 9380595A JP H08281626 A JPH08281626 A JP H08281626A
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- Japan
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- molded product
- molding
- cement
- endless belt
- cutting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押出成形された成形物の切断を、簡易な方法
にて精度よく容易に行うことのできるセメント成形体の
製造方法を提供する。 【構成】 加水混練したセメント配合物を押出機1より
押出成形し、押出成形された成形物2をベルトコンベヤ
3で切断装置4に移送する。移送された成形物2は、無
端ベルト41の外周に等間隔で配設された切断刃42に
当接してこれを押動し、従って無端ベルト41も成形物
2に連動して回動し、成形物2には新たな切断刃42が
入り込み、成形物2が所定寸法に切断される。
にて精度よく容易に行うことのできるセメント成形体の
製造方法を提供する。 【構成】 加水混練したセメント配合物を押出機1より
押出成形し、押出成形された成形物2をベルトコンベヤ
3で切断装置4に移送する。移送された成形物2は、無
端ベルト41の外周に等間隔で配設された切断刃42に
当接してこれを押動し、従って無端ベルト41も成形物
2に連動して回動し、成形物2には新たな切断刃42が
入り込み、成形物2が所定寸法に切断される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント成形体の製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セメントと水とを含む成形材料を用いて
得たセメント成形体は、古くから種々の構造体に好適に
使用されている。このようなセメント成形体を製造する
には、押出成形法が生産の面で優れており、押出成形さ
れた未硬化の板状の成形物を所定の寸法に切断し、切断
された成形物を養生させて目的のセメント成形体を製造
することが広く行われている。
得たセメント成形体は、古くから種々の構造体に好適に
使用されている。このようなセメント成形体を製造する
には、押出成形法が生産の面で優れており、押出成形さ
れた未硬化の板状の成形物を所定の寸法に切断し、切断
された成形物を養生させて目的のセメント成形体を製造
することが広く行われている。
【0003】従来のセメント成形体の製造方法における
成形物の切断方法は、図2に示すように、押出機10よ
り押出成形された成形物20を移送するベルトコンベヤ
30に付設した回転計60により成形物の長さを測定
し、ベルトコンベヤ30の移送先に設置した切断装置5
0にて所定の長さに切断するか、例えば、特開平4−3
61006号公報に記載されているように、押出成形後
の成形物に意匠の凹凸模様を形成する際に、凹凸模様と
は別の凹模様を形成し、この凹模様の位置をセンサーで
検知して、バキュームパッドにより成形物を位置調整
し、切断装置にて切断する方法がある。
成形物の切断方法は、図2に示すように、押出機10よ
り押出成形された成形物20を移送するベルトコンベヤ
30に付設した回転計60により成形物の長さを測定
し、ベルトコンベヤ30の移送先に設置した切断装置5
0にて所定の長さに切断するか、例えば、特開平4−3
61006号公報に記載されているように、押出成形後
の成形物に意匠の凹凸模様を形成する際に、凹凸模様と
は別の凹模様を形成し、この凹模様の位置をセンサーで
検知して、バキュームパッドにより成形物を位置調整
し、切断装置にて切断する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のセメント成形体の製造方法においては、成形物20
をベルトコンベヤ30で移送するとき、ベルトコンベヤ
30の振動や蛇行などにより切断位置がずれたり、押出
速度の変化により成形物20とベルトコンベヤ30との
間で滑りが発生して同様に切断位置がずれてしまう問題
があった。
来のセメント成形体の製造方法においては、成形物20
をベルトコンベヤ30で移送するとき、ベルトコンベヤ
30の振動や蛇行などにより切断位置がずれたり、押出
速度の変化により成形物20とベルトコンベヤ30との
間で滑りが発生して同様に切断位置がずれてしまう問題
があった。
【0005】また、上記の特開平4−361006号公
報に記載の、成形物に形成した凹模様をセンサーで検知
してバキュームパッドにより位置調整する方法では、セ
ンサー等による検知装置が必要で製造装置の構成が複雑
になり、また、バキュームパッドにより成形物の形くず
れが発生したり、凹凸模様のない平板の場合には適用し
にくい問題があった。本発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、押出
成形された成形物の切断を、簡易な方法にて精度よく容
易に行うことのできるセメント成形体の製造方法を提供
することにある。
報に記載の、成形物に形成した凹模様をセンサーで検知
してバキュームパッドにより位置調整する方法では、セ
ンサー等による検知装置が必要で製造装置の構成が複雑
になり、また、バキュームパッドにより成形物の形くず
れが発生したり、凹凸模様のない平板の場合には適用し
にくい問題があった。本発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、押出
成形された成形物の切断を、簡易な方法にて精度よく容
易に行うことのできるセメント成形体の製造方法を提供
することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるセメント成形体の製造方法は、加水
混練したセメント配合物を押出成形し、押出成形された
成形物を、該成形物に連動して回動する無端ベルトの外
周に所定間隔で配設された切断刃により切断する。
に、本発明におけるセメント成形体の製造方法は、加水
混練したセメント配合物を押出成形し、押出成形された
成形物を、該成形物に連動して回動する無端ベルトの外
周に所定間隔で配設された切断刃により切断する。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のセメント成形
体の製造方法においては、成形物に連動して無端ベルト
が回動し、無端ベルトに配設された切断刃により成形物
が切断されるので、成形物は切断刃の配設間隔の寸法に
切断される。
体の製造方法においては、成形物に連動して無端ベルト
が回動し、無端ベルトに配設された切断刃により成形物
が切断されるので、成形物は切断刃の配設間隔の寸法に
切断される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は本発明のセメント成形体の製造方法
にかかる製造装置の一例を示す概略説明図である。図1
において、1は押出機、2は成形物、3はベルトコンベ
ヤ、4は切断装置である。切断装置4は、無端ベルト4
1、切断刃42、回転体43より構成されている。
にかかる製造装置の一例を示す概略説明図である。図1
において、1は押出機、2は成形物、3はベルトコンベ
ヤ、4は切断装置である。切断装置4は、無端ベルト4
1、切断刃42、回転体43より構成されている。
【0010】無端ベルト41は、回動自在な2つの回転
体43に懸けられ、その一直線部41aは成形物2と平
行で、成形物2と並走可能なように配置されている。無
端ベルト41の外周には、複数の切断刃42が、成形物
2の切断寸法に合わせて等間隔で配設されており、無端
ベルト41の一直線部41aには、複数の切断刃42が
成形物2と対向するようになっている。
体43に懸けられ、その一直線部41aは成形物2と平
行で、成形物2と並走可能なように配置されている。無
端ベルト41の外周には、複数の切断刃42が、成形物
2の切断寸法に合わせて等間隔で配設されており、無端
ベルト41の一直線部41aには、複数の切断刃42が
成形物2と対向するようになっている。
【0011】次に、上記製造装置によるセメント成形体
の製造方法について説明する。加水混練したセメント配
合物を押出機1より押出成形し、押出成形された成形物
2をベルトコンベヤ3で切断装置4に移送する。移送さ
れた成形物2は、無端ベルト41の一直線部41aの切
断刃42に当接し、これを成形物2の移送方向に押動す
る。従って無端ベルト41も成形物2の移送方向に連動
して回動し、成形物2には一直線部41aの切断刃42
以外の新たな切断刃42が入り込み、成形物2が切断さ
れる。この切断刃42も成形物2に移送に従って押動さ
れ、同様に無端ベルト41が連続して回動し、また新た
な切断刃42が成形物2に入り込んで成形物2を切断す
る。
の製造方法について説明する。加水混練したセメント配
合物を押出機1より押出成形し、押出成形された成形物
2をベルトコンベヤ3で切断装置4に移送する。移送さ
れた成形物2は、無端ベルト41の一直線部41aの切
断刃42に当接し、これを成形物2の移送方向に押動す
る。従って無端ベルト41も成形物2の移送方向に連動
して回動し、成形物2には一直線部41aの切断刃42
以外の新たな切断刃42が入り込み、成形物2が切断さ
れる。この切断刃42も成形物2に移送に従って押動さ
れ、同様に無端ベルト41が連続して回動し、また新た
な切断刃42が成形物2に入り込んで成形物2を切断す
る。
【0012】これを繰り返すことにより、無端ベルト4
1が連続して回動し、成形物2は継続して所定の長さに
切断される。この切断された成形物2を図示されていな
い養生装置にて養生してセメント成形体を得る。
1が連続して回動し、成形物2は継続して所定の長さに
切断される。この切断された成形物2を図示されていな
い養生装置にて養生してセメント成形体を得る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加水混練したセメント配合物を押出成形し、押出成形さ
れた成形物を、該成形物に連動して回動する無端ベルト
の外周に所定間隔で配設された切断刃により切断するよ
うに構成したので、押出成形された成形物の切断を、簡
易な方法にて精度よく容易に行うことのできる効果を奏
する。
加水混練したセメント配合物を押出成形し、押出成形さ
れた成形物を、該成形物に連動して回動する無端ベルト
の外周に所定間隔で配設された切断刃により切断するよ
うに構成したので、押出成形された成形物の切断を、簡
易な方法にて精度よく容易に行うことのできる効果を奏
する。
【図1】実施例における本発明のセメント成形体の製造
方法の一例を示す概略説明図である。
方法の一例を示す概略説明図である。
【図2】従来のセメント成形体の製造方法の一例を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
1 押出機 2 成形物 3 ベルトコンベヤ 4 切断装置 41 無端ベルト 42 切断刃 43 回転体 10 押出機 20 成形物 30 ベルトコンベヤ 50 切断装置 60 回転計
Claims (1)
- 【請求項1】 加水混練したセメント配合物を押出成形
し、押出成形された成形物を、該成形物に連動して回動
する無端ベルトの外周に所定間隔で配設された切断刃に
より切断することを特徴とするセメント成形体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9380595A JPH08281626A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | セメント成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9380595A JPH08281626A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | セメント成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08281626A true JPH08281626A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14092630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9380595A Pending JPH08281626A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | セメント成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08281626A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016500592A (ja) * | 2012-10-24 | 2016-01-14 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | スラリー分配器、システムおよびその使用方法 |
US9909718B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-03-06 | United States Gypsum Company | Multiple-leg discharge boot for slurry distribution |
US9999989B2 (en) | 2010-12-30 | 2018-06-19 | United States Gypsum Company | Slurry distributor with a profiling mechanism, system, and method for using same |
US10052793B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-08-21 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system, and method for using same |
US10059033B2 (en) | 2014-02-18 | 2018-08-28 | United States Gypsum Company | Cementitious slurry mixing and dispensing system with pulser assembly and method for using same |
US10076853B2 (en) | 2010-12-30 | 2018-09-18 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system, and method for using same |
US10239230B2 (en) | 2010-12-30 | 2019-03-26 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system and method for using same |
US10245611B2 (en) | 2010-12-30 | 2019-04-02 | United States Gypsum Company | Slurry distribution system and method |
US10293522B2 (en) | 2011-10-24 | 2019-05-21 | United States Gypsum Company | Multi-piece mold and method of making slurry distributor |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP9380595A patent/JPH08281626A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9999989B2 (en) | 2010-12-30 | 2018-06-19 | United States Gypsum Company | Slurry distributor with a profiling mechanism, system, and method for using same |
US10076853B2 (en) | 2010-12-30 | 2018-09-18 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system, and method for using same |
US10239230B2 (en) | 2010-12-30 | 2019-03-26 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system and method for using same |
US10245611B2 (en) | 2010-12-30 | 2019-04-02 | United States Gypsum Company | Slurry distribution system and method |
US9909718B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-03-06 | United States Gypsum Company | Multiple-leg discharge boot for slurry distribution |
US10052793B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-08-21 | United States Gypsum Company | Slurry distributor, system, and method for using same |
US10286572B2 (en) | 2011-10-24 | 2019-05-14 | United States Gypsum Company | Flow splitter for slurry distribution system |
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JP2016500592A (ja) * | 2012-10-24 | 2016-01-14 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | スラリー分配器、システムおよびその使用方法 |
US10059033B2 (en) | 2014-02-18 | 2018-08-28 | United States Gypsum Company | Cementitious slurry mixing and dispensing system with pulser assembly and method for using same |
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