JP2683250B2 - 押出成形装置 - Google Patents

押出成形装置

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JP2683250B2 JP63177881A JP17788188A JP2683250B2 JP 2683250 B2 JP2683250 B2 JP 2683250B2 JP 63177881 A JP63177881 A JP 63177881A JP 17788188 A JP17788188 A JP 17788188A JP 2683250 B2 JP2683250 B2 JP 2683250B2
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隆一 高橋
聖一 富田
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粘土材料、セメント系材料等の無機質混練
材料を押出成形し、その後任意パターンの凹模様を施す
押出成形装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、粘土材料、セメント系材料等の無機質混練材料
を用いて押出成形し、建築材料等を製造することが行わ
れている。この場合、押出成形帯に凹凸模様を付加する
には成型ダイス内面に凹凸部を設け、この凹凸部により
押出成形帯に凹凸模様を付することが行われていた。し
かしながら、このような装置では、凹凸模様はすべて押
出方向に一致する方向に連続した凹凸模様となり、スタ
ッコ模様、キャスト模様、クレータ模様等任意パターン
の模様を付することは不可能であった。このため成型ダ
イスの出口側に隣接して凹凸模様メーキングロールを設
け、押出成形帯表面に押し当てて凹凸模様を付加した
り、特公昭58−35847号公報のように凹凸模様を有する
エンドレスの帯状体を成型ダイス内に一部露出させて凹
凸模様を付加することも行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、これらの場合、押出成形帯に付加され
る凹凸模様は、凹凸模様メーキングロールの外周、帯状
体の長さによってその繰り返しピッチが決定されてしま
い、自由度が低い不利があった。また凹凸模様を変更す
る際は凹凸模様メーキングロールの交換、帯状体の交換
を伴うのであり、大掛かりとなる不利があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような点に鑑み、成型ダイスの出口に、
押出成形帯に対して垂直、あるいは傾斜した押出棒を複
数本、押出成形帯の幅方向に少なくとも1条配列し、こ
の押圧棒の1本1本が独立して上下のピストン運動を行
うことのできるようにした凹凸模様加工機を配置し、押
圧棒の下降によって押出成形帯に点状あるいは線状の凹
みを形成し、この凹みの集合として任意形状の凹模様を
形成することにより任意模様を押出成形帯に形成するこ
とのできる押出成形装置を提案するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る押出成形装置の一実
施例について詳細に説明する。第1図は上記押出成形装
を示す説明図であり、図においてαは無機質混練材
料で、例えば陶石、長石、カオリナイト、ハロサイト、
メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、信楽粘土などを
打ち砕き、水を加えて練り上げた粘土材料、あるいはセ
メント系材料、もしくはこれらに石綿、岩綿等の鉱物繊
維、炭素繊維、スチール繊維、有機繊維、ガラス繊維、
木片チップ、シャモット、ビーズ等の骨材を混入したも
のである。は押出機で、例えば真空土練機、一軸、二
軸押出成形機であり、無機質混練材料αを混練し、圧力
をかけることによって押出成形を行うものである。この
押出機の先端には無機質混練材料αを所定形状にする
ための型である成型ダイス3が装着され、例えば第2図
(a)〜(n)、あるいは第3図(a)〜(j)に示す
ような断面の押出成形帯Aとして押し出すものである。
は凹凸模様加工機で、成型ダイス3の出口面に隣接し
て配設したものであり、押出成形帯Aに凹凸模様を付加
するものである。この構成は、押出成形帯Aに対し垂直
あるいは傾斜した押圧棒5を複数本、押出成形帯Aの幅
方向に少なくとも1条以上配列すると共に、この押圧棒
5それぞれに対し、独立的に上下動するようにした駆動
部6と、この駆動部6を制御する制御部7からなるもの
である。さらに説明を加えると、凹凸模様加工機は押
圧棒5をエアシリンダ、油圧シリンダ、電磁石、モータ
等からなる駆動部6によって上下動させることにより、
押出成形帯Aに点状、線状に凹みを形成し、これらの集
合体として凹模様を形成するものである。換言すれば、
凹模様を点と線の集合体としてとらえ、これを押圧棒5
によって形成するものである。この押圧棒5の動作は制
御部7によって制御されるものである。すなわち制御部
7には予め設定された凹凸模様をデータ化し記憶し、こ
のデータに基づいて押圧棒5の上下動の速度、ストロー
ク長を制御するものである。なお、押圧棒5の配列は第
4図(a)〜(c)に示すように配することができ、特
に(b)、(c)図のように千鳥状に配列することによ
って緻密な模様を形成することができるものである。さ
らに説明を加えると、凹凸模様加工機によって形成さ
れる模様は制御部7に設定されているデータによって決
まるため、模様のピッチを任意に設定することができ、
かつ、このデータの交換のみで、同一押出成形装置
用いて各種凹凸模様を現出することができることとな
る。また押圧棒5は金属製、プラスチック等の棒状のも
の、あるいはワイヤー状のもの等で断面形状は円形、四
角形、三角形等任意であり、長さ方向に荷重をかけて上
下動させることにより、押出成形帯Aに凹みを形成する
ものである。また押圧棒5は太さを小さくするか、ある
いは上下動のスピードを速く行うことによって押出方向
に対する抵抗を小さくすることができ、押出成形帯Aの
変形なく押出成形を行うことができるものである。さら
に、第6図に拡大して示すように押圧棒5の先端に弾性
体からなるシート状、マット状の中間体10を配し、押圧
棒5に無機質混練材料αの付着防止、および押圧棒5に
よる凹みの曲面化を図るものである。
以上説明したのは本発明に係る押出成形装置の一実
施例にすぎず、第1図に点線で示すように押出成形帯A
の長さを測定するメジャーリングロール等の測長部8を
形成し、この測長部8のデータを制御部7に転送するこ
とで凹凸模様の補正、およびピッチを決定することもで
きる。また第5図は凹凸模様加工機を成型ダイス3と
分離させた押出成形装置でありこの場合凹凸模様加工
の下部にバックアップロール9、あるいはバックア
ップ用台、ベルト等を配置する必要がある。勿論、バッ
クアップロール9等は押出成形帯Aの搬送機構(図示せ
ず)と兼ねることも可能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る押出成形装置によれば、
押出方向と関係なく凹凸模様を形成することができ
る。押圧棒の1本1本が独立して上下のピストン運動を
行い、凹凸模様を点と線の集合して形成するため、任意
形状の凹凸模様を形成することができる。凹凸模様の
パターンのピッチを自由に変化させることができる。
制御部のデータの交換により、同一装置で各種模様を現
出することができる。押圧棒の先端に弾性体からなる
シート状、マット状の中間体を配したので、押圧棒に無
機質混練材料の付着防止、および押圧棒による凹みの曲
面化を図ることができる。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る押出成形装置の代表的一実施例を
示す説明図、第2図(a)〜(n)、第3図(a)〜
(j)は上記押出成形装置により押し出された押出成形
帯の例を示す説明図、第4図(a)〜(c)は押圧棒の
配列例を示す説明図、第5図、第6図はその他の実施例
を示す説明図である。 ……押出成形装置、……押出機、……凹凸模様加
工機、5……押圧棒。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機質混練材料を連続して押出成形し、こ
    の押出成形帯に凹凸模様を付加する押出成形装置におい
    て、押出機の成型ダイスの出口に、複数本の押圧棒を弾
    性体からなるシート状、マット状の中間体を介して押出
    成形帯の幅方向に1条、あるいは複数条、押出成形帯に
    対して垂直、あるいは傾斜して配列し、該複数の押圧棒
    1本1本がそれぞれ独立した上下動を行う凹凸模様加工
    機を形成したことを特徴とする押出成形装置。
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JPS61211106A (ja) * 1985-03-15 1986-09-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のタイヤ
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