JP2842605B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP2842605B2
JP2842605B2 JP1043588A JP4358889A JP2842605B2 JP 2842605 B2 JP2842605 B2 JP 2842605B2 JP 1043588 A JP1043588 A JP 1043588A JP 4358889 A JP4358889 A JP 4358889A JP 2842605 B2 JP2842605 B2 JP 2842605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
output
message
memory
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1043588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02222367A (ja
Inventor
昭広 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1043588A priority Critical patent/JP2842605B2/ja
Publication of JPH02222367A publication Critical patent/JPH02222367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842605B2 publication Critical patent/JP2842605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置に関し、特に、画像メモリ
を備えたファクシミリ装置に関する。
(従来の技術) 近時、ファクシミリ装置はその普及に伴ってその機能
が向上されてきており、大容量の画像メモリ、特に、ハ
ードディクス装置等の外部メモリを備えたファクシミリ
装置が出現している。
このような画像メモリを備えたファクシミリ装置につ
いては、従来、その画像メモリの有効利用を図るための
種々の提案がなされている。例えば、特開昭61−29261
号公報や特開昭61−29262号公報に記載されたファクシ
ミリ装置では、受信時、記録手段が記録可能状態になく
ても電文を受信して画像メモリに蓄積し、記録手段が記
録可能状態となると、画像メモリより読み出して記録出
力する。この場合、記録出力に際して画像メモリより読
み出された受信電文は画像メモリから消去される。ま
た、特開昭60−79862号公報に記載されたファクシミリ
装置では、受信時、画像メモリに受信電文を蓄積し、画
像メモリに蓄積した受信電文をモニターして記録出力を
選択すると、該受信電文を記録手段により記録出力す
る。この場合、記録出力すると、画像メモリ内の受信電
文は消去され、また、記録出力を不必要と判断したとき
も消去される。さらに、特開昭60−112369号公報に記載
されたファクシミリ装置では、受信時、受信電文を全て
画像メモリに蓄積して電話回線を開放した後、記録手段
で記録出力し、通信時間の短縮を図っている。この場合
も、記録手段で記録出力すると、画像メモリ内の受信電
文を消去している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のファクシミリ装置に
あっては、受信時、受信電文を一旦画像メモリに蓄積す
るが、画像メモリに蓄積した電文を記録紙に記録出力す
ると、画像メモリ内の電文を消去していた。したがっ
て、受信電文をファイル管理して、後刻有効利用しよう
としても、画像メモリ内の受信電文は消去されており、
有効利用できないという不具合があった。
(発明の目的) そこで、本発明は、受信電文を画像メモリに蓄積し、
記録出力しても所定時期まで消去せずに蓄積しておくこ
とにより、受信電文を画像メモリ内でファイル管理でき
るようにして、受信電文を有効に利用することを目的と
している。
(発明の構成) 請求項1に係る発明は、上記の目的を達成するため、
所定の通信制御手順に従ってファクシミリ通信する通信
制御部と、通信電文の画情報を蓄積する画像メモリと、
画像メモリからの画情報に基づいて通信電文の画像を可
視出力する画像出力手段とを備えたファクシミリ装置に
おいて、前記画像出力手段により可視出力した画像のデ
ータを前記画像メモリに蓄積しておくとともに、新たな
通信電文が発生した際に前記画像メモリにメモリ領域の
空きが有るか否かを判別し、該メモリ領域の空きがない
と判別された場合には前記画像出力手段により可視出力
された画像があるか否か判別し、可視出力された画像が
ある場合には該可視出力済みの画像の画情報を消去して
前記新たな通信電文の画情報を蓄積することを特徴とす
る。
また、請求項2に係る発明は、上記の目的を達成する
ため、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記画像出
力手段が、前記通信電文の画像を記録紙に出力すること
を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の目的を達成する
ため、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記
画像メモリに蓄積された画情報のうち最も古い可視出力
済みの画情報を消去することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の目的を達成する
ため、請求項1、2又は3に記載の発明の構成に加え、
前記メモリ領域の空きがなく、かつ、前記画像メモリに
蓄積された画情報のうち前記画像出力手段により画像と
して出力された画情報がないとき、前記通信制御部が通
信エラーコードを発生することを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図はファクシミリ装置1のブロック図であり、フ
ァクシミリ装置1は、制御部2、通信制御部3、オペポ
ート部4、メモリ部5、外部記憶装置(画像メモリ)
6、スキャナ部7、プロッタ部(記録手段)8、画像変
倍部(画像変倍手段)9、圧縮・再生部10およびキャラ
クタージェネレータ部11等を備えている。ファクシミリ
装置1の各部はバス12により接続されている。
制御部2はプログラムの格納されるROM(Read Only M
emory)やワークエリアの形成されるRAM(Random Acces
s Memory)等を備え、ROM内にはファクシミリ装置1と
しての基本プログラムや本発明の受信電文管理プログラ
ムを格納している。制御部2はROM内のプログラムに従
ってファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ
装置1としてのシーケンスを実行するとともに、本発明
の受信電文管理処理を実行する。
通信制御部3には回線L、例えば公衆電話回線が接続
されており、通信制御部3は回線Lへの発呼、着呼処理
および相手ファクシミリ装置1との間で制御信号の交換
を行ってファクシミリ通信手順を実行する。
オペポート部4は各種コマンドの入力されるキーおよ
び入力コマンドやファクシミリ装置1からオペレータへ
伝達するメッセージを表示する表示部等を備えており、
オペポート部4のキーとしては、後述する受信電文の管
理処理に関するコマンドを設定するキーも設けられてい
る。
メモリ部5は受信電文や送信電文等を一時記憶するメ
モリである。
外部記憶装置6としては、例えばハードディクス装
置、光ディスク装置等が用いられており、外部記憶装置
6は受信電文や送信電文を蓄積する。外部記憶装置6は
後述する圧縮・再生部10で圧縮処理された電文を蓄積
し、各電文毎に制御部2によりファイル管理されてい
る。すなわち、外部記憶装置6は電文を蓄積するメモリ
容量として所定容量、例えば16Mバイト有しており、第
2図のメモリ領域制御イメージ図に矢印で示すように、
原則として蓄積順にアドレスOHよりFFFFFFHまでの間で
領域指定して蓄積する。外部記憶装置6のメモリ領域限
界まで蓄積すると、原則として先頭アドレスに戻って順
次上書きする。また、外部記憶装置6には管理データ領
域が設けられており、第3図に示すような電文管理テー
ブル、ページ管理テーブルおよび画情報格納テーブルが
格納される。電文管理テーブルにはモード種別(送信電
文か受信電文かの種別)、サブモード種別(受信電文が
記録出力済か未記録出力からの種別)および1ページ目
のページ管理テーブルのアドレス等が格納され、ページ
管理テーブルには次ページのページ管理テーブルのアド
レスあるいは最終ページである旨の表示や画情報格納テ
ーブルのアドレス等が格納される。画情報格納テーブル
には該テーブルの使用状態(未使用か使用中かの表
示)、次ページの有無表示(NEXT又はEND)等が格納さ
れ、画情報格納テーブルに続いて画情報格納領域(16K
バイト)が確保されている。また、第3図には図示して
いないが、電文管理テーブルには受信電文の送信相手先
や受信日時等の項目が設けられており、電文はこれら各
項目により電文毎に管理されている。
スキャナ部7としては、例えば、CCD(Charge Couple
d Device)を利用したラインスキャナが用いられてお
り、スキャナ部7は1ライン毎に原稿を読み取って画像
データとして出力する。
プロッタ部8としては、例えば、サーマル素子を利用
したサーマル記録装置が用いられており、プロッタ部8
は感熱記録紙に直接あるいはインクシートを介して間接
的に普通記録紙に記録する。
画像変倍部9は電文を縮小・拡大するものである。
圧縮・再生部10は所定の符号化方式、例えばMH方式
(Modified Huffman方式)やMR方式(Modified READ方
式)さらにはM2R方式等により符号化(圧縮)し、ま
た、符号化された画像データを復号化する。
キャラクタージェネレータ部11はキャラクタパターン
を記憶し、オペポート部4の表示部に文字や記号等を表
示するとともに、プロッタ部8で記録紙に通信日時や相
手先名称等を記録させる。
次に、作用を説明する。
本発明は、外部記憶装置6内に蓄積した受信電文をプ
ロッタ部8で記録出力しても所定時期まで消去せず、外
部記憶装置6内に蓄積して必要に応じて読み出すことが
できるようにしたところにその特徴がある。以下、この
受信電文管理処理について第4図のフローチャートに基
づいて説明する。
ファクシミリ装置1は時刻指定送信用の電文や受信電
文を外部記憶装置6に蓄積し、必要に応じて外部記憶装
置6より読み出して送信し、あるいはプロッタ部8で記
録出力する。
ファクシミリ装置1はこの送信操作が行われたか、あ
るいは着呼があったかにより外部記憶装置6に蓄積する
通信電文が発生したかどうかチェックし(ステップ
P1)、外部記憶装置6に蓄積する通信電文が発生する
と、外部記憶装置6の電文管理テーブルをサーチして未
使用テーブル(未使用の電文管理テーブル)が有るかど
うかチェックする(ステップP2、P3)。未使用テーブル
が有るときにはステップP7へ進み、未使用テーブルが無
いときには、受信電文で、かつ記録出力済の電文管理テ
ーブルが有るかどうかチェックする(ステップP4)。受
信電文でかつ記録出力済の電文管理テーブルが無いとき
には、外部記憶装置6に蓄積されているどの電文も消去
することができないので、電文管理テーブル無しとの理
由によりエラーコードを発生し、その旨オペポート部4
の表示部に表示して初期状態に復帰する(ステップ
P5)。ステップP4で、受信電文で、かつ、記録出力済の
電文管理テーブルがあるときには、最も古い電文(蓄積
中の記録出力済の電文の中で最初に蓄積された電文)の
電文管理テーブルおよび第3図に示したように、この電
文管理テーブルにリンクされているページ管理テーブル
と画情報格納テーブルをイニシャライズ、すなわち、未
使用状態にする(ステップP6)。未使用状態とした電文
管理テーブルを当該受信電文用に確保する(ステップ
P7)。
次に、ページ管理テーブルをサーチして未使用テーブ
ル(未使用のページ管理テーブル)が有るかどうかチェ
ックし(ステップP8、P9)、未使用テーブルが有ると
き、例えば、既にステップP6でイニシャライズ処理した
場合等のときにはステップP13に進む(ステップP9)。
未使用テーブルが無いとき、すなわち、未使用の電文管
理テーブルは有るが未使用ページ管理テーブルが無いと
きには受信電文で、かつ、記録出力済の電文管理テーブ
ルが有るかどうかチェックし(ステップP10)、受信電
文で、かつ、記録出力済の電文管理テーブルが無いとき
には、外部記憶装置6に蓄積されているどの電文も消去
することができないので、ページ管理テーブル無しとの
理由によりエラーコードを発生し、その旨、オペポート
部4の表示部に表示して初期状態に復帰する(ステップ
P11)。ステップP10で、受信電文で、かつ、記録出力済
のページ管理テーブルが有るときには、最も古い電文の
電文管理テーブルおよび該電文管理テーブルにリンクさ
れているページ管理テーブルと画情報格納テーブルをイ
ニシャライズする(ステップP12)。未使用状態とした
ページ管理テーブルを当該受信電文用に確保する(ステ
ップP13)。
次に、画情報格納テーブルをサーチして未使用テーブ
ル(未使用の画情報格納テーブル)が有るかどうかチェ
ックし(ステップP14、P15)、未使用テーブルが有ると
き、例えば、ステップP12でイニシャライズ処理したと
き等には、ステップP19に進む(ステップP15)。未使用
テーブルが無いとき、すなわち、未使用の電文管理テー
ブルと未使用のページ管理テーブルは有るが未使用の画
情報格納テーブルが無いときには受信電文で、かつ、記
録出力済の電文管理テーブルが有るかどうかチェックし
(ステップP16)、受信電文で、かつ、記録出力済の電
文管理テーブルが無いときには、外部記憶装置6に蓄積
されているどの電文も消去することができないので、画
情報格納テーブル無しとの理由によりエラーコードを発
生し、その旨、オペポート部4の表示部に表示して初期
状態に復帰する(ステップP17)。ステップP16で、受信
電文で、かつ、記録出力済の電文管理テーブルが有ると
きには、最も古い電文の電文管理テーブルおよび該電文
管理テーブルにリンクされているページ管理テーブルと
画情報格納テーブルをイニシャライズする(ステップP
18)。未使用状態とした画情報格納テーブルを当該受信
電文用に確保する(ステップP19)。
このようにして、電文管理テーブル、ページ管理テー
ブルおよび画情報格納テーブルを確保すると、ファクシ
ミリ装置1は次の処理を行う。すなわち、受信処理ある
いは時刻指定送信処理を行い、受信した電文を外部記憶
装置6に蓄積し、あるいはスキャナ部7で読み取りを行
って送信用電文を外部記憶装置6に蓄積する。
このように、ファクシミリ装置1は蓄積用の通信電文
があると、第2図に示したように、先頭アドレスから順
次電文を格納し、外部記憶装置6内の未使用の電文管理
テーブルやページ管理テーブルあるいは画情報格納テー
ブルが無くなると、蓄積電文の中で記録出力済の受信電
文があるかチェックし、記録出力済の受信電文がある
と、最も古い記録出力済の受信電文を消去して新しい電
文を蓄積する。したがって、プロッタ部8で記録出力さ
れた受信電文も所定時期まで、すなわち、外部記憶装置
6内に蓄積された最も古い受信電文となって新たな蓄積
電文が発生するまで、外部記憶装置6内に蓄積しておく
ことができ、必要なときに、外部記憶装置6から読み出
してプロッタ部8で記録出力することができる。その結
果、受信電文を有効、かつ、適切に管理し、利用するこ
とができる。
例えば、第5図に示すように、会社が本店と複数の支
店で構成されている場合、各支店から本店にファクシミ
リ送信されてくる伝票を外部記憶装置6に蓄積してお
き、1日分、1週間分または、1ケ月分まとめて記録出
力させて管理することができる。また、第6図に示すよ
うに、組織が営業区、設計区、製造区および資料管理区
と図面管理区で構成されている場合、営業区、設計区お
よび製造区の各区から資料、図面管理区にばらばらに送
信されてきた図面や資料を外部記憶装置6に蓄積してお
き、資料、図面管理区で1週間分や1ケ月分一括して記
録出力させて見ることができる。
なお、上記実施例においては、受信電文を蓄積するの
に、画像変倍部9による変倍処理を行わず、等倍で蓄積
しているが、これに限るものではなく、必要に応じて縮
小処理して蓄積するようにしてもよい。
例えば、外部記憶装置6において、主走査方向におい
ては、画素データの間引きを、副走査方向においては、
ラインデータの間引きを行うことにより縮小処理する。
例えば、A4サイズをA5サイズに縮小処理する場合、主走
査方向においては、A4サイズでは1728dotで、A5サイズ
では1184dotであるので、15dotに対して4dotの間引きを
行って210mmを148mmに縮小処理し、副走査方向において
は、A4サイズでは2287lineで、A5サイズでは1617lineで
あるので、171lineに対して5lineの間引きを行って297m
mを210mmに縮小処理する。画像変倍部9での縮小処理の
縮小倍率はオペポート部4によりあらかじめ設定され、
例えば、A4サイズをA5サイズ、A6サイズであるいはB5サ
イズ等へ、B4サイズをB5サイズあるいはB6サイズ等へ適
宜設定することができる。このオペポート部4での縮小
処理の設定は、例えば、オペポート部4にモード設定用
のスイッチを設け、このスイッチのオン/オフにより設
定可能とすることができる。
いま、オペポート部4には受信電文の処理モードを設
定するキーとしてSW1からSW7までが設けられており、各
スイッチSW1〜SW7はそのオン/オフにより以下のように
モード設定できるものとする。
以下、変倍処理する場合の作用を第7図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
ファクシミリ装置1は待機状態においては送信操作、
着信およびシステムモード処理等の各モードの検出を行
うモニター処理を行い、いま、着信があると(ステップ
S1)、受信処理を開始し、受信電文を通信制御部3から
メモリ部5を介し圧縮・再生部10で再生する。圧縮・再
生部10で再生した受信電文はプロッタ部8へ転送し、プ
ロッタ部8で記録紙に記録する(ステップS2)。一方、
制御部2はオペポート部4のキーSW1がオンになってい
るか否かにより受信電文を外部記憶装置6へ蓄積するか
否かチェックし(ステップS3)、蓄積しない場合は受信
処理が終わると、モニター処理に戻る。ステップS3で、
外部記憶装置6に受信電文を蓄積するときには、キーSW
4がオンかオフかをチェックして受信電文全てを外部記
憶装置6へ蓄積するか、指定された宛先からの受信電文
のみを外部記憶装置6へ蓄積するかをチェックし(ステ
ップS4)、指定宛先のみ蓄積するのであれば、指定の宛
先かどうかチェックする(ステップS5)。受信電文を蓄
積する場合にはキーSW2およびキーSW3のオン/オフをチ
ェックして等倍で蓄積するか否かチェックし(ステップ
S6)、等倍で蓄積する場合には、受信電文を圧縮・再生
部10で再び所定の符号化方式、例えばM2R方式で圧縮し
てメモリ部5を介して外部記憶装置6に蓄積する(ステ
ップS7)。また、キーSW2およびキーSW3をチェックして
A4→A5あるいはB4→B5で蓄積することきには(ステップ
S8)、圧縮・再生部10で再生した受信電文を画像変倍部
9に転送し、画像変倍部9で縮小処理した後、再び圧縮
・再生部10で圧縮処理してメモリ部5を介して外部記憶
装置6に蓄積する(ステップS9)。さらに、キーSW2お
よびキーSW3をチェックしてA4→A6あるいはB4→B6で蓄
積するときには(ステップS8)、圧縮・再生部10で再生
した受信電文を画像変倍部9に転送し、画像変倍部9で
A4→A6あるいはB4→B6に縮小処理した後、再び圧縮・再
生部10で圧縮処理してメモリ部5を介して外部記憶装置
6に蓄積する(ステップS10)。
上述のように、必要に応じ外部記憶装置6に受信電文
が蓄積されると、外部記憶装置6はキーSW5からSW7によ
り設定されたモードに応じて蓄積電文の記録出力処理を
実行する。以下、この蓄積電文の記録出力処理について
第8図のフローチャートに基づいて説明する。
ファクシミリ装置1はキーSW5およびキーSW6のオン/
オフをチェックしてオペポート部4からの指示があった
ときに記録出力するのか、すなわち、ユーザーアクショ
ン出力するのか、あらかじめ設定された時期に記録出力
するのか、すなわち、単位時間出力するのかをチェック
し(ステップQ1)、ユーザーアクション出力する場合に
は、オペポート部4から出力指示があるのを待つ(ステ
ップQ2)。一方、単位時間出力する場合には、1週間毎
に記録出力するか、あるいは1ケ月毎に記録出力するか
をチェックし、各設定モードの出力時間が経過したかど
うかチェックする(ステップQ3、Q4)。上記各モードで
の出力時間になると(ステップQ2、Q3、Q4)、キーSW7
のオン/オフをチェックして受信時の日付順のみに従っ
て記録出力するのか、宛先毎で、かつ、日付順に記録出
力するのかをチェックし(ステップQ5)、日付順のみで
記録出力するときには、外部記憶装置6に蓄積した受信
電文を受信時の日付順に読み出してメモリ部5を介して
圧縮・再生部10に転送する。圧縮・再生部10で電文を再
生した後、プロッタ部8で記録出力する。また、宛先毎
で日付順に出力するときには、外部記憶装置6に蓄積し
た受信電文を宛先毎にかつ、日付順に読み出してメモリ
部5を介して圧縮・再生部10に転送し、圧縮・再生部10
で再生したプロッタ部8で記録紙に記録出力する。
このように、本実施例によれば、オペレータの選択に
より受信電文を外部記憶装置6に蓄積し、必要に応じて
記録出力させることができるので、電文を有効かつ適切
に管理し、利用することができる。
また、外部記憶装置6への蓄積に際し、選択により縮
小処理して蓄積することができ、外部記憶装置6を有効
に利用することができる。
さらに、受信時、受信電文を外部記憶装置6に蓄積す
るだけでなく、プロッタ部8で記録紙に記録出力してい
るので、電文に対する信頼性を向上させることができ
る。
なお、上記各実施例においては、外部記憶装置6を備
えたファクシミリ装置1に適用した場合について説明し
たが、これに限るものではなく、受信電文を蓄積するこ
とのできる画像メモリを備えたファクシミリ装置一般に
適用することができる。
(効果) 本発明によれば、受信電文を画像メモリに蓄積し、記
録出力しても所定時期まで消去せずに蓄積して、受信電
文を画像メモリ内でファイル管理することができ、受信
電文を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第6図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、第1図はそのファクシミリ装置のブロ
ック図、第2図はその画像メモリのメモリ領域制御イメ
ージ図、第3図はその画像メモリの電文管理テーブル、
ページ管理テーブルおよび画情報格納テーブルのフォー
マット図、第4図はその受信時の受信電文管理処理を示
すフローチャート、第5、6図はそれぞれその効果を説
明するための図である。 第7、8図は本発明のファクシミリ装置の他の実施例を
示す図であり、第7図はその受信時の処理を示すフロー
チャート、第8図はその蓄積電文の記録出力処理を示す
フローチャートである。 1……ファクシミリ装置、 2……制御部、 3……通信制御部、 4……オペポート部、 5……メモリ部、 6……外部記憶装置(画像メモリ)、 7……スキャナ部、 8……プロッタ部(記録手段)、 9……画像変倍部(画像変倍手段)、 10……圧縮・再生部、 11……キャラクタージェネレータ部、 12……バス、 SW1〜SW7……キー。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/21 H04N 1/32 H04N 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信制御手順に従ってファクシミリ
    通信する通信制御部と、通信電文の画情報を蓄積する画
    像メモリと、画像メモリからの画情報に基づいて通信電
    文の画像を可視出力する画像出力手段とを備えたファク
    シミリ装置において、 前記画像出力手段により可視出力した画像のデータを前
    記画像メモリに蓄積しておくとともに、新たな通信電文
    が発生した際に前記画像メモリにメモリ領域の空きが有
    るか否かを判別し、該メモリ領域の空きがないと判別さ
    れた場合には前記画像出力手段により可視出力された画
    像があるか否か判別し、可視出力された画像がある場合
    には該可視出力済みの画像の画情報を消去して前記新た
    な通信電文の画情報を蓄積することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】前記画像出力手段が、前記通信電文の画像
    を記録紙に出力することを特徴とする請求項1に記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記画像メモリに蓄積された画情報のうち
    最も古い可視出力済みの画情報を消去することを特徴と
    する請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記メモリ領域の空きがなく、かつ、前記
    画像メモリに蓄積された画情報のうち前記画像出力手段
    により画像として出力された画情報がないとき、前記通
    信制御部が通信エラーコードを発生することを特徴とす
    る請求項1、2又は3に記載のファクシミリ装置。
JP1043588A 1989-02-23 1989-02-23 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2842605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1043588A JP2842605B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1043588A JP2842605B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02222367A JPH02222367A (ja) 1990-09-05
JP2842605B2 true JP2842605B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=12667947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1043588A Expired - Fee Related JP2842605B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842605B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04180458A (ja) * 1990-11-15 1992-06-26 Fuji Xerox Co Ltd ファクシミリ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63233668A (ja) * 1987-03-20 1988-09-29 Canon Inc フアクシミリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02222367A (ja) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7671903B2 (en) Electronic camera apparatus and method in which data are recorded, transferred, and erased
US7804626B2 (en) Electronic imaging apparatus
JPH02268066A (ja) ファクシミリ装置
JP2842605B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3476563B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2749309B2 (ja) データ通信装置
JP3831472B2 (ja) 電子スチルカメラの消去動作制御装置
JPH07162622A (ja) ファクシミリ装置
JP2001069327A (ja) ファクシミリ装置
JP3573246B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JP2709922B2 (ja) データ処理装置のメモリ管理方法
JP3381591B2 (ja) 暗号化画像通信端末装置
JP3000766B2 (ja) 通信装置
JP2000188710A (ja) 画像通信方法、画像通信装置、及び画像通信システム
JP2969563B2 (ja) 画像情報処理装置
JPH04315356A (ja) 画像伝送装置
JP2877239B2 (ja) 画像通信装置
KR100503073B1 (ko) 외장 메모리를 이용한 팩스 송신 데이터 처리 방법 및 그장치
JPH04137868A (ja) 電子スチル・カメラ
JP3535692B2 (ja) データ通信システム
JP3064379B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH05122479A (ja) フアクシミリ装置の制御方法
JP2001346150A (ja) 記録情報送信装置及びその方法
JPH0583505A (ja) フアクシミリ装置
JP3298847B2 (ja) ファクシミリ装置のリモート診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071023

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees