JP3298847B2 - ファクシミリ装置のリモート診断装置 - Google Patents

ファクシミリ装置のリモート診断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線を介し
てファクシミリ装置の診断を行うリモート診断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の内部記憶装置(SR
AM)に記憶された内部データにアクセスすることによ
って、遠隔地に設置されたセンター局からファクシミリ
装置のメンテナンス等を行うことをリモート診断とい
う。具体的には、センター局に設けられたコンピュータ
から診断対象のファクシミリ装置に発呼して、内部デー
タ送信要求を与える。これに応答して、診断対象のファ
クシミリ装置は、内部記憶装置から内部データを読み出
し、電話回線を介してセンター局のコンピュータへ送信
する。センター局のコンピュータはこれを受信して、適
当な記憶装置に記憶する。
【0003】その後、保守作業員は、センター局のコン
ピュータを用いて、診断対象のファクシミリ装置から受
信した内部データを調べ、必要に応じて変更を加える。
たとえば、内部データに含まれるエラー情報を調べるこ
とにより、ファクシミリ装置に生じている問題を把握で
きる。また、たとえば、ワンタッチダイヤルの宛先や短
縮ダイヤルの宛先などの一括登録を行うこともできる。
ワンタッチダイヤルとは、ボタン1つの操作で、予め登
録された宛先へのファクシミリ送信動作が開始される機
能の名称である。また、短縮ダイヤルとは、たとえば、
2つの操作ボタンを順次操作することによって、予め登
録された宛先へのファクシミリ送信動作が開始される機
能の名称である。
【0004】必要な変更が加えられた内部データは、セ
ンター局から診断対象のファクシミリ装置へと送信さ
れ、これを受信したファクシミリ装置では、受信した内
部データを自己の内部記憶装置に書き込む。このように
して、内部データは、センター局における操作によって
書き換えられ、これによって、リモート診断が達成され
る。
【0005】最近では、公衆電話回線網にそれぞれ接続
された2回線分のファクシミリ通信部を備えた、いわゆ
るデュアルラインファクシミリ装置が提供されている。
すなわち、デュアルラインファクシミリ装置は、主通信
部および副通信部を備え、これらはそれぞれ公衆電話回
線網に接続されていて、異なる電話番号を有している。
主通信部および副通信部は、それぞれ、内部データ記憶
用の内部記憶装置に接続されており、また、それぞれ個
別のモデムに接続されている。そして、原稿読取部、受
信画像記録部(プリント部)およびキー操作部等につい
ては、主通信部および副通信部で共用するようになって
いるのが一般的である。
【0006】主通信部の内部記憶装置に記憶された内部
データを主内部データと呼び、副通信部の内部記憶装置
に記憶された内部データを副内部データと呼ぶことにす
ると、主内部データおよび副内部データは、双方に共通
する共通データと、互いに異なる個別データとを含む。
共通データは、たとえば、ワンタッチダイヤルや短縮ダ
イヤルの登録内容を表すデータなどである。また、個別
データは、各通信部の局番号情報や、各通信部で生じた
エラー情報や、各通信部で実行された通信記録などのデ
ータである。
【0007】このようなデュアルラインファクシミリ装
置に対してリモート診断を行う場合には、主内部データ
および副内部データの取得およびその書き換えが行われ
ることになる。この場合、センター局のコンピュータか
ら、主通信部に発呼して主内部データを取得し、さら
に、副通信部に発呼して副内部データを取得することに
なる。そして、センター局で主および副内部データを書
き換えた後には、センター局のコンピュータは、再び主
通信部に発呼して主内部データを送信し、さらに、副通
信部に発呼して副内部データを送信することになる。す
なわち、2台のファクシミリ装置に対するリモート診断
の場合に類する動作が、1台のファクシミリ装置に対し
て実行されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】センター局では、主通
信部および副通信部から取得した主内部データおよび副
内部データを別々のファイルとして保存している。しか
し、次にファイルを開いてデータの確認や変更をする際
に、各ファイルのデータが同一のファクシミリ装置から
のデータなのか異なるファクシミリ装置からのデータな
のかを、その都度確認する必要が生じるから、作業効率
が悪いという問題がある。そのうえ、主通信部および副
通信部の内部データを別々のファイルに保存している
と、更新後の内部データをリモート診断対象のファクシ
ミリ装置に書き込む際に、主通信部と副通信部とに、異
なるファクシミリ装置に書き込むべき内部データを混同
して書き込んでしまうおそれもある。
【0009】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、ファクシミリ装置が有する複数の通信部
の内部データを確実に対応づけて取り扱うことができる
リモート診断装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、通信回線
を介してファクシミリ装置に接続し、このファクシミリ
装置の内部データを取得する内部データ取得手段(S
1,S3)と、診断対象のファクシミリ装置が複数の通
信回線にそれぞれ接続された複数の通信部を有し、この
複数の通信部にそれぞれ対応した複数の内部データを保
持するものである場合に、この複数の内部データを1つ
のファイルに記録して保存する内部データ保存手段(S
5)とを含むことを特徴とするリモート診断装置であ
る。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における
対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
【0011】上記の構成によれば、1台のファクシミリ
装置が複数の通信部を有する場合には、これらの複数の
通信部の内部データが取得され、この取得された複数の
内部データが1つのファイルに記録されて保存される。
これにより、1台のファクシミリ装置の複数の内部デー
タは、1つのファイルに記録されるので、この複数の内
部データの関連付けが確実に行われ、この複数の内部デ
ータが1台のファクシミリ装置に属していることを即座
に判断できる。逆の見方をすれば、異なるファイルに記
録されて保存されている内部データは、異なるファクシ
ミリ装置に属するものであるから、異なるファクシミリ
装置に属する内部データ同士の混同を確実に防止でき
る。
【0012】請求項2記載の発明は、上記内部データ保
存手段は、診断対象のファクシミリ装置が有する通信部
の個数に関する情報を上記ファイルに書き込む手段(S
4,S6)を含むものであることを特徴とする請求項1
記載のリモート診断装置である。この構成によれば、診
断対象のファクシミリ装置が有する通信部の個数に関す
る情報がファイルに記録されるので、任意の数(1また
は2以上)の通信部を有するファクシミリ装置の内部デ
ータの記録に対応することができる。たとえば、主通信
部の他にオプションとして副通信部を設けることができ
るデュアルラインファクシミリ装置のリモート診断を行
う場合に、副通信部の有無に関わらず、このファクシミ
リ装置のリモート診断を良好に行える。
【0013】通信部の個数に関する情報は、たとえば、
フラグであってもよい。この場合に、たとえば、ある1
つの通信部の内部データの記録に引き続き、さらに別の
内部データが記録されているかどうかを表すフラグを記
録するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るリモート診断装置であるセンタ
ー局装置50によってリモート診断されるファクシミリ
装置の電気的構成を示すブロック図である。このファク
シミリ装置10は、公衆電話網30に接続された2本の
回線1,2を有するデュアルラインファクシミリ装置で
ある。すなわち、このファクシミリ装置10は、主制御
部5に接続された主通信部11および副通信部21を備
えており、主通信部11は、モデム12およびNCU
(網制御ユニット)13を介して回線1に接続されてお
り、副通信部21は、モデム22およびNCU23を介
して回線2に接続されている。
【0015】主制御部5には、原稿を光学的に読み取っ
て画像信号に変換する読取部6、受信画像信号を記録紙
上に記録する記録部7、ならびに表示部および操作キー
を備えた操作部8が接続されている。主制御部5に接続
されたこれらの各部は、主通信部11と副通信部21と
で共用されている。操作部8は、たとえば、ダイヤル番
号などを入力するためのテンキー、予め登録されたダイ
ヤル番号をワンタッチで呼び出すためのワンタッチダイ
ヤルキー群、予め登録されたダイヤル番号を2〜3つの
キー操作で呼び出す際に用いる短縮ダイヤルキー、ファ
クシミリ通信を開始させるためのスタートキーなどを備
えている。
【0016】主通信部11には、この主通信部11の内
部データ(主内部データ)を記憶する主内部データ記憶
手段としてのSRAM15が接続されており、副通信部
21には、この副通信部21の内部データ(副内部デー
タ)を記憶する副内部データ記憶手段としてのSRAM
25が接続されている。SRAM15に記憶された主内
部データと、SRAM25に記憶された副内部データと
は、それぞれ個別の内容が設定された個別データと、両
方の内容が共通とされる共通データとからなる。個別デ
ータには、各通信部11の自局名データ、各通信部の自
局電話番号データ、親展ボックスデータおよび中継ボッ
クスデータが含まれる。また、共通データには、回線設
定データ、表示部の表示メッセージの言語を英語や日本
語に設定するための言語設定データ、リモート診断の許
可/不許可を表す許可/不許可設定データ、短縮ダイヤ
ルの登録内容に対応した短縮ダイヤルデータ、ワンタッ
チダイヤルの登録内容に対応したワンタッチダイヤルデ
ータなどがある。
【0017】親展ボックスデータは、親展ボックス番号
と、親展ボックス番号に対応する画像メモリ(図示せ
ず)内の領域を指定するデータとを対応付けたデータで
ある。受信時に親展ボックス番号が指定された場合に
は、親展ボックスデータが参照され、当該親展ボックス
番号に対応する画像メモリ上の領域に、受信画像データ
が格納される。
【0018】中継ボックスデータは、中継ボックス番号
と、この中継ボックス番号に対応する通信先電話番号と
を対応付けたデータである。受信時に中継ボックス番号
が指定された場合には、画像データの受信終了後に、当
該中継ボックス番号に対応付けられている通信先への発
呼が行われ、受信画像が転送される。このファクシミリ
装置10は、公衆電話網30に接続されたセンター局装
置50(たとえば、コンピュータシステム)からのリモ
ート診断を受けることができ、このセンター局装置50
によって主内部データおよび副内部データを更新するこ
とができる。
【0019】主制御部5は、SRAM15の許可/不許
可設定データを参照し、この設定データが「許可」であ
ればリモート診断を許容し、「不許可」であればリモー
ト診断を禁止して、内部データへのアクセスができない
状態とする。センター局装置50によるリモート診断の
手順は、次の〜の各手順を含む。このうち、手順
〜は、リバースポーリングにより行われる。 センター局から診断対象のファクシミリ装置10の
使用者に電話等で連絡をとり、許可/不許可設定データ
を手動で「許可」に書き換えてもらう。これにより、S
RAM15の許可/不許可設定データが「許可」に書き
換えられ、SRAM15および25の主および副内部デ
ータは、外部からのアクセスが可能な状態となる。 センター局装置50から主通信部11に発呼し、機
種情報を取得する。 センター局装置50から主通信部11に発呼し、主
内部データを取得する。 センター局装置50から副通信部21に発呼し、機
種情報を取得する。 センター局装置50から副通信部21に発呼し、副
内部データを取得する。 センター局装置50を保守作業者が操作することに
より、主内部データおよび副内部データを必要に応じて
書き換える。このとき、主および副内部データの許可/
不許可設定データは、「不許可」に書き換える。 センター局装置50から副通信部21に発呼し、副
内部データを書き込む。 センター局装置50から主通信部11に発呼し、主
内部データを書き込む。
【0020】これらの手順のうち、との手順を
逆転して副内部データの取得を主内部データの取得に先
だって行ってもよいが、その他の手順の順序は、上記の
とおりに実行される。特に、手順は、この順序で実
行する必要があり、この順序を逆転すると、主内部デー
タ(「不許可」に設定された許可/不許可設定データ)
の書き込みによって、ファクシミリ装置10の内部デー
タへのアクセスが不可能になるから、結果として、副内
部データの書き込みが行えなくなる。
【0021】そして、副内部データを書き込む手順に
続いて、主内部データを書き込む手順が実行されて、
リモート診断が完了した後には、ファクシミリ装置10
の内部データへのアクセスができない状態となり、内部
データのセキュリティを確保できる。副通信部21およ
びこれに関連するモデム22,NCU23およびSRA
M25などは、オプションとされる場合もある。この場
合には、同一機種のファクシミリ装置であっても、副通
信部21およびこれに関連する構成が装備されている場
合と装備されていない場合とがある。副通信部21およ
びこれに関連する構成が装備されていない場合には、セ
ンター局装置50は、主内部データの取得および書き換
えのみを行う。
【0022】図2は、センター局装置50の構成を説明
するためのブロック図である。センター局装置50は、
コンピュータシステムからなり、主処理装置51(CP
Uおよびメモリを含む。)と、これにインタフェース5
2,53を介してそれぞれ接続された表示装置54およ
び操作部55(キーボードやポインティングデバイスな
ど)とを有している。主処理装置51には、さらに、デ
ィスクアクセスコントローラ56を介して記録媒体とし
てのハードディスク装置57が接続されている。また、
主処理装置51には、通信制御部58が接続されてお
り、この通信制御部58は、モデム59およびNCU6
0を介し、さらに公衆電話網30を介して通信を行うこ
とができる。ハードディスク装置57は、記録・記憶媒
体の一例にすぎず、これに代えて、他の形態の磁気ディ
スク装置や光磁気ディスク装置などの他の記録方式の媒
体が使用可能であることは言うまでもない。
【0023】リモート診断に際しては、主処理装置51
は、通信制御部58および公衆電話網30などを介し
て、リモート診断対処のファクシミリ装置10の主通信
部11または副通信部21と通信する。これにより、上
述の手順〜が行われる。この場合に、主通信部
11および副通信部21から取得された主内部データお
よび副内部データは、1つのファイルに記録されて、ハ
ードディスク装置57に記録されて保存される。
【0024】図3は、内部データを記録するためのファ
イルのフォーマットを説明するための図である。主内部
データMおよび副内部データSは、それぞれ、ヘッダ部
MH,SHおよびデータ部MD,SDを有する形式で記
録される。主内部データMおよび副内部データSのうち
先に記録されたもの(図3では主内部データMが先に記
録された例を示している。)のデータ部MD,SDは、
その末尾に、別の内部データ(図3の例では副内部デー
タ)の有無を表すフラグFが記録されている。
【0025】ヘッダ部MH,SHには、ファイル識別文
字例、各内部データの受信・送信日時、自局名、および
自局電話番号などの各データが記録される。また、デー
タ部MD,SDには、当該データ部に含まれるデータ総
数と、このデータ総数分のデータ群が記録される。この
データ群を構成する単位データUは、データの種類、そ
のデータのサイズ(実データサイズ)、データ本体(実
データ)の3項目からなる。上述のフラグが記録された
単位データUについては、データの種類は「フラグ」と
され、データのサイズは「1バイト」、データ本体の値
は「1」(別の内部データありの場合)または「0」
(別の内部データなしの場合)とされる。このようにし
て、このフラグは、別の内部データの有無を表してお
り、結果として、当該ファイルに記録されている内部デ
ータの数(1つまたは2つ)を表している。
【0026】図4は、主処理装置51の動作を説明する
ためのフローチャートである。ファクシミリ装置10の
リモート診断に際し、まず、上記の手順が行われ、
主通信部11および副通信部21のうちの一方から、内
部データが取得される(ステップS1)。ここでは、説
明を簡単にするために、主通信部11から主内部データ
が取得されたものとする。むろん、ファクシミリ装置1
0が副通信部21を有していない場合には、主通信部1
1からの主内部データが取得されることになる。
【0027】続いて、診断対象のファクシミリ装置10
が2回線分の通信部を有しているかどうか、すなわち別
の内部データ(ここでは副内部データ)を有しているか
どうかが判断される(ステップS2)。ファクシミリ装
置10が2回線分の通信部を有している場合には(ステ
ップS2のYES)、さらに、副通信部21(主通信部
11および副通信部21のうちの他方)から副内部デー
タが取得される(ステップS3)。そして、先に受信さ
れた主内部データの末尾に、副内部データが存在するこ
とを表すフラグが付加され(ステップS4)、このフラ
グが付加された主内部データと副内部データとが1つの
ファイルにまとめられて記録され、ハードディスク装置
57に保存される(ステップS5)。
【0028】ファクシミリ装置10が1回線分の通信部
のみ、すなわち主通信部11のみを有している場合には
(ステップS2のNO)、主内部データの末尾に、副内
部データが存在しないことを表すフラグが付加され(ス
テップS6)、このフラグが付加された主内部データの
みが1つのファイルに記録されて、ハードディスク装置
57に保存される(ステップS5)。
【0029】このようにして記録されたファイルを読み
出すときには、先頭から順にデータが読み出される。図
3の記録例の場合には、主内部データMが先に読み出さ
れ、フラグFが副内部データSの存在を示している場合
には、続いて、副内部データSが読み出される。データ
部MD,SDに関しては、単位データUが順次読み出さ
れる。その場合、実データサイズがまず読み込まれ、そ
のサイズ分の実データが引き続き読み込まれる。同様の
動作が、データ総数分だけ繰り返される。
【0030】以上のようにこの実施形態によれば、セン
ター局装置50は、1つのファクシミリ装置10が有す
る主通信部11および副通信部21の各内部データを1
つのファイルにまとめて記録しているので、主内部デー
タおよび副内部データを確実に対応付けることができ
る。これにより、内部データの管理および取り扱いが容
易になる。
【0031】なお、この発明は、他の形態でも実施する
ことができる。たとえば、上述の実施形態では、2つの
通信部を有するデュアルラインファクシミリ装置のリモ
ート診断について説明したが、ファクシミリ装置が3つ
以上の通信部を有する場合であっても、上述の実施形態
の場合と同様に、それらの複数の通信部の内部データを
1つのファイルにまとめて記録するようにすればよい。
この場合に、各通信部の内部データの末尾に、さらに別
の内部データが存在するかどうかのフラグを付加してお
けばよい。
【0032】また、フラグによって内部データの有無を
表す代わりに、たとえば、ファイルの先頭部分に、記録
されている内部データの個数を直接的に表す数値を記録
するようにしてもよい。その他、特許請求の範囲に記載
された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るリモート診断装置
によって診断可能なファクシミリ装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】センター局装置の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】内部データを記録するためのファイルのフォー
マットを説明するための図である。
【図4】センター局装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 主通信部 15 SRAM(主内部データ記憶手段) 21 副通信部 25 SRAM(副内部データ記憶手段) 30 公衆電話網 50 センター局装置 51 主処理装置 57 ハードディスク装置 58 通信制御部 F フラグ M 主内部データ S 副内部データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00,1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介してファクシミリ装置に接続
    し、このファクシミリ装置の内部データを取得する内部
    データ取得手段と、 診断対象のファクシミリ装置が複数の通信回線にそれぞ
    れ接続された複数の通信部を有し、この複数の通信部に
    それぞれ対応した複数の内部データを保持するものであ
    る場合に、この複数の内部データを1つのファイルに記
    録して保存する内部データ保存手段とを含むことを特徴
    とするリモート診断装置。
  2. 【請求項2】上記内部データ保存手段は、診断対象のフ
    ァクシミリ装置が有する通信部の個数に関する情報を上
    記ファイルに書き込む手段を含むものであることを特徴
    とする請求項1記載のリモート診断装置。
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