JP2842157B2 - プリンタ装置に於ける文字の輪郭補正方法 - Google Patents
プリンタ装置に於ける文字の輪郭補正方法Info
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Description
る文字の輪郭補正方法に関するものであり、特に、縮小
文字における印刷品位の低下を防止する文字の輪郭補正
方法に関するものである。
線素のベクトルデータの集合によって記述し、アウトラ
インで包囲された範囲の塗り潰し処理を行ってドットデ
ータ或いはラスタデータに展開する方法が知られてい
る。このベクトル/ドットデータ変換によって文字サイ
ズを縮小した場合は、プリンタ装置が保有している文字
フォントの形状によっては、図4の印刷例に示すよう
に、文字を構成する塗り潰し領域間の距離が接近して、
所謂文字の潰れを生じることがある。
ル/ドットデータ変換方法によって文字サイズを縮小し
た場合は、画数の多い漢字等に潰れを生じて印刷品位が
低下することがある。一定の印字品位を維持する方法と
しては、文字サイズに応じた字体の複数の文字フォント
をプリンタ装置に保有させる方法があるが、複数の文字
フォントを設定することは、フォントデータ作成に莫大
な時間と費用がかかることからプリンタ装置の高額化を
招き、ユーザの負担が増大するという問題がある。
制しつつ、印字サイズに係わらず一定の印字品位を維持
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
達成するために、プリンタ装置に入力された文字や記号
等のアウトラインのベクトルデータをドットデータに変
換し、アウトライン内の領域の塗り潰し処理を実行して
塗り潰しドットデータを生成する印字データ処理方法に
おいて、前記ベクトル/ドットのデータ変換処理を行っ
たアウトラインドットデータと前記塗り潰しドットデー
タとの排他的論理和演算を行って、塗り潰しドットデー
タからアウトラインのオンドットを消去した細字体の塗
り潰しドットデータを生成するプリンタ装置に於ける文
字の輪郭補正方法を提案するものである。
ベクトルデータをドットデータに変換する処理を行って
アウトラインドットデータを生成するとともに、このア
ウトライン内の領域の塗り潰し処理を行い、塗り潰しド
ットデータを作成する。そして、アウトラインドットデ
ータと塗り潰しドットデータとの排他的論理和演算を行
って、その演算結果を印字出力データとする。
タからアウトラインデータのオンドットが消去され、塗
り潰し文字パターンの縁部が削除されることになり、元
の文字フォントを細字化した印字結果が得られる。
従って詳述する。図1はプリンタ装置の印字制御部の制
御ブロック図であり、1はベクトルデータ格納部、2は
文字等のベクトルフォントのアウトラインデータに塗り
潰し処理を施すドットデータ形成部である。また、3は
形成されたドットデータを格納するドットデータメモリ
部であり、4はアウトラインデータを格納するアウトラ
インデータメモリ部である。5はドットデータとアウト
ラインデータとから輪郭補正した印字出力データを作成
する輪郭処理部、6は印字出力データをプリンタ部(図
示せず)へ出力する印字出力部である。輪郭処理部5の
動作は、ホストコンピュータにて作成する印刷データに
輪郭処理コマンドを挿入する方法か、或いは、プリンタ
装置本体のキー操作によって制御し、文字等の印字サイ
ズに応じて動作させるものとする。
2に従って説明する。先ず、ホストコンピュータからシ
リアル転送されたベクトルデータ11をベクトルデータ
格納部1に取り込む(ステップ101)。次に、ドット
データ形成部2がベクトルデータ格納部1に蓄積された
ベクトルデータ11を読み出してベクトルデータ/ドッ
トデータ変換を実行する(ステップ102)。
トラインドットデータ12をアウトラインデータメモリ
部4に書き込み(ステップ103)、アウトラインドッ
トデータ12に対して塗り潰し処理を行って生成した塗
り潰しドットデータ13をドットデータメモリ部3に書
き込む(ステップ104)。
トデータ12に対してNOT演算を行い、ビットデータ
を反転する(ステップ105)。これにより、アウトラ
インの作画パターンを白黒反転した反転アウトラインド
ットデータ14が得られ、この反転アウトラインドット
データ14をアウトラインデータメモリ部4に書き込
む。次に、輪郭処理部4は、反転アウトラインドットデ
ータ14と塗り潰しドットデータ13とのAND演算を
行い(ステップ106)、上記のNOT演算とAND演
算の結果、アウトラインドットデータ12と塗り潰しド
ットデータ13との排他的論理和(Ex.OR)である
細字体塗り潰しドットデータ15が得られる(ステップ
107)。 この疑似的な細字体塗り潰しドットデータ1
5が印字出力部6に出力され、印字出力部6がプリンタ
部を駆動してハードコピーがプリントアウトされる。
タ13からアウトラインドットデータ12のオンドット
が消去されて、元の塗り潰しドットデータ13の塗り潰
し領域を削減した疑似的な細字体塗り潰しドットデータ
15による印字が実行される。よって、図4に従来の縮
小印刷結果として示した文字フォントを使用して、本発
明の輪郭補正方法により縮小印字処理した場合の印刷結
果は、図3に示すように、画数の多い漢字等の塗り潰し
領域の重複が解消されて著しく印字品位を向上させるこ
とができた。
したように、入力されたベクトルデータをアウトライン
ドットデータに変換し、アウトラインドットデータから
生成した塗り潰しドットデータとアウトラインドットデ
ータとの排他的論理和演算により、塗り潰しドットデー
タからアウトラインのオンドットを消去するので、元の
文字フォントを細字化した塗り潰しドットデータが生成
される。従って、文字サイズを縮小した場合に、文字を
構成する画の間隔が拡大されて印刷時における文字のつ
ぶれを解消でき、印字サイズに係わらず高品位の印刷結
果を得ることができる。
るためのプリンタ装置の制御ブロック図。
チャート。
字結果を示す解説図。
す解説図。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタ装置に入力された文字や記号等
のアウトラインのベクトルデータをドットデータに変換
し、アウトライン内の領域の塗り潰し処理を実行して塗
り潰しドットデータを生成する印字データ処理方法にお
いて、前記ベクトル/ドットのデータ変換処理を行った
アウトラインドットデータと前記塗り潰しドットデータ
との排他的論理和演算を行って、塗り潰しドットデータ
からアウトラインのオンドットを消去した細字体の塗り
潰しドットデータを生成するプリンタ装置に於ける文字
の輪郭補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162471A JP2842157B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プリンタ装置に於ける文字の輪郭補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162471A JP2842157B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プリンタ装置に於ける文字の輪郭補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761043A JPH0761043A (ja) | 1995-03-07 |
JP2842157B2 true JP2842157B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15755260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5162471A Expired - Fee Related JP2842157B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プリンタ装置に於ける文字の輪郭補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2842157B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162471A patent/JP2842157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0761043A (ja) | 1995-03-07 |
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