JP2841494B2 - 気泡発生浴槽 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、気泡発生浴槽に関する。

（ロ）従来の技術 従来、気泡発生浴槽の基本形態として、特開昭59−13
5058号公報に記載されているように、浴槽本体と、循環
ポンプとの間に、浴湯吸込パイプ及び浴湯供給パイプを
接続し、同パイプの中途部に空気取入部が設けられてい
る。

かかる構造により、循環ポンプの作動を行って浴槽本
体内の浴湯を浴湯吸込パイプを介して同ポンプが吸込
み、そして、同ポンプから浴湯供給パイプを介して浴槽
本体に噴出させるようにしている。

この際に、噴出する浴湯には、空気取入部より浴湯の
噴出により生じる負圧を利用して、空気取入部を浴湯内
に混合させ、そして、浴槽本体内に気泡混じりの浴湯と
なって噴出させるようにしている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 ところが、上記の気泡発生浴槽は、以下のような欠点
を有していた。

すなわち、かかる循環ポンプは、一定の回転数で駆動
する為に、噴出ノズルからの気泡混じりの浴湯の噴出量
及び噴出圧が常に一定であり、従って、この浴湯を入浴
者の身体にあてても、一定の噴出圧等であることによっ
て、入浴者への入浴感を向上させることができなかっ
た。

本発明は、上記の課題を解決することができるインバ
ータ制御の気泡発生浴槽を提供することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明では、浴槽本体と、循環ポンプと、同循環ポン
プと前記浴槽本体との間に介設した浴湯吸込流路及び浴
湯強送流路とからなる浴湯循環流路と、前記浴槽本体に
設けた浴湯強送流路の終端開口部に設けた噴出ノズル
と、前記浴湯循環流路に連通連結した空気取入部とを具
備し、前記噴出ノズルより気泡混じりの浴湯を浴槽本体
内に噴出可能に構成した気泡発生浴槽において、前記循
環ポンプを駆動するポンプ駆動用モータに回転数を指示
する信号を送信する制御部を接続すると共に、同制御部
に音響機器を接続し、同音響機器から制御部に送信され
る出力信号に基づいて、ポンプ駆動用モータの回転数を
変化させることを特徴とする気泡発生浴槽に係るもので
ある。

また、本発明は、前記噴出ノズルにノズル開閉用弁体
を設けると共に、同弁体に弁体作動用モータを連結し、
さらに、同モータに回転数を指示する信号を送信する制
御部を接続すると共に、同制御部に音響機器を接続し、
同音響機器から制御部に送信される出力信号に基づい
て、弁体作動用モータの回転数を変化させて弁体の開閉
作動を制御することにも特徴を有する。

さらに、本発明は、前記ポンプ駆動用モータと弁体作
動用モータとに回転数を指示する信号を送信する制御部
を接続すると共に、同制御部に音響機器を接続し、同音
響機器から制御部に送信される出力信号に基づいて、両
モータの回転数を変化させることにも特徴を有する。

（ホ）作用及び効果 本発明では、循環ポンプを作動させて、浴槽本体内の
浴湯を循環させることにより、噴出ノズルからその浴湯
を噴出させ、その際に、空気取入部より吸引した空気を
浴湯強送流路の浴湯に混入させて、気泡混じりの噴流を
得ることができる。

そして、この気泡混じりの噴流を身体の所要個所にあ
てることにより、指圧、その他の噴流圧によるマッサー
ジ効果を楽しみ、さらに、気泡により生じる超音波作用
によって身体浄化や健康保持の機能を得ることができ
る。

特に、本発明では、音響機器から制御部に送信される
出力信号に基づき、ポンプ駆動用モータを作動させるこ
とにより、循環ポンプの回転数を変化させ、リズミカル
な気泡噴流を発生させることができる。

また、本発明では、音響機器から制御部に送信される
出力信号に基づき、ノズル開閉用弁体の弁体作動用モー
タを作動速度を変化させることにより、噴出ノズルから
の浴湯の噴出量と噴出圧をリズミカルに変化させること
ができる。

さらに、ポンプ駆動用モータと、弁体作動用モータと
を音響機器から制御部に送信される出力信号に基づき、
循環ポンプの作動と噴出ノズルの開閉作動用弁体の開閉
とを同時に変化させることができる。

従って、その音楽を鑑賞しながら同音楽に合ったリズ
ミカルな気泡噴流によって、入浴者への入浴感を向上さ
せることができる。

（ヘ）実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、まず、
本発明に係る気泡発生浴槽の全体の構造について詳説す
る。

第１図に示すＡは本発明に係る気泡発生浴槽であり、
同気泡発生浴槽Ａは、上面開口の箱型に形成した浴槽本
体１の前後壁及び左右側壁に、それぞれ噴出量自動可変
の足側噴出ノズル２・背側噴出ノズル３・腹側噴出ノズ
ル４を６個設けている。

そして、かかる浴槽本体１は、周縁に一定幅の鍔状の
縁部1aを形成し、同縁部1aに空気取入部５を設け、ま
た、左右側壁の略中央部に、後壁（背側）に面する側の
傾斜面1b,1bに、腹側噴出ノズル４を後壁に向けて取付
けている。

しかも、腹側噴出ノズル４は、他の足側・背側噴出ノ
ズル2,3よりも高位置に設けて、腹側及び胸側、その他
の人体の各所への浴湯を確実に当てることができるよう
に構成している。

また、かかる気泡発生浴槽Ａの外部には、ポンプ保護
ケース９を設けており、同ケース９内に、浴湯を循環さ
せる循環ポンプＰと、浴湯を濾過する濾過機10と、ポン
プ駆動用モータＭと、弁体作動用モータ11及び電動三方
弁13の駆動を制御する制御部Ｃとを設けている。

なお、10aは濾過機10からの排出パイプを示す。

また、上記循環ポンプＰと、気泡発生浴槽Ａとの間に
は、浴湯循環流路Ｄを介設しており、浴湯循環流路Ｄ
は、気泡発生浴槽Ａから循環ポンプＰへの浴湯を送る為
の浴湯吸込パイプ15と、同循環ポンプＰから同浴槽Ａへ
浴湯を送る為の浴湯強送パイプ16とより構成している。

そして、浴湯吸込パイプ15は、浴槽本体１の下部に開
口した吸入口17に、その一端を連通連結すると共に、循
環ポンプＰの吸入口17に、その他端を連通して、同ポン
プＰに浴湯を吸い込むようにしている。

一方、浴湯強送パイプ16は、循環ポンプＰの吐水口
に、その一端を連通し、前記噴出ノズル2,3,4にそれぞ
れ他端を連結している。

また、上記した吸入口17は、足側・背側噴出ノズル2,
3よりも低位置に設けている。

また、循環ポンプＰを駆動させるポンプ駆動用モータ
Ｍと、制御部Ｃとの間には、第２図に示すように、イン
バータＩを介設し、同インバータＩの出力周波数を変化
させて、循環ポンプＰの回転数を制御することにより、
循環ポンプＰの回転数の変更を円滑にかつ確実に行える
ようにしている。

また、浴湯強送パイプ16の中途部には、第２図に示す
ように、同パイプ16内に圧送される浴湯の水圧を検出す
る圧力検出センサ18を取付け、同センサ18からの検出結
果を、制御部Ｃに送り、同制御部Ｃにより各噴出ノズル
2,3,4から噴出される浴湯の噴出圧をポンプ駆動用モー
タＭの回転数及び各噴出ノズル2,3,4の開閉量を変える
ことによって、その制御を行うように構成している。

また、浴湯強送パイプ16の中途部には、第２図に示す
ように、同パイプ16内に圧送される浴湯の温度を検出す
る浴湯温度検出センサ19を取付け、同センサ19からの検
出結果を制御部Ｃに送り、同制御部Ｃによってポンプ駆
動用モータＭ及び各噴出ノズル2,3,4の制御を行ってい
る。

また、前記した空気取入部５と、各噴出ノズル2,3,4
との間には、第１図、第２図に示すように、複数の吸気
パイプ20が介設されており、各吸気パイプ20は、空気取
入部５より各噴出ノズル2,3,4に向けて連通連結してい
る。

そして、各噴出ノズル2,3,4の浴湯噴出時に生じる負
圧を利用して、空気取入部５より取り入れた空気を、各
吸気パイプ20中を通して、各噴出ノズル2,3,4へ吸入さ
せ、各ノズル2,3,4より浴槽本体１内に気泡混じりの浴
湯を噴出させるように構成している。

また、浴槽本体１の縁部1aには、第１図及び第２図に
示すように、制御部Ｃと接続した操作パネル部６が配設
されており、同パネル部６に設けた各スイッチにより気
泡発生浴槽Ａの運転操作を行うように構成している。

21は操作パネル部６に設けた赤外線受信部であり、リ
モートコントーラ22から発信された赤外線を受信してい
る。

次いで、制御部Ｃについて詳説する。

かかる操作部Ｃは、第２図に示すように、マイクロプ
ロセッサMPUと、出力インターフェース24と、入力イン
ターフェース25と、ROM及びRAMよりなるメモリ26と、タ
イマー27とより構成している。

そして、上記構成において、入力インターフェース24
には、循環ポンプＰの回転数を検出する回転数検出セン
サＳ、噴出量調節用弁体の開閉量を検出する弁体基準位
置検出センサS1、浴湯強送パイプ16内の水圧を検出する
圧力検出センサ18、浴槽本体１内の浴湯の温度を検出す
る浴湯温度検出センサ19及びリモートコントローラ22か
らの赤外線による駆動信号を受信する赤外線受信センサ
21を接続している。

一方、出力インターフェース25には、ポンプ駆動用モ
ータＭ、ノズル用弁体作動用モータ11と、電動三方弁13
及び濾過機10の駆動部を接続している。

また、メモリ26には、上記した各センサからの出力信
号や、リモートコントローラ22からの駆動信号に基づい
て、各モータM,11及び電動三方弁13等の駆動部を駆動す
る為の駆動順序プログラムを記憶している。

本実施例では、循環ポンプＰを、インバータＩにより
ポンプ駆動用モータＭに供給する電流の周波数を変更す
ることによって、その回転数の調節等を行うようにして
いる。

次いで、かかるインバータＩの構造を、第４図を参考
にして詳説する。

すなわち、インバータＩは、ダイオード28aを有する
コンバータ部28と、平滑回路29と、スイッチング回路30
とより構成されている。

そして、単相交流100Vの電源31に、インバータＩのコ
ンバータ部28を接続し、同コンバータ部28は、交流電圧
を整流する整流回路を構成している。

また、平滑回路29は、チョークコイル32及びコンデン
サー33により一定の直流電圧を得るようにしている。

さらに、スイッチング回路30には、６個のスイッチン
グ素子34を設けている。

さらに、スイッチング回路30には、スイッチング回路
用のインバータ制御回路35を接続し、同制御回路35によ
りスイッチング回路30を作動させ、所望の出力周波数に
よってポンプ駆動用モータ12を駆動する。

また、前記インバータ制御回路35には、制御部Ｃを介
して操作パネル部６を接続しており、同パネル部６によ
ってインバータＩの操作を行うものである。

本発明では、上記のように構成された気泡発生浴槽Ａ
において、循環ポンプＰの作動を音楽に合わせて、リズ
ミカルな気泡の噴流を行うようにしている。

すなわち、制御部Ｃには、第２図に示すように、音響
機器Ｏを接続し、音響機器Ｏからの音楽に合わせてポン
プ駆動用モータＭの回転数を変化するように制御してい
る。

本実施例では、音響機器Ｏを、第２図に示すように、
制御部Ｃの入力インターフェース24に接続して、制御部
Ｃで記憶されたプログラムによって同音響機器Ｏからの
出力をそれぞれポンプ駆動用モータＭへの作動信号に変
換している。

そして、出力インターフェース25からその信号をイン
バータＩに送り、同インバータＩによってポンプ駆動用
モータＭの回転数を音量の強弱に沿って変化させる。

本実施例では、音響機器Ｏとして、例えば、CDデッキ
を利用しており、同デッキからの出力信号を、制御部Ｃ
に送り、制御部Ｃでその変換を行い、さらに、その変換
信号をインバータＩに送り、同インバータＩがその信号
に基づいてポンプ駆動用モータＭの作動を制御するよう
にしている。

かかるインバータＩは、制御部Ｃからの信号によって
単相交流100Vの電源からの入力周波数を変換処理し、イ
ンバータＩで変換処理された出力周波数に比例して、ポ
ンプ駆動用モータＭの回転数を制御している。

そして、かかるポンプ駆動用モータＭの作動によっ
て、循環ポンプＰの回転数を変化させることにより、各
噴出ノズル2,3,4からの気泡混じり浴湯の噴出量及び噴
出圧を変化させている。

第５図は、例えば、音楽の音量の強弱に合わせてポン
プ駆動用モータＭの回転数を示しており、同モータＭの
作動により音楽に合わせて循環ポンプＰの回転数を変化
させる。

かかる構成によって、インバータＩによって制御され
た循環ポンプＰを音楽の音量に合わせてその回転数を変
化させることにより、リズミカルな気泡噴流を発生させ
ることができる。

従って、本発明によれば、その音楽を鑑賞しながらそ
の音楽にあったリズミカルな気泡噴流によって、入浴者
への入浴感を向上させることができる。

また、インバータＩによるポンプ駆動用モータＭの回
転数を、音楽のリズム、メロディ等によって制御するこ
とも可能にしている。

なお、36は浴室の壁面に取付けたスピーカーを示し、
音響機器Ｏに接続して音楽を浴室内に流すようにしてい
る。

また、他の実施例として、制御部Ｃに接続したマイク
ロフォンによって、スピーカー36からの音楽を拾い、そ
して、音量の強弱によってポンプ駆動用モータＭの回転
数をインバータＩが制御することも可能にしている。

また、制御部Ｃに接続したマイクロフォンに、入浴者
の音声を入力することにより、その音声の強弱に合わせ
てポンプ駆動用モータＭの回転数を制御し、循環ポンプ
Ｐの作動により浴湯の噴出を行うことも可能にしてい
る。

また、本実施例では、浴槽本体１に設けた各噴出ノズ
ル2,3,4にノズル開閉用弁体40を設けると共に、同弁体4
0に弁体作動用モータ11を取付け、同モータ41によって
同弁体40を作動させて、浴湯の噴出量及び噴出圧を自動
的に変更可能に構成しており、以下、足側噴出ノズル２
について詳説する。

すなわち、第３図に示すように、浴槽本体１にの接続
口にノズルケーシング41を取付け、同ケーシング41に、
浴湯強送パイプ16の連結部41aと、吸気パイプ20の連結
部41bを設けている。

また、ノズルケーシング41の先端部には、スロート部
42を取付けており、同スロート部42を首振り自在とし
て、浴湯の噴出方向を定めるようにしている。

さらに、ノズルケーシング41の後部には、弁座43を設
けると共に、同弁座43に、ノズル開閉用弁体40を進退自
在に取付けている。

また、ノズル開閉用弁体40には、ロッド40aを後方に
取付けており、同ロッド40aをノズルケーシング40より
突設し、その後端部に弁体作動用モータ11を取付けて、
同モータ11によって同弁体40の開閉を行うようにしてい
る。

そして、弁体作動用モータ11によってノズル開閉用弁
体40を進退作動して、弁座43との開閉量を調節し、浴湯
の噴出量と噴出圧を調節可能としている。

さらに、本発明では、かかる弁体作動用モータ11に、
音響機器Ｏを連結した制御部ＣをインバータＩを介して
接続している。

そして、かかる音響機器Ｏからの出力信号に基づい
て、弁体作動用モータ11を作動させ、音楽に合わせてノ
ズル開閉用弁体40の開閉作動を行うようにしている。

本実施例では、インバータＩによってノズル用弁体作
動用モータ11の作動を制御しており、音響機器Ｏからの
音楽の音量に合わせて、同モータ41を高速あるいは低速
回転させている。

そして、弁体作動用モータ11の作動によって、ノズル
開閉用弁体40の開閉速度を変化することにより、各噴出
ノズル2,3,4からの浴湯の噴出量と噴出圧をリズミカル
に変化させる。

本実施例では、第６図に示すように、音響機器Ｏから
の出力信号に基づいて、ノズル開閉用弁体40の開閉速度
を変化させるようにしている。

かかる構成によって、その音楽を鑑賞しながらその音
楽に合ったリズミカルな気泡噴流を行い、入浴者への入
浴感を向上させるとこができる。

また、本発明では、ポンプ駆動用モータＭと、弁体作
動用モータ11とをインバータＩによって制御し、音響機
器Ｏから制御部Ｃに送信される出力信号に基づいて、各
モータM,11を作動を同時に変化させることも可能として
いる。

そして、本発明によれば、各モータM,11を作動を同時
に変化させることにより、各噴出ノズル2,3,4からの気
泡噴流の変化を正確に音楽に合わせて行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る気泡発生浴槽を示す斜視図、第２
図は気泡発生浴槽の構造を示す概念図、第３図は噴出ノ
ズルの構造を示す断面図、第４図はインバータの構成を
示す説明図、第５図は本発明のインバータ制御によるポ
ンプ駆動用モータの回転数を示すグラフ、第６図はイン
バータ制御によるノズル開閉用弁体の開閉量を示すグラ
フである。 図中、 A:気泡発生浴槽 P:循環ポンプ C:制御部 I:インバータ O:音響機器 1:浴槽本体

フロントページの続き (72)発明者 橋田 光明 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 内山 浩一 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 森山 謙治 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 特開 平３−23862（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−30766（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−26218（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−35731（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) A61H 23/00 520

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】浴槽本体と、 循環ポンプと、 同循環ポンプと前記浴槽本体との間に介設した浴湯吸込
   流路及び浴湯強送流路とからなる欲湯循環流路と、 前記浴槽本体に設けた浴湯強送流路の終端開口部に設け
   た噴出ノズルと、 前記浴湯循環流路に連通連結した空気取入部と、 を具備し、前記噴出ノズルより気泡混じりの浴湯を浴槽
   本体内に噴出可能に構成した気泡発生浴槽において、 前記循環ポンプを駆動するポンプ駆動用モータに回転数
   を指示する信号を送信する制御部を接続すると共に、同
   制御部に音響機器を接続し、同音響機器から制御部に送
   信される出力信号に基づいて、ポンプ駆動用モータの回
   転数を変化させることを特徴とする気泡発生浴槽。
2. 【請求項２】浴槽本体と、 循環ポンプと、 同循環ポンプと前記浴槽本体との間に介設した浴湯吸込
   流路及び浴湯強送流路とからなる浴湯循環流路と、 前記浴槽本体に設けた浴湯強送流路の終端開口部に設け
   た噴出ノズルと、 前記浴湯循環流路に連通連結した空気取入部と、 を具備し、前記噴出ノズルより気泡混じりの浴湯を浴槽
   本体内に噴出可能に構成した気泡発生浴槽において、 前記噴出ノズルにノズル開閉用弁体を設けると共に、同
   弁体に弁体作動用モータを連結し、さらに、同モータに
   回転数を指示する信号を送信する制御部を接続すると共
   に、同制御部に音響機器を接続し、同音響機器から制御
   部に送信される出力信号に基づいて、弁体作動用モータ
   の回転数を変化させて弁体の開閉作動を制御することを
   特徴とする気泡発生浴槽。
3. 【請求項３】前記ポンプ駆動用モータと弁体作動用モー
   タとに回転数を指示する信号を送信する制御部を接続す
   ると共に、同制御部に音響機器を接続し、同音響機器か
   ら制御部に送信される出力信号に基づいて、両モータの
   回転数を変化させることを特徴とする請求項第１項又は
   第２項に記載の気泡発生浴槽。