JP2840637B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2840637B2
JP2840637B2 JP1280707A JP28070789A JP2840637B2 JP 2840637 B2 JP2840637 B2 JP 2840637B2 JP 1280707 A JP1280707 A JP 1280707A JP 28070789 A JP28070789 A JP 28070789A JP 2840637 B2 JP2840637 B2 JP 2840637B2
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義則 牧浦
研二 小田
宏 久保田
昌巳 淵
中村  浩章
彰伸 中幡
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は用紙が搬送される2つ以上の搬送経路が合流
して1つの搬送経路となるように構成された搬送装置の
改良に関するものである。
(従来技術) 本発明の背景となる従来の搬送装置について第2図を
参照して説明する。第2図に示す搬送装置は用紙を下流
側に向けて送り出すための上段給紙部1と、下段給紙部
2とを有し、上段給紙部1と下段給紙部2の下流側には
これらと近接して、上段搬送経路3と、下段搬送経路4
とが設けられている。上段搬送経路3と下段搬送経路4
とは合流部5の近傍で1つの搬送経路(以下合流後搬送
経路と称す)6に集められて、さらに下流へ向けて用紙
を搬送するように構成されている。
各部についてさらに詳細に説明を加えると、上段給紙
部1と下段給紙部2とは、それぞれ用紙を収納しておく
ための用紙収納容器7、8と用紙収納容器7、8を所定
の位置に保持すると共に、矢印A方向に抜き出しあるい
は矢印A方向とは反対側に差し込みするための収納容器
案内保持板9、10とを有している。更に、用紙収納容器
7、8が所定位置に差し込まれた状態で、用紙収納容器
7、8の最上紙に作用して用紙を上段搬送装置3または
下段搬送装置4に向けて送り出す給紙ローラ11、12とを
備えている。
上記合流部5のやや下流側には、用紙が重送してきた
場合にこれをさばいて、1枚づつ、更に下流に向けて送
り出すように作用するさばき機構13が配置されている。
上記上段搬送経路3及び下段搬送経路4は用紙をさばき
機構13に向けて案内する形状とされ、両搬送経路から搬
送されてきた用紙を1つのさばき機構13でさばくように
している。
さばき機構13の下流側に位置する合流後搬送経路6
は、やや湾曲した形状に形成され、送り出しローラ対14
へ向けて用紙を案内するようにされている。
このように構成された搬送装置では、第2図から明ら
かな如く、用紙収納容器7、8に収納されている用紙を
上段搬送経路3または下段搬送経路4から合流部5に向
けて送り出し、合流部5以降の合流後搬送経路6を湾曲
させることによって用紙を給紙時の搬送方向とは反対方
向に搬送させるようにすることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上記した搬送装置では以下のような解決すべき課題が
あった。即ち、上段給紙部1から給紙された用紙は上段
搬送経路3によってさばき機構13へと案内され、更に下
流の合流後搬送経路6へと案内されるのであるが、用紙
の後端が給紙ローラ11を離れた後上段搬送経路3を通っ
てその先端部3aから合流部5付近でかつ下段搬送経路4
の上部4aにのり移る時に、第2図に示すように、搬送経
路全体が湾曲しているため用紙自身の腰の強さによって
用紙後端が上部4aに強くあたってしまうことがあった。
このため用紙と上部4aとの間で衝撃音を生じ、使用者に
不快感を与える結果となっていた。
このような衝撃音の発生を防ぐための1つの方法とし
ては、上段搬送経路3の先端部3aから上部4aに向けて搬
送の案内となる案内部材(例えば可撓性薄板であるPET
フィルム等を用いることができる)を設けて、用紙後端
が先端部3aから上部4aに向けて強くあたることがないよ
うに工夫することが考えられる。しかしながらこのよう
な場合には下段給紙部2から給紙される用紙が下段搬送
経路4を通ってさばき機構13に至るまでに用紙が案内部
材の遊端側とこすれあい、紙粉を発生してしまうという
欠点があった。
したがって本発明の目的は上記従来の欠点を解決した
搬送装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の搬送装置は、用紙が搬送される2つ以上の搬
送経路が合流して1つの搬送経路となるように構成され
た搬送装置において、2つ以上の搬送経路が合流する合
流部の近傍に用紙を1つの搬送経路に向けて案内すべく
所定範囲にわたって移動可能な剛性案内部材を設け、上
側の搬送経路から用紙が合流部に向けて搬送されてきた
時に、当該剛性案内部材が前記搬送経路内に突出してい
れば、用紙自身の腰の強さによって用紙が当該剛性案内
部材をその搬送経路から退避さることによって、用紙の
後端をガイドする、下側の搬送経路から用紙が合流部に
向けて搬送されてきた時に、剛性案内部材が搬送路から
退避して用紙の負荷にならないように構成されているこ
とを特徴とするものである。
(実施例) 本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
本発明の実施例を示す第1図からも明らかなように、
その基本的な構成は上記従来の搬送装置と略同一である
のでその部分の説明については省略し、異なる部分につ
いての説明を行う。
本発明の特徴的な構成は、合流部5の近傍であって上
段搬送経路3の先端部3aに所定範囲にわたって移動可能
な剛性案内部材15を設けたことである。
この剛性案内部材15は先端部3aにその回動支点16を有
していて、案内片17が第1図に示す位置と、一点鎖線で
示す位置との間を回動自在なように比較的軽量な材質を
もって構成されている。剛性案内部材15が実線位置で停
止しそれ以上の回動を阻止するために、案内片17が下段
搬送経路4の上部4aに当接するようにされている。ま
た、剛性案内部材15が一点鎖線位置で停止しそれ以上の
回動を阻止するために、案内片17に作用する停止片(図
示せず)が設けられている。
剛性案内部材15が第1図において実線で示す位置にあ
る時には、上段搬送経路3の搬送面から剛性案内部材15
の案内片17、そして下段搬送経路4の上部4aにかけて段
差のない連続した搬送面を規定している。また、剛性案
内部材15が第1図において一点鎖線で示す位置にある時
には、下段搬送経路4からさばき機構13を介して合流後
搬送経路6に至までの搬送経路には、剛性案内部材15が
突出しておらず搬送の妨げになることがない。
尚、第1図においてさばき機構13のローラと一点鎖線
の状態にある剛性案内部材15とは干渉をしているが、実
際にはさばき機構13は用紙の幅方向の中央部にしかな
く、また剛性案内部材15はその両端に位置しているので
剛性案内部材15が変位してもさばき機構13のローラと干
渉することがない。
次に上記した剛性案内部材15の実線位置と一点鎖線位
置との切り換えを含めた剛性案内部材15の動作について
説明をする。
上段給紙部1から用紙が送り出されて上段搬送経路3
を経てさばき機構13付近に搬送される時に剛性案内部材
15が実線位置にある時であれば、用紙の先端は上部4aに
案内され、また用紙後端は剛性案内部材15に滑らかに案
内されて上部4aに移るので用紙後端が上部4aに衝突して
音を発生するようなことがない。また上段給紙部1から
の給紙であって剛性案内部材15が一点鎖線で示す位置に
ある時には、用紙の先端が上段搬送経路3から更に前方
へ搬送されつつ剛性案内部材15を用紙自身の腰の強さに
よって変位させることができ、第1図に実線で示す位置
に回動させて搬送経路から退避させることができる。こ
のようにすると用紙の後端は上記と同様に音を発生する
ことなく上部4aに移ることができる。
下段給紙部2から用紙が送り出されて下段搬送経路4
を経てさばき機構13付近に搬送される時に剛性案内部材
15が一点鎖線で示す位置にある時であれば、用紙は案内
部材15によって抵抗を受けることなく滑らかに搬送され
るので紙粉等を生じることがない。また下段給紙部2か
らの給紙であって剛性案内部材15が実線で示す位置にあ
る時には、用紙の先端が下段搬送経路4から更に前方へ
搬送されつつ剛性案内部材15を用紙自身の腰の強さによ
って変位させることができ、第1図に一点鎖線で示す位
置に回動させて搬送経路から退避させることができる。
このようにすると上記と同様に剛性案内部材15によって
紙粉等を発生させることなく用紙の搬送ができる。
(効果) 以上説明した通りであるので、2つ以上の搬送経路が
合流する合流部の近傍に用紙を1つの搬送経路に向けて
案内すべく所定範囲にわたって移動可能な剛性案内部材
を設け、上側の搬送経路から用紙が合流部に向けて搬送
されてきた時に、当該剛性案内部材がその搬送経路内に
突出していれば、用紙自身の腰の強さによって用紙が当
該剛性案内部材をその搬送経路から退避さることによっ
て、用紙の後端をガイドする、下側の搬送経路から用紙
が合流部に向けて搬送されてきた時に、剛性案内部材が
搬送路から退避して用紙の負荷にならないように構成さ
れているので、用紙自身の腰の強さによって用紙の後端
が案内部材から外れる時の不快な衝撃音の発生や機械に
悪影響を与える紙粉の発生を抑えることが可能である。
又、案内部材の切替は用紙自身によって行うようにして
いるので、極めて簡単な構成で上記効果を得ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は従来の
構成を説明するための図である。 3……上段搬送経路 4……下段搬送経路 5……合流部 6……合流後搬送経路 15……剛性案内部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 浩章 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 中幡 彰伸 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 審査官 小田 光春 (56)参考文献 特開 平1−236140(JP,A) 実開 昭56−102551(JP,U) 実開 昭57−165630(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙が搬送される2つ以上の搬送経路が合
    流して1つの搬送経路となるように構成された搬送経路
    において、 2つ以上の搬送経路が合流する合流部の近傍に用紙を1
    つの搬送経路に向けて案内すべく所定範囲にわたって移
    動可能な剛性案内部材を設け、上側の搬送経路から用紙
    が合流部に向けて搬送されてきた時に、当該剛性案内部
    材が前記搬送経路内に突出していれば、用紙自身の腰の
    強さによって用紙が当該剛性案内部材をその搬送経路か
    ら退避さることによって、用紙の後端をガイドし、下側
    の搬送経路から用紙が合流部に向けて搬送されてきた時
    に、剛性案内部材が搬送路から退避して用紙の負荷にな
    らないように構成されていることを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】上側の搬送経路と下側の搬送経路の間のス
    ペースに当該剛性案内部材の切替えをする為の回転支点
    を設けていることを特徴とする第1項記載の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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