JP2839823B2 - コンクリート製品の製造方法及びその方法に用いる鉄筋保持具 - Google Patents

コンクリート製品の製造方法及びその方法に用いる鉄筋保持具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は緩衝部材を備えた側溝蓋
等のコンクリート製品の製造方法に係り、詳しくは、開
口面積の小さな縦長の型枠及び鉄筋保持具を用いて、型
枠内に補強部材及び緩衝部材を配置するようにしたコン
クリート製品の製造方法及びその方法に用いる鉄筋保持
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばU字溝等の側溝に敷設され
る側溝蓋には、縦方向に延びる複数本の第一の鉄筋と、
横方向に延びる第二の鉄筋とを互いに交差した状態で結
合してなる網状補強部材が埋設されている。このような
側溝蓋を製造する場合には、上面を小さく開口した縦長
の四角箱状型枠を用い、この型枠へのコンクリート打設
に先立ち、同型枠内に前記補強部材を立てた状態で配置
している。このときには、補強部材を型枠内面から離間
支持する必要があり、従来は例えば補強部材の四隅にお
ける第一及び第二の鉄筋の交差部分に、鉄筋保持具(実
開昭49−150110号公報参照)を装着している。
【0003】ところで、近年、側溝蓋の一形態として側
溝の接触部位である側溝蓋裏面の両側に、軟質塩化ビニ
ル樹脂等からなる一対の細長い緩衝部材を取着したもの
が提案されている。この側溝蓋を側溝に載置すれば、た
とえ側溝蓋ががたついたとしても騒音が発生するのを緩
衝部材によって防止できる。
【0004】前記緩衝部材付きの側溝蓋を製造するに
は、補強部材とともに両緩衝部材を型枠内に配置する必
要がある。ところが、型枠内にも、鉄筋保持具にも緩衝
部材を止着する手段が設けられていない。そのため、こ
のような縦長の型枠では前述した緩衝部材付きの側溝蓋
を製造できない。
【0005】そこで、従来は上面を大きく開口した高さ
の低い型枠を用い、この型枠内に前記補強部材を横向き
に配置し、コンクリートを打設した後、同コンクリート
の上面に一対の緩衝部材を載置するとともに、押圧によ
り両緩衝部材の下半部を埋設させるという手段を採って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記後者の
型枠を用いた場合には次のような問題点がある。すなわ
ち、コンクリート打設後には、一般にその上面が平らと
なるようにこて等でならす必要があるが、後者の型枠に
おいては開口部分の面積が前者の型枠に比べて大きいの
で、そのならし作業が大変である。又、このようにコン
クリート上面をならした後に一対の緩衝部材を載置する
が、このときには両緩衝部材をどの部位においても同一
高さとなるように調節する必要がある。従って、この高
さの調節作業が煩雑であり、作業効率の低下を招いてい
た。又、コンクリート上面に緩衝部材を載置した際に、
緩衝部材を定位置に固定する手段が設けられていないた
め、緩衝部材がずれたり移動したりするという問題もあ
る。
【0007】本発明は上記問題点に着目してなされたも
のであって、その目的は開口面積の小さな縦長の型枠を
用いることが可能となり、補強部材を型枠内面から離間
支持しながら、同型枠内に配置された緩衝部材を型枠内
面に簡単な構成により確実に押圧保持することができ、
このため開口面積の大きな型枠を用いた場合における緩
衝部材の高さ調整等の作業を省略して、作業性を向上す
ることができるコンクリート製品の製造方法及びその方
法に用いる鉄筋保持具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、縦方向に延びる複数本の
第一の鉄筋と、横方向に延びる複数本の第二の鉄筋とを
結合してなる網状の補強部材が埋設されかつ、表面に緩
衝部材が設けられたコンクリート製品の製造方法であっ
て、コンクリートが打設される型枠内に、両鉄筋の交差
部分に鉄筋保持具が装着された前記補強部材を鉄筋保持
具の保持具本体により型枠内面から離間支持させて配置
するとともに、緩衝部材を鉄筋保持具の弾性変形可能な
押圧保持片により型枠内面に弾性的に押圧保持させて配
置した後、型枠の上面開口部からコンクリートを打設す
るようにした。
【0009】又、請求項2に記載の発明は、縦方向に延
びる複数本の第一の鉄筋と、横方向に延びる複数本の第
二の鉄筋とを結合してなる網状の補強部材を支持する鉄
筋保持具において、前記補強部材における両鉄筋の交差
部分に装着されて、コンクリートが打設される型枠の内
面からその補強部材を離間支持する保持具本体を設ける
とともに、同型枠内に配置される緩衝部材を型枠の内面
弾性変形して押圧支持するための押圧保持片を前記保
持具本体に設けた。
【0010】なお、前記保持具本体には第二の鉄筋を挟
み込むための支持凹部と、保持具本体とともに第一の鉄
筋を囲んで押え込むためのずれ止め片とが設けられてい
てもよい。又、前記押圧保持片は緩衝部材の幅に対応し
た長さに形成されていてもよい。更に、前記保持具本体
には型枠内に配置される補強部材を、保持具本体により
離間支持する内面とは別の内面と当接して位置規制する
位置規制片が設けられていてもよい。
【0011】
【0012】
【作用】コンクリートが打設される型枠内に、両鉄筋の
交差部分に鉄筋保持具が装着された補強部材は、鉄筋保
持具の保持具本体により型枠内面から離間支持された状
態で配置される。又、緩衝部材は鉄筋保持具の弾性変形
可能な押圧保持片により型枠内面に弾性的に押圧保持さ
れた状態で配置される。そして、型枠の上面開口部から
コンクリートが打設されてコンクリート製品が製造され
る。従って、開口面積の小さな縦長の型枠を用いること
が可能となり、補強部材が型枠内面から離間支持されな
がら、同型枠内に配置された緩衝部材は型枠内面に簡単
な構成の弾性変形可能な押圧保持片により確実に押圧保
持される。
【0013】又、請求項3に記載の発明では、保持具本
体とずれ止め片によって第二の鉄筋が囲まれた状態で押
え込まれ、支持凹部により第一の鉄筋が挟み込まれるこ
とにより、補強部材の交差部分に鉄筋保持具が装着され
る。従って、装着された鉄筋保持具はずれ止め片及び支
持凹部により補強部材の上下方向及び左右方向へ移動不
能に固定される。
【0014】請求項4に記載の発明では、押圧保持片を
緩衝部材の幅に対応した長さに形成したことにより圧接
部分が多くなるので、その押圧保持片によって緩衝部材
は強固にかつ確実に押圧保持される。
【0015】請求項5に記載の発明では、位置規制片は
補強部材を保持具本体によって離間支持される型枠の内
面とは別の内面と当接して位置規制する。従って、補強
部材は型枠内の所定位置に確実に配置される。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、本発明を側溝蓋の製造方法及び側溝蓋
用の鉄筋保持具に具体化した一実施例を図1〜図4に従
って説明する。
【0018】まず、本実施例の側溝蓋を製造する際に用
いられる型枠、緩衝部材及び補強部材について簡単に説
明する。図1,図4に示すように、型枠1は四隅に支持
棒22が挿通された前後両板2,3と、左右側板4,5
と、底板21との組合せにより構成され、同支持棒22
上に設けられたボルト等の締付手段(図示しない)を締
付けることにより、上面を開口した前後に偏平な縦長箱
型形状をなす多数組の型枠1が形成されるようになって
いる。そして、この型枠1の開口1aからコンクリート
(図示しない)が打設される。
【0019】前記後板3内面の左右両側部には一対の凹
部としての切欠き3aが形成され、両切欠き3aに緩衝
部材6が配置される。両緩衝部材6は、軟質ビニル樹脂
等によって縦長薄板状に形成されている。この緩衝部材
6は本実施例の側溝蓋が側溝に敷設されたときに生じる
がたつきを吸収して、騒音の発生を防止するためのもの
である。
【0020】また、前記型枠1内において、両緩衝部材
6の前方位置には補強部材7が配置される。補強部材7
は、縦方向に延びる複数本の第一の鉄筋8と、その後側
において第一の鉄筋8と直交するよう横方向に延びる複
数本の第二の鉄筋9とから四角網状に形成され、両鉄筋
8,9間の交差部分で相互に溶接固定されている。そし
て、本実施例では前記交差部分のうち、図1に二点鎖線
で示す交差部分Aに鉄筋保持具が装着されるようになっ
ている。
【0021】図2,図3に示すように、鉄筋保持具10
には、補強部材7を型枠1から離間支持する保持具本体
11と、前記緩衝部材6を型枠1の後板3に押圧保持す
る押圧保持片12とから構成され、全体が合成樹脂によ
って一体成形されている。そして、鉄筋保持具10の前
後長さは前板2内面と、後板3の切欠き3aに配置され
た緩衝部材6前面との間隔よりも若干長く設定されてい
る。
【0022】前記保持具本体11の支持脚部13は、前
後に細長い形状をなし、その前端部が型枠1の前板2に
当接されるようになっている。支持脚部13の後端部に
は、略半円筒形状をなす上下一対の支持凹部14が形成
されており、両支持凹部14で前記第二の鉄筋9が挟み
込まれる。
【0023】上下両支持凹部14の各外周面上には、突
片15が互いに平行状態で右方又は左方へ突出形成され
ている。両突片15の右端部又は左端部にはずれ止め片
16が前方へ折曲形成されており、これらのずれ止め片
16と支持脚部13との間で、前記第一の鉄筋8を押え
込むようにしている。又、各ずれ止め片16からは位置
規制片17が右方又は左方へ突出形成されており、それ
らの端部が型枠1の左右両側板4,5に当接されるよう
になっている。
【0024】前記各支持凹部14の後端部には、ガイド
部18が後方へ延設されている。両ガイド部18の対向
面は、後側ほど両者間の間隔が広くなるよう斜めに形成
されており、ここから前記第二の鉄筋9が導入されるよ
うになっている。
【0025】前記ガイド部18の後端部には、図3に二
点鎖線で示すように、折曲部19が斜め後上方又は斜め
後下方へ突出し、各折曲部19端部からは四角棒状の圧
接部20が左右方向へ延出している。これらの折曲部1
9及び圧接部20によって可撓性を有する押圧保持片1
2が構成され、同圧接部20が緩衝部材6に圧接された
ときに、折曲部19の基端を中心として押圧保持片12
が撓むようになっている。
【0026】次に、側溝蓋の製造方法について説明す
る。図2は補強部材7の交差部分Aに鉄筋保持具10を
装着した状態を示す。この状態では支持脚部13後端、
突片15及びずれ止め片16によって第一の鉄筋8が左
右から押え込まれ、両支持凹部14によって第二の鉄筋
9が上下から挟み込まれており、同鉄筋保持具10は上
下方向及び左右方向へ移動不能に固定されている。
【0027】続いて、例えば図示しない締付手段を緩め
て型枠1の前板2を前方へ離間して前後両板2,3間の
間隔を広げ、この状態で後板3の左右両側の切欠き3a
に緩衝部材6を添わせて立てる。次に、前記鉄筋保持具
10が装着された補強部材7を、鉄筋のかぶりを確保し
ながら前後両板2,3間に配置する。そして、前記前板
2を後方へ移動させると四角箱状の型枠1が形成され
る。
【0028】このようにすると、図3,図4に示すよう
に、鉄筋保持具10の支持脚部13前端に前板2内面が
当接し、この鉄筋保持具10が後方へ押圧されて、押圧
保持片12が緩衝部材6に当接される。この押圧保持片
12は可撓性を有しているので図3に実線で示すよう
に、折曲部19の基端を中心として変形するが、自身の
弾性復元力に基づき、圧接部20において緩衝部材6を
後板3の切欠き3aに圧接させる。
【0029】従って、補強部材7が型枠1内において、
前後両板2,3から離間支持されるとともに、左右両緩
衝部材6が同型枠1内の後板3に押圧保持されることに
なる。特に、本実施例では、保持具本体11の各ガイド
部18に対し、それぞれ可撓性を有する押圧保持片12
を設け、しかもそれらの押圧保持片12の圧接部20を
左右に細長い四角棒状に形成したので、これら2つの圧
接部20によって緩衝部材6を強固にかつ確実に押圧保
持できる。なお、前記鉄筋保持具10には位置規制片1
7が形成されているので、補強部材7は左右両側板4,
5からも離間支持される。
【0030】型枠1内に補強部材7及び緩衝部材6を支
持した後、型枠1の開口部1aからコンクリートを打設
する。このとき、緩衝部材6は鉄筋保持具10によって
後板3に圧接され、かつ切欠き3aと嵌合しているの
で、ずれたり移動したりすることがない。しかも本実施
例では、後板3の左右両側に切欠き3aを形成したの
で、この切欠き3aと緩衝部材6との間からコンクリー
トが侵入することはない。前記コンクリートが固化し
て、型枠1を離型することにより、所定の位置に補強部
材7及び緩衝部材6が埋設された側溝蓋が得られる。
【0031】このように、本実施例の弾性変形可能な押
圧保持片12を備えた鉄筋保持具10によれば、開口部
1aの開口面積が小さい縦長の型枠1を用いる場合で
も、補強部材7及び緩衝部材6を所定位置に簡単な構成
により確実に支持でき、緩衝部材6付きの側溝蓋を安価
に製造することができる。このため、コンクリート打設
後におけるその上面のならし作業が従来よりも容易とな
るとともに、緩衝部材6の高さ位置を調節する作業が不
要となる。
【0032】ところで、前記従来技術における開口面積
の大きな型枠を用いた場合には、広い設置場所を必要と
する等の理由から、1つずつしか側溝蓋を製造すること
ができず作業効率が悪い。本実施例では図1に示すよう
に、4本の支持棒22により多数の型枠1を並設したの
で、一度に多くの補強部材7及び緩衝部材6を支持で
き、従って多数の緩衝部材6付き側溝蓋を同時に製造す
ることが可能となり、作業効率の向上を図れる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本発明の主旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)側溝蓋以外にも、緩衝部材付きの他の枡蓋等のコ
ンクリート製品を製造する場合に適用してもよい。
【0034】(2)押圧保持片12における圧接部20
を丸棒状や、板状に変更してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、開
口面積の小さな縦長の型枠を用いることが可能となり、
補強部材を型枠内面から離間支持しながら、同型枠内に
配置された緩衝部材を型枠内面に簡単な構成により確実
に押圧保持することができ、このため開口面積の大きな
型枠を用いた場合における緩衝部材の高さ調整等の作業
を省略して、作業性を向上することができるという優れ
た効果を奏する。
【0036】又、請求項3に記載の発明では、保持具本
体とずれ止め片によって第二の鉄筋が囲まれた状態で押
え込まれ、支持凹部により第一の鉄筋が挟み込まれるの
で、鉄筋保持具を補強部材の上下方向及び左右方向へ移
動不能に固定することができる。
【0037】請求項4に記載の発明では、押圧保持片を
緩衝部材の幅に対応した長さに形成したことにより圧接
部分が多くなり、その押圧保持片によって緩衝部材を強
固にかつ確実に押圧保持することができる。
【0038】請求項5に記載の発明では、位置規制片が
補強部材を保持具本体によって離間支持される型枠の内
面とは別の内面と当接して位置規制するので、補強部材
を型枠内の所定位置に確実に配置することができる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の型枠、補強部材及び緩衝部材
を示す斜視図である。
【図2】鉄筋保持具を示す斜視図である。
【図3】鉄筋保持具を用いて補強部材及び緩衝部材を型
枠内に支持した状態を示す部分断面図である。
【図4】同じく、平断面図である。
【符号の説明】
1…型枠、1a…開口部、6…緩衝部材、7…補強部
材、8…第一の鉄筋、9…第二の鉄筋、10…鉄筋保持
具、11…保持具本体、12…押圧保持片、14…支持
凹部、16…ずれ止め片、17…位置規制片、A…交差
部分。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に延びる複数本の第一の鉄筋
    (8)と、横方向に延びる複数本の第二の鉄筋(9)と
    を結合してなる網状の補強部材(7)が埋設されかつ、
    表面に緩衝部材(6)が設けられたコンクリート製品の
    製造方法であって、 コンクリートが打設される型枠(1)内に、両鉄筋
    (8,9)の交差部分(A)に鉄筋保持具(10)が装
    着された前記補強部材(7)を鉄筋保持具(10)の保
    持具本体(11)により型枠(1)内面から離間支持さ
    せて配置するとともに、緩衝部材(6)を鉄筋保持具
    (10)の弾性変形可能な押圧保持片(12)により型
    枠(1)内面に弾性的に押圧保持させて配置した後、型
    枠(1)の上面開口部(1a)からコンクリートを打設
    するようにしたことを特徴とするコンクリート製品の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 縦方向に延びる複数本の第一の鉄筋
    (8)と、横方向に延びる複数本の第二の鉄筋(9)と
    を結合してなる網状の補強部材(7)を支持する鉄筋保
    持具において、 前記補強部材(7)における両鉄筋(8,9)の交差部
    分(A)に装着されて、コンクリ−トが打設される型枠
    (1)の内面からその補強部材(7)を離間支持する保
    持具本体(11)を設けるとともに、同型枠(1)内に
    配置される緩衝部材(6)を型枠(1)内面に弾性変形
    して押圧保持するための押圧保持片(12)を前記保持
    具本体(11)に設けたことを特徴とする鉄筋保持具。
  3. 【請求項3】 前記保持具本体(11)には第二の鉄筋
    (9)を挟み込むための支持凹部(14)と、保持具本
    体(11)とともに第一の鉄筋(8)を囲んで押え込む
    ためのずれ止め片(16)とが設けられていることを特
    徴とする請求項2に記載の鉄筋保持具。
  4. 【請求項4】 前記押圧保持片(12)は緩衝部材
    (6)の幅に対応した長さに形成されていることを特徴
    とする請求項2又は請求項3に記載の鉄筋保持具。
  5. 【請求項5】 前記保持具本体(11)には型枠(1)
    内に配置される補強部材(7)を、保持具本体(11)
    により離間支持する内面とは別の内面と当接して位置規
    制する位置規制片(17)が設けられていることを特徴
    とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の鉄筋保持
    具。
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