JPH056083Y2 - - Google Patents

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JPH056083Y2
JPH056083Y2 JP5875488U JP5875488U JPH056083Y2 JP H056083 Y2 JPH056083 Y2 JP H056083Y2 JP 5875488 U JP5875488 U JP 5875488U JP 5875488 U JP5875488 U JP 5875488U JP H056083 Y2 JPH056083 Y2 JP H056083Y2
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mold
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molding
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は型枠の内側面に凹部成形型を取着し、
コンクリート製品の表面に凹部成形型の形状と対
応する凹部を形成するようにしたコンクリート成
形型に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の成形型としては、第5図に示す
橋げたBを成形するためのものが挙げられる。こ
の成形型は、金属製で上面が開放された細長い箱
状の型枠と、この型枠の両内側面にボルトによつ
て取着される凹部成形型とからなる。そして、生
コンクリートを型枠の上方から凹部成形型の箇所
まで充填して成形を行なつていた。この際、製品
の上部両角には前記凹部成形型に対応した形状の
凹部B2が形成されるようになつていた。
また、上述の橋げたBと同じく両角に凹部B2
が形成され、高さのみ異なる橋げたBを成形する
場合には、前記凹部成形型の取着位置を上方ある
いは下方に移動して、その後、上方から生コンク
リートをその凹部成形型の箇所まで充填してい
た。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記コンクリート成形型の凹部成形
型は上述のように型枠に対してボルト締めしてあ
るため、この凹部成形型の取着位置を変更するに
はボルト自体の着脱を要し、作業に手間がかかる
という問題がある。さらに、凹部成形型が金属製
で非常に重いこともその原因となつている。
また、凹部成形型としては、上述のボルト締め
の他に溶接によつて型枠の両側面に取着するもの
もあるが、この場合の取着位置の変更はさらに手
間がかかつている。
本考案の目的は、型枠への凹部成形型の位置変
更が容易なコンクリート成形型を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案のコンクリート成形型は、金
属製の型枠内に合成樹脂製の凹部成形型を設け、
同凹部成形型には、これを型枠内側面に位置調節
可能に固定するための磁石を取り付けたものであ
る。
上記コンクリート成形型の型枠と凹部成形型に
は、互いに嵌合する嵌合部をそれぞれ形成するの
が望ましい。
[作用] 凹部成形型は合成樹脂製で軽量であるため、そ
の磁石の磁力によつて型枠内側面に実用上充分に
取着させることができる。また、その着脱操作も
容易である。
嵌合部同士の嵌合によつて、凹部成形型は型枠
内側面の正規の取着位置からずれることがない。
また、凹部成形型の取着時の位置決めも容易であ
る。
[実施例] 以下、この考案を橋げたのコンクリート成形型
に具体化した一実施例を図面に従つて説明する。
まず、本実施例のコンクリート成形型によつて
製作される橋げたBについて説明すると、第5図
に示すように、この橋げたBは細長いブロツク形
状をなし、その上部両角には凹部B2が橋げたB
の長さ方向全体にわたつて形成されている。ま
た、この橋げたBの内部には軽量化のために発泡
スチロール製のインサート部材B1が埋設されて
いるとともに、長さ方向に多数の鋼線Wが埋設さ
れている。
次に、コンクリート成形型の説明をすると、第
2〜4図に示すように、型枠1は上面が開放され
た細長い箱状をなしている。型枠1の左右両側面
及び底面は、それぞれ複数の側板2と底板3とが
第4図に示すように縦方向に連結されることによ
つて構成されている。また、型枠1の長さ方向両
端面はそれぞれ端板4によつて塞がれるととも
に、型枠1にはその内部を複数に等分割するよう
に仕切り板5が設けられ、その各空間を成形空間
Sとしている。各板2〜5は鉄板で製作され、型
枠1はこの各板2〜5に分解できるようになつて
いる。前記各成形空間Sは、その長さ及び左右の
幅が橋げたBの長さ及び左右の幅とそれぞれ対応
している。同型枠1の両側板2間の上縁には支持
棒6が適宜掛け渡され、型枠1の補強をしてい
る。
第1,3図に示すように、前記両側板2には嵌合
部としての位置決め孔7が、型枠1の長さ方向へ
所定間隔を隔てて並ぶ列を形成するように、かつ
その列が上下に所定間隔を隔てて5段となるよう
に貫設されている。また、各位置決め孔7の型枠
1外側には、それぞれ閉塞部材8が溶接により固
着されている。
一方、第1,3図に示すように、前記橋げたB
の凹部B2を形成するために、型枠1両側板2の
内面に取着される一対の凹部成形型9は、ウレタ
ン樹脂からなり、橋げたBの凹部B2と対応する
変形四角形状の断面をなすとともに、その長さは
前記成形空間Sの長さと同一になつている。凹部
成形型9の側板2への取着面9aには、型枠1の
位置決め孔7に対応する箇所にそれぞれ四角板状
の磁石10が埋め込まれている。各磁石10の取
着面9a側には突部10aが一体形成され、同突
部10aは取着面9aと面一になるように露出し
ている。また、磁石10における突部10aの反
対側には、位置決め部材11が磁石10に当接す
るように設けられ、同位置決め部材11に形成さ
れた嵌合部12は、砥石10に貫設された貫設孔
10bに挿嵌されるとともに、嵌合部12は取着
面9aから突出している。なお、前記磁石10と
位置決め部材11とは凹部成形型9の成形時にイ
ンサートされている。
次に、上記のように構成されたコンクリート成
形型を使用して橋げたBの成形を行なう場合を、
一つの成形空間Sに着目して説明する。
まず、第1〜3図に示すように、成形空間Sの
上下5段の位置決め孔7の内、製作する橋げたB
の高さに対応した段を選び、これらの各位置決め
孔7に凹部成形型9の各嵌合部12が嵌合するよ
うに、両凹部成形型9を両側板2の内面にそれぞ
れ取り付ける。一方、凹部成形型9より下側の段
の位置決め孔7内に全てめくら蓋13を取り付け
る。
次に、成形空間S内に前記インサート部材B1
を配設し、同部材B1を図示しない固定手段によ
つて所定の位置に固定する。また、成形空間S内
にはコンクリート補強用の鋼線Wを前後方向に適
宜張架しておく。
その後、第2図に仮想線で示すように、上記成
形空間Sの上方から生コンクリートを凹部成形型
9が漬かる程度まで充填する。そして、コンクリ
ートの硬化後に成形型を分解して橋げたBの形状
となつた製品を取り出す。
一方、上述した橋げたBとは高さの異なる橋げ
たBを成形するために凹部成形型9の位置を変更
する場合は、型枠1の側板2に取着されている凹
部成形型9を取り外すことにより、その嵌合部1
2を位置決め孔7から離脱させる。そして、前述
と同様に5段の位置決め孔7の内、製作する橋げ
たBの高さに対応した段を選び、これらに凹部成
形型9を取着すればよい。
前述のように、凹部成形型9は側板2に対して
磁石10の磁力によつて取着されているだけのた
め、容易にその取着位置を変更することができ
る。また、この凹部成形型9がウレタン樹脂から
なり軽量であることもこの作用に貢献している。
また、本実施例の成形型においては、凹部成形
型9の嵌合部12と側板2の位置決め孔7とを嵌
合させるように構成したため、この凹部成形型9
の側板2への取着時にその位置決めがし易いばか
りでなく、成形型の取り扱い時や生コンクリート
充填時に凹部成形型9がずれて、この状態のまま
製品が成形されてしまうというようなトラブルも
ない。
さらに、本実施例の凹部成形型9の磁石10は
この凹部成形型9に埋め込まれるとともに、その
突部10aのみが取着面9aに露出している。従
つて、この凹部成形型9を側板2から取り外す際
に磁石10が同型9から脱落する虞がない。
なお、本実施例においては橋げたBを成形する
ためのコンクリート成形型として具体化したが、
その対象となる製品の種類は何でもよく、また、
それに応じた凹部成形型の形状もどんな形状でも
よい。
このように、本考案は前記実施例に限定される
ものではなく、この考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案のコンクリート成
形型によれば、型枠への凹部成形型の位置変更が
容易であるという産業利用上優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の成形型における凹部成形型
が型枠の側板に取着された状態を示す断面図、第
2図は型枠の一方の端板を取り外した状態を示す
正面図、第3図は型枠の部分側断面図、第4図は
型枠の平断面図、第5図は橋げたの斜視図であ
る。 型枠……1、位置決め孔……7(嵌合部)、凹
部成形型……9、磁石……10、嵌合部……1
2。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属製の型枠1内に合成樹脂製の凹部成形型
    9を設け、同凹部成形型9には、これを型枠1
    内側面に位置調節可能に固定するための磁石1
    0を取り付けたコンクリート成形型。 2 型枠1と凹部成形型9には、互いに嵌合する
    嵌合部7,12がそれぞれ形成されている請求
    項1に記載のコンクリート成形型。
JP5875488U 1988-04-30 1988-04-30 Expired - Lifetime JPH056083Y2 (ja)

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JP5875488U JPH056083Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5875488U JPH056083Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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Publication Number Publication Date
JPH01163106U JPH01163106U (ja) 1989-11-14
JPH056083Y2 true JPH056083Y2 (ja) 1993-02-17

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JP2516191B2 (ja) * 1992-08-20 1996-07-10 勝也 平岡 コンクリ―ト製品の脱型方法

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