JP2007114823A - 自動販売機設置台 - Google Patents

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JP2007114823A JP2005302526A JP2005302526A JP2007114823A JP 2007114823 A JP2007114823 A JP 2007114823A JP 2005302526 A JP2005302526 A JP 2005302526A JP 2005302526 A JP2005302526 A JP 2005302526A JP 2007114823 A JP2007114823 A JP 2007114823A
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Teruo Maekawa
輝男 前川
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Sanko Co Ltd
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Abstract

【課題】製造するに際して型枠を要さず、製造コストが削減され、大量生産が可能で、色も自動販売機に調和するように自由に選定できる自動販売機設置台を提供する。
【解決手段】プラスチックにより直方形箱状のカバー体1を成形し、該カバー体内にコンクリート12を充填して固まらせ、これを該カバー体が上側になるように地面に配置し、その上に自動販売機14が設置されるようにした。カバー体1の側壁3の天板部2から離間した部分に該側壁を内方に屈折状に突出させ持手部5を形成することでカバー体のコンクリートからの離脱を防ぐ。また、カバー体1の天板部2の下面に両側壁3を連結する補強リブ6を一体に形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機を設置するに際して地面に敷く自動販売機設置台に関するものである。
飲料水等の自動販売機(以下、自販機という)は、従来一般に、型枠によって成形された直方形板状のコンクリートブロックを地面に水平に配置し、その上に自販機の足を乗せることで設置状態を安定させ転倒事故等のおそれがないようにしている。
なお、下記特許文献1は車止め材及びその製造方法に関するもので、自販機等の設置に関するものでないが、プラスチック製のカバー体内にコンクリートを充填する公知技術が示されたものである。
特開平10−2124号公報
ところで、上記従来の自販機台として使用されているコンクリートブロックは、製造するに際し、型枠を組み立ててコンクリートを充填し、コンクリートが固まった後に型抜きする一連の作業を要すると共に、製造設備として多数の型枠が必要で、その型枠を組み外して清掃し使い回す必要があるなど手間が掛かるので、製造コストが掛かり、大量生産もし難いという問題がある。また、一般的にコンクリートブロックの表面は、凹凸状にざらついていて汚れが付着し易いと共に、風雨に曝されると劣化し、見栄えが一層悪くなるので、自販機の設置台として意匠的にも相応しくないものであった。
また、特許文献1に示されたように、プラスチック製のカバー体内にコンクリートを充填し、車止め等を製品化することは従来から行われていたが、一般には輸送中或いは使用中に、カバー体とコンクリートとが離脱し易いという問題がある。
本発明は上記のような課題を解決しようとするもので、請求項1に記載した自動販売機設置台は、プラスチックにより直方形箱状のカバー体を成形し、該カバー体内にコンクリートを充填して固まらせ、これを該カバー体が上側になるように地面に配置し、その上に自動販売機が設置されるようにしたことを特徴とする。
また請求項2に記載した発明は、上記自動販売機設置台において、カバー体の側壁の天板部から離間した部分に該側壁を内方に屈折状に突出させることにより持手部を形成してなることを特徴とする。
また請求項3に記載した発明は、上記自動販売機設置台において、カバー体の天板部の下面に両側壁を連結する補強リブを一体に形成したことを特徴とする。
また請求項4に記載した発明は、上記自動販売機設置台において、カバー体の天板部の上面に長手方向に沿う溝を形成し、該溝に埋設されるようにアジャストレールを固定し、該アジャストレールに係合する固定ボルトを該アジャストレールに沿ってスライドさせることにより該固定ボルトを適宜位置に固定できるようにしたことを特徴とする。
また請求項5に記載した発明は、上記自動販売機設置台において、持手部はカバー体の側壁を平面アリ溝形に内方に屈折状に突出させて形成したものであることを特徴とする。
請求項1に記載した自動販売機設置台は、製造するに際して型枠を要さず、製造コストが大幅に削減され大量生産も可能になると共に、自販機の色と調和する所望の色彩にすることができ、常に見栄えのよい状態に保つことができる。
請求項2に記載した自動販売機設置台は、持手部を形成したことにより取り扱いが容易になるだけでなく、カバー体とコンクリートとを離脱し難くすることができる。
請求項3に記載した自動販売機設置台は、カバー体の側壁が外方に変形し難くなり強度が向上する。
請求項4に記載した自動販売機設置台では、様々なサイズの自販機に合わせて固定ボルトを自在な位置に固定できる。
請求項5に記載した自動販売機設置台では、カバー体とコンクリートとを一層離脱し難くすることができる。
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る自動販売機設置台を構成するカバー体を下面から見た斜視図、図2はこのカバー体を上面から見た斜視図である。このカバー体1は、プラスチックの射出成形により長方形状の天板部2と長側壁3と短側壁4とからなる直方形箱状に一体成形されるもので、該側壁3の天板部2から離間した部分に該側壁を内方に屈折状に突出させることにより持手部5を形成している。また天板部2の下面に両長側壁3,3を連結する補強リブ6を一体に形成している。7は天板部2に上面が凹むように該天板部2を凹窪状に屈曲して成形された長手方向に沿う溝、10は天板部2に開設された丸孔11から下方に垂下するように該天板部の下面に一体に成形された円筒体である。なお、上記持手部5は射出成形用金型にいわゆるアンダーカット構造を設けることにより成形される。
8は横断面が略コ字形なるように形成された直線状の型鋼からなるアジャストレール、9は該アジャストレールの下面に固植された止金である。そして、該止金が溝7の底面に形成された透孔7′に貫挿されるように該アジャストレールを溝7中にセットし、該カバー体1を図1に示したように裏返した状態とし、図3に示したように該カバー体1内にコンクリート12を該カバー体の深さの半分程度流し込む。このとき流し込んだコンクリート12が持手部5の下側まで十分に充填されるようにする。そして該コンクリートの上に鉄筋13を縦横に配置する。該鉄筋13は補強リブ6や溝7の裏側に支持されることからコンクリート中に沈み込むのが防止される。そして図3の状態からさらに該カバー体1内にコンクリートを流し込むことで鉄筋13を該コンクリート中に埋設させ、該コンクリートを固まらせる。これによって止金9も該コンクリート中に埋設されることからアジャストレール8を溝7中に固定することができる。
こうして出来た設置台は、自販機の設置場所にて該カバー体1が上側になるように地面に水平に配置し、図4,図5に示したように、該自販機14の足15をその上に乗せると共に、アジャストレール8内に固定ボルト16を係合し、該固定ボルトのアジャストレール8より突出した部分にナット17を螺合することにより止金具18を止着し、該止金具の二股状に形成された先端部を該自販機14の足15に係合させる。これによって該自販機を移動不能に固定できる。なお、ナット17を緩めることにより固定ボルト16はアジャストレール8に沿ってスライドさせることができるので、該固定ボルト16を自販機14の足15の位置に合わせて適宜位置にスライドさせ、止金具18を止着することにより、様々なサイズの自販機に対処することができる。また、カバー体1の丸孔11に円筒体10が垂下状に一体に形成されていることから、この設置台では充填されたコンクリートを該円筒体10が上下に貫通する。このため、必要に応じてアンカーボルト(図示せず)を該丸孔11から円筒体10中に貫挿して地中に固植することにより、この設置台をさらに強固に地面に固定することが可能となる。
また、持手部5はこの自販機設置台の側壁に凹窪状に形成されることから手を掛け易く、移動,取扱いを容易にすると共に、持手部5を形成したことにより該持手部5と天板部2下面との間の空間にもコンクリートが充填・固結するので、該カバー体1の側壁3をコンクリートから離脱し難いようになり、強度が向上する。また、補強リブ6は鉄筋13が未硬化時のコンクリート中に沈み込むのを防ぐだけでなく、両側壁3を連結していることからコンクリートが固まるときの膨脹を抑制し、両側壁3が外方に開くのを防止する。なおこのような補強リブ6と同様の側壁補強機能は天板部2に溝7が該天板部2を凹窪状に屈曲して形成されていることによっても奏される。
一方、図6は本発明の他の実施形態を示すもので、この実施形態ではカバー体1の持手部5を側壁3の天板部2から離間した部分であって該側壁を平面アリ溝形に内方に屈折状に突出させて形成している。このように持手部5を平面アリ溝形に内方に屈折状に突出させて形成することにより、そのアリ溝形状の括れ部分にもコンクリートが充填され固結するので、該側壁3がコンクリートと一層強固に固結し、離脱、変形が生じないようにできる。また、図6に示したカバー体1では、補強リブ6の形成本数を上記実施形態よりもさらに多数本に増やし縦横に設けることにより、コンクリートが固まるときの膨脹を抑制し、側壁3,4が外方に開くのを防止し強度をさらに向上できるようにしている。その他、図6に示したカバー体1では、図1に示したカバー体1と同一部分については同一符号を付すことにより説明を割愛するが、図6に示したカバー体1についても上記実施形態のようにコンクリートを流し込むだけで、手間を要さず、低コストで自販機設置台を製造することができる。
このように本発明の自販機設置台は、カバー体自体がコンクリート型枠のようになるので、手間が掛からず製造が容易であるので、大量生産が可能となりコストを大幅に削減することができると共に、プラスチック製のカバー体によって全体が覆われ、コンクリートが表面に出ないので風雨によってコンクリート肌が劣化することも汚れが付着することも少ない。そして、カバー体のプラスチックの色を選定するだけで自販機の色調に調和するように見栄え良くセッティングできるなど種々の特質がある。
本発明の実施形態を示す自動販売機設置台のカバー体を下面から見た斜視図。 図1のカバー体を上面から見た斜視図。 図1のカバー体にコンクリートを流し込んでいる途中の斜視図。 本発明の実施形態を示す自動販売機設置台の使用状態を示した斜視図。 本発明の実施形態を示す自動販売機設置台の使用状態を示した縦断面図。 本発明に係るカバー体の他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1 カバー体
2 天板部
3 長側壁
4 短側壁
5 持手部
6 補強リブ
7 溝
8 アジャストレール
9 止金
12 コンクリート
13 鉄筋
14 自動販売機
15 自動販売機の足

Claims (5)

  1. プラスチックにより直方形箱状のカバー体を成形し、該カバー体内にコンクリートを充填して固まらせ、これを該カバー体が上側になるように地面に配置し、その上に自動販売機が設置されるようにしたことを特徴とする自動販売機設置台。
  2. カバー体の側壁の天板部から離間した部分に該側壁を内方に屈折状に突出させることにより持手部を形成してなる請求項1に記載の自動販売機設置台。
  3. カバー体の天板部の下面に両側壁を連結する補強リブを一体に形成した請求項1または2に記載の自動販売機設置台。
  4. カバー体の天板部の上面に長手方向に沿う溝を形成し、該溝に埋設されるようにアジャストレールを固定し、該アジャストレールに係合する固定ボルトを該アジャストレールに沿ってスライドさせることにより該固定ボルトを適宜位置に固定できるようにした請求項1〜3のいずれかに記載の自動販売機設置台。
  5. 持手部はカバー体の側壁を平面アリ溝形に内方に屈折状に突出させて形成したものである請求項1〜4のいずれかに記載の自動販売機設置台。
JP2005302526A 2005-10-18 2005-10-18 自動販売機設置台 Pending JP2007114823A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010065453A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Saicon Industry Co Ltd 基礎ブロック、基礎ブロック連結治具及び基礎
JP2010238137A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Aoyama Concrete:Kk レール付コンクリート製基礎台の製造に用いるアンカーアーム付レール
JP2015232743A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社サイコン工業 自動販売機等の据付石板用化粧プレート
JP6990853B2 (ja) 2018-11-09 2022-01-12 株式会社サイコン工業 自動販売機等の据付石板用化粧プレート

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