JP2839494B2 - 複数入力映像信号の選択記録及び再生装置 - Google Patents

複数入力映像信号の選択記録及び再生装置

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JP2839494B2
JP2839494B2 JP62221403A JP22140387A JP2839494B2 JP 2839494 B2 JP2839494 B2 JP 2839494B2 JP 62221403 A JP62221403 A JP 62221403A JP 22140387 A JP22140387 A JP 22140387A JP 2839494 B2 JP2839494 B2 JP 2839494B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は映像信号を記録再生し得る装置(例えば、
特に監視を目的としたタイムラプスビデオテープレコー
ダ(VTR))における複数入力映像信号の選択記録及び
再生装置に関する。 (従来の技術) 本発明は、映像信号記録再生装置全てに関して考える
ことができるが、ここでは2ヘッドヘリカル型磁気記録
再生装置において説明する。 従来、複数の入力映像信号を記録・再生する装置とし
て監視を目的としたタイムラプスVTR監視システムが実
用化されている。これは複数個のカメラ映像信号をスイ
ッチャー部により切換えてタイムラプスVTRでビデオテ
ープに記録するものである。この様なタイムラプスVTR
監視システムにおいては、スイッチャー部とタイムラプ
スVTRとは独立したものである場合が多い。複数個の監
視カメラの切換はスイッチャー部で行なわれ、切換時間
(間隔)を設定して、順次自動的にカメラを切換え、こ
れをタイムラプスVTRで記録するものである。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、この様なシステムで複数個のカメラ映像信
号の記録を行なった場合、次の様な問題点が生じる。 1.タイムラプスVTRの記録時間間隔とスイッチャー部の
カメラ切換時間間隔が独立している為、それぞれのカメ
ラ映像信号の記録されるコマ数(フィールド数又はフレ
ーム数)が異なり、また時間設定によっては、あるカメ
ラからの映像信号が1コマも記録されない恐れがある。 2.記録中の同時モニタ及び再生画像は、異なるカメラか
らの映像信号が次々と頻繁に切換わるため、見ている者
にとって判別しづらい画像となる。また、再生時も同様
に異なるカメラの再生映像信号が次々と切換わるため、
見たい部分を検索する作業ではスロー再生又はコマ送り
再生により1コマ1コマ内容を確認するしか手段はなく
時間を要する。 3.多くのスイッチャー部は最少でも数秒毎にカメラを切
換える為、カメラ台数が多くなった場合、1台のカメラ
からの映像信号は数十秒毎にしか記録されず、記録され
ない時間が長くなる。 そこで本発明の目的は上記した欠点に鑑み、特に、複
数入力信号の中から任意の信号を選択モニタ又は再生す
る機能を有し、1台のVTRで複数の入力信号をあたかも
それぞれ別のVTRで記録した様な効果を得る複数入力映
像信号の選択及び再生装置を提供することにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明に係る複数入力映像信号の選択記録及び再生装
置は、複数の映像信号供給源から入力される映像信号を
切換えて出力する映像切換手段と、この映像切換手段の
出力に対してその信号がどの信号供給源からの信号であ
るかを特定する識別信号を重疂する信号重疂手段と、複
数の記録ヘッドを順次切換えて、識別信号が重疂された
映像信号を記録し、記録された映像信号を再生ヘッドに
より再生する記録再生手段と、この記録再生手段の再生
出力から、特定の信号供給源の映像信号を選択して画像
メモリに記憶し、該選択した信号供給源の映像信号のみ
を出画する手段とを備えた装置を対象としている。 そして、映像切換手段は、複数の映像信号供給源の映
像信号間の同期をとる手段と、記録再生手段の記録ヘッ
ド切換パルスをカウントする計数手段とを備え、計数手
段が予め設定された数のパルスを計数する毎に複数の信
号供給源からの信号を映像信号の垂直同期信号に同期さ
せて循環的に切換選択するように構成している。 また、本発明に係る複数入力映像信号の選択記録及び
再生装置は、上記の対象において、記録再生手段が、そ
の記録ヘッド切換パルスの所定周期毎に制御信号を発生
するとともに、該制御信号の存在する期間に映像信号を
記録するように動作し、映像切換手段が、複数の映像信
号供給源の映像信号間の同期をとるとともに、制御信号
によって複数の信号供給源からの信号を映像信号の垂直
同期信号に同期させて循環的に切換選択するように構成
したものである。 (作用) 上記のような構成によれば、記録再生手段の記録ヘッ
ド切換パルスが予め設定された数だけカウントされる毎
に、または、記録再生手段の記録ヘッド切換パルスの所
定周期毎に、複数の映像信号供給源からの映像信号をそ
の垂直同期信号に同期させて循環的に切換選択し、それ
ぞれ識別信号を重疂して記録するようにしたので、1台
のVTRで複数の入力信号をあたかもそれぞれ別のVTRで記
録したような効果を得ることができる。 (実施例) 以下図面を参照してこの発明の実施例を説明する。 第1図は、本発明に関するタイムラプスVTRの複数入
力映像信号の選択記録、再生装置のブロック概要図であ
る。ブロック構成は、カメラスイッチャー部100、タイ
ムラプスVTR部200、映像信号選択部300の3つのブロッ
クに大きく分けて考えられる。 カメラスイッチャー部100は、n個の映像信号入力端
子と、入力された映像信号を選択するスイッチ回路10
1、入力ソースとしてカメラC1〜Cnの接続等を考えた場
合、カメラC1〜Cnに外部から同期をかける為のカメラ同
期発生器102とn個の同期信号出力端子を備えている。
スイッチ回路101は、スイッチャー用マイクロコンピュ
ータ(以下スイッチャーマイコンという)103(説明の
都合上各ブロック毎にスイッチャーマイコン、VTRマイ
コン、メモリーコントロールマイコンの3つのマイコン
に分けて考えるが、実際にはこれらをまとめて1つのマ
イコンで処理させてもよい)によって制御される。ま
た、スイッチャーマイコン103には、接続されたn個の
入力ソース(カメラ等)のうち、どれを使用するかを選
択する記録カメラ指定部104と、指定した複数の入力ソ
ースを、何コマ(フレーム又はフィールド)記録する毎
に切換えるかを指定する記録コマ数指定部105からなる
操作部が接続される。 タイムラプスVTR部200では、スイッチ回路101からの
カメラ映像信号が、映像信号記録回路201に供給され、
さらにこの回路の出力はスイッチ202を介してビデオヘ
ッド203に供給され磁気テープに記録される。また、再
生信号は、ビデオヘッド203、スイッチ202を介して映像
信号再生回路204に導入され処理される。この回路204の
出力は、映像信号選択部300に入力される。 ここで、タイムラプスVTR部200は、従来のタイムラプ
スVTRの回路に、さらに記録時入力信号が、スイッチ回
路101の入力端子のどの端子から入力されたものである
かを識別する為の、入力ソース識別信号を、映像信号に
重畳して記録するカメラNO.付加回路205を設け、また再
生時には、この重畳された入力ソース識別信号を検出す
るカメラNO.検出回路206が設けられている。これらの両
回路は、VTRマイコン207により制御される。VTRマイコ
ン207は記録時には、スイッチャーマイコン103から送ら
れる入力ソース識別信号をカメラNO.付加回路205に送
り、再生時には、カメラNO.検出回路206で検出した入力
ソース識別信号をメモリーコントロールマイコン301へ
送る。 映像信号選択部300は、フィールドメモリ302と、メモ
リーコントロールマイコン301及び再生又はモニタカメ
ラ指定部303で構成される。 記録時には、カメラスイッチャー部100よりライン310
を介して映像信号が送られて来る。映像信号はスイッチ
306にて選択され、アナログデジタル変換器304に入力さ
れる。一方、記録時には、バス311を介してメモリーコ
ントロールマイコン301に、映像信号に対応した入力ソ
ース識別信号が送られてくる。 映像信号は、指定したコマ数(フレーム又はフィール
ド)をビデオテープに記録する毎にソースが切換えられ
るが、この映像信号を同時にモニターしたい場合、次々
にソースが切換わる為、見づらい映像となることがある
(たとえば連続記録モードで1フレーム毎に入力ソース
を切換えた場合)。そこでフィールドメモリーを用い
て、再生又はモニターカメラ指定部303で指定した1つ
の入力ソースの映像信号のみを選択してモニターテレビ
へ出力する。つまり、指定したソース識別信号に対応す
る映像信号が到来したときは、アナログデジタル変換器
304でデジタル映像信号に変換して、フィールドメモリ3
02に格納するものである。そして格納した信号をデジタ
ルアナログ変換器305により、アナログ映像信号に変換
し、スイッチ307を介してモニターテレビ400に供給する
ものである。 記録されたビデオテープを再生する場合にも、同じ様
に次々に切換えて記録された入力ソースの再生映像信号
から指定した任意のソースの映像信号のみを選択してモ
ニターテレビ400へ出力することができる。 以下、各ブロックをさらに詳細に説明する。 (カメラスイッチャー部100) 第2図にカメラスイッチャー部100のブロック図を示
す。説明を簡単にする為に入力端子数n=4とし、また
タイムラプスVTRの性格上、監視目的に使用されること
を考慮し入力ソースとしては外部同期制御可能な4台の
監視カメラC1、C2、C3、C4を接続した場合について述べ
る。(しかし入力数nに制限はなく、また入力ソースも
同期が合ってさえいれば、カメラに限定されない。例え
ば、フレームシンクロナイズされた異なる複数個の放送
局からのテレビ受像信号でもよい。) カメラスイッチャー部100のスイッチ回路101は、4個
の映像信号入力端子IN1、IN2、IN3、IN4を有し、各入力
端子IN1〜IN4の信号はそれぞれ、増幅器111〜114を介し
てカメラ切換マルチプレクサ115に供給される。カメラ
切換マルチプレクサ115は、スイッチャーマイコン103か
らのデータをデコードするデコーダ116からの制御信号
に基づいて制御される。カメラ切換マルチプレクサ115
で選択された映像信号は、ビデオ増幅器118を介して、
タイムラプスVTRに供給されるとともに、垂直同期分離
回路117に供給される。 さらに上記入力端子IN1〜IN4の信号は、無信号検出器
121〜124に供給される。そして無信号検出器121〜124
が、入力の無信号状態を検出したときは、その情報はス
イッチャーマイコン103に供給される。 記録カメラ指定部104は接続されている4台のカメラ
のうち、どのカメラからの映像を記録するかを指定する
もので、使用したい(記録したい)任意のカメラの選択
情報はスイッチャーマイコン103に入力され、選択数も
任意(0台〜4台)である。但し、各入力端子には無信
号検出器121〜124が設けてあり、入力信号のない端子す
なわちカメラの接続されていない端子は選択できないよ
うになっている。 記録コマ数指定部105は、記録カメラ指定部104で指定
した複数個のカメラ信号を、何コマ(フィールド又はフ
レーム)記録する毎に切換えるかを指定するものであ
る。これによって記録時に、タイムラプスVTR部200から
送られるスイッチングパルス又は記録ミュート信号(以
下Rec Mute信号と記す)のパルス数をカウントすること
により何コマ記録したかを知り、指定されたコマ数に達
するとカメラを切換える。 第3図は、連続記録時のスイッチャー部タイミングチ
ャートを示す。但し、記録カメラ指定は1〜4の全ての
カメラを指定し、記録コマ数は1フレーム毎を指定した
場合である。 カメラC1〜カメラC4は、外部同期をかけている為その
映像出力信号の垂直、水平同期は時間的に一致してい
る。信号の切換えは垂直同期分離回路117の出力信号の
立ち上がりと同期をとって行なう為に、記録時モニタ又
は再来画面上に切換わり目は現れない。スイッチングパ
ルスは、タイムラプスVTR部200からスイッチャー部100
へ送られてくる信号である。記録時のVTRシリンダサー
ボは入力映像信号の垂直同期を基準にシリンダ位相制御
を行なうものである。従ってスイッチングパルスとカメ
ラ映像信号は常に一定の位相関係にあり、また複数の映
像信号を切換えて記録する場合でもそれらの信号の同期
が一致していて、切換えられた信号の同期部分の連続性
が保たれていればサーボ乱れをおこすことはない。 第3図において、Rec Mute信号がローレベルLoとなっ
た時点からビデオテープへの記録が行なわれる。この時
点からスイッチャーマイコンはスイッチングパルス数を
カウントし始める。第3図の例では記録コマ数は、1フ
レーム毎に設定した場合を想定しているので、スイッチ
ングパルスの立ち上がりの度にカメラを切換えている。
カメラを切換えるタイミングは、垂直同期分離回路117
の出力信号の立ち上がりに同期して切換える。 カメラセレクト信号は、入力数が4個の時は、例えば
2ビットのBCDコードで出力し、これをカメラ切換マル
チプレクサ115に送ることでカメラ信号を切換えると共
に、タイムラプスVTR部200及び映像信号選択部300へ入
力ソース識別信号として送っている。 第4図は、間欠記録時のカメラスイッチャー部101の
タイミングチャートである。 多くのタイムラプスVTRは、連続記録モードと間欠記
録(又は長時間記録)モードの2種の記録モードを備え
ている。 連続記録モードとは、例えばVHS標準又は3倍モード
と同様にキャプスタンモーターを一定速度で回転させる
ことにより、ビデオテープを一定速度で送り入力映像信
号を連続的に記録するものである。 間欠記録モードとは、キャプスタンモーターを間欠駆
動することにより、ビデオテープを間欠的に1フィール
ド又は1フレーム分のステップ送りを行い同時に映像信
号をフィールド又はフレーム単位でコマ落とし記録する
ものである。間欠的にコマ落としをする為に記録される
映像信号は時間的に離散的なものとなるが、連続記録の
場合に比べて同じテープで長時間記録することができ
る。多くのタイムラプスVTRの場合1フィールド又は1
フレーム分のステップ送りを行なう間隔を数種類選択で
きるようになっている。ステップ送りを行なう間隔が長
い程1本のテープで長時間にわたり記録することができ
るが記録される映像信号は時間的に離散なものとなる。 間欠記録も基本的には連続記録時と同じである。ここ
ではフレーム単位のコマ落としをするタイムラプスVTR
の場合を想定している。 第4図においてRec Mute信号がローレベルLoの区間だ
け1フレーム分の映像信号がビデオテープに記憶され
る。連続記録時と異なるのは、記録コマ数の制御がスイ
ッチングパルスをカウントするのではなくRec Mute信号
をカウントする点にある。第4図の例では、記録コマ数
は1フレーム毎に設定した場合を想定しているので、Re
c Mute信号の立ち上がりの度にカメラを切換える。カメ
ラを切換えるタイミングは垂直同期分離回路117の出力
信号の立ち上がりに同期して切換える。 以上の様にして得られる第3図または第4図に示すカ
メラスイッチャー部100からの映像出力信号とカメラセ
レクト信号は、タイムラプスVTR部200及び映像信号選択
部300へ送られる。 (タイムラプスVTRブロック) タイムラプスVTR部200は従来のタイムラプスVTRとほ
ぼ同等である。記録時には、カメラスィッチャー部100
から送られる映像信号をビデオテープに記録する。第3
図または第4図に示したカメラスイッチャー部100の映
像出力信号は第5図に示すような記録パターンとしてビ
デオテープTPに記録される。もし、記録コマ数指定で3
コマ(3フレーム)毎と設定した場合には記録パターン
は第6図のようになる。 ところで、カメラスイッチャー部100から送られる映
像信号は記録されてしまえば、どのカメラからの信号だ
ったのか判別することができない。そこで、どのカメラ
からの信号かを識別する為に入力ソース識別信号を映像
信号に重畳してからテープに記録する。この入力ソース
識別信号を映像信号に重畳するのがカメラNO.付加回路2
05であり、再生時に重畳された識別信号を検出するのが
カメラNO.検出回路206である。 以下、このカメラNO.付加回路205及びカメラNO.検出
回路206について述べる。 (カメラNO.付加回路205) ビデオ映像信号の垂直帰線期間部を第7図に示す。ビ
デオ映像信号の垂直同期期間より後部の10H〜21H(Hは
水平期間を意味する)の部分は無信号である。有効画面
範囲外のこの部分に1Hをビットとしてカメラセレクト信
号を重畳記録することにより入力ソース識別信号として
用いる。 第9図に記録時の入力ソース識別信号重畳回路ブロッ
ク図、つまりカメラNO・付加回路205を、また第8図に
タイミングチャートを示す。 カメラスイッチャー部100から送られるカメラ映像信
号は、自動利得制御増幅器211を介して次段の増幅器213
に供給される。ここの回路部では、クランプ回路212に
よるクランプ処理も行なわれる。増幅器213の出力は、
識別信号重畳回路214に入力される。また自動利得制御
された映像信号からは、水平同期分離回路216、垂直同
期分離回路217を用いて、水平同期信号及び垂直同期信
号が分離される。VTRマイコン207(高速処理が要求され
るためマイクロコンピュータではなく専用ロジック回路
となる場合もある)は、垂直同期信号の立ち上がりから
水平同期信号のパルス数のカウントを始める。カウント
数(第8図では13Hの点)に達すると、増幅器213の出力
が導入される識別信号重畳回路214により識別信号を映
像信号に重畳する。第8図では、カメラセレクト信号は
2ビットのBCDコードであり、カメラスイッチャー部100
から送られてくる。この2ビットコードのうちのカメラ
セレクト信号Aの状態(1又は0)を13Hに、またカメ
ラセレクト信号Bの状態を14Hに重畳している。つま
り、第8図に示す様に、カメラセレクト信号に応じてス
イッチS1が制御され、13H目と14H目とで、“0"と“1"を
出力する。この内容は、例えばカメラC2が選択されてい
ることを示している。そしてスイッチS2は、ソース識別
信号の重畳期間は、スイッチS1側を選択する。これによ
り、13Hと14H目には、“01"の識別信号が重畳されるこ
とになる。そして、このソース識別信号を重畳した映像
信号が、増幅器215を介して映像信号記録回路201へ送ら
れビデオテープに記録される。 第10図には、連続記録時の入力ソース識別信号重畳タ
イミングチャートを示す。但し、カメラスイッチャー部
100で記録カメラ指定はC1〜C4の全てのカメラを指定
し、記録コマ数はフレーム毎を指定した場合である。カ
メラC1〜C4は、スイッチングパルスに同期して切換えら
れ、カメラC1に対してソース識別信号“00"、C2に対し
て“01"、C3に対して“10"、C4に対して“11"が割当て
られている。 (カメラNO.検出回路206) 第11図は、再生時入力ソース識別信号検出回路のブロ
ック図つまり、カメラNO.検出回路206を、また第12図は
そのタイミングチャートを示している。 再生映像信号は、ビデオヘッド203、スイッチ202、映
像信号再生回路204を介して導出される。映像信号再生
回路204の出力映像信号は、映像信号選択部300に供給さ
れるとともに、クランプ回路220によりクランプ処理を
受けて、コンパレータ221に供給され、基準電圧Refと比
較される。また水平同期分離回路224と垂直同期分離回
路225により、その水平同期信号、垂直同期信号が分離
され、VTRマイコン207に供給される。またコンパレータ
221は、ソース識別信号を抽出する回路であり、その判
別出力をVTRマイコン207に供給する。 VTRマイコン207(高速処理が要求されるためマイクロ
コンピュータではなく専用ロジック回路となる場合もあ
る)は、垂直同期信号の立ち上がりから水平同期信号の
パルス数のカウントを始める。カウント数が重畳した時
と同じ数(第12図では13Hの点)に達するとコンパレー
タ221の出力の状態(1又は0)を読取ることによりソ
ース識別信号を検出する。第12図では、再生映像信号の
13H目のコンパレータ出力の状態を検出信号Aに、また1
4H目を検出信号Bとしてこれらの両信号を映像信号選択
部300へ送っている。 第13図に連続再生時の入力ソース識別信号検出タイミ
ングチャートを示す。但し記録されている映像信号は4
台のカメラを1フレーム毎に切換えたものである。 第14図は、間欠再生時の入力ソース識別信号検出タイ
ミングチャートを示す。但し記録されている映像信号は
4台のカメラを1フレーム毎に切換えたものである。第
14図には、スイッチングパルス、キャプスタンモータの
駆動電圧、キャプスタンモータの駆動信号の関係も示し
ている。図において、キャプスタンモータ駆動中、すな
わち、テープ移動中の再生映像信号(図に期間TXとして
示す)は、VTRの間欠再生方式により異なり、不定とな
ることがある。またダブルアジマスヘッド等を用いてク
リーンスロー再生方式を実現するVTRセットの場合は、
テープ移動中も完全な再生映像信号が得られるが、その
ようなセットでない場合はテープ移動中に画面上にノイ
ズが現れる。すなわち再生映像信号が一部欠落するた
め、ソース識別信号が検出できず不定となる恐れがあ
る。しかし、いずれの場合もキャプスタンモータ停止
中、すなわちテープが移動していないときはスチル再生
(多くのタイムラプスVTRの場合、1コマ1コマの内容
が十分に確認できるように、ノイズやブレのないフィー
ルドスチル再生を実現している)を行なっているので、
この部分ではソース識別信号を検出することができる。 (映像信号選択部300のブロック) 第15図は、映像信号選択部300のブロック図を示す。
映像信号選択部300には2通りの働きがある。1つは記
録時のモニタカメラ映像信号の選択である。記録時に
は、カメラスイッチャー部100からカメラ映像信号が送
られてくる。このカメラ映像信号は複数のカメラ映像信
号を次々と頻繁に(例えば1フレーム毎に)切換えたも
のであり、このまま、記録時の同時モニター画像として
モニターテレビで見ても、画像内容が目まぐるしく次々
に変わるため内容が把握できない。そこでフィールドメ
モリー302を用いて、次々とひんぱんに切換えられた複
数のカメラ映像信号の中から見たいカメラの映像信号の
みを抽出してモニターテレビ400へ送るものである。 もう一つの働きは、再生時の映像信号の選択である。
再生時には、タイムラプスVTR部200から再生映像信号が
送られてくる。この再生映像信号は記録時に複数のカメ
ラ映像信号を次々と頻繁に切換えたものであり、このま
まモニターテレビ400で見ても、画面内容がめまぐるし
く次々に変わるため内容が把握できない。そこでフィー
ルドメモリ302を用いて、次々と頻繁に切換えて記録さ
れた複数のカメラ映像信号の中から、見たいカメラの映
像再生信号のみを抽出してモニターテレビ400へ送るも
のである。 つまり、モニタしようとする映像信号の指定は、再生
またはモニタカメラ指定部303により選択され、そのソ
ース識別情報がメモリーコントロールマイコン301に供
給される。メモリコントロールマイコン301は、タイミ
ングコントロール部311を介して、フィールドメモリ302
に対するデータ書込み、読出し制御を行なう。フィール
ドメモリ302へのデータ入力出力は、入力出力回路312を
介して行なわれる。 第16図には、連続記録時のモニタカメラ信号選択タイ
ミングチャートを示す(但し、再生又はモニタカメラ指
定部でカメラC2を選択指定した場合)。メモリーコント
ロールマイコン301は、カメラスイッチャー部100から送
られてくるカメラセレクト信号が再生又はモニタカメラ
指定部303で選択指定したカメラ番号に一致するとフィ
ールドメモリリード/ライト信号をローレベルLoにして
ライトモードとする。リード/ライト信号がライトモー
ドとなると、カメラスイッチャー部100から送られてく
るカメラ映像信号を、アナログデジタル(A/D)変換し
てフィールドメモリ302に書込むと同時に、デジタルア
ナログ(D/A)変換して、そのままスルーの映像信号を
出力する。つまり最初のフィールドはメモリ302に書込
み、次のフィールドはスイッチ307を介してそのまま導
出し、更に次のフィールドからはメモリ302の出力を利
用するようにしている。 第16図においてカメラC2の映像信号のうちフィールド
番号,と,及び,の部分はA/D変換すると
同時にD/A変換し、即時、出力部313へ出力する例であ
る。カメラセレクト信号が、再生又はモニタカメラ指定
部303で選択指定したカメラ番号と異なると、フィール
ドメモリリード/ライト信号をハイレベルHiにしてリー
ドモードとする。リード/ライト信号がリードモードと
なるとライトモードの時に書き込んだ最後の1フィール
ドの映像がメモリーから読み出され、これをD/A変換し
て出力部313へ出力する。第16図に示した例では、カメ
ラC2の映像信号のうちフィールド番号と及びの部
分がリードモードの時に読み出され出力される。つまり
期間TWが書込み、期間TRが読出しの期間である。 以上の様にして記録時に、カメラスイッチャー部100
から送られてくる、複数のカメラ映像信号を次々と頻繁
に切換えられた信号の中から、任意の見たいカメラの映
像信号のみを選択抽出して同時モニタすることができ
る。 第17図に間欠記録時のモニタカメラ信号選択タイミン
グチャートを示す。原理は連続記録時と同様である(但
し、第17図は再生又はモニタカメラ指定部303でカメラC
1を選択指定した場合の例を示している)。期間TWが書
込み期間であり、最後のフィールド(番号)が書込ま
れ、以下期間TRの読出し期間で使用される。 再生時の映像信号の選択についても原理は同様であ
る。 第18図は、連続再生時の再生映像信号選択タイミング
チャートを、また第19図には間欠再生時の再生映像信号
選択タイミングチャートを示す。第18図は、カメラC2で
記録された信号をフィールドメモリ302に書込み、再び
カメラC2で記録された信号が再生されるまで、前回の記
憶信号を使用する例である。期間TWで書込み、期間TRで
読出し処理を行なっている。第19図は、カメラC1で記録
された信号を間欠再生状態において出画する例であり、
期間TWで書込み、期間TRで読出し処理を行なっている。
このように再生時も同様に、次々と頻繁に切換えて記録
された複数のカメラ映像信号の中から見たいカメラの再
生映像信号のみを選択抽出してモニターテレビで見るこ
とができる。 [発明の効果] 以上の様に、本発明によるタイムラプスVTRの複数入
力映像信号の選択記録再生装置は、従来のタイムラプス
VTR監視システムの欠点を解決し、また複数入力の中か
ら任意の信号を選択出画機能により検索作業を容易に
し、1台のVTRで複数の入力信号を、あたかも、それぞ
れ別のVTRで記録した様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図のカメラスイッチャー部の構成例を示すブロッ
ク図、第3図、第4図は、本発明装置による連続記録時
と、間欠記録時のタイムチャート、第5図と第6図はそ
れぞれ本発明装置による記録パターンの例を示す説明
図、第7図、第8図は本発明装置によるソース識別信号
の重畳方式の例を説明するための信号波形図、第9図は
本発明で使用されるソース識別信号重畳回路の例を示す
図、第10図は、本発明装置によるソース識別信号重畳回
路の動作例を説明するのに示すタイムチャート、第11図
は、本発明で使用されるソース識別信号検出回路の例を
示す図、第12図は本発明に係るソース識別信号検出動作
を説明するのに示したタイムチャート、第13図と第14図
は、本発明装置における連続再生時のソース識別信号検
出例と間欠再生時のソース識別信号検出例を示すタイム
チャート、第15図は、本発明装置に使用された映像信号
選択ブロックの例を示す図、第16図、第17図は、本発明
装置による連続記録時のモニタ出力と、間欠記録時のモ
ニタ出力とを説明するために示したタイムチャート、第
18図、第19図は本発明装置による連続再生時のモニタ出
力と、間欠再生時のモニタ出力とを説明するために示し
たタイムチャートである。 100……カメラスイッチャー部、200……タイムラプスVT
R部、300……映像信号選択部、C1〜Cn……カメラ、101
……スイッチ回路、102……カメラ同期信号発生部、103
……スイッチマイコン、104……記録カメラ指定部、105
……記録コマ数指定部、201……映像信号記録回路、202
……スイッチ、203……ビデオヘッド、204……映像信号
再生回路、205……カメラNO・付加回路、206……カメラ
NO・検出回路、207……VTRマイコン、301……メモリー
コントロールマイコン、302……フィールドメモリ、303
……再生又はモニタカメラ指定部、304……アナログデ
ジタル変換器、305……デジタルアナログ変換器、306、
307……スイッチ、400……モニターテレビ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の映像信号供給源から入力される映像信号を切
    換えて出力する映像切換手段と、この映像切換手段の出
    力に対してその信号がどの信号供給源からの信号である
    かを特定する識別信号を重疂する信号重疂手段と、複数
    の記録ヘッドを順次切換えて、前記識別信号が重疂され
    た映像信号を記録し、記録された映像信号を再生ヘッド
    により再生する記録再生手段と、この記録再生手段の再
    生出力から、特定の信号供給源の映像信号を選択して画
    像メモリに記憶し、該選択した信号供給源の映像信号の
    みを出画する手段とを備えた装置において、 前記映像切換手段は、前記複数の映像信号供給源の映像
    信号間の同期をとる手段と、前記記録再生手段の記録ヘ
    ッド切換パルスをカウントする計数手段とを備え、前記
    計数手段が予め設定された数のパルスを計数する毎に前
    記複数の信号供給源からの信号を前記映像信号の垂直同
    期信号に同期させて循環的に切換選択するように構成さ
    れていることを特徴とする複数入力映像信号の選択記録
    及び再生装置。 2.複数の映像信号供給源から入力される映像信号を切
    換えて出力する映像切換手段と、この映像切換手段の出
    力に対してその信号がどの信号供給源からの信号である
    かを特定する識別信号を重疂する信号重疂手段と、複数
    の記録ヘッドを順次切換えて、前記識別信号が重疂され
    た映像信号を記録し、記録された映像信号を再生ヘッド
    により再生する記録再生手段と、この記録再生手段の再
    生出力から、特定の信号供給源の映像信号を選択して画
    像メモリに記憶し、該選択した信号供給源の映像信号の
    みを出画する手段とを備えた装置において、 前記記録再生手段が、その記録ヘッド切換パルスの所定
    周期毎に制御信号を発生するとともに、該制御信号の存
    在する期間に映像信号を記録するように動作し、前記映
    像切換手段が、前記複数の映像信号供給源の映像信号間
    の同期をとるとともに、前記制御信号によって前記複数
    の信号供給源からの信号を前記映像信号の垂直同期信号
    に同期させて循環的に切換選択するように構成されてい
    ることを特徴とする複数入力映像信号の選択記録及び再
    生装置。 3.前記画像メモリに対して、前記記録再生手段の記録
    状態においても、複数入力が切換わる映像信号の中から
    任意の映像のみを選択して通す手段を具備し、モニタ画
    面でも任意の映像のみを出画することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の複数入力映像信号
    の選択記録及び再生装置。
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