JPH10108127A - 録画装置 - Google Patents

録画装置

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Publication number
JPH10108127A
JPH10108127A JP8262056A JP26205696A JPH10108127A JP H10108127 A JPH10108127 A JP H10108127A JP 8262056 A JP8262056 A JP 8262056A JP 26205696 A JP26205696 A JP 26205696A JP H10108127 A JPH10108127 A JP H10108127A
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JP
Japan
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recording
video signal
signal
address
time code
Prior art date
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Pending
Application number
JP8262056A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsunaga
力 松永
Toshiaki Tate
寿昭 館
Monjiyu Yamaki
文殊 山木
Junichi Arai
順一 荒井
Masahiro Igarashi
昌弘 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Houei Co Ltd
Original Assignee
Houei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Houei Co Ltd filed Critical Houei Co Ltd
Priority to JP8262056A priority Critical patent/JPH10108127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツ中継の録画などで、リプレイを中継
途中に挿入するための操作を簡単かつ速やかに行う。 【解決手段】 リプレイを希望するシーンのタイムコー
ドを複数記録する。また、この複数のシーンを静止画像
として同一画面上に表示する。リプレイを希望するシー
ンのタイムコードが記録されているメモリ番号を読出
し、そのタイムコードからリプレイを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送設備に利用す
る。本発明はテレビの生中継を一時中断し、直前の映像
をリプレイするために利用するに適する。本発明は録画
終了後の編集作業に利用するに適する。
【0002】
【従来の技術】スポーツ番組のテレビ中継では、試合の
模様を再現して詳細に伝えるためにビデオテープレコー
ダ(VTR:Video Tape Recorder) を用いたシステムが
用いられている。このビデオテープレコーダにより、試
合の要所を繰り返し再生したり、スローモーションで再
生することが行われている。本明細書では、試合の状況
を再現して詳細に伝えることをリプレイと呼ぶことにす
る。
【0003】この従来例を図7を参照して説明する。図
7は従来例のビデオテープレコーダを用いたリプレイの
ためのシステム構成例である。
【0004】図7に示すシステム構成例では、2台のビ
デオテープレコーダAおよびBを用いて同時に録画を開
始する。ある決定的瞬間のリプレイを行う場合には、一
度、片方のビデオテープレコーダAを停止させ、その時
刻まで巻戻しを行う。頭出し(CUEポイント)が決ま
ったらリプレイを行い、必要ならばモーション・コント
ローラによってスロー再生を行う。
【0005】このとき、新たなイベントが発生しても、
他方のビデオテープレコーダBによって録画は続けられ
ているため、その撮りこぼしはない。
【0006】ビデオテープレコーダA側は、そのリプレ
イ終了と同時に、再び録画を開始する。ここで、ビデオ
テープレコーダB側を停止させ、先に発生したイベント
のリプレイのため、上記と同様の操作を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記システムでは、リ
プレイのためには、必ずテープの巻戻しおよび早送りに
よるシーンの頭出しに時間を要する。
【0008】また、ビデオテープレコーダAおよびBと
もに、録画および再生の繰り返しにより、1本のビデオ
テープレコーダテープ内を通して、その録画対象となる
事象が、時間的に連続して配置されておらず、もし、連
続した1本のビデオテープとして必要ならば、編集を行
うか、ビデオテープレコーダAおよびB以外に録画専用
のビデオテープレコーダを用意しなければならない。
【0009】また、この従来例システムの場合には、ビ
デオテープレコーダのみならず、そのコントローラも2
台必要である。これがもし、1台のコントローラとした
場合には、そのコントローラが接続されているビデオテ
ープレコーダに再生テープを受け渡すか、あるいは、コ
ントローラとビデオテープレコーダとの間の接続を変更
するなどの操作が必要となる。
【0010】しかしながら、途切れることなく続く試合
の中継における時間的制約はかなり厳しく、煩雑な操作
は、その決定的瞬間の撮りこぼし、あるいは、リプレイ
のタイミングを逸しかねない。
【0011】このように、従来例のシステム構成では、
(1) テープの頭出しの時間が必要、(2) 複数台のビデオ
テープレコーダおよびコントローラが必要、(3) 操作が
煩雑で、速いイベントの発生に、その操作が追従しきれ
ない、といった問題が挙げられる。
【0012】また、そのイベント収録終了後に、ハイラ
イト編集を行う際にも、およその時間からのタイムコー
ドによるシーン管理となり、編集ポイントの検索を行う
にも、早送りおよび巻戻しの繰り返しとなり、素早い編
集およびその結果の送出は困難である。
【0013】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、決定的瞬間およびイベント発生シーンの素早
い検索を行うことができる録画装置を提供することを目
的とする。本発明は、リプレイの煩雑さや時間的制約を
解消することができる録画装置を提供することを目的と
する。本発明は、イベント発生シーンの画面表示による
確認を行うことができる録画装置を提供することを目的
とする。本発明は、編集作業を簡単化することができる
録画装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビデオ信号を
圧縮して録画し伸長して再生することにより、1台で時
分割的に録画および再生を同時に行うことができる録画
装置であって、録画を行いながら、リプレイを後に行う
ことを希望する映像をチェックし、そのチェック箇所の
タイムコードを記録し、そのチェック箇所の静止画像を
モニターに複数表示することができる。この複数表示さ
れた静止画像のいずれかを指摘することにより、直ちに
その静止画像に相当するビデオ信号のタイムコードが読
出され、そのビデオ信号が圧縮された信号として格納さ
れている記憶装置からその信号が読出され、リプレイを
開始することができる。
【0015】タイムコードにより記憶装置から所定の信
号を読出すためには、アドレス対応にあらかじめタイム
コードを割当てるようにしてもよいし、あるいは、タイ
ムコードの先頭コード(00000000)が格納され
たアドレスから順次、記憶装置のアドレスとタイムコー
ドとが対応するように自動的に割当てを行うようにして
もよい。
【0016】本発明は、リプレイを希望する画像を録画
と同時にチェックし、その先頭画像を静止画像として複
数表示し、さらに、リプレイを希望する画像を時系列的
にランダムに選択することができることを最も主要な特
徴とする。また、時分割的に録画と再生を同時に行うこ
とができため、リプレイのための編集を施しても、録画
については開始から終了まで、切れ間なく行うことがで
きることを特徴とする。
【0017】すなわち、本発明は録画装置であって、入
力ビデオ信号をタイムコードとともにディジタル化する
AD変換手段(10)と、このディジタル化された信号
を格納する記憶装置(20)と、この記憶装置からタイ
ムコードとともに読出される信号をアナログ化するDA
変換手段(14)と、この記憶装置に対する書込みおよ
び読出しをビデオ信号のフレーム周期より短い時間で時
分割的に切替処理するインタフェース手段(15、1
6)と、ビデオ信号の表示画面装置(4)とを備えた録
画装置である。
【0018】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記記憶装置(20)の格納アドレスをそのディジタル化
された信号に付帯する前記タイムコードにしたがって設
定するアドレス指定手段(17)を備え、前記表示画面
装置(4)は、入力ビデオ信号の動画面、出力ビデオ信
号の動画面、およびアドレス指定用の複数の静止画面を
含み、前記表示画面を監視しながら操作により読出アド
レス指定を行う操作盤(7)と、この操作盤に操作入力
された読出アドレスの画面を前記複数の静止画面上に順
次表示する手段(3)とを備えたところにある。
【0019】これにより、タイムコードを指定すること
によって記憶装置に書込まれたビデオ信号を読出すこと
ができる。オペレータは、リプレイを希望するビデオ信
号に付与されたタイムコードを管理し記録しておくこと
で、そのビデオ信号自体を記憶装置以外のメモリに蓄積
しておく必要がなく、希望するビデオ信号をリプレイの
ために記憶装置から取り出すことができる。
【0020】前記インタフェース手段(15、16)
は、書込期間中に読出信号を一時待機させかつ読出期間
中に書込信号を一時待機させるFIFOメモリと、SC
SIインタフェースとを含むことが望ましい。前記アド
レス指定手段(17)はこのSCSIインタフェースに
接続されることがよい。
【0021】前記表示画面装置(4)は、一つの画面上
に、前記入力ビデオ信号の動画面、出力ビデオ信号の動
画面、およびアドレス指定用の複数の静止画面を分割表
示する手段(3)を含むことが望ましい。
【0022】これにより、複数のモニタ装置を用いるこ
となく、一つのモニタ装置の画面上で各種画面を監視す
ることができる。
【0023】前記操作盤(7)には、前記入力ビデオ信
号の動画面のタイミングにしたがって書込アドレスを指
定する複数の記録指定ボタンと、その指定されたタイミ
ングの画面をリプレイさせる対応する読出指定ボタンと
を含むことが望ましい。
【0024】これにより、オペレータは、入力ビデオ出
力の動画面を監視しながら、リプレイを要求するシーン
の先頭画像のビデオ信号に付与されたタイムコードを記
録指定ボタンを押下することにより簡単に記録すること
ができる。また、読出指定ボタンにより記録されたタイ
ムコードを読出し、それに対応するビデオ信号を記憶装
置から読出してリプレイすることができる。
【0025】前記記録指定ボタンにはそれぞれ再操作を
無効にする禁止スイッチが設けられることが望ましい。
これにより、一度記録したタイムコードを誤って消去し
てしまうことを回避することができる。
【0026】前記タイムコードを数値表示により表示す
る手段と、この数値表示を操作により指定する手段とを
備えることが望ましい。
【0027】すなわち、タイムコードにより記憶装置に
記憶されたビデオ信号を自由に読出すことができる。
【0028】前記入力ビデオ信号の端子に複数のビデオ
カメラの出力が接続され、前記表示画面の入力動画面は
このビデオカメラに対応して複数画面を表示する手段を
備える構成とすることもできる。
【0029】複数のテレビカメラを用いて本発明の表示
画面装置に、それぞれの映像を表示させることもでき
る。また、それぞれのテレビカメラについて入力ビデオ
信号の動画面、出力ビデオ信号の動画面、およびアドレ
ス指定用の複数の静止画面を表示させることもできる。
【0030】前記記憶装置に対する書込みおよび読出し
をそれぞれ独立して行う複数のディジタル信号の圧縮お
よび伸長手段を備える構成とすることもできる。
【0031】これにより、一つの記憶装置を用いて、例
えば、一つの圧縮および伸長手段により録画を行い、他
の圧縮および伸長手段により再生を行うといったことが
可能となる。あるいは、複数の圧縮および伸長手段にそ
れぞれ異なる映像を再生させ、これらの映像を切替える
ことにより編集を行うといったことが可能となる。
【0032】このとき、録画および再生を時分割的に同
時に行うことにより、録画を切れ間なく行いながら、再
生された映像について編集を施すことが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
【0034】
【実施例】本発明実施例の構成を図1〜図4を参照して
説明する。図1は本発明実施例装置のブロック構成図で
ある。図2は画像録画再生装置のブロック構成図であ
る。図3はコントロールモニタの画面配置を示す図であ
る。図4はコントローラの具体的なボタン配置を示す図
である。
【0035】本発明は録画装置であって、入力ビデオ信
号をタイムコードとともにディジタル化するAD変換手
段としての入力処理部10と、このディジタル化された
信号を格納する記憶装置としてのハードディスク20
と、このハードディスク20からタイムコードとともに
読出されれる信号をアナログ化するDA変換手段として
の出力処理部14と、このハードディスク20に対する
書込みおよび読出しをビデオ信号のフレーム周期より短
い時間で時分割的に切替処理するインタフェース手段と
してのFIFOメモリ15およびSCSIインタフェー
ス16と、ビデオ信号の表示画面装置としてのコントロ
ールモニタ4とを備えた録画装置である。
【0036】ここで、本発明の特徴とするところは、ハ
ードディスク20の格納アドレスをそのディジタル化さ
れた信号に付帯する前記タイムコードにしたがって設定
するアドレス指定回路17を備え、コントロールモニタ
4は、入力ビデオ信号の動画面、出力ビデオ信号の動画
面、およびアドレス指定用の複数の静止画面を含み、そ
の表示画面を監視しながら操作により読出アドレス指定
を行う操作盤としてのコントローラ7と、このコントロ
ーラ7に操作入力された読出アドレスの画面を前記複数
の静止画面上に順次表示する手段としての縮小画面分割
表示装置3とを備えたところにある。
【0037】FIFOメモリ15およびSCSIインタ
フェース16は、書込期間中に読出信号を一時待機させ
かつ読出期間中に書込信号を一時待機させる。アドレス
指定回路17はSCSIインタフェース16に接続され
ている。
【0038】コントロールモニタ4は、図3に示すよう
に、一つの画面上に、前記入力ビデオ信号の動画面、出
力ビデオ信号の動画面、およびアドレス指定用の複数の
静止画面を分割表示する。
【0039】コントローラ7には、図4に示すように、
前記入力ビデオ信号の動画面のタイミングにしたがって
書込アドレスを指定する複数の記録指定ボタン30と、
その指定されたタイミングの画面をリプレイさせる対応
する読出指定ボタン31とを含む。
【0040】また、記録指定ボタン30にはそれぞれ再
操作を無効にする禁止スイッチ32が設けられている。
【0041】前記タイムコードを数値表示により表示す
る手段としてのタイムコード表示部40と、この数値表
示を操作により指定する手段としての操作スイッチ部4
1とを備えている。
【0042】ハードディスク20に対する書込みおよび
読出しをそれぞれ独立して行う二つのディジタル信号の
圧縮および伸長手段としての圧縮伸長部11および12
を備えている。
【0043】これにより、時分割の同一タイミングにつ
いて、圧縮伸長部11により録画を行い、圧縮伸長部1
2により再生を行うことができる。あるいは、二つの圧
縮伸長部11および12にそれぞれ異なる映像を再生さ
せ、これらの映像を切替えることにより編集を行うこと
ができる。
【0044】本発明実施例装置では、録画および再生を
時分割的に同時に行うことができるため、録画は開始か
ら終了まで切れ間なく行い、再生された映像についてリ
プレイのための編集を施すことができる。
【0045】次に、本発明実施例の動作を説明する。図
1に示す録画装置では、入力されたビデオ信号は分岐さ
れ、一方はビデオ選択出力装置2および縮小画面分割表
示装置3に入力される。他方は画像録画再生装置1に入
力される。
【0046】縮小画面分割表示装置3は、入力されたビ
デオ信号をそのままコントロールモニタ4の生映像再生
領域IN上に再生する。また、ビデオ選択出力装置2の
出力をコントロールモニタ4の試写映像再生領域PVW
上に再生する。図3はコントロールモニタ4の画面配置
を示す図である。
【0047】オペレータは、コントロールモニタ4上の
生映像再生領域INに写し出される映像を見ながら、リ
プレイを希望するシーンをチェックする。リプレイを希
望するシーンが生映像再生領域INに写し出されたら、
オペレータはコントローラ7を操作する。図4はコント
ローラ7の具体的なボタン配置を示す図であるが、例え
ば、8個横に並んだ記録指定ボタン30(「REC」)
の「1」と表記されたボタンをオペレータが押すことに
より、その瞬間に生映像再生領域INに写し出された映
像のビデオ信号に付与されているタイムコード(例え
ば、00000100)がコントローラ7のメモリのメ
モリ番号#1の領域に記録される。
【0048】同時に、このオペレータの操作は縮小画面
分割表示装置3にも伝達され、縮小画面分割表示装置3
は、縮小画面領域にタイムコード(0000010
0)が付与されたビデオ信号の映像を静止画像として写
し出す。
【0049】このようにして、オペレータは異なる8シ
ーンのタイムコードをコントローラ7のメモリに記録す
ることができる。また、その8シーンは縮小画面領域
〜に静止画像として表示される。
【0050】図2に示す画像録画再生装置1では、入力
されたビデオ信号は入力処理部10でディジタル信号化
される。ディジタル信号化されたビデオ信号を単に信号
と呼ぶことにする。時分割の録画タイミングでは、信号
は分岐され、圧縮伸長部11およびまたは12に入力さ
れて圧縮処理される。
【0051】圧縮処理された信号はFIFO(First-In-
First-Out)メモリ15およびSCSI(Small Computer
System Interface) インタフェース16を介してハード
ディスク20に格納される。
【0052】圧縮伸長部11、12は、それぞれ独立に
動作している。したがって、圧縮伸長部11および12
が並列的に動作して同じ映像の信号をハードディスク2
0に対し、それぞれ書込みおよび読出しを行うこともで
きるし、あるいは、時分割の同一タイミングについて、
例えば、圧縮伸長部11によりハードディスクに書込み
を行い、圧縮伸長部12によりハードディスクからの読
出しを行うこともできる。また、圧縮伸長部11と12
とで、それぞれ異なる信号をハードディスクから読出
し、コントロールモニタ4に、同時に表示させることも
できる。
【0053】いずれの場合にも、本発明実施例装置で
は、ハードディスク20への書込みおよび読出しは時分
割的に同時に行われているため、録画は開始から終了ま
で切れ間なく行い、再生された映像についてリプレイの
ための編集を施すことができる。
【0054】また、アドレス指定回路17は、信号に付
与されたタイムコードに対応するアドレスにその信号を
格納する。アドレス指定回路17は、タイムコードの先
頭コード(00000000)が付与された信号をある
アドレスに格納すると、そこを先頭アドレスとしてそれ
に続くアドレスに、順次タイムコードとともに信号を格
納する。このとき、アドレスは自動的にタイムコードに
割当てられる。
【0055】時分割の再生タイミングでは、ハードディ
スク20に格納されている信号がSCSIインタフェー
ス16およびFIFOメモリ15を介してそれぞれ読出
され、圧縮伸長部11およびまたは12で伸長処理され
る。
【0056】伸長処理された信号は、それぞれ出力処理
部14に入力され、アナログ信号化されてビデオ信号と
なる。ここでは、圧縮伸長部12からのビデオ信号は、
プログラムモニタ5に向けて出力される。圧縮伸長部1
1からのビデオ信号は、ビデオ選択出力装置2に向けて
出力される。
【0057】図4の8個横に並んだ読出指定ボタン31
(「PLAY」)は、記録指定ボタン30により記録さ
れたタイムコードのいずれかをリプレイ開始位置として
リプレイするときに用いる。
【0058】例えば、記録指定ボタン30の「1」で記
録したタイムコードの位置からリプレイを行いたい場合
には、読出指定ボタン31の「1」を押すことにより、
メモリからタイムコード(00000100)が読出さ
れ、そのタイムコードの位置をリプレイ開始位置として
リプレイが行われる。
【0059】図2に示す画像録画再生装置1内は、コン
トローラ7からの指示が制御部3に伝達され、タイムコ
ード(00000100)が付与された信号から順に、
ハードディスク20内から読出される。
【0060】この信号は圧縮伸長部11および12に入
力されて伸長され、ビデオ選択出力装置2およびプログ
ラムモニタ5に向け出力される。ビデオ選択出力装置2
では、コントローラ7からの指示にしたがってこのビデ
オ信号が選択され、縮小画像分割表示装置3にこのビデ
オ信号は入力される。縮小画像分割表示装置3はコント
ロールモニタ4の試写映像再生領域PVWにこのビデオ
信号を写し出す。また、プログラムモニタ5には、タイ
ムコード(00000100)の位置からのリプレイが
写し出される。
【0061】このリプレイは、フェーダー付モーション
コントローラ6の操作により、スロー再生とすることも
できる。
【0062】このように、オペレータは、縮小画面領域
〜に写し出された8つのシーンの中から、任意のシ
ーンをリプレイすることができる。
【0063】ここで、コントローラ7の具体的操作につ
いて説明する。図4に示すイベントメモリ部50(「E
VENT MEMORY」)の「−」ボタンおよび
「+」ボタンを操作することにより、イベントメモリ部
50のメモリ番号#00〜#99が呼び出される。
【0064】このイベントメモリ部50と記録指定ボタ
ン30とを併用することによって、最大800シーンの
タイムコードの記録を行うことができる。すなわち、記
録指定ボタン30により指定された最大8つのシーンの
タイムコードを一まとめにしてイベントメモリ部50の
メモリ番号#00に記憶させる(「SAVE」ボタンを
操作)。
【0065】さらに、次の8シーンのタイムコードを一
まとめにしてイベントメモリ部50のメモリ番号#01
に記憶させる。このようにして、最大800シーン(8
×100)のタイムコードの記憶を行うことができる。
【0066】録画終了後に編集を行う場合には、イベン
トメモリ部50のメモリ番号(例えば#00)を設定
し、「LOAD」ボタンを操作することにより、コント
ロールモニタ4の縮小画面領域〜にメモリ番号#0
0に記録されている8つのタイムコードに相当するビデ
オ信号の静止画像を写し出すことができる。
【0067】オペレータは、コントロールモニタ4に写
し出された8つの静止画像を見ながら、採用すべきシー
ンを選択し、それをダイレクトメモリ部60(「DIR
ECT MEMORY」)のメモリ番号#1〜#8に記
録することができる。これにより、800シーンのタイ
ムコードの中から任意の8シーンのタイムコードをダイ
レクトメモリ部60に記録し直すことができる。
【0068】このダイレクトメモリ部60に記録された
8シーンのタイムコードについては、番号を指定するこ
とによりコントロールモニタ4の試写映像再生領域PV
Wに再生を行うことができる。このとき、操作スイッチ
部41の中の「TAKE」ボタンを操作することによ
り、その映像を送出(ONAIR)することができる。
【0069】その他に、図4のタイムコード表示部40
には、ダイレクトメモリ部60またはイベントメモリ部
50から読出されるタイムコードが表示される。操作ス
イッチ部41の「REC START」ボタンは、録画
動作の開始を指示する。「REC PAUSE」ボタン
は、録画動作の一時停止を指示する。「RCE STO
P」ボタンは、録画の終了を指示する。「CUE CL
EAR」ボタンは、現在、記録指定ボタン30の「1」
〜「8」に記録されているタイムコードを全て消去す
る。「EE/PB」ボタンは、録画時に入力映像をその
まま出力するか(EE)、再生映像を出力するか(P
B)の選択に用いる。
【0070】図5は本発明実施例の録画装置を用いたシ
ステム構成例を示す図である。一般のスポーツ番組の中
継では、複数台のテレビカメラを使用し、その収録を行
う。これらは、全て同一のタイムコードにより同期して
収録されている。
【0071】したがって、各テレビカメラに、それぞれ
本システムを配備し、一元的に一つの専用オペレーショ
ン・ユニットでそれらを制御することもできる。
【0072】図6は、図5に示したシステム構成例の表
示画面構成例を示す図であるが、この際、図6(a)〜
図6(c)に示したように、あるイベントに対して、そ
れぞれ異なる角度から収録したものをまとめて試写し、
その内容の最適と思われるものを最終的に後段のビデオ
・スイッチャにて選択切替出力を行うものである。
【0073】この場合には、各テレビカメラからの出
力、すなわち、各ハードディスクへの入力確認用として
この分割された生映像再生領域IN、各縮小画面領域
〜、試写映像再生領域PVWなど、カメラ台数、シス
テムの規模に応じて、その都度拡張することは容易であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
決定的瞬間およびイベント発生シーンの素早い検索を行
うことができる。また、リプレイの煩雑さや時間的制約
を解消することができる。さらに、イベント発生シーン
の画面表示による確認を行うことができる。編集作業を
簡単化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置のブロック構成図。
【図2】画像録画再生装置のブロック構成図。
【図3】コントロールモニタの画面配置を示す図。
【図4】コントローラの具体的なボタン配置を示す図。
【図5】本発明実施例の録画装置を用いたシステム構成
例を示す図。
【図6】表示画面構成例を示す図。
【図7】従来例のビデオテープレコーダを用いたリプレ
イのためのシステム構成例。
【符号の説明】
1 画像録画再生装置 2 ビデオ選択出力装置 3 縮小画面分割表示装置 4 コントロールモニタ 5 プログラムモニタ 6 フェーダー付モーションコントローラ 5 コントローラ 10 入力処理部 11、12 圧縮伸長部 13 制御部 14 出力処理部 15 FIFOメモリ 16 SCSIインタフェース 17 アドレス指定回路 20 ハードディスク 30 記録指定ボタン 31 読出指定ボタン 32 禁止スイッチ 40 タイムコード表示部 41 操作スイッチ部 50 イベントメモリ部 60 ダイレクトメモリ部 〜 縮小画面領域 A、B ビデオテープレコーダ a、b コントローラ IN 生映像再生領域 PVW 試写映像再生領域
フロントページの続き (72)発明者 荒井 順一 千葉県佐倉市大作2−3−3 株式会社朋 栄佐倉研究開発センター内 (72)発明者 五十嵐 昌弘 千葉県佐倉市大作2−3−3 株式会社朋 栄佐倉研究開発センター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号をタイムコードとともに
    ディジタル化するAD変換手段(10)と、このディジ
    タル化された信号を格納する記憶装置(20)と、この
    記憶装置からタイムコードとともに読出される信号をア
    ナログ化するDA変換手段(14)と、この記憶装置に
    対する書込みおよび読出しをビデオ信号のフレーム周期
    より短い時間で時分割的に切替処理するインタフェース
    手段(15、16)と、ビデオ信号の表示画面装置
    (4)とを備えた録画装置において、 前記記憶装置(20)の格納アドレスをそのディジタル
    化された信号に付帯する前記タイムコードにしたがって
    設定するアドレス指定手段(17)を備え、 前記表示画面装置(4)は、入力ビデオ信号の動画面、
    出力ビデオ信号の動画面、およびアドレス指定用の複数
    の静止画面を含み、 前記表示画面を監視しながら操作により読出アドレス指
    定を行う操作盤(7)と、この操作盤に操作入力された
    読出アドレスの画面を前記複数の静止画面上に順次表示
    する手段(3)とを備えたことを特徴とする録画装置。
  2. 【請求項2】 前記インタフェース手段(15、16)
    は、書込期間中に読出信号を一時待機させかつ読出期間
    中に書込信号を一時待機させるFIFOメモリと、SC
    SIインタフェースとを含む請求項1記載の録画装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス指定手段(17)は前記S
    CSIインタフェースに接続された請求項2記載の録画
    装置。
  4. 【請求項4】 前記表示画面装置(4)は、一つの画面
    上に、前記入力ビデオ信号の動画面、出力ビデオ信号の
    動画面、およびアドレス指定用の複数の静止画面を分割
    表示する手段(3)を含む請求項1記載の録画装置。
  5. 【請求項5】 前記操作盤(7)には、前記入力ビデオ
    信号の動画面のタイミングにしたがって書込アドレスを
    指定する複数の記録指定ボタンと、その指定されたタイ
    ミングの画面をリプレイさせる対応する読出指定ボタン
    とを含む請求項1記載の録画装置。
  6. 【請求項6】 前記記録指定ボタンにはそれぞれ再操作
    を無効にする禁止スイッチが設けられた請求項5記載の
    録画装置。
  7. 【請求項7】 前記タイムコードを数値表示により表示
    する手段と、この数値表示を操作により指定する手段と
    を備えた請求項1記載の録画装置。
  8. 【請求項8】 前記入力ビデオ信号の端子に複数のビデ
    オカメラの出力が接続され、前記表示画面の入力動画面
    はこのビデオカメラに対応して複数画面を表示する手段
    を備えた請求項1記載の録画装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶装置に対する書込みおよび読出
    しをそれぞれ独立して行う複数のディジタル信号の圧縮
    および伸長手段を備えた請求項1記載の録画装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7476796B2 (en) 2002-02-19 2009-01-13 Yamaha Corporation Image controlling apparatus capable of controlling reproduction of image data in accordance with event
JP2011503954A (ja) * 2007-11-07 2011-01-27 トムソン ライセンシング 編集装置、編集方法および編集プログラム

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