JP2837061B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
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Description
する。
テル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂等が知られている。
比べて成形性、リサイクル性の点で難点はあるが、これ
らの持つ優れた物性、例えば耐熱性、電気的性質、寸法
安定性から広い分野で使用されている。成形材料として
はFRP用のベースレジンとして用いられている。FR
Pは軽量化、デザインの多様化にともない、外板、構造
部品などに金属材料の代わりに多く採用されるようにな
ってきた。最近では、自動車、船舶分野の用途では、消
費者の高級志向により静粛性への要求も高まってきてい
ることから、制振性も重要な課題となっている。従来こ
の目的では制振材料を振動体に貼付けたりすることで対
応していたが、この場合には軽量化の点で問題があっ
た。FRPを用いることで、金属材料を用いる場合に比
べ軽量化、静粛性について改良はされたが、満足すべき
ものではない。
れた硬化物が得られる熱硬化性樹脂組成物を提供するも
のである。
題は、 (a)熱硬化性樹脂10〜95重量部、および (b)ビニル芳香族モノマーからなり、数平均分子量が
2500〜40000のブロック(A)[以下、これを
ビニル芳香族ブロック(A)と略称する]と、イソプレ
ン、ブタジエンもしくはイソプレンとブタジエンの混合
物からなり、3,4結合および1,2結合含有量が30
モル%以上であり、数平均分子量が10000〜200
000のブロック(B)より構成される数平均分子量が
30000〜300000のブロック共重合体またはそ
の水添物5〜90重量部を含んでなることを特徴とする
熱硬化性樹脂組成物により達成される。
化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
酸、不飽和二塩基酸と多価アルコールとを重縮合反応す
ることによって得られ、不飽和ポリエステルをビニル単
量体に溶解したものに硬化剤、無機充填剤、ガラス繊維
補強剤及び顔料等を配合して硬化させることにより、繊
維強化熱硬化性樹脂(FRP)として使用される。
ン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン
酸、塩素化マレイン酸、グルタコン酸等、またはこれら
の酸無水物などが挙げられる。また、飽和二塩基酸とし
てはフタル酸、ハロゲン化フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘット酸、エンド
メチレンテトラヒドロフタル酸、コハク酸、アジピン
酸、グルタル酸、セバシン酸、ピメリン酸等、またはこ
れらの酸無水物がある。また、必要に応じてアクリル
酸、メタクリル酸等の一塩基酸やトリメリット酸、ヘミ
メリット酸、トリメシン酸等の多塩基酸を併用すること
もできる。
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、
テトラメチレングリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド及び/またはプロピレンオキ
サイド付加物等が挙げられる。また、必要に応じてアミ
ルアルコール、ヘキシルアルコール、ペンチルアルコー
ル、オクチルアルコール等の高級脂肪族アルコール、テ
トラヒドロフルフリルアルコール等の1価アルコール、
グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビット等の多
価アルコールとの併用もできる。
の例としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、ハ
ロゲン化スチレン、tert−ブチルスチレン、スチレ
ンスルホン酸塩、アミノスチレン、p−ベンジルスチレ
ン、p−フェノキシスチレン等のビニル芳香族化合物、
アクリル酸またはメタクリル酸とメチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール、オクチルアルコ
ール、ヘキサノール、テトラヒドロフルフリルアルコー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール等の脂
肪族アルコールとのエステル、2−アミノエチルメタク
リレート、N,N−ジメチルアミノメタクリレート等の
アクリル酸またはメタクリル酸誘導体、マレイン酸、イ
タコン酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸またはこれら
の酸無水物、ジエチルまたはジオクチルフマレートのよ
うなフマル酸エステル、この他に種々のビニルモノマー
およびビニリデンモノマー、共役ジエン化合物、多官能
性架橋性ビニルモノマー等が挙げられる。
機ハイドロパーオキサイドおよびアゾ化合物が挙げられ
る。例えば、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジアゾアミノ
ベンゼン、N,N−ジクロロアゾジカルボン酸アミド、
アゾビス(イソブチロニトリル)等が挙げられる。
ヒド類を縮合することで得られ、加熱するか、酸または
アルカリあるいは硬化剤を加えることで硬化物が得られ
る。
ゾール、キシレノールおよびtert−ブチルフェノー
ル等の低級アルキルフェノール、ノニルフェノール、カ
シュー油、リグニン等の高級フェノール、レゾルシン、
カテコール等の二価フェノール等が挙げられる。
デヒド、パラホルムアルデヒド等が挙げられる。
ン等が挙げられる。
エポキシ基を有する樹脂であり、種々の硬化剤により架
橋重合することで硬化物が得られる。
A、ビスフェノールF、テトラブロモビスフェノール
A、テトラフェニロールエタン、フェノールノボラッ
ク、o−クレゾールノボラックなどのフェノール系のグ
リシジルエーテル型、ポリプロピレングリコール、水添
ビスフェノールAなどのアルコール系のグリシジルエー
テル型、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ダイマー酸などの
グリシジルエステル型、ジアミノジフェニルメタン、イ
ソシアヌル酸、ヒダントインなどのグリシジルアミンな
どのグリシジルアミン型等が挙げられる。
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ジエチルアミノプロピルアミン、N−アミノエチル
ピペラジン、イソホロンジアミン、ビス(4−アミノ−
3−メチルシクロヘキシル)メタン、メタンジアミン等
の脂肪族ポリアミン、m−フェニレンジアミン、4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルスルホン、m−キシレンジアミンなどの芳香
族ポリアミン、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、
無水ピロメリット酸、ベンゾフェノン無水テトラカルボ
ン酸、無水クロレニド酸、ドデシニル無水コハク酸、メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルエンドメチレン
テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水物、三フッ化ホ
ウ素−アミン錯体、トリス(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール、ベンジルジメチルアミン、2−エチル−4−
メチルイミダゾール、ジシアンジアミド、アジピン酸ジ
ヒドラジド等の触媒性の硬化剤等が挙げられる。
合体中のビニル芳香族ブロック(A)の成分としては例
えば、スチレン、α−メチルスチレン、1−ビニルナフ
タレン、2−ビニルナフタレン、3−メチルスチレン、
4−プロピルスチレン、4−シクロヘキシルスチレン、
4−ドデシルスチレン、2−エチル−4−ベンジルスチ
レン、4−(フェニルブチル)スチレン等があるが、最
も好ましいのはスチレンである。ビニル芳香族ブロック
(A)の数平均分子量は2500〜40000の範囲で
ある。
ブロック共重合体中での割合は5〜50重量%の範囲が
好ましい。この割合が5重量%より小さいとブロック共
重合体の機械的性質が不十分となり、逆に50重量%を
越えると粘度が著しく高くなるため混合等の加工性が困
難となる。また、制振性能も低下する。
体におけるブロック(B)の成分はイソプレン、ブタジ
エンもしくはイソプレンとブタジエンの混合物である。
イソプレンとブタジエンの混合物を用いる場合のブロッ
ク(B)の形態としてはランダム、ブロック、テーパー
ドのいずれでもよい。
の3,4結合及び1,2結合含有量(以下これらを総称
してビニル結合含有量ということがある)は30モル%
以上であることが必要である。ビニル結合含有量が30
モル%より少ない場合には、通常の使用温度領域で十分
な制振性能が得られず好ましくない。
り得られるtanδ(損失正接)の主分散のピーク温度
が−10℃以上であることが好ましい。
の数平均分子量は10000〜200000の範囲にあ
ることを要する。ブロック(B)の数平均分子量が10
000より小さい場合には、弾性的性質を損ない好まし
くない。また、ブロック(B)の数平均分子量が200
000より大きい場合には、流動性が悪くなり好ましく
ない。
るブロック共重合体の数平均分子量は30000〜30
0000の範囲内である。ブロック共重合体の数平均分
子量が30000より小さいとブロック共重合体自体の
破断強度、伸度等の機械的性質が低下し、組成物とした
場合にその強度を低下させ好ましくない。また、ブロッ
ク共重合体の数平均分子量が300000を越えると加
工性が悪くなり、熱硬化性樹脂との混合がうまくいか
ず、十分な性能を有する組成物が得られない。この観点
からブロック共重合体の数平均分子量は80000〜2
50000の範囲にあることが好ましい。
A)n 、(A−B)n で示されるブロック形態のものが
好適に用いられる。ここでAはビニル芳香族モノマーか
らなるブロック、Bはイソプレン、ブタジエンまたはイ
ソプレンとブタジエンの混合物からなるブロックを示
し、nは1以上の整数である。このうち、A−B−Aの
形態のものが最も好ましく用いられる。
の種々の方法、すなわち、(イ)アルキルリチウム化合
物を開始剤としてビニル芳香族モノマーを、続いてイソ
プレン、ブタジエンまたはイソプレンとブタジエンの混
合物を逐次重合させる方法、(ロ)ビニル芳香族モノマ
ー、続いてイソプレン、ブタジエンまたはイソプレンと
ブタジエンの混合物を重合し、これをカップリング剤に
よりカップリングする方法、あるいは(ハ)ジリチウム
化合物を開始剤としてイソプレン、ブタジエンまたはイ
ソプレンとブタジエンの混合物、次いでビニル芳香族モ
ノマーを逐次重合させる方法等により製造することがで
きる。
キル残基の炭素原子数が1〜10のアルキル化合物が挙
げられるが、特にメチルリチウム、エチルリチウム、ペ
ンチルリチウム、ブチルリチウムが好ましい。カップリ
ング剤としては、ジクロロメタン、ジブロムメタン、ジ
クロロエタン、ジブロムエタン、ジブロムベンゼン等が
用いられる。ジリチウム化合物の例としてはナフタレン
ジリチウム、ジリチオヘキシルベンゼン等が挙げられ
る。
量により決定される性質のものであるが、重合に用いら
れる全モノマー100重量部に対し、概ね開始剤0.0
1〜0.2重量部、カップリング剤0.04〜0.8重
量部程度の範囲で用いられる。
とブタジエンの混合物からなるブロック(B)のミクロ
構造としてビニル結合含有量を30モル%以上にするた
めには、イソプレン、ブタジエンまたはイソプレンとブ
タジエンの混合物の重合の際に共触媒としてルイス塩基
が用いられる。ルイス塩基の例としてはジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等のグリコールエーテル
類、トリエチルアミン、N,N,N,N−テトラメチル
エチレンジアミン(TMEDA)、N−メチルモルホリ
ン等のアミン系化合物が挙げられる。これらのルイス塩
基の使用量は重合開始剤のリチウムのモル数に対して概
ね0.1〜1000倍モルの範囲で用いられる。
を使用するのが好ましい。溶媒としては重合開始剤に対
して不活性な有機溶媒が用いられる。特に炭素数が6〜
12の脂肪族、脂環族、芳香族炭化水素が好ましく用い
られる。その例としてはヘキサン、ヘプタン、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン等が挙げられ
る。
80℃の温度範囲で行われ、0.5〜50時間の範囲で
行われる。
される。水添反応は水添触媒および反応に不活性な溶媒
に溶解した状態で公知の水添触媒により分子状態の水素
を反応させる方法が好ましく用いられる。使用される触
媒としては、ラネーニッケルあるいはPt、Pd、R
u、Rh、Ni等の金属をカーボン、アルミナ、珪藻土
等の担体に担持させたもの等の不均一触媒、または遷移
金属とアルキルアルミニウム化合物、アルキルリチウム
化合物等の組み合わせからなるチーグラー系の触媒等が
用いられる。反応は、水素圧が常圧ないし200kg/
cm2 、反応温度が常温ないし250℃、反応時間が
0.1ないし100時間の範囲で行われる。
タノール等により凝固させた後、加熱あるいは減圧乾燥
させるか、反応液を沸騰水中に注ぎ溶媒を共沸させて除
去した後、加熱あるいは減圧乾燥することにより得られ
る。
決定されるが、耐熱性および耐候性を重視する場合には
50%以上、好ましくは70%以上とするのがよい。
例を以下に示す。
テル樹脂を使用する場合は、不飽和ポリエステル樹脂と
架橋剤を含んだ混合物(1)と、ブロック共重合体と架
橋剤を含んだ混合物(2)とを混合することにより組成
物を調製する。この際、あらかじめ混合物(1)、
(2)のいずれか一方あるいは両方に硬化剤と必要に応
じて充填剤、繊維補強剤、増粘剤、離型剤等の添加剤が
混合される。得られた組成物は、シート状あるいは塊状
として取扱われ、圧縮成形、射出成形等の成形法により
硬化物とする。
を使用する場合には、フェノール樹脂、ブロック共重合
体と必要に応じて可塑剤、離型剤、着色剤、木粉、繊維
補強材等をニーダーにより混合し、混合の終了直前に硬
化剤を滴加することで組成物を調製する。得られた組成
物は、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形等の成
形法により硬化物とする。
使用する場合には、フェノール樹脂の場合と同様にして
ニーダーにより混合し組成物を調製し、圧縮成形、トラ
ンスファー成形、射出成形等により成形し、硬化物を得
ることが可能である。
程度であれば各種添加剤を含有することができる。その
例としては、充填剤、可塑剤、離型剤、着色剤、繊維補
強剤、等が挙げられる。
囲であれば他のポリマーを併用することも可能である。
その例としては、スチレン−ジエン共重合体またはその
水添物、カルボキシル基あるいはエポキシ基変性スチレ
ン−ジエン共重合体またはその水添物、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、カルボキシル基、アミノ基あるいはエ
ポキシ基末端ブタジエンーアクリルニトリル共重合体、
メタクリル酸メチルあるいはエポキシ変性天然ゴムなど
が挙げられる。
明する。
合体の分子量はGPCにより求めた。また、水添率は水
添反応前後でのブロック共重合体のヨウ素価の比より算
出した。
を測定することにより行った。tanδの値が大きい方
が優れた制振性能を有することを示す。tanδの値は
オリエンテック社製のレオバイブロンDDV−III によ
り測定した。 参考例1 乾燥し窒素で置換された耐圧反応器で、溶媒としてシク
ロヘキサン、重合開始剤としてs−ブチルリチウム、共
触媒としてTMEDAを用い、スチレンモノマー、イソ
プレンモノマー、スチレンモノマーの順に添加して重合
し、A−B−A型ブロック共重合体(I)を得た。表1
にブロック共重合体(I)の物性値を示す。
キサン中で、水添触媒としてPd−Cを用い、水素圧2
0kg/cm2 で水添反応を行い、表1に示す物性値を
有する水添ブロック共重合体(II)を得た。 実施例1、2および比較例1 無水フタル酸1.0モル、無水マレイン酸3.0モル、
プロピレングリコール4.4モルを窒素雰囲気中で20
0℃に加熱して、脱水縮合して酸価32の不飽和ポリエ
ステル樹脂を得た。この不飽和ポリエステル樹脂をスチ
レンに溶解して、固形分濃度70%の溶液とした。
または水添ブロック共重合体(II)をスチレンに溶解
し、固形分濃度30%の溶液とした。
ブロック共重合体(I)または水添ブロック共重合体
(II)のスチレン溶液、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、ステアリン酸亜鉛、炭酸カルシウムおよび酸化マ
グネシウムを表2に示した処方で配合し、組成物を得
た。なお、表2に示す処方は、各成分を重量部で示した
ものである(以下の表3、表4においても同様であ
る)。
した後に、圧縮成形機で140℃に加熱された金型によ
り、3分間、60kg/cm2 の圧力で成形した。この
成形物を用いて制振性能を測定評価した。また、制振性
能の指標として、25℃のtanδ(損失正接)の値を
求めた。その測定結果を表5に示した。 実施例3、4および比較例2 ホルマリン130gにフェノール112gを混合し、触
媒として塩酸を0.26g添加して還流温度で1時間縮
合させ、ノボラックを得た。得られたノボラックに参考
例で得られたブロック共重合体(I)または水添ブロッ
ク共重合体(II)、木粉、ステアリン酸マグネシウム、
酸化マグネシウム、ヘキサメチレンテトラミンを表3に
示した処方で配合し、組成物を得た。
分間、60kg/cm2 の圧力で成形した。成形物につ
いて実施例1、2と同様に制振性能の評価を行った。そ
の測定結果を表5に示した。 実施例5、6および比較例3 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エピコート828)
に参考例で得られたブロック共重合体(I)または水添
ブロック共重合体(II)、硬化剤(アンカーアミンK−
54)およびシリカ粉を表4に示した処方で配合し、組
成物を得た。
時間、60kg/cm2 の圧力で成形した。成形物につ
いて実施例1、2と同様に制振性能の評価を行った。そ
の測定結果を表5に示した。
硬化物は、いずれも制振性能に優れていることがわか
る。
ック共重合体とを組合わせたことを特徴とする本発明の
組成物は、硬化し成形体とすることで振動あるいは騒音
の発生を低減した材料として使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)熱硬化性樹脂10〜95重量部、
および (b)ビニル芳香族モノマーからなり、数平均分子量が
2500〜40000のブロック(A)と、イソプレ
ン、ブタジエンもしくはイソプレンとブタジエンの混合
物からなり、3,4結合および1,2結合含有量が30
モル%以上であり、数平均分子量が10000〜200
000のブロック(B)より構成される数平均分子量が
30000〜300000のブロック共重合体またはそ
の水添物5〜90重量部を含んでなることを特徴とする
熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10624493A JP2837061B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10624493A JP2837061B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06293854A JPH06293854A (ja) | 1994-10-21 |
JP2837061B2 true JP2837061B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14428705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10624493A Expired - Lifetime JP2837061B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-04-08 JP JP10624493A patent/JP2837061B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH06293854A (ja) | 1994-10-21 |
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