JP2836540B2 - 2線式電話回線中継器 - Google Patents

2線式電話回線中継器

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JP2836540B2
JP2836540B2 JP23327495A JP23327495A JP2836540B2 JP 2836540 B2 JP2836540 B2 JP 2836540B2 JP 23327495 A JP23327495 A JP 23327495A JP 23327495 A JP23327495 A JP 23327495A JP 2836540 B2 JP2836540 B2 JP 2836540B2
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実 雲財
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2線式電話回線中継
器、特に、その利得制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線においては、遠方加入者が電話
機能を十分発揮させるために2線式電話回線中継器を挿
入し、これにより、電話回線に直流電圧を重畳させて十
分な通話電流を流し、かつ音声信号を増幅している。
【0003】図2に従来の2線式電話回線中継器を示
す。すなわち、電話機1に接続された双方向信号線L1
はハイブリッド回路2によって上り側単信号線L2及び
下り側単信号線L3に接続されている。他方、交換機の
加入者回路に接続された双方向信号線L4はハイブリッ
ド回路3によって上り側単信号線L2及び下り側単信号
線L3に接続されている。上り側単方向信号線L2には増
幅回路4が挿入され、下側単方向信号線L3には増幅回
路5が挿入され、増幅回路4、5の利得は比較回路6に
よって制御される。
【0004】比較回路6は増幅回路4の入力信号レベル
と増幅回路5の入力信号レベルとを比較して増幅回路
4、5の利得を制御する。すなわち、増幅回路4の入力
信号レベルが増幅回路5の入力信号レベルより高いとき
には、比較回線6はハイレベル(“1”)信号を出力
し、この結果、増幅回路4の利得を大きく、他方、増幅
回路5の利得を小さくする。つまり、増幅回路4は増幅
動作を行うようにし、増幅回路5は減衰動作を行うよう
にする。逆に、増幅回路4の入力信号レベルが増幅回路
5の入力信号レベルより低いときには、比較回線6はロ
ーレベル(“0”)信号を出力し、この結果、増幅回路
4の利得を小さく、他方、増幅回路5の利得を大きくす
る。つまり、増幅回路4は減衰動作を行うようにし、増
幅回路5は増幅動作を行うようにする。
【0005】一般的に、通信は対話形式で行われる。つ
まり、電話機1側から音声信号が送られているときに
は、交換機の加入者回路側から音声信号が送られてこな
い。従って、比較回路6の出力はハイレベルとなり、こ
の結果、増幅回路4は増幅動作、増幅回路5は減衰動作
となる。逆に、交換機の加入者回路側から音声信号が送
られているときには、電話機側から音声信号が送られて
こない。従って、比較回路6の出力はローレベルとな
り、この結果、増幅回路4は減衰動作、増幅回路5は増
幅動作となる。このようにして、図2の2線式電話回線
中継器は発振することはない。なお、類似の中継器は特
開昭62−23633号公報、特開昭61−24072
0号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の2線式電話回線中継器においては、両方向から同
時に信号が送られてきた場合には、レベルの大きい信号
に対しては増幅動作を行い、レベルの小さい信号に対し
ては減衰動作を行う。この結果、交換機の加入者回路側
からダイヤルトーン信号が送られ、同時に、電話機側か
らプッシュボタン信号が送られてきた場合には、ダイヤ
ルトーン信号に対して増幅動作が行われることになり、
他方、プッシュボタン信号に対して減衰動作が行われる
ことになる。従って、ダイヤルトーン信号送出中にはプ
ッシュボタン信号を受信できないという課題がある。従
って、本発明の目的は、交換機の加入者回路からダイヤ
ルトーン送出中に電話機からのプッシュホン信号を十分
に受信できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、電話機から交換機の加入者回路への上り
側電話回線に接続された上り側増幅回路、交換機の加入
者回路から電話機への下り側電話回線に接続された下り
側増幅回路、及び上り側増幅回路の入力信号レベルと下
り側増幅回路の入力信号レベルとを比較して上り側増幅
回路及び下り側増幅回路の一方の利得を大きくしかつ他
方の利得を小さくする比較回路を有する2線式電話回線
中継器において、下り側増幅回路の入力にダイヤルトー
ン検出回路を設ける。そして、ダイヤルトーン検出回路
がダイヤルトーンを検出したときには、比較回路の出力
に関係なく、上り側増幅回路の利得を大きくしかつ下り
側増幅回路の利得を小さくする。これにより、交換機の
加入者回路側から電話機にダイヤルトーンが送出してい
るときに、電話機からプッシュホン信号が送出される
と、高利得の上り側増幅回路により交換機の加入者回路
に受信されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る2線式電話回
線中継器の実施の形態を示す回路図である。図1におい
ては、図2の構成要素に対して、ダイヤルトーン検出回
路7及びオア回路8を付加してある。ダイヤルトーン検
出回路7は増幅回路5の入力に接続されており、従っ
て、交換機の加入者回路から送出されるダイヤルトーン
信号を検出することになる。また、オア回路8は、比較
回路6の出力及びダイヤルトーン検出回路7の出力を入
力として増幅回路4、5を制御するものである。
【0009】ダイヤルトーン検出回路7が交換機の加入
者からのダイヤルトーン信号を検出すると、その出力は
ハイレベル(“1”)となる。この結果、比較回路6の
出力の出力に関係なく、オア回路8の出力もハイレベル
(“1”)となる。従って、増幅回路4の利得は大きく
なりかつ増幅回路5の利得は小さくなり、電話機1から
の信号は交換機の加入者回路に十分受信されることにな
る。
【0010】他方、ダイヤルトーン検出回路7がダイヤ
ルトーン信号を検出していないときには、ダイヤルトー
ン検出回路7の出力はローレベル(“0”)となる。こ
の結果、オア回路8の出力は比較回路6の出力に一致す
る。すなわち、増幅回路4の入力信号レベルが増幅回路
5の入力信号レベルより高いときには、比較回線6はハ
イレベル(“1”)信号を出力し、この結果、増幅回路
4の利得を大きくかつ、増幅回路5の利得を小さくす
る。他方、増幅回路4の入力信号レベルが増幅回路5の
入力信号レベルより低いときには、比較回線6はローレ
ベル(“0”)信号を出力し、この結果、増幅回路4の
利得を小さくかつ増幅回路5の利得を大きくする。
【0011】ダイヤルトーン検出回路7の具体的な動作
例を説明すると、電話機1をオフフックすると、オフフ
ック信号を受信した交換機の加入者回路は電話機1に対
してダイヤルトーン信号を送出する。このとき、ダイヤ
ルトーン信号は通常のレベルであるが、ダイヤルトーン
検出回路7のハイレベル信号によりオア回路8を介して
増幅回路4の利得は大きくなる。一方、電話機1からの
プッシュホン信号は長い双方向信号線L1 を介して伝達
されてために大きく減衰していることがあるが、この場
合にも、増幅回路4の利得は大きくなっているので、プ
ッシュホン信号は減衰されずに交換機の加入者回路に受
信されることになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
換機の加入者回路からのダイヤルトーン信号を検出して
電話機から交換機への信号線の増幅回路の利得を大きく
するので、電話機からのプッシュホン信号の受信が十分
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2線式電話回線中継器の実施の形
態を示す回路図である。
【図2】従来の2線式電話回線中継器を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1…電話機 2、3…ハイブリッド回路 4、5…増幅回路 6…比較回路 7…ダイヤルトーン検出回路 8…オア回路 L1、L4…双方向信号線 L2…上り側単方向信号線 L3…下り側単方向信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 3/20 - 3/23 H04B 3/36 H04B 7/005 - 7/015 H04B 7/15 H04M 1/54 H04M 1/58 - 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機(1)から交換機の加入者回路へ
    の上り側の電話回線に接続された上り側増幅回路(4)
    と、 前記交換機の加入者回路から前記電話機への下り側の電
    話回線に接続された下り側増幅回路(5)と、 前記上り側増幅回路の入力信号と前記下り側増幅回路の
    入力信号とのレベル比較を行う比較回路(6)とを具備
    し、該比較回路の出力に応じて前記上り側増幅回路及び
    前記下り側増幅回路の一方の利得を大きくしかつ他方の
    利得を小さくするようにした2線式電話回線中継器にお
    いて、 前記下り側増幅回路の入力に接続されたダイヤルトーン
    検出回路(7)を具備し、該ダイヤルトーン検出回路の
    出力に応じて前記比較回路の出力による前記上り側増幅
    回路の利得を小さくすることを中止するようにしたこと
    を特徴とする2線式電話回線中継器。
  2. 【請求項2】 電話機(1)から交換機の加入者回路へ
    の上り側の電話回線に接続された上り側増幅回路(4)
    と、 前記交換機の加入者回路から前記電話機への下り側の電
    話回線に接続された下り側増幅回路(5)と、 前記上り側増幅回路の入力信号と前記下り側増幅回路の
    入力信号とのレベル比較を行う比較回路(6)とを具備
    し、前記上り側増幅回路の入力信号のレベルが前記下り
    側増幅回路の入力信号のレベルより高いときに前記上り
    側増幅回路の利得を大きくしかつ前記下り側増幅回路の
    利得を小さくし、他方、前記上り側増幅回路の入力信号
    のレベルが前記下り側増幅回路の入力信号のレベルより
    低いときに前記上り側増幅回路の利得を小さくしかつ前
    記下り側増幅回路の利得を大きくするようにした2線式
    電話回線中継器において、 前記下り側増幅回路の入力に接続されたダイヤルトーン
    検出回路(7)と、 該ダイヤルトーン検出回路の出力及び前記比較回路の出
    力と前記上り側増幅回路及び前記下り側増幅回路との間
    に接続されたオア回路(8)とを具備し、前記ダイヤル
    トーン検出回路がダイヤルトーンを検出しているとき
    に、前記比較回路の出力に関係なく、前記上り側増幅回
    路の利得を大きくしかつ前記下り側増幅回路の利得を小
    さくしたことを特徴とする2線式電話回線中継器。
  3. 【請求項3】 電話機(1)と交換機の加入者回路との
    間に設けられた2線式電話回線中継器であって、 上り側増幅回路(4)と、 下り側増幅回路(5)と、 前記電話機と前記上り側増幅回路の入力及び前記下り側
    増幅回路の出力との間に接続された第1のハイブリッド
    回路(2)と、 前記交換機の加入者回路と前記上り側増幅回路の出力及
    び前記下り側増幅回路の入力との間に接続された第2の
    ハイブリッド回路(3)と、 前記下り側増幅回路の入力に接続されたダイヤルトーン
    検出回路(7)と、 前記上り側増幅回路の入力、前記下り側増幅回路の入力
    及び前記ダイヤルトーン検出回路と、前記上り側増幅回
    路及び前記下り側増幅回路との間に接続された制御回路
    (6、8)とを具備し、 前記ダイヤルトーン検出回路がダイヤルトーン信号を検
    出したときには、前記制御回路は、前記上り側増幅回路
    の利得を大きくしかつ前記下り側増幅回路の利得を小さ
    くし、 前記ダイヤルトーン検出回路がダイヤルトーン信号を検
    出していないときには、前記上り側増幅回路の入力信号
    レベルが前記下り側増幅回路の入力信号レベルより高い
    ときに前記制御回路は前記上り側増幅回路の利得を大き
    くしかつ前記下り側増幅回路の利得を小さくし、他方、
    前記上り側増幅回路の入力信号レベルが前記下り側増幅
    回路の入力信号レベルより低いときに前記制御回路は前
    記上り側増幅回路の利得を小さくしかつ前記下り側増幅
    回路の利得を大きくする2線式電話回線中継器。
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