JP2835388B2 - 分岐シールド工法 - Google Patents

分岐シールド工法

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JP2835388B2
JP2835388B2 JP13118393A JP13118393A JP2835388B2 JP 2835388 B2 JP2835388 B2 JP 2835388B2 JP 13118393 A JP13118393 A JP 13118393A JP 13118393 A JP13118393 A JP 13118393A JP 2835388 B2 JP2835388 B2 JP 2835388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は途中で分岐されるトンネ
ルをシールド工法で構築する分岐シールド工法に関する
もので有る。
【0002】
【従来の技術】従来、途中で分岐されるトンネルをシー
ルド工法で構築するには、「図7」に示す分岐点に分岐
用の立坑を設ける分岐点立坑方式と、「図8」に示す分
岐線後発方式と、「図9」「図10」に示す多円形分離
方式(一般にHアンドVシールドと称する)と、「図1
1」「図12」に示す分離方式とが採用されている。
【0003】先ず、上記分岐点立坑方式は分岐予定地に
予め立坑BT3を設けて、この立坑BT3より本線トン
ネルT1とは別に分岐線トンネルT2を掘削し、後に最
終的発進立坑BT1より到達立坑BT2に到達する本線
トンネルT1と分岐線トンネルT2が上記立坑BT3で
連結されるようになして有る。
【0004】また、分岐線後発方式は発進立坑BT1よ
りシールド掘進機(図示せず)により本線トンネルT1
を掘進し、この本線トンネルT1は目的地(例えば、到
達立坑BTR2)まで掘進を完了する。そして、本線ト
ンネルT1の掘進が完了したら、後方装置と称されてい
るズリ出し装置(ズリ出しコンベヤ・ズリ搬送用トロッ
コの軌道等)や資材搬送装置を撤去し、分岐シールド掘
進機2aを発進立坑BT1または到達立坑BTR2よ
り、完成した本線トンネルT1内に搬入し、分岐点位置
から分岐線トンネルT2を掘進するようになしている。
【0005】また、多円形分離方式は、夫々独立した複
数のシールド機1a,1bを連結体二軸状に連結してお
き分岐点まで掘進したら、両シールド機1a,1bを連
結を解き夫々のシールド機1a,1bで掘進を行うよう
になしている。すなわち、「図10」の分岐点Pまで
は、両シールド機1a,1bを連結したままで掘進し、
分岐点Pでその連結を解いて、一方のシールド機1aで
本線トンネルT1を、他方のシールド機1bは掘進方向
を変更して分岐線トンネルT2を掘削する。なお、両シ
ールド機1a,1bは通常中折れ式のものが使用され、
両者の後胴部を連結具1c等で一体的に連結しておくよ
うになしてある。
【0006】また、分離方式は、単一の外側スキンプレ
ート11a内に夫々独立したシールド機1a,1bを収
納した二重構造となし、「図12」の分岐地点Pまでは
二重構造の両シールド機1a,1bで掘進し、分岐地点
Pまで掘進すると、外側スキンプレート11aをその場
所に残して両シールド機1a,1bが外側スキンプレー
ト11a内より発進して夫々で本線トンネルT1と分岐
線トンネルT2とを掘進するようになしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来法
は、「図7」の分岐点立坑方式は分岐地点に分岐用の立
坑BT3を設ける必要性が有り、そのための用地確保が
できない場合は不可能となる課題を有している。また、
この方式は分岐用の立坑BT3を構築する必要性を有し
その分経費がかさむという課題をも有している。
【0008】また、「図8」の分岐線後発方式は、本線
トンネルT1が完成した後に分岐線トンネルT2を掘進
するようになしているため、どうしても工期が長くなる
という課題を有し、本線トンネルT1の掘進途中に分岐
線トンネルT2を並行して掘進できないかという要望が
寄せられているが、本線トンネルT1の掘進中は本線シ
ールド機の後方にズリ出し装置や後方台車の軌道などが
付設されているため、本線トンネルT1の掘進中に大径
な分岐シールド掘進機2aを搬入することができず、こ
れら付帯装置を撤去して分岐シールド掘進機2aを搬入
する必要性から並行掘進が実現できないでいる。
【0009】また、「図9」乃至「図12」に示す多円
形分離方式及び分離方式は上記に対して本線トンネルT
1と分岐線トンネルT2とが分岐点P以後並行掘進でき
るが、この両者の方式は分岐点P以降は本線トンネルT
2が大きく縮径されることを避け得ないという課題を有
している。
【0010】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、分岐用の立坑BT3が不要で、途中本線トンネル
T1の径を変更することなく、分岐線トンネルT2を並
行掘進できる分岐シールド工法を提供することを目的と
したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、本線シールド掘進機1の主スキンプレ
ート11内に抜き差し可能な副スキンプレート12を二
重筒状に収納し、この副スキンプレート12の周面に窓
孔13を設け、さらに、本線シールド掘進機1内には該
窓孔13より発進できる分岐線シールド掘進機2を収納
し、上記分岐線シールド掘進機2を収納した本線シール
ド掘進機1によって、主スキンプレート11と副スキン
プレート12とを一体的に連結した状態で分岐地点まで
本線トンネルT1を掘進し、分岐地点で副スキンプレー
ト12を、その分岐点位置に残して、本線シールド掘進
機1の掘進を継続し、主スキンプレート11が推進して
その後端部が副スキンプレート12の窓孔13部位を通
過したら分岐地点に残された副スキンプレート12の該
窓孔13より分岐線シールド掘進機2により分岐線トン
ネルT2を掘進するようになしたことを特徴とする技術
的手段を講じたものである。
【0012】
【作用】それ故、本発明は本線シールド掘進機1内に分
岐線シールド掘進機2を収納しているので、本線シール
ド掘進機1で掘進された部位にはすでに該分岐線シール
ド掘進機2が搬入されており、掘進途中の所望の分岐点
より分岐線トンネルT2の掘進を開始できる作用を呈す
る。
【0013】そして、主スキンプレート11は差し込ん
だ副スキンプレート12の窓孔13を閉じる蓋の作用を
呈し、該副スキンプレート12を分岐点に残し主スキン
プレート11のみを前進させると、分岐線シールド掘進
機2を発進するための窓孔13を開く作用を呈するの
で、この窓孔13より分岐線シールド掘進機2を発信し
て分岐線トンネルT2を本線トンネルT1と並行して掘
進できる作用を呈するものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を添附図面に従って説
明すれば以下の通りである。図中、1が本線シールド掘
進機で、この本線シールド掘進機1の基本的構造は従来
公知なものが使用でき、主スキンプレート11の前方部
位には隔壁11aで仕切られたバルクヘッドBが設けら
れ、このバルクヘッドBの前端には図示しない駆動源よ
って回動されるカッターディスク14を取り付けてあ
る。そして、図では省略しているが主スキンプレート1
1の後方室A内にはシールドジャッキを配設し、カッタ
ーディスク14を回転させつつ該シールドジャッキによ
り推進力を得て本線トンネルT1を掘進する。なお、図
示例では上記カッターディスク14は円盤状、言い換え
るならトンネル断面を円形とすることをを想定している
が、後記分岐線シールド掘進機2を含めて矩形断面シー
ルドを使用しても差し支えないものである。
【0015】上記カッタディスク14によって掘削され
たズリは適宜ズリ出し装置によってバルクヘッドB内よ
り取り出せれ既設の本線トンネルT1内を通って地上に
搬出されるが、切羽の崩壊を防ぐためバルクヘッドB内
には適宜な土圧または泥水圧が加わるようになしてある
のも従来と同じである。
【0016】さらに、上記後方室A内には図示しないエ
レクターが収納され、このエレクターを利用して後方室
A内にはセグメントSを順次組み立て、前記シールドジ
ャッキは組み立てられたセグメントSを反力受けとして
本線シールド掘進機1を推進するのも従来と同じであ
る。
【0017】本発明においては、本線シールド掘進機1
の主スキンプレート11内に抜き差し可能な副スキンプ
レート12を二重筒状に収納し、この副スキンプレート
12の周面に窓孔13を設け、さらに、本線シールド掘
進機1内には該窓孔13より発進できる分岐線シールド
掘進機2を収納してある。
【0018】上記主スキンプレート11は従来公知なも
のを使用すればよいが、本実施例では全長が長くなるの
で前後に分割できる構成となし、後部に取りはずし可能
な後筒部11bを連結したものを使用している。そし
て、副スキンプレート12は主スキンプレート11より
一回り小径に構成され、該主スキンプレート11の後方
開口より上記後方室A内にその先端部を挿入してある。
【0019】また、該副スキンプレート12に設けた上
記窓孔13は、この副スキンプレート12を主スキンプ
レート11内に差し込むと、該主スキンプレート11に
よって閉じられる位置に設けられている。
【0020】さらに、上記分岐線シールド掘進機2も本
線シールド掘進機1と同様従来公知なものが使用できる
ので、その説明を省略するが、この分岐線シールド掘進
機2は、本線シールド掘進機1より小さく該本線シール
ド掘進機1内(副スキンプレート12内)に収納できる
大きさとするのは無論で、収納場所はシールドジャッ
キ、エレクター、ズリ出し装置等の支障とならない場所
が選定され、図では1台を収納しているが、複数の分岐
線トンネルT2,T2,T2・・・を掘進する場合で収
納場所が確保できれば該分岐線シールド掘進機2を複数
台収納してもよい。なお、分岐線シールド掘進機2は必
ずしも本線シールド掘進機1内に完全に収納する必要は
なく、一部が本線シールド掘進機1の後方に突出するよ
うに収納したり、本線シールド掘進機1の後方に連結し
た台車に載せておいてもよい。また、複数台の分岐線シ
ールド掘進機2を収納する場合は、副スキンプレート1
2も複数重なるように主スキンプレート11内に差し込
でおく。
【0021】また、上記主スキンプレート11と副スキ
ンプレート12とは、差し込んだ状態で両者が一体的に
掘進でき、分岐点以降は副スキンプレート12をその場
所に残して主スキンプレート11部位が推進できるよう
になしてある。この様に途中で副スキンプレート12を
残して主スキンプレート11部位が推進できるようにな
すには、主スキンプレート11と副スキンプレート12
とを固定螺子等で着脱可能に連結しておき、所望場所で
両者の連結をはずせはよいが、本実施例では主スキンプ
レート11と副スキンプレート12との両者に推進ジャ
ッキ21、22を取り付け、分岐点までは副スキンプレ
ート12側の推進ジャッキ22で推進力を得て、主スキ
ンプレート11側の推進ジャッキは作動させないで副ス
キンプレート12側の推進ジャッキ22の推進力を主ス
キンプレート11側に伝えるのみに使用する。
【0022】そして、本発明は上記分岐線シールド掘進
機2を収納した本線シールド掘進機1によって、主スキ
ンプレート11と副スキンプレート12とを一体的に連
結した状態で分岐地点まで本線トンネルT1を掘進す
る。この本線トンネルT1の掘進は従来法によって行え
ばよいのでその説明は省略するが、図示実施例では本線
シールド掘進機1の推進力は副スキンプレート12側の
推進ジャッキ22によって得ることでこの主スキンプレ
ート11と副スキンプレート12とは一体的に推進され
るのは前記した通りである。
【0023】そして、分岐点まで掘進したら、分岐地点
で副スキンプレート12を、その分岐点位置に残して、
本線シールド掘進機1の掘進を継続する。
【0024】分岐地点まで掘進したら、主スキンプレー
ト11側の推進ジャッキ22を作動させ、副スキンプレ
ート12の内フランジ部12a等を反力受けの一部に使
用し該副スキンプレート12が分岐点位置に停止して残
るようになしてある。
【0025】そして、分岐地点に残された副スキンプレ
ート12の窓孔13より分岐線シールド掘進機2により
分岐線トンネルT2を掘進する。すなわち、副スキンプ
レート12が分岐点位置に停止して主スキンプレート1
1が推進すると、窓孔13が開くので該窓から分岐線シ
ールド掘進機2を発進させて分岐線トンネルT2を掘進
しする。
【0026】なお、分岐地点で窓孔13から分岐線シー
ルド掘進機2を発進させて分岐線トンネルT2を掘進開
始するに際し、不用意に掘進を開始すると、地盤崩壊等
の危険な状態が発生するおそれがある。そこで、本実施
例では、主スキンプレート11のみを推進して窓孔13
を開く前に、閉じた窓孔13の前に分岐線シールド掘進
機2を設置しするとともに、この分岐線シールド掘進機
2を嵌入するエントランスガイド筒15を副スキンプレ
ート12の内周面に取り付ける。このエントランスガイ
ド筒15は設置場所が確保できれば予め取り付けられて
おいてもよいが、本実施例では本線シールド掘進機1が
分岐点に到達した後に取り付けるようになしいる。な
お、このエントランスガイド筒15を設置するために推
進ジャッキ22が支障となる場合はそれを撤去するのは
無論である。
【0027】そして、上記エントランスガイド筒15内
に分岐線シールド掘進機2を収納したら、パッキン16
で気密を保ち分岐線シールド掘進機2の前面側に所定の
泥水圧、土圧を掛けた後に窓孔13を開くことで切羽の
崩壊を防げばよいが、分岐線シールド掘進機2の前面側
に予め所定の土圧を掛けることは該分岐線シールド掘進
機2の構造上複雑な操作が必要となるため、分岐線シー
ルド掘進機2の前面側にモルタルを注入してこのモルタ
ルによって切羽の崩壊を防止するようになしてもよい。
なお、必要に応じては、予め分岐線シールド掘進機2で
掘進を行う分岐点付近の地盤は薬液注入等によって地盤
改良を施しておいてもよいのは無論である。
【0028】そして、窓孔13を開いたら、該分岐線シ
ールド掘進機2によって掘進を開始するが、無論この際
に、分岐線シールド掘進機2のシールドジャッキの反力
を受ける反力受け17(「図3」参照)、及び仮支保工
18(「図4」参照、セグメントでもよい。)を設けて
おく。
【0029】なお、分岐点以降の本線シールド掘進機1
の掘進を行うには、今まで副スキンプレート12内に収
納したあった推進ジャッキ22を撤去し、図示しないエ
レクターは主スキンプレート側に据え変える。そして、
この本線シールド掘進機1の掘進は従来法でそのまま継
続される。
【0030】また、分岐線シールド掘進機2によっる掘
進も従来法で行えばよく、分岐線トンネルT2を掘進し
「図5」に示すように該分岐線トンネルT2のセグメン
トS1が分岐線シールド掘進機2の反力を受けるに充分
な長さになったら、上記反力受け17及び仮支保工18
は撤去する。なお、本線トンネルT1と分岐線トンネル
T2との連結部はこの際に、モルタル注入19等で確実
に連結しておく。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のごとくであるので、本線
トンネルT1の掘進途中に分岐線トンネルT2を並行し
て掘進でき工期を短縮できる分岐シールド工法を提供で
きるものである。
【0032】また、本発明は本線トンネルT1内より分
岐線トンネルT2を掘進できるため従来の分岐点立坑方
式のような分岐用の立坑を必要とせず、また、本線シー
ルド掘進機1は目的地まで最初の外径のまま使用される
ので、従来の多円形分離方式及び分離方式の用に途中で
本線トンネルT1の径が大幅に縮径されないる分岐シー
ルド工法を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法によって掘削中のトンネル断面図で
ある。
【図2】本発明工法によって掘削中の「図1」状態より
は以後のトンネル断面図である。
【図3】本発明工法によって掘削中の「図2」状態より
は以後のトンネル断面図である。
【図4】本発明工法によって掘削中の「図3」状態より
は以後のトンネル断面図である。
【図5】本発明工法によって掘削中の「図4」状態より
は以後のトンネル断面図である。
【図6】従来工法によるトンネル平面図である。
【図7】別の従来工法によるトンネル平面図である。
【図8】さらに別の従来工法に使用されるシールド掘進
機の正面図である。
【図9】「図8」シールド掘進機によって掘削されるト
ンネルの平面図である。
【図10】さらに別の従来工法に使用されるシールド掘
進機の正面図である。
【図11】「図10」シールド掘進機によって掘削され
るトンネルの平面図である。
【符号の説明】
1 本線シールド掘進機 2 分岐線シールド掘進機 11 主スキンプレート 12 副スキンプレート 13 窓孔 T1 本線トンネル T2 分岐線トンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 資孝 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 内田 克巳 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/06 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本線シールド掘進機(1)の主スキン
    プレート(11)内に抜き差し可能な副スキンプレート
    (12)を二重筒状に収納し、この副スキンプレート
    (12)の周面に窓孔(13)を設け、さらに、本線シ
    ールド掘進機(1)内には該窓孔(13)より発進でき
    る分岐線シールド掘進機(2)を収納し、 上記分岐線シールド掘進機(2)を収納した本線シール
    ド掘進機(1)によって、主スキンプレート(11)と
    副スキンプレート(12)とを一体的に連結した状態で
    分岐地点まで本線トンネル(T1)を掘進し、 分岐地点で副スキンプレート(12)を、その分岐点位
    置に残して、本線シールド掘進機(1)の掘進を継続
    し、 主スキンプレート(11)が推進してその後端部が副ス
    キンプレート(12)の窓孔(13)部位を通過したら
    分岐地点に残された副スキンプレート(12)の該窓孔
    (13)より分岐線シールド掘進機(2)により分岐線
    トンネル(T2)を掘進するようになしたことを特徴と
    する分岐シールド工法。
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