JP2833919B2 - 圧縮機用吐出バルブ装置 - Google Patents
圧縮機用吐出バルブ装置Info
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- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04C29/12—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
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- F04C29/126—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type
- F04C29/128—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type of the elastic type, e.g. reed valves
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- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K15/00—Check valves
- F16K15/14—Check valves with flexible valve members
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機用吐出バルブ装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】密閉型冷蔵庫に使用される圧縮機には、
一般に、リードタイプの吐出バルブ装置が設けられてい
る。このような圧縮機用吐出バルブ装置のひとつとし
て、ジャック、エフ、フリッチマンに与えられた米国特
許第4,352,377号明細書に開示されたものがあ
り、この吐出バルブ装置は図5に示されている。
一般に、リードタイプの吐出バルブ装置が設けられてい
る。このような圧縮機用吐出バルブ装置のひとつとし
て、ジャック、エフ、フリッチマンに与えられた米国特
許第4,352,377号明細書に開示されたものがあ
り、この吐出バルブ装置は図5に示されている。
【0003】図5において、シリンダブロック1には、
ピストン3が往復運動するように装着されたシリンダボ
ア2が形成されている。前記シリンダブロック1の上方
に位置するシリンダヘッド5に設置されている吐出バル
ブ装置は、前記シリンダブロック1とシリンダヘッド5
との間に介装されているバルブプレート4と、このバル
ブプレート4に形成されている吐出孔8と、前記バルブ
プレート4に装着されている1対のガイドポスト9と、
前記吐出孔8を被覆するバルブリード10と、前記バル
ブプレート4に対して前記バルブリード10を弾力的に
押圧するためのバルブスプリング11と、このバルブス
プリング11を元の位置に保持するバルブストップ12
と、このバルブストップ12上に配置されたリテーナ1
3とにより構成されており、前記バルブリード10、バ
ルブスプリング11、バルブストップ12およびリテー
ナ13は、前記ガイドポスト9に積層状に支持されてい
る。
ピストン3が往復運動するように装着されたシリンダボ
ア2が形成されている。前記シリンダブロック1の上方
に位置するシリンダヘッド5に設置されている吐出バル
ブ装置は、前記シリンダブロック1とシリンダヘッド5
との間に介装されているバルブプレート4と、このバル
ブプレート4に形成されている吐出孔8と、前記バルブ
プレート4に装着されている1対のガイドポスト9と、
前記吐出孔8を被覆するバルブリード10と、前記バル
ブプレート4に対して前記バルブリード10を弾力的に
押圧するためのバルブスプリング11と、このバルブス
プリング11を元の位置に保持するバルブストップ12
と、このバルブストップ12上に配置されたリテーナ1
3とにより構成されており、前記バルブリード10、バ
ルブスプリング11、バルブストップ12およびリテー
ナ13は、前記ガイドポスト9に積層状に支持されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の吐出バルブ装置は、数多くの部品を有している
ため、その構造が複雑になるばかりでなく、動作時に大
きな騒音が発生されるという問題点があった。
た従来の吐出バルブ装置は、数多くの部品を有している
ため、その構造が複雑になるばかりでなく、動作時に大
きな騒音が発生されるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、その製造が容易となるよ
うに単純化された構造を有する圧縮機用吐出バルブ装置
を提供するものである。
うに単純化された構造を有する圧縮機用吐出バルブ装置
を提供するものである。
【0006】また、本発明の他の目的は、動作時の騒音
を極力低下した圧縮機用吐出バルブ装置を提供するもの
である。
を極力低下した圧縮機用吐出バルブ装置を提供するもの
である。
【0007】本発明による圧縮機用吐出バルブ装置は、
バルブシートが形成された吐出孔を設けた凹部が形成さ
れているバルブプレートと、前記バルブシートと気密接
触しうるように前記凹部に可動に装着されている板状の
バルブリードと、このバルブリードに押圧接触するよう
にバルブリード上に装着され、バルブリードの動きによ
り弾力的に変形されうるバルブスプリングとを有してお
り、前記バルブプレートの凹部に、その底面が前記凹部
の底面から隆起されて前記バルブシートと同一の高さを
なすチャンネル部を形成し、前記バルブリードを、前記
チャンネル部に配置される基部と、この基部から延在し
前記バルブシート上に着座しうる円形部とにより構成す
るとともに、前記バルブスプリングを、前記バルブリー
ドに圧接する折曲部分と前記バルブリードによって弾力
的に変形可能な湾曲部分とにより構成し、前記バルブプ
レートの凹部の両端部に、それぞれ前記バルブスプリン
グの両端部に係合するストッパの形成されたトラップを
設けて前記バルブスプリングを保持するように構成した
ことを特徴としている。
バルブシートが形成された吐出孔を設けた凹部が形成さ
れているバルブプレートと、前記バルブシートと気密接
触しうるように前記凹部に可動に装着されている板状の
バルブリードと、このバルブリードに押圧接触するよう
にバルブリード上に装着され、バルブリードの動きによ
り弾力的に変形されうるバルブスプリングとを有してお
り、前記バルブプレートの凹部に、その底面が前記凹部
の底面から隆起されて前記バルブシートと同一の高さを
なすチャンネル部を形成し、前記バルブリードを、前記
チャンネル部に配置される基部と、この基部から延在し
前記バルブシート上に着座しうる円形部とにより構成す
るとともに、前記バルブスプリングを、前記バルブリー
ドに圧接する折曲部分と前記バルブリードによって弾力
的に変形可能な湾曲部分とにより構成し、前記バルブプ
レートの凹部の両端部に、それぞれ前記バルブスプリン
グの両端部に係合するストッパの形成されたトラップを
設けて前記バルブスプリングを保持するように構成した
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、圧縮機の吸入行程下におい
て、バルブリードは、バルブスプリングの折曲部分によ
って作用される押圧力と吐出室の圧力とによってバルブ
シートと気密接触されるように維持され、吐出孔を閉鎖
している。このとき、冷媒ガスは吸入孔を介してシリン
ダボア内に流入される。
て、バルブリードは、バルブスプリングの折曲部分によ
って作用される押圧力と吐出室の圧力とによってバルブ
シートと気密接触されるように維持され、吐出孔を閉鎖
している。このとき、冷媒ガスは吸入孔を介してシリン
ダボア内に流入される。
【0009】つぎに、圧縮機の吐出行程下において、シ
リンダボア内でピストンによって圧縮された冷媒ガスの
圧力が、吐出室の圧力ならびにバルブスプリングの押圧
力より大きくなると、バルブリードの円形部は、バルブ
スプリングの折曲部分の押圧力に対向して作用する圧縮
された冷媒ガス吐出圧によってバルブシートの上方に押
し退けられて吐出孔を開放する。
リンダボア内でピストンによって圧縮された冷媒ガスの
圧力が、吐出室の圧力ならびにバルブスプリングの押圧
力より大きくなると、バルブリードの円形部は、バルブ
スプリングの折曲部分の押圧力に対向して作用する圧縮
された冷媒ガス吐出圧によってバルブシートの上方に押
し退けられて吐出孔を開放する。
【0010】そして、圧縮機が圧縮行程から吸入行程に
変更されると、バルブリードの上方に撓んだ円形部は、
バルブスプリングの折曲部分の押圧力によってバルブシ
ート上に着座する位置に復帰される。
変更されると、バルブリードの上方に撓んだ円形部は、
バルブスプリングの折曲部分の押圧力によってバルブシ
ート上に着座する位置に復帰される。
【0011】
【実施例】図1および図2は圧縮機用吐出バルブ装置の
実施例を示すものであり、これらの図において、シリン
ダ1、ピストン3およびシリンダヘッド5についての構
成は通常の圧縮機用吐出バルブ装置と同様である。した
がって、これらの部品は本発明の要部ではないため、こ
れらの部品に対しては図5に表示したものと同一の参照
符号を使用する。
実施例を示すものであり、これらの図において、シリン
ダ1、ピストン3およびシリンダヘッド5についての構
成は通常の圧縮機用吐出バルブ装置と同様である。した
がって、これらの部品は本発明の要部ではないため、こ
れらの部品に対しては図5に表示したものと同一の参照
符号を使用する。
【0012】図1および図2において、シリンダブロッ
ク1に装着されたバルブプレート20には、吐出用リー
ドバルブ装置を装着するための凹部21が吐出孔22の
周囲に形成されている。前記吐出孔22には前記バルブ
プレート20の上面より低位に位置するバルブシート2
3が接続されている。また、前記バルブプレート20に
は、通常的な方法により吸入孔24が形成されている。
ク1に装着されたバルブプレート20には、吐出用リー
ドバルブ装置を装着するための凹部21が吐出孔22の
周囲に形成されている。前記吐出孔22には前記バルブ
プレート20の上面より低位に位置するバルブシート2
3が接続されている。また、前記バルブプレート20に
は、通常的な方法により吸入孔24が形成されている。
【0013】前記凹部21内には、凹部21の底面から
隆起された底面29を有するチャンネル部25が形成さ
れており、前記チャンネル部25の底面29は吐出孔2
2のバルブシート23と同一の高さとされている。さら
に、前記凹部21の両側の端部には、ストッパをなすそ
れぞれ上向きの段部28を有するトラップ26,27が
形成されている。
隆起された底面29を有するチャンネル部25が形成さ
れており、前記チャンネル部25の底面29は吐出孔2
2のバルブシート23と同一の高さとされている。さら
に、前記凹部21の両側の端部には、ストッパをなすそ
れぞれ上向きの段部28を有するトラップ26,27が
形成されている。
【0014】前記吐出用リードバルブ装置は、可動配置
されているバルブリード30と、このバルブリード30
上に装着されるバルブスプリング31を有している。前
記バルブリード30は、細長い基部32と、この基部3
2から延在している円形部33とにより構成されてい
る。前記基部32は凹部21のチャンネル部25に配置
されており、前記円形部33は、前記吐出孔22を閉じ
るように前記バルブシート23に着座されるようになっ
ている。また、前記バルブスプリング31は弾性材料に
より構成されており、先端側を上向きに折曲され下向き
に頂線が突出している折曲部分34と、ベントチップ3
6が先端に形成され先端側を下向きに湾曲された湾曲部
分35とにより構成されている。
されているバルブリード30と、このバルブリード30
上に装着されるバルブスプリング31を有している。前
記バルブリード30は、細長い基部32と、この基部3
2から延在している円形部33とにより構成されてい
る。前記基部32は凹部21のチャンネル部25に配置
されており、前記円形部33は、前記吐出孔22を閉じ
るように前記バルブシート23に着座されるようになっ
ている。また、前記バルブスプリング31は弾性材料に
より構成されており、先端側を上向きに折曲され下向き
に頂線が突出している折曲部分34と、ベントチップ3
6が先端に形成され先端側を下向きに湾曲された湾曲部
分35とにより構成されている。
【0015】前記折曲部分34は前記チャンネル部25
の隆起された底面29の内側の角に対応する位置におい
て前記バルブリード30を押圧するようにバルブリード
30に接触している。また、前記バルブスプリング31
の湾曲部分35は、前記バルブリード30の前記円形部
33が前記バルブシート23から離間される開放動作時
にバルブリード30の動きにより上方に弾力的に変形さ
れることになる。
の隆起された底面29の内側の角に対応する位置におい
て前記バルブリード30を押圧するようにバルブリード
30に接触している。また、前記バルブスプリング31
の湾曲部分35は、前記バルブリード30の前記円形部
33が前記バルブシート23から離間される開放動作時
にバルブリード30の動きにより上方に弾力的に変形さ
れることになる。
【0016】なお、前記バルブリード30上へのバルブ
スプリング31の装着は、バルブスプリング31の全体
を湾曲してその両端部を各トラップ26,27内に形成
されている各段部28に係合させる。すると、前記トラ
ップ26,27内に位置する前記バルブスプリング31
の両端部の動きが拘束され、バルブスプリング31がト
ラップ26,27から抜け止めされ元の位置に維持され
ることになる。したがって、本実施例による吐出バルブ
装置は、別途の工具を必要とせず作業者によって簡単に
組立てられることになる。
スプリング31の装着は、バルブスプリング31の全体
を湾曲してその両端部を各トラップ26,27内に形成
されている各段部28に係合させる。すると、前記トラ
ップ26,27内に位置する前記バルブスプリング31
の両端部の動きが拘束され、バルブスプリング31がト
ラップ26,27から抜け止めされ元の位置に維持され
ることになる。したがって、本実施例による吐出バルブ
装置は、別途の工具を必要とせず作業者によって簡単に
組立てられることになる。
【0017】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0018】図3は圧縮機の吸入行程下における吐出バ
ルブを示したものである。
ルブを示したものである。
【0019】図3において、前記バルブリード30は、
バルブスプリング31の折曲部分34によって作用され
る押圧力と吐出室の圧力とによってバルブシート34と
気密接触されるように維持され、吐出孔22を閉鎖して
いる。このとき、冷媒ガスは、図3に示す吸入孔24を
介してシリンダボア2内に流入される。
バルブスプリング31の折曲部分34によって作用され
る押圧力と吐出室の圧力とによってバルブシート34と
気密接触されるように維持され、吐出孔22を閉鎖して
いる。このとき、冷媒ガスは、図3に示す吸入孔24を
介してシリンダボア2内に流入される。
【0020】図4は圧縮機の吐出行程下の吐出バルブを
示したものである。
示したものである。
【0021】図4において、前記シリンダボア2内でピ
ストン3によって圧縮された冷媒ガスの圧力が、吐出室
の圧力ならびにバルブスプリング31の押圧力より大き
くなると、本実施例の吐出バルブを介して排出される。
ストン3によって圧縮された冷媒ガスの圧力が、吐出室
の圧力ならびにバルブスプリング31の押圧力より大き
くなると、本実施例の吐出バルブを介して排出される。
【0022】すなわち、前記バルブリード30の円形部
33は、前記バルブスプリング31の折曲部分34の押
圧力に対向して作用する圧縮された冷媒ガス吐出圧によ
ってバルブシート23の上方に押し退けられて吐出孔2
2を開放する。
33は、前記バルブスプリング31の折曲部分34の押
圧力に対向して作用する圧縮された冷媒ガス吐出圧によ
ってバルブシート23の上方に押し退けられて吐出孔2
2を開放する。
【0023】このとき、前記バルブリード30の押し退
けられた円形部33はバルブスプリング31の湾曲部分
35の底面と接触して、湾曲部分35を外側にさらに変
形させ、これにより、前記バルブリード30は吐出孔2
2を完全に開放することになる。しかしながら、前記バ
ルブリード30の基部32はバルブスプリング31の折
曲部分34の押圧力によってチャンネル部25の底面に
接触された状態に保持される。バルブスプリング31の
ベントチップ36はトラップ27の壁に沿ってスライド
することができるが、トラップ27に形成された段部
(ストッパ)28と係合して停止される。
けられた円形部33はバルブスプリング31の湾曲部分
35の底面と接触して、湾曲部分35を外側にさらに変
形させ、これにより、前記バルブリード30は吐出孔2
2を完全に開放することになる。しかしながら、前記バ
ルブリード30の基部32はバルブスプリング31の折
曲部分34の押圧力によってチャンネル部25の底面に
接触された状態に保持される。バルブスプリング31の
ベントチップ36はトラップ27の壁に沿ってスライド
することができるが、トラップ27に形成された段部
(ストッパ)28と係合して停止される。
【0024】そして、圧縮機が圧縮行程から吸入行程に
変更されると、前記バルブリード30の上方に撓んだ円
形部33は、前記バルブスプリング31の折曲部分34
の押圧力によって図3に示すようにバルブシート23上
に着座する位置に復帰される。
変更されると、前記バルブリード30の上方に撓んだ円
形部33は、前記バルブスプリング31の折曲部分34
の押圧力によって図3に示すようにバルブシート23上
に着座する位置に復帰される。
【0025】したがって、本発明の吐出バルブ装置は安
定され正確な動作をすることができる。
定され正確な動作をすることができる。
【0026】前述した実施例によれば、単純化された構
成により容易に製造することができる。
成により容易に製造することができる。
【0027】また、摺接している少数の部品により構成
されているので、動作時の騒音を極力低下することがで
きる。すなわち、吐出バルブの開口上には、バルブリー
ド30の自由端が、バルブスプリング31の底面に摺動
しうるように接触し、かつ、バルブスプリング31のベ
ントチップ36が、トラップ27の壁に沿って摺動する
ような構成とされており、全体として少数の部品により
構成されているので、動作時の騒音を極力低下すること
ができる。
されているので、動作時の騒音を極力低下することがで
きる。すなわち、吐出バルブの開口上には、バルブリー
ド30の自由端が、バルブスプリング31の底面に摺動
しうるように接触し、かつ、バルブスプリング31のベ
ントチップ36が、トラップ27の壁に沿って摺動する
ような構成とされており、全体として少数の部品により
構成されているので、動作時の騒音を極力低下すること
ができる。
【0028】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の圧縮機用吐出バルブ装置は、バ
ルブプレート、バルブリードおよびバルブスプリングと
いう減少された数の部品により構成され組立がバルブリ
ードをバルブプレートの凹部内に嵌合させたうえでバル
ブスプリングの両端部をバルブプレートのストッパにそ
れぞれ係合させるだけで簡単であるという構造的な利点
と、バルブスプリングがバルブリードに押圧接触するよ
うにバルブリード上に装着され、バルブリードの動きに
より弾力的に変形されうるようになっているので、動作
が正確かつ円滑で、しかもバルブスプリングに可動の余
地があるので、騒音の発生を極力低下できるという性能
上の利点とがある。
ルブプレート、バルブリードおよびバルブスプリングと
いう減少された数の部品により構成され組立がバルブリ
ードをバルブプレートの凹部内に嵌合させたうえでバル
ブスプリングの両端部をバルブプレートのストッパにそ
れぞれ係合させるだけで簡単であるという構造的な利点
と、バルブスプリングがバルブリードに押圧接触するよ
うにバルブリード上に装着され、バルブリードの動きに
より弾力的に変形されうるようになっているので、動作
が正確かつ円滑で、しかもバルブスプリングに可動の余
地があるので、騒音の発生を極力低下できるという性能
上の利点とがある。
【図1】本発明の圧縮機用吐出バルブ装置の実施例を示
す縦断面図
す縦断面図
【図2】図1の圧縮機用吐出バルブ装置の分解斜視図
【図3】図1の圧縮機用吐出バルブ装置の閉鎖時の状態
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図4】図1の圧縮機用吐出バルブ装置の開放時の状態
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図5】従来の圧縮機用吐出バルブ装置の縦断面図
1 シリンダ 3 ピストン 5 シリンダヘッド 20 バルブプレート 21 凹部 22 吐出孔 23 バルブシート 24 吸入孔 25 チャンネル部 26,27 トラップ 30 バルブリード 31 バルブスプリング 34 折曲部分 35 湾曲部分
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブシートが形成された吐出孔を設け
た凹部が形成されているバルブプレートと、前記バルブ
シートと気密接触しうるように前記凹部に可動に装着さ
れている板状のバルブリードと、このバルブリードに押
圧接触するようにバルブリード上に装着され、バルブリ
ードの動きにより弾力的に変形されうるバルブスプリン
グとを有しており、前記バルブプレートの凹部に、その
底面が前記凹部の底面から隆起されて前記バルブシート
と同一の高さをなすチャンネル部を形成し、前記バルブ
リードを、前記チャンネル部に配置される基部と、この
基部から延在し前記バルブシート上に着座しうる円形部
とにより構成するとともに、前記バルブスプリングを、
前記バルブリードに圧接する折曲部分と前記バルブリー
ドによって弾力的に変形可能な湾曲部分とにより構成
し、前記バルブプレートの凹部の両端部に、それぞれ前
記バルブスプリングの両端部に係合するストッパの形成
されたトラップを設けて前記バルブスプリングを保持す
るように構成したことを特徴とする圧縮機用吐出バルブ
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1991-6434 | 1991-04-22 | ||
KR2019910006434U KR960002111Y1 (ko) | 1991-05-06 | 1991-05-06 | 압축기의 토출 밸브 장치 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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