JP2833160B2 - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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JP2833160B2
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稔之 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は貯湯式で深夜電力と昼間電力と利用する電気
温水器に関する。
従来の技術 従来のこの種の電気温水器は、第2図に示すように、
下部に給水管2、上部に出湯管3を接続した貯湯槽1の
内部にヒータ4を設置し、その近傍に温度検出手段とし
ての温度センサ5を設置してある。ヒータ制御手段6
は、温度センサ5からの検出温度と、温度設定手段10に
より設定された温度の差がなくなるようにヒータ4への
通電を制御する。また、電源としては昼間よりも深夜の
方が料金が安くなる電源が供給されていて、深夜タイマ
13は、たとえば23時〜7時などの深夜時間帯にだけヒー
タ制御手段6への電源を供給し、料金の安い深夜時間帯
に温度設定手段10により貯湯槽1内部の湯温を設定され
た温度とするようになっている。一方、深夜時間帯以外
の昼間時間帯は、昼間追いだき量設定手段11によって設
定された追いだき量に見合う時間分だけ昼間タイマ12に
より通電され、深夜通電中に沸き上がっている貯湯量で
足りない分だけの一定量を昼間電力で追いだきができる
ようになっている。使用者は、追いだき量の変動がある
ごとに、昼間追いだき量設定手段11により追いだき量の
設定を変えることによって、必要な貯湯量を確保できる
ようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では、追い焚き
量が一定量となるため、急な来客などにより、普段使用
している追いだき量では足りないときに使用者が急きょ
追いだき量の設定を変えても、追いだきが間に合わず湯
切れを起こしてしまうことがあった。また、これをさけ
るため、昼間追いだき量を多く設定しておくと、深夜よ
り料金の高い昼間電力によってほとんど沸き上がってし
まうため不経済であり、高温の湯を長時間貯湯しておか
なければならないため貯湯槽表面からの放熱損失も無視
できるものではなくなる点でも不経済であるなどの課題
があった。
本発明は、このような上記課題を解決するもので、昼
間時間帯での追いだきを通常の沸き上げ温度よりも低い
温度で連続して行なうことにより、湯切れの心配のない
電気温水器を提供する事を目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、貯湯槽内下部に
設けたヒータと、前記ヒータ近傍の貯湯槽下部の水温を
検出する温度検出手段と、深夜電力時間帯か否かを示す
信号を出力する深夜時間帯検出手段と、この深夜時間帯
検出手段からの信号の有無に応じて沸き上げ湯温を変更
して設定する昼夜間温度変更設定手段と、深夜電力時間
帯以外の時間帯に追いだきの指示を設定する昼間追いだ
き設定手段と、前記昼夜間温度変更設定手段からの温度
設定信号と前記温度検出手段からの検出温度とが等しく
なるように前記ヒータへの通電を制御するヒータ制御手
段を備え、昼夜間温度変更設定手段は深夜時間帯検出手
段からの信号があるとは、使用者によって設定された温
度設定値を沸き上げ湯温とし、深夜時間帯検出手段から
の信号がないときは、前記信号があるときの沸き上げ湯
温より低い値で予め設定した温度設定値を沸き上げ湯温
とするとともに、前記昼間追いだき設定手段からの手段
に従い、前記昼夜間温度変更設定手段の温度設定値に基
づいて、連続して沸き上げ湯温を制御するように構成し
ている。
作用 上記構成により、深夜電力時間帯か否かで沸き上げ温
度の設定値を変更し、昼間の追いだきを深夜電力の沸き
上げ温度より低い温度で連続して行うようにしているの
で、急な使用量の増加があっても湯切れをする心配がな
く、且つ経済的である。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図において、下部に給水管2を、上部に出湯管3を接
続した貯湯槽1の下部にヒータ4が、ヒータ4の近傍に
貯湯槽1内の湯温を検出する温度検出手段としての温度
センサ5が設けられている。ヒータ4及び温度センサ5
は、ヒータ制御手段6に接続され、ヒータ制御手段6に
は、深夜時間帯であるか否かを示す信号を出力する深夜
時間帯検出手段8及び使用者によって昼間追いだきをす
るか否かを設定される昼間追いだき設定手段9が接続さ
れた昼夜間温度変更設定手段7からの温度設定信号が入
力される。電源としては、深夜時間帯においては、それ
以外の時間帯である昼夜時間帯よりも料金の安くなる電
源が供給される。
使用者はあらかじめ昼夜間温度変更設定手段7へ、深
夜時間で沸きあげたい湯温を例えば85℃を設定してお
く。この設定温度は、料金の安い深夜時間帯に多くの熱
量を貯えることを目的として、例えば85℃などの比較的
高い温度に設定している。洗面所、台所、風呂等への実
際の給湯時にはこの湯を水と混合し40℃前後で使用す
る。また、同時に昼間追いだき設定手段9へ昼間追いだ
きをするか否かを設定しておく。これは、例えば夏場な
ど湯の使用量が少なく、深夜電力が沸き上げた湯が余っ
てしまうときなどに昼間追い焚きを抑止し、経済性を高
める目的で使用するものであり、追いだきを行う場合
は、追いだき設定手段9に追いだきをする設定としてお
く。
いま、例えば23時〜翌7時などの深夜時間帯におい
て、深夜時間帯検出手段8は深夜時間帯であることを示
す信号を出力している。昼夜間温度変更設定手段7は、
この信号を入力すると、使用者により予め設定されてい
る例えば85℃の設定温度信号を出力している。ヒータ制
御手段6は、この設定温度信号と温度センサ5からの検
知温度信号を入力し、検出温度が設定温度よりも低い場
合、ヒータ4への通電を行なう。したがって、この場合
7時には貯湯槽1内は85℃の湯で満たされることにな
る。
次に昼間時間帯、この場合7時〜23時においては、深
夜時間帯検出手段8は昼間時間帯であることを示す信号
を出力している。昼夜間温度変更設定手段7は、昼間時
間帯であることを示す信号を入力し、かつ、昼間追いだ
き設定手段11により昼間追いだきをすることを設定され
ていると、自動的に使用者により設定された温度より低
い温度、例えば47℃の温度設定信号を出力する。ヒータ
制御手段6はこの設定温度より温度センサ5からの検出
温度が低い場合、ヒータ4への通電を行なうように作用
する。したがって、この場合深夜電力によって85℃とな
っている湯を出湯管3からとりだして使用していくと、
給水管2から補給される水が47℃に暖められたまって行
くことになる。さらに、深夜電力によって85℃となって
いる湯をすべて使い切ってしまっても、貯湯槽1内は47
℃の湯で満たされ、以降昼間時間帯中は47℃での追いだ
きを続けるので、急に湯の使用量が増加したときでも湯
切れする心配がない。さらに、連続して追いだきを行な
うため、昼間追いだき時間を制限するためのタイマを必
要とせず、機器のコストを下げるためにたいへん有利で
ある。また、昼間の追いだきは低い温度で行なうため、
貯湯槽表面からの放熱による損失が少なく経済的であ
る。深夜時間帯においては一定温度まで温度が上がった
湯をさらに温度をあげるだけでよいので、容量の小さな
ヒータを使用することができ、機器のコストダウンに貢
献できるのはもちろんのこと、ヒータ容量できまる契約
基本料金を安くできるため経剤的である。そのうえ冬季
などで極端に気温が低く、供給される水温が低すぎるた
め深夜電力だけでは設定した温度までわきあがらないと
きでも、昼間に貯湯槽内の湯全体の温度を上げておける
ため、設定した温度で沸き上げることができる。
なお、本実施例では電源が1系統で深夜時間帯と、昼
間時間帯で料金の異なる場合の例を示したが、昼間電力
と深夜電力の2系統に分かれて供給される場合でも本発
明が適用できることはもちろんである。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明には以下の効果
がある。
(1)深夜電力時間帯とそれ以外の時間帯を検出して、
当該時間帯において沸き上げ湯温の設定値を自動的に変
更し、変更後の設定温度で昼間を通じて連続して追いだ
きを行うため、貯湯槽内には水の部分がないので急な使
用量の増加にも湯切れの心配がなく、使い勝手も向上す
る。
(2)連続して追いだきを行なうため、昼間追いだき時
間を制限するためのタイマを必要とせず、機器のコスト
を下げるためにたいんへん有利である。
(3)昼間の追いだきは低い温度で行なうため、貯湯槽
表面からの放熱による損失が少なく経済的である。
(4)深夜時間帯においては一定温度まで温度が上がっ
た湯をさらに温度をあげるだけでよいので、容量の小さ
なヒータを使用することができ、機器のコストダウンに
貢献できるのはもちろんのこと、ヒータ容量できまる電
力契約基本料金を安くできるため経済的である。
(5)冬季などで極端に気温が低く、供給される水温が
低すぎるため深夜電力だけでは設定した温度までわきあ
がらないときでも、昼間に貯湯槽内の湯全体の温度を上
げておけるため、設定した温度まで沸き上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気温水器のブロック
構成図、第2図は従来の電気温水器のブロック構成図で
ある。 1……貯湯槽、4……ヒータ、5……温度センサ、6…
…ヒータ制御手段、7……昼夜間温度変更設定手段、8
……深夜時間帯検出手段、9……昼間追い焚き設定手
段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯槽内下部に設けたヒータと、前記ヒー
    タ近傍の貯湯槽下部の水温を検出する温度検出手段と、
    深夜電力時間帯か否かを示す信号を出力する深夜時間帯
    検出手段と、この深夜時間帯検出手段からの信号の有無
    に応じて沸き上げ湯温を変更して設定する昼夜間温度変
    更設定手段と、深夜電力時間帯以外の時間帯に追いだき
    の指示を設定する昼間追いだき設定手段と、前記昼夜間
    温度変更設定手段からの温度設定信号と前記温度検出手
    段からの検出温度とが等しくなるように前記ヒータへの
    通電を制御するヒータ制御手段を備え、昼夜間温度変更
    設定手段は深夜時間帯検出手段からの信号があるとき
    は、使用者によって設定された温度設定値を沸き上げ湯
    温とし、深夜時間帯検出手段からの信号がないときは、
    前記信号があるときの沸き上げ湯温より低い値で予め設
    定した温度設定値を沸き上げ湯温とするとともに、前記
    昼間追いだき設定手段からの指示に従い、前記昼夜間温
    度変更設定手段の温度設定値に基づいて、連続して沸き
    上げ湯温を制御するようにした電気温水器。
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