JPH1151483A - 電気温水器 - Google Patents
電気温水器Info
- Publication number
- JPH1151483A JPH1151483A JP20408797A JP20408797A JPH1151483A JP H1151483 A JPH1151483 A JP H1151483A JP 20408797 A JP20408797 A JP 20408797A JP 20408797 A JP20408797 A JP 20408797A JP H1151483 A JPH1151483 A JP H1151483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hot water
- setting
- amount
- daytime
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 197
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 56
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000008236 heating water Substances 0.000 claims description 10
- 238000003287 bathing Methods 0.000 abstract 9
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009998 heat setting Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
げ、不足分を昼間追いだきすると、割高な電気料金で沸
かすことになり、不経済である。 【解決手段】 熱量設定手段4で1日の総沸き上げ熱量
を設定し、その設定熱量が夜間時間帯に貯湯できる最大
熱量より大きい場合は、沸き上げ温度を最高温度に設定
して夜間の沸き上げを行い、昼間時間帯では設定熱量か
ら夜間時間帯に貯湯できる熱量を差し引いた熱量を沸き
上げる。
Description
定を変えることができ、さらに昼間時間帯にも追いだき
が可能な電気温水器に関するものである。
に、昼間と夜間の電力不均衡による夜間電力の有効利用
が課題となっている。このような状況において、電気温
水器は、夜間電力を有効利用するものとして推進がはか
られているが、一面夜間電力で沸き上げて貯湯する方式
であるため、普段より多めにお湯を使ったときにお湯が
足らなくなったり、また、使用量の多いときに合わせて
貯湯槽を選択すると大きな貯湯槽になり、電気温水器の
設置場所に困るなどの課題もあった。
るだけでなく、夜間時間帯の沸き上げだけでは足らない
湯量を、昼間時間帯に沸き上げることができる電気温水
器も普及してきた。
86454号公報に示されているように貯湯槽内の水の
温度を何度まで沸き上げるのかを設定するための沸き上
げ温度設定と、昼間追いだきをするのかしないのか設定
するための昼間追いだき設定とがある。この2つの設定
を最適に設定することにより、経済的な沸き上げを行う
ようにしていた。
うな従来の電気温水器では、沸き上げ温度設定と昼間追
いだき設定を別々に設定するようになっていたため、沸
き上げ温度設定と昼間追いだき設定を使用者がそれぞれ
設定しなければならず、使用者はどのように設定すれば
経済的であるの分かりにくいという課題を有していた。
使用者は、直感的に沸き上げ温度は低く、かつ昼間追い
だきはしない方が経済的であると認識できる。沸き上げ
温度が低い方が、気温との温度差が少なくなり、放熱ロ
スが少なく経済的であり、夜間に比べて昼間の電気料金
が高いので昼間追いだきはしない方が経済的である。例
えば、夏場はお湯の使用量が少ないので、使用者は昼間
追いだきをしないように設定する。そして、沸き上げ温
度設定を低い温度に設定して夜間時間帯に沸き上げる貯
湯熱量を少なくしてもお湯は足りる。しかし、冬場のお
湯の使用量が多いときには、沸き上げ湯量を増やさない
とお湯が足らなくなる。この時、まず沸き上げ温度を高
くして、夜間時間帯に沸き上げる貯湯熱量を増やし、そ
れでもお湯が足らない場合には、昼間追いだきを行うよ
う設定するのが、経済的な使い方である。しかしなが
ら、使用者によっては、沸き上げ温度を高くするより
も、昼間追いだきを行うように設定した方が経済的だと
誤認識される場合もあった。
するために、貯湯槽内の水を加熱するヒータと、貯湯槽
内の湯温を検知する温度検知手段と、1日の総沸き上げ
熱量を設定する熱量設定手段と、前記熱量設定手段と前
記温度検知手段からの信号により前記ヒータへの通電を
制御する通電制御手段Aを備え、前記通電制御手段Aは
熱量設定手段で設定された熱量が夜間時間帯に貯湯でき
る熱量以下の場合には沸き上げ温度を低くして夜間時間
帯に沸き上げ、さらに前記通電制御手段Aは熱量設定手
段で設定された熱量が夜間時間帯に貯湯できる熱量を超
えた場合に総沸き上げ熱量から夜間時間帯に貯湯できる
熱量を差し引いた分を昼間時間帯に沸き上げることを特
徴とするものである。
げを自動で優先して行い、夜間時間帯で足らない熱量を
昼間時間帯で沸き上げるので、使用者が温度設定を高く
するのを忘れたまま昼間追いだきを多量にして、電気代
が高くついたり、無駄な昼間電力を使用することを防止
でき、経済的である。
は、貯湯槽内の水を加熱するヒータと、貯湯槽内の湯温
を検知する温度検知手段と、1日の総沸き上げ熱量を設
定する熱量設定手段と、前記熱量設定手段と前記温度検
知手段からの信号により前記ヒータへの通電を制御する
通電制御手段Aを備え、前記通電制御手段Aは熱量設定
手段で設定された熱量が夜間時間帯に貯湯できる熱量以
下の場合には沸き上げ温度を低くして夜間時間帯に沸き
上げ、さらに前記通電制御手段Aは熱量設定手段で設定
された熱量が夜間時間帯に貯湯できる熱量を超えた場合
に総沸き上げ熱量から夜間時間帯に貯湯できる熱量を差
し引いた分を昼間時間帯に沸き上げることを特徴とする
電気温水器である。
だけで、夜間時間帯の沸き上げを優先し、夜間だけでは
足らない熱量を昼間時間帯にも沸き上げるようにするの
で、使い勝手が良いとともに、経済的な沸き上げができ
る。また、夜間時間帯で貯湯できる熱量以下の場合に
は、沸き上げ温度を低くするので、貯湯槽からの放熱ロ
スが少なく経済的である。
加熱するヒータと、貯湯槽内の湯温を検知する温度検知
手段と、沸き上げ湯量を設定する湯量設定手段と、前記
湯量設定手段と前記温度検知手段からの信号により前記
ヒータへの通電を制御する通電制御手段Bを備え、前記
湯量設定手段は設定された湯量に応じて沸き上げ湯温と
昼間追いだきの量を調節することを特徴とする電気温水
器である。
湯量を設定するだけで、沸き上げ湯量設定手段が沸き上
げ湯温と昼間追いだきの設定を自動的に行うので、使い
勝手がよいとともに、経済的な沸き上げができる。
加熱するヒータと、貯湯槽内の湯温を検知する温度検知
手段と、沸き上げ湯温を設定する温度設定手段と、昼間
時間帯の沸き上げを設定する昼間追いだき設定手段と、
前記昼間追いだき設定手段で昼間時間帯の沸き上げを行
うように設定した場合には温度設定手段を最高温度に設
定変更する設定温度変更手段と、前記温度設定手段と前
記昼間追いだき設定手段と前記温度検知手段からの信号
により前記ヒータへの通電を制御する通電制御手段Cを
備えた電気温水器である。
は、設定温度変更手段が自動的に沸き上げ温度を最高温
度に変更するので、夜間時間帯の貯湯熱量も自動的に増
える。つまり、昼間時間帯に比べ安い電気料金である夜
間時間帯で沸き上げる湯量が増えるので、経済的であ
る。
照しながら説明する。
る。1は貯湯槽、2は貯湯槽1内の水を加熱するヒー
タ、3は貯湯槽1内の湯温を検知する温度検知手段、4
は1日の総沸き上げ熱量を設定する熱量設定手段、5は
熱量設定手段4と温度検知手段3からの信号によりヒー
タ2への通電を制御する通電制御手段Aである。
段Aの動作フローチャートである。図1と図2を用いて
その動作を説明する。
熱量設定手段4に1日のお湯の使用量を基にした1日の
総沸き上げ熱量(Q0)を設定する。夜間時間帯の開始
時刻(例えば23:00)には、貯湯されているお湯が
少なく温度検知手段3は貯湯槽1の下部から入ってきた
水の温度を検知している。通電制御手段A5は温度検知
手段3で水温(T0)を検知する。貯湯槽1の容量
(M)(例えば370リットル)と、最高設定温度(T
m)(例えば90℃)はあらかじめ通電制御手段A5に
記憶されている。
間時間帯に貯湯できる熱量であるか否かを判定する。夜
間時間帯に貯湯できる熱量の最大値はM×(Tm−T
0)であり、これをQ0と比較する。設定熱量(Q0)
の方が等しいか小さい場合は、必要とする設定熱量のす
べてを夜間時間帯で沸かすことができる。この場合はス
テップ12へ進む。
演算する。沸き上げ温度は低い方が外気温との温度差が
少なく、放熱ロスが少ない。熱量(Q0)を沸き上げる
のに必要な沸き上げ温度(Ts)は、Ts=Q0/M+
T0で求められる。
だき熱量(Q1)と昼間追いだき時間(t1)を求める
が、夜間時間帯で設定熱量(Q0)を沸き上げることが
できるので当然0(ゼロ)となる。
時間帯に貯湯できる熱量より大きい場合にはステップ1
5に進む。ステップ15では、沸き上げ温度(Ts)を
演算するが、夜間時間帯に貯湯する熱量を最大にするた
め、Ts=Tm、すなわち、最高設定温度にする。
1)を演算する。昼間追いだき熱量は、設定熱量から夜
間時間帯に貯湯できる熱量を差し引いたものであるか
ら、Q1=Q0−M×(Tm−T0)となる。
1)を演算する。ヒータ容量をH(kW)、ヒータの加
熱効率をCとすると、t1=Q1/(H×860×C)
となる。
温度検知手段3の検知温度が、以上のように演算した沸
き上げ温度(Ts)になるまで、ヒータ2に通電を行
う。
段Aは、昼間追いだき時間t1が0(ゼロ)の場合は、
ヒータ2への通電を行わない。昼間追いだき時間t1が
0(ゼロ)でない場合、お湯が使われて貯湯槽1の下部
から水が入ってくると、温度検知手段3が温度低下を検
知し、通電制御手段Aはヒータ2に通電を開始する。使
用湯量が少なく、ヒータ2にt1時間通電するまでに温
度検知手段3が温度設定Ts=Tmを検知すれば、通電
制御手段A5はヒータ2の通電を停止する。再度お湯を
使われて、温度検知手段3が温度低下を検知すれば、通
電制御手段A5は再度ヒータ2への通電を開始し、前回
のヒータ通電時間と合わせてt1時間になるまでヒータ
通電を続ける。
き上げ温度と昼間追いだき時間を演算するので、使用者
が沸き上げ温度設定と昼間追いだき設定の2つの設定を
する必要がなく、使い勝手がよくなる。
合、設定した熱量に応じて沸き上げ温度を低くするの
で、放熱ロスが少なくなり、経済的である。
まず沸き上げ温度を最高温度にし、それでも足らない熱
量を演算し、さらに昼間追いだき時間として演算し沸き
上げるので、割安な夜間電力を有効に使うことができ経
済的である。
る。1は貯湯槽、2は貯湯槽1内の水を加熱するヒー
タ、3は貯湯槽1内の湯温を検知する温度検知手段で実
施例1と同じ、30は夜間時間帯と昼間時間帯の合計の
沸き上げ湯量を設定する湯量設定手段、31は湯量設定
手段30と温度検知手段3からの信号によりヒータ2へ
の通電を制御する通電制御手段Bである。
の外観図である。操作表示部では、湯量設定手段30へ
の操作ができ、設定状況が表示される。41は第1の表
示素子、42は第2の表示素子、43は第3の表示素
子、44は第4の表示素子、45は第5の表示素子、4
6は第6の表示素子、47は湯量設定を多くする湯量多
くスイッチ、48は湯量設定を少なくする湯量少なくス
イッチである。
を図4で説明する。電気温水器を設置して電源を入れる
と、第1の表示素子41と第2の表示素子42と第3の
表示素子43が点灯して、標準の湯量設定を表示する。
この時、湯量設定手段30は、通電制御手段B31に対
して、設定温度90℃・昼間追いだきなしの信号を出力
する。使用者がお湯を使ってもお湯が余る場合には、湯
量少なくスイッチ48を押し、第3の表示素子素子43
を消灯させる。この時、湯量設定手段30は、通電制御
手段B31に対して、設定温度80℃・昼間追いだきな
しの信号を出力する。それでもお湯が余る場合には、さ
らに湯量少なくスイッチ48を押し、第2の表示素子素
子42を消灯させ、第1の表示素子41だけが点灯して
いる状態にする。この時、湯量設定手段30は、通電制
御手段B31に対して、設定温度70℃・昼間追いだき
なしの信号を出力する。
お湯が不足するときは、湯量多くスイッチ47を押し、
第4の表示素子44を点灯させる。この時、湯量設定手
段30は、通電制御手段B31に対して、設定温度90
℃・昼間追いだき1時間の信号を出力する。それでもお
湯が不足するときは、湯量多くスイッチ47を押し、第
5の表示素子45を点灯させる。この時、湯量設定手段
30は、通電制御手段B31に対して、設定温度90℃
・昼間追いだき2時間の信号を出力する。さらにお湯が
不足するときは、湯量多くスイッチ47を押し、第6の
表示素子46を点灯させる。この時、湯量設定手段30
は、通電制御手段B31に対して、設定温度90℃・昼
間追いだき3時間の信号を出力する。
例と同様、通電制御手段B31は湯量設定手段30から
出力される温度設定信号と昼間追いだき信号と温度検知
手段3からの信号により、ヒータ2を制御する。
量設定手段30が、設定温度と昼間追いだき設定の2つ
の信号にして通電制御手段B31に出力するので、使用
者が温度設定と昼間追いだき設定の2つの設定をする必
要がなく、使い勝手がよくなる。
お湯をそのままの温度で使うことは少なく、通常は水と
混合して40℃前後の温度にして使う場合が多い。よっ
て、電気温水器の温度が70℃でも90℃でも関係な
く、実際使用する40℃前後のお湯がどれだけ使えるか
が気になるところである。従来のように、温度設定と昼
間追いだき設定では、温度と量の2つの設定から、使用
者が湯量を推定する必要があったが、実施例では湯量設
定手段30で湯量だけを設定すればよいので、たいへん
分かりやすい。
上げ温度設定を高くし、さらに湯量設定を多く設定した
場合に昼間追いだきを行うようにしたので、割安な夜間
電力を有効に使うことができ経済的である。
量を「多め・標準・少なめ」と表示していたが、例えば
40℃換算の湯量で「500L」等のように、具体的な
湯量で表示してもよい。
る。1は貯湯槽、2は貯湯槽1内の水を加熱するヒー
タ、3は貯湯槽1内の湯温を検知する温度検知手段で実
施例1、実施例2と同じである。50は沸き上げ湯温を
設定する温度設定手段、51は昼間時間帯の沸き上げを
設定する昼間追いだき設定手段、52は昼間追いだき設
定手段51で昼間追いだきを行うよう設定された場合に
温度設定手段50に対して設定温度を最高温度に変更す
る信号を出力する設定温度変更手段、53は温度設定手
段50で設定されている沸き上げ温度信号と昼間追いだ
き設定手段51で設定されている昼間追いだき信号と温
度検知手段3の信号によりヒータ2の通電を制御する通
電制御手段Cである。
の外観図である。操作表示部では、温度設定手段50と
昼間追いだき設定手段51への操作ができ、設定状況が
表示される。61は温度設定が90℃であることを表示
する第7の表示素子、62は温度設定が80℃であるこ
とを表示する第8の表示素子、63は温度設定が70℃
であることを表示する第9の表示素子、64は温度設定
を高くする高くスイッチ、65は温度設定を低くする低
くスイッチ、66は昼間追いだきの設定が3時間である
ことを表示する第10の表示素子、67は昼間追いだき
の設定が2時間であることを表示する第11の表示素
子、68は昼間追いだきの設定が1時間であることを表
示する第12の表示素子、69は昼間追いだきの設定を
多くする多くスイッチ、70は昼間追いだきの設定を少
なくする少なくスイッチである。
5、図6を用いて説明する。まず、図6の操作表示部で
温度設定を80℃、すなわち第8の表示素子62が点灯
していて、昼間追いだきは行わない、すなわち第10・
第11・第12の何れの表示素子も点灯していない状態
に合わせた場合の動作について、夜間時間帯と昼間時間
帯のそれぞれについて説明する。
昼間追いだき設定手段51には昼間追いだきを行うよう
には設定されていないので、設定温度変更手段52は温
度設定手段50に対して、温度設定の変更信号は出力し
ない。よって、通電制御手段C7は、温度検知手段3が
温度設定手段50で設定されている80℃になるまでヒ
ータ2を通電する。
1には昼間追いだきを行うようには設定されていないの
で、通電制御手段C7はヒータ2には通電しない。
いだきを行うように設定された場合について説明する。
操作表示部の多くスイッチ69を押して、第12の表示
素子68が点灯した場合、昼間追いだきは1時間に設定
される。
昼間追いだき設定手段51には昼間追いだきを1時間行
うように設定されたので、設定温度変更手段52は温度
設定手段50に対して、温度設定を最高温度に変更する
信号を出力する。温度設定手段50は、温度設定が80
℃であったものを最高温度である90℃に変更する。操
作表示部では、第8の表示素子62が消灯し、第7の表
示素子61が点灯し、90℃設定になったことを使用者
に知らせる。よって、通電制御手段C7は、温度検知手
段3が温度設定手段50で設定された90℃になるまで
ヒータ2を通電する。貯湯槽1の容量が370リットル
の場合、沸き上げ温度設定が90℃と80℃では370
0kcalの熱量の差となる。この差は、水温20℃で
80℃まで沸き上げる場合に換算すると、61.7リッ
トルにもなる。
1で1時間の追いだきが設定されているので、お湯が使
われて貯湯槽1の下部に水が入り、温度検知手段3が温
度低下を検知すれば通電制御手段C7がヒータ2を通電
する。使用湯量が少なく、ヒータ2に1時間通電するま
でに温度検知手段3が温度設定手段50で設定された9
0℃を検知すれば、通電制御手段C7はヒータ2の通電
を停止する。再度お湯を使われて、温度検知手段3が温
度低下を検知すれば、通電制御手段C7は再度ヒータ2
への通電を開始し、前回のヒータ通電時間と合わせて1
時間になるまでヒータ通電を続ける。1時間の昼間追い
だきでは、4.4kWのヒータで効率が0.9の場合、
3405.6kcalの熱量の増加となる。水温20℃
で90℃まで沸き上げたとすると、48.7リットル湯
量が増えたことになる。
に昼間追いだきを行うように設定された場合は、設定温
度変更手段52が温度設定手段50に対し、設定温度を
最高温度に変更するよう信号を出力し、温度設定手段5
0の設定温度を最高温度に自動的に変更するので、使用
者は、お湯が足らない場合に、温度設定を高くするのを
忘れたまま昼間追いだきを多量にして、電気代が高くつ
いたり、無駄な昼間電力を使用することを防止できる。
総沸き上げ熱量を設定するようにしているが、使用者に
分かりやすくするために、実施例2のように湯量という
表現にしても同様の効果がある。「熱量」表現では、水
温が変化すると夜間時間帯の沸き上げ熱量も変化する
が、季節による水温変化は概略5℃から25℃であり、
細かな設定が必要でない場合は、「湯量」表現でも大差
はない。
設定した熱量から沸き上げ温度と昼間追いだき時間を演
算するので、使用者が沸き上げ温度設定と昼間追いだき
設定の2つの設定をする必要がなく、使い勝手がよくな
る。
合、設定した熱量に応じて沸き上げ温度を低くするの
で、放熱ロスが少なくなり、経済的である。
まず沸き上げ温度を最高温度にし、それでも足らない熱
量を演算し、さらに昼間追いだき時間として演算し沸き
上げるので、割安な夜間電力を有効に使うことができ経
済的であるという有利な効果を有する。
定された湯量に応じて沸き上げ湯温と昼間追いだきの量
を調節するので、使用者が温度設定と昼間追いだき設定
の2つの設定をする必要がなく、使い勝手がよくなる。
を設定すればよいので、たいへん分かりやすい。
た場合まず沸き上げ温度設定を高くし、さらに湯量設定
を多く設定した場合に昼間追いだきを行うようにしたの
で、割安な夜間電力を有効に使うことができ経済的であ
るという有利な効果を有する。
の沸き上げを行うように設定した場合には、設定温度変
更手段が温度設定を最高温度に設定変更するので、使用
者が温度設定を高くするのを忘れたまま昼間追いだきを
多量にして、電気代が高くついたり、無駄な昼間電力を
使用することを防止でき、経済的であるという有利な効
果を有する。
ャート
Claims (3)
- 【請求項1】貯湯槽内の水を加熱するヒータと、貯湯槽
内の湯温を検知する温度検知手段と、1日の総沸き上げ
熱量を設定する熱量設定手段と、前記熱量設定手段と前
記温度検知手段からの信号により前記ヒータへの通電を
制御する通電制御手段Aを備え、前記通電制御手段Aは
熱量設定手段で設定された熱量が夜間時間帯に貯湯でき
る熱量以下の場合には沸き上げ温度を低くして夜間時間
帯に沸き上げ、さらに前記通電制御手段Aは熱量設定手
段で設定された熱量が夜間時間帯に貯湯できる熱量を超
えた場合に総沸き上げ熱量から夜間時間帯に貯湯できる
熱量を差し引いた分を昼間時間帯に沸き上げる電気温水
器。 - 【請求項2】貯湯槽内の水を加熱するヒータと、貯湯槽
内の湯温を検知する温度検知手段と、沸き上げ湯量を設
定する湯量設定手段と、前記湯量設定手段と前記温度検
知手段からの信号により前記ヒータへの通電を制御する
通電制御手段Bを備え、前記湯量設定手段Bは設定され
た湯量に応じて沸き上げ湯温と昼間追いだきの量を調節
する電気温水器。 - 【請求項3】貯湯槽内の水を加熱するヒータと、貯湯槽
内の湯温を検知する温度検知手段と、沸き上げ湯温を設
定する温度設定手段と、昼間時間帯の沸き上げを設定す
る昼間追いだき設定手段と、前記昼間追いだき設定手段
で昼間時間帯の沸き上げを行うように設定した場合には
温度設定手段を最高温度に設定変更する設定温度変更手
段と、前記温度設定手段と前記昼間追いだき設定手段と
前記温度検知手段からの信号により前記ヒータへの通電
を制御する通電制御手段Cを備えた電気温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20408797A JPH1151483A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20408797A JPH1151483A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 電気温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151483A true JPH1151483A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16484579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20408797A Pending JPH1151483A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 電気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151483A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010090656A (ko) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | 한완수 | 심야 전기 보일러 제어 방법 |
KR20020078123A (ko) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | 벤테크(주) | 전기 보일러 축열시간 자동제어장치 및 그 제어방법 |
JP2009287838A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ式給湯機 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20408797A patent/JPH1151483A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010090656A (ko) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | 한완수 | 심야 전기 보일러 제어 방법 |
KR20020078123A (ko) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | 벤테크(주) | 전기 보일러 축열시간 자동제어장치 및 그 제어방법 |
JP2009287838A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ式給湯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1151483A (ja) | 電気温水器 | |
JP2002147857A (ja) | 給湯装置 | |
JPH01208655A (ja) | 給湯装置及びその制御装置 | |
JP2858359B2 (ja) | 電気温水器 | |
JP2010144955A (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JPS6318104B2 (ja) | ||
JP3235146B2 (ja) | 電気給湯装置 | |
JPH062948A (ja) | 電気給湯装置 | |
JP3106623B2 (ja) | 電気給湯装置 | |
JP2001194008A (ja) | 電気温水器及びその運転方法 | |
JP2833160B2 (ja) | 電気温水器 | |
JPH06180148A (ja) | 貯湯式電気温水器及びその制御方法 | |
JP3974029B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP3150486B2 (ja) | 電気温水器 | |
JPS58130942A (ja) | 貯湯式電気温水器の制御装置 | |
JPS63131949A (ja) | 貯溜形液体加熱器 | |
JPH046851B2 (ja) | ||
JP4882485B2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
JP2646932B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2001108304A (ja) | 電気温水器 | |
JPS6362670B2 (ja) | ||
JP2800504B2 (ja) | 貯湯式給湯器の制御方法 | |
JP2924159B2 (ja) | 電気温水器 | |
JPS60235946A (ja) | 電気温水器 | |
JP2536962B2 (ja) | 電気温水器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040730 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040805 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070508 |