JP2832320B2 - 紙片等の搬送装置 - Google Patents
紙片等の搬送装置Info
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Description
の搬送路と、この搬送路に合流し紙片等をこの搬送路に
案内するための導入路とを有し、前記導入路の入口に設
けられた導入機構により前記搬送路内に紙片等を送り込
んでこれを前記搬送路に沿って搬送する紙片等の搬送装
置に関する。
の紙幣搬送等を行なう装置としては、例えば特願平1−
220939号により出願人が提案したものがある。
この搬送装置は、パチンコ台間に設けられる貸し玉機に
挿入される紙幣を遊技島の端に設置された収納箱に搬送
して一括収納するもので、貸し玉機に投入され鑑別等が
行なわれた紙幣を搬送ラインに導入する導入路が形成さ
れた導入部ユニットと、この導入路を有さない搬送部ユ
ニットとを、貸し玉機の配置あるいは遊技機島の長さに
合わせて適宜組み合わせて連結することにより搬送路及
び導入路全体を構成するものである。
回する丸ベルトとこの両側に対をなして複数設けられた
押えプ−リとにより紙幣を挾持しつつ搬送するものであ
るが、前記導入路において紙幣を搬送路に取込む導入機
構は、前記押えプ−リと同期して回転する送りローラと
この送りローラと常時接触して回転する補助押えプ−リ
とよりなり、紙幣の鑑別を行なう紙幣識別機の搬送機構
により送られ前記導入路の入口に挿入された紙幣を、こ
の送りローラと補助押えプ−リとで挾持して取込む構成
とされていた。
と、紙幣が挿入されなくても送りローラと補助押えプ−
リとは常に押付け合って回転しているため、各プ−リを
支える軸受の寿命が短く、またこれらプ−リの駆動力が
大きく搬送装置全体の総負荷も大きくなるので、これら
プ−リを駆動するモ−タの寿命も短かいという問題があ
った。また、導入機構の構造が複雑なので、消耗時の部
品の交換が困難で、搬送路の導入部後方における紙片等
の詰まり処理が困難であるという改良すべき問題点を有
していた。
してなされたもので、導入機構の軸受の寿命が長く、そ
の駆動に要する動力が小さく、また消耗する部品の交換
が容易で、かつ搬送路の導入部後方の紙片詰まり処理が
容易な紙片等の搬送装置を提供することを目的としてい
る。
の本発明の要旨とするところは、1 紙片等を搬送する
ための搬送路(42)と、この搬送路に合流し紙片等を
この搬送路に案内するための導入路(43)とを有し、
前記導入路の入口に設けられた導入機構(80)により
前記搬送路内に紙片等を送り込んでこれを前記搬送路に
沿って搬送する紙片等の搬送装置において、前記導入機
構は、前記入口に挿入された紙片等の片面にその周面が
接するように前記入口内にその外周の一部を突出させて
設けられて回転する送りローラ(50)と、前記入口に
挿入された紙片等を前記送りローラに押付けるべく、そ
の先端部が前記送りローラの外周の一部に対向するよう
に配設された薄板よりなる板ばね(70)とにより構成
し、 前記送りローラ(50)の外周における軸方向の略
中央の位置には、ここに接する紙片等を部分的に湾曲さ
せるように、リング状弾性部材(54)を前記外周から
張り出した状態に取付け、 前記板ばね(70)の先端部
において前記リング状弾性部材(54)に対向する位置
には、このリング状弾性部材(54)との接触を避ける
ように切欠(71)を形成したことを特徴とする紙片等
の搬送装置に存する。
(43)の入口に挿入された紙片等は、薄板よりなる板
ばね(70)の先端部により送りローラ(50)に押し
付けられ、送りローラの回転につれ搬送路(42)に送
られ、搬送路において順送りに送られる。このため、送
りローラには常時外力が加わらず、送りローラは紙片等
が通過するときに前記板ばねによる若干の外力を受ける
のみである。
取付けられ、前記板ばねの先端部に切欠が形成された場
合には、紙片等が取込まれる際に、このリング状弾性部
材の張り出しによって板ばねの切欠内に張り出すように
部分的に湾曲する。このため、板ばねと送りローラとの
間隔が紙片等の厚さよりも若干大きく設定して板ばねと
送りローラとの接触をなくすことで、紙片の通過時以外
に送りローラを回転させても摩擦が生ずることがなく、
板ばねと送りローラとの間隔が紙片等の厚さよりも若干
大きく設定されていたとしても、紙片等は、この湾曲に
より確実に板ばねと送りローラとの間に挟まれて送りロ
ーラに接触し、滑らかに取込まれる。
する。図1に示すように、紙片等の搬送装置5は、遊技
機械10,10…およびその間に設置された紙片等の処
理機たる紙幣識別機11,11…に沿って設けられてお
り、料金収集して送る搬送体である料金収集ライン20
の端に料金収納箱21が配設され、料金収集ライン20
により紙幣識別機11,11…から料金の紙幣を料金収
納箱21に集めるものである。
開口した紙幣検定部12を有し、紙幣検定部12の後部
から排出口14が後方に開口している。
22と従動プーリ23とに巻き掛けてエンドレスの丸ベ
ルト25が架設され、駆動プーリ22と従動プーリ23
との間の丸ベルト25の架設区間に、丸ベルト25を両
側から挾持する押えプーリ27,28の対を連設してあ
る。駆動プーリ22側の端部には丸ベルト25に駆動プ
ーリ22と丸ベルト25の摩擦力を増し、丸ベルト25
がのびても丸ベルト25を完全に駆動させる役目をする
ピンチプーリ24が配設されている。
21に送る搬送部ユニット30と、紙幣識別機11,1
1…からの排出口14が連通し、搬送部ユニット30に
接続する導入部ユニット40とを連ねて成る。
とは、本体フレームである連結ガイド部材20a,20
aにより上下から支持されていて、搬送方向の長さを変
えて調節可能に接続可能になっている。
は、例えば合成樹脂製の搬送路部材31の端にジョイン
ト部材35,35を固設し、要所に押えプーリ27,2
8の対を配設してある。対の数は適宜増減したものを設
定できる。
端に外嵌するように設けられ、上部連結レール部37と
下部連結レール部38とが上下に形成されている。
うに、紙幣識別機11の排出口14に連通し、これを搬
送部ユニット30に接続するもので、合成樹脂製の導入
路部材41内に丸ベルト25の搬送方向に延びる搬送路
42と、紙幣識別機11の排出口14を搬送路42に合
流させる導入路43とが形成されているものである。連
結ガイド部材20aは上部ガイド46と下部ガイド47
とを有し、上部ガイド46は、搬送部ユニット30のジ
ョイント部材35の上部連結レール部37に外嵌してお
り、下部ガイド47は、ジョイント部材35の下部連結
レール部38に外嵌している。
近傍には、押えプーリ27,28の対が配設され、紙幣
識別機11の排出口14側には、押えプーリ27,28
とタイミングベルト49で連動するよう連結されていて
紙幣の一枚分の長さ以下の間隔を置いた送りローラで5
0が配設されている。
一端部に回転軸を介して支持されている。送りローラ5
0は、チュートケース51の先端部に回転可能に支持さ
れ、導入路43の入口に挿入された紙幣の片面にその周
面が接するように前記入口内にその外周の一部を突出さ
せて設けられている。
には外周溝53が形成され、外周溝53にはOリング5
4(リング状弾性部材)が嵌込まれていて、送りローラ
50が中高になっている。
して送りローラ50と反対側の導入路部材41には、導
入路43の入口に挿入された紙幣を送りローラ50に押
付けるべく、その先端部が送りローラ50の外側の一部
に対向するように配置された板ばね70(ばね部材)が
設けられている。この板ばね70は、ホルダ部材75を
介して装着され、その先端部には、Oリング54との接
触を避けるように切欠71が形成されている。
は、導入路43の入口に送り込まれた紙幣を取込んでさ
らに搬送路42内に送り込む導入機構80を構成してい
る。
に、導入路43の後方において搬送路42の側壁の一部
を形成するもので、導入路部材41に脱着自在とされて
いる。
下縁部には、導入路部材41側に形成したガイド部に案
内される被案内フランジ77がそれぞれ形成されてい
る。また、ホルダ部材75の後端部には、導入路部材4
1側に形成した溝に嵌合してホルダ部材75を抜けない
ようにするストッパフランジ78が形成されている。
0の先端両側との間隔は、紙幣の厚さよりも小さく設定
されていることが好ましいが、後述するように紙幣の厚
さよりも若干大きく設定されていても問題ない。
と、紙幣識別機11の排出口14から繰り出され導入路
43の入口に挿入された紙幣は、板ばね70の先端部に
より送りローラ50に押し付けられ、送りローラ50の
回転につれ搬送路42に送られ、搬送路42において順
送りに送られる。このため、送りローラ50には常時外
力が加わらず、送りローラ50は紙幣が通過するときに
板ばね70により若干の外力を受けるのみである。
グ54の張り出しによって板ばね70の切欠71内に張
り出すように部分的に湾曲する。このため、板ばね70
と送りローラ50との間隔が紙幣の厚さよりも若干大き
く設定されていたとしても、紙幣は、この湾曲により確
実に送りローラ50に接触し滑らかに取込まれる。
いて、紙幣の詰まりが生じたときには、ホルダ部材75
を外して容易に対処できる。また、板ばね70が消耗し
た場合には、板ばね70をホルダ部材75とともに脱着
して容易に交換することができる。
入機構の送りローラには常時外力が加わらず、従って紙
片が通過する時以外に送りローラを回転させても摩擦が
生ずることがなく、送りローラは紙片等が通過するとき
のみ板ばねによる若干の外力をうけるのみである。この
ため、導入機構の唯一の軸受である送りローラの軸受及
びこれを駆動するモータの寿命が格段に向上する。
片等の詰まりが生じたときには、搬送路の側壁の一部を
構成する部材(ホルダ部材)を外して容易に対処でき、
さらに、板ばねが消耗した場合には、板ばねを前記部材
とともに脱着して容易に交換することができるという効
果もある。
装置の装着状態を表わす斜視図。
装置の正面図。
トの正面図。
トの平面図。
トの要部平面図。
を表わした正面図。
Claims (1)
- 【請求項1】紙片等を搬送するための搬送路と、この搬
送路に合流し紙片等をこの搬送路に案内するための導入
路とを有し、前記導入路の入口に設けられた導入機構に
より前記搬送路内に紙片等を送り込んでこれを前記搬送
路に沿って搬送する紙片等の搬送装置において、 前記導入機構は、前記入口に挿入された紙片等の片面に
その周面が接するように前記入口内にその外周の一部を
突出させて設けられて回転する送りローラと、前記入口
に挿入された紙片等を前記送りローラに押付けるべく、
その先端部が前記送りローラの外周の一部に対向するよ
うに配設された薄板よりなる板ばねとにより構成し、 前記送りローラの外周における軸方向の略中央の位置に
は、ここに接する紙片等を部分的に湾曲させるように、
リング状弾性部材を前記外周から張り出した状態に取付
け、 前記板ばねの先端部において前記リング状弾性部材に対
向する位置には、このリング状弾性部材との接触を避け
るように切欠を形成 したことを特徴とする紙片等の搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330624A JP2832320B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 紙片等の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330624A JP2832320B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 紙片等の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162889A JPH05162889A (ja) | 1993-06-29 |
JP2832320B2 true JP2832320B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=18234747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3330624A Expired - Fee Related JP2832320B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 紙片等の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2832320B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146336U (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-29 | 三洋電機株式会社 | 紙送り装置 |
JPH01261139A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-18 | L I C:Kk | 薄板状体搬送装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3330624A patent/JP2832320B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05162889A (ja) | 1993-06-29 |
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