JP2905829B2 - 券銭分離装置 - Google Patents

券銭分離装置

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JP2905829B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,ワンマンバス等に設置される料金収納機の
内部に組付けられ,硬貨と乗車券(あるいは回数券)と
を分離する券銭分離装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ワンマンバス等に設置される料金収納機の内部に組付
けられる券銭分離装置の一つとして,第5図に示すよう
に,コンベア4で券銭を回転ブラシまで搬送し,その回
転ブラシ5にて硬貨10をその自重で落下させると共に乗
車券11を回転ブラシ5の回転力によって回転ブラシ5後
方まで搬送し,両者を分離するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし,こうした従来技術にあって,硬貨10を自重に
よって落下させることは確実に達成されるのであるが,
乗車券11を回転ブラシ5のはたらきによって回転ブラシ
5後方まで搬送することが確実に達成されないという問
題がある。すなわち,コンベア4で回転ブラシ5まで搬
送されてきた乗車券11は,回転ブラシ5の回転力に逆ら
い,硬貨10と重なり合い,硬貨10の重みによって回転ブ
ラシ5とコンベア4との間から落下してしまうことがあ
る。
本発明は,こうした点に鑑み創案されたもので,硬貨
と乗車券とを確実に分離することの出来る券銭分離装置
を提供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として,第一分離機構2と第二分離機
構3とから構成した。
第一分離機構2は,券銭投入口9から投入された券銭
を搬送するコンベア4と,コンベア4の終端部に位置し
てコンベア4に当接し,コンベア4と同一方向に回転す
るブラシ状の回転ブラシ5と,回転ブラシ5の上部に位
置して回転ブラシ5と当接し,回転ブラシ5と反対方向
に回転する回転体6とから構成した。
第二分離機構3は,回転ブラシ5の直下に設けられ,
第一分離機構2から落下してきた券銭を案内するホッパ
ー7と,傾斜ローラ8とから構成した。この傾斜ローラ
8は,ホッパー7の案内箇所に位置し,一定角度で傾斜
すると共に相互間に一定幅の隙間を形成して平行配置さ
れ,協働して券銭を巻き込む方向に回転すると共に,隙
間を硬貨10の厚みより小さくかつ乗車券11の厚みより大
きく設定した一対のローラで構成した。
〔作用〕
券銭投入口9から投入された券銭は,まず第一分離機
構2によって硬貨10と乗車券11(あるいは回数券)とに
分離される。すなわち,投入された券銭は,コンベア4
によってその終端部まで搬送され回転ブラシ5に到達す
る。ここで,硬貨10はその自重によって回転ブラシ5と
コンベア4との間から落下する。回転ブラシ5とコンベ
ア4とは当接しているが,硬貨10の自重が回転ブラシ5
の剛性より優るため,硬貨10は回転ブラシ5の抵抗力に
逆らって落下することが出来るものである。
回転ブラシ5に到達した乗車券11は,自重が軽いため
落下せず,コンベア4と同一方向に回転する回転ブラシ
5の先端部に係止して回転ブラシ5の回転方向(上方)
に搬送される。そして,回転ブラシ5と回転体6との間
を通過した後,その自重で落下するものである。ここで
の回転体6は,回転ブラシ5によって上方まで搬送され
てきた乗車券11を回転ブラシ5と協働して巻き込むこと
により,乗車券11を回転ブラシ5後部まで確実に搬送す
るためのものである。
第一分離機構2で分離されなかった券銭,すなわち乗
車券11が硬貨10と同じくコンベア4と回転ブラシ5との
間から落下してきた場合は,第二分離機構3によって分
離される。この第二分離機構3において,券銭はホッパ
ー7によって一対の傾斜ローラ8上に案内される。この
傾斜ローラ8は,同一方向に傾斜すると共に券銭を巻き
込む方向に回転し,さらに両者の間に硬貨10の厚みより
小さく,乗車券11のそれより大きい隙間を形成している
ので,硬貨10はその隙間に巻き込まれて落下することな
く,傾斜ローラ8上で転動して所定箇所まで搬送され
る。逆に,傾斜ローラ8上に案内された乗車券11は,一
定のローラ間の隙間を通過して落下し,所定箇所に収納
されるものである。
〔実施例〕
第1図から第3図に本発明の一実施例を示す。
第一分離装置において,コンベア4は,ゴム製のベル
トコンベアとしている。回転ブラシ5は,そのブラシの
剛性を硬貨10の自重によって容易に弾性変形すると共
に,乗車券11を係止して上方へ持ち上げることの出来る
程度に設定している。ローラ6は,回転ブラシ5と協働
して乗車券11を搬送し易いよう,摩擦抵抗の大きいゴム
製としている。
第二分離装置にあって,ホッパー7は平板で一対末広
がり状に対向位置して設け,その下端部を一対の傾斜ロ
ーラ8間上に位置させている。傾斜ローラ8の傾斜は限
定されるものではないが,様々な実験の結果,15度から3
5度が適当である。又,傾斜ローラ8間の隙間は0.1から
0.3mmが適当である。傾斜ローラ8の直径も限定される
ものではないが,本実施例の場合,約20mmに設定してい
る。この傾斜ローラ8は不動に組付けしても良いし,
又,券銭の分離をより確実に達成するために一方あるい
は両方の傾斜ローラ8を隙間を拡げる方向に変位可能に
組付けしても良い。この場合の手段としては様々考えら
れるが,例えば傾斜ローラ8にカム片を組付け,そのカ
ム片をカム板と摺動させることによるカム機構によって
達成することが出来る。
第4図は,本発明の券銭分離装置1を組付けた料金収
納機を示すものである。この料金収納機において,券銭
投入口9から投入された券銭は,本発明装置の券銭分離
装置1によって硬貨10と乗車券11とに分離され,硬貨10
は硬貨選別装置13を通過し,種類別に硬貨収納打出し装
置14に収納されると共に,乗車券11は金庫17に収納され
る。本発明において,第一分離機構2と第二分離機構3
で分離された硬貨10は,共に硬貨収納打出し装置14に収
納されると共に,同じく第一分離機構2と第二分離機構
3で分離された乗車券11は,共に金庫17に収納されるも
のである。硬貨収納打出し装置14内の硬貨10は,硬貨搬
送装置15によって釣銭あるいは両替として釣銭払出し口
16から払い出される。紙幣は,券類搬送装置12で搬送さ
れて金庫17に収納され,釣銭あるいは両替が釣銭払出し
口16から払い出されるものである。
〔発明の効果〕
このように本発明においては,第一分離装置で分離出
来なかった券銭を,第二分離装置で分離するものとして
いるので,硬貨と乗車券(あるいは回数券)を確実に分
離することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図,第2図はその
正面図,第3図は第二分離装置の1面図,第4図を本発
明装置を組付けた料金収納機の構成図,第5図は従来技
術を示す側面図である。 符号の説明 1:券銭分離装置,2:第一分離機構,3:第二分離機構,4:コ
ンベア,5:回転ブラシ,6:回転体,7:ホッパー,8:傾斜ロー
ラ,9:投入口,10:硬貨,11:乗車券,12:券銭搬送装置,13:
硬貨選別装置,14:硬貨収納打出し装置,15:硬貨搬送装
置,16:釣銭払出し口,17:金庫。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワンマンバス等に配置される料金収納機の
    内部に組付けられる券銭分離装置(1)であって, 券銭投入口(9)から投入された券銭を搬送するコンベ
    ア(4)と,該コンベア(4)の終端部に位置して該コ
    ンベア(4)に当接し,該コンベア(4)と同一方向に
    回転するブラシ状の回転ブラシ(5)と,該回転ブラシ
    (5)の上部に位置して該回転ブラシ(5)と当接し,
    該回転ブラシ(5)と反対方向に回転する回転体(6)
    とから構成された第一分離機構(2)と, 前記回転ブラシ(5)の直下に設けられ,前記第一分離
    機構(2)から落下してきた券銭を案内するホッパー
    (7)と,該ホッパー(7)の案内箇所に位置し,一定
    角度で傾斜すると共に相互間に一定幅の隙間を形成して
    平行配置され,協働して前記券銭を巻き込む方向に回転
    すると共に,前記隙間を硬貨(10)の厚みより小さくか
    つ乗車券(11)の厚みより大きく設定した一対の傾斜ロ
    ーラ(8)とから構成された第二分離機構(3)とから
    成る券銭分離装置(1)。
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