JPH0312765Y2 - - Google Patents
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- JPH0312765Y2 JPH0312765Y2 JP2851585U JP2851585U JPH0312765Y2 JP H0312765 Y2 JPH0312765 Y2 JP H0312765Y2 JP 2851585 U JP2851585 U JP 2851585U JP 2851585 U JP2851585 U JP 2851585U JP H0312765 Y2 JPH0312765 Y2 JP H0312765Y2
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- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 14
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 14
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 7
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
紙幣の搬送路に設けたストツパを開いて紙幣を
搬送するとき、ストツパ側からこの紙幣に弾性部
材を当てて、紙幣が静電気によりストツパに付着
することを防止する。
搬送するとき、ストツパ側からこの紙幣に弾性部
材を当てて、紙幣が静電気によりストツパに付着
することを防止する。
本考案は自動預金支払機等において搬送路中で
紙幣を一旦停止した後、この紙幣を搬送するとき
ストツパに紙幣が付着しない構造とした紙幣取扱
い装置に関するものである。
紙幣を一旦停止した後、この紙幣を搬送するとき
ストツパに紙幣が付着しない構造とした紙幣取扱
い装置に関するものである。
自動預金支払機において投入口と共通の口即ち
投入支払口から支払いを行うには、支払いに充て
るべき金種及び所定枚数の紙幣を投入支払口の手
前で一旦プールしてから、これらの紙幣を投入支
払口に向けて搬送する。支払いに使用される紙幣
の状態は、官封券から、よれよれのものまで様々
である。従つて、このように種々な状態であつて
一枚から多数枚まで任意枚数の紙幣を一旦プール
するために投入支払口の手前に送られてくる紙幣
を一旦停止するとともに、プールされた紙幣を投
入支払口に向けて確実に搬送する機構が必要であ
る。
投入支払口から支払いを行うには、支払いに充て
るべき金種及び所定枚数の紙幣を投入支払口の手
前で一旦プールしてから、これらの紙幣を投入支
払口に向けて搬送する。支払いに使用される紙幣
の状態は、官封券から、よれよれのものまで様々
である。従つて、このように種々な状態であつて
一枚から多数枚まで任意枚数の紙幣を一旦プール
するために投入支払口の手前に送られてくる紙幣
を一旦停止するとともに、プールされた紙幣を投
入支払口に向けて確実に搬送する機構が必要であ
る。
搬送される紙幣を途中で一旦プールするために
停止するとともに、プールされた紙幣を一度に投
入支払口に向けて搬送するには、従来は例えば第
5図及び第6図に示す構造をとる。そのうち第5
図は従来の紙幣取扱い装置を適用するリサイクル
型の自動預金支払機の構造を示す側面図である。
停止するとともに、プールされた紙幣を一度に投
入支払口に向けて搬送するには、従来は例えば第
5図及び第6図に示す構造をとる。そのうち第5
図は従来の紙幣取扱い装置を適用するリサイクル
型の自動預金支払機の構造を示す側面図である。
第5図において1は投入支払口、2は投入支払
口1に設けてあるシヤツタである。まず該自動預
金支払機の預入動作について説明する。自動預金
支払機に顧客の通帳またはカードが挿入される
と、シヤツタ2が開く。投入支払口1から紙幣3
が投入されたことをセンサ4,5で感知すると、
シヤツタ2が閉まり、フイードローラ6により一
次繰り出しが行われる。一次鑑別機7で紙幣の裏
表及び真偽が鑑別され、その結果に従つて偽券と
判断された紙幣または斜行などの事情により鑑別
が行われなかつた紙幣は搬送路8,11及び搬送
路13を経て投入支払口1に返却される。真券は
表裏整列機9により紙幣の表裏が揃えられ、フイ
ードローラ10により二次繰り出しが行われる。
搬送路11を経て二次鑑別機12で金種が鑑別さ
れる。真券の中支払いに適しない損券は搬送路1
4を経て取込紙幣としてリジエクトボツクス15
に収納される。他の真券は搬送路16を経て金種
別に収納プール17,18,19に収納される。
以上により預入動作における紙幣の動作は終了す
る。
口1に設けてあるシヤツタである。まず該自動預
金支払機の預入動作について説明する。自動預金
支払機に顧客の通帳またはカードが挿入される
と、シヤツタ2が開く。投入支払口1から紙幣3
が投入されたことをセンサ4,5で感知すると、
シヤツタ2が閉まり、フイードローラ6により一
次繰り出しが行われる。一次鑑別機7で紙幣の裏
表及び真偽が鑑別され、その結果に従つて偽券と
判断された紙幣または斜行などの事情により鑑別
が行われなかつた紙幣は搬送路8,11及び搬送
路13を経て投入支払口1に返却される。真券は
表裏整列機9により紙幣の表裏が揃えられ、フイ
ードローラ10により二次繰り出しが行われる。
搬送路11を経て二次鑑別機12で金種が鑑別さ
れる。真券の中支払いに適しない損券は搬送路1
4を経て取込紙幣としてリジエクトボツクス15
に収納される。他の真券は搬送路16を経て金種
別に収納プール17,18,19に収納される。
以上により預入動作における紙幣の動作は終了す
る。
支払いの際は該収納プール17,18,19か
ら金種に応じて各所要枚数の紙幣が取り出され、
搬送路20、搬送路11、搬送路13を経てエジ
エクトプール21に送り込まれる。
ら金種に応じて各所要枚数の紙幣が取り出され、
搬送路20、搬送路11、搬送路13を経てエジ
エクトプール21に送り込まれる。
第6図は該エジエクトプール21の近傍の構造
を示す側面図である。エジエクトプール21は、
搬送路13の上方且つ上記投入支払口1の下方に
位置して、搬送路13から一枚以上多数枚たとえ
ば百枚までの紙幣をやや斜めに起てた状態で受け
入れることができる。エジエクトプール21内の
紙幣を挟む位置には3対のエジエクトベルト2
2,23がプーリ24により張設してある。エジ
エクトベルト23は第6図の実線で示す位置と想
像線で示す位置との間で開閉移動自在となつてい
る。各エジエクトベルト23の最上位置にあるプ
ーリ24には、ゴム製のリングの外面に間隔を置
いた多数の小突起を設けたギザローラ25が嵌め
込んである。該ギザローラ25は、エジエクトベ
ルト23の回転時にプーリ24の回転に連れて一
体的に回転して、小突起の掻き取り作用により、
紙幣に対するエジエクトベルト23の推進力を助
勢する。
を示す側面図である。エジエクトプール21は、
搬送路13の上方且つ上記投入支払口1の下方に
位置して、搬送路13から一枚以上多数枚たとえ
ば百枚までの紙幣をやや斜めに起てた状態で受け
入れることができる。エジエクトプール21内の
紙幣を挟む位置には3対のエジエクトベルト2
2,23がプーリ24により張設してある。エジ
エクトベルト23は第6図の実線で示す位置と想
像線で示す位置との間で開閉移動自在となつてい
る。各エジエクトベルト23の最上位置にあるプ
ーリ24には、ゴム製のリングの外面に間隔を置
いた多数の小突起を設けたギザローラ25が嵌め
込んである。該ギザローラ25は、エジエクトベ
ルト23の回転時にプーリ24の回転に連れて一
体的に回転して、小突起の掻き取り作用により、
紙幣に対するエジエクトベルト23の推進力を助
勢する。
エジエクトプール21内の紙幣3の上側に設け
たエジエクトベルト23の最上位置にあるプーリ
24と同軸の位置には、紙幣のほぼ全幅に亙る幅
の金属製薄板からなるストツパ26が、第6図に
おける開放位置Aと停止位置Bとの間で回転可能
に支持されている。
たエジエクトベルト23の最上位置にあるプーリ
24と同軸の位置には、紙幣のほぼ全幅に亙る幅
の金属製薄板からなるストツパ26が、第6図に
おける開放位置Aと停止位置Bとの間で回転可能
に支持されている。
エジエクトプール21の近傍はこのような構成
になつているから、エジエクトベルト23が開い
た状態で、且つストツパ26が停止位置Bにてエ
ジエクトプール21の上方を閉塞した状態で、支
払い時に紙幣が収納プール17,18,19から
搬送路13を経てエジエクトプール21に送り込
まれる。エジエクトプール21内で紙幣はその上
端がストツパ26により抑えられるから、エジエ
クトプール21内で一旦プールされる。エジエク
トプール21内で一枚以上所定の多数枚が重なつ
た状態で、エジエクトベルト23が第6図の実線
で示すように閉じて、両エジエクトベルト22,
23間に当該紙幣が挟持される。ここで、両エジ
エクトベルト22,23並びにギザローラ25が
回転を開始すると、紙幣3は、両エジエクトベル
ト22,23間及びその延長線上に構成される搬
送路27に沿つて、投入支払口1まで搬送され
る。この時ストツパ26は紙幣に押されて開放位
置Aまで回転して退避することにより、紙幣の通
過を許容する。エジエクトプール21内の紙幣が
投入支払口1に送られると、ストツパ26が停止
位置Bに戻るとともに、エジエクトベルト23が
開いた状態をとる。投入支払口1内に紙幣3があ
ることをセンサ4,5(第5図)で感知して、シ
ヤツタ2が開くので、顧客は支払われた紙幣を投
入支払口1から取り出すことができる。
になつているから、エジエクトベルト23が開い
た状態で、且つストツパ26が停止位置Bにてエ
ジエクトプール21の上方を閉塞した状態で、支
払い時に紙幣が収納プール17,18,19から
搬送路13を経てエジエクトプール21に送り込
まれる。エジエクトプール21内で紙幣はその上
端がストツパ26により抑えられるから、エジエ
クトプール21内で一旦プールされる。エジエク
トプール21内で一枚以上所定の多数枚が重なつ
た状態で、エジエクトベルト23が第6図の実線
で示すように閉じて、両エジエクトベルト22,
23間に当該紙幣が挟持される。ここで、両エジ
エクトベルト22,23並びにギザローラ25が
回転を開始すると、紙幣3は、両エジエクトベル
ト22,23間及びその延長線上に構成される搬
送路27に沿つて、投入支払口1まで搬送され
る。この時ストツパ26は紙幣に押されて開放位
置Aまで回転して退避することにより、紙幣の通
過を許容する。エジエクトプール21内の紙幣が
投入支払口1に送られると、ストツパ26が停止
位置Bに戻るとともに、エジエクトベルト23が
開いた状態をとる。投入支払口1内に紙幣3があ
ることをセンサ4,5(第5図)で感知して、シ
ヤツタ2が開くので、顧客は支払われた紙幣を投
入支払口1から取り出すことができる。
この従来方式では、エジエクトプール21内に
一旦プールされた紙幣は、各収納プール17,1
8,19からエジエクトプール21への搬送過程
においてフイードローラとの摩擦などにより静電
気を帯電しているから、エジエクトベルト22,
23並びにギザローラ25により投入支払口1に
向けて搬送されるとき、紙幣が静電気によりスト
ツパ26に付着してしまい、紙幣をギザローラ2
5で掻ききれないことがある。ストツパ26に付
着した紙幣は、ストツパ26が紙幣の搬送動作の
終了に伴い第6図の位置Cに移動したとき、スト
ツパ26と投入支払口1の底縁部28との間に噛
み込まれて、送り不良事故となる。
一旦プールされた紙幣は、各収納プール17,1
8,19からエジエクトプール21への搬送過程
においてフイードローラとの摩擦などにより静電
気を帯電しているから、エジエクトベルト22,
23並びにギザローラ25により投入支払口1に
向けて搬送されるとき、紙幣が静電気によりスト
ツパ26に付着してしまい、紙幣をギザローラ2
5で掻ききれないことがある。ストツパ26に付
着した紙幣は、ストツパ26が紙幣の搬送動作の
終了に伴い第6図の位置Cに移動したとき、スト
ツパ26と投入支払口1の底縁部28との間に噛
み込まれて、送り不良事故となる。
このような事故は多数枚の紙幣を支払う場合に
おけるストツパ26に近い側の1〜2枚について
発生するほかに、特に支払われる紙幣の枚数が
1,2枚の少数である場合に発生し易い。また当
該紙幣が官封券である場合や、冬場には静電気に
よる送り不良の生じる可能性が高い。
おけるストツパ26に近い側の1〜2枚について
発生するほかに、特に支払われる紙幣の枚数が
1,2枚の少数である場合に発生し易い。また当
該紙幣が官封券である場合や、冬場には静電気に
よる送り不良の生じる可能性が高い。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもの
で、簡易な構成で静電気による送り不良事故を防
止し得る紙幣取扱い装置を提供することを目的と
している。
で、簡易な構成で静電気による送り不良事故を防
止し得る紙幣取扱い装置を提供することを目的と
している。
第1図は本考案の紙幣取扱い装置の原理側面図
である。
である。
第1図において30は2つの場所31,32を
通る紙幣3の搬送路であり、これらの場所31,
32の中間位置にはストツパ26が搬送路30に
対する開放位置Aと停止位置Bとの間で開閉自在
に設けてある。該ストツパ26が開放位置Aをと
る側における紙幣の搬送路30の側部には、本考
案による弾性部材が、ストツパ26が開放位置A
をとつたときストツパ26の表面から紙幣の搬送
路30に向けて矢印Dの向きに弾性を発揮するよ
うに設けてある。
通る紙幣3の搬送路であり、これらの場所31,
32の中間位置にはストツパ26が搬送路30に
対する開放位置Aと停止位置Bとの間で開閉自在
に設けてある。該ストツパ26が開放位置Aをと
る側における紙幣の搬送路30の側部には、本考
案による弾性部材が、ストツパ26が開放位置A
をとつたときストツパ26の表面から紙幣の搬送
路30に向けて矢印Dの向きに弾性を発揮するよ
うに設けてある。
場所31に搬送されてきた紙幣3は、停止位置
Bにあるストツパ26により紙幣の頭が抑えられ
て、この場所31に一旦停止する。該紙幣3が場
所31から場所32に搬送されるとき、ストツパ
26は紙幣に押されて開放位置Aをとり、ストツ
パ26と該紙幣との間で弾性部材33はストツパ
26に付着しようとする紙幣をストツパ26から
引き離す。従つて、紙幣を確実に搬送できるとと
もに、紙幣が通過した後停止位置Bに戻るストツ
パ26と機構各部との間に紙幣が噛み込む等の事
故を防止し得る。
Bにあるストツパ26により紙幣の頭が抑えられ
て、この場所31に一旦停止する。該紙幣3が場
所31から場所32に搬送されるとき、ストツパ
26は紙幣に押されて開放位置Aをとり、ストツ
パ26と該紙幣との間で弾性部材33はストツパ
26に付着しようとする紙幣をストツパ26から
引き離す。従つて、紙幣を確実に搬送できるとと
もに、紙幣が通過した後停止位置Bに戻るストツ
パ26と機構各部との間に紙幣が噛み込む等の事
故を防止し得る。
第2図から第4図までは本考案の実施例であつ
て、そのうち第2図は本考案の実施例を自動預金
支払機におけるエジエクトプール21から投入支
払口1に向かう紙幣の搬送路27に適用した例を
示す側面図である。
て、そのうち第2図は本考案の実施例を自動預金
支払機におけるエジエクトプール21から投入支
払口1に向かう紙幣の搬送路27に適用した例を
示す側面図である。
第2図において34は本考案の弾性部材の一例
として除電ブラシを示す。第3図は該除電ブラシ
34とストツパ26の分解状態における斜視図で
ある。
として除電ブラシを示す。第3図は該除電ブラシ
34とストツパ26の分解状態における斜視図で
ある。
第3図において除電ブラシ34は、基部34a
と、除電ブラシ34をストツパ26に取り付ける
ために該基部34aに設けた穴34bと、基部3
4aに多数植設した弾力ある毛部34cとからな
る。またストツパ26は、該ストツパ26が停止
位置Bをとるとき紙幣の上端を抑える板状の当接
部26aと、エジエクトベルト22の最上位置の
プーリ24の軸35を受けるため該当接部26a
の基部に構成した軸受26bと、3本のエジエク
トベルト22及びプーリ24との干渉を回避する
ために該当接部26aに設けた切欠き26cと、
除電ブラシ34を通すために該切欠き26cに連
続して設けた切欠き26dと、該切欠き26dの
基部に植設した除電ブラシ取り付け用の突起26
eと、該突起26eを覆うように設けた板ばね2
6fとからなる。
と、除電ブラシ34をストツパ26に取り付ける
ために該基部34aに設けた穴34bと、基部3
4aに多数植設した弾力ある毛部34cとからな
る。またストツパ26は、該ストツパ26が停止
位置Bをとるとき紙幣の上端を抑える板状の当接
部26aと、エジエクトベルト22の最上位置の
プーリ24の軸35を受けるため該当接部26a
の基部に構成した軸受26bと、3本のエジエク
トベルト22及びプーリ24との干渉を回避する
ために該当接部26aに設けた切欠き26cと、
除電ブラシ34を通すために該切欠き26cに連
続して設けた切欠き26dと、該切欠き26dの
基部に植設した除電ブラシ取り付け用の突起26
eと、該突起26eを覆うように設けた板ばね2
6fとからなる。
ストツパ26に除電ブラシ34を取り付けるに
は、除電ブラシ34の毛部34cがストツパ26
の当接部26aの下方に位置する向きで、板ばね
26fを広げて除電ブラシ34の穴34bをスト
ツパ26の突起26eに嵌め込む。板ばね26f
を放すと、除電ブラシ34の抜け止めとなる。こ
のようにして除電ブラシ34を装着したストツパ
26の軸受26bをプーリ24の軸35に組み付
ける。従つて、組み付けられた除電ブラシ34の
毛部34cは、第4図に示すようにギザローラ2
5の直近側方に、且つエジエクトプール21内の
紙幣の上方に若干のクリアランスをとりうる高さ
に位置している。
は、除電ブラシ34の毛部34cがストツパ26
の当接部26aの下方に位置する向きで、板ばね
26fを広げて除電ブラシ34の穴34bをスト
ツパ26の突起26eに嵌め込む。板ばね26f
を放すと、除電ブラシ34の抜け止めとなる。こ
のようにして除電ブラシ34を装着したストツパ
26の軸受26bをプーリ24の軸35に組み付
ける。従つて、組み付けられた除電ブラシ34の
毛部34cは、第4図に示すようにギザローラ2
5の直近側方に、且つエジエクトプール21内の
紙幣の上方に若干のクリアランスをとりうる高さ
に位置している。
この実施例においてエジエクトベルト23が開
いた状態で搬送路13を経てエジエクトプール2
1に送り込まれた紙幣は、停止位置Bをとるスト
ツパ26の当接部26aにより紙幣の上端が抑え
られるから、該紙幣はエジエクトプール21内に
一旦プールされる。このときストツパ26の当接
部26aの下方に除電ブラシ34の毛部34cが
位置しているが、毛部34cと紙幣との間に上記
のごとく若干のクリアランスがあるから、除電ブ
ラシ34は紙幣のプール作用と干渉しない。
いた状態で搬送路13を経てエジエクトプール2
1に送り込まれた紙幣は、停止位置Bをとるスト
ツパ26の当接部26aにより紙幣の上端が抑え
られるから、該紙幣はエジエクトプール21内に
一旦プールされる。このときストツパ26の当接
部26aの下方に除電ブラシ34の毛部34cが
位置しているが、毛部34cと紙幣との間に上記
のごとく若干のクリアランスがあるから、除電ブ
ラシ34は紙幣のプール作用と干渉しない。
投入支払口1に送り込むべき全ての紙幣がエジ
エクトプール21内にプールされると、エジエク
トベルト23が閉じた後、両エジエクトベルト2
2,23並びにギザローラ25の回転により紙幣
が投入支払口1に向けて搬送される。このとき除
電ブラシ34の毛部34cは弾性があるので、搬
送路27における紙幣の進行を妨げることなく曲
がりながら、紙幣をストツパ26から引き離して
ギザローラ25に向けて押し付ける。従つて、ギ
ザローラ25は紙幣を確実に掻き送ることができ
る。また除電ブラシ34により紙幣の帯電を除去
する作用もある。
エクトプール21内にプールされると、エジエク
トベルト23が閉じた後、両エジエクトベルト2
2,23並びにギザローラ25の回転により紙幣
が投入支払口1に向けて搬送される。このとき除
電ブラシ34の毛部34cは弾性があるので、搬
送路27における紙幣の進行を妨げることなく曲
がりながら、紙幣をストツパ26から引き離して
ギザローラ25に向けて押し付ける。従つて、ギ
ザローラ25は紙幣を確実に掻き送ることができ
る。また除電ブラシ34により紙幣の帯電を除去
する作用もある。
除電ブラシ34はストツパに着脱自在であるか
ら、除電ブラシが損耗したときの交換作業が容易
である。
ら、除電ブラシが損耗したときの交換作業が容易
である。
なお上記の実施例では弾性部材として除電ブラ
シを使用したが、除電ブラシに替えて板ばね等の
弾性部材により紙幣をギザローラに向けて押し付
けるようにしてもよい。
シを使用したが、除電ブラシに替えて板ばね等の
弾性部材により紙幣をギザローラに向けて押し付
けるようにしてもよい。
以上述べてきたように、本考案によれば、極め
て簡単な構成で、官封券によれよれ紙幣でもまた
1,2枚から多数枚まで、どのような状態の紙幣
であつても、静電気が原因となる紙幣の送り不良
事故を防止して、この紙幣取扱い装置またはこれ
を含む自動預金支払機等の信頼性を向上し得る。
て簡単な構成で、官封券によれよれ紙幣でもまた
1,2枚から多数枚まで、どのような状態の紙幣
であつても、静電気が原因となる紙幣の送り不良
事故を防止して、この紙幣取扱い装置またはこれ
を含む自動預金支払機等の信頼性を向上し得る。
第1図は本考案の紙幣取扱い装置の原理側面
図、第2図は本考案の実施例を示す側面図、第3
図は第2図のストツパ及び除電ブラシの分解斜視
図、第4図は第2図の除電ブラシとギザローラと
の位置関係を説明する正面図、第5図は従来の紙
幣取扱い装置を適用した自動預金支払機の全体側
面図、第6図は第5図の従来の紙幣取扱い装置の
構造を示す側面図でる。 第1図において、3は紙幣、26はストツパ、
30は搬送路、33は弾性部材である。
図、第2図は本考案の実施例を示す側面図、第3
図は第2図のストツパ及び除電ブラシの分解斜視
図、第4図は第2図の除電ブラシとギザローラと
の位置関係を説明する正面図、第5図は従来の紙
幣取扱い装置を適用した自動預金支払機の全体側
面図、第6図は第5図の従来の紙幣取扱い装置の
構造を示す側面図でる。 第1図において、3は紙幣、26はストツパ、
30は搬送路、33は弾性部材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 紙幣3の搬送路30に対して開閉自在のストツ
パ26を設けた紙幣取扱い装置において、 開いた状態のストツパ26から紙幣3を引き離
す弾性部材33を設けてなる紙幣取扱い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2851585U JPH0312765Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2851585U JPH0312765Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145758U JPS61145758U (ja) | 1986-09-08 |
JPH0312765Y2 true JPH0312765Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30526458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2851585U Expired JPH0312765Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312765Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7101263B2 (ja) * | 2019-01-17 | 2022-07-14 | 富士通フロンテック株式会社 | 紙葉類取扱装置 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP2851585U patent/JPH0312765Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61145758U (ja) | 1986-09-08 |
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