JP2831325B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2831325B2 JP8081545A JP8154596A JP2831325B2 JP 2831325 B2 JP2831325 B2 JP 2831325B2 JP 8081545 A JP8081545 A JP 8081545A JP 8154596 A JP8154596 A JP 8154596A JP 2831325 B2 JP2831325 B2 JP 2831325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に装
備される冷房・暖房併用の車両用空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8には自動車用空気調和装置の従来の
一例が示されている。図8において1はケーシングであ
り、同ケーシング1内に送風ファン2、エバポレータ
3、ヒータ4、エアミックスダンパ5等の空調機器が収
納されている。
【0003】上記ケーシング1の一端には、内記吸込口
21および外気吸込口22が設けられ、両吸込口21,
22切換用の内外気切換ダンパ9により、車室内循環内
気の導入あるいは外気の導入が切り換えられる。上記両
吸込口21,22の下流には、電動モータに直結された
上記送風ファン2が設置されている。上記送風ファン2
の下流の空気風路24には、上記エバポレータ3が配設
されている。同エバポレータ3の冷媒入口は、冷媒配管
を介して膨張弁(図示せず)に接続されるとともに、冷
媒出口は冷媒配管を介して圧縮機(図示せず)に接続さ
れている。上記エバポレータ3の下流の空気風路25に
は上記ヒータ4が配設されている。同ヒータ4の温水入
口及び温水出口は、温水配管を介して車両用エンジンの
冷却水回路系8図示せず)に接続されている。
【0004】また、上記ヒータ4の直上流の空気風路2
5には、上記ケーシング1に支持されたダンパ駆動軸1
0に固定されて、同駆動軸10とともに揺動可能な上記
エアミックスダンパ5が設置されている。同エアミック
スダンパ5は、上記ダンパ駆動軸10を軸芯として、上
記ヒータ4の上流の空気風路25内を揺動自在に取付け
られており、上記ヒータ4への空気流入前面を遮蔽する
位置から、ヒータ4への空気流入前面を全開する位置ま
で作動可能とされている。従って、上記空気風路25内
は、かかるエアミックスダンパ5の作動スペースが確保
されている。
【0005】上記のように構成された空気調和装置の運
転時において、送風ファン2が駆動され、車室内循環内
気または外気が内気吸込口21あるいは外気吸込口22
から導入され、空気風路24内に圧送される。圧送され
た空気は、空気風路24内に配設されたエバポレータ3
のフィンの間隙を通過する過程で、これのチューブ内を
流れる冷媒と熱交換することによって冷却され、ヒータ
4の上流の空気風路25に送り込まれる。こゝでエアミ
ックスダンパ5がヒータ4の前面を遮蔽する位置にある
と、上記冷却された空気はヒータ4をバイパスして空気
風路25を通流し、ヒータ4の下流の空気風路23から
吹出口切換モードダンパ(図示せず)を経て、吹出口か
ら冷風となって車室内に吹き出される。
【0006】上記エアミックスダンパ5がヒータ4の前
面を全開とする位置では、同エアミックスダンパ5によ
りヒータ4が配設された部位の空気風路25が全閉とさ
れるので、上記冷却された空気の全量がヒータ4に導入
され、ヒータ4のフィンの間隙を通過する過程で、その
チューブ内を流れる温水と熱交換することによって加熱
され、ヒータ4の下流の空気風路23から、上記吹出口
切換モードダンパを経て、吹出口から温風となって車室
内に吹き出される。
【0007】上記エアミックスダンパ5が、ヒータ4の
前面を全閉と全開の中間位置にあるときには、上記冷却
された空気の一部がヒータ4を通過し加熱されて温風化
し、残量の空気はヒータ4をバイパスして冷却された空
気、すなわち冷風化される。そしてヒータ4の下流の出
口空気風路23内で上記温風と冷風とが混合し、この混
合割合にて定まる空気温度に調整されて上記同様に吹出
口を介して車室内に吹き出される。上記エアミックスダ
ンパ5が、ヒータ4の全閉から全開に至る中間範囲で
は、その作動角度位置によってヒータ4の上流の空気の
風向きが調整され、上記温風と冷風との混合割合を変化
させることが可能となり、これによって車室内への吹出
し空気温度が調整されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8に示されるような
従来の車両用空気調和装置にあっては、車室内への吹き
出し空気温度の調整は、ケーシングに支持されたダンパ
駆動軸10にエアミックスダンパ5を直結し、同エアミ
ックスダンパ5をダンパ駆動軸10を軸芯として揺動せ
しめその揺動角度位置によって行うため、上記エアミッ
クスダンパ5の揺動角度を維持するためのスペースをケ
ーシング1内に確保することとなる。このため、かかる
スペースがケーシング1のコンパクト化をなす上での大
きな制約となる。
【0009】また、上記吹き出し空気温度の調整のため
の冷風と温風の混合割合の調整は、エアミックスダンパ
5の揺動角度変化による空気風路内空気の風向調整によ
って行うことから、エアミックスダンパ5の作動角度に
対して上記吹き出し空気温度の変化を完全に比例させる
ことができず、このため上記吹き出し空気温度の調整が
困難となっている。更に、上記エアミックスダンパ5は
空気風路内で揺動作動するので、通過空気の動圧効果に
より、エアミックスダンパ作動角によってこれの操作力
が大きく変動し、このため、エアミックスダンパ5の操
作力の設定が困難である。
【0010】本発明の目的は、エアミックスダンパの設
置及びこれを作動させるために要するスペースを低減し
て小型コンパクトな装置とするとともに、エアミックス
ダンパの操作力の変動が少なくその設定が容易となる車
両用空気調和装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するせので、その要旨とする手段は、一端に空気吸込
口、他端に空気吹出口が設けられたケーシング内に空気
の上流側より送風ファン、エバポレータ、エアミックス
ダンパ及びヒータを順に配設してなる車両用空気調和装
置において、上記エアミックスダンパは、上記ヒータの
上流位置に同ヒータに近接せしめられて設けられるとと
もに、平行に対向する2辺に案内溝を有する4角形の
ンパガイドと、同案内溝内にスライド可能に嵌合された
板材からなるダンパ部材とよりなり、空気の流れ方向と
直交する方向に移動可能に構成されてなり、同ダンパ
上記ヒータの全面を全閉とする位置と同ヒータをバイパ
スするバイパス空気流路を全閉とする位置との間で移動
可能に構成したことを特徴とする車両用空気調和装置に
ある。
【0012】また具体的には、上記エアミックスダンパ
が、上記ヒータの全面を全閉としたとき、上記バイパス
空気流路を全開とし、同バイパス空気流路を全閉とした
とき、上記ヒータの全面を全閉とする大きさの面積とな
し、その間の位置では位置に応じた割合で上記バイパス
空気流路と上記ヒータへの流量を配分するように構成さ
れる。
【0013】上記手段によれば、ヒータの直上流の空気
流路の空気流と略直角方向に設置されたエアミックスダ
ンパが上記ヒータの前面を遮蔽する位置にあるときは、
エバポレータにて冷却された空気は、ヒータをバイパス
として流れ、ヒータ下流の空気流路から吹出口を経て冷
風として車室内に吹きだされる。
【0014】また、上記エアミックスダンパがダンパガ
イドに沿って空気流と直角方向に移動し、ヒータ前面を
全開すると空気風路の半分が同エアミックスダンパにて
遮蔽され、上記冷却空気の全量がヒータを通過して加熱
され、吹出口から温風として車室内に吹き出される。さ
らに、エアミックスダンパが上記の中間位置に移動する
と、上記冷却空気の一部はヒータを通過して過熱され、
残量は冷却空気のまゝヒータをバイパスし、これらはヒ
ータの下流の空気風路で混合され、この混合割合によっ
て決まる空気温度となって吹出口から車室内に吹き出さ
れる。
【0015】上記のように、エアミックスダンパが板状
に構成され、動作範囲が空気流と直角方向への移動であ
るので、エアミックスダンパを作動させるために要する
設置スペースは従来のものよりも大幅に減少される。
【0016】また、上記エアミックスダンパが空気流に
略直角に設置されかつ直線状に摺動するので、空気流に
よる動圧を垂直に受けて作動することとなり、このため
エアミックスダンパの操作力が全操作範囲で変動が少な
く均一化されるとともに、ダンパのスライド量が少なく
て済み、また風圧による摩擦力も含めてダンパとの摺動
抵抗が少なくなる。
【0017】また、上記エアミックスダンパはその空気
流と直角方向への移動に伴いヒータの熱交換面積を増減
せしめるので、冷風と温風との混合割合で決まる吹出し
空気温度とダンパの操作量とが比例するようになり、吹
出し空気温度の調整が容易となる。
【0018】さらに上記エアミックスダンパのダンパガ
イドを、その内周側に上記案内溝を設けた一対のコの字
形状の枠体を方形状に組み合わせて形成し、同方形状の
枠体を前記ケーシング内に設置して上記ダンパ部材を介
装して構成することも、本発明の好適な具体的手段であ
る。このように構成すれば、ダンパガイドとダンパ部材
との組立、分解が簡単であり、組立工数及び整備工数が
低減される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図1〜図7を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図1,図2および図
3には、この実施形態に係る自動車用空気調和装置の要
部縦断面図が示され、図1には最大暖房時の状態、図2
には最大冷房時の状態、図3には中間期の状態が夫々示
されている。また、図4〜図7にはエアミックスダンパ
の詳細拡大図が示されている。
【0020】図1〜図3において、1はケーシングであ
り、同ケーシング1内には送風ファン2、エバポレータ
3、ヒータ4、エアミックスダンパ5等の空調機器が収
納されている。これらの機器の配列順序は図8に示され
る従来のものと同様である。
【0021】上記ケーシング1の一端には、内気吸込口
21および外気吸込口22が設けられ、両吸込口21,
22切換用の内外気切換ダンパ9により、車室内循環内
気の導入あるいは外気の導入が切り換えられる。上記両
吸込口21,22下流には、電動モータに直結された上
記送風ファン2が設置されている。
【0022】上記送風ファン2の下流の空気風路24に
は、上記エバポレータ3が配設されている。同エバポレ
ータ3の冷媒入口は、冷媒配管を介して膨張弁(図示せ
ず)に接続されるとともに、冷媒出口は冷媒配管を介し
て圧縮機(図示せず)に接続されている。上記エバポレ
ータ3の下流の空気風路25には上記ヒータ4が配設さ
れている。同ヒータ4の温水入口及び温水出口は、温水
配管を介して車両用エンジンの冷却水回路系(図示せ
ず)に接続されている。以上の構成は図8に示される従
来のものと同様である。
【0023】5はエアミックスダンパであり、全体とし
て平板状に形成され、上記ヒータ4の直上流の同ヒータ
4に極く近接した位置に設置されている。51は上記エ
アミックスダンパ5の板状のダンパ部材、6は上下2つ
割りに形成された(図4参照)ダンパガイドである。
【0024】上記ダンパガイド7は、図4〜図7に示さ
れるように、内周に沿って案内溝7が刻設された上,下
一対のコの字状の枠体6a,6bを組み合わせ4角形状
に形成されてなる。そして、同ダンパガイド7の、互い
に平行に対向する2辺に設けられた案内溝7内には、上
記板状のダンパ部材51が、板面の方向即ち、空気風路
25の空気流に直角方向に移動自在に嵌合されている。
また、上記ダンパ部材51は、ケーシング1の外部から
駆動手段(図示せず)によって、ヒータ4への空気流入
前面を遮蔽する位置から、ヒータ4の空気流入前面を全
開する位置まで、同ヒータ4の前面に略平行、即ち空気
流と直角移動可能に設置されている。さらに、上記エア
ミックスダンパ5は、空気風路25の、これが設置され
る部位との関連において、ダンパ部材51が上記ヒータ
4の前面を遮閉する位置(図2)ではダンパガイド6の
通風口8の半分が全開となって空気風路も全開状態とな
り、ヒータ4の前面を全開する位置(図1)では、上記
通風口8の半分が全閉となり、空気風路も全閉状態とな
って空気の全量がヒータ4を通過するように設定されて
いる。
【0025】上記のように構成された自動車用空気調和
装置の運転時において、送風ファン2が駆動され、車室
内循環内気または外気が内気吸込口21あるいは外気吸
込口22から導入され、空気風路24内に圧送される。
圧送された空気は、空気風路24内に配設されたエバポ
レータ3のファンの間隙を通過する過程で、これのチュ
ーブ内を流れる冷媒と熱交換することによって冷却さ
れ、ヒータ4の上流の空気風路25に送り込まれる。
【0026】ここで、図1に示されるように、エアミッ
クスダンパのダンパ部材51がヒータ4の前面を全開と
する位置にあるときには、上記のようにダンパ部材51
は、ダンパガイド6の通風口8の半分を全閉状態にせし
める。これにより、エバポレータ3にて冷却された空気
の全量がヒータ4に導入され、この空気はヒータ4のフ
ィンの間隙を通過する過程で、そのチューブ内を流れる
温水と熱交換することによって加熱され、ヒータ4の下
流の空気風路に配設される吹出口切換モードダンパ(図
示せず)を経て吹出口から温風となって車室内に吹き出
される。この状態が最大暖房状態である。
【0027】次に図2に示されるように、上記ダンパ部
材51をヒータ4の前面を遮閉する位置まで移動せしめ
ると、エバポレータ3からの冷却空気の全量がダンパガ
イド6の通風口8からヒータ4をバイパスして、空気風
路25の下流に圧送され、上記吹出口切換モードダンパ
を経て、吹出口から冷風となって車室内に吹き出され
る。この状態が最大冷房状態である。
【0028】さらに図3に示されるようにダンパ部材5
1を中間位置に移動せしめると、上記冷却空気は、通風
口8からヒータ4をバイパスして通過する冷風部分と、
通風口8からヒータ4を通過して加熱され温風化する部
分とに分流された後、ヒータ4の下流の出口空気風路2
3にて混合する。これによってこの混合空気は、上記冷
風と温風との混合割合にて定まる空気温度となって、吹
出口から車室内に吹き出される。この状態が中間期の状
態である。
【0029】上記作動時において、エアミックスダンパ
5のダンパ部材51は、その板面に空気の動圧を垂直に
受けて作動するので、同エアミックスダンパ5の操作力
は、作動の全範囲で変動が少なくなり、操作力の設定が
容易となる。
【0030】また、上記ダンパ部材51の空気流と直角
方向への移動に伴いヒータ4の前面面積即ち熱交換面積
が増減するので、冷風と温風との混合割合で決まる吹出
し空気温度とエアミックスダンパ5の操作量(作動量)
とが比例するようになる。これにより空気の吹出し温度
の調整が容易となる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、エアミックスダンパが板状に構成さ
れ、その作動範囲が空気流と直角方向への移動であるの
で、エアミックスダンパの設置及び作動に要するスペー
スが、従来のものよりも大幅に減少し、これによってケ
ーシングが小型化され全体として小型コンパクトな空気
調和装置を得ることができる。
【0032】また、上記エアミックスダンパは、常時空
気の流れの動圧を垂直に受けてかつ直線状に作動するの
で、ダンパガイドとの摺動抵抗が少なくなることによ
り、エアミックスダンパの操作力が小さくなり、かつ作
動の全範囲でその変動も小さくなる。これにより同操作
力の設定が容易となる。さらに、エアミックスダンパの
移動に伴い、ヒータの熱交換面積が増減するので、冷風
と温風の混合割合で決まる吹出し空気温度とエアミック
スダンパの作動量とが比例するようになり、吹出温度の
調整が容易となる。
【0033】さらに請求項3のようにエアミックスダン
パを構成すれば、ダンパガイドとダンパ部材との組立・
分解が簡単化され、組立工数が低減され、整備性も向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車用空気調和装置
の縦断面図(最大暖房時)。
【図2】上記実施形態における最大冷房時の状態を示す
図1応当図。
【図3】上記実施形態における中間時の状態を示す図1
応当図。
【図4】上記実施形態におけるエアミックスダンパの正
面図。
【図5】図4のA−A断面図。
【図6】図4のC−C断面図。
【図7】図4のB−B断面図。
【図8】従来の空気調和装置を示す図1応当図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 送風ファン 3 エバポレータ 4 ヒータ 5 エアミックスダンパ 51 ダンパ部材 6 ダンパガイド 7 案内溝 8 通風口 21 内気吸込口 22 外気吸込口 23 出口空気風路 24,25 空気風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 大橋 康史 (56)参考文献 特開 平1−172014(JP,A) 実開 平3−1812(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60H 1/00 102 B60H 1/00 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に空気吸込口、他端に空気吹出口が
    設けられたケーシング内に空気の上流側より送風ファ
    ン、エバポレータ、エアミックスダンパ及びヒータを順
    に配設してなる車両用空気調和装置において、上記エア
    ミックスダンパは、上記ヒータの上流位置に同ヒータに
    近接せしめられて設けられるとともに、平行に対向する
    2辺に案内溝を有する4角形のダンパガイドと、同案内
    溝内にスライド可能に嵌合された板材からなるダンパ部
    材とよりなり、空気の流れ方向と直交する方向に移動可
    に構成されてなり、同ダンパを上記ヒータの全面を全
    閉とする位置と同ヒータをバイパスするバイパス空気流
    路を全閉とする位置との間で移動可能に構成したことを
    特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記板状のエアミックスダンパは、上記
    ヒータの全面を全閉としたとき、上記バイパス空気流路
    を全開とし、同バイパス空気流路を全閉としたとき、上
    記ヒータの全面を全開とする大きさの面積となし、その
    間の位置では位置に応じた割合で上記バイパス空気流路
    と上記ヒータへの流量を配分してなる請求項1記載の車
    両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記ダンパガイドは、その内周側に上記
    案内溝を設けた一対のコの字形状の枠体を方形状に組み
    合わせて形成し、同方形状の枠体を前記ケーシング内に
    設置して上記ダンパ部材を介装してなる請求項1記載の
    車両用空気調和装置。
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