JP2831192B2 - 光源ユニット - Google Patents
光源ユニットInfo
- Publication number
- JP2831192B2 JP2831192B2 JP4033026A JP3302692A JP2831192B2 JP 2831192 B2 JP2831192 B2 JP 2831192B2 JP 4033026 A JP4033026 A JP 4033026A JP 3302692 A JP3302692 A JP 3302692A JP 2831192 B2 JP2831192 B2 JP 2831192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- light source
- laser diode
- reference surface
- source unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Led Device Packages (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームプリン
タ,複写機,ファクシミリ,写真植字機,バーコードリ
ーダー,センサ等に用いられる光源ユニットに関するも
のである。
タ,複写機,ファクシミリ,写真植字機,バーコードリ
ーダー,センサ等に用いられる光源ユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザー(例えば、レーザーダイ
オード)等から成る光源ユニットは、上記のような様々
な装置の発光源として用いられている。例えば、レーザ
ービームプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成
装置においては、感光体ドラム上に文字等の画像を高速
で形成するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。写真植字機においては、フィルム上に高
速印字するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。バーコードリーダーや各種センサにおい
ては、バーコードや物体からの反射光により情報を得る
ためのレーザービーム放射用の装置として用いられてい
る。
オード)等から成る光源ユニットは、上記のような様々
な装置の発光源として用いられている。例えば、レーザ
ービームプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成
装置においては、感光体ドラム上に文字等の画像を高速
で形成するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。写真植字機においては、フィルム上に高
速印字するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。バーコードリーダーや各種センサにおい
ては、バーコードや物体からの反射光により情報を得る
ためのレーザービーム放射用の装置として用いられてい
る。
【0003】上記光源ユニットを用いた一般的な構成と
しては、半導体レーザー1個とコリメータを構成する1
個のレンズとのペアで1本のレーザービームを形成し、
そのレーザービームをポリゴンスキャナーで反射して所
定の面上に画像を形成するものが知られている。しか
し、このような1個の半導体レーザーを用いた構成で
は、スキャニングの速度で処理速度が決まってしまうた
め、高速化には限界がある。
しては、半導体レーザー1個とコリメータを構成する1
個のレンズとのペアで1本のレーザービームを形成し、
そのレーザービームをポリゴンスキャナーで反射して所
定の面上に画像を形成するものが知られている。しか
し、このような1個の半導体レーザーを用いた構成で
は、スキャニングの速度で処理速度が決まってしまうた
め、高速化には限界がある。
【0004】そこで、上記装置による処理の高速化を図
るために、本出願人は特願平3−318493号等でマ
ルチビーム放射用の光源ユニットを提案した。その要部
の概略構成を図5に示す。
るために、本出願人は特願平3−318493号等でマ
ルチビーム放射用の光源ユニットを提案した。その要部
の概略構成を図5に示す。
【0005】図5に示す光源ユニット40は、主とし
て、レーザーダイオード49,バーボディ42,支持部
材41及び基板(図示せず)から成っている。
て、レーザーダイオード49,バーボディ42,支持部
材41及び基板(図示せず)から成っている。
【0006】レーザーダイオード49は1本のビームを
発するレーザーダイオードチップを備えており、レーザ
ーダイオード49から発せられたレーザービームは、光
学系48によって平行光にされる。尚、光学系48はレ
ーザーダイオード49から発せられたビームを平行光に
するレンズ43と鏡枠44とから成っている。
発するレーザーダイオードチップを備えており、レーザ
ーダイオード49から発せられたレーザービームは、光
学系48によって平行光にされる。尚、光学系48はレ
ーザーダイオード49から発せられたビームを平行光に
するレンズ43と鏡枠44とから成っている。
【0007】バーボディ42は、支持部材41側でXZ
平面に沿った基準面R1と、レーザーダイオード49の
取り付け側でXY平面に沿った基準面R2とを有してい
る。バーボディ42には所定の間隔で複数の穴47が形
成されており、穴47の一方の側からは基準面R2にレ
ーザーダイオード49が接触するように一部挿通され、
他方の側からはレンズ43を内部に有する鏡枠44が一
部挿通されている。前記レーザーダイオード49は、図
5に示すように、外形的には小径部と鍔状の大径部とか
ら成っており、その小径部が穴47に挿入され、大径部
が基準面R2に当接(接触)しているのである。レーザー
ダイオード49の取付けは、基準面R2に大径部を当接
させることで、基準面R2により位置決めされる。
平面に沿った基準面R1と、レーザーダイオード49の
取り付け側でXY平面に沿った基準面R2とを有してい
る。バーボディ42には所定の間隔で複数の穴47が形
成されており、穴47の一方の側からは基準面R2にレ
ーザーダイオード49が接触するように一部挿通され、
他方の側からはレンズ43を内部に有する鏡枠44が一
部挿通されている。前記レーザーダイオード49は、図
5に示すように、外形的には小径部と鍔状の大径部とか
ら成っており、その小径部が穴47に挿入され、大径部
が基準面R2に当接(接触)しているのである。レーザー
ダイオード49の取付けは、基準面R2に大径部を当接
させることで、基準面R2により位置決めされる。
【0008】支持部材41は、バーボディ42をそれぞ
れ基準面R1との接触により支持している。また、この
支持部材41は、前記基板に所定の間隔をあけて複数並
設されている。
れ基準面R1との接触により支持している。また、この
支持部材41は、前記基板に所定の間隔をあけて複数並
設されている。
【0009】尚、同図においては一部分についてのみ内
部構造を示すとともに、一部図示省略しているが、バー
ボディ42における各々の光学系48及びレーザーダイ
オード49の取付け構造はいずれについても同様であ
る。
部構造を示すとともに、一部図示省略しているが、バー
ボディ42における各々の光学系48及びレーザーダイ
オード49の取付け構造はいずれについても同様であ
る。
【0010】上記光源ユニット40では、レーザーダイ
オード49がY方向に1列に並ぶようにバーボディ42
を積層することによって、レーザーダイオード49を2
次元に広がるX−Yマトリクス状の配列としている。よ
って、1本のバーボディ42を用いた場合に比べ、用途
が広く、光源としての性能が高い。例えば、光源ユニッ
ト40全体を各レーザーダイオード49の列が被照射面
のスキャン方向に対して所定の角度傾斜した状態で、傾
斜に沿った列ごとに順に発光させるとともに電気的に発
光の時間のズレを補正すれば、各ビーム間のピッチを小
さく変化させたり、被照射面に重ねてビームを照射した
りすることが可能になる。また、図5に示すバーボディ
42をY方向に積層する際に、各レーザーダイオード4
9がX方向に所定のピッチずつずれるように位置を変え
た場合でも同様の効果を得ることができる。
オード49がY方向に1列に並ぶようにバーボディ42
を積層することによって、レーザーダイオード49を2
次元に広がるX−Yマトリクス状の配列としている。よ
って、1本のバーボディ42を用いた場合に比べ、用途
が広く、光源としての性能が高い。例えば、光源ユニッ
ト40全体を各レーザーダイオード49の列が被照射面
のスキャン方向に対して所定の角度傾斜した状態で、傾
斜に沿った列ごとに順に発光させるとともに電気的に発
光の時間のズレを補正すれば、各ビーム間のピッチを小
さく変化させたり、被照射面に重ねてビームを照射した
りすることが可能になる。また、図5に示すバーボディ
42をY方向に積層する際に、各レーザーダイオード4
9がX方向に所定のピッチずつずれるように位置を変え
た場合でも同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記積層に用
いられるバーボディ42には、支持部材41に対する当
て付け面である基準面R1及びレーザーダイオード49
に対する当て付け面である基準面R2が必要となるた
め、次のような問題が生じてしまう。
いられるバーボディ42には、支持部材41に対する当
て付け面である基準面R1及びレーザーダイオード49
に対する当て付け面である基準面R2が必要となるた
め、次のような問題が生じてしまう。
【0012】第1に、1つのバーボディ42に面精度の
良い基準面を2面形成しようとするとコストが高くなっ
てしまうという問題がある。第2に、2つの基準面を高
精度で垂直にする必要があるが、高い精度で加工するの
が容易でないため、所定の配列で精度よくビームを照射
することが難しいといった問題がある。第3に、バーボ
ディ42と基板との間に支持部材41を介在させている
ので、光源ユニット40全体のコンパクト化が図れない
といった問題がある。
良い基準面を2面形成しようとするとコストが高くなっ
てしまうという問題がある。第2に、2つの基準面を高
精度で垂直にする必要があるが、高い精度で加工するの
が容易でないため、所定の配列で精度よくビームを照射
することが難しいといった問題がある。第3に、バーボ
ディ42と基板との間に支持部材41を介在させている
ので、光源ユニット40全体のコンパクト化が図れない
といった問題がある。
【0013】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、低コスト、かつ、コンパクトであって、所定
の配列で精度よくビームを出射することができる光源ユ
ニットを提供することを目的とする。
であって、低コスト、かつ、コンパクトであって、所定
の配列で精度よくビームを出射することができる光源ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の光源ユニットは、複数の発光手段と,1つの基
準面を有するとともに該基準面を発光手段固定のための
基準面として前記基準面に前記発光手段を接触させた状
態で固定する固定部材と,前記基準面を前記固定部材固
定のための基準面として該固定部材を前記基準面との接
触状態で固定する基板とから成ることを特徴としてい
る。
本発明の光源ユニットは、複数の発光手段と,1つの基
準面を有するとともに該基準面を発光手段固定のための
基準面として前記基準面に前記発光手段を接触させた状
態で固定する固定部材と,前記基準面を前記固定部材固
定のための基準面として該固定部材を前記基準面との接
触状態で固定する基板とから成ることを特徴としてい
る。
【0015】
【作用】このような構成によると、固定部材の1つの基
準面が発光手段及び基板と接触することによってそれぞ
れの基準となるため、発光手段の固定位置は基板に対し
て正確になる。
準面が発光手段及び基板と接触することによってそれぞ
れの基準となるため、発光手段の固定位置は基板に対し
て正確になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本実施例の全体構成を概略的に示す斜視
図である。図2,図3及び図4は、それぞれ本実施例の
要部を示す背面図,平面図及び正面図である。
する。図1は、本実施例の全体構成を概略的に示す斜視
図である。図2,図3及び図4は、それぞれ本実施例の
要部を示す背面図,平面図及び正面図である。
【0017】図1に示す本実施例の光源ユニット10
は、図2及び図3に示すように複数のレーザーダイオー
ド1と,図1〜図3に示すように1つの基準面R3(た
わみが20μmの精度)を有するとともにレーザーダイ
オード1を基準面R3との接触状態で固定するバーボデ
ィ2と,図1に示すようにバーボディ2を基準面R3と
の接触状態で固定する基板30とから成っている。尚、
レーザーダイオード1は発光手段を構成し、バーボディ
2はレーザーダイオード1に対する固定部材を構成す
る。
は、図2及び図3に示すように複数のレーザーダイオー
ド1と,図1〜図3に示すように1つの基準面R3(た
わみが20μmの精度)を有するとともにレーザーダイ
オード1を基準面R3との接触状態で固定するバーボデ
ィ2と,図1に示すようにバーボディ2を基準面R3と
の接触状態で固定する基板30とから成っている。尚、
レーザーダイオード1は発光手段を構成し、バーボディ
2はレーザーダイオード1に対する固定部材を構成す
る。
【0018】前記レーザーダイオード1は、1本のレー
ザービームを発する1つのレーザーダイオードチップ及
びモニタ用フォトダイオードを備えたパッケージであ
り、フォトダイオードによってモニタすることにより各
レーザーダイオード1のレーザー発光の強さが制御され
ている。
ザービームを発する1つのレーザーダイオードチップ及
びモニタ用フォトダイオードを備えたパッケージであ
り、フォトダイオードによってモニタすることにより各
レーザーダイオード1のレーザー発光の強さが制御され
ている。
【0019】前記バーボディ2には、図1及び図3に示
すように、各レーザーダイオード1から発せられたレー
ザービームを平行光にする複数の光学系8が対応するよ
うに設けられている。この光学系8は、鏡枠4(図3)と
コリメータを構成するレンズ3(図4)とから成ってい
る。また、後述する位置決めピン22(図1)を差し込む
ための位置決め用穴24a,24b(図2,図3)と,固
定ネジ23(図1)をねじ込むための固定用穴25a,2
5b(図2,図3)とが、バーボディ2に対して1対ずつ
形成されている。
すように、各レーザーダイオード1から発せられたレー
ザービームを平行光にする複数の光学系8が対応するよ
うに設けられている。この光学系8は、鏡枠4(図3)と
コリメータを構成するレンズ3(図4)とから成ってい
る。また、後述する位置決めピン22(図1)を差し込む
ための位置決め用穴24a,24b(図2,図3)と,固
定ネジ23(図1)をねじ込むための固定用穴25a,2
5b(図2,図3)とが、バーボディ2に対して1対ずつ
形成されている。
【0020】図3に示すように、溝9を介して、一方の
取付け部分15aにはレーザーダイオード1を挿入する
ための穴18aが複数個アレイ状に形成されており、他
方の取付け部分15bには光学系8を挿入するための穴
18bが複数個アレイ状に形成されている。
取付け部分15aにはレーザーダイオード1を挿入する
ための穴18aが複数個アレイ状に形成されており、他
方の取付け部分15bには光学系8を挿入するための穴
18bが複数個アレイ状に形成されている。
【0021】穴18aと穴18bとは、レーザーダイオ
ード1と光学系8とがそれぞれ挿入されたときに、光軸
が調整されうるように対向する位置にあり、また、それ
ぞれ必要とされるレーザービームの配列(X方向)の形に
配置されている。
ード1と光学系8とがそれぞれ挿入されたときに、光軸
が調整されうるように対向する位置にあり、また、それ
ぞれ必要とされるレーザービームの配列(X方向)の形に
配置されている。
【0022】図3に示すように、レーザーダイオード1
は、先端部分を穴18a内に挿入した状態で、かつ、図
5の従来例と同様にレーザーダイオード1の一部分が基
準面R3との接触状態でYAGレーザーによる溶接等に
よって固定されている。つまり、外形的には小径部と鍔
状の大径部とから成るレーザーダイオード1の小径部を
穴18aに挿入し、大径部を基準面R3に当接(接触)さ
せることで、基準面R3により位置決めした後、上記の
ように固定することによって、取付けが行われるのであ
る。
は、先端部分を穴18a内に挿入した状態で、かつ、図
5の従来例と同様にレーザーダイオード1の一部分が基
準面R3との接触状態でYAGレーザーによる溶接等に
よって固定されている。つまり、外形的には小径部と鍔
状の大径部とから成るレーザーダイオード1の小径部を
穴18aに挿入し、大径部を基準面R3に当接(接触)さ
せることで、基準面R3により位置決めした後、上記の
ように固定することによって、取付けが行われるのであ
る。
【0023】バーボディ2の中央に溝9が形成されてい
るのは、穴18b(図3)に光学系8を挿通した状態で溝
9側又は取り付け部分15b側から光学系8の鏡枠4を
押したり引いたりすることにより、レンズ3のZ方向の
調整を行うためである。
るのは、穴18b(図3)に光学系8を挿通した状態で溝
9側又は取り付け部分15b側から光学系8の鏡枠4を
押したり引いたりすることにより、レンズ3のZ方向の
調整を行うためである。
【0024】図1に示すように、レーザーダイオード1
がX方向に1列に固定されたバーボディ2を、基板30
に固定することによってY方向に積み重ね、発光手段の
各列が等間隔で並ぶような2次元アレイとしている。
がX方向に1列に固定されたバーボディ2を、基板30
に固定することによってY方向に積み重ね、発光手段の
各列が等間隔で並ぶような2次元アレイとしている。
【0025】上記バーボディ2の基板30への固定は、
次のようにして行う。まず、図2及び図3に示すバーボ
ディ2の両端部に形成されている前記位置決め用穴24
a,24bを、基板30に等間隔で設けられた穴(図示
せず)に合わせ、図1に示すように位置決めピン(平行ピ
ン)22を差し込むことによって位置決めを行う。次
に、図2及び図3に示すバーボディ2の両端部の固定用
穴25a,25bを、基板30に設けられた穴(図示せ
ず)に合わせ、図1に示すように固定ネジ23をねじ込
むことによって固定を行う。尚、接着剤等を用いた一般
的な固定方法により行うことも可能である。
次のようにして行う。まず、図2及び図3に示すバーボ
ディ2の両端部に形成されている前記位置決め用穴24
a,24bを、基板30に等間隔で設けられた穴(図示
せず)に合わせ、図1に示すように位置決めピン(平行ピ
ン)22を差し込むことによって位置決めを行う。次
に、図2及び図3に示すバーボディ2の両端部の固定用
穴25a,25bを、基板30に設けられた穴(図示せ
ず)に合わせ、図1に示すように固定ネジ23をねじ込
むことによって固定を行う。尚、接着剤等を用いた一般
的な固定方法により行うことも可能である。
【0026】尚、基板30の穴32は、レーザーダイオ
ード1と接続されるリード線が、穴32を通って光源ユ
ニット10外で接続されうるようにするために設けられ
ている。
ード1と接続されるリード線が、穴32を通って光源ユ
ニット10外で接続されうるようにするために設けられ
ている。
【0027】上記のように、バーボディ2の当て付けに
用いる基準面とレーザーダイオード1の当て付けに用い
る基準面とを、基準面R3で兼用することによって、フ
ライス,加工,研磨面が1面ですむため、低コスト化を
図ることが可能となるのである。また、基準面相互の位
置関係に要求されるような精度が不要となるので、組立
品の精度の向上及びコストダウンも図られ、バーボディ
2の小型化,集積効率の向上によりコンパクト化も図ら
れる。
用いる基準面とレーザーダイオード1の当て付けに用い
る基準面とを、基準面R3で兼用することによって、フ
ライス,加工,研磨面が1面ですむため、低コスト化を
図ることが可能となるのである。また、基準面相互の位
置関係に要求されるような精度が不要となるので、組立
品の精度の向上及びコストダウンも図られ、バーボディ
2の小型化,集積効率の向上によりコンパクト化も図ら
れる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、固定
部材には1つの基準面が設けられていればよいので、光
源ユニットを低コスト、かつ、コンパクトにすることが
可能となる。更に、固定部材が複数の発光手段を前記基
準面との接触状態で固定し、かつ、基板に基準面との接
触状態で固定されるので、基板に対する発光手段の固定
位置が正確になり、所定の配列で精度よくビームを出射
することができる光源ユニットを実現することができ
る。それにより、よりきめ細かな画像処理等を行うこと
が可能となる。
部材には1つの基準面が設けられていればよいので、光
源ユニットを低コスト、かつ、コンパクトにすることが
可能となる。更に、固定部材が複数の発光手段を前記基
準面との接触状態で固定し、かつ、基板に基準面との接
触状態で固定されるので、基板に対する発光手段の固定
位置が正確になり、所定の配列で精度よくビームを出射
することができる光源ユニットを実現することができ
る。それにより、よりきめ細かな画像処理等を行うこと
が可能となる。
【図1】本発明の実施例の構成を示す外観斜視図。
【図2】本発明の実施例の要部構成を示す背面図。
【図3】本発明の実施例の要部構成を示す平面図。
【図4】本発明の実施例の要部構成を示す正面図。
【図5】従来例の構成を示す外観斜視図。
1 …レーザーダイオード 2 …バーボディ 3 …レンズ 4 …鏡枠 8 …光学系 9 …溝 10 …光源ユニット 15a,15b …取り付け部分 18a,18b …穴 22 …位置決めピン 23 …固定ネジ 24a,24b …位置決め用穴 25a,25b …固定用穴 30 …基板 32 …穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−192579(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18 H01L 33/00
Claims (1)
- 【請求項1】複数の発光手段と,1つの基準面を有する
とともに該基準面を発光手段固定のための基準面として
前記基準面に前記発光手段を接触させた状態で固定する
固定部材と,前記基準面を前記固定部材固定のための基
準面として該固定部材を前記基準面との接触状態で固定
する基板とから成ることを特徴とする光源ユニット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033026A JP2831192B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 光源ユニット |
US07/964,155 US5617441A (en) | 1991-10-21 | 1992-10-21 | Light source unit and its manufacturing method, adjusting method and adjusting apparatus |
DE4235549A DE4235549C2 (de) | 1991-10-21 | 1992-10-21 | Gerät zum Justieren einer Lichtquelleneinheit |
US08/592,524 US5645739A (en) | 1991-10-21 | 1996-01-26 | Method of manufacturing a light source unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033026A JP2831192B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 光源ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05235478A JPH05235478A (ja) | 1993-09-10 |
JP2831192B2 true JP2831192B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12375277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4033026A Expired - Lifetime JP2831192B2 (ja) | 1991-10-21 | 1992-02-20 | 光源ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831192B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4033026A patent/JP2831192B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05235478A (ja) | 1993-09-10 |
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