JP2830894B2 - ハーネスサブアッシーの製造方法 - Google Patents
ハーネスサブアッシーの製造方法Info
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- JP2830894B2 JP2830894B2 JP5168845A JP16884593A JP2830894B2 JP 2830894 B2 JP2830894 B2 JP 2830894B2 JP 5168845 A JP5168845 A JP 5168845A JP 16884593 A JP16884593 A JP 16884593A JP 2830894 B2 JP2830894 B2 JP 2830894B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電線の両端部に接続し
た端子をＵターンさせた状態でコネクタハウジングに挿
入させ得るハーネスサブアッシーの製造方法に関するも
のである。
た端子をＵターンさせた状態でコネクタハウジングに挿
入させ得るハーネスサブアッシーの製造方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図６は、特開昭６１−１０４５７８号公
報に記載された従来のハーネスサブアッシーの製造方法
を示すものである。この製造方法は、先ず電線３６の両
端部に圧着させた端子３７，３８の一方を順送ライン３
９の終端部でコネクタハウジング４０内にハウジング４
０の一端側から挿入させ、次いで他方の端子３８を移装
台４１の移載ヘッド４２により配列ステーション４３上
の挟持部４４へと並べ換える。この並べ換えは他方の端
子３８を次工程内のコネクタハウジング４５の所要位置
に順に挿入させるためのものである。そして移送された
ステーション４３上でコネクタハウジング４５に端子３
８をハウジング４５の一端側から順に挿入して一組のハ
ーネスサブアッシー４６を得る。
報に記載された従来のハーネスサブアッシーの製造方法
を示すものである。この製造方法は、先ず電線３６の両
端部に圧着させた端子３７，３８の一方を順送ライン３
９の終端部でコネクタハウジング４０内にハウジング４
０の一端側から挿入させ、次いで他方の端子３８を移装
台４１の移載ヘッド４２により配列ステーション４３上
の挟持部４４へと並べ換える。この並べ換えは他方の端
子３８を次工程内のコネクタハウジング４５の所要位置
に順に挿入させるためのものである。そして移送された
ステーション４３上でコネクタハウジング４５に端子３
８をハウジング４５の一端側から順に挿入して一組のハ
ーネスサブアッシー４６を得る。
【０００３】しかしながら、上記従来の製造方法にあっ
ては、図７の如く左右各一対のコネクタハウジング４
０′，４５′を有するハーネスサブアッシー４６′に端
子付電線４７を鎖線で示す如くＵターンさせて配索させ
るためには、工程内で一方の端子３７ないし３８を挿入
させずに外したままの状態にさせ、サブアッシー４６′
を工程から取り出した後で該端子３７，３８を手作業で
コネクタハウジング４０′，４５′内に挿入するという
手順を踏まなければならず、作業工数が増大するという
問題があった。
ては、図７の如く左右各一対のコネクタハウジング４
０′，４５′を有するハーネスサブアッシー４６′に端
子付電線４７を鎖線で示す如くＵターンさせて配索させ
るためには、工程内で一方の端子３７ないし３８を挿入
させずに外したままの状態にさせ、サブアッシー４６′
を工程から取り出した後で該端子３７，３８を手作業で
コネクタハウジング４０′，４５′内に挿入するという
手順を踏まなければならず、作業工数が増大するという
問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、コネクタに対する端子付電線のＵターン配索を
手間をかけずに行わせ得るハーネスサブアッシーの製造
方法を提供することを目的とする。
に鑑み、コネクタに対する端子付電線のＵターン配索を
手間をかけずに行わせ得るハーネスサブアッシーの製造
方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左右二列に並設された搬送クランプに電
線の両端部を各々挟持させ、該両端部に端子を接続させ
て該端子をコネクタハウジングに挿入させるハーネスサ
ブアッシーの製造方法において、一方列ないし他方列の
該搬送クランプに挟持された該電線の一端部を、左右方
向に移動自在で且つ昇降及び反転可能な移動チャックに
より該搬送クランプから離脱させ且つ反転させて該電線
の他端部と平行に他方列ないし一方列の搬送クランプに
挟持させることにより、前記端子をＵターンさせた状態
でコネクタハウジングに挿入可能としたことを特徴とす
る。
に、本発明は、左右二列に並設された搬送クランプに電
線の両端部を各々挟持させ、該両端部に端子を接続させ
て該端子をコネクタハウジングに挿入させるハーネスサ
ブアッシーの製造方法において、一方列ないし他方列の
該搬送クランプに挟持された該電線の一端部を、左右方
向に移動自在で且つ昇降及び反転可能な移動チャックに
より該搬送クランプから離脱させ且つ反転させて該電線
の他端部と平行に他方列ないし一方列の搬送クランプに
挟持させることにより、前記端子をＵターンさせた状態
でコネクタハウジングに挿入可能としたことを特徴とす
る。
【０００６】
【作用】製造工程内において電線の一端部が移動チャッ
クによりＵターンされて他端部と同じ側の搬送クランプ
に移し換えられる。そして該電線の両端末部の端子がそ
れぞれ同一方向のコネクタハウジングに挿入され、端子
付電線のＵターン配索が行われる。
クによりＵターンされて他端部と同じ側の搬送クランプ
に移し換えられる。そして該電線の両端末部の端子がそ
れぞれ同一方向のコネクタハウジングに挿入され、端子
付電線のＵターン配索が行われる。
【０００７】
【実施例】図１〜２は、本発明に係るハーネスサブアッ
シーの製造方法の一実施例を示すものである。この製造
方法は、左右一対の搬送ベルト１，１′上にそれぞれ複
数の搬送クランプ２，２′を等間隔に設け、電線供給及
び切断装置３から該搬送ベルト１，１′の前端部上に送
り出された定寸の電線４を左右の搬送クランプ２，２′
に案内挟持させ、該切断装置３から電線搬送方向（矢印
イ方向）にやや位相した位置に設けた電線Ｕターン装置
５の移動チャック６で所要の電線４′の一端部４ａを一
方列ないし他方列のベルト１，１′の搬送クランプ２，
２′から離脱させてＵターンさせ、該一端部４ａを他端
部４ｂと平行に他方列ないし一方列のベルト１′，１の
搬送クランプ２′，２に挟持させるものである。
シーの製造方法の一実施例を示すものである。この製造
方法は、左右一対の搬送ベルト１，１′上にそれぞれ複
数の搬送クランプ２，２′を等間隔に設け、電線供給及
び切断装置３から該搬送ベルト１，１′の前端部上に送
り出された定寸の電線４を左右の搬送クランプ２，２′
に案内挟持させ、該切断装置３から電線搬送方向（矢印
イ方向）にやや位相した位置に設けた電線Ｕターン装置
５の移動チャック６で所要の電線４′の一端部４ａを一
方列ないし他方列のベルト１，１′の搬送クランプ２，
２′から離脱させてＵターンさせ、該一端部４ａを他端
部４ｂと平行に他方列ないし一方列のベルト１′，１の
搬送クランプ２′，２に挟持させるものである。
【０００８】該搬送クランプ２，２′は図示しないシリ
ンダにより左右に開いて、供給及び切断装置３から送り
出された定寸の電線４を図示しないばねの反力で挟持さ
せる。該電線４の一端部４ａを搬送クランプ２，２′か
ら離脱させる移動チャック６はロータ手段７により反転
可能であり、且つ左右方向（ベルト横断方向）に延びた
シャフト８上を往復移動可能である。
ンダにより左右に開いて、供給及び切断装置３から送り
出された定寸の電線４を図示しないばねの反力で挟持さ
せる。該電線４の一端部４ａを搬送クランプ２，２′か
ら離脱させる移動チャック６はロータ手段７により反転
可能であり、且つ左右方向（ベルト横断方向）に延びた
シャフト８上を往復移動可能である。
【０００９】ここで左右の搬送クランプ２，２′に挟持
され、あるいはＵターンされた電線４，４′は、搬送ベ
ルト１，１′の両側に設置されたトリミング装置９によ
り電線端４ａ，４ｂの出代を一定に揃えられ、皮剥き装
置１０により先端の被覆を剥がされる。次いで圧着プレ
ス１１により電線端部４ａ，４ｂの露出導体に端子１２
を圧着接続させる。さらに該搬送ベルト１，１′の後端
部においてこの端子付電線１３は把持ハンド１４により
次の並び換え工程１５に移送される。
され、あるいはＵターンされた電線４，４′は、搬送ベ
ルト１，１′の両側に設置されたトリミング装置９によ
り電線端４ａ，４ｂの出代を一定に揃えられ、皮剥き装
置１０により先端の被覆を剥がされる。次いで圧着プレ
ス１１により電線端部４ａ，４ｂの露出導体に端子１２
を圧着接続させる。さらに該搬送ベルト１，１′の後端
部においてこの端子付電線１３は把持ハンド１４により
次の並び換え工程１５に移送される。
【００１０】この並び換え工程１５は、搬送ベルト１
６，１６′上に緊密に設けた搬送クランプ１７，１７′
に端子付電線１３を該搬送ベルト１６，１６′の前半部
においてコネクタへの挿入順に並び換えるものであり、
該搬送ベルト１６，１６′の後半部における端子挿入工
程２１で端子付電線１３の端子１２は把持ハンド１８に
より、ベルト１６，１６′の両側に配置された複数のコ
ネクタハウジング１９，１９′内に順次挿入される。
６，１６′上に緊密に設けた搬送クランプ１７，１７′
に端子付電線１３を該搬送ベルト１６，１６′の前半部
においてコネクタへの挿入順に並び換えるものであり、
該搬送ベルト１６，１６′の後半部における端子挿入工
程２１で端子付電線１３の端子１２は把持ハンド１８に
より、ベルト１６，１６′の両側に配置された複数のコ
ネクタハウジング１９，１９′内に順次挿入される。
【００１１】所要の端子付電線１３′は最前の工程にお
いてＵターン装置５により反転されているから、搬送ベ
ルト１６，１６′の片側に並んだコネクタハウジング１
９ないし１９′に対して該端子付電線１３′の両端部の
端子１２が同一方向から挿入される。そして図３に示す
ようなＵターン線１３′を含んだハーネスサブアッシー
２０が完成される。
いてＵターン装置５により反転されているから、搬送ベ
ルト１６，１６′の片側に並んだコネクタハウジング１
９ないし１９′に対して該端子付電線１３′の両端部の
端子１２が同一方向から挿入される。そして図３に示す
ようなＵターン線１３′を含んだハーネスサブアッシー
２０が完成される。
【００１２】図４〜５は上記電線Ｕターン装置５の詳細
を示すものであり、図４の如く移動チャック６は一対の
くの字状のリンク２２，２２により構成され、シリンダ
２３内でばね２４により付勢された環状ピストン２５に
基端部２２ａを軸支され、該ピストン２５の昇降により
リンク先端部２２ｂを開閉可能である。さらに該環状ピ
ストン２５の中央に別シリンダ２６で駆動されるプラン
ジャ２７が設けられ、該プランジャ２７先端のブレード
２８により搬送クリップ２を押し拡げ可能である。また
該チャック６とプランジャ２７とを有する本体３１はロ
ータギヤ２９を介してモータないしハイロータ３０で１
８０°反転可能である。
を示すものであり、図４の如く移動チャック６は一対の
くの字状のリンク２２，２２により構成され、シリンダ
２３内でばね２４により付勢された環状ピストン２５に
基端部２２ａを軸支され、該ピストン２５の昇降により
リンク先端部２２ｂを開閉可能である。さらに該環状ピ
ストン２５の中央に別シリンダ２６で駆動されるプラン
ジャ２７が設けられ、該プランジャ２７先端のブレード
２８により搬送クリップ２を押し拡げ可能である。また
該チャック６とプランジャ２７とを有する本体３１はロ
ータギヤ２９を介してモータないしハイロータ３０で１
８０°反転可能である。
【００１３】そして図４(b) 及び図５(a) の如く電線
４′の一端部４ａをチャック６で把持すると同時に下降
したブレード２８で一方列のベルト１上のクリップ２を
押し拡げる。該チャック６は図５(a) の如くクリップ２
の前後に各一対対向して設けられる。次いで図４(c) の
如く該チャック６で電線４′の一端部４ａを持ち上げて
クリップ２から離脱させ、図５(b) の如くロータ手段２
９，３０で反転させて他方列のベルト１′のクリップ
２′上に該電線４′の一端部４ａを位置させる。そして
図４(d) の如く他方列の搬送クリップ２′に該一端部ａ
をブレード２８により押圧挿入させ、挿入完了と同時に
該ブレード２８を昇降させ、次いでチャック６を開かせ
る。これにより電線４′のＵターン配索が完了する。な
お、上記電線Ｕターン装置５の配設位置は端子圧着工程
１１と端子挿入工程２１との間でも可能である。
４′の一端部４ａをチャック６で把持すると同時に下降
したブレード２８で一方列のベルト１上のクリップ２を
押し拡げる。該チャック６は図５(a) の如くクリップ２
の前後に各一対対向して設けられる。次いで図４(c) の
如く該チャック６で電線４′の一端部４ａを持ち上げて
クリップ２から離脱させ、図５(b) の如くロータ手段２
９，３０で反転させて他方列のベルト１′のクリップ
２′上に該電線４′の一端部４ａを位置させる。そして
図４(d) の如く他方列の搬送クリップ２′に該一端部ａ
をブレード２８により押圧挿入させ、挿入完了と同時に
該ブレード２８を昇降させ、次いでチャック６を開かせ
る。これにより電線４′のＵターン配索が完了する。な
お、上記電線Ｕターン装置５の配設位置は端子圧着工程
１１と端子挿入工程２１との間でも可能である。
【００１４】
【発明の効果】以上の如くに本発明によれば、ハーネス
サブアッシーの製造ライン内において自動的に電線をＵ
ターンさせるから、コネクタに対して端子付電線を手間
をかけずにＵターン配索させることができ、作業工数の
低減が達成される。
サブアッシーの製造ライン内において自動的に電線をＵ
ターンさせるから、コネクタに対して端子付電線を手間
をかけずにＵターン配索させることができ、作業工数の
低減が達成される。
【図１】本発明に係るハーネスサブアッシーの製造方法
の一実施例を示す全体斜視図である。
の一実施例を示す全体斜視図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】端子付電線をＵターン配索させたハーネスサブ
アッシーを示す斜視図である。
アッシーを示す斜視図である。
【図４】電線Ｕターン装置の作用を示す正面側縦断面図
であり、(a) は一方のクリップの電線を取りに行く状
態、(b) はチャックで電線を挟んだ状態、(c) はクリッ
プから電線を抜き出した状態、(d) は他方のクリップに
電線を挿入した状態を示す。
であり、(a) は一方のクリップの電線を取りに行く状
態、(b) はチャックで電線を挟んだ状態、(c) はクリッ
プから電線を抜き出した状態、(d) は他方のクリップに
電線を挿入した状態を示す。
【図５】同じく電線Ｕターン装置の作用を示す側面側縦
断面図であり、(a) は一方のクリップから電線を抜き出
した状態、(b) は他方のクリップに電線を挿入する状態
を示す。
断面図であり、(a) は一方のクリップから電線を抜き出
した状態、(b) は他方のクリップに電線を挿入する状態
を示す。
【図６】従来例を示す平面図である。
【図７】同じく自動組付ライン内で製造したハーネスサ
ブアッシーを示す斜視図である。
ブアッシーを示す斜視図である。
２，２′ 搬送クランプ ４，４′ 電線 ４ａ，４ｂ 端部 ６ 移動チャック １２ 端子 １９，１９′ コネクタハウジング ２０ ハーネスサブアッシー ２９ ロータギヤ ３０ モータないしハイロータ
Claims (1)
- 【請求項１】 左右二列に並設された搬送クランプに電
線の両端部を各々挟持させ、該両端部に端子を接続させ
て該端子をコネクタハウジングに挿入させるハーネスサ
ブアッシーの製造方法において、一方列ないし他方列の
該搬送クランプに挟持された該電線の一端部を、左右方
向に移動自在で且つ昇降及び反転可能な移動チャックに
より該搬送クランプから離脱させ且つ反転させて該電線
の他端部と平行に他方列ないし一方列の搬送クランプに
挟持させることにより、前記端子をＵターンさせた状態
でコネクタハウジングに挿入可能としたことを特徴とす
るハーネスサブアッシーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168845A JP2830894B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ハーネスサブアッシーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168845A JP2830894B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ハーネスサブアッシーの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729662A JPH0729662A (ja) | 1995-01-31 |
| JP2830894B2 true JP2830894B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15875606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5168845A Expired - Lifetime JP2830894B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ハーネスサブアッシーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830894B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4934468B2 (ja) | 2006-11-17 | 2012-05-16 | 古河電気工業株式会社 | 電線の端子圧着装置及び電線の端子圧着方法 |
| US7768155B2 (en) | 2008-10-10 | 2010-08-03 | Enphase Energy, Inc. | Method and apparatus for improved burst mode during power conversion |
| WO2016064842A1 (en) * | 2014-10-20 | 2016-04-28 | Enphase Energy, Inc. | Method and apparatus for securing a segmented power cable for shipping and storage |
| CN113675703B (zh) * | 2021-08-20 | 2023-12-26 | 维尔斯电子(昆山)有限公司 | 一种双头电源线的全自动组装生产线 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5168845A patent/JP2830894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0729662A (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980825 |