JP2830362B2 - 送受信装置 - Google Patents
送受信装置Info
- Publication number
- JP2830362B2 JP2830362B2 JP2113268A JP11326890A JP2830362B2 JP 2830362 B2 JP2830362 B2 JP 2830362B2 JP 2113268 A JP2113268 A JP 2113268A JP 11326890 A JP11326890 A JP 11326890A JP 2830362 B2 JP2830362 B2 JP 2830362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic devices
- various electronic
- information
- remote control
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホーム・バスシステム等の複数の電子機器の
制御方式に係り、特に送受信装置に関する。
制御方式に係り、特に送受信装置に関する。
本発明はホーム・バスシステム等の複数の電子機器の
制御方式に関し、オーディオ信号やビデオ信号の情報を
送出できる各種電子機器を集中的に配設し、各種電子機
器を制御する主制御手段と、この主制御手段を介して配
信される情報を、各種電子機器が配設された部屋とは離
間した箇所で適宜視聴できるように伝送路を介して受信
する副制御手段とを備えた送受信装置において、副制御
手段から伝送路を介して送信されてくる各種電子機器に
対する遠隔制御信号を、主制御手段と伝送線を介して接
続されている各種電子機器に対しては遠隔制御信号を時
間的にオーバーラップさせ送信する送信手段と、主制御
手段とは直接接続されていない各種電子機器に対しては
遠隔制御手段を時系列に離間させて送信する送信手段と
を備えた送受信装置と成したものである。
制御方式に関し、オーディオ信号やビデオ信号の情報を
送出できる各種電子機器を集中的に配設し、各種電子機
器を制御する主制御手段と、この主制御手段を介して配
信される情報を、各種電子機器が配設された部屋とは離
間した箇所で適宜視聴できるように伝送路を介して受信
する副制御手段とを備えた送受信装置において、副制御
手段から伝送路を介して送信されてくる各種電子機器に
対する遠隔制御信号を、主制御手段と伝送線を介して接
続されている各種電子機器に対しては遠隔制御信号を時
間的にオーバーラップさせ送信する送信手段と、主制御
手段とは直接接続されていない各種電子機器に対しては
遠隔制御手段を時系列に離間させて送信する送信手段と
を備えた送受信装置と成したものである。
近時、家庭内で、例えばパーソナルコンピュータ、照
明制御端末、ガス漏れ検出手段等の各種電子機器を伝送
用ケーブルで結合し、各種制御を行なうホーム・バスシ
ステムが実用化されている。更に本出願人はオーディオ
やビデオ情報を家庭内で各部屋に1ヶ所から有線で配分
して、適宜情報の視聴が行なえるマルチ・リンクシステ
ム(以下MLSと記す)等も提案した。このMLSは第5図に
示す様に構成されている。
明制御端末、ガス漏れ検出手段等の各種電子機器を伝送
用ケーブルで結合し、各種制御を行なうホーム・バスシ
ステムが実用化されている。更に本出願人はオーディオ
やビデオ情報を家庭内で各部屋に1ヶ所から有線で配分
して、適宜情報の視聴が行なえるマルチ・リンクシステ
ム(以下MLSと記す)等も提案した。このMLSは第5図に
示す様に構成されている。
同図で、家屋(1)内の複数の部屋のうち例えば、地
下室或は応接室等をマスタールーム(2)とし、このマ
スタールーム(2)内にマルチプリアンプ等のマルチリ
ンクセンタ(3)を設け、このマルチリンクセンタ
(3)で駆動される複数の機器例えばCDプレーヤ
(4)、テープカセットデッキ(5)、DATデッキ
(6)、AM,FMチューナ(7)、VTR(8)、レーザディ
スクプレーヤ(9)、左右スピーカ(12L)(12R)を含
むメインアンプ(10)、TV受像機(13)等を集中的に配
設し、マスタールーム(2)内でもリモコン(14)等の
操作でこれら複数の機器内の好みのオーディオ情報(1
6)やビデオ情報(15)が視聴出来る様になされてい
る。このマスタールーム(2)内のマルチリンクセンタ
(3)には有線TV(CATV)情報等が混合器(17a)及び
ケーブル(18)を介して供給されると共に、マスタール
ーム(2)内に集中的に配設したオーディオ情報(16)
やビデオ情報(15)を混合器(17a)と分配器(17b)を
介して複数のルーム(20)(21)(22)(23)で適宜に
リモートコントローラ(以下リモコンと記す)(14a)
〜(14c)により視聴出来る様にケーブル(19)の配線
によって分配されている。各ルーム(20)(21)(22)
にはマルチルンクレシーバ(25)(26)(27)が設けら
れ、マルチリンクレシーバ(25)には左右スピーカ(28
L)(28R)が配設され、ルーム(20)では例えば、CDプ
レーヤ(4)等からのオーディオ情報(16)を聴く様に
成され、ルーム(21)ではマルチレシーバ(26)と左右
スピーカ(29L)(29R)とTV受像機(30)が配設され、
例えばVTR(9)等からのビデオ情報(15)がリモコン
(14b)の操作で視ることが出来る。ルーム(22)では
リモコン(14c)の操作によって、例えばDAT(6)等か
らのオーディオ情報(16)をマルチリンクレシーバ(2
7)及び左右スピーカ(30L)(30R)で聴くことが出来
る。ルーム(23)ではTV受像機(31)が配設され、CATV
が視られる様に成されている。
下室或は応接室等をマスタールーム(2)とし、このマ
スタールーム(2)内にマルチプリアンプ等のマルチリ
ンクセンタ(3)を設け、このマルチリンクセンタ
(3)で駆動される複数の機器例えばCDプレーヤ
(4)、テープカセットデッキ(5)、DATデッキ
(6)、AM,FMチューナ(7)、VTR(8)、レーザディ
スクプレーヤ(9)、左右スピーカ(12L)(12R)を含
むメインアンプ(10)、TV受像機(13)等を集中的に配
設し、マスタールーム(2)内でもリモコン(14)等の
操作でこれら複数の機器内の好みのオーディオ情報(1
6)やビデオ情報(15)が視聴出来る様になされてい
る。このマスタールーム(2)内のマルチリンクセンタ
(3)には有線TV(CATV)情報等が混合器(17a)及び
ケーブル(18)を介して供給されると共に、マスタール
ーム(2)内に集中的に配設したオーディオ情報(16)
やビデオ情報(15)を混合器(17a)と分配器(17b)を
介して複数のルーム(20)(21)(22)(23)で適宜に
リモートコントローラ(以下リモコンと記す)(14a)
〜(14c)により視聴出来る様にケーブル(19)の配線
によって分配されている。各ルーム(20)(21)(22)
にはマルチルンクレシーバ(25)(26)(27)が設けら
れ、マルチリンクレシーバ(25)には左右スピーカ(28
L)(28R)が配設され、ルーム(20)では例えば、CDプ
レーヤ(4)等からのオーディオ情報(16)を聴く様に
成され、ルーム(21)ではマルチレシーバ(26)と左右
スピーカ(29L)(29R)とTV受像機(30)が配設され、
例えばVTR(9)等からのビデオ情報(15)がリモコン
(14b)の操作で視ることが出来る。ルーム(22)では
リモコン(14c)の操作によって、例えばDAT(6)等か
らのオーディオ情報(16)をマルチリンクレシーバ(2
7)及び左右スピーカ(30L)(30R)で聴くことが出来
る。ルーム(23)ではTV受像機(31)が配設され、CATV
が視られる様に成されている。
上述のマスタールーム(2)内のマルチリンクセンタ
と各種電子機器(4)〜(10)との情報授受を、更に詳
記すると、マスタルーム(2)内では混合器(17a)か
らのTV,CATV情報及び各ルームからの制御信号は2分配
器(32)に供給される。2分配器(32)ではCATV,TV,FM
等のRF信号を3分配器(33)に供給すると共にオーディ
オ情報(16)やビデオ情報(15)(以下AV情報と記す)
並にリモコン制御信号をマルチリンクセンタ(3)に分
配する。マルチリンクセンタ(3)とソース源である各
種電子機器(4)〜(9)は制御ライン(34)で直列的
に結ばれている。AV情報はA/Vライン(35)を介してマ
ルチリンクセンタ(3)に並列的に供給され、AV情報は
このマルチリンクセンタ(3)→2分配器(32)→ケー
ブル(18)→混合器(17a)→分配器(17b)→ケーブル
(19)の経路で各ルーム(20)〜(23)内のマルチリン
クレシーバ(25)〜(27)に供給される。
と各種電子機器(4)〜(10)との情報授受を、更に詳
記すると、マスタルーム(2)内では混合器(17a)か
らのTV,CATV情報及び各ルームからの制御信号は2分配
器(32)に供給される。2分配器(32)ではCATV,TV,FM
等のRF信号を3分配器(33)に供給すると共にオーディ
オ情報(16)やビデオ情報(15)(以下AV情報と記す)
並にリモコン制御信号をマルチリンクセンタ(3)に分
配する。マルチリンクセンタ(3)とソース源である各
種電子機器(4)〜(9)は制御ライン(34)で直列的
に結ばれている。AV情報はA/Vライン(35)を介してマ
ルチリンクセンタ(3)に並列的に供給され、AV情報は
このマルチリンクセンタ(3)→2分配器(32)→ケー
ブル(18)→混合器(17a)→分配器(17b)→ケーブル
(19)の経路で各ルーム(20)〜(23)内のマルチリン
クレシーバ(25)〜(27)に供給される。
マスタールーム(2)内の2分配器(32)で分配され
たCATV等のRF信号は3分配器(33)で例えば、CATV用の
TV受像機(13)のTV用のRF信号、チューナ(7)のFM用
のRF信号、VTR(9)のTV用のRF信号等に分配されてい
る。
たCATV等のRF信号は3分配器(33)で例えば、CATV用の
TV受像機(13)のTV用のRF信号、チューナ(7)のFM用
のRF信号、VTR(9)のTV用のRF信号等に分配されてい
る。
上述の従来構成のMLSではマルチリンクセンタ(3)
と各ルームのマルチリンクレシーバ(25)(26)(27)
間でリモコン(14a)〜(14c)から供給されるリモコン
制御信号としては現在出願人が統一して使用されている
SIRCS:サークス(Sony Infrared Renote Control Syste
m)が用いられている。このSIRCS方式は赤外線デジタル
コード方式のリモコンのフォーマットであり、第6図に
コードフォーマットを示す。通常15ビット(又は12ビッ
ト)で構成され、スタートを規定する識別信号としての
ガイドパルス(36)と、このガイドパルスに続く2゜よ
り始まる15ビット(又は12ビット)の2進コードを用い
7ビットで制御機能を表すデータコード(37)を有し、
このコードの後の8ビット(又は5ビット)で商品カテ
ゴリを表す商品コード(38)で1フレーム(45ms)を構
成している。この様なSIRCS用の制御信号を用いて、マ
スタールーム(2)内の所定のソース源から各ルーム
(20)〜(23)で情報を視聴する際に第7図Aに示す様
に各ルーム(20)〜(23)のリモコン(14a)〜(14n)
から略同時に、マルチリンクセンタ(3)に例えば、CD
プレーヤ(4)、レーザディスクプレーヤ(9)、DAT
デッキ(6)及びVTR(8)からのAV情報を要求して来
たとすれば、マルチリンクセンタ(3)ではこれらのリ
モコンからのSIRCS信号を整理して、直列的に例えば、C
D情報、LD情報、DAT情報、VTR情報の順に送出してい
る。この様なSIRSC制御信号は第6図に示されている様
に1フレームが45msであるが、確実性を増すために2回
以上の一致をみている。この為に1つのコマンド処理を
行なうために2フレーム分の90ms、即ち略100msを要
し、第7図Bの様に4個の異なるAV情報(4a)(9a)
(6a)(9a)を各ルーム(20)〜(23)に伝送するには
コマンド受信から400msの時間が必要になる。即ちn人
のユーザがn個の部屋から同時にリモコンを操作する最
悪の場合100×n ms後にAV情報を視聴することになりか
なりの待時間を必要とする問題があった。
と各ルームのマルチリンクレシーバ(25)(26)(27)
間でリモコン(14a)〜(14c)から供給されるリモコン
制御信号としては現在出願人が統一して使用されている
SIRCS:サークス(Sony Infrared Renote Control Syste
m)が用いられている。このSIRCS方式は赤外線デジタル
コード方式のリモコンのフォーマットであり、第6図に
コードフォーマットを示す。通常15ビット(又は12ビッ
ト)で構成され、スタートを規定する識別信号としての
ガイドパルス(36)と、このガイドパルスに続く2゜よ
り始まる15ビット(又は12ビット)の2進コードを用い
7ビットで制御機能を表すデータコード(37)を有し、
このコードの後の8ビット(又は5ビット)で商品カテ
ゴリを表す商品コード(38)で1フレーム(45ms)を構
成している。この様なSIRCS用の制御信号を用いて、マ
スタールーム(2)内の所定のソース源から各ルーム
(20)〜(23)で情報を視聴する際に第7図Aに示す様
に各ルーム(20)〜(23)のリモコン(14a)〜(14n)
から略同時に、マルチリンクセンタ(3)に例えば、CD
プレーヤ(4)、レーザディスクプレーヤ(9)、DAT
デッキ(6)及びVTR(8)からのAV情報を要求して来
たとすれば、マルチリンクセンタ(3)ではこれらのリ
モコンからのSIRCS信号を整理して、直列的に例えば、C
D情報、LD情報、DAT情報、VTR情報の順に送出してい
る。この様なSIRSC制御信号は第6図に示されている様
に1フレームが45msであるが、確実性を増すために2回
以上の一致をみている。この為に1つのコマンド処理を
行なうために2フレーム分の90ms、即ち略100msを要
し、第7図Bの様に4個の異なるAV情報(4a)(9a)
(6a)(9a)を各ルーム(20)〜(23)に伝送するには
コマンド受信から400msの時間が必要になる。即ちn人
のユーザがn個の部屋から同時にリモコンを操作する最
悪の場合100×n ms後にAV情報を視聴することになりか
なりの待時間を必要とする問題があった。
本発明は叙上の問題点を解消するために成されたもの
で、その目的とするところは制御信号の処理時間を短縮
すると共にSIRCS方式の制御機能を持っていない電子機
器でもマスタールーム(2)内に配設してMLSが構築出
来る様な送受信装置を得る様にしたものである。
で、その目的とするところは制御信号の処理時間を短縮
すると共にSIRCS方式の制御機能を持っていない電子機
器でもマスタールーム(2)内に配設してMLSが構築出
来る様な送受信装置を得る様にしたものである。
本発明はオーディオ信号やビデオ信号の情報を送出で
きる各種電子機器(4)〜(13)を集中的に配設し、該
各種電子機器(4)〜(13)を制御する主制御手段
(3)と、主制御手段(3)を介して配信される情報
を、各種電子機器(4)〜(13)が配設された部屋とは
離間した箇所で適宜視聴できるように伝送路(19)を介
して受信する副制御手段(25)〜(27)とを備えた送受
信装置において、副制御手段(25)〜(27)から伝送路
(19)を介して送信されてくる各種電子機器(4)〜
(13)に対する遠隔制御信号を、主制御手段(3)と伝
送線(18)を介して接続されている各種電子機器(4)
〜(13)に対しては上記遠隔制御信号を時間的にオーバ
ーラップさせ送信する送信手段と、主制御手段(3)と
は直接接続されていない各種電子機器に対しては遠隔制
御信号を時系列に離間させて送信する送信手段とを備え
てなる送受信装置としたものである。
きる各種電子機器(4)〜(13)を集中的に配設し、該
各種電子機器(4)〜(13)を制御する主制御手段
(3)と、主制御手段(3)を介して配信される情報
を、各種電子機器(4)〜(13)が配設された部屋とは
離間した箇所で適宜視聴できるように伝送路(19)を介
して受信する副制御手段(25)〜(27)とを備えた送受
信装置において、副制御手段(25)〜(27)から伝送路
(19)を介して送信されてくる各種電子機器(4)〜
(13)に対する遠隔制御信号を、主制御手段(3)と伝
送線(18)を介して接続されている各種電子機器(4)
〜(13)に対しては上記遠隔制御信号を時間的にオーバ
ーラップさせ送信する送信手段と、主制御手段(3)と
は直接接続されていない各種電子機器に対しては遠隔制
御信号を時系列に離間させて送信する送信手段とを備え
てなる送受信装置としたものである。
本発明の送受信装置はSIRCS信号等の制御信号をオー
バーラップさせてマルチリンクセンタ等の主制御装置に
供給しているので、制御時間を2フレーム分に出来て、
待時間が短縮出来る。更に光リモコンでしか制御出来な
い電子機器でもMLS内のソース源として利用出来る制御
が行なえるものが得られる。
バーラップさせてマルチリンクセンタ等の主制御装置に
供給しているので、制御時間を2フレーム分に出来て、
待時間が短縮出来る。更に光リモコンでしか制御出来な
い電子機器でもMLS内のソース源として利用出来る制御
が行なえるものが得られる。
以下、本発明の送受信装置をMLSに適用したものにつ
いて説明する。
いて説明する。
第1図及び第2図で本発明のMLSの系統図を説明する
に先だち、外部信号としてCATV信号受信時の本例のMLS
の周波数アロケーションを第3図に、更にリモコン系の
制御信号フォーマットを第4図で説明する。
に先だち、外部信号としてCATV信号受信時の本例のMLS
の周波数アロケーションを第3図に、更にリモコン系の
制御信号フォーマットを第4図で説明する。
第3図で(40)はFMされたCATVの例えば、2チャンネ
ルから50チャンネルで45MHz〜370MHzの帯域である。本
例のMLSに用いるAV情報はこのCATV帯域の上下に配置さ
れる。即ち、ビデオ情報(15)はアナログでありAM+FM
変調され、CATV帯域の高域側に配設され、オーディオ情
報(16)はデジタル化され、2相位相変調(2PSK:phasn
e shift keying)され、CATV帯域の低域側に配される。
オーディオ情報(16)並にビデオ情報(15)は共に周波
数多重変調される。更にリモコン制御用の第1のリモコ
ン信号(41)及び第2のリモコン信号(42)がデジタル
周波数変調(FSK:frequency shift keying)され、第1
のリモコン信号(41)の搬送波は例えば16.5MHzに第2
のリモコン信号(42)の搬送波は例えば17.5MHzに選択
される。これらリモコン信号は時間軸多重変調されてい
る。この第1のリモコン信号はマスタールーム(2)側
から各ルーム側への制御に用いられ、第2のリモコン信
号(42)は各ルームのリモコン(14a)〜(14c)からマ
スタールーム(2)のマルチリンクセンタ(3)側への
制御に用いられる。
ルから50チャンネルで45MHz〜370MHzの帯域である。本
例のMLSに用いるAV情報はこのCATV帯域の上下に配置さ
れる。即ち、ビデオ情報(15)はアナログでありAM+FM
変調され、CATV帯域の高域側に配設され、オーディオ情
報(16)はデジタル化され、2相位相変調(2PSK:phasn
e shift keying)され、CATV帯域の低域側に配される。
オーディオ情報(16)並にビデオ情報(15)は共に周波
数多重変調される。更にリモコン制御用の第1のリモコ
ン信号(41)及び第2のリモコン信号(42)がデジタル
周波数変調(FSK:frequency shift keying)され、第1
のリモコン信号(41)の搬送波は例えば16.5MHzに第2
のリモコン信号(42)の搬送波は例えば17.5MHzに選択
される。これらリモコン信号は時間軸多重変調されてい
る。この第1のリモコン信号はマスタールーム(2)側
から各ルーム側への制御に用いられ、第2のリモコン信
号(42)は各ルームのリモコン(14a)〜(14c)からマ
スタールーム(2)のマルチリンクセンタ(3)側への
制御に用いられる。
第4図は第1及び第2のリモコン信号のフォーマット
を示すもので、第4図Aは第1のリモコン信号(41)で
始めに同期信号(41a)があり、その後にデータ送出ル
ーム番号、各ルームの送受信許可フラグ等のマスター情
報(41b)を100ms毎に送出している。第4図Bは第2の
リモコン信号(42)のフォーマットを示すもので、100m
sの間に1024ビットのデータが第1のルームから第16の
ルーム迄の制御データ(42a)(42b)‥‥(42p)とし
て送られる。各ルーム毎のデータは第4図Cに示す様に
64ビットデータで始めに同期信号(42a′)や上述したS
IRCSの12〜15ビットのデータ(42b′)、その他のセキ
ュリティ用ステータスデータ(42c′)やCRC(42d′)
より成り、時間軸圧縮されている。
を示すもので、第4図Aは第1のリモコン信号(41)で
始めに同期信号(41a)があり、その後にデータ送出ル
ーム番号、各ルームの送受信許可フラグ等のマスター情
報(41b)を100ms毎に送出している。第4図Bは第2の
リモコン信号(42)のフォーマットを示すもので、100m
sの間に1024ビットのデータが第1のルームから第16の
ルーム迄の制御データ(42a)(42b)‥‥(42p)とし
て送られる。各ルーム毎のデータは第4図Cに示す様に
64ビットデータで始めに同期信号(42a′)や上述したS
IRCSの12〜15ビットのデータ(42b′)、その他のセキ
ュリティ用ステータスデータ(42c′)やCRC(42d′)
より成り、時間軸圧縮されている。
第1図は本例の送受信装置をMLSに適用した場合の系
統図であり、第5図との対応部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。
統図であり、第5図との対応部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。
第1図のマルチリンクセンタ(3)内は第4図で説明
した、各ルーム(20)〜(22)側のリモコン(14a)〜
(14c)でケーブルを介してマスタールーム(2)側の
マルチリンクセンタ(3)に伝送される第1及び第2の
リモコン信号(41)(42)の伝送経路を示している。こ
のマルチリンクセンタ(3)内の2分配器(32)で分配
されたリモコン(14a)〜(14c)側からの第2のリモコ
ン信号(42)は17.5MHzのキヤリを有し、RF回路(43)
でRF処理が成され、次段の第1のデコーダ(44)では第
4図Bに示す100msの第2のリモコン信号のデータのう
ち所定ビットのデータがデコードされて取り出される。
このデコードデータを次の第2のデコーダ(45)に入れ
ると第4図Cに示す様な64ビットの1フレーム単位のデ
ータを出力する。この第2のデコーダ(45)の出力はマ
イクロコンピュータ(以下CPUと記す)(47)に供給さ
れる。このCPUは100ms区間の16部屋分同時に処理するこ
とが出来て、メモリ(46)を有し、このCPU(47)は部
屋毎の64ビットのリモコン信号から読み出したデータを
整理し、リモコン(14a)〜(14c)のコマンド状態をみ
て、例えば、CDプレーヤ(4)やDAT(6)を再生する
時にはCDプレーヤやDATに対応するメモリ内の表にフラ
グを立てて、100msの間にCPU(47)の並列出力端子(4
9)からCDプレーヤ(4)、DAT(6)、チューナ
(7)、VTR(8)、メインアップ(10)等にフラグの
立った制御データを送出する。この制御データは第6図
で説明したSIRCS信号で1フレーム45msであり、2回の
一致をみるために並列に略同時にCDプレーヤ(4)、DA
T(6)、チューナ(7)、VTR(8)、メインアップ
(10)等に第2図に示す様に100ms以内に複数の電子機
器に制御データを与えることが出来る。今、上記した各
電子機器以外の例えば、デッキ(5)及びレーザディス
ク(9)にはSIRCS信号を入力する端子がない機器であ
る場合にはSIRCS用の制御データ出力端子(49)から供
給することが出来ないので、本例のCPU(47)にはシー
リス用の出力端子(50)を設ける。
した、各ルーム(20)〜(22)側のリモコン(14a)〜
(14c)でケーブルを介してマスタールーム(2)側の
マルチリンクセンタ(3)に伝送される第1及び第2の
リモコン信号(41)(42)の伝送経路を示している。こ
のマルチリンクセンタ(3)内の2分配器(32)で分配
されたリモコン(14a)〜(14c)側からの第2のリモコ
ン信号(42)は17.5MHzのキヤリを有し、RF回路(43)
でRF処理が成され、次段の第1のデコーダ(44)では第
4図Bに示す100msの第2のリモコン信号のデータのう
ち所定ビットのデータがデコードされて取り出される。
このデコードデータを次の第2のデコーダ(45)に入れ
ると第4図Cに示す様な64ビットの1フレーム単位のデ
ータを出力する。この第2のデコーダ(45)の出力はマ
イクロコンピュータ(以下CPUと記す)(47)に供給さ
れる。このCPUは100ms区間の16部屋分同時に処理するこ
とが出来て、メモリ(46)を有し、このCPU(47)は部
屋毎の64ビットのリモコン信号から読み出したデータを
整理し、リモコン(14a)〜(14c)のコマンド状態をみ
て、例えば、CDプレーヤ(4)やDAT(6)を再生する
時にはCDプレーヤやDATに対応するメモリ内の表にフラ
グを立てて、100msの間にCPU(47)の並列出力端子(4
9)からCDプレーヤ(4)、DAT(6)、チューナ
(7)、VTR(8)、メインアップ(10)等にフラグの
立った制御データを送出する。この制御データは第6図
で説明したSIRCS信号で1フレーム45msであり、2回の
一致をみるために並列に略同時にCDプレーヤ(4)、DA
T(6)、チューナ(7)、VTR(8)、メインアップ
(10)等に第2図に示す様に100ms以内に複数の電子機
器に制御データを与えることが出来る。今、上記した各
電子機器以外の例えば、デッキ(5)及びレーザディス
ク(9)にはSIRCS信号を入力する端子がない機器であ
る場合にはSIRCS用の制御データ出力端子(49)から供
給することが出来ないので、本例のCPU(47)にはシー
リス用の出力端子(50)を設ける。
一般のSJRCS端子を持たせない機器でもコマンド用の
光受光素子を持っているので、この出力端子(50)を介
して発光素子(51)をSIRCS信号で光変調させると例え
ば、SIRCS端子を持たないデッキ(5)及びレーザディ
スク(9)に制御データを与えることが出来る。この場
合第2図に示す様に2台の電子機器を直列的に制御させ
るために制御時間は200msを要するが二つのモードを同
時に選ぶことで操作時の待時間が短縮される。
光受光素子を持っているので、この出力端子(50)を介
して発光素子(51)をSIRCS信号で光変調させると例え
ば、SIRCS端子を持たないデッキ(5)及びレーザディ
スク(9)に制御データを与えることが出来る。この場
合第2図に示す様に2台の電子機器を直列的に制御させ
るために制御時間は200msを要するが二つのモードを同
時に選ぶことで操作時の待時間が短縮される。
尚、本例では直列又は並列状態を選択出来るスイッチ
群(48)をCPU(47)に設け、直列的に制御したい電子
機器に対してスイッチを閉じて接地電位とすることで制
御データを直列に出力出来る様に成されている又、第1
図では各電子機器(4)〜(9)から供給されるAV情報
を出力する構成は示していないが、これらは第5図に示
す様に各機器から並列的にマルチリンクセンタ(3)に
出力される。
群(48)をCPU(47)に設け、直列的に制御したい電子
機器に対してスイッチを閉じて接地電位とすることで制
御データを直列に出力出来る様に成されている又、第1
図では各電子機器(4)〜(9)から供給されるAV情報
を出力する構成は示していないが、これらは第5図に示
す様に各機器から並列的にマルチリンクセンタ(3)に
出力される。
本発明は上述の様に構成させたので制御信号の処理時
間を短縮出来るものが得られると共にSIRCS端子を持っ
ていない電子機器でもマスタルーム内に配設してソース
源とするものが得られる。
間を短縮出来るものが得られると共にSIRCS端子を持っ
ていない電子機器でもマスタルーム内に配設してソース
源とするものが得られる。
尚、本発明は叙上の実施例に限定されることなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明ら
かである。
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明ら
かである。
本発明の送受信装置は制御信号の処理時間が短縮出来
るものが得られ、SIRCS端子を持たない電子機器もマス
タルーム用のソース源とすることが出来るものが得られ
る。
るものが得られ、SIRCS端子を持たない電子機器もマス
タルーム用のソース源とすることが出来るものが得られ
る。
第1図は本発明の送受信装置の系統図、第2図は直並列
制御方式の説明図、第3図はMLSの周波数アロケーショ
ンを示す図、第4図はリモコン信号のフォーマットを示
す図、第5図は従来のマルチリンクシステムの構成図、
第6図はデジタルコードリモコンフォーマットの説明
図、第7図は直列制御方式の説明図である。 (1)は家屋、(3)はマルチリンクセンタ、(4)は
CDプレーヤ、(5)はデッキ、(6)はDAT、(7)は
チューナ、(8)はVTR、(9)はCDプレーヤ、(10)
はメインアップ、(20)〜(23)はルーム、(25)〜
(27)はマルチリンクレシーバ、(44)及び(45)はデ
コーダ、(47)はCPU、(48)はスイッチである。
制御方式の説明図、第3図はMLSの周波数アロケーショ
ンを示す図、第4図はリモコン信号のフォーマットを示
す図、第5図は従来のマルチリンクシステムの構成図、
第6図はデジタルコードリモコンフォーマットの説明
図、第7図は直列制御方式の説明図である。 (1)は家屋、(3)はマルチリンクセンタ、(4)は
CDプレーヤ、(5)はデッキ、(6)はDAT、(7)は
チューナ、(8)はVTR、(9)はCDプレーヤ、(10)
はメインアップ、(20)〜(23)はルーム、(25)〜
(27)はマルチリンクレシーバ、(44)及び(45)はデ
コーダ、(47)はCPU、(48)はスイッチである。
Claims (1)
- 【請求項1】オーディオ信号やビデオ信号の情報を送出
できる各種電子機器を集中的に配設し、該各種電子機器
を制御する主制御手段と、 上記主制御手段を介して配信される上記情報を、上記各
種電子機器が配設された部屋とは離間した箇所で適宜視
聴できるように伝送路を介して受信する副制御手段とを
備えた送受信装置において、 上記副制御手段から伝送路を介して送信されてくる各種
電子機器に対する遠隔制御信号を、上記主制御手段と伝
送線を介して接続されている該各種電子機器に対しては
上記遠隔制御信号を時間的にオーバーラップさせ送信す
る送信手段と、 上記主制御手段とは直接接続されていない各種電子機器
に対しては上記遠隔制御信号を時系列に離間させて送信
する送信手段とを備えてなる送受信装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113268A JP2830362B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 送受信装置 |
US07/687,749 US5321846A (en) | 1990-04-28 | 1991-04-19 | Signal transmission system with quicker response and with parallel and serial outputs |
KR1019910006739A KR100246281B1 (ko) | 1990-04-28 | 1991-04-26 | 신호 전송 시스템 |
EP91401126A EP0455549B1 (en) | 1990-04-28 | 1991-04-26 | A signal transmission system for remote control of electronic apparatus |
DE69130001T DE69130001T2 (de) | 1990-04-28 | 1991-04-26 | Übertragungssystem zur Fernbedienung von elektronischen Geräten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113268A JP2830362B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411500A JPH0411500A (ja) | 1992-01-16 |
JP2830362B2 true JP2830362B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14607867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113268A Expired - Lifetime JP2830362B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830362B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5319200B2 (ja) * | 1972-02-17 | 1978-06-19 | ||
JPH01236894A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Fujitsu General Ltd | Avシステム |
-
1990
- 1990-04-28 JP JP2113268A patent/JP2830362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411500A (ja) | 1992-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5321846A (en) | Signal transmission system with quicker response and with parallel and serial outputs | |
EP0457673B1 (en) | Signal transmission system for a home network | |
US7917930B2 (en) | Information signal transmission system and remote control device for the same | |
JP3353370B2 (ja) | 記録再生機の遠隔制御装置および遠隔制御方法 | |
US5953429A (en) | Integrated video and audio signal distribution system and method for use on commercial aircraft and other vehicles | |
JPS63208995A (ja) | 集中管理装置 | |
US5128668A (en) | Remote-controlled electronic equipment with a transmitting function | |
US5287547A (en) | Transmission and reception system | |
JP2830362B2 (ja) | 送受信装置 | |
KR100201447B1 (ko) | 신호전송장치 | |
JP2913771B2 (ja) | 伝送装置 | |
JP2913772B2 (ja) | ホームバスシステム、受信装置及び送信装置 | |
JP2893863B2 (ja) | 伝送装置 | |
JP3494355B2 (ja) | 映像音響機器及びその制御方法 | |
JPH0437394A (ja) | 信号処理装置 | |
JPH0426279A (ja) | 伝送装置 | |
JPH0514968A (ja) | オーデイオ・ビデオ機器の相互接続制御システム | |
JPH0437395A (ja) | 送受信装置 | |
JPH02109443A (ja) | オーディオ・ビデオ機器の相互通信システム | |
JP2923140B2 (ja) | 音響映像装置 | |
JPH0437393A (ja) | 伝送装置 | |
JPH0437391A (ja) | 送受信装置 | |
JPH0715619A (ja) | ワイヤレスav信号送受信機 | |
JPH0573993A (ja) | Vtr制御装置 | |
JPH0442697A (ja) | 受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100925 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100925 Year of fee payment: 12 |