JP2830354B2 - 同値データ項目検出方法 - Google Patents

同値データ項目検出方法

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JP2830354B2 JP2097076A JP9707690A JP2830354B2 JP 2830354 B2 JP2830354 B2 JP 2830354B2 JP 2097076 A JP2097076 A JP 2097076A JP 9707690 A JP9707690 A JP 9707690A JP 2830354 B2 JP2830354 B2 JP 2830354B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同値データ項目検出方法に関し、特に既開
発ソフトウェア内のデータ項目の名称や属性を統一化,
標準化することにより、既開発ソフトウェアの保守作業
を効率化するのに好適な同値データ項目検出方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、既開発ソフトウェアの保守・再利用作業−すな
わち、保守・機能拡張・移行等の作業−の効率化を図る
有力な方法として、既開発ソフトウェアを、保守・再利
用が容易な標準形式に変換する方法がある。特に、既開
発の事務処理ソフトウェアの再利用を図る際には、既開
発ソフトウェアで使用されている同じ内容を持つデータ
項目の名称や属性を標準化・統一化するアプローチが有
効である。
このアプローチを支援する有力な従来技術としては、
本発明者等が、特願昭62−292177号「プログラム内デー
タ名称標準化方式」により提案した方法がある。この方
法は、既存ソフトウェアの中から、同じ内容のデータ項
目の検出を、既存ソフトウェア内のデータ項目間のデー
タの転送関係を検出することによって行なうものであ
り、既存ソフトウェア内のデータ項目の名称・属性を標
準化するために必要な、同じ内容を持つデータ項目の検
出,標準データ項目・名称の決定,プログラム内のデー
タ項目の名称・属性の前記標準名称・属性への置換の各
作業を一貫して支援することを可能にした優れた方法で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の従来技術を、次の課題を解決するこ
とにより、更に改良するものである。
(1)対象とするデータ項目の転送だけでなく、データ
構造上、同じ物理的位置に割当られたデータ項目の参照
による転送関係を検出することにより、例えば、上位デ
ータ項目の参照による一括転送などが行われる場合、転
送元,転送先の下位データ項目が同じ内容を持つことが
識別できない等の問題を解決して、同値データ項目の検
出作業の効率を更に向上させることが必要である。
(2)単にデータの転送関係の検出のみで同値データ項
目を識別するだけでなく、一つのデータ項目に、場合に
より異なった複数のデータ項目のいずれかからデータが
転送される場合を識別し、この場合には同じ名称・属性
を持つべきデータ項目である可能性は低いことを容易に
判断可能として、同値データ項目の検出作業の効率を更
に向上させることが必要である。
(3)名称の類似性により、同じ内容をもつデータ項目
を推定して提示することにより、データの転送関係が存
在しないが同じ内容を持つデータ項目を容易に検出可能
として、同値データ項目の検出作業の効率を更に向上さ
せることが必要である。
(4)上述の同値データ項目として、同じ名称・属性に
すべきデータ項目の候補を、その優先レベルとともに利
用者に提示可能とし、利用者がどのデータ項目が同値デ
ータ項目であるかを容易に判断可能にして、同値データ
項目を検出して標準データ項目名称・属性を決定する作
業の効率を更に向上させることが必要である。
(5)既存のソフトウェアの、一部のプログラムの解析
により得られた同値データ項目情報を蓄積し、別の部分
のプログラムの解析により得られた同値データ項目情報
と合わせた同値データ項目情報を作成して、これを基
に、標準データ項目名称・属性を決定可能とすることに
より、ソフトウェア規模が大きい場合に、分割して作業
を行うことを可能にして、既存ソフトウェア内のデータ
項目の標準化作業の効率を更に向上させることが必要で
ある。
(6)予め、標準とするデータ項目名称や属性を決め、
該標準データ項目に置換すべき既存ソフトウェア内のデ
ータ項目を検出して容易に置換可能とすることにより、
標準データ項目名称・属性を誤って決定する可能性を低
くすることが必要である。
(7)既存ソフトウェア内のデータ項目情報に基づき、
標準とするデータ項目名称や属性を容易に決定可能とし
て、標準データ項目名称・属性を決定する工数を更に削
減することが必要である。
(8)対象ソフトウェア内のデータ項目名称と標準デー
タ項目名称・属性とを照合して、整合性のチェックを行
うことを可能にして、データ項目名称が正しく標準化さ
れているか否かを容易に確認可能とすることが必要であ
る。
本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたものであ
り、その第1の目的は、データの転送関係の検出により
同値データ項目を検出する際の同値データ項目の検出漏
れを削減し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目
名称・属性の標準化作業の効率化を図ることにある。
本発明の第2の目的は、データの転送関係の検出によ
り同値データ項目候補を検出する際、1つのデータ項目
に異なった複数のデータ項目のいずれかからデータが転
送される場合の、同値データ項目と判定する誤りを削減
し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属
性の標準化作業の効率化を図ることにある。
本発明の第3の目的は、名称の類似性により、同値デ
ータ項目を検出することにより、同値データ項目の検出
漏れを削減し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項
目名称・属性の標準化作業の効率化を図ることにある。
本発明の第4の目的は、同値データ項目として同じ名
称・属性にすべきデータ項目の候補をその優先レベルと
ともに利用者に提示することにより誤って同値データ項
目と判定する誤りを削減し、ひいては既存ソフトウェア
内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率化を図る
ことにある。
本発明の第5の目的は、ソフトウェア規模が大きい場
合、分割して同値データの検出作業を行うことを可能に
し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属
性の標準化作業の効率化を図ることにある。
本発明の第6の目的は、予め、標準とするデータ項目
名称や属性を定め、該標準データ項目に置換すべき既存
ソフトウェア内のデータ項目を検出して置換することに
より、標準データ項目名称・属性を誤って決定する可能
性を削減し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ名称
・属性の標準化作業の効率化を図ることにある。
本発明の第7の目的は、既存ソフトウェア内のデータ
項目情報に基づき、標準とするデータ項目名称や属性を
決定することが容易にして、標準データ名称・属性の決
定する工数を削減し、ひいては既存ソフトウェア内のデ
ータ名称・属性の標準化作業の効率化を図ることにあ
る。
本発明の第8の目的は、対象ソフトウェア内のデータ
項目名称・属性と標準データ項目名称・属性を照合し
て、整合性のチェックを行う事を可能にして、データ項
目名称が正しく変換されていることを容易に確認可能に
し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属
性の標準化作業の効率化を図ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記第1の目的を達成するため、本発明の同
値データ項目検出方法は、既存のソフトウェアを解析し
て、データの転送関係の検査により、中間データ項目を
介する場合を含め、相互にデータの転送関係が存在する
データ項目の集合を、相互に同値となるデータ項目の集
合として検出し、該同値データ項目の集合に対して、標
準データ項目名称・属性を決定し、決定された標準デー
タ項目名称・属性に既存ソフトウェア内の前記同値デー
タ項目の集合に属する各データ項目の使用個所・定義個
所を変換するソフトウェア標準化方法において、データ
定義情報を解析して、各データ項目の物理的相対位置を
算出し、探索元データ項目と物理的に同一位置を共有す
る別データ項目を検出して前記同値データの項目の集合
に含めることを特徴とする。
また、上述の物理的に同一位置を共有する別データ項
目との間で、中間データ項目を介する場合を含め、デー
タの転送関係を有する他のデータ項目をデータ転送関係
により検出して、前記同値データの項目の集合に含める
ことを特徴とする。
また、上述のデータの転送関係が存在する他のデータ
項目と、物理的同一位置を共有する更に別のデータ項目
をもデータ項目の物理的相対位置を算出により検出し
て、該同値データ項目の集合に含めることを特徴とす
る。
また、探索元のデータ項目と、物理的に同一位置を共
有する別データ項目の物理的位置・長さの関係および上
記別データ項目とデータの転送関係がある他のデータ項
目と、物理的に同一位置を共有する更に別のデータ項目
の物理的位置・長さの関係を比較し、該当する更に別の
データ項目のうち、探索元データ項目とデータの転送関
係がないデータ項目を検出して該データ項目を除いて同
値データ項目の集合を作成することを特徴とする。
また、ジョブ制御パラメータやコマンド・プロセジュ
アの解析により、別プログラムに定義されたファイルの
うち、物理的に同一のファイルを検出し、該ファイルに
属するデータ項目のうち、相互に物理的位置を共有する
データ項目を検出して、前記同値データ項目の集合に含
めることを特徴とする。
本発明の第2の目的を達成するため、本発明の同値デ
ータ項目検出方法は、前述のデータの転送関係の検出に
より同値データ項目候補を検出する際、あるデータ項目
に対し、複数のデータ項目からデータが転送される場合
を検出し、この場合は同値データ項目である可能性が低
いことを示す情報を利用者に提示することを特徴とす
る。
本発明の同値データ項目検出方法は、データ項目名称
を比較して、名称が類似したデータ項目を検出して同値
データ項目候補とすることを特徴とする。
本発明の同値データ項目検出方法は、上述の同値デー
タ項目として同じ名称・属性にすべきデータ項目の候補
の提示において、当該同値データ項目候補の検出方法の
相違によって該データ項目に対し異なる優先レベル情報
を付加して、利用者に提示することを特徴とする。
本発明の同値データ項目検出方法は、既存ソフトウェ
アの同値データ項目情報を入力し、上述の方法で得られ
た同値データ項目情報に加えることにより標準データ項
目名称・属性決定対象となる同値データ項目情報を作成
・蓄積することの、少なくともいずれか一方を行なうこ
とを特徴とする。
本発明の同値データ項目検出方法は、予め標準とする
データ項目名称や属性を定めておき、上述の方法で検出
された同値データ項目の集合に対応付けて、既存ソフト
ウェア内の該同値データ項目を該当する標準データ項目
名称・属性に置換することを特徴とする。
本発明の同値データ項目検出方法は、既存プログラム
内のデータ項目情報を解析・抽出し、この情報を必要に
より修正して標準とするデータ項目名称・属性を作成す
ることを特徴とする。
本発明の同値データ項目検出方法は、対象ソフトウェ
アを解析し、前記方法で同値データ項目の検出を行な
い、得られた同値データ項目の集合と、標準となる標準
データ項目名称・属性とを照合して、整合性のチェック
結果を出力することを特徴とするる。
〔作用〕
前記第1の目的に対しては、同値となるデータ項目の
集合の検出において、データ定義情報を解析して各デー
タ項目の物理的相対位置を算出し、物理的に同一位置を
共有する別データ項目やそのデータ項目とのデータを転
送する他のデータ項目を検出して同値データ項目の集合
に含めることにより、同値データ項目の検出漏れを削減
することが可能となり、ひいては既存ソフトウェア内の
データ項目名称・属性の標準化作業の効率化を図ること
ができる。
また、上述のデータの転送関係が存在する他のデータ
項目と、物理的同一位置を共有する更に別のデータ項目
をもデータ項目の物理的相対位置を算出により検出し
て、該同値データ項目の集合に含めることにより、同値
データ項目の検出漏れを削減することができ、ひいては
既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作
業の効率化を図ることができる。
また、探索元のデータ項目と、物理的に同一位置を共
有する別データ項目の物理的位置・長さの関係および該
別データ項目とデータの転送関係がある他のデータ項目
と、物理的に同一位置を共有する更に別のデータ項目の
物理的位置・長さの関係を比較して、該当する更に別の
データ項目のうち、探索元データ項目とデータの転送関
係がないデータ項目を検出し、該データ項目を除いて同
値データ項目の集合を作成することにより、誤って同値
データ項目として検出する可能性を削減することがで
き、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属
性の標準化作業の効率化を図ることができる。
また、ジョブ制御パラメータやコマンド・プロセジュ
アの解析により、別プログラムに定義されたファイルの
うち、物理的に同一のファイルを検出し、当該ファイル
に属するデータ項目のうち、相互に物理的位置を共有す
るデータ項目を検出して、前記同値データ項目の集合に
含めることにより、同値データの検出漏れを削減するこ
とが可能となり、ひいては既存ソフトウェア内のデータ
項目名称・属性の標準化作業の効率化を図ることができ
る。
第2の目的に対しては、データの転送関係の検出によ
り同値データ項目候補を検出する際、あるデータ項目に
複数のデータ項目からデータが転送される場合を検出
し、この場合は同値データ項目である可能性が低いこと
を示す情報を利用者に提示することにより、誤って、同
値データ項目として判定して、同じ名称・属性に変換す
る誤りを削減し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ
項目名称・属性の標準化作業の効率化を図ることができ
る。
第3の目的に対しては、上記方法において、データ項
目名称を比較して、名称が類似したデータ項目を検出し
て同値データ項目候補とすることにより、同値データ項
目の検出漏れを削減することができ、ひいては既存ソフ
トウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率
化を図ることができる。
第4の目的に対しては、上述の同値データ項目として
同じ名称・属性にすべきデータ項目の候補の提示におい
て、該同値データ項目候補を検出した方法によって該デ
ータ項目に対し異なる優先レベル情報を付加して、利用
者に提示することにより、誤って、同値データ項目とし
て判定して、同じ名称・属性に変換する誤りを削減し、
ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属性の
標準化作業の効率化を図ることができる。
第5の目的に対しては、既存ソフトウェアの同値デー
タ項目情報を入力し、上述の方法で得られた同値データ
項目情報に加えることにより標準データ名称・属性決定
対象となる同値データ項目情報を作成あるいは蓄積する
ことの、少なくともいずれか一方を行なうことにより、
既存ソフトウェアの一部のプログラムの解析により得ら
れた同値データ項目情報を蓄積し、別の部分のプログラ
ムの解析により得られた同値データ項目情報と合わせた
同値データ項目情報を作成し、これを基に、標準データ
項目名称・属性を決定することができる。従ってソフト
ウェア規模が大きい場合、対象を分割して同値データの
検出作業を行なうことを可能にし、ひいては既存ソフト
ウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率化
を図ることができる。
第6の目的に対しては、予め標準とするデータ項目名
称や属性を定めておき、前述の方法で検出された同値デ
ータ項目の集合に対応付けて、既存ソフトウェア内の該
同値データ項目を該標準データ項目名称・属性に置換す
ることにより、予め標準とするデータ項目名称や属性を
定め、該標準データ項目に置換すべき既存ソフトウェア
内のデータ項目を検出して置換することができ、標準デ
ータ項目名称・属性を誤って決定する可能性を削減し、
ひいては既存ソフトウェア内のデータ名称・属性の標準
化作業の効率化を図ることができる。
第7の目的に対しては、既存プログラム内のデータ項
目情報を解析して自動抽出し、この情報を必要により修
正して標準とするデータ項目名称・属性を作成すること
により、標準データ名称・属性を決定する作業工数を削
減し、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・
属性の標準化作業の効率化を図ることができる。
第8の目的に対しては、対象ソフトウェアを解析し、
前記方法で同値データ項目の検出を行い、得られた同値
データ項目の集合と、標準データ項目名称・属性を照合
して、整合性のチェック結果を出力することにより、デ
ータ項目名称が正しく設定されていることを確認するこ
とを容易にし、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項
目名称・属性の標準化作業の効率化を図ることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の第一の実施例における処理手順を
示す図、第2図は、本実施例のハードウェア環境を示す
図である。なお、第2図において、1は本装置の全体を
制御するCPU、2はCPU1が動作するために必要なメモ
リ、3は操作者が入力を行うための入力装置、4Aおよび
4Bは出力装置としての表示装置およびプリンタ、また、
5は各種データを保持するための外部記憶装置を示して
いる。
以下、本実施例の同値データ項目検出方法を、第1図
に従って説明する。まず、外部記憶装置5内に蓄積され
ている、標準化の対象とするプログラムの実行順序およ
び実行時に利用するファイルの情報を記述しているジョ
ブ制御プログラムを入力し、解析する(ステップ010
1)。
第3図は、上述のジョブ制御プログラムの役割りを説
明する図で、例えば、ジョブ制御プログラム0301は、ジ
ョブ制御仕様図0302をプログラム化したもので、プログ
ラムの実行順序とファイル情報を記述している。ソース
プログラムAA0303およびソースプログラムBB0304は、そ
れぞれ、実行プログラムAA0305および実行プログラムBB
0306の、COBOL言語で記述したソースプログラムを示し
ている。
ここで、プログラム名「AA」0307は、ソースプログラ
ムAA0303およびプログラム名「AA」0308に対応し、ソー
スプログラムAA0303が該当するソースプログラムである
ことを示す。また、名称「FILEA」0309は、ソースプロ
グラムAA0303内に記述するファイル割当名「FILEA」031
0に対応し、該当する内部ファイル名「FILE−1」0311
を得る。この内部ファイル名「FILE−1」0311の詳細定
義部0312から、該当するレコード名「AA−REC」を得る
ことができる。また、ファイル実体名「FILE1.DATE」03
13は、プログラム実行時に使用する外部記憶装置内に蓄
積するファイル実体に付された名称を示す。これによ
り、プログラム実行時にファイル実体とプログラム内の
内部ファイルおよび該当するレコード定義を特定するこ
とができる。
第4図は、ジョブ制御プログラム解析情報の例を示す
図であり、第3図に例示したジョブ制御プログラム0301
の解析の結果、プログラム名「AA」0307は、ファイル割
当名「FILEA」0309に対応したファイル実体名「FILE1.D
ATE」0313を利用していることを得、第4図で示すメモ
リ内にプログラム名「AA」0401,割当名「FILEA」0402,
ファイル実体名「FILE1.DATA」0403として記憶すること
を示している。
次に、ジョブ制御プログラム解析結果を基に、第1図
で示すステップ0102で、使用するファイルの同値データ
検出を行なう。
第5図は、ファイルの同値データ検出情報の例を示す
図であり、第4図のジョブ制御プログラム解析結果を示
すファイル実体名が同じであることは、外部記憶装置内
に蓄積しているファイル実体の同一値を利用することで
あり、同一ファイル実体名を持つ複数の割当名は同値デ
ータを参照することを示している。例えば、第4図で示
す割当名「FILEB」0405は、割り当てるファイル実体名
「FILE2.DATE」0406と同一のファイル実体名「FILE2.DE
TA」0409を持つ、割当名「FILEC」0408と同値データを
持つことから、プログラム名,割当名を、それぞれ第5
図で示すプログラム名「AA」0502,「BB」0504および割
当名「FILEB」0502,「FILEC」0505として、同一の番号
を持つ同値番号0501を付してメモリ内に記憶する。
次に、第1図で示すジョブ制御プログラム解析(ステ
ップ0101)で得られたプログラム名を基に、ジョブ制御
プログラム内に含むプログラムについて(ステップ010
3)、対応する各ソースプログラムを解析(ステップ010
4)し、データ定義部の同値データ検出(ステップ010
5),手続き部の同値データ検出(ステップ0106)を行
い、同値データ情報をメモリ内に記憶する。
第6図は、COBOL言語で記述されたソースプログラム
の定義部の例、第7図は、COBOL言語で記述されたソー
スプログラムの手続き部の例、また、第8図は、データ
定義部の解析結果をメモリ内に記憶したデータ定義部解
析情報の例を示す図である。
第1図に示した、既存ソースプログラムの解析(ステ
ップ0104)は、データ定義部では、各データ項目の定義
を01レベルの項目毎にまとめて、従属する02レベル以降
の各項目は、上記01レベルの項目のメモリ上に占める領
域の開始位置を1とした各項目の開始位置と、メモリ上
に占める領域の長さおよびファイルへの入出力用のレコ
ードを示すファイル割当名を抽出し、メモリ内にデータ
定義部解析情報として記憶する。
例えば、第6図に、項目「SHO−CODE」で示したデー
タ記述の項目定義0601は、01レベルの項目名「AA−RE
C」の項目定義0602内に従属する項目であり、項目「AA
−REC」0602を開始位置「1」としたときの項目「SHO−
CODE」の開始位置「4」および長さ「5」を解析情報と
して作成する。すなわち、上記項目「SHO−CODE」0601
の解析情報は、第8図に示したデータ定義部解析情報の
1項目0801として、当該項目の属するプログラム名「A
A」,当該項目の属する01レベルの項目名「AA−REC」,
当該項目の項目名「SHO−CODE」,当該項目の前出の開
始位置「4」,長さ「5」およびファイル割当名を示す
情報「FILEA」を、メモリ内に記憶する。
続く、第7図で示すソースプログラムの手続き部の解
析は、命令分を単位として、使用している項目を命令後
とともに抽出する。
次に、第1図で示すデータ定義部の同値データ検出ス
テップ0105を行う。ファイル同値データ検出情報中の同
一の同値番号を持つプログラム名,ファイル割当名情報
を持つデータ定義部解析情報の項目中で、同一の開始位
置と長さを持つ項目を同値データ情報としてメモリ内に
記憶する。この手順の例は、当該プログラムの次に解析
するプログラムの手順のときに説明する。
次に、第1図で示す手続き部の同値データ検出(ステ
ップ0106)を行う。
第9図は、同値データ項目情報の例を示す図である。
まず、解析された手続き部の文情報より、「出力命令
文」を検出し、「出力レコード名」を抽出する。続い
て、上記「出力レコード名」に従属する項目ごとに、当
該従属項目を受取側項目名とする移動命令文を検出し、
上記従属項目名と送り出し側項目名とを、同値データと
してメモリ内に記憶する。もし、上記送り出し側項目名
のファイル割当名が空白の場合には、当該送り出し側項
目名を受取側項目名とする移動命令文を検出し、検出し
た移動命令文の送り出し側項目名と当該受取側項目名を
同値データとしてメモリ内に記憶する動作を、検出した
移動命令文の該受取側項目名のファイル割当名が空白以
外になるか、該当する移動命令文の検出をすることがで
きなくなるまで繰り返す。
また、該当する移動命令文が検出できない場合は、受
取側項目とした項目と同一の01レベル項目名,開始位置
および長さを持つ項目をデータ定義部解析情報から検出
し、前述の受取側項目とした項目と同一の同値番号を付
した同値データ情報として検出した項目をメモリ内に記
憶するとともに、検出した項目の項目名を受取側項目名
とする移動命令文を解析された手続き部文情報から検出
し、移動した移動命令文の送り出し側項目名と当該受取
側項目名をも、同値データとしてメモリ内に記憶する動
作を、検出した移動命令文の該受取側項目名のファイル
割当名が空白以外になるか、該当する移動命令文の検出
をすることができなくなるまで繰り返す。
更に、該当する移動命令文が検出できない場合は、受
取側項目とした項目と同一の01レベル項目名を持つ項目
のうち、当該項目の開始位置に等しい開始位置を持ち、
当該項目の長さより大きいか等しい項目、または、当該
項目の開始位置より小さいか等しい開始位置を持ち、
「開始位置+長さ」が〜該項目の開始位置+該項目の長
さ」に等しいかより大きくなるような項目をデータ定義
部解析情報から検出し、上記項目の開始位置,長さとと
もに検出した項目情報をも同値データとしてメモリ内に
記憶する動作を、前述までの移動命令文の検出、項目情
報の記憶の繰り返し時の手順とともに繰り返す。
例えば、第7図に示した例では、まず、出力命令文
「WRITE」0701を検出し、出力レコード名「BB−REC」07
02を抽出する。続いて、出力レコード名「BB−REC」を
「01レベル項目名」に持つ項目、例えば、第8図の例で
示した項目名「DEN−NO」の項目0802を受取側項目名と
する移動命令文を手続き部文情報より検出する。これ
は、第7図に示す例では、文0703が該当し、項目名「DE
N−NO」で示す項目と、送り出し側項目名「DENPYO」で
示す項目のデータ定義部解析情報中の項目情報(第8図
の例で示す0802,0803)を同一の同値番号を持つ同値デ
ータ情報として、メモリ内に記憶する(第9図の例で示
す0901)。第9図の例で示す開始位置および長さは、該
当する項目がメモリ内に占める領域のうちの一部分を利
用する場合においてのみ有効となる。同値データ0901の
ファイル実体名は、それぞれの項目が、第8図の例で示
したファイル割当名が空白でないことを示す情報であ
り、本実施例において、それ以上の意味はない。
移動命令文において、送り出し側項目となった項目名
「DENPYO」の、第9図の例で示す項目0901のファイル実
体名は「空白以外」であることから、該項目に対する同
値データの検出を終了し、他のレコード内従属項目につ
いて、同値データの検出を行なう。例えば、第8図に示
す例で項目名「URI−BI」で示す項目0804を受取側項目
名とする移動命令文を手続き部文情報より検出する。こ
れは、第7図の例では、文0704が該当し、項目名「UPI
−BI」で示す項目と項目名「HI−U」の送り出し側項目
のデータ定義部解析情報中の項目情報(第8図の例で示
す0805)とを、同一の同値番号を持つ同値データ情報と
して、メモリ内に記憶する(第9図の0902)。
第8図の例で示す項目名「HI−U」の項目情報0805
は、ファイル割当名が空白であり入出力項目でないこと
を示しているため、該項目名の受取側項目名とする移動
命令文を手続き部文情報より検出する。第7図の例で
は、該当する移動命令文が検出できないので、次に、該
項目と同一01レベル項目名「URIAGE−HIZUKE」,開始位
置「3」,および長さ「2」を持つ項目をデータ定義部
解析情報から検出する。第8図の例では、項目名「HI−
X」で示す項目情報0806が該当し、前述の項目名「HI−
U」の項目と同一の同値番号「3」を付した同値データ
情報(第9図の0903)としてメモリ内に記憶するととも
に、該項目名を受取側項目名とする移動命令文を手続き
部文情報より検出する。第7図の例では、該当する移動
命令文を検出できないので、更に、該項目と同一の01レ
ベル項目名「URIAGE−HIZUKE」を持つ項目のうち該項目
の開始位置「3」,長さ「2」で示される領域を共有あ
るいは含む領域を有する項目をデータ定義部解析情報か
ら検出する。第8図の例では項目名「URIAGE−HIZUKE」
で示す項目情報0807が該当し、前述の項目名「HI−X」
の項目と同一の同値番号「3」を付し、開始位置および
長さを検出元項目の開始位置「3」,長さ「2」を、当
該位置「3」,当該長さ「2」として付した同値データ
情報(第9図の0904)としてメモリ内に記憶するととも
に、該項目を受取側項目名とする移動命令文を手続き部
文情報より検出する。
これは、第7図の例では文0705が該当し、送り出し側
項目名「TORIHIKI−HIZUKE」で示す項目のデータ定義部
解析情報中の項目情報(第8図の0808)を受取側項目名
「URIAGE−HIZUKE」で示す項目と同一の同値番号
「3」,当該位置「3」、当該長さ「2」を付し、同値
データ情報(第9図の0905)としてメモリ内に記憶す
る。
続いて、項目名「TORIHIKI−HIZUKE」で示す項目を受
取側とする移動命令文を手続き部文情報より検出する。
第7図の例では該当する移動命令文がないので、該項目
と同一の01レベル項目名「TORIHIKI−HIZUKE」を持つデ
ータ定義部解析情報中の項目で、該項目の領域を共有あ
るいは含む領域を有する該項目以外の項目を検出する。
第8図の例では該当する項目がないので、次に、01レベ
ル項目名「TORIHIKI−HIZUKE」を持つデータ定義部解析
情報中の項目で、第9図の例で示す該同値データ情報09
05内の当該位置「3」,当該長さ「2」で示す領域を共
有あるいは含む領域を有する項目をデータ定義部解析情
報中より検出する。第8図の例では、項目名「HI−T」
で示す項目情報0809が該当し、第9図の同値データ情報
0905と同一の同値番号「3」を付し、検出した項目名
「HI−T」で示す項目の情報を同値データ情報0906とし
て、メモリ内に記憶する。
次に、検出した項目名「HI−T」で示す該項目を上述
の方法により、同値データ情報を得、同値データ情報と
してメモリ内に記憶する。第7図で示す例では文0706、
第9図の例では同値データ情報0907が、それぞれ該当す
る。
すべての出力レコード項目について、上述の方法によ
り、同値データ情報をメモリ内に記憶し、1つの既存ソ
ースプログラムについての同値データ検出を終了し、次
の既存ソースプログラムについての解析、同値データ検
出を行う。
なお、同値データ検出中、当該項目を受取側項目とす
るデータ加工命令文を検出した場合には、該項目は同値
データとしてメモリ内には記憶しない。
第10図は、COBOL言語で記述した別のソースプログラ
ムの例、第11図は、データ定義部解析情報の例を示す。
第1図の例で示す既存ソースプログラムの解析(ステ
ップ0104)は、例えば、第5図で示す、既にプログラム
解析を行なったプログラム名「AA」0502に関係するファ
イル割当名「FILEB」0503を持つデータ定義部解析情報
(第11図の1101)について、メモリ内の記憶を残しなが
ら、解析を行う。第10図で示すソースプログラムの解析
によって、データ定義部解析情報は、第11図の1102に示
すとおりとなる。
次に、第1図の例で示すデータ定義部の同値データ検
出(ステップ0105)において、ファイルの同値データ情
報の該当するファイル割当名から、それぞれのファイル
割当名を持つデータ定義部解析情報中の一致する開始位
置、長さによる同値データの検出を行なう。例えば、第
5図の例で示す同値番号「1」0501を持つファイルの同
値データ情報は、プログラム名「AA」0502のファイル割
当名「FILEB」0503およびプログラム名「BB」0504の「F
ILEC」0505であり、第11図で示すデータ定義部解析情報
の該当するプログラム名,ファイル割当名を持つレコー
ド情報は、それぞれ、1101,1102であり、各レコード情
報間で、同一の開始位置,長さを持つ項目を検出し、同
値データ情報としてメモリ内に記憶するが、検出した同
値データ情報のいずれかがすでに同値データ情報として
メモリ内に記憶済みの場合、未記憶の同値データ情報の
み、既記憶の同値データ情報の同値番号を付加してメモ
リ内に記憶する。例えば、第11図の例で示す項目名「DE
N−NO」の情報1103と項目名「DEN−NUM」の情報1104
は、同一の開始位置「1」と長さ「3」を持つ同値デー
タであり、同値データ情報としてメモリ内に記憶する
が、既に項目名「DEN−NO」の項目は、第9図の例で示
す同値データ情報としてメモリ内に記憶済み0901である
ため、同一の同値番号「1」を付加してメモリ内に記憶
する(0908)。データ定義部解析情報の他の項目につい
ても同様の手順により同値データをメモリ内に記憶す
る。第1図の例で示す手続き部の同値データ検出(ステ
ップ0106)は、既に説明済みである。
ジョブ制御プログラムの解析情報よりジョブ内の処理
対象とするプログラムの処理(第1図のステップ0104,
ステップ0105,ステップ0106)が終了した場合(ステッ
プ0103)、同値データ項目情報から標準データの決定を
行う(ステップ0107)。
標準データの決定は、同値データ項目情報の中でファ
イル実体名が空白以外となっている同一の同値番号を複
数の項目を表示装置に表示し、使用者が入力装置より、
標準とする項目名の番号あるいは使用者決定した標準デ
ータ名を入力することによって行なう。
第12図は、表示装置に表示した同値データ項目情報の
例、第13図は、決定済み同値データ項目情報の例を示
す。
例えば、第9図の例で示す同値データ項目情報の中
で、同値番号が「1」で、ファイル実体名が空白以外の
項目(0901,0908)を表示装置に項番を付加して、第12
図の例で示すように表示し、入力装置より、使用者が入
力した順番に該当する項目名あるいは使用者が入力した
項目名を標準データとして同一の同値番号を持つ該項目
の情報とともに決定した標準データ名を第13図の例に示
すメモリ内に記憶する(1301)。
次に、第1図の例で示す解析済みのメモリ内に記憶し
ている既存ソースプログラムについて(ステップ010
8)、ファイル割当名が空白以外の入出力項目につい
て、決定済みの標準データ名に変更する(ステップ010
9)ことを繰り返す。
第14図は、標準データに変更したCOBOL言語プログラ
ムの例を示す。第14図は、第10図および第11図で示した
COBOL言語で記述したプログラムを、第13図の例で示す
メモリ内に記憶した標準データ名の対応に基づいて、例
えば、項目名「DEN−NO」1302を標準データ名「DENPYO
−NO」1303に変更し、COBOL言語の記述形式で生成した
例を示す(1401)。
本実施例によれば、プログラム間にわたって使用され
る同値のデータを、プログラム内部で包含関係を持つ項
目間を移動している場合も捕捉することが可能となり、
標準データ名決定時の漏れをなくすとともに、包含関係
による同値でないデータ項目への波及を抑えることによ
り、使用者の標準データ名決定作業を軽減させ、標準デ
ータ名による既存プログラム内の項目名の標準化で再生
プログラムを自動生成することができ、保守性の向上の
効果がある。
第15図に、本発明の第二の本発明の処理手順を示す。
本実施例は、第1図に示した第一の実施例の処理手順に
加えて、同値データ項目名と類似する項目名を持つ項目
の検出処理(ステップ1507)、および、複数の項目から
の代入を受ける項目の処理を行うようにしたものであ
る。第15図に示す例の中の、この他のステップは、第1
図に示した実施例と同じである。
本実施例における、手続き部の同値データ検出(ステ
ップ1506)では、第1図の例に示した実施例の同値デー
タ情報に「同値レベル」を加えることにより、同値デー
タの対象とする項目名を受取側項目とする、1つ以上の
移動命令文から抽出する複数の送り出し側項目の各同値
レベルを該受取側項目名の同値レベルと異なる値を設定
することで、同値データでない疑いがあることを示すよ
うにしたものである。
第16図は、COBOL言語で記述した手続きの例、第17
図,第18図は、メモリ内に記憶した同値データ情報の例
を示す。
例えば、まず、項目名「DEN−NO」を受取側項目名と
する移動命令文である、第16図の例で示す文1601は、第
17図の例で示した同値データ情報1701としてメモリ内に
記憶される。ここで、同値レベル1702は、同一の例えば
「1」を設定する。次に、前述と同様の項目名「DEN−N
O」を受取側項目名とする移動命令文である、第16図の
例で示す文1602を検出する。これを、前述の動作と同様
に、メモリ内に同値データ情報として記憶しようとする
が、既に、第17図の例で示すとおり項目名「DEN−NO」
について記憶済みであるので、該項目名「DEN−NO」の
項目以外の、該項目の同値番号「1」を持ち、同値レベ
ルが該項目の同値レベル「1」に等しいか大きい値を持
つ項目のうち、同値レベルの最も大きい値を持つ項目17
03を検出し、該項項目の同値レベル「1」と検出した項
目の同値レベルが同一の場合、同値レベルに「1」を加
えて、同値レベルを「2」に変更するとともに、第16図
の例で示す文1602の項目名「DENBAN」の該項目情報を同
値レベル「2」としてメモリ内に記憶する(第18図の例
で示す1801)。
更に、項目名「DEN−NO」を受取側項目名とする移動
命令文を検出した場合(文1603)、送り出し側項目名
「DEN−N」の項目について、前述と同様の同値データ
情報の検出により、受取側項目名「DEN−NO」の該項目
の同値レベル「1」より大きい同値レベル「2」を持つ
項目(第18図の1801)を検出する。検出した項目の同値
レベル「2」は、当該項目の同値レベル「1」とは異な
るので、検出した項目の同値番号「1」、同値レベル
「2」を持つ同値データ情報として、前述の送り出し側
項目名「DEN−N」の項目情報を、メモリ内に記憶する
(第18図の1802)。
第15図の例で、ステップ1507で示す類似名称項目の検
出処理は、メモリ内に記憶している同値データ情報中の
項目名に類似の項目名を持つ項目情報をメモリ内に記憶
するデータ定義部解析情報より検出し、検出元となった
同値データ情報の同値番号持ち、同値レベルを例えば空
白として他の同値データ情報と区別して、同値データ情
報としてメモリ内に記憶する。例えば、第18図の例で示
す1803は、同値番号「1」で示す同値データ情報の項目
名に、例えば連続する3文字が同じであることから同値
データ情報としてメモリ内に記憶されている。
本実施例の第15図の例で示す標準データの決定(ステ
ップ1508)、第1図の例で示す実施例に、表示装置に表
示する同値データ情報に同値レベルの表示、および、標
準データとする項目の選択ができることを加えたもので
ある。同値データ情報の表示指定画面の例を第19図に示
す。1901は同値レベルの表示例を示す。
本実施例によれば、複数項目からの代入のある項目の
場合でも、標準データを選択指定でき、また、類似名称
項目の表示により、別名あるいは標準データ名に設定で
き、データ名の標準化をきめ細かく行なうことが可能と
なり、第1図の例で示す実施例より、更に、再生プログ
ラムの保守性の向上の効果がある。
第20図に、本発明の第三の実施例の処理手順を示す。
第15図の例で示した実施例では、ジョブ制御プログラム
に記述された一連のプログラム内の同値データ項目名の
標準化をしようとしているのに対して、本実施例では、
各ジョブ制御プログラムの単位で抽出した同値データ情
報を外部記憶装置に蓄積することにより、システム全体
について同値データ項目名の標準化をしようとするもの
である。
本実施例は、第15図に示した実施例のうち、標準デー
タの決定以降(ステップ1508,1509,1510)の代わりに同
値データ一覧表出力(ステップ2010)を設け、外部記憶
装置との同値データ情報の入出力を行うステップ2001,2
009を追加し、ファイル名をも同値データ名の標準化の
対称に加えたステップ2006の変更を除き、第15図で示し
た実施例と同じである。
第20図で示す既抽出の同値データ情報の読み込みステ
ップ2001は、本実施例に示す方法により、該ステップ20
01以降のステップで解析するジョブ制御プログラムとは
異なるジョブ制御プログラムについて、既に抽出し、外
部記憶装置内に蓄積された同値データ情報をメモリ内に
読み込み、記憶する、逆に、ステップ2009の同値データ
情報の書き出しでは、抽出した同値データ情報を外部記
憶装置内へ蓄積する。
本実施例のデータ定義部の同値データ検出ステップ20
06は、第1図の例で示した実施例の同値データ検出に内
部ファイル名についての同値データ検出を加えたもので
ある。
第21図は、ファイルの同値データ検出情報の例を示
す。例えば、第20図の例で示す使用ファイルの同値デー
タ検出ステップ2003により作成されたファイルの同値デ
ータ検出情報にプログラム名,ファイル割当て名で示す
内部ファイル名を追加する。
第20図の例で示す同値データ名一覧表出力ステップ20
10は、例えば、本実施例で抽出した同値データ情報を、
ファイル名の同値データの一覧表,項目名の同値データ
の一覧表の順で出力装置に編集出力する。第22図に、同
値データ情報の一覧表の例を示す。
本実施例によれば、ファイル名の同値データ名の標準
化を行うことができるという効果がある。また、同値デ
ータを外部記憶装置に蓄積することにより、他のシステ
ム例えばデータ辞書登録ツール等に流用することもで
き、本発明による同値データ情報を利用を拡大する効果
がある。
第23図に、本発明の第四の実施例における処理手順を
示す。本実施例は標準データを予めライブラリに登録す
ることにより、第一の実施例におけるユーザが標準デー
タを指定する作業の削減を計ったものである。本実施例
のプログラム標準化方法を、第23図に従って説明する。
ジョブ制御プログラム解析ステップ2301から手続き部の
同値データ検出ステップ2306までの過程は、第一の実施
例と同様である。入力されたジョブ内のプログラムがな
いと判断された場合には(ステップ2303)、予め標準デ
ータを蓄積してある標準データライブラリ内の標準デー
タと、解析した結果同値と判断された同値データ情報の
集合とを照合し(ステップ2307)、この照合により作成
される、第24図に示す標準データ対応表に基づいてデー
タ名称を変更する(ステップ2309)。
次に、標準データ照合ステップ(ステップ2307)につ
いて説明する。第25図は、第23図の標準データ照合ステ
ップ(ステップ2307)を詳細化した処理手順であり、第
26図は、標準データの名称とファイル実体,開始位置,
長さとの対応関係を示したものである。第27図は、第9
図と同様の同値データ項目情報であるが、第9図で明示
した01レベル項目名,当該位置,当該長さの項目を省略
し、第9図では省略されていた開始位置,長さを明示し
ている。第25図の処理手順は、まず、第26図に示される
標準データを一行読み込み(ステップ2402)、第27図に
示される同値データ情報のうちファイル実体、開始位
置、長さがすべて該標準データと一致したものがあるか
どうか調べ(ステップ2403)、一致した同値情報があれ
ば該同値データ情報の同値番号と該標準データから第24
図に示される対応表を作成する(ステップ2404)。
例えば、第26図における標準データ名DENPYO−NO(25
01)は、ファイル実体がFILEA(2502)で、開始位置が
「1」(2503)で、長さが「3」(2504)であるのに対
して、第27図における項目名DEN−NO(3101)は、ファ
イル実体がFILEA(3104)で、開始位置が「1」(310
2)、長さが「3」(3103)であるため、標準データ名D
ENPYO−NO(2501)は、DEN−NO(3001)をはじめとする
同値番号が「1」のすべての同値データ情報と対応して
いることを示す。上記過程が終了すると再び新しい標準
データを読み込み(ステップ2402)、読み込むべき標準
データがないと判断されるまで(ステップ2401)繰り返
す。
第24図の標準データ対応表は、標準データ名と第27図
の同値番号との対応関係を示したもので、例えばDENPYO
−NO(2601)は同値番号「1」(2602)に対応しSHOUHI
N(2603)は同値番号「2」(2604)に対応している。
これにより第23図においてデータ名称を変更する際(ス
テップ2309)、第27図における同値番号「1」でファイ
ル実体が存在する項目名,DEN−NO(3101),DENPYO(310
5),DEN−NUM(3110)は、標準名DENPYO−NO(2601)
に、同値番号が「2」で、ファイル実体が存在する項目
名,SHOUHIN(3106),SHO−CODE(3107)およびSHOUHIN
−CODE(3111)は、標準名SHOUHIN(2602)に変換す
る。
第28図は、第五の実施例における処理手順を示す図で
ある。本実施例はあらかじめ既存ソースの中のデータ項
目から標準データとするデータ項目の集合を選択し、そ
れに基づいて従属するデータ項目を含めて一括してデー
タ名称を変換するプログラム標準化方式であり、既存ソ
ースに一括して標準データにすべき階層構造を持つデー
タが含まれている場合、標準データの第一の実施例より
容易に指定することができる。第28図の処理手順におい
て、ステップ2801からステップ2806までは第1図の処理
手順と同様であるが、第29図に示される対話画面で既存
データの中から最上位レベルの標準データを選択する
(ステップ2807)。
例えば、第29図の対話画面でTIME(2701)を最上位レ
ベルの標準データに指定すると第9図,第27図と同様の
同値データ対応表が作成される。第30図においてTIME
(3302)に従属するすべての同値データ情報が標準デー
タとなる。第30図におけるTIME(3302)の01レベル項目
名は、M−REC(3301),開始位置は「5」(3303),
長さは「6」(3304)であるので、01レベル項目名がM
−RECのうち「5」から「11」の範囲にあるもの、即ち
開始位置「5」で長さ「2」のHOUR(3305),開始位置
「7」で長さ「2」のMINUTE(3306),開始位置「9」
で長さ「2」のSECOND(3307)がTIMEに従属する同値デ
ータ情報となる。こうして得られた情報とするデータ名
TIEM,HOUR,MINUTE,SECONDの各々について、第30図の同
値データ対応表から対応する同値番号3,4,5および6を
検出して、第31図の標準データ対応表を作成する。第28
図における処理手順、ステップ2809,ステップ2810は、
第15図と同様である。なお、第31図の標準データ対応表
内の標準データ名を人手により修正してから、以下のス
テップを行う方法もある。
第32図は、第六の実施例における処理手順を示す図で
ある。本実施例は、既存ソースを入力して同値データ情
報の整合性チェック表を出力するもので、対象とするソ
フトウェア内のデータがどの程度標準化されているかを
把握することを目的とする。ステップ3201からステップ
3208までは、第23図と同様であり、入力された既存ソー
スを解析して、第27図に示すデータ間の同値関係を明示
した対応表を作成し、作成された標準データと第27図に
示すデータ間の同値関係を明示した対応表を照合して、
第33図に示す整合性チェック表を作成する(ステップ32
09)。
この整合性チェック表は標準データに対応する入力さ
れた該既存データの中で、標準データと名称が一致しな
い同値データ情報との対応を示した表(3001)と、プロ
グラムごとに標準データの名称が一致していない同値デ
ータ情報の個数との対応を示した表(3002)の二つから
成る。例えば、同値番号が「1」の同値データ情報に対
して、標準データ名称を第29図のDENPYO−NO(2601)と
した場合、第27図において同値データが「1」のDEN−N
O(3101),DENPYO(3105),DEN−NUM(3110)はすべて
不整合と判断され、第33図の3003に示される不整合な項
名と標準データとの対応関係が出力される。また、同値
番号「2」の同値データ情報に対して、標準データを第
24図のSHOUHIN(2603)とした場合、第27図において同
値番号が「2」のものの中で、SHOUHIN(3106)のみは
整合と判断されるが、SHO−CODE(3107)、SHOUHIN−CO
DE(3111)は不整合と判断され、第33図の3004のように
対応関係が出力される。
同様に、同値番号「3」の同値データ情報に対してUR
I−BI(2605)を、同値番号「4」の同値データ情報に
対してBB−REC(2607)を、同値番号「5」の同値デー
タ情報に対してURI−KINGAKU(2609)を、それぞれ、標
準データとした場合、3005,3006,3007に示す対応関係が
出力され、3001に示す表が作成される。また、3001に示
す如く、プログラムAAにおける標準データと一致しない
項名を持つ同値データ情報の個数は8個、プログラムBB
における標準データと一致しない項名を持つ同値データ
情報の個数は3個あるので、これをプログラムごとの標
準データに対する名称不整合データ数を示した表3002に
出力する。
上記各実施例は、いずれも本発明の一例を示すもので
あり、本発明はこれらに限定されるべきものではないこ
とは言うまでもない。
以下に記載されるような効果が得られる。
同値となるデータ項目の集合の検出において、物理的
に同一位置を共有する別データ項目やそのデータ項目と
のデータを転送する別データ項目をも見出し、同値デー
タ項目として検出することができるので、同値データ項
目の検出漏れを削減することができ、ひいては残存ソフ
トウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率
化を図ることができる。
また、上記のデータの転送関係が存在する他のデータ
項目と、物理的同一位置を共有する更に別のデータ項目
をも検出して、同値データ項目の集合に含めることがで
きる。従って、同値データ項目の検出漏れを削減するこ
とができ、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名
称・属性の標準化作業の効率化を図ることができる。
また、探索元のデータ項目と、物理的に同一位置を共
有する別データ項目の物理的位置・長さの関係、およ
び、上記別データ項目とデータの転送関係がある他のデ
ータ項目と、物理的に同一位置を共有する更に別のデー
タ項目の物理的位置・長さの関係を比較することによ
り、該当する更に別のデータ項目のうち、探索元データ
とデータの転送関係がないデータ項目を検出し、該デー
タ項目を除いて同値データ項目の集合を作成することが
できる。従って、誤って同値データ項目として検出する
可能性を削減することができ、ひいては既存ソフトウェ
ア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率化を図
ることができる。
また、ジョブ制御パラメータやコマンド・プロセジュ
アの解析により、別プログラムに定義されたファイルの
うち物理的に同一のファイルを検出し、当該ファイルに
属するデータ項目の内相互に物理的位置を共有するデー
タ項目をも見出して同値データ項目として検出すること
ができるので、同値データ項目の検出漏れを削減するこ
とができ、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名
称・属性の標準化作業の効率化を図ることができる。
また、物理的に同一位置を共有する別データ項目を検
出して互いに同値を持つデータ項目として出力すること
ができるので同値データ項目の検出漏れを削減すること
ができ、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称
・属性の標準化作業の効率化を図ることができる。
また、あるデータ項目に対し、複数のデータ項目から
データが転送される場合を検出し、この場合は同値デー
タ項目である可能性が低いことを示す情報を利用者に提
示することができので、誤って、同値データ項目として
判定して、同じ名称・属性に変換する誤り削減し、ひい
ては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属性の標準
化作業の効率化を図ることができる。
また、データ名称を比較して、名称が類似したデータ
項目を見出して同値データ候補として検出することがで
きるので同値データ項目の検出漏れを削減することがで
き、ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属
性の標準化作業の効率化を図ることができる。
また、同値データ項目として同じ名称・属性にすべき
データ項目の候補の提示において、該同値データ候補を
検出した方法の相違により該データ項目に対し異なる優
先レベル情報を付加して、利用者に提示することができ
るので、誤って同値データ項目として判定して、同じ名
称・属性に変換する誤りを削減し、ひいては既存ソフト
ウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率化
を図ることができる。
また、既存ソフトウェアの同値データ項目情報を入力
し、前記の方法で得られた同値データ項目情報に加える
ことや、前記方法で得られた同値データ情報を蓄積する
ことができ、これにより既存ソフトウェアの一部のプロ
グラムの解析により得られた同値データ項目情報を蓄積
し、別の部分のプログラムの解析により得られた同値デ
ータ項目情報と合わせた同値データ項目情報を作成し、
これを基に、標準データ項目名称・属性を決定すること
ができるので、ソフトウェア規模が大きい場合、対象を
分割して同値データの検出作業を行うことを可能にし、
ひいては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属性の
標準化作業の効率化を図ることができる。
また、予め標準とするデータ項目名称や属性を定め、
該標準データ項目に置換すべき既存ソフトウェア内のデ
ータ項目を検出して置換することができ、標準データ項
目名称・属性を誤って決定する可能性を削減し、ひいて
は既存ソフトウェア内のデータ名称・属性の標準化作業
の効率化を図ることができる。
また、既存プログラム内のデータ項目情報を解析して
自動抽出し、この情報を必要により修正して標準とする
データ項目名称・属性を作成することができるので、標
準データ名称・属性を決定する作業工数を削減し、ひい
ては既存ソフトウェア内のデータ項目名称・属性の標準
化作業の効率化を図ることができる。
また、対象ソフトウェアを解析し、前記方法で同値デ
ータの検出を行ない、得られた同値データ項目の集合
と、標準となるグラムの標準データ項目名称・属性を照
合して、整合性のチェック結果を出力することができる
ので、これによりデータ項目名称が正しく設定されてい
ることを確認することを容易にし、ひいては既存ソフト
ウェア内のデータ項目名称・属性の標準化作業の効率化
を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明により、既開発のソフトウェアの同値データ項
目の抽出作業を効率的に行うことができ、ひいては対象
ソフトウェアの保守作業が効率化されるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における処理手順のを示
す図、第2図は実施例のハードウェア環境を示す図、第
3図はジョブ制御プログラムの役割りを説明する図、第
4図はジョブ制御プログラムの解析情報の例を示す図、
第5図はファイルの同値データ検出情報の例を示す図、
第6図,第10図はCOBOL言語で記述されたソースプログ
ラムの定義部の例を示す図、第7図,第16図はCOBOL言
語で記述されたソースプログラムの手続き部の例を示す
図、第8図,第11図はデータ定義部解析情報の例を示す
図、第9図,第27図,第30図は同値データ項目情報の例
を示す図、第12図は表示装置に表示した同値データ項目
情報の例を示す図、第13図は決定済み同値データ項目情
報の例を示す図、第14図は標準データに変更したCOBOL
言語プログラムの例を示す図、第15図は第二の実施例の
処理手順を示す図、第17図,第18図は同値データ情報の
例を示す図、第19図は実施例における同値データ情報の
表示・指定画面の例を示す図、第20図は第三の実施例の
処理手順を示す図、第21図はファイルの同値データ検出
情報の例を示す図、第22図は同値データ情報一覧表の例
を示す図、第23図は第四の実施例の処理手順を示す図、
第24図は実施例の標準データ対応表を示す図、第25図は
実施例の標準データ照合ステップの詳細な処理手順を示
す図、第26図は標準データとファイル実体等の対応関係
を示す標準データ登録テーブルを示す図、第28図は第五
の実施例の処理手順を示す図、第29図は標準データ選択
画面を示す図、第31図は標準データ対応表を示す図、第
32図は第六の実施例における処理手順を示す図、第33図
は整合性チェック表を示す図である。 1:CPU、2:メモリ、3:入力装置、4A:表示装置、4B:プリ
ンタ、5:外部記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 団野 博文 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 太田 健一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 日立マイクロコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−134624(JP,A) 特開 平1−280831(JP,A) 特開 平2−83731(JP,A) 特開 平2−278335(JP,A) 特開 平3−141427(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置を用いて、ソフトウェアの中で同
    じ内容として使用され同値データ項目を検出する同値デ
    ータ項目検出方法において、 該処理装置で、該ソフトウェアに含まれるデータの転送
    関係を検出することにより、データの転送関係によって
    関連付けられたデータ項目の集合として検出し、該集合
    をメモリ内に読み込み、 表示装置に出力された前記同値データ項目の集合の中か
    ら、入力装置からの指示に基づいて、該メモリ内の第1
    のデータ項目を選択し、 選択された前記第1のデータ項目とレコード内の格納位
    置を同じくする第2のデータ項目を抽出し、 検出した前記第2のデータ項目を、該メモリ内の同値デ
    ータ項目の集合に追加することを特徴とする同値データ
    項目検出方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の同値データ項目検出方法
    は、さらに、 前記選択した第1のデータ項目の名称、あるいは前記入
    力装置を介して入力したデータ項目名称のいずれかを標
    準データ項目名称として設定し、前記同値データ項目の
    集合内の各データ項目の名称を、前記標準データ項目名
    称で置き換えることを特徴とする同値データ項目検出方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の同値データ項目検出方法
    は、さらに、 前記同値データ項目の集合に含まれるデータ項目と類似
    の名称を有するデータ項目を、前記同値データ項目の集
    合に追加することを特徴とする同値データ項目検出方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の同値データ項目検出方法
    は、さらに、 前記データ転送関係に基づいたデータ項目の抽出、及び
    前記レコード内の格納位置の位置関係に基づいたデータ
    項目の抽出を繰り返し実行し、 前記繰り返しの結果得られたデータ項目と前記第1のデ
    ータ項目との間にデータの転送関係があるか否かを判定
    することを特徴とする同値データ項目検出方法。
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