JPH07141168A - 階層仕様情報作成方法 - Google Patents

階層仕様情報作成方法

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JPH07141168A
JPH07141168A JP5290467A JP29046793A JPH07141168A JP H07141168 A JPH07141168 A JP H07141168A JP 5290467 A JP5290467 A JP 5290467A JP 29046793 A JP29046793 A JP 29046793A JP H07141168 A JPH07141168 A JP H07141168A
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JP5290467A
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Hirobumi Danno
博文 団野
Ichiro Naito
一郎 内藤
Gunji Tsukuda
軍治 佃
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Hitachi Ltd
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/10Requirements analysis; Specification techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/70Software maintenance or management
    • G06F8/74Reverse engineering; Extracting design information from source code
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既開発ソフトウェアから、データの派生関係
を階層で関係付け、関連する手続きとともに蓄積したデ
ータの再利用性の高い階層仕様情報を抽出し、ソフトウ
ェアの生産性向上、保守作業の効率向上を図ること。 【構成】 既存のプログラムを解析してデータ項目、手
続きを抽出し(ステップ100)、データ項目に関連す
る手続きをデータ項目と関連づけて蓄積し(ステップ2
00)、利用領域を共有するデータ項目間あるいはデー
タ移動を行うデータ項目間、あるいは比較項目間を関係
付けて類似項目として蓄積し(ステップ300)、類似
項目からキー項目を選択し(400)、選択したキー項
目を設定した階層仕様を作成し(ステップ500)、キ
ー項目に関連したデータ項目を持つレコードから従属す
るデータ項目を選択し、選択したデータ項目を階層仕様
の属性データとして追加する(ステップ600)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウエア(プログ
ラム)から仕様情報を作成する仕様情報作成方法に関
し、特に、新規のソフトウエアの開発およびソフトウエ
アに対する理解作業や保守作業を効率的に行うために、
既開発のソフトウエアから再使用可能な仕様情報を抽出
して階層的な仕様情報を作成する階層仕様情報作成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウエアの開発手順としては、先
ず、各種要求を分析してシステムおよびプログラムの仕
様を決定し、決定された仕様に基づいてシステムおよび
プログラムの構造を設計し、それを適当な言語でコーデ
ィングするのが一般的であり、特に大規模な新規なソフ
トウエアを作成する場合には、システムエンジニアやプ
ログラマの負担は極めて大きいものであった。新たに開
発しようとするソフトウエアと類似したソフトウエアが
存在した場合には、それを利用することも考えられる
が、そのためには既存のソフトウエアの内容を正確に理
解しておかなくてはならない。また、既存のソフトウエ
ア自体を保守(改良、修正)する場合にもそのソフトウ
エアの内容を正確に理解しなくてはならない。しかしな
がら、一般にプログラムそのものを見てその中身を理解
するのは容易でない。ソフトウエアの中身を理解するに
はそのソフトウエアの仕様書を参照すればよいが、すべ
てのソフトウエアが仕様書付きとは限らず、また仕様書
付きであったとしてもプログラマが即座に見ることがで
きるように常時備えられているとは限らない。
【0003】そのため、従来、ソフトウェアの生産性の
向上や、保守作業の効率向上のため、既開発ソフトウェ
アの仕様情報を抽出することにより、あるいはソースプ
ログラムの一部を部品化して、データベース等に蓄積し
ておくことによって、新規ソフトウェアの開発への再利
用や、あるいは、既開発ソフトウェアの理解する保守作
業に用いる方法が考えられている。上述した既開発のソ
フトウェアから仕様情報を抽出する方法やシステムは、
例えば、「Reverse Engineering:
Markets,Methods and Tool
s,Rosemary R.Evans and Ke
ithHales,Ovum Ltd,1990」に記
載されている。特に、データベースの定義情報、ファイ
ル情報からデータ関連情報を抽出するシステムとしてB
achm110n Re−engineering P
roduct Set(前述の文献 Volume2 P.27-3
6)が製品化されている。これは各種データベース定
義、COBOLのレコード定義などから、設計情報を抽
出し、データ間の関係を示すデータモデルを抽出し、そ
れらを新規ソフトウェアの開発に再利用するシステムで
ある。この従来技術は、データ間の関係情報を抽出し再
利用するソフトウェアの生産性向上、データ関連を理解
する保守作業の効率向上のための有力な技術である。
【0004】また、既開発のソフトウェアから、データ
集合と、そのデータ集合に対する手続きを持つ、「オブ
ジェクト指向の仕様情報」を抽出する方法も提案されて
いる。この方法に関する従来技術には、特願平02−2
76227号「データ中心アプローチに基づく設計情報
抽出」がある。この方法によれば、データを正規化し、
正規化したデータ毎に関連手続きを収集し、再利用可能
な仕様情報を得ることができる。この従来技術は、デー
タと、データに関連する手続きを一体化させ抽出するソ
フトウェアの生産性向上のための有力な技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者のデータモデルを
抽出する従来技術は、データに関わる手続きを抽出する
技術がないという問題がある。また、抽出するデータモ
デルは、データ(エンティティ)とデータの関係(リレ
ーションシップ)を蓄積することによりデータ間の関係
を表現するのみで、データの理解・再利用に必要なデー
タの派生関係を示す階層分類ができないという問題があ
る。また、後者のオブジェクト指向の仕様情報を抽出す
る従来技術では、データの正規化を行うために、異なる
データ名称は異なるデータ内容を持つことを前提として
いる。しかし、従来の既存システムでは、多数の異名同
義のデータが存在するので、予め既存ソフトウェア内の
データ名称の統一を行う作業が必要となるという問題が
ある。また、データの正規化は、対象システム全体に対
して行う必要がある。従って、対象システム内の一部分
のソフトウェアからオブジェクト指向の仕様情報を抽出
することや、既存のオブジェクト指向の仕様情報に新た
に抽出したオブジェクト指向の仕様情報を追加すること
ができないので、データの理解・再利用に必要な作業が
著しく制約されることになるという問題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、データの派生関係
を階層で関係付け、関連する手続きとともに蓄積したデ
ータの再利用性の高い階層仕様情報を抽出し、ソフトウ
ェアの生産性向上、保守作業の効率向上を図ることにあ
る。本発明の第2の目的は、前記の階層仕様情報を抽出
するに当たり、異名同義のデータ項目の収集、類似のデ
ータを扱う類似データ項目の収集を行うことにより、予
め既存ソフトウェアの異名同義データを統一する必要な
しに階層仕様情報を抽出し、ソフトウェア開発、および
保守作業を容易にすることある。本発明の第3の目的
は、対象システム内の一部分のソフトウェアから抽出し
た階層仕様情報を、既に抽出済みの階層仕様情報に追加
して蓄積することを可能とし、階層仕様情報を簡易に拡
張でき、ソフトウェア開発、および保守作業で扱う情報
の抽出を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、本発明の階層仕様情報作成方法は、プログラムを
解析するステップと、解析された情報によりデータ項目
に関連する手続きをデータ項目と関連づけて蓄積するス
テップと、利用領域を共有するデータ項目間あるいはデ
ータ移動を行うデータ項目間を関係付けて類似項目とし
て蓄積するステップと、類似項目を利用者が選択し、キ
ー項目、属性データ項目として記憶するステップと、属
性データ項目に関係付けられた手続きをサービス手続き
として記憶し、記憶されたキー項目と属性データ項目お
よびサービス手続きよりなる階層仕様を作成するステッ
プを有することを特徴とする(請求項1)。
【0008】また、前記の方法で新規作成する階層仕様
を、既階層仕様の上位、あるいは下位に関係付けて作成
することを特徴とする(請求項8)。この方法には、キ
ー項目のために利用者が選択した類似項目が、既階層仕
様の上位階層仕様も含めたキー項目の一部である場合、
該階層仕様の下位に関係付けて、利用者が選択した類似
項目の内、該階層仕様の上位階層仕様も含めたキー項目
と重複しない類似項目をキー項目とした新規の階層仕様
を作成する方法(請求項9)と、既階層仕様の上位階層
仕様も含めたキー項目が、キー項目のために利用者が選
択した類似項目の一部である階層仕様を検出した場合、
該階層仕様のキー項目から、利用者が選択した類似項目
を削除するとともに、該階層仕様の上位に関係付けて、
利用者が選択した類似項目をキー項目とした新規の階層
仕様を作成する方法(請求項10)と、キー項目のため
に利用者が選択した類似項目と、既階層仕様の上位階層
仕様も含めたキー項目が全て一致する、あるいは、いづ
れにも一致しない類似項目が残る場合、利用者に問い合
わせ、該階層仕様の下位に関係付けて、キー項目無しの
新規の階層仕様を作成する、あるいは上位に関係付け
て、該階層仕様のキー項目で新規階層仕様を作成し、該
階層仕様のキー項目を削除する方法(請求項11)があ
る。
【0009】また、属性データ項目作成のために利用者
が選択する類似項目を、該階層仕様のキー項目に関係付
けられたデータ項目を含むレコードに従属するデータ項
目を提示し、利用者が選択したデータ項目に関係付けら
れた類似項目を検出することで行い(請求項12)、ま
た、該属性データ項目をキー項目に含む他の階層仕様を
探索し、検出した場合、該属性データ項目を検出した階
層仕様に関係付ける情報に変更する(請求項13)。ま
た、属性データ項目に関係付けられたサービス手続きの
作成において、該サービス手続きのうち、データを初期
化する手続き、および、データを終了化する手続きを該
サービス手続きから分離し、別のサービス手続きとする
(請求項14)。
【0010】第2の目的を達成するために、本発明の階
層仕様情報作成方法は、前記方法において、前記の階層
仕様情報を抽出するに当たり、利用領域を共有するデー
タ項目間あるいはデータ移動を行うデータ項目間を関係
付けて類似項目として蓄積し(以上請求項1の部分)、
加えて、類似項目として蓄積する情報に、比較手続きで
比較対象とするデータ項目間も関係付けて蓄積する(請
求項2)。また、利用者が選択する類似項目の特定を、
データ項目の一覧表を提示し、利用者が選択したデータ
項目に関係付けられた類似項目を検出することで行う
(請求項3)。あるいは、データ項目の集合としてのレ
コードの一覧表を提示し、利用者が選択したレコードに
従属するデータ項目を提示し、利用者が選択したデータ
項目に関係付けられた類似項目を検出する(請求項
4)。
【0011】あるいは、類似項目に関係付けられたデー
タ項目の名称文字列内に、予め用意しメモリ内に記憶す
る語の辞書であるキーワード辞書内の語を含む数を、類
似項目毎に計数し、計数値の大きい順に作成した類似項
目の一覧表を提示し、利用者が選択する(請求項5)。
あるいは、類似項目内の比較関係の数を計数し、計数値
の大きい順に作成した類似項目の一覧表を提示し、利用
者が選択する(請求項6)。あるいは、前述のキーワー
ド辞書内の語を含む数を、類似項目毎に計数した数と、
類似項目内の比較関係の数を計数した数を加えた数の大
きい順に作成した類似項目の一覧表を提示し、利用者が
選択する(請求項7)ことで行う。
【0012】第3の目的を達成するために、本発明の階
層仕様情報作成方法は、前記までの方法において、既に
作成済みの階層仕様情報に関係付けて新たに階層仕様を
追加することで行う(請求項15)。
【0013】
【作用】本発明の階層仕様情報作成方法は、プログラム
の解析するステップにより、構成要素であるデータ項目
と手続き情報を抽出でき、データ項目に関連する手続き
をデータ項目と関連づけて蓄積するステップにより、デ
ータを主眼としたデータ項目とデータの操作を一体とし
た情報の再利用を抽出する、次に、類似項目として蓄積
するステップにより、異名同義をまとめることが可能と
なる。類似項目を利用者が選択し、キー項目、属性デー
タ項目として記憶し、属性データ項目に関係付けられた
手続きをサービス手続きとして記憶し、記憶されたキー
項目と属性データ項目およびサービス手続きよりなる階
層仕様を作成するステップにより、互いに関係の深いデ
ータ項目(属性データ項目の集まり)と、それを他の属
性データ項目の集まりと識別するためのデータ項目(キ
ー項目)を仕様としてまとめることができ、既開発ソフ
トウェア内での異名同義のデータ、および該データに関
係が深くキーにより識別できるデータの集まりに関する
操作をまとめることができる。
【0014】さらに、前記の再利用性の高い仕様情報
を、既仕様情報の上位、あるいは下位に関係付けて、キ
ー項目の重複をしない方法によって作成することにより
仕様情報の派生関係を階層で関係付けて抽出することが
できる。また、属性データ項目作成のための類似項目選
択方法を、キー項目に関係付けられたレコードのデータ
項目を提示することで、既開発ソフトウェア上でキー項
目と同時に利用されていたデータ項目から選択ができ
る。また、属性データ項目をキー項目に含む他の階層仕
様がある場合、検出した階層仕様に関係付ける情報に変
更することにより、属性データ項目の階層仕様間での重
複をなくし、さらに、階層仕様間での関係を付けること
ができる。また、属性データ項目に関係付けられたサー
ビス手続きのうち、初期化、終了化する手続きを別のサ
ービス手続きとすることで、より具体性の高い操作手続
きを持つ仕様情報を抽出することができる。以上の手段
によって、第1の目的が達成される。
【0015】また、本発明の階層仕様情報作成方法は、
前記方法において、利用領域を共有するデータ項目間あ
るいはデータ移動を行うデータ項目間を関係付けて類似
項目として蓄積することで、異名同義のデータ項目の収
集し、加えて、比較手続きで比較対象とするデータ項目
間を関係付けて蓄積することで、類似のデータを扱うデ
ータ項目の収集することができる。また、類似項目の特
定を、データ項目の一覧表から選択、あるいは、レコー
ドの一覧表から対話的に選択する。あるいは、キーワー
ド辞書内の語を含む数の大きい順に作成した類似項目の
一覧表から選択する。あるいは、類似項目内の比較関係
の数の大きい順に作成した類似項目の一覧表から選択す
る。あるいは、前述のキーワード辞書内の語を含む数
を、類似項目毎に計数した数と、類似項目内の比較関係
の数を計数した数を加えた数の大きい順に作成した類似
項目の一覧表から選択することで、キー項目の可能性の
高い類似項目を優先的に提示選択することができる。以
上の手段によって第2の目的が達成される。
【0016】本発明の階層仕様情報作成方法は、前記ま
での方法において、既に作成済みの階層仕様情報に関係
付けて階層仕様を追加することを行うことで、階層仕様
情報を拡張することができる。以上の手段によって第3
の目的が達成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の第1の実施例における処理手順を示
すフローチャートである。図2は本実施例のハードウェ
ア環境を示す図である。図2において、1は検索、解
析、比較演算など様々な処理を行うCPU(中央処理装
置)、2は処理すべき情報や処理結果を格納するメモ
リ、3はソースプログラムなどを格納している低速大容
量の外部記憶装置、4はキーボードなどの入力装置、5
は表示装置やプリンタなどの出力装置である。
【0018】本実施例の階層仕様情報作成方法を図1の
フローチャートに基づいて説明する。図1において、ス
テップ100は、階層仕様の構成要素であるデータ項
目、手続き情報を抽出するため、外部記憶装置3内に蓄
積されているソースプログラムを解析して、データ定義
部解析情報と手続き部解析情報を作成し、メモリ2内に
記憶するステップである。図3はCOBOL言語で記述
されたソースプログラムの定義部9の例であり、図4は
COBOL言語で記述されたソースプログラムの手続き
部10の例である。図5は、図3に示されたソースプロ
グラムのデータ定義部9を解析して作成したデータ定義
部解析情報11の例である。
【0019】図3に示されたソースプログラムのデータ
定義部を項目ごとに順次解析し、データ定義解析情報を
作成し、メモリ2に記憶する。データ定義解析情報11
は、図5に示されているように、解析した情報を識別す
るための通番欄12、従属している項目の通番である親
通番欄13、データ項目名欄14、属性欄15、相対位
置欄16、および長さ欄17からなっている。ここで記
憶したファイル、レコード、データ項目情報を、以下で
引用するときは、単に「データ項目」と呼ぶ。例えば、
図3におけるデータ定義301、すなわち「02 伝票
NO PIC9 (5).」を解析すると、解析の順番
を示す通番欄12が「11」、データ項目名欄14が
「伝票NO」、属性欄15が「9」、相対位置欄16が
「120」、長さ欄17が「5」、親通番欄13がデー
タ階層の上位である「伝票レコード」の通番を示す親通
番「10」である図5に示すようなデータ定義部解析情
報が得られる。また、図3におけるデータ定義302、
すなわち「02 伝番 PIC X(5)REDEF
伝票NO.」は、データ定義301を再定義している
ことを示し、図5の通番12に示した解析情報のように
相対位置欄16の値を通番11の相対位置欄16の値と
同じ値「120」とする。
【0020】図6は、図4の手続き部を解析して作成し
た手続き部解析情報18の例を示す図である。図4に示
されたソースプログラムの手続き部を命令ごとに順次解
析し、手続き部解析情報を作成し、メモリ2に記憶す
る。手続き部解析情報18は、図6に示されているよう
に、解析した情報を識別する通番欄19、命令語欄2
0、命令内容欄21、親通番欄22、および次通番欄2
3からなっている。命令内容欄21で利用するデータ項
目名は、先に解析したデータ定義部解析情報のレコー
ド、データ項目と関係付けられている。例えば、図4で
示す命令401、すなわち「MOVE 顧客名 TO
顧客名称」を解析すると、解析の順番を示す通番欄19
が「32」、命令語欄20が「MOVE」、命令内容欄
21が「顧客名 TO 顧客名称」、親通番欄22が命
令階層の上位である「THEN」の通番を示す「3
1」、次通番欄23が次通番を示す「33」である図6
で示すような手続き部解析情報が得られる。命令内容欄
21の「顧客名」および「顧客名称」はそれぞれ図5で
示すデータ定義部解析情報の通番28、通番22のデー
タ項目を示している。
【0021】次のステップ200は、階層仕様がデータ
項目を主とし、関連する手続きを従とすることから、デ
ータ定義部解析情報のデータ項目毎に手続き部解析情報
から生成手続きを抽出し、データ項目に関連付けて記憶
するステップである。図7は、ステップ200の結果得
られるデータ定義部解析情報のデータ項目毎に生成手続
きを関連付けて記憶した例24を示す図であり、解析の
順番を示す通番欄25、親通番欄26、データ項目を示
すデータ項目欄27、属性欄28、相対位置欄29、長
さ欄30、生成手続き欄31からなる。ステップ200
では、データ項目毎に、以下の処理によって生成手続き
を抽出する。データ項目欄27にあるデータ項目を生成
先に持つ命令を手続き部解析情報から検出し、検出した
命令の通番を該データ項目に対応する生成手続き欄31
に記憶する。次に、該命令の上位命令を示す親通番を該
データ項目の生成手続き欄31に追加して記憶する。次
に、前記処理を該命令の親通番の命令が無くなるまで順
次繰り返す。また、該データ項目を生成先に持つ命令内
の生成元となるデータ項目についても前記までと同様の
処理を行い、抽出した命令の通番を該データ項目の生成
手続き欄31に追加して記憶する。
【0022】例えば、図7の通番22で示すデータ項目
「顧客名称」を生成先とする命令を図6で示す手続き部
解析情報18から探索する。この例では、通番32の命
令「顧客名 TO 顧客名称」を検出し、この通番“3
2”を図7の通番22で示すデータ項目「顧客名称」の
生成手続き欄31に記憶する。次に、図6の通番32で
示す命令の親通番“31”を図7の通番22で示すデー
タ項目「顧客名称」の生成手続き欄31に追加して記憶
する。次に、図6の通番31について、さらに親通番3
0があるのでその親通番“30”を図7の通番22で示
すデータ項目「顧客名称」の生成手続き欄31に追加し
て記憶する。続けて、図6の通番30について、親通番
を参照すると親通番0になっており、これは上位命令が
ないことを意味しているので、親通番を収集する処理を
終了する。また、該データ項目「顧客名称」を生成先と
する命令である図6の通番32の命令内容で生成元とな
るデータ項目「顧客名」について、データ項目「顧客
名」を生成先とする命令を検索する。この例では1つも
検出できないので図7の通番22で示すデータ項目「顧
客名称」に関連した生成手続きを抽出する処理を終了す
る。
【0023】次のステップ300は、異名同義のデータ
項目を1項目として扱う階層仕様内のキー項目、属性デ
ータ項目を作成するため、データ定義部解析情報11の
データ項目のうち、同一メモリ領域、同一外部記憶装置
内領域を共有するか、移動命令により同一データを扱う
か、あるいは、比較命令により類似したデータを扱うデ
ータ項目を抽出し、類似項目情報として関係付けてメモ
リ2内に記憶するステップである。
【0024】図8は、ステップ300の処理によって得
られる異名同義として関係付けられた類似項目情報の例
を示す図である。図8に示したように、類似項目情報3
2は、通番欄33、類似項目名欄34、比較関連欄3
5、データ項目欄36からなっている。通番欄33は類
似項目を識別するための通番を示し、データ項目欄36
は類似として抽出したデータ項目を示す情報であり、デ
ータ項目の通番がふさわしいが、説明の都合上図8では
データ項目の名称で表現している。類似項目名欄34は
いづれかのデータ項目の名称であって、後に出力装置に
類似項目情報を表示することによって利用者が変更する
ことが可能である。
【0025】ステップ300では、異名同義のデータ項
目を以下の処理によって収集し、類似項目情報32を作
成する。データ定義部解析情報11から、相対位置、長
さが一致するデータ項目を探索し、検出したデータ項目
のいづれかをデータ項目欄に持つ類似項目を探索する。
類似項目を検出した場合、先に検出したデータ項目を該
類似項目のデータ項目欄36に重複のないように追加し
て記憶する。該当する類似項目がない場合、通番を付加
し、先に検出したデータ項目をデータ項目欄36に記憶
し、記憶したデータ項目のうちの1つのデータ項目名を
類似項目名として付加してメモリ内に記憶する。また、
手続き部解析情報18内の移動命令毎に生成元、あるい
は生成先のデータ項目をデータ項目欄36に持つ類似項
目を類似項目情報32から探索し、検出した場合、該移
動命令内のデータ項目を対象として、前記同様の類似項
目への追加あるいは作成を行う。また、手続き部解析情
報18内の比較命令毎に比較データ項目をデータ項目欄
に持つ類似項目を類似項目情報32から探索し、検出し
た場合、該移動命令内のデータ項目を対象として、前記
同様の類似項目への追加あるいは作成を行い、比較して
いるデータ項目を比較関連欄35に重複のないように追
加して記憶する。
【0026】例えば、図5で示すデータ定義部解析情報
11から相対位置および長さが一致するデータ項目を探
索する。この例では、相対位置「120」と長さ「5」
が同じである通番11と通番12のデータ項目「伝票N
O」および「伝番」を検出し、データ項目「伝票NO」
または「伝番」のいづれかをデータ項目欄に持つ類似項
目を探索する。類似項目を1つも検出しない場合、新規
の通番、例えば通番5を付加し、その通番5のデータ項
目欄36に「伝票NO」、「伝番」として記憶する。図
8の類似項目名欄34の「受注番号」は後に出力装置に
類似項目情報を表示することによって、利用者が変更し
たものとする。また、図6で示す手続き部解析情報18
内の移動命令、例えば、通番10で示す移動命令「MO
VE 伝票NO TO 受注コード」では、「伝票N
O」および「受注コード」をデータ項目欄に持つ類似項
目を探索する。この例では、「伝票NO」が先の例で記
憶されているので図8で示す通番5の類似項目を検出さ
れ、データ項目「伝票NO」、「受注コード」を重複な
く追加する(今の場合「伝票NO」は既に記憶されてい
るので「受注コード」だけを追加する)。また、図6で
示す手続き部解析情報18内の比較命令、例えば、通番
30で示す比較命令「IF 顧客コード=顧客番号」で
は、「顧客コード」と「顧客番号」をデータ項目欄36
に持つ類似項目を探索する。この例では、図8で示す通
番6の類似項目を検出し、データ項目「顧客コード」お
よび「顧客番号」を重複なく追加するとともに、比較関
連欄に「顧客コード,顧客番号」(順序は問わない)を
重複なく追加する。
【0027】次のステップ400は、階層仕様を識別す
るためのキーを持つことから、データ項目あるいは類似
項目の名称を出力装置に表示し、利用者が選択した類似
項目、あるいは選択したデータ項目に関係付けられてい
る類似項目を取得するステップである。図9は、データ
項目と類似項目名の一覧表37を出力装置5に表示した
例である。データ定義部解析情報11内のデータ項目名
および類似項目情報32内の類似項目の類似項目名を昇
順に並べ替えてデータ項目名欄39に、また類似項目名
にだけ類似項目であることを示す識別印*を類似項目欄
38に表示する。利用者は、表示された一覧表から、任
意の項目(データ項目あるいは類似項目)を選択する。
選択された項目が類似項目の名称の場合、該名称を持つ
類似項目を類似項目情報32から探索して類似項目を取
得する。選択された項目がデータ項目の場合、該名称を
名称欄に持つデータ項目をデータ定義部解析情報11か
ら探索し、検出したデータ項目をデータ項目欄に持つ類
似項目を類似項目情報32から探索して類似項目を取得
する。
【0028】例えば、図9で示すデータ項目一覧表37
は、図5で示すデータ定義部解析情報11内のデータ項
目名、および、図8で示す類似項目情報32内の類似項
目の類似項目名を昇順に並べ替え、類似項目名の名称に
類似項目の識別印*を付加し、出力装置5に表示する。
例えば、利用者が図9の参照符号901で示した項目
「受注番号」を入力装置4により指示した場合、識別印
*があるので、名称「受注番号」を類似項目名欄に持つ
類似項目を類似項目情報32から探索する。この例で
は、図8の通番5で示す類似項目を検出する。また、例
えば、利用者が図9の参照番号902で示した項目「顧
客コード」を入力装置4により指示した場合には識別印
*がないので、名称「顧客コード」を名称欄に持つデー
タ項目を図5で示すデータ定義部解析情報11から探索
する。この例では、通番21のデータ項目を検出し、該
データ項目をデータ項目欄36に持つ類似項目を図8で
示す類似項目情報32から探索する。この例では、通番
6で示す類似項目を検出する。
【0029】次のステップ500は、階層仕様を新規に
作成するために、ステップ400で取得した類似項目を
キー項目とする階層仕様を階層仕様情報内に作成するス
テップである。図10はステップ500の詳細処理手順
を示すフローチャートである。図11はメモリ2内の新
規作成した階層仕様情報の例を示す図である。階層仕様
情報40は、通番欄41、名称欄42、キー項目欄4
3、属性データ項目44、サービス手続き欄45、上位
通番46からなっている。図12は階層仕様を出力装置
に表示した例である。図10において、ステップ510
は、新規の階層仕様の記憶領域をメモリ2内に作成する
ステップである。次のステップ520は、ステップ51
0で作成した階層仕様のキー項目欄43にステップ40
0で取得した類似項目を関係付けて記憶するステップで
ある。次のステップ530は、ステップ510およびス
テップ520で作成した階層仕様を出力装置5に表示
し、利用者が入力装置4から名称を入力し、取得した該
名称を該階層仕様の名称欄42に記憶するステップであ
る。
【0030】例えば、ステップ400で類似項目「受注
番号」を取得した場合、図11で階層仕様を識別するた
めの通番欄41に、この例では通番“2”で識別する階
層仕様を作成する。キー項目欄43に類似項目「受注番
号」を記憶する。この例では、説明上名称として「受注
番号」を利用しているが、類似項目「受注番号」に関係
付ける情報を記憶する。以下、属性データ項目欄44、
サービス手続き欄45も同様に例示する。図11の階層
仕様情報40のうち、通番2で示す階層仕様を各欄毎に
分けて出力装置5に表示する。図12のものは、出力装
置5に階層仕様情報40を表示した後、利用者が入力装
置4から名称として「受注」を入力した例である。入力
された名称「受注」は、図11に示された通番2の階層
仕様の名称欄42に記憶される。
【0031】次のステップ600は、階層仕様内の属性
データ項目、サービス手続きを追加するために、キー項
目(類似項目)に関係付けられたデータ項目を持つレコ
ードを出力装置5に表示し、利用者が選択したデータ項
目から、属性データ項目、および、サービス手続きを作
成し、該階層仕様情報に追加するステップである。図1
3は、ステップ600の詳細な処理手順を示したフロー
チャートである。図14は階層仕様およびデータ項目一
覧を出力装置5に表示した例であり、階層仕様48と関
連レコード情報49からなっている。図15はサービス
手続きの詳細を出力装置5に表示した例である。。
【0032】ステップ600を図13の処理手順に基づ
いて詳細に説明する。該階層仕様のキー項目に関係付け
られた類似項目(以下キー類似項目と呼ぶ)に関係付け
られたデータ項目について以下のステップを処理する
(ステップ610)。キー類似項目に関係付けられた該
データ項目の親通番をデータ定義部解析情報11から順
次探索し、属性欄15が「レコード」のデータ項目を検
出する(ステップ620)。検出したレコードを示すデ
ータ項目に従属するデータ項目を、検出したデータ項目
から通番が昇順となる方向に、次のデータ項目の属性欄
が「レコード」となるまでのデータ項目の名称を、一覧
にして出力装置5に表示する(ステップ630)。
【0033】利用者により何れかのデータ項目の名称が
選択された場合(ステップ640)、選択された名称を
持つデータ項目をデータ定義部解析情報11から探索
し、検出したデータ項目をデータ項目欄に持つ類似項目
を類似項目情報32から探索する(ステップ650)。
検出した類似項目を該階層仕様の従属データ項目に追加
して記憶する(ステップ660)。検出した類似項目に
関係付けられたデータ項目の生成手続きを該階層仕様の
サービス手続きに複写して追加し、サービス手続き名を
付加する(ステップ670)。サービス手続きは、検出
した類似項目に関係付けられたデータ項目の生成手続き
の内、生成元データが固定値の場合、別サービス手続き
とする。また、サービス手続きの手続き内容内のデータ
項目で該階層仕様の属性データ項目に関係付けられるデ
ータ項目の場合、関係付けられる類似項目に変更する。
ただし、移動命令の場合は、生成元のデータ項目を利用
情報として追加し、類似項目への変更を行わない。該階
層仕様の属性データ項目に関係付けられるデータ項目で
無い場合、利用情報として追加する。また、属性データ
項目を利用する手続きを追加する。
【0034】例えば、図12で示す階層仕様47の場
合、キー類似項目「受注番号」に関係付けられるデータ
項目は、図8の通番5で示す類似項目でデータ項目欄の
データ項目毎に以下のステップを処理する(ステップ6
10)。データ項目欄の該当するデータ項目が、例え
ば、データ項目「受注コード」の場合、図5のデータ定
義部解析情報の通番19で示すデータ項目で親通番“1
8”で示すデータ項目「受注レコード」を探索する。通
番18のデータ項目の属性欄15が「レコード」である
ことから、レコード「受注レコード」を検出する。通番
18の属性欄15が「レコード」以外の場合、さらに通
番18のデータ項目の親通番欄13で示すデータ項目を
探索し、属性欄が「レコード」であるデータ項目を検出
するまで上記探索を繰り返す(ステップ620)。次
に、検出したレコード「受注レコード」に従属するデー
タ項目を抽出する。通番18で示すデータ項目から通番
の昇順に順次、属性欄が「レコード」のデータ項目を探
索する。例では、通番26のデータ項目「顧客レコー
ド」を検出し、通番18から、通番26の直前の通番2
5までのデータ項目の名称を一覧にして図14で示す
「関連レコード情報」49として出力装置5に表示す
る。表示上キー類似項目に関連付けられたデータ項目の
名称を他のデータ項目と異なる表示、この例では名称を
枠で囲むように表示し、利用者に表示したレコードの由
来を示す(ステップ630)。
【0035】利用者が出力装置5に表示された「関連レ
コード情報」49から、任意の名称を選択した場合(ス
テップ640)、例えば、図14において参照符号14
01で示した「顧客コード」を選択した場合、「顧客コ
ード」を名称に持つデータ項目を図5で示すデータ定義
部解析情報11から探索する。この例では、通番21の
データ項目を検出する。検出したデータ項目「顧客コー
ド」を図8に示す類似項目情報32のデータ項目欄36
に持つ類似項目名を探索する。この例では、「顧客コー
ド」をデータ項目欄36に持つものとして通番6で示す
類似項目名「顧客NO」が検出される(ステップ65
0)。次に、検出した類似項目名「顧客NO」を該階層
仕様「受注」48の属性データ項目中に「顧客NO」
(参照符号1402)として追加記憶する(ステップ6
60)。
【0036】検出した類似項目「顧客NO」に関係付け
られたデータ項目、例えば図8の類似項目情報32中に
通番6で示す類似項目のデータ項目欄で示すデータ項目
「顧客コード」の生成手続き(図7で示す通番21の生
成手続き欄31参照)「11」を通番とする命令を図6
で示す手続き部解析情報から探索する。この例では、通
番11の移動命令「MOVE 顧客NO TO 顧客コ
ード」を検出し、命令語「MOVE」、命令内容「顧客
NO TO 顧客コード」を図15のサービス手続き
(参照符号1501参照)に示すように複写し追加す
る。サービス名称は、例えば、該類似項目「顧客NO」
に生成を示す「set」を付加している。また、前記命
令内容の「顧客コード」に対応する類似項目「顧客N
O」が該階層仕様の属性データ項目にあるので、「顧客
コード」を類似項目「顧客NO」に変更する。また移動
命令であることから、生成元のデータ項目「顧客NO」
は、そのままとし、利用情報欄52に追加する(参照符
号1505。表示上見分け安くするため、利用情報のデ
ータ項目は、括弧で囲んである)。
【0037】また、サービス手続き1502は、生成元
データが固定値であることから、初期値設定手続きとし
てサービス手続き1503とは別に記憶する。サービス
手続き1504は、属性デー項目「受注単価」を利用す
るための手続きで、データの参照を示す命令語「GOB
ACK」として別に追加して、記憶する。本実施例によ
れば、既開発のソフトウェアから、データ項目を主とす
る仕様情報を再構築できるとともに、既開発ソフトウェ
アに散在するデータ項目に関する手続きを仕様情報内に
収集でき、既開発ソフトウェアの仕様としての再利用性
の向上と、データに対する理解作業の支援を容易にする
効果がある。
【0038】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
16は第2の実施例の処理手順を示すフローチャートで
ある。本実施例は第1の実施例を説明する図1の処理手
順のフローチャートに加え、(1)ステップ400の利
用者によるキー項目選択の方法において、キー項目と類
推できる項目から優先的に提示し、利用者の選択を容易
にしたこと、(2)ステップ500の新規階層仕様の作
成において、既に作成済の階層仕様と同一キー項目で既
階層仕様と関係付けて新規階層仕様を作成できるように
したこと、(3)外部記憶装置3に蓄積している階層仕
様情報をメモリ内に読み込み、追加、修正後の階層仕様
情報を外部記憶装置3に戻すようにしたことを特徴にし
ている。本実施例の処理手順は第1の実施例とほぼ同様
であり、ステップ400をステップ700に、ステップ
500をステップ800に変更し、ステップ110、1
20を追加しているだけで、他のステップは第1の実施
例と同様である。
【0039】ステップ110は、階層仕様情報に追加、
修正を行うために、既に作成され蓄積されている階層仕
様情報を外部記憶装置3からメモリ内に読み込む処理を
示す。ステップ120は、追加、修正した階層仕様情報
を外部記憶装置3に戻す処理を示す。ステップ700は
第1の実施例のステップ400に、キー項目と類推でき
る項目から優先的に提示し、利用者の選択を容易にする
ために、キー項目の名称に多く含まれる文字列を予め列
挙したキーワード辞書を用い、キーワードを多く含む類
似項目より順に表示する(キーワード含有数順一覧)、
あるいは、類似項目内の比較関連数の多い順に表示する
(比較関連数順一覧)、また、前述の2つ方法によるキ
ーワード含有数と比較関連数を加えた数の大きい順に表
示する(キーワード+比較関連一覧)処理を加えたもの
である。
【0040】図17はステップ700の詳細な処理手順
を示すフローチャートである。図18はキーワード辞書
の例を示す図であり、図19は出力装置5に表示された
類似項目一覧の表示例を示す図である。ステップ700
を図17のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
類似項目一覧表の表示方法を、「名称順」、「キーワー
ド含有数順」、「比較関連数順」、「キーワード+比較
関連数順」のいづれで行うか利用者に問い合わせ(ステ
ップ710)、利用者の指定が、「名称順」の場合、類
似項目の名称の一覧を名称の昇順に並べ替えた一覧表を
出力装置5に表示する(ステップ720)。利用者の指
定が、「キーワード含有数順」の場合、キー項目の名称
に多く含まれる文字列を予め列挙し外部記憶装置3に蓄
積、あるいはメモリ内に記憶したキーワード辞書内のキ
ーワードが、類似項目情報内の類似項目毎に、類似項目
に関係付けられたデータ項目の名称内に含む数を計数す
る(ステップ730)。次に、計数したキーワード含有
数の降順に類似項目の名称を並べた一覧表を出力装置に
表示する(ステップ740)。利用者の指定が、「比較
関連数順」の場合、類似項目情報内の類似項目毎に比較
関連の数を計数する(ステップ750)。次に、計数し
た比較関連数の降順に類似項目の名称を並べた一覧表を
出力装置5に表示する(ステップ760)。
【0041】利用者の指定が、「キーワード+比較関連
数順」の場合、キーワード辞書内のキーワードが、類似
項目情報内の類似項目毎に、類似項目に関係付けられた
データ項目の名称内に含む数を計数する(ステップ77
0)。類似項目情報内の類似項目毎に比較関連の数を計
数する(ステップ780)。次に、計数したキーワード
含有数と比較関連数を加えた合計数が降順になるように
類似項目の名称を並べた一覧表を出力装置5に表示する
(ステップ790)。利用者が、上記ステップ720、
740、760、790の何れかで表示された一覧表か
ら、任意の項目を選択し、選択された類似項目の名称を
持つ類似項目を類似項目情報より探索し、類似項目を取
得する(ステップ795)。利用者の選択があった場合
にYes、利用者の選択がなかった場合にはNoとす
る。
【0042】例えば、出力装置5に問い合わせメニュー
「名称順,キーワード含有数順,比較関連数順,キーワ
ード+比較関連数順」を表示し、類似項目一覧表の表示
方法を利用者に問い合わせる。利用者の指定が、「名称
順」の場合、図8で示す類似項目名を名称の昇順に並べ
替えた一覧表を出力装置5に表示する。利用者の指定
が、「キーワード含有数順」の場合、図8で示す類似項
目毎に、データ項目欄のデータ項目の名称について、キ
ーワード辞書54内のキーワードを含む数を計数する。
例えば、通番5のデータ項目欄に示すデータ項目は、説
明上該データ項目の名称を表しているので、データ項目
「伝票NO」の名称は、図18の通番2のキーワード
「NO」を含むことから、通番5の類似項目のキーワー
ド含有数として1を加えることで計数する。計数したキ
ーワード含有数の降順に類似項目の名称を並べた一覧表
を、図19に示したような類似項目名欄58とキーワー
ド含有数欄59を有する「キーワード含有数順一覧」5
7として出力装置5に表示する。
【0043】利用者の指定が、「比較関連数順」の場
合、図8で示す類似項目毎に、比較関連欄35に記憶さ
れている比較関連の数を計数する。通番5の類似項目で
は、比較関連欄35の比較関連は2となる。計数した比
較関連数の降順に類似項目の名称を並べた一覧表を、図
19にしめすような類似項目名欄61と比較関連数欄6
2を有する「比較関連数順一覧」60として出力装置5
に表示する。利用者の指定が、「キーワード+比較関連
数順」の場合、前述までのキーワード含有数、比較関連
数の計数結果を合計した数の降順に類似項目の名称を並
べた一覧表を、図19し示すような類似項目名欄64と
キーワード+比較関連欄65を有する「キーワード+比
較関連一覧」63として出力装置5に表示する。例え
ば、図19の例では、「キーワード含有数順一覧」57
の「顧客NO」の計数結果は「8」、「比較関連数順一
覧」60の「顧客NO」の計数結果は「5」であるの
で、「キーワード+比較関連一覧」63の「顧客NO」
の計数結果は「13」となる。
【0044】ステップ800は第1の実施例のステップ
500に、既に作成済の階層仕様と同一のキー項目で既
階層仕様と関係付けて新規階層仕様を作成できるように
するため、選択したキー項目を持つ階層仕様が既にある
か探索し、ある場合、既階層仕様の上位あるいは下位に
新規階層仕様を既階層仕様に関係付けて作成する処理を
加える。図20はステップ800の詳細な処理手順を示
すフローチャートであり、図21は既階層仕様の上位に
関係付けて新規作成した階層仕様66の例であり、通番
67、名称欄68、キー項目欄69、属性データ項目欄
70、サービス手続き欄71、上位通番欄72からな
る。図22は既階層仕様の下位に関係付けて新規作成し
た階層仕様73の例であり、通番74、名称欄75、キ
ー項目欄76、属性データ項目欄77、サービス手続き
欄78、上位通番欄79からなる。
【0045】ステップ800を図20のフローチャート
に基づいて詳細に説明する。ステップ700によって取
得した類似項目をキー項目とする階層仕様を階層仕様情
報から探索する(ステップ810)。検出しなかった場
合(ステップ820)、第1の実施例で示したステップ
500と同様の処理手順によって、新規の階層仕様を作
成し、ステップ700によって取得した類似項目をキー
項目に記憶する(ステップ510、520、530)。
ステップ700によって取得した類似項目をキー項目と
する階層仕様を検出した場合(ステップ820)、新規
の階層仕様を、検出した該階層仕様の「上位に新規作
成」、「下位に新規作成」、「新規作成しない」のいづ
れで行うか利用者に問い合わせ(ステップ830)、利
用者の指定が、「上位に新規作成」の場合、該階層仕様
の上位に関係付けて新規に階層仕様を作成する(ステッ
プ840)。
【0046】次に、上位階層仕様のキー項目に、ステッ
プ700によって取得した類似項目をキー項目に記憶す
る(ステップ850)。階層仕様の上下関係は、下位の
階層仕様は上位の階層仕様の情報を全て受け継ぐ関係か
ら、下位の階層仕様である該階層仕様のキー項目に記憶
している類似項目を削除する(ステップ860)。ステ
ップ840、850、860で作成した上下関係を持っ
た階層仕様を出力装置5に表示し、利用者が上位階層仕
様の名称を入力装置4から入力し、取得した名称を上位
階層仕様の名称に記憶する(ステップ870)。新規に
階層仕様を追加したことで、任意の属性データ項目、サ
ービス手続きを利用者の指示により、新規の階層仕様に
移動する。移動の処理は、ステップ870で出力装置5
に表示した階層仕様の任意の属性データ項目を利用者が
選択し、移動指示により選択された属性データ項目、該
属性データ項目を生成先とするサービス手続き、およ
び、参照元とするサービス手続きを新規作成した階層仕
様に移動する(ステップ880)。
【0047】ステップ830において、利用者の指定
が、「下位に新規作成」の場合、該階層仕様の下位に関
係付けて新規に階層仕様を作成する(ステップ89
0)。次に、上下関係を持った階層仕様を出力装置に表
示し、利用者が下位階層仕様の名称を入力装置より入力
し、取得した名称を下位階層仕様の名称に記憶する(ス
テップ895)。ステップ880同様の処理により、任
意の属性データ項目、サービス手続きを新規の階層仕様
に移動する(ステップ898)。ステップ830におい
て、利用者の指定が「新規作成しない」の場合、何も処
理しない。
【0048】例えば、ステップ700によって取得した
類似項目を「受注番号」とし、類似項目「受注番号」を
キー項目とする階層仕様を図11で示す階層仕様情報4
0から探索する(ステップ810)。もし、検出しなか
った場合は、第1の実施例で示したステップ500と同
様の処理手順によって、類似項目「受注番号」をキー項
目とした新規の階層仕様を作成する(ステップ510、
520、530)。図11の通番2で示すように類似項
目「受注番号」をキー項目とする階層仕様を検出した場
合、新規の階層仕様の作成を、通番2で示す階層仕様の
「上位に新規作成、下位に新規作成、新規作成しない」
の何れで行うかを利用者に問い合わせる(ステップ83
0)。利用者の指定が、「上位に新規作成」の場合、新
規に、例えば通番3として階層仕様を作成し、通番2で
示す階層仕様の上位通番欄72に新規作成した階層仕様
の通番“3”を記憶する(ステップ840:図21参
照)。次に、通番3で示す階層仕様のキー項目欄69
に、類似項目「受注番号」を記憶する(ステップ85
0)。下位の階層仕様である通番2で示す階層仕様のキ
ー項目欄69に記憶している類似項目「受注番号」を削
除する(ステップ860)。通番2、3で示す階層仕様
を出力装置5に表示し、利用者が上位階層仕様の名称を
入力装置4から入力し、取得した名称を上位階層仕様で
ある通番3で示す階層仕様の名称欄68に記憶する(ス
テップ870)。図21の例では、通番3の名称「受
注」に当たる。
【0049】次に、利用者の指示により、任意の属性デ
ータ項目を選択し、移動指示することで、選択した属性
データ項目、および関連するサービス手続きを新規に作
成した階層仕様に移動する(ステップ880)。例え
ば、この例では、通番3の属性データ項目欄の「受注単
価」は、通番2の階層仕様の属性データ項目を利用者の
選択、移動指示により移動し、属性データ項目「受注単
価」を生成先とするサービス手続き「set受注単
価」、参照元とするサービス手続き「get受注単価」
も通番3のサービス手続き欄71に移動している。ステ
ップ830において、利用者の指定が、「下位に新規作
成」の場合、図22で示すように新規に例えば通番3と
して階層仕様を作成し、上位通番欄に通番2を記憶する
(ステップ890)。次に、通番2、3で示す階層仕様
を出力装置に表示し、利用者が下位階層仕様の名称を入
力装置より入力し、取得した名称を下位階層仕様である
通番3で示す階層仕様の名称欄に記憶する(ステップ8
95)。図22の例では、通番3の名称「一般受注」に
当たる。
【0050】本実施例によれば、既開発のソフトウェア
からデータ項目を主とする仕様情報を再構築する場合に
おいて、仕様情報のキーとなる項目の選定に当たり、キ
ー項目と類推できる項目を名称順、キーワード含有数
順、比較関連数順、キーワード+比較関連順などを利用
して優先順序をつけて提示することで、利用者の選択を
容易にする効果、ライブラリ化された仕様情報への、同
一のキーで異なる仕様情報(既仕様情報の派生情報、あ
るいは上位概念となる仕様情報)の追加を、ライブラリ
化された仕様情報を予め熟知していなくても可能にし、
仕様情報の再構築における生産性の向上に効果がある。
【0051】図23に本発明の第3の実施例の処理手順
を示すフローチャートである。本実施例は第2の実施例
の図16に示されたフローチャートに加え、(1)ステ
ップ700の利用者によるキー項目選択の方法で、事務
処理実務に近い既存ソフトウェアのレコードを利用者に
提示し、該レコードにおける他のデータ項目の関係から
キー項目を識別し、選択できるようにしたこと、(2)
ステップ800の新規階層仕様の作成において、選択し
たキー項目が既に作成済の階層仕様のキー項目と一部重
複する場合、重複しないキー項目で新規階層仕様を既階
層仕様と関係付けて作成できるようにしたこと、(3)
新規作成の階層仕様のキー項目が既に他の階層仕様の属
性データ項目に利用されている、あるいは、新規追加の
属性データ項目をキー項目とする階層仕様がある場合、
該属性データ項目を、関係付けられたキー項目を持つ階
層仕様に関係付けて記憶するよう変更することに特徴を
有している。
【0052】本実施例の処理手順は第2の実施例とほぼ
同様であるが、ステップ700をステップ900に、ス
テップ800をステップ1000に、ステップ600を
ステップ1100に変更している。他ステップは第2の
実施例と同様である。ステップ900は第2の実施例の
ステップ700を、事務処理実務に近い既存ソフトウェ
アのレコードを利用者に提示し他のデータ項目の関係か
らキー項目を識別し、選択できるようにしたものであ
り、レコードの一覧表およびレコード内容を出力装置5
に表示し、キーとなる項目を利用者が選択し、該当する
類似項目を取得するように変更している。
【0053】図24はレコード一覧81およびレコード
内容82を出力装置5に表示した例を示す。データ定義
部解析情報11内の属性欄15が「レコード」のデータ
項目を探索し、検出したデータ項目の名称を一覧にして
出力装置5に表示する。利用者が選択したレコードの名
称から、該名称を名称欄に持つデータ項目をデータ定義
部解析情報から探索し、検出したレコードを示すデータ
項目に従属するデータ項目を、検出したデータ項目から
通番が昇順となる方向に次のデータ項目の属性欄が「レ
コード」となるまでのデータ項目の名称を、一覧にして
出力装置5に表示する。利用者が選択したデータ項目の
名称から、該当する類似項目を取得する方法は第1の実
施例で示した。
【0054】例えば、図5で示すデータ定義部解析情報
11において、属性欄15が「レコード」のデータ項目
を探索する。この例では、通番10、18、26を検出
し、該データ項目の名称「伝票レコード」、「受注レコ
ード」、「顧客レコード」を一覧にして出力装置5に表
示する(図24で示す「レコード一覧」81参照)。利
用者が、例えば、「受注レコード」を選択した場合、名
称「受注レコード」を名称欄に持つデータ項目を図5で
示すデータ定義部解析情報11から探索する。この例で
は通番18を検出し、通番18で示すデータ項目から通
番の昇順に順次、属性欄が「レコード」のデータ項目を
探索する。この例では、通番26のデータ項目「顧客レ
コード」を検出し、通番18から、通番26の直前の通
番25までのデータ項目の名称を一覧にして図24で示
す「レコード内容」82として出力装置5に表示する。
【0055】ステップ1000は、第2の実施例のステ
ップ800に、(1)選択したキー項目が既に作成済の
階層仕様のキー項目と一部重複する場合に重複しないキ
ー項目で新規階層仕様を既階層仕様と関係付けて作成で
きるようにするため、選択したキー項目と一部が重複す
る階層仕様が既にある場合、重複する項目に応じて既階
層仕様の上位あるいは下位に新規階層仕様を既階層仕様
に関係付けて作成し、(2)新規作成の階層仕様のキー
項目が既に他の階層仕様の属性データ項目に利用されて
いる場合、属性データ項目の複数階層仕様間での重複記
憶をなくするため、該属性データ項目を、関係付けられ
たキー項目を持つ階層仕様に関係付けて記憶するよう変
更する処理を加えたものである。
【0056】図25はステップ1000の詳細な処理手
順を示すフローチャートである。図26は既階層仕様の
上位に関係付けて新規作成した階層仕様を出力装置5に
表示した例、図27は他階層仕様と関係付けられた階層
仕様85であり、通番欄86、名称欄87、キー項目欄
88、属性データ項目欄89、サービス手続き欄90、
上位通番欄91からなっている。図28はサービス手続
き情報92、96を出力装置5に表示した例を示す図で
ある。図25のフローチャートを使ってステップ100
0の詳細、特に第2の実施例のステップ800で示した
処理手順に追加した部分を説明する(図20と同一ステ
ップ番号は図20の説明を参照のこと)。以下の説明
で、統合キー項目とは、階層仕様の全ての上位に当たる
階層仕様のキー項目を含むキー項目とする。
【0057】ステップ900によって取得した1つ以上
の類似項目(以下類似項目群とする)が、統合キー項目
の一部、あるいは統合キー項目が、類似項目群の一部と
なる階層仕様を階層仕様情報から探索する(ステップ1
010)。検出した場合(ステップ820)、次の要領
で類似項目群と統合キー項目の一致検査を行う。類似項
目群内と統合キー項目内の類似項目の一致を検査する。
検査結果が統合キー項目の全ての類似項目が一致し、類
似項目群の類似項目に一致しない類似項目がある場合、
一致しない類似項目をキーとした新規階層仕様を該階層
仕様の下位に関係付けて作成する(ステップ890)。
また、類似項目群の全ての類似項目が一致し、統合キー
項目の類似項目に一致しない類似項目がある場合、類似
項目群をキー項目とした新規階層仕様を該階層仕様の上
位に関係付けて作成する(ステップ840)。また、類
似項目群と統合キー項目の双方に一致しない類似項目が
ある、あるいは、全ての類似項目が一致した場合、利用
者に問い合わせる(ステップ830)。ステップ103
0では、該下位階層仕様のキー項目のうち上位の階層仕
様のキー項目に含まれる類似項目を削除し、キー項目の
重複をなくす。同様の理由によりステップ1040で
は、下位階層仕様のキー項目に上位階層仕様のキー項目
を除いたキー項目を設定する、すなわち、ステップ10
20の検査結果である一致しない類似項目を下位階層仕
様のキー項目欄に記憶する。
【0058】例えば、図24で示すレコード内容から、
利用者がキーとして「受注コード、商品コード」を選択
した場合、対応する類似項目「受注番号、商品番号」と
一致する階層仕様を例えば図11に示す階層仕様情報か
ら探索する(ステップ1010)。この例の場合、類似
項目群とは「受注番号、商品番号」、統合キー項目は
「受注番号」を示す。上位通番がある場合、順次上位の
階層仕様のキー項目を収集したキー項目の集まりとす
る。「受注番号、商品番号」と「受注番号」の一致を検
査する。例では、統合キー項目の全てである「受注番
号」が一致し、類似項目群には「商品番号」が不一致の
類似項目として残る。このことから、通番で示す階層仕
様の下位に新規の階層仕様を作成する(ステップ89
0;図27の通番3で示す階層仕様)。キー項目欄88
には、不一致の類似項目となった「商品番号」を記憶す
る(ステップ1040)。
【0059】図26は階層関係にある階層仕様を出力装
置に表示した例を示し、図式上、上位の階層仕様83を
上に、下位階層仕様84を下に表示し、各階層仕様を実
線で結線し関係付けて表示している。ステップ1010
の探索の結果、該当する既階層仕様を検出できなかった
場合、新規の階層仕様を作成する(ステップ510、5
20、530;図10参照)。そして、作成した階層仕
様のキー項目に関係付けられた類似項目を属性データ項
目欄に持つ階層仕様を階層仕様情報から探索する(ステ
ップ1050)。検出された場合(ステップ106
0)、検出された階層仕様の該当する属性データを前記
ステップで作成した階層仕様に関係付ける情報に変更す
る。関係付ける情報は、例えば、階層仕様の通番と該通
番が階層仕様の通番であることを示す識別子で実現でき
る(ステップ1070)。
【0060】例えば、図27の通番5で示す階層仕様は
新規に作成した階層仕様で、キー項目欄88を類似項目
「顧客NO」とする。通番3の階層仕様中、参照符号2
701で示す属性データ項目は、当初類似項目「顧客N
O」であり、通番5で示す階層仕様の新規作成により、
キー項目に関係付けられている類似項目「顧客NO」を
属性データ項目欄89に持つ階層仕様を階層仕様情報か
ら探索し、検出した通番3で示す階層仕様の該当する参
照符号2701で示す属性データ項目を「顧客NO」か
ら、階層仕様と関係付ける情報「(顧客)」に変更した
結果である。図28に示す該属性データ項目に関連する
サービス手続き情報92においても、サービス手続き名
「get顧客」の手続き内容欄95に示すように階層仕
様と関係付ける情報「(顧客)」に変更する。
【0061】図23のステップ1100は、第1の実施
例のステップ600に、属性データ項目に追加する類似
項目が既に他の階層仕様のキー項目に利用されている場
合、キー項目、属性データ項目の複数階層仕様間での重
複記憶をなくするため、該類似項目をキー項目を持つ階
層仕様に関係付ける情報を属性データ項目に記憶する処
理を加えたものである。
【0062】図29はステップ1100の詳細な処理手
順を示すフローチャートである。ステップ1100を図
29の処理手順に沿って、特にステップ600で示した
処理手順(図13参照)に追加した部分について説明す
る。利用者により選択され、検出した属性データ項目に
追加して記憶しようとする類似項目をキー項目欄に持つ
階層仕様を階層仕様情報から探索する(ステップ111
0)。検出した場合(ステップ1120)、検出した階
層仕様に関係付ける情報を属性データ項目に追加して記
憶する(ステップ1130)。例えば、図27の通番5
で示す階層仕様に類似項目「業種コード」を属性データ
項目として追加する場合、類似項目「業種コード」をキ
ー項目欄88に持つ階層仕様を探索する。この例では、
通番4で示す階層仕様「業種」を検出し、階層仕様に関
係付ける情報「(業種)」を通番5で示す階層仕様の属
性データ項目として追加し記憶する。また、図28のサ
ービス手続き96についても、サービス手続き「get
業種」の手続き内容欄99に示すように階層仕様に関係
付ける情報「(業種)」で参照手続きを追加して記憶す
る。
【0063】本実施例によれば、既開発のソフトウェア
から、データ項目を主とする仕様情報の再構築におい
て、仕様情報のキーとなる項目の選定に当たり、事務処
理実務に近い既存ソフトウェアのレコードを利用者に提
示し、該レコードにおける他のデータ項目の関係からキ
ー項目を識別し、選択できるようにしたことで、選択範
囲を限定することによる利用者の選択を容易にすること
ができるという効果があり、またライブラリ化された仕
様情報への、キー項目、属性データ項目の重複なく異な
る仕様情報(既仕様情報の派生情報、あるいは上位概念
となる仕様情報)の追加を、ライブラリ化された仕様情
報を予め熟知していなくても行うことができ、仕様情報
の再構築における生産性の向上に極めて大きな効果があ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した処理手順を有
するので、以下に記載するような効果を奏する。本発明
の階層仕様情報作成方法は、プログラムを解析するステ
ップと、データ項目に関連する手続きをデータ項目と関
連づけて蓄積するステップと、類似項目として蓄積する
ステップと、類似項目を利用者が選択し、キー項目、属
性データ項目として記憶し、属性データ項目に関係付け
られた手続きをサービス手続きとして記憶し、記憶され
たキー項目と属性データ項目およびサービス手続きより
なる階層仕様を作成するステップを有することにより、
互いに関係の深いデータ項目(属性データ項目の集ま
り)と、それを他の属性データ項目の集まりと識別する
ためのデータ項目(キー項目)を仕様としてまとめるこ
とができ、既開発ソフトウェア内での異名同義のデー
タ、および該データに関係が深くキーにより識別できる
データの集まりに関する操作をまとめることができ、デ
ータ中心の再利用性の高い仕様情報を抽出し、ソフトウ
ェアの生産性向上、保守作業の効率向上を図ることがで
きる。
【0065】さらに、前記の再利用性の高い仕様情報
を、既仕様情報の上位、あるいは下位に関係付けて、キ
ー項目の重複をしない方法によって作成することによ
り、仕様情報の派生関係を階層で関係付けて抽出するこ
とができ、再利用の際のデータの理解、および再利用部
位の選択を容易にし、ひいては、ソフトウェアの生産性
向上、保守作業の効率向上を図ることができる。また、
属性データ項目作成のための類似項目選択方法を、キー
項目に関係付けられたレコードのデータ項目を提示する
ことで、既開発ソフトウェア上でキー項目と同時に利用
されていたデータ項目から選択でき、具体性の高い仕様
情報を抽出し、ソフトウェアの生産性向上、保守作業の
効率向上を図ることができる。また、属性データ項目を
キー項目に含む他の階層仕様がある場合、検出した階層
仕様に関係付ける情報に変更することにより、属性デー
タ項目の階層仕様間での重複をなくし、さらに、階層仕
様間での関係を付けることができ、省資源、データの分
離独立を保った仕様情報を抽出することができる。ま
た、属性データ項目に関係付けられたサービス手続きの
うち、初期化、終了化する手続きを別のサービス手続き
とすることで、より具体性の高い操作手続きを持つ仕様
情報を抽出し、ソフトウェアの生産性向上、保守作業の
効率向上を図ることができる。
【0066】本発明の階層仕様情報作成方法は、前記方
法において、利用領域を共有するデータ項目間あるいは
データ移動を行うデータ項目間を関係付けて類似項目と
して蓄積することで、異名同義のデータ項目の収集し、
加えて、比較手続きで比較対象とするデータ項目間を関
係付けて蓄積することで、類似のデータを扱うデータ項
目の収集することができ、ソフトウェア開発、および保
守作業で扱う情報の一貫性を保つことが可能となる。ま
た、類似項目の特定を、データ項目の一覧表から選択、
あるいは、レコードの一覧表から対話的に選択する、あ
るいは、キーワード辞書内の語を含む数の大きい順に作
成した類似項目の一覧表から選択する、あるいは、類似
項目内の比較関係の数の大きい順に作成した類似項目の
一覧表から選択する、あるいは、前述のキーワード辞書
内の語を含む数を、類似項目毎に計数した数と、類似項
目内の比較関係の数を計数した数を加えた数の大きい順
に作成した類似項目の一覧表から選択することで、階層
仕様情報作成を容易にすることが可能となる。
【0067】本発明の階層仕様情報作成方法は、前記ま
での方法において、既に作成済みの階層仕様情報に関係
付けて階層仕様を追加することで行うことで、階層仕様
情報を簡易に拡張でき、ソフトウェア開発、および保守
作業で扱う情報の可搬性、拡張性を提供することが可能
となる。以上述べたように、本発明によると、既開発ソ
フトウェアから、データの派生関係を階層で関係付け、
関連する手続きとともに蓄積したデータの再利用性の高
い階層仕様情報を抽出するようにしているので、ソフト
ウェアの生産性向上、保守作業の効率向上に極めて優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図2】本実施例のハードウェア環境を示す図である。
【図3】ソースプログラムの定義部を示す図である。
【図4】ソースプログラムの手続き部を示す図である。
【図5】データ定義部解析情報を示す図である。
【図6】手続き部解析情報を示す図である。
【図7】データ項目毎に生成手続きを関係付けた例を示
す図である。
【図8】類似項目情報を示す図である。
【図9】データ項目一覧表示を示す図である。
【図10】階層仕様作成のフローチャートである。
【図11】階層仕様情報を示す図である。
【図12】階層仕様の表示を示す図である。
【図13】属性データ項目作成のフローチャートであ
る。
【図14】階層仕様の表示を示す図である。
【図15】サービス手続きの表示を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図17】類似項目の表示選択のフローチャートであ
る。
【図18】キーワード辞書を示す図である。
【図19】類似項目一覧表示の例を示す図である。
【図20】階層仕様追加作成のフローチャートである。
【図21】上位に追加した階層仕様情報の例を示す図で
ある。
【図22】下位に追加した階層仕様情報の例を示す図で
ある。
【図23】本発明の第3の実施例のフローチャートであ
る。
【図24】レコード一覧とレコード内容を示す図であ
る。
【図25】階層仕様追加作成のフローチャートである。
【図26】下位に追加した階層仕様情報の表示の例を示
す図である。
【図27】下位に追加した階層仕様情報を示す図であ
る。
【図28】手続き内容を変更したサービス手続きの表示
を示す図である。
【図29】属性データ項目作成のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 外部記憶装置 4 入力装置 5 出力装置 9 ソースプログラムのデータ定義部 10 ソースプログラムの手続き部 11 データ定義部解析情報 18 手続き部解析情報 24 データ項目毎に関係付けた生成手続きの例 32 類似項目情報 37 データ項目一覧表 40 階層仕様情報 54 キーワード辞書 66、73、85 他階層仕様と関係付けた階層仕様デ
ータ 100 プログラムを解析するステップ 110 既作成階層仕様情報を読み込むステップ 120 既作成階層仕様情報を書き出すステップ 200 データ項目毎の生成手続きを抽出するステップ 300 類似のデータ項目を抽出するステップ 400 利用者がキー項目を選択するステップ 500 キー項目を設定した階層仕様を作成するステッ
プ 600 属性データ項目とサービス手続きを作成するス
テップ 700 キー項目候補を優先表示し、利用者がキー項目
を選択するステップ 800 同一キー項目の既作成階層仕様に追加して階層
仕様を作成するステップ 900 レコードから対話的に利用者がキー項目を選択
するステップ 1000 選択したキー項目を含む既作成階層仕様に追
加して階層仕様を作成するステップ 1100 属性データ項目を追加するステップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのプログラムを解析する
    第1のステップと、解析された情報からプログラムに含
    まれるデータ項目に対し、値を生成する手続き情報を抽
    出し、データ項目と関連づけて蓄積する第2のステップ
    と、利用領域を共有するデータ項目間あるいはデータ移
    動を行うデータ項目間を関係付けて類似項目として蓄積
    する第3のステップと、他の階層仕様と識別する少なく
    とも1つの類似項目をキー項目として記憶する第4のス
    テップと、別の類似項目を属性データ項目として記憶
    し、該類似項目に関係付けられたデータ項目の生成手続
    き、あるいはこれに加えて参照手続きであるサービス手
    続きを記憶し、記憶された上記キー項目と上記属性デー
    タ項目と上記サービス手続きからなる階層仕様を作成す
    る第5のステップとを有することを特徴とする階層仕様
    情報作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の階層仕様情報作成方法に
    おいて、上記第3のステップにおける類似項目として蓄
    積する情報が、比較手続きで比較対象とするデータ項目
    間を関係付けた情報を含んでいることを特徴とする階層
    仕様情報作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の階層仕様情報作
    成方法において、上記第4のステップにおける類似項目
    を、一覧表示されたデータ項目中の特定のデータ項目に
    関係付けられた類似項目を検出することによって得るよ
    うにしたことを特徴とする階層仕様情報作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の階層仕様情報作
    成方法において、上記第4のステップにおける類似項目
    を、一覧表示されたデータ項目の集合としてのレコード
    中の特定のレコードに従属するデータ項目を提示し、そ
    のデータ項目に関係付けられた類似項目を検出すること
    によって得るようにしたことを特徴とする階層仕様情報
    作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の階層仕様情報作
    成方法において、上記第4のステップにおける類似項目
    を、類似項目に関係付けられたデータ項目の名称文字列
    内に、予め用意しメモリ内に記憶する語の辞書であるキ
    ーワード辞書内の語を含む数を類似項目毎に計数し、計
    数値の大きい順に作成した類似項目の一覧表を提示し、
    その中から選択することによって得るようにしたことを
    特徴とする階層仕様情報作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の階層仕様情報作
    成方法において、上記第4のステップにおける類似項目
    を、類似項目内の比較関係の数を計数し、計数値の大き
    い順に作成した類似項目の一覧表を提示し、その中から
    選択することによって得るようにしたことを特徴とする
    階層仕様情報作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の階層仕様情報作
    成方法において、上記第4のステップにおける類似項目
    を、類似項目に関係付けられたデータ項目の名称文字列
    に、予め用意しメモリ内に記憶する語の辞書であるキー
    ワード辞書内の語を含む数を類似項目毎に計数した数
    と、類似項目内の比較関係の数を計数した数を加えた数
    の大きい順に作成した類似項目の一覧表を提示し、その
    中から選択することによって得るようにしたことを特徴
    とする階層仕様情報作成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の階層仕様
    情報作成方法において、上記第4のステップにより、既
    階層仕様の上位、あるいは下位に関係付けて新規の階層
    仕様を作成することを特徴とする階層仕様情報作成方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の階層仕様情報作成方法に
    おいて、上記第4のステップは、キー項目のために選択
    した類似項目が、既階層仕様の上位階層仕様も含めたキ
    ー項目の一部である場合、該階層仕様の下位に関係付け
    て選択した類似項目の内、該階層仕様の上位階層仕様も
    含めたキー項目と重複しない類似項目だけをキー項目と
    した新規の階層仕様を作成するステップであることを特
    徴とする階層仕様情報作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の階層仕様情報作成方法
    において、上記第4のステップは、既階層仕様の上位階
    層仕様も含めたキー項目が、キー項目のために選択され
    た類似項目の一部である階層仕様を検出した場合、該階
    層仕様のキー項目から、選択された類似項目を削除する
    とともに、該階層仕様の上位に関係付けて、選択された
    類似項目をキー項目とした新規の階層仕様を作成するス
    テップであることを特徴とする階層仕様情報作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の階層仕様情報作成方法
    において、上記第4のステップは、キー項目のために利
    用者が選択した類似項目と、既階層仕様の上位階層仕様
    も含めたキー項目が全て一致する、あるいは、いづれに
    も一致しない類似項目が残る場合、利用者に問い合わ
    せ、該階層仕様の下位に関係付けて、キー項目無しの新
    規の階層仕様を作成する、あるいは上位に関係付けて、
    該階層仕様のキー項目で新規階層仕様を作成し、該階層
    仕様のキー項目を削除するステップであることを特徴と
    する階層仕様情報作成方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかに記載の階層
    仕様情報作成方法において、上記第5のステップにおけ
    る属性データ項目の作成のために選択する類似項目の特
    定を、該階層仕様のキー項目に関係付けられたデータ項
    目を含むレコードに従属するデータ項目を提示し、その
    中から選択したデータ項目に関係付けられた類似項目を
    検出することによって行うことを特徴とする階層仕様情
    報作成方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れかに記載の階層
    仕様情報作成方法において、上記第5のステップにおけ
    る属性データ項目の作成をする処理を、該属性データ項
    目をキー項目に含む他の階層仕様を探索し、検出した場
    合、該属性データ項目を検出した階層仕様に関係付ける
    情報に変更することによって行うことを特徴とする階層
    仕様情報作成方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の階層
    仕様情報作成方法において、上記第5のステップにおけ
    るサービス手続きの作成を、該サービス手続きのうち、
    データを初期化する手続き、および、データを終了化す
    る手続きを該サービス手続きから分離し、別のサービス
    手続きとすることを特徴とする階層仕様情報作成方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14の何れかに記載の階層
    仕様情報作成方法において、既に作成済みの階層仕様情
    報に関係付けて階層仕様を追加するステップを加えるこ
    とを特徴とする階層仕様情報作成方法。
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