JP3305782B2 - ソフトウェア標準化方法およびソフトウェア生産物の解析方法 - Google Patents

ソフトウェア標準化方法およびソフトウェア生産物の解析方法

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JP3305782B2
JP3305782B2 JP33726692A JP33726692A JP3305782B2 JP 3305782 B2 JP3305782 B2 JP 3305782B2 JP 33726692 A JP33726692 A JP 33726692A JP 33726692 A JP33726692 A JP 33726692A JP 3305782 B2 JP3305782 B2 JP 3305782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェア標準化方
法に係わり、特に既存ソフトウェア資源の有効利用と保
守作業の効率化を図るのに好適なソフトウェア標準化方
およびソフトウェア生産物の解析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア資源が膨大になるにつれ
て、その保守作業が煩雑で面倒なものとなってきてい
る。そこで、膨大なソフトウエア資源の保守作業を効率
的に行うためには、既存ソフトウェアの仕様理解とデー
タ項目情報の標準化あるいは統一化が有効である。
【0003】そこで、従来において、特開平3−294
925号の「ソフトウェア標準化方法」に記載されてい
るように、既存ソフトウェア資源のデータ項目情報の標
準化あるいは統一化を行う方法が提案されている。
【0004】この従来のソフトウェア標準化方法にあっ
ては、最初に、プログラムやジョブ制御言語を解析して
ファイルの入出力やデータ項目の転送関連、あるいはプ
ログラム構造など多くの同義条件を満たすデータ項目を
同義データ項目集合情報として自動検索する。
【0005】ここで、同義条件とは、例えば帳票Aの
「氏名」、「住所」という項目と、帳票Bの「なま
え」、「ところ」といったように、項目の名称は異なる
が内容は同じことを表しているデータの関係を指すもの
である。
【0006】次に、利用者は自動検索された同義データ
項目集合情報から更に同義と見做されるデータ項目の集
合情報を作成し、該同義データ項目集合情報に対して標
準名称を設定する。この後、既存プログラム内の該同義
データ項目の名称を、上記のように設定された標準名称
に置換することにより、プログラム内のデータ項目情報
の標準化あるいは統一化を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の技術にあっては、既存ソフトウェア内の異名同
義データ項目について、標準化あるいは統一化を行う際
に、広範囲に渡る様々な同義条件に対して同義データ項
目集合情報を作成するため、個々の同義データ項目集合
情報に含まれるデータ項目情報は膨大な数となる。
【0008】このため、処理時間が掛かりすぎると共
に、利用者が同義と見做したいデータ項目情報の判別が
難しいという問題があった。
【0009】また、同義条件に対して確定基準が設定さ
れていないため、同義データ項目の集合情報に対して段
階的に標準化するといった作業を行うことができず、最
終的には、利用者が同義と見なす確定のための検証を行
わなければならないという問題があった。
【0010】さらに、既存ソフトウェア資源が多い場
合、同義データ項目集合情報が大量に作成されるので、
個々の同義データ項目集合情報に対して、適切な標準名
称を選択して設定することが利用者への大きな負担にな
るという問題があった。
【0011】また、既存ソフトウェア資源の一部に標準
名称を設定した場合、他の既存ソフトウェア資源では標
準化名称を利用できないという問題があった。
【0012】この発明の第1の目的は、同義データ項目
集合情報を作成する際に、同義と見做したいデータ項目
の判別を容易にし、かつ短時間で既存ソフトウエア内の
データ項目情報の標準化あるいは統一化を行うことがで
きるソフトウエア標準化方法を提供することである。
【0013】この発明の第2の目的は、利用者に対する
同義確定のための検証作業の負担を軽減し、かつ複数の
該同義データ項目集合情報に対して標準名称を設定する
際の利用者への負担を軽減することができるソフトウエ
ア標準化方法を提供することである。
【0014】この発明の第3の目的は、既に標準化され
た標準名称を利用して他のデータ項目について標準化を
行うことができるソフトウエア標準化方法を提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに本発明のソフトウェア標準化方法は、既存ソフトウ
ェア生産物であるジョブ制御文とソースプログラムを解
析し、その解析結果からプログラム上の同一あるいは同
義となるデータ項目および同義条件を含む同義データ項
目の集合情報を作成し、さらにその同義データ項目の集
合情報の中から利用者が指定した同一または同義条件を
満たすデータ項目を自動検索し、該同義データ項目の集
合情報に対して集合情報単位に標準名称を決定し、該標
準名称でソースプログラム内の該当するデータ項目名を
更新するようにした。
【0016】また第2の目的を達成するために、同一ま
たは同義条件に加え、同義確定基準を利用者に指定さ
せ、利用者が指定した同義条件と同義確定基準に該当す
る同義データ項目が無くなるまで段階的に同義データ項
目情報の集合情報を作成し、その集合情報単位に標準名
称を決定するようにした。
【0017】第3の目的を達成するために、複数の同義
条件を満たしているデータ項目が存在し、別の同義条件
によって標準名称が既に決定しているデータ項目が他の
同義条件での集合情報に存在する場合、別の同義条件に
よって決定している標準名称を他の同義条件のデータ項
目の標準名称として採用するようにした。
【0018】あるいは、複数の同義条件を満たしている
データ項目が存在し、別の同義条件においては同義確定
基準が低い同義データ項目の集合情報に、同義確定基準
が高く同義であることが確定されているデータ項目が含
まれている場合、同義確定基準が高いデータ項目の集合
情報であると見做し、同義確定基準が高いデータ項目の
集合情報と同じ標準名称を優先的に採用するようにし
た。
【0019】
【作用】上記手段によれば、既存ソフトウェア資源であ
るジョブ制御言語(JCL)およびソースプログラムを
解析し、その解析結果からプログラム上の同一あるいは
同義となるデータ項目および同義条件を含む同義データ
項目を抽出し、その集合情報を作成する。
【0020】そして、この同義データ項目の集合情報を
利用者に提示し、利用者に同義条件を入力させる。する
と、利用者が指定した同一または同義条件を満たすデー
タ項目が自動検索される。そこで、利用者は該同義デー
タ項目の集合情報に対して集合情報単位に標準名称を指
示する。すると、ソースプログラム内の該当するデータ
項目名は利用者が指示した標準名称に更新される。
【0021】また、同一または同義条件に加え、同義確
定基準が利用者から指定されると、利用者が指定した同
義条件と同義確定基準に該当する同義データ項目が無く
なるまで段階的に同義データ項目情報の集合情報が順次
作成され、利用者に提示される。そこで、その集合情報
単位に標準名称を指示すると、ソースプログラム内の該
当するデータ項目名は利用者が指示した標準名称に更新
される。
【0022】従って、同義確定基準の高い同義データ項
目集合情報から段階的に標準名称を設定することができ
るうえ、利用者に対する同義確定のための検証作業の負
担を軽減し、かつ複数の同義データ項目集合情報に対し
て標準名称を設定する際の利用者への負担を軽減するこ
とができる。
【0023】さらに、複数の同義条件を満たしているデ
ータ項目が存在し、別の同義条件によって標準名称が既
に決定しているデータ項目が他の同義条件での集合情報
に存在する場合、別の同義条件によって決定している標
準名称が他の同義条件のデータ項目の標準名称として設
定される。
【0024】従って、既に標準化された標準名称を利用
して他のデータ項目について標準化を行うことができ、
利用者への負担を軽減することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明のソフトウエア標準化方法を実
施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のソフト
ウエア標準化方法の第1の実施例を示すフローチャート
であり、図2は本実施例の手順を実現するためのハード
ウェア構成図である。
【0026】初めに、図2において、201はプログラ
ムに基づいて図1のフローチャートで示される処理を実
行するCPUであり、202はCPU201が実行する
プログラムを記憶したメモリである。
【0027】203はキーボードとディスプレイ画面を
有する対話式端末であり、利用者はディスプレイ画面に
表示された同義データ項目集合情報に対して標準名称を
設定するために用いる。
【0028】204は利用者が同義条件や同義確定基準
を指定したり、作業の指示を入力したりするために用い
る入力装置であり、205は標準化作業の対象となるジ
ョブ制御文やCOBOLソースプログラム群などの既存
ソフトウェア資源や該ソフトウェア標準化システムが解
析した既存ソフトウェア資源の解析情報を格納する外部
記憶装置である。
【0029】206は処理結果を出力するプリンタ装置
である。
【0030】このようなハードウェア環境において既存
ソフトウエアの標準化を行う手順について図1のフロー
チャートに従って説明する。
【0031】まず、外部記憶装置205に格納されてい
る既存ソフトウェア資源の解析を行う(ステップ10
1)。
【0032】既存ソフトウェア資源の1つである、標準
化対象となるプログラムを実行するジョブ制御文を解析
し、DD名(Data Definition nam
e)と物理ファイル名の関係情報を作成して外部記憶装
置205内の解析情報ファイル205aに格納する。
【0033】図3に解析対象のジョブ制御文の例を示
す。
【0034】図3におけるジョブ制御文は、プログラム
名「PGM001」を実行するJCL1(301)と、
プログラム名「PGM002」を実行するJCL2(3
02)とからなり、JCL1(301)にはDD名とし
て「IN FILE」と「OUT FILE」が、物理
ファイル名として「FILE.INPUT」と「FIL
E.OUTPUT」がそれぞれ定義され、JCL2(3
02)にはDD名として「INPUT」が、物理ファイ
ル名として「FILE.INPUT」がそれぞれ定義さ
れている。
【0035】図4にジョブ制御文解析結果の情報を示
す。
【0036】このジョブ制御文JCL1(301)とJ
CL2(302)により、DD名と物理ファイル名の関
連情報(401)が作成されている。
【0037】次に、既存ソフトウェア資源の1つである
標準化対象となるソースプログラムを解析し、データ項
目名とDD名の関連情報、データ項目とレコード・ファ
イル関連情報、メイン/サブプログラム関連情報、デー
タ項目転送関係情報を作成して、外部記憶装置205内
の解析情報ファイル205aに格納する。
【0038】図5に、標準化対象となるソースプログラ
ムの例を示す。
【0039】図5におけるソースプログラムの構成は、
プログラム名「PGM001」501とプログラム名
「PGM002」502およびPGM002から呼ばれ
る「PGM003」0503からなる。
【0040】図6〜図9にソースプログラム解析結果の
情報を示す。
【0041】プログラム「PGM001」501とプロ
グラム「PGM002」502及びプログラム「PGM
003」503より、図6の「データ項目名とDD名の
関連情報」601、データ項目の長さと位置から図7の
「データ項目とレコード・ファイル関連情報」602を
それぞれ作成し、さらにCALL文の検索によりサブプ
ログラムを呼び出していることが判明した場合には、図
8の「メイン/サブプログラムのデータ項目関連情報」
603を作成し、MOVE文を検索して図9の「データ
項目転送関係情報」604を作成する。
【0042】次に、ジョブ制御文JCL1(301)と
JCL2(302)の解析情報より得られた「DD名と
物理ファイル名の関連情報」401とソースプログラム
の解析より得られた「データ項目名とレコード・ファイ
ル関連情報」601とから、図10の「論理ファイル名
と物理ファイル名の関連情報」605を作成する。
【0043】尚、ここで述べたDD名と物理ファイル名
の関係、データ項目名とDD名の関係、データ項目名と
物理ファイル名の関係の取り出し方法は公知であり、特
開平3−294925号「ソフトウェア標準化方法」に
記載されている。
【0044】次に、以上のようにして抽出された解析情
報をもとに、ソースプログラム間の同義データ項目情報
の作成を行う(ステップ102)。
【0045】本実施例では、ソースプログラム間の同義
データ項目情報を作成する場合、ジョブ制御文JCL1
(301)とJCL2(302)の解析情報である「D
D名と物理ファイル名の関連情報」401から、同一の
物理ファイルに対して入出力を行っているプログラムの
ファイル情報を自動検索し、同一の物理ファイルに対し
て入出力を行っていることを示す同義条件「DSNF」
を設定し、同義確定基準はもっとも確定率が高い「5」
を設定している。
【0046】また、同一の物理ファイルに対して入出力
を行っているプログラムのファイル情報が検索されたと
き、そのファイルに対して入出力を行うレコードの長さ
を比較して、同一であれば同義であるレコード情報と見
做して同義条件が同一レコードに対して入出力っを行っ
ていることを示す「DSNR」を設定し、同義確定基準
は同義条件が「DSNF」の次に確定率が高い「4」を
設定している。
【0047】また、ジョブ制御文の解析情報と、ソース
プログラムの解析情報から同一DD名を使用しているフ
ァイル情報を自動検索し、同一DD名を使用しているこ
とを示す同義条件「DDN」を設定し、同義確定基準は
2番目に確定率が高い「4」を設定している。
【0048】また、プログラム内にCALL文が検索さ
れた場合、サブプログラムとのデータ項目の受け渡し関
係を解析し、データ項目の受け渡しがあればそのデータ
項目のそれぞれの長さと属性を比較し、同一の長さと属
性のデータ項目の受け渡しであれば同義と見做し、その
ことを示す同義条件は「CALL」、同義確定基準は
「4」を設定している。
【0049】また、プログラム内で転送関係がある場
合、転送関係にあるデータ項目の長さと属性を比較し、
同一の長さと属性のデータ項目の転送であれば同義と見
做して同義条件「MOVE」、同義確定基準は「3」を
設定している。
【0050】図11に、ステップ101において抽出さ
れたジョブ制御文の解析情報401、ソースプログラム
の解析情報601、602、603、604、605に
基づいて作成された同義データ項目情報の例を示す。
【0051】この例においては、プログラム「PGM0
01」501のファイル「FILE001」606とプ
ログラム「PGM002」502のファイル「READ
FILE」607は、同一の物理ファイルに対して入出
力を行っているファイル情報として同義であると判断
し、同義識別番号「01」を持つ同義データ項目情報7
01が作成されている。
【0052】この時、同義条件707として、物理ファ
イル名が同一であることを示す「DSNF」が設定さ
れ、同義確定基準は「5」が設定されている。
【0053】また、プログラム「PGM001」501
のレコード「INDATA」608とプログラム「PG
M002」のレコード「INPUT−DATA」609
は、論理ファイル名と物理ファイル名の関連情報605
から同一の物理ファイルに対して入出力を行っている入
出力レコードであることがわかり、長さも同一であるこ
とが判明しているので、同義であると判断して同義識別
番号「02」を持つ同義データ項目情報702が作成さ
れている。
【0054】この時、同義条件708は同一の物理ファ
イルに対する同義レコード情報であることを示す「DS
NR」が設定され、同義確定基準は「4」が設定されて
いる。
【0055】また、プログラム「PGM001」501
のファイル名「FILE003」で定義しているDD名
「SYSPRINT」610は、プログラム「PGM0
02」502のファイル名「LISTFILE」611
でも同一DD名で定義されており、同義であると判断し
て同義識別番号「03」を持つ同義データ項目情報70
3が作成されている。
【0056】この時の同義条件709は、同一DD名を
使用していることを示す「DDN」が設定され、同義確
定基準は「4」が設定されている。
【0057】また、プログラム「PGM002」502
のデータ項目「REC−KEY」とプログラム「PGM
003」503のデータ項目「MAIN−KEY」60
3は、メインプログラムとサブプログラムの関係であ
り、同一の長さと属性のデータ項目の受け渡し関係であ
ることが判明しているので、同義であると判断して同義
識別番号「04」を持つ同義データ項目情報704が作
成されている。
【0058】この時の同義条件710は、メインプログ
ラムとサブプログラム間の受け渡し関係であることから
「CALL」が設定され、同義確定基準は「4」が設定
されている。
【0059】また、プログラム「PGM002」502
内のデータ項目「INPUT−ID」と「REC−KE
Y」、及びデータ項目「REC−KEY」と「LIST
−NAME」は、データ項目転送関係情報604によ
り、それぞれ同一の長さと属性のデータ項目の転送関係
であることが判明しているので、同義であると判断して
同義識別番号「05」、「06」を持つ同義データ項目
情報705、706が作成されている。
【0060】この時の同義条件711は、転送関係であ
ることから「MOVE」が設定され、同義確定基準は
「3」が設定されている。
【0061】次に、ステップ103において、入力装置
204から標準名称を決定する対象となる同義条件、及
び同義確定基準を利用者が入力する。
【0062】図12に、利用者が指定した同義条件、及
び同義確定基準の例を示す。
【0063】図12の例では、同一の物理ファイルに対
して入出力を行っているファイル情報、あるいは入出力
レコード情報を同義条件801とする「DSN」を指定
している。
【0064】また、同義確定基準802は、2番目に同
義確定率の高い「4」を指定している。
【0065】次に、ステップ104において、利用者が
指定した同義条件801、及び同義確定基準802をも
とに該当するデータ項目集合情報を作成する。
【0066】本実施例では、利用者が指定した同義条件
801、及び同義確定基準802をキー項目として図1
1の同義データ項目情報を自動検索して、検索された複
数の同義データ項目情報に同一のデータ項目が存在する
場合、ファイル、レコード、データ項目それぞれのデー
タの種別単位に新たに同義データ項目集合番号を設定し
て同義データ項目集合情報を作成する。
【0067】利用者が同義条件801も同義確定基準8
02も指定しなかった場合、または同義条件「AL
L」、同義確定基準「1」を指定した場合、無条件に全
ての同義データ項目情報を同義データ項目集合情報作成
対象とし、複数の同義データ項目情報に同一のデータ項
目が存在する場合、同様にファイル、レコード、データ
項目それぞれのデータの種別単位に新たに同義データ項
目集合番号を設定して同義データ項目集合情報を作成す
る。
【0068】図13に、利用者が指定した同義条件80
1、及び同義確定基準802によって抽出された同義デ
ータ項目集合情報の例を示す。
【0069】利用者が指定した同義条件801、及び同
義確定基準802に該当する同義データ項目情報とし
て、図11の同義識別番号「01」の同一物理ファイル
に対して入出力を行っているファイル情報701及び、
同義識別番号「02」の同一物理ファイルに対して入出
力を行っている入出力レコード情報702が抽出され、
これらが同義データ項目集合情報901、902として
作成される。
【0070】尚、本例では該当する同義データ項目情報
が複数の同義識別番号にまたがって存在していないた
め、そのまま同義識別番号が引継がれて同義データ項目
集合番号が設定される。
【0071】利用者が同義条件801も同義確定基準8
02も指定しなかった場合、または同義条件「AL
L」、同義確定基準「1」を指定した場合の例を図14
に示す。
【0072】同義データ項目集合情報として、同一の物
理ファイルに対して入出力を行っているファイル情報7
01の集合情報1001、同一の物理ファイルに対して
入出力を行っているレコード情報702の集合情報10
02、同一DD名を使用しているファイル情報703の
集合情報1003、メインプログラムとサブプログラム
のデータ受け渡し関係にあるデータ項目情報704の集
合情報1004、データ項目転送関係情報705、70
6の集合情報1005が作成される。
【0073】図14の同義集合番号「05」のデータ項
目集合情報は、図11から明らかなように、プログラム
「PGM002」のデータ項目である「REC−KE
Y」がデータ項目「INPUT−ID」と同義であり、
またデータ項目「LIST−NAME」とも同義であ
り、同一の同義条件であることから、1つのデータ項目
の集合情報1005として作成されるが、同義確定率と
しては信頼性が低い。
【0074】このように、利用者が同義条件801およ
び同義確定基準802の両方を指定した場合、これらを
指定しなかった場合に比べて作成される同義集合情報量
が少なくなり、システムへの負荷も小さくて済む。
【0075】また、同義集合番号05のデータ項目の集
合情報1005のように、同義確定率として信頼性の低
い同義集合情報まで作成してしまうことがないので、利
用者の混乱を招くことがない。
【0076】次に、ステップ105において、図13の
同義データ項目集合情報に対して標準名称を設定し、新
旧データ対応表を設定する。
【0077】図15(a),(b)に標準名称の設定例
を示す。
【0078】標準名称を設定する場合、同義データ項目
の集合情報を集合単位に対話式端末203のディスプレ
イ画面に表示し、その表示内容に基づき利用者に適切な
標準名称を決定させ、その決定した標準名称を入力装置
204から入力させる。
【0079】図15(a),(b)の例では、利用者が
指定した同義条件801及び同義確定基準802を満た
している図13の同義集合番号「01」および「02」
の集合情報901,902について標準名称「INFI
LE]1101および「INPUT−REC」を設定し
ている。
【0080】すなわち、プログラム「PGM001」5
01のファイル名「FILE001とプログラム「PG
M002」502のファイル名「READFILE」に
ついて標準ファイル名称「INFILE」1101を設
定している。
【0081】また、プログラム「PGM001」501
の入出力レコード名「INDATA」とプログラム「P
GM002」の入出力レコード名「INPUT−DAT
A」について標準レコード名称「INPUT−REC」
1102を設定している。
【0082】図16に、本実施例によって作成された新
旧データ対応表160を示す。
【0083】次に最後のステップ106において、以上
のように設定された標準名称を対象となるプログラムに
反映するために、新旧データ対応表160に従ってデー
タ名を置換するプログラム内データ名称変換処理を行
う。
【0084】図17に、図5のプログラム「PGM00
1」、プログラム「PGM002」のファイル名を標準
ファイル名称「INFILE」1301に、入出力レコ
ード名を標準レコード名称「INPUT−REC」13
02に変換した例を示す。
【0085】なお、標準名称の設定方法、及びプログラ
ム内データ名称変更方法については公知であり、特開平
3−294925号「ソフトウェア標準化方法」に記載
されているので、詳細な説明は省略する。
【0086】以上のように、本実施例においては、既存
ソフトウェア生産物であるジョブ制御文とソースプログ
ラムを解析し、その解析結果からプログラム上の同一あ
るいは同義となるデータ項目および同義条件、同義確定
条件を含む同義データ項目の集合情報を作成し、さらに
その同義データ項目の集合情報の中から利用者が指定し
た同一または同義条件、同義確定条件を満たすデータ項
目のみを自動検索し、該同義データ項目の集合情報に対
して集合情報単位に標準名称を決定し、該標準名称でソ
ースプログラム内の該当するデータ項目名を更新するよ
うにしたので、既存ソフトウェア内の異名同義データ項
目について、標準化あるいは統一化を行うための同義デ
ータ項目集合情報を作成する際に、同義と見做したいデ
ータ項目が少なくなり、その判別が容易となり、かつ短
時間で既存ソフトウエア内のデータ項目情報の標準化あ
るいは統一化を行うことができる。
【0087】さらに、既存ソフトウェア資源が多い場合
であっても、同義データ項目集合情報は利用者が指定し
た条件のものに限定されるので、個々の同義データ項目
集合情報に対して、適切な標準名称を選択して設定する
ことが容易になる。
【0088】なお、この実施例においては、同義条件の
他に同義確定条件を設定しているが、同義条件のみを設
定するようにしてもよい。また、標準名称を付けてソー
スプログラム内の該当データ項目名を更新するまでの前
段の処理を利用し、同一または同義条件、同義確定条件
を満たす同義データ項目の集合情報を作成し、利用者か
らの同義条件の指定を受け付けたならば、その指定され
た同義条件に基づいて集合情報を検索し、指定された道
義条件を満たす同義データ項目を抽出することにより、
既存のソフトウェア生産物からの異名同義となるデータ
項目の抽出を効率化することができる。
【0089】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0090】図18は、本発明の第2の実施例における
処理手順を示すフローチャートである。この実施例で
は、同義データ項目情報について、同義条件と同義確定
基準を、利用者が作成したい同義データ項目集合情報の
順に指定し、段階的に同義データ項目集合情報を作成す
る手順と、既に他の同義条件によって設定された標準名
称を利用して、別の同義条件に含まれるデータ項目情報
の標準名称を設定する手順を第1の実施例に加えたもの
である。
【0091】図18において、図1のステップ103の
「同義条件/同義確定基準の入力」処理の前に、指定す
る同義条件/同義確定基準があるかを判定するステップ
1401と、ステップ105の「標準名称設定」処理の
前に、設定する標準名称があるかを判定するステップ1
402が加えられた以外は、図1で示した実施例と同じ
である。
【0092】本実施例では、標準化作業を行うにあたっ
て利用者が作成したい同義データ項目集合情報が無くな
るまで、同義条件および同義確定基準を入力する画面を
対話式端末203のディスプレイ画面に表示し、利用者
は同義データ項目集合情報が無くなったと判断するま
で、入力装置204より同義条件および同義確定基準を
入力することによって、段階的に同義データ項目集合情
報を作成する。
【0093】また、標準名称を設定する際に、他の同義
データ項目集合情報に含まれているデータ項目情報で、
既に他の同義条件による同義データ項目集合情報から標
準名称が設定されたデータ項目が存在する場合、他の同
義条件による同義データ項目集合情報で既に設定されて
いる標準名称をディスプレイ画面に表示し、既に設定さ
れた標準名称を採用する場合はそのデータ項目名の項番
を利用者が入力装置204より入力し、別の標準名称を
設定し直したい場合は、標準名称を入力することによっ
て行う。
【0094】本実施例で対象とする既存ソフトウェア資
源も第1の実施例と同様に図3および図5の既存ソフト
ウェア資源を用いる。
【0095】まず、この実施例では、第1の実施例で作
成された図11の同義データ項目情報700をもとに、
ステップ103において同義条件/同義確定基準の入力
を行い、同義データ項目集合情報を作成する。
【0096】図19に利用者が指定した同義条件、及び
同義確定基準の例を示す。
【0097】図19の例では、同一DD名を使用してい
る事を示す「DDN」とメインプログラムとサブプログ
ラム間の受け渡し関係である「CALL」を同義条件1
501として指定している。
【0098】また、同義確定基準1502として、2番
目に確定率が高い「4」を指定している。
【0099】次に、ステップ104において第1の実施
例と同様に、利用者が指定した同義条件1501及び同
義確定基準1502をもとに、該当するデータ項目集合
情報を作成する。
【0100】図20に、利用者が指定した同義条件15
01及び同義確定基準1502をもとに、抽出された同
義データ項目集合情報1600の例を示す。
【0101】利用者が指定した同義条件1501及び同
義確定基準1502に該当する同義データ項目情報とし
て、図11の同義識別番号「03」の同一DD名を使用
しているファイル情報703及び同義識別番号「04」
のメインプログラムとサブプログラム間の受け渡し関係
であるデータ項目情報704が抽出され、同義データ項
目集合情報1601、1602が作成される。
【0102】同義データ項目集合番号は、作成された順
に昇順に設定され、本実施例では既に第1の実施例で同
義データ項目集合番号「01」および「02」の同義デ
ータ項目集合情報901,902が作成されているの
で、同義データ項目集合番号「03」と「04」の同義
データ項目集合情報1601,0602が作成される。
【0103】次に、ステップ1401において、図11
の同義データ項目情報700より、転送関係を示す同義
条件「MOVE」711について作成する同義データ項
目集合情報が残っていると判断し、同義条件/同義確定
基準を入力する。
【0104】図21に、同義条件が転送関係を表す「M
OVE」711について、同義条件/同義確定基準に入
力例を示す。
【0105】図21では、同義条件1701として「M
OVE」、同義確定基準1702として「3」を指定し
ている。
【0106】図22に、図21の同義条件1701及び
同義確定基準1702をもとに、抽出された同義データ
項目集合情報の例を示す。
【0107】図22では、同義データ項目集合番号「0
5」の同義データ項目集合情報1801が作成される。
【0108】従って、この実施例においては、同義確定
基準の高いデータ項目情報から優先的に、利用者が標準
化作業を行いたい同義条件を順次指定することによって
段階的に標準化を行うことができる。
【0109】次に、指定する同義データ項目情報が無く
なったならば、ステップ1402を経てステップ105
に進み、作成された同義データ項目集合情報0801に
ついて標準名称を設定する。
【0110】図23に、同義データ項目集合番号「0
3」の同義データ項目集合情報1601に対しての標準
名称の設定例を示す。
【0111】ここでは第1の実施例と同様に、ディスプ
レイ画面に表示された同義データ項目集合番号が「0
3」であるプログラム「PGM001」のファイル名
「FILE003」とプログラム「PGM002」のフ
ァイル名「LISTFILE」の同義データ項目集合情
報1601に対して、標準名称「PRIFILE」19
01が設定されている。
【0112】図24に、図23の標準名称設定操作によ
って作成された新旧データ対応表240を示す。
【0113】更に、同義データ項目集合番号「04」、
「05」の同義データ項目集合情報1602、1801
に対して標準名称が設定されていないので、同義データ
項目集合番号「04」の同義データ項目集合情報160
2に対して標準名称を設定する。
【0114】図25に、同義データ項目集合番号「0
4」の同義データ項目集合情報1602に対しての標準
名称の設定例を示す。
【0115】図25では、プログラム「PGM002」
のデータ項目名「REC−KEY」とプログラム「PG
M003」のデータ項目名「MAIN−KEY」に対し
て、標準名称「TRAN−KEY」2101が設定され
ている。
【0116】図26に、図25の標準名称設定操作によ
って作成された新旧データ対応表260を示す。
【0117】次に、集合番号「04」の同義データ項目
集合情報1602に対して設定された標準名称「TRA
N−KEY」を利用し、項目番号「05」の同義データ
項目集合情報1801に対しても標準名称「TRAN−
KEY」を設定する。
【0118】本実施例では、既に標準名称が設定されて
いるデータ項目情報を自動検索し、標準名称が設定され
ているデータ項目情報が存在する同義データ項目集合情
報に対して、標準名称が設定されていない同義データ項
目集合情報をディスプレイ画面に表示し、利用者が既に
設定されている標準名称を利用するか、あるいは新たに
標準名称を設定することができる。
【0119】図27に、既に設定されている標準名称を
利用して、別の同義データ項目集合情報に標準名称を設
定する例を示す。
【0120】図27の項番2のプログラム「PGM00
2」のデータ項目名「REC−KEY」には、同義デー
タ項目集合番号「04」の標準名称設定操作で標準名称
「TRAN−KEY」が既に設定されており、この標準
名称を利用して同義データ項目集合番号「05」の同義
データ項目集合情報1801に標準名称を設定する。
【0121】図27において、入力装置204より項番
「2」を入力することによって、同義データ項目集合番
号「05」のデータ項目「REC−KEY」以外のデー
タ項目「INPUT−ID」、「LIST−NAME」
に対して、既に標準名称が設定済みであるデータ項目
「REC−KEY」の標準名称「TRAN−KEY」を
それぞれ設定する。
【0122】この時、項番を入力しないで新しい標準名
称を入力した場合、既に設定されていたデータ項目「R
EC−KEY」に対しても新しいデータ項目の標準名称
が設定される。
【0123】図28に、図27の標準名称設定操作によ
って作成された新旧データ対応表280を示す。
【0124】このようにしてデータ項目集合情報に対し
て標準名称を設定するが、他に標準名称を設定するデー
タ項目集合情報が無くなったならば、ステップ106に
進み、プログラム内のデータ名称変換を行う。
【0125】図29に、新旧データ対応表240,26
0,280に従ってプログラム内のデータ名称を変換し
た例を示す。
【0126】この例においては、プログラム「PGM0
01」とプログラムPGM「002」では同一DD名
「SYSPRINT」610、611のそれぞれのファ
イル名「FILE003」と「LISTFILE」(図
24)が「PRIFILE」2501に置換されてい
る。
【0127】また、プログラム「PGM002」ではメ
イン/サブプログラム関係にあるデータ項目名称「RE
C−KEY」603と、既に設定された標準名称を利用
して、転送関係にあるデータ項目名称「INPUT−I
D」と「LIST−NAME」604がそれぞれ標準名
称「TRAN−KEY」2502に置換されている。
【0128】また、プログラム「PGM003」ではメ
イン/サブプログラム関係にあるデータ項目名称「MA
IN−KEY」603が同様に標準名称「TRAN−K
EY」2503に置換されている。
【0129】この場合、同一プログラム内での標準名称
設定操作の中で、特に転送関係では、転送元のデータ項
目名称と転送先のデータ項目名称が標準名称の設定によ
り同一のデータ項目名称となってしまうので、プログラ
ム内のデータ名称変換時に、記号2502で示すように
COBOL言語上の規則であるOF修飾を行うことによ
り、プログラム上の不具合を防止する。
【0130】なお、第1の実施例と同様に標準名称の設
定方法、及びプログラム内データ名称変更方法について
は公知であり、特開平3−294925号「ソフトウェ
ア標準化方法」に記載されているので、詳細な説明は省
略する。
【0131】このように、この第2の実施例において
は、同義条件および同義確定基準を利用者に指定させ、
利用者が指定した同義条件と同義確定基準に該当する同
義データ項目が無くなるまで段階的に同義データ項目情
報の集合情報を作成し、その集合情報単位に標準名称を
決定するようにしたため、利用者に対する同義確定のた
めの検証作業の負担を軽減し、かつ複数の該同義データ
項目集合情報に対して標準名称を設定する際の利用者へ
の負担を軽減することができる。
【0132】また、複数の同義条件を満たしているデー
タ項目が存在し、別の同義条件によって標準名称が既に
決定しているデータ項目が他の同義条件での集合情報に
存在する場合、別の同義条件によって決定している標準
名称を他の同義条件のデータ項目の標準名称として採用
するようにしたので、既に標準化された標準名称を利用
して他のデータ項目について標準化を行うことができ、
利用者に対する同義確定のための検証作業の負担を軽減
し、かつ複数の同義データ項目集合情報に対して標準名
称を設定する際の利用者への負担を軽減することができ
る。
【0133】なお、複数の同義条件を満たしているデー
タ項目が存在し、別の同義条件においては同義確定基準
が低い同義データ項目の集合情報に、同義確定基準が高
く同義であることが確定されているデータ項目が含まれ
ている場合、同義確定基準が高いデータ項目の集合情報
であると見做し、同義確定基準が高いデータ項目の集合
情報と同じ標準名称を優先的に採用するようにした場合
は、同義確定基準の高い同義データ項目集合情報から段
階的に標準名称を設定することができる。
【0134】
【発明の効果】本発明によれば、既存のソフトウェア生
産物からの異名同義となるデータ項目の抽出を効率化す
ることができる。また、既存のソフトウェア資源が多い
場合であっても、利用者による同義データ項目の検証作
業に要する負担を軽減することができる。これらによ
り、同義データ項目に対する標準名称付与等の標準化、
統一化等の作業において、適切な標準名称の設定を容易
にし、利用者の負担を軽減することができる。
【0135】
【0136】
【0137】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すフローチャート
である。
【図2】 図1のフローチャートで示す処理を実行する
ハードウェア構成図である。
【図3】 解析対象の既存ソフトウェア資源であるジョ
ブ制御文の例を示す図である。
【図4】 図4のジョブ制御文の解析結果を示す図であ
る。
【図5】 既存ソフトウェア資源であるCOBOL言語
で記述されたソースプログラムの例を示す図である。
【図6】 図5のソースプログラムの解析結果であるデ
ータ項目名とDD名の関連を示す図である。
【図7】 図5のソースプログラムの解析結果であるデ
ータ項目とレコード・ファイルの関連を示す図である。
【図8】 図5のソースプログラムの解析結果であるメ
イン/サブプログラムのデータ項目の関連を示す図であ
る。
【図9】 図5のソースプログラムの解析結果であるデ
ータ項目転送関係を示す図である。
【図10】 図4のジョブ制御文と図5のソースプログ
ラムの解析結果から抽出した論理ファイル名と物理ファ
イル名の関連を示す図である。
【図11】 同義条件と同義確定基準の関係を示す図で
ある。
【図12】 利用者が指定した同義条件と同義確定基準
の例を示す図である。
【図13】 標準化対象同義データ項目集合情報を示す
図である。
【図14】 利用者が同義条件と同義確定基準を指定し
なかった場合の標準化対象同義データ項目集合情報を示
す図である。
【図15】 標準名称を設定する例を示す図である。
【図16】 標準化対象データ項目の新旧データ対応表
を示す図である。
【図17】 標準名称に置換されたソースプログラムの
例を示す図である。
【図18】 第2の実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図19】 利用者が指定した同義条件と同義確定基準
の例を示す図である。
【図20】 標準化対象同義データ項目集合情報を示す
図である。
【図21】 利用者が指定した同義条件と同義確定基準
の例を示す図である。
【図22】 標準化対象同義データ項目集合情報を示す
図である。
【図23】 標準名称を設定する例を示す図である。
【図24】 第2の実施例の標準化対象データ項目の新
旧データ対応表を示す図である。
【図25】 標準名称を設定する他の例を示す図であ
る。
【図26】 標準化対象データ項目の新旧データ対応表
の他の例を示す図である。
【図27】 既に設定された標準名称利用して標準名称
を設定する例を示す図である。
【図28】 標準化対象データ項目の新旧データ対応表
を示す図である。
【図29】 第2の実施例の標準名称に置換されたソー
スプログラムを示す図である。
【符号の説明】
201…CPU、202…メモリ、203…対話式端
末、204…入力装置、205…外部記憶装置、206
…プリンタ、301,302…解析対象のジョブ制御
文、401…DD名と物理ファイル名の関係情報、50
1,502,503…解析対象COBOLソースプログ
ラム、601…データ項目名とDD名の関連情報、60
2…データ項目とレコード/ファイルの関連情報、60
3…メインプログラムとサブプログラムのデータ項目関
連情報、604…データ項目転送関係情報、605…論
理ファイル名と物理ファイル名の関連情報関係、701
〜706…同義データ項目、801…利用者が指定した
同義条件、802…利用者が指定した同義確定基準、9
01,902…同義データ項目集合情報、1101,1
102…利用者が設定した標準名称、1301,130
2…プログラム内で置換された標準名称、1501…利
用者が指定した同義条件、1502…利用者が指定した
同義確定基準、1601,1602…同義データ項目集
合情報、1701…利用者が指定した同義条件、170
2…利用者が指定した同義確定基準、1801…同義デ
ータ項目集合情報、1901…利用者が設定した標準名
称、2101…利用者が設定した標準名称、2501,
2502,2503…プログラム内で置換された標準名
称。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−294925(JP,A) 特開 平1−134624(JP,A) 特開 平1−280831(JP,A) 特開 平2−83731(JP,A) 特開 平2−278335(JP,A) 特開 平3−141427(JP,A) 田村 和敏,CSS統合開発環境,情 報処理学会第45回(平成4年後期)全国 大会講演論文集(5),日本,社団法人 情報処理学会,1992年 9月28日,第45 巻 第5号,第339頁〜第340頁 中村 正弘,保守地獄脱出へ挑戦始ま る,日経コンピュータ,日本,株式会社 日経BP社,1990年 7月30日,第231 号,第62頁〜第89頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを使用し、既存ソフトウェ
    ア生産物であるジョブ制御文とソースプログラムを解析
    し、その解析結果からプログラム上の同一あるいは同義
    となるデータ項目および同義条件を含む同義データ項目
    の集合情報を作成し、さらにその同義データ項目の集合
    情報の中から利用者が指定した同一または同義条件を満
    たすデータ項目を自動検索し、該同義データ項目の集合
    情報に対して集合情報単位に標準名称を決定し、該標準
    名称でソースプログラム内の該当するデータ項目名を更
    新することを特徴とするソフトウエア標準化方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータを使用し、既存ソフトウェ
    ア生産物であるジョブ制御文とソースプログラムを解析
    し、その解析結果からプログラム上の同一あるいは同義
    となるデータ項目および同義条件、同義確定条件を含む
    同義データ項目の集合情報を作成し、さらにその同義デ
    ータ項目の集合情報の中から利用者が指定した同一また
    は同義条件および同義確定条件を満たすデータ項目を自
    動検索し、該同義データ項目の集合情報に対して集合情
    報単位に標準名称を決定し、該標準名称でソースプログ
    ラム内の該当するデータ項目名を更新することを特徴と
    するソフトウエア標準化方法。
  3. 【請求項3】 同一または同義条件に加え、同義確定基
    準を利用者に指定させ、利用者が指定した同義条件と同
    義確定基準に該当する同義データ項目が無くなるまで段
    階的に同義データ項目情報の集合情報を作成し、その集
    合情報単位に標準名称を決定することを特徴とする請求
    項1記載のソフトウエア標準化方法。
  4. 【請求項4】 複数の同義条件を満たしているデータ項
    目が存在し、別の同義条件によって標準名称が既に決定
    しているデータ項目が他の同義条件での集合情報に存在
    する場合、別の同義条件によって決定している標準名称
    を他の同義条件のデータ項目の標準名称として採用する
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウエア標準化方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の同義条件を満たしているデータ項
    目が存在し、別の同義条件においては同義確定基準が低
    い同義データ項目の集合情報に、同義確定基準が高く同
    義であることが確定されているデータ項目が含まれてい
    る場合、同義確定基準が高いデータ項目の集合情報であ
    ると見做し、同義確定基準が高いデータ項目の集合情報
    と同じ標準名称を優先的に採用することを特徴とする請
    求項1記載のソフトウエア標準化方法。
  6. 【請求項6】 既存ソフトウェア生産物から同義となる
    データ項目を抽出するためのソフトウェア生産物の解析
    方法において、 コンピュータを使用し、該解析結果に基づいて同一また
    は同義と判断されたデータ項目及びデータ項目間の同義
    条件を含む同義データ項目の集合情報を生成し、利用者
    からの同義条件の指定を受け付け、指定された同義条件
    に基づいて前記集合情報を検索し、前記指定された同義
    条件を満たす同義データ項目を抽出することを特徴とす
    るソフトウェア生産物の解析方法。
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