JP2828421B2 - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JP2828421B2 JP2828421B2 JP8059256A JP5925696A JP2828421B2 JP 2828421 B2 JP2828421 B2 JP 2828421B2 JP 8059256 A JP8059256 A JP 8059256A JP 5925696 A JP5925696 A JP 5925696A JP 2828421 B2 JP2828421 B2 JP 2828421B2
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- Japan
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- duct
- room
- cover
- intake port
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は換気装置に関し、詳
しくは、主に一般住宅の食事室や居間等の天井壁に設置
して室内の換気を行う換気装置に関する。
しくは、主に一般住宅の食事室や居間等の天井壁に設置
して室内の換気を行う換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】今日、一般住宅用の換気装
置として、台所,キッチン等の調理場に設置されるレン
ジフードファンや、ダイニングルーム,リビングルーム
等の側壁や窓等に設置される換気扇が知られている。こ
れらの換気装置はいずれも室内中央域から離れた箇所に
固定状に設けられるので、室内中央域に設置されたテー
ブル上で鍋や鉄板を用いてジンギスカン,すき焼き,焼
き肉等の料理を行う場合、その調理に伴い発生する油
煙,蒸気等を効率良く排気する事が出来ず、よってこの
ような料理を行う場合は室内に臭いが残るため特に新築
住宅においては敬遠されがちであった。
置として、台所,キッチン等の調理場に設置されるレン
ジフードファンや、ダイニングルーム,リビングルーム
等の側壁や窓等に設置される換気扇が知られている。こ
れらの換気装置はいずれも室内中央域から離れた箇所に
固定状に設けられるので、室内中央域に設置されたテー
ブル上で鍋や鉄板を用いてジンギスカン,すき焼き,焼
き肉等の料理を行う場合、その調理に伴い発生する油
煙,蒸気等を効率良く排気する事が出来ず、よってこの
ような料理を行う場合は室内に臭いが残るため特に新築
住宅においては敬遠されがちであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす
る処は、ダイニングルームやリビングルーム等で油煙や
蒸気等を発生する料理を行う場合に、その油煙や蒸気等
を効率良く吸引排気することができ、しかも通常時には
邪魔にならずに収納できる新規な換気装置を提供するこ
とにある。
な従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす
る処は、ダイニングルームやリビングルーム等で油煙や
蒸気等を発生する料理を行う場合に、その油煙や蒸気等
を効率良く吸引排気することができ、しかも通常時には
邪魔にならずに収納できる新規な換気装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の換気装置は、請求項1記載のように、室内
の天井壁に凹設した凹部の上面に通孔を開穿し、該通孔
には凹部内から室内に向けて伸縮自在なダクト管を垂下
せしめると共に、該ダクト管の下端に前記凹部の下面開
口を塞ぐカバーを設け、該カバーに吸気口を形成し、且
つ前記ダクト管は伸縮機構の作動で伸縮して室内に対す
る垂下量を調整可能に形成し、さらに前記通孔を屋外に
通じる排気口に連絡せしめ、且つ前記吸気口から排気口
に至る排気経路の所定箇所に強制排気装置を設けてなる
ことを要旨とする。
めに本発明の換気装置は、請求項1記載のように、室内
の天井壁に凹設した凹部の上面に通孔を開穿し、該通孔
には凹部内から室内に向けて伸縮自在なダクト管を垂下
せしめると共に、該ダクト管の下端に前記凹部の下面開
口を塞ぐカバーを設け、該カバーに吸気口を形成し、且
つ前記ダクト管は伸縮機構の作動で伸縮して室内に対す
る垂下量を調整可能に形成し、さらに前記通孔を屋外に
通じる排気口に連絡せしめ、且つ前記吸気口から排気口
に至る排気経路の所定箇所に強制排気装置を設けてなる
ことを要旨とする。
【0005】伸縮自在なダクト管としては、例えば合成
樹脂材やアルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフレキシ
ブルな伸縮管や、逐次内径を小さくした短尺管を順次摺
動自在に嵌挿して接続した伸縮管等が挙げられるが、気
密性や伸縮時の作動性及び耐熱性や結露、製作コスト等
を考慮すれば、アルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフ
レキシブルな伸縮管(この種技術分野において知られ
た、所謂アルミフレキシブルダクト等)が好ましく用い
られる。
樹脂材やアルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフレキシ
ブルな伸縮管や、逐次内径を小さくした短尺管を順次摺
動自在に嵌挿して接続した伸縮管等が挙げられるが、気
密性や伸縮時の作動性及び耐熱性や結露、製作コスト等
を考慮すれば、アルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフ
レキシブルな伸縮管(この種技術分野において知られ
た、所謂アルミフレキシブルダクト等)が好ましく用い
られる。
【0006】また通孔から排気口に至る排気経路部分
は、例えば合成樹脂材やアルミ材等からなるフレキシブ
ルな管体や、所望の金属材料や硬質合成樹脂材からなる
管体を用いて形成することが考えられるが、耐熱性や結
露、配管時の作業性等を考慮すれば、アルミ材等からな
るフレキシブルな管体(上記アルミフレキシブルダクト
等)が好ましく用いられる。
は、例えば合成樹脂材やアルミ材等からなるフレキシブ
ルな管体や、所望の金属材料や硬質合成樹脂材からなる
管体を用いて形成することが考えられるが、耐熱性や結
露、配管時の作業性等を考慮すれば、アルミ材等からな
るフレキシブルな管体(上記アルミフレキシブルダクト
等)が好ましく用いられる。
【0007】また、排気口から吸気口に至る排気経路の
全てを伸縮自在なダクト管で形成することも可能であ
り、この場合、伸縮機構の作動で排気経路の全てが伸縮
するに伴い、該排気経路における通孔から室内へ垂下す
る(突出する)部分の量が調整されるが、伸縮機構を出
来る限りコンパクトで低コストなものにすることを考慮
すれば、通孔から吸気口に至る部分のみ、即ち室内に垂
下する部分のみを伸縮させるようにすることが好まし
い。
全てを伸縮自在なダクト管で形成することも可能であ
り、この場合、伸縮機構の作動で排気経路の全てが伸縮
するに伴い、該排気経路における通孔から室内へ垂下す
る(突出する)部分の量が調整されるが、伸縮機構を出
来る限りコンパクトで低コストなものにすることを考慮
すれば、通孔から吸気口に至る部分のみ、即ち室内に垂
下する部分のみを伸縮させるようにすることが好まし
い。
【0008】強制排気装置は、排気経路における通孔と
吸気口の間に配設する場合、通孔と排気口の間に配設す
る場合、吸気口又は排気口に設置する場合等が考えられ
るが、伸縮機構を出来る限りコンパクトで低コストなも
のとし、且つ安全性等を考慮すれば、天井裏のスラブ等
に固定して通孔と排気口の間に配設するか、又は排気口
に設置することが好ましい。さらに効率良く排気を行う
には、通孔と排気口の間に配設することがより好まし
い。
吸気口の間に配設する場合、通孔と排気口の間に配設す
る場合、吸気口又は排気口に設置する場合等が考えられ
るが、伸縮機構を出来る限りコンパクトで低コストなも
のとし、且つ安全性等を考慮すれば、天井裏のスラブ等
に固定して通孔と排気口の間に配設するか、又は排気口
に設置することが好ましい。さらに効率良く排気を行う
には、通孔と排気口の間に配設することがより好まし
い。
【0009】伸縮機構としては、例えば吸気口を有する
ダクト管の下端部分(通孔から室内に向けて垂れ下がる
ダクト管の下端部分)にロープやチェーン等の連結部材
の一端を接続し、該連結部材の他端は手巻ウインチ,電
動ウインチ,ブレーキ付きモータ等の巻取り装置に接続
し、該巻取り装置の作動でダクト管が伸縮するように構
成すること、或いはシリンダやリンク機構,パンタグラ
フ,べローズ等の周知な構成部材を適宜組み合わせて構
成することが考えられる。
ダクト管の下端部分(通孔から室内に向けて垂れ下がる
ダクト管の下端部分)にロープやチェーン等の連結部材
の一端を接続し、該連結部材の他端は手巻ウインチ,電
動ウインチ,ブレーキ付きモータ等の巻取り装置に接続
し、該巻取り装置の作動でダクト管が伸縮するように構
成すること、或いはシリンダやリンク機構,パンタグラ
フ,べローズ等の周知な構成部材を適宜組み合わせて構
成することが考えられる。
【0010】而して、請求項1に記載される構成によれ
ば、伸縮機構の作動でダクト管を凹部内から伸張させる
ことでダクト管下端の吸気口を下降させ、その高さ位置
を任意に設定して、吸気口を油煙,蒸気等を発生する箇
所の直上に位置させ、効率良く排気を行うことが出来
る。使用後は、伸縮機構の作動でダクト管を収縮させる
と共に吸気口を上昇させると、ダクト管は凹部内に収納
され且つカバーによって凹部が塞がれるので、室内には
ダクト管,凹部が露呈せず、エアコンディショナーを内
蔵した場合と同様のすっきりとした外観を呈するように
なる。
ば、伸縮機構の作動でダクト管を凹部内から伸張させる
ことでダクト管下端の吸気口を下降させ、その高さ位置
を任意に設定して、吸気口を油煙,蒸気等を発生する箇
所の直上に位置させ、効率良く排気を行うことが出来
る。使用後は、伸縮機構の作動でダクト管を収縮させる
と共に吸気口を上昇させると、ダクト管は凹部内に収納
され且つカバーによって凹部が塞がれるので、室内には
ダクト管,凹部が露呈せず、エアコンディショナーを内
蔵した場合と同様のすっきりとした外観を呈するように
なる。
【0011】また請求項2記載のように、ダクト管と伸
縮機構が連結部材を経て電動駆動手段と連携していて、
この電動駆動手段の駆動によりダクト管と伸縮機構が伸
縮するようにしてあることが好ましい。
縮機構が連結部材を経て電動駆動手段と連携していて、
この電動駆動手段の駆動によりダクト管と伸縮機構が伸
縮するようにしてあることが好ましい。
【0012】この場合、電動駆動手段の駆動により、凹
部内に格納状のダクトと伸縮機構が凹部内から下方へ伸
長するし、また、この伸長状態から縮動して元の格納状
態に戻ることになる。
部内に格納状のダクトと伸縮機構が凹部内から下方へ伸
長するし、また、この伸長状態から縮動して元の格納状
態に戻ることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4を参照して説明する。図面に示す換気装置Aは、
ダイニングルームやリビングルーム等の室内の天井壁1
に設けた凹部2内に通孔3を開穿し、該通孔3から室内
に向けてダクト管4を垂下せしめ、ダクト管4は伸縮機
構5の作動で伸縮すると共に伸縮機構5と共に凹部2内
に収納可能とする一方、ダクト管4下端にはカバー6と
吸気口7を設け、さらに通孔3をダクト管8a,8bに
より排気口9に連絡せしめ、且つダクト管8a,8bの
間に強制排気装置10を設けてなるものである。
〜図4を参照して説明する。図面に示す換気装置Aは、
ダイニングルームやリビングルーム等の室内の天井壁1
に設けた凹部2内に通孔3を開穿し、該通孔3から室内
に向けてダクト管4を垂下せしめ、ダクト管4は伸縮機
構5の作動で伸縮すると共に伸縮機構5と共に凹部2内
に収納可能とする一方、ダクト管4下端にはカバー6と
吸気口7を設け、さらに通孔3をダクト管8a,8bに
より排気口9に連絡せしめ、且つダクト管8a,8bの
間に強制排気装置10を設けてなるものである。
【0014】天井壁1の室内中央域に相当する箇所には
孔11を開穿し、その孔11に、下面12aを開口する
と共にダクト管4と伸縮機構5を収納可能なボックス1
2を挿入して天井裏空間13に突出させ、且つボックス
12の下縁を枠材14を用いて孔11内に固定し、その
ボックス12の内部を上記凹部2とする。ボックス12
の上面には、凹部2と天井裏空間13を連通せしめる通
孔3を開穿する。
孔11を開穿し、その孔11に、下面12aを開口する
と共にダクト管4と伸縮機構5を収納可能なボックス1
2を挿入して天井裏空間13に突出させ、且つボックス
12の下縁を枠材14を用いて孔11内に固定し、その
ボックス12の内部を上記凹部2とする。ボックス12
の上面には、凹部2と天井裏空間13を連通せしめる通
孔3を開穿する。
【0015】ダクト管4は、アルミ材等を用いて蛇腹状
に形成したフレキシブルな伸縮管、所謂アルミフレキシ
ブルダクトからなり、その一端側を上記通孔3に接続し
て室内に向けて垂れ下がるように配設される。ダクト管
4の下端にはフード15の上面開口15aを接続すると
共に、該フード15の下面開口15bにはボックス12
の下面12aを塞ぐカバー6を形成し、該カバー6には
前記下面開口15bに連通する吸気口7を形成する。吸
気口7には多数の吸気孔16aを備えたガラリ板16を
取り付ける。尚、ダクト管4は、その伸張状態におい
て、室内に設置したテーブル17上の調理器具18の直
上に上記吸気口7が位置し、且つ収縮状態において凹部
2内に収納される程度の長さとする。
に形成したフレキシブルな伸縮管、所謂アルミフレキシ
ブルダクトからなり、その一端側を上記通孔3に接続し
て室内に向けて垂れ下がるように配設される。ダクト管
4の下端にはフード15の上面開口15aを接続すると
共に、該フード15の下面開口15bにはボックス12
の下面12aを塞ぐカバー6を形成し、該カバー6には
前記下面開口15bに連通する吸気口7を形成する。吸
気口7には多数の吸気孔16aを備えたガラリ板16を
取り付ける。尚、ダクト管4は、その伸張状態におい
て、室内に設置したテーブル17上の調理器具18の直
上に上記吸気口7が位置し、且つ収縮状態において凹部
2内に収納される程度の長さとする。
【0016】伸縮機構5は、カバー6とボックス12の
間にわたって設けた伸縮部材19と、ダクト管4と伸縮
部材19を一体に伸縮させる連結部材20からなる。
間にわたって設けた伸縮部材19と、ダクト管4と伸縮
部材19を一体に伸縮させる連結部材20からなる。
【0017】伸縮部材19は、カバー6とボックス12
の相対向する箇所に設けた取付片19a,19a間に、
二本のアーム19bをクロスせしめて回動自在に軸止し
且つそのクロス状アームを回動自在に多数連結したパン
タグラフ形状のもので、ダクト管4の左右両側に設けて
フード15とカバー6を昇降自在に支持している。
の相対向する箇所に設けた取付片19a,19a間に、
二本のアーム19bをクロスせしめて回動自在に軸止し
且つそのクロス状アームを回動自在に多数連結したパン
タグラフ形状のもので、ダクト管4の左右両側に設けて
フード15とカバー6を昇降自在に支持している。
【0018】連結部材20は、一端側20aを二股に分
割してカバー6に連結し、中途部をボックス12上面の
孔21に通すと共にローラ22に掛け渡し、さらに他端
側20bを電動巻取機23に巻回したロープからなる。
電動巻取機23は、室内所定箇所に配設した操作部24
による駆動ON操作で正,逆方向に回転駆動し、駆動O
FF操作で回転不能に停止するブレーキ付きモータから
なり、基礎天井面25に固定される。上記連結部材20
はダクト管4の左右両側に配設し、電動巻取機23の正
転駆動で巻き取られてダクト管4と伸縮部材19を一体
に収縮させ、且つ電動巻取機23の逆転駆動で繰り出さ
れてダクト管4と伸縮部材19を一体に伸張させ、これ
によりダクト管4の室内に対する突出量(垂下量)を調
整し、吸気口7の高さ位置を任意に設定可能とするもの
である。
割してカバー6に連結し、中途部をボックス12上面の
孔21に通すと共にローラ22に掛け渡し、さらに他端
側20bを電動巻取機23に巻回したロープからなる。
電動巻取機23は、室内所定箇所に配設した操作部24
による駆動ON操作で正,逆方向に回転駆動し、駆動O
FF操作で回転不能に停止するブレーキ付きモータから
なり、基礎天井面25に固定される。上記連結部材20
はダクト管4の左右両側に配設し、電動巻取機23の正
転駆動で巻き取られてダクト管4と伸縮部材19を一体
に収縮させ、且つ電動巻取機23の逆転駆動で繰り出さ
れてダクト管4と伸縮部材19を一体に伸張させ、これ
によりダクト管4の室内に対する突出量(垂下量)を調
整し、吸気口7の高さ位置を任意に設定可能とするもの
である。
【0019】また天井裏空間13には、排気口9に近接
せしめて基礎天井面25に取り付けた強制排気装置10
を配すると共に、一端開口部を上記通孔3に接続するエ
ルボー管26を配設し、さらに該エルボー管26の他端
開口部と強制排気装置10の吸込口10aとをダクト管
8aで連絡し、強制排気装置10の排出口10bと排気
口9とをダクト管8bで連絡する。
せしめて基礎天井面25に取り付けた強制排気装置10
を配すると共に、一端開口部を上記通孔3に接続するエ
ルボー管26を配設し、さらに該エルボー管26の他端
開口部と強制排気装置10の吸込口10aとをダクト管
8aで連絡し、強制排気装置10の排出口10bと排気
口9とをダクト管8bで連絡する。
【0020】ダクト管8a,8bは、前述したダクト管
4と同様、アルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフレキ
シブルな伸縮管、所謂アルミフレキシブルダクトからな
る。
4と同様、アルミ材等を用いて蛇腹状に形成したフレキ
シブルな伸縮管、所謂アルミフレキシブルダクトからな
る。
【0021】強制排気装置10は、吸込口10aと排出
口10bを有するケーシング内にファンモータを内蔵し
たこの種技術分野において周知のもので、その作動停止
/開始は、上記操作部24の操作で行うようにする。
口10bを有するケーシング内にファンモータを内蔵し
たこの種技術分野において周知のもので、その作動停止
/開始は、上記操作部24の操作で行うようにする。
【0022】排気口9は、屋外に連通せしめて建築躯体
の側壁に開穿され、その周囲はカバー27で囲んで雨水
等の浸入を防止する。
の側壁に開穿され、その周囲はカバー27で囲んで雨水
等の浸入を防止する。
【0023】以下、上記構成からなる本例の換気装置A
の使用方法について説明する。通常時においては連結部
材20が電動巻取機23に巻き取られ、ダクト管4と伸
縮部材19は収縮してボックス12内(凹部2内)に収
納され、且つ下面開口12aはカバー6で覆われている
(図3参照)。この時、室内にはガラリ板16で覆われ
た吸気口7,カバー6のみが露見し、且つ吸気口7の周
囲にはレンジフードのような囲み体が存在しないので、
天井壁1は突出物等のないフラットな外観を呈し、しか
も吸気口7が内蔵タイプのエアコンディショナーを配し
たような外観を呈するようになるので、室内の美観向上
をも期待できる。
の使用方法について説明する。通常時においては連結部
材20が電動巻取機23に巻き取られ、ダクト管4と伸
縮部材19は収縮してボックス12内(凹部2内)に収
納され、且つ下面開口12aはカバー6で覆われている
(図3参照)。この時、室内にはガラリ板16で覆われ
た吸気口7,カバー6のみが露見し、且つ吸気口7の周
囲にはレンジフードのような囲み体が存在しないので、
天井壁1は突出物等のないフラットな外観を呈し、しか
も吸気口7が内蔵タイプのエアコンディショナーを配し
たような外観を呈するようになるので、室内の美観向上
をも期待できる。
【0024】この状態から、電動巻取機23を駆動させ
て連結部材20を繰り出せば、ダクト管4と伸縮部材1
9が一体に伸張してカバー6(吸気口7)が下降し、テ
ーブル17上の調理器具18の直上に吸気口7が位置し
た時点で電動巻取機23の駆動を停止させれば、吸気口
7の位置は前記高さに設定される。これに前後して強制
排気装置10を作動させれば、調理器具18の直上に位
置する吸気口7から油煙,蒸気等を確実に吸込み、フー
ド15,ダクト管4,8a,8bを通じて排気口9から
確実に排出する(図1,図2参照)。
て連結部材20を繰り出せば、ダクト管4と伸縮部材1
9が一体に伸張してカバー6(吸気口7)が下降し、テ
ーブル17上の調理器具18の直上に吸気口7が位置し
た時点で電動巻取機23の駆動を停止させれば、吸気口
7の位置は前記高さに設定される。これに前後して強制
排気装置10を作動させれば、調理器具18の直上に位
置する吸気口7から油煙,蒸気等を確実に吸込み、フー
ド15,ダクト管4,8a,8bを通じて排気口9から
確実に排出する(図1,図2参照)。
【0025】さらに使用後は、電動巻取機23の駆動で
連結部材20を巻き取れば、ダクト管4と伸縮部材19
が一体に収縮してカバー6が上昇し、ダクト管4と伸縮
部材19が凹部2内に収納され、且つ下面開口12aが
カバー6で覆われる初期の状態に復帰する。
連結部材20を巻き取れば、ダクト管4と伸縮部材19
が一体に収縮してカバー6が上昇し、ダクト管4と伸縮
部材19が凹部2内に収納され、且つ下面開口12aが
カバー6で覆われる初期の状態に復帰する。
【0026】以上、ダクト管4が電動駆動手段(電動巻
取機)により自動的に伸縮するよう構成した場合につい
て説明したが、上記電動巻取機23に代えて手動巻取機
を配すると共に該巻取機の作動ハンドルを室内所定箇所
に設け、その作動ハンドルの正,逆方向への回転操作に
よりダクト管4が伸縮するよう構成しても良いことは云
うまでもない。
取機)により自動的に伸縮するよう構成した場合につい
て説明したが、上記電動巻取機23に代えて手動巻取機
を配すると共に該巻取機の作動ハンドルを室内所定箇所
に設け、その作動ハンドルの正,逆方向への回転操作に
よりダクト管4が伸縮するよう構成しても良いことは云
うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したこ
とから、伸縮機構の作動でダクト管を伸張させ吸気口を
油煙,蒸気等を発生する箇所の直上に位置させて、極め
て効率良く吸引排気を行うことが出来、また使用後は伸
縮機構の作動でダクト管を収縮させると共に吸気口があ
るカバーを上昇させることによって、凹部がカバーで閉
じられて、通常時においてはダクト管が天井裏空間に収
納されて、カバーそして吸気口のみが露見し、内蔵タイ
プのエアコンディショナーを配したような外観を呈する
ようになるので、室内の美観向上をも期待でき、上記効
果をより実効あるものとすることができる。従って、ダ
イニングルームやリビングルーム等において、室内に臭
いが残ったり付着することを気兼ねせず、ジンギスカ
ン,すき焼き,焼き肉等の油煙や蒸気が発生する料理を
安心して行うことができ、しかも通常時には邪魔になる
ことなく収納できる極めて便利且つ新規な換気装置を提
供することが出来た。また吸気口を油煙,蒸気等を発生
する箇所の直上に位置させることから、吸気口の周囲に
レンジフードのような囲み体がなくとも確実に吸引排気
を行うことができ、室内の美観を低下させる虞れなくダ
イニングルームやリビングルーム等に設置することが出
来る。
とから、伸縮機構の作動でダクト管を伸張させ吸気口を
油煙,蒸気等を発生する箇所の直上に位置させて、極め
て効率良く吸引排気を行うことが出来、また使用後は伸
縮機構の作動でダクト管を収縮させると共に吸気口があ
るカバーを上昇させることによって、凹部がカバーで閉
じられて、通常時においてはダクト管が天井裏空間に収
納されて、カバーそして吸気口のみが露見し、内蔵タイ
プのエアコンディショナーを配したような外観を呈する
ようになるので、室内の美観向上をも期待でき、上記効
果をより実効あるものとすることができる。従って、ダ
イニングルームやリビングルーム等において、室内に臭
いが残ったり付着することを気兼ねせず、ジンギスカ
ン,すき焼き,焼き肉等の油煙や蒸気が発生する料理を
安心して行うことができ、しかも通常時には邪魔になる
ことなく収納できる極めて便利且つ新規な換気装置を提
供することが出来た。また吸気口を油煙,蒸気等を発生
する箇所の直上に位置させることから、吸気口の周囲に
レンジフードのような囲み体がなくとも確実に吸引排気
を行うことができ、室内の美観を低下させる虞れなくダ
イニングルームやリビングルーム等に設置することが出
来る。
【0028】また請求項2記載のように構成した場合、
使用時に電動巻取機を駆動させると、ダクト管と伸縮部
材が一体に伸張してカバーが下降し、テーブル上の調理
器具の直上に吸気口が位置した時点で電動巻取機の駆動
を停止させれば、吸気口の位置は前記高さに設定され
る。さらに使用後は、電動巻取機の駆動により、ダクト
管と伸縮部材が一体に収縮してカバーが上昇し、ダクト
管と伸縮部材が凹部内に収納され、且つ下面開口がカバ
ーで覆われる初期の状態に復帰する。
使用時に電動巻取機を駆動させると、ダクト管と伸縮部
材が一体に伸張してカバーが下降し、テーブル上の調理
器具の直上に吸気口が位置した時点で電動巻取機の駆動
を停止させれば、吸気口の位置は前記高さに設定され
る。さらに使用後は、電動巻取機の駆動により、ダクト
管と伸縮部材が一体に収縮してカバーが上昇し、ダクト
管と伸縮部材が凹部内に収納され、且つ下面開口がカバ
ーで覆われる初期の状態に復帰する。
【図1】 本発明に係る換気装置の実施の形態を示す縦
断正面図。
断正面図。
【図2】 図1の右側面図。
【図3】 図2における収納状態を示す側面図。
【図4】 図3のP視図。
1:天井壁 2:凹部 3:通孔 4:伸縮自在なダクト管 5:伸縮機構 6:カバー 7:吸気口 8a,8b:ダクト管 9:排気口 10:強制排気装置 20:連結部材 23:電動駆動手段
Claims (2)
- 【請求項1】 室内の天井壁に凹設した凹部の上面に通
孔を開穿し、該通孔には凹部内から室内に向けて伸縮自
在なダクト管を垂下せしめると共に、該ダクト管の下端
に前記凹部の下面開口を塞ぐカバーを設け、該カバーに
吸気口を形成し、且つ前記ダクト管は伸縮機構の作動で
伸縮して室内に対する垂下量を調整可能に形成し、さら
に前記通孔を屋外に通じる排気口に連絡せしめ、且つ前
記吸気口から排気口に至る排気経路の所定箇所に強制排
気装置を設けてなる換気装置。 - 【請求項2】 前記ダクト管と伸縮機構が連結部材を経
て電動駆動手段と連携していて、この電動駆動手段の駆
動によりダクト管と伸縮機構が伸縮するようにしてある
ことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059256A JP2828421B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059256A JP2828421B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250788A JPH09250788A (ja) | 1997-09-22 |
JP2828421B2 true JP2828421B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13108129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8059256A Expired - Fee Related JP2828421B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828421B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4834689B2 (ja) * | 2008-04-04 | 2011-12-14 | 新菱冷熱工業株式会社 | 空調吸込口取付用整流器具 |
JP5327602B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-10-30 | 三機工業株式会社 | 喫煙ブース |
KR102078464B1 (ko) * | 2018-07-31 | 2020-02-17 | 이선범 | 레인지 후드 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63194233U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-14 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059256A patent/JP2828421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09250788A (ja) | 1997-09-22 |
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