JP2828231B2 - ポンプ用封止装置 - Google Patents

ポンプ用封止装置

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JP2828231B2 JP1207081A JP20708189A JP2828231B2 JP 2828231 B2 JP2828231 B2 JP 2828231B2 JP 1207081 A JP1207081 A JP 1207081A JP 20708189 A JP20708189 A JP 20708189A JP 2828231 B2 JP2828231 B2 JP 2828231B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般にポンプの軸シールに関し、より詳細に
は、注入ポンプ機構が内蔵された原子炉冷却材ポンプの
ための二重堰型の封止装置(「シール」とも称する)に
関するものである。
先行技術の説明 加圧水型原子力発電プラントにおいては、蒸気を発生
させる蒸気発生器に炉心から熱を伝えるため、原子炉冷
却系統が使用されている。そして、蒸気はタービン式発
電機を駆動するために用いられる。原子炉冷却系統は複
数の独立した冷却ループを有しており、各冷却ループ
は、炉心に接続され、また、蒸気発生器と原子炉冷却材
ポンプとを含んでいる。
原子炉冷却材ポンプは、一般に、高温且つ高圧で、例
えば約288℃(550゜F)、約158kg/cm2(2250psi)で大
量の原子炉冷却材を移動させるよう設計された竪型単段
遠心ポンプである。このポンプは、基本的に、下部から
上部にかけて3つの普遍的部分、即ち、水圧部分と、軸
シール部分と、モータ部分とを備えている。下部の水圧
部分は、ポンプの軸(「ポンプ軸」とも称する)の下端
に取り付けられたインペラーを有しており、対応のルー
プに原子炉冷却材を圧送すべくポンプ軸はポンプハウジ
ング内で駆動される。上部のモータ部分は、ポンプ軸を
駆動するために連結されたモータを備えている。中間の
軸シール部分は、直列に配置された3つの封止装置、即
ち、下部の第1封止装置、中間の第2封止装置及び上部
の第3封止装置を有している。これらの封止装置はポン
プ軸の上端の近傍に該ポンプ軸と同軸に配置されてい
る。これらを共働させる目的は、原子炉冷却系統の高い
正圧の冷却材が通常の運転状態時にポンプ軸を伝って原
子炉格納容器雰囲気に漏洩するのを機構的に抑えること
にある。従来から知られているポンプ用軸封装置の代表
的な例は、米国特許第3,522,948号、同第3,529,838号、
同第3,632,117号、同第3,720,222号及び同第4,275,891
号明細書に開示されている。
下部の第1封止装置(「No.1シール」とも称する)は
ポンプのメインシールであり、漏水制限膜・支持(cont
rolled−leakage film−riding)フェースシールであ
る。その主要構成部材は、ポンプ軸と共に回転するラン
ナと、下部の封止ハウジングに取着された非回転封止リ
ングである。No.1シールにおいて、冷却水の圧力はその
封止面を横切って約158kg/cm2(2250psi)から約2.1kg/
cm2(30psi)に圧力降下し、約2〜3g/mの流量の冷却水
がそこを通過する。No.1シールを通って漏洩する低圧冷
却水は、ポンプ軸の周りの環状空間を上昇し、中間の第
2封止装置の領域に至る。
中間の第2封止装置(「No.2シール」とも称する)は
摺り合せ面型シールである。その主要構成部材は、回転
するランナと、非回転のリングである。通常の運転中、
リング及びランナは摺り合せによるシールを形成する。
しかし、No.1シールが破損した場合、No.2シールのラン
ナ上の圧力分布によって、ランナはばねとして機能する
と共に、膜・支持フェースシールを形成するような形で
偏向される。No.1シールからの冷却水の大部分は、No.1
シールの漏出部ないしはリークオフ部(leak−off)に
導かれる。しかしながら、その冷却水の一部はNo.2シー
ルを通過し、その際、圧力は2.1kg/cm2(30psi)から0.
21〜0.49kg/cm2(3〜7psi)に降下し、約2g/hの流量で
漏洩する。No.2シールを通って漏洩したより低圧の冷却
水は、更に、ポンプ軸の周りの上昇して上部の第3封止
装置の領域に至る。
第3封止装置(「No.3シール」とも称する)も摺り合
わせ面型シールであり、その主要構成部材は、回転する
ランナと、回転しないリングである。No.2シールから漏
洩した流れの大部分は、No.3シールにより進路変更され
て、No.2シールのリークオフ部から流出される。
一般に、No.3シールには2つの型がある。その一方
は、二重の面、即ち2つの同心の封止面を有する堰を具
備する摺り合せ面型シールであり、他方は、単一の面な
いしは堰を具備するシールである。二重堰によるシール
の場合、No.2シールのリークオフ部での圧力(0.49kg/c
m2(7psi))よりも僅かに高い圧力(0.56kg/cm2(8〜
10psi))で、清浄水が緩衝液として2つの堰の間の環
状空間に注入される。その結果、(1)この注入された
流れの一部が外側、即ち上流側の封止面、即ち外側の堰
を越えて外方に逆流し、No.2シールとNo.3シールの間の
ハウジング空洞部に入り込み、No.2シールのリークオフ
部から出る。また、(2)この注入された流れの他の部
分が、内側、即ち下流側の封止面を越えて内方に流れ、
最終的にNo.3シールのリークオフ部から格納容器環境に
至る。このように、清浄水又は純水の注入により、原子
炉冷却水内の放射性ガスが二重堰の間を通って格納容器
環境に流出するのが防止される。他方、単一堰型シール
の場合、清浄水の注入は行われない。よって、原子炉冷
却水の一部が単一堰型シールを越え、そこから格納容器
環境内に漏洩する。
更に、図面を参照して従来のものの構造の一例を具体
的に説明する。第1図を参照すると、従来一般の原子炉
の冷却系統における複数の冷却ループ10のうちの1つが
概略的に示されている。冷却ループ10は、蒸気発生器12
と、原子炉冷却材ポンプ14とを備え、これらは原子炉の
炉心16に閉回路で直列に接続されている。蒸気発生器12
は、その入口プレナム20及び出口プレナム22を連通する
一次系管18を備えている。蒸気発生器12の入口プレナム
20は、炉心16の出口と流通可能に連結されており、該出
口から閉回路の流路24を経て高温の冷却材を受け入れる
ようになっている。蒸気発生器12の出口プレナム22は、
閉回路の流路26を介して原子炉冷却材ポンプ14の入口吸
込み側と流通可能に連結されている。原子炉冷却材ポン
プ14の出口圧力側は炉心16の入口と流通可能に連結さ
れ、該入口に閉回路の流路28を通して低温の冷却材を供
給するようになっている。
簡単に述べるならば、原子炉冷却材ポンプ14は、冷却
材を高圧で閉回路内を圧送する。詳細には、炉心16から
流出する高温の冷却材は、蒸気発生器12の入口プレナム
20に導かれ、そこに連通している1次系管18に導入され
る。高温の冷却材は、1次系管18内において、公知手段
(図示しない)を経て蒸気発生器12に供給される冷却給
水と熱交換関係で流れる。従って、冷却給水は加熱さ
れ、その一部がタービン発電機(図示しない)を駆動す
る際に用いるために蒸気に変換される。そして、熱交換
により温度が下がった冷却材は、原子炉冷却材ポンプ14
を経て炉心16に再循環される。
原子炉冷却材ポンプ14は、多量の冷却材を、高温且つ
高圧で閉回路全体に流すことができなければならない。
熱交換後に蒸気発生器12からポンプ14に流れる冷却材の
温度は、熱交換前に炉心16から蒸気発生器12に流れる冷
却材の温度よりも相当に低く冷却されるが、それでもな
お、その温度は比較的に高く、一般的には約288℃(550
゜F)である。このような高温において冷却材を液相に
維持するために、冷却系統は注入ポンプ(図示しない)
により加圧され、約158kg/cm2(2250psi)の圧力で稼働
する。
第2図及び第3図に示すように、従来の原子炉冷却材
ポンプ14は、一般に、一端が封止ハウジング32で終端し
ているポンプハウジング30を有している。また、ポンプ
14は軸34を有し、このポンプ軸34は、ポンプハウジング
30の中心で延びると共に、封止ハウジング32内で封止可
能に且つ回転可能に取り付けられている。図示していな
いが、ポンプ軸34の下部部分はインペラーに連結され、
上部部分は高馬力の誘導型電動モータに連結されてい
る。モータがポンプ軸34を回転させると、ポンプハウジ
ング30の内部36のインペラーが、加圧された冷却材を原
子炉冷却系統を通してっ流通させる。封止ハウジング32
の上部部分は周囲の雰囲気により囲まれているので、こ
の加圧された冷却材は、上向きの静圧荷重をポンプ軸34
に及ぼす。
ポンプハウジング30の内部36と封止ハウジング32の外
部との間に約158kg/cm2(2250Psi)の圧力バウンダリー
を維持しながら、ポンプ軸34が封止ハウジング32内で自
由に回転し得るように、直列に配置された下部の第1封
止装置38、中間の第2封止装置40及び上部の第3封止装
置42が、ポンプハウジング30内に、ポンプ軸34の周りの
第2,3図に示す部分に設けられている。圧力封止の大部
分(約155kg/cm2(2200Psi))を受け持つ下部の第1封
止装置38は非接触の静圧式であり、他方、第2及び第3
封止装置40,42は接触又は摩擦による機械式である。
一般に、ポンプ14における各封止装置38,40,42は、ポ
ンプ軸34にこれと共に回転するように取り付けられた環
状のランナ44,46,48と、封止ハウジング32内に固定され
た環状の封止リング50,52,54をそれぞれ有している。互
いに対をなすランナ44,46,48と封止リング50,54とは、
それぞれ、互いに対向する上向きの端面56,58,60と、下
向きの端面62,64,66とを有している。下部の第1封止装
置38におけるランナ44と封止リング50の対向面52,62
は、通常、互いに接しておらず、一般的には流体膜がそ
の間を流れている。他方、中間の第2封止装置40のラン
ラ46と封止リング52の対向面58、64、及び上部の第3封
止装置42のランナ48,54の対向面60,66は、互いに対して
接触ないしは摩擦係合しているのが一般的である。
第1封止装置38は通常、膜・支持モードで作動するの
で、封止ハウジング32と、該ハウジング32に回転可能に
取り付けられたポンプ軸34との間の環状スペースに漏洩
する冷却材を処理するために、何等かの措置を採らなけ
ればならない。従って、封止ハウジング32は第1の漏洩
ポートないしはリークオフポート(leakoff port)68を
備え、他方、第2及び第3のリークオフポート70,72が
第2及び第3封止装置40,42から漏洩する冷却材を処理
する。
ポンプ14のメインシールである下部の第1封止装置38
は、その封止面を横切る方向において、約158kg/cm2(2
250psi)から約2.1kg/cm2(30psi)に冷却材の圧力降下
を生じ、また、約2〜3g/mの流量の冷却材がそこを流通
する。第1封止装置38を通って漏洩した低圧の冷却材
は、ポンプ軸34の回りを上昇し、中間の第2封止装置40
の領域に至る。第2封止装置40において、第1封止装置
38からの冷却材の大部分は第1リークオフポート68に導
かれる。しかしながら、一部の冷却材は第2封止装置40
を通過し、その際、約2.1kg/cm2(30psi)から0.21〜0.
49kg/cm2(3〜7psi)となる圧力降下を生じ、漏れ流量
は約2g/hである。第2封止装置40を通って漏洩した更に
低圧の冷却材は、上部の第3封止装置42の領域へと、ポ
ンプ軸回りを更に上方に流れる。第3封止装置42におい
て、第2封止装置40から漏洩した流れの大部分が第3封
止装置42により進路変更され、第2リークオフポート70
から流出する。
次に、第4図〜第9図を参照すると分かるように、従
来の第3封止装置42は2つの形態を採ることができる。
即ち、一方の形態は、ランナ48の上向き面60に対向する
封止リング54の下向き面66に、半径方向に互いに離隔さ
れた1対の外側環状堰74及び内側環状堰76を設けたもの
であり、他方の形態は、単一の環状堰78のみを設けたも
のである。対をなす堰74,76の間には封止環状空間80が
画成されている。第5図、第6図及び第9図に示す二重
の堰74,76と、第7図及び第8図に示す単一の堰78と
は、両者ともランナ48の上向き面60に向かって突出して
おり、その先端には、ランナ48の面の60に接触可能な環
状面82,84,86がそれぞれ設けられている。
第3封止装置42の封止リング54が二重の堰74、76を有
している場合、第2リークオフポート70での圧力(0.49
kg/cm2(7psi))よりも僅かに高い圧力(0.56〜0.70kg
/cm2(8〜10psi))で、清浄水が注入ポート88を介し
て、堰74,76のそれぞれの面82,84の間の環状空間80内に
緩衝液として注入される。この注入された流れの一部
は、外側、即ち上流側の堰76の封止面82を越えて外法に
逆行し、第2封止装置40と第3封止装置42の間のハウジ
ング32の内部36内に流入し、第2リークオフポート70か
ら流出する、この注入された流れの残りは、内側、即ち
下流側の面84を越えて内方に進み、最終的に第3リーク
オフポート72から格納容器環境に流れる。このように、
清浄水又は純水を環状空間80に注入することによって、
原子炉冷却材内の放射性ガスが二重の堰74,76間の通っ
て格納容器環境内に流れ込むのを防止する。
堰74.76の環状面82,84をランナ48の面60に接した状態
で維持するためには、封止リング54に軸線方向に作用す
る水圧力、体積力、摩擦力及びその他の機械的な力(堰
74、76の環状面82、84を通って作用する機械的荷重を除
く)の合計が、封止リング54をランナ48に押し付けるこ
とのできる正味荷重とならなければならない。この正味
閉鎖荷重は封止環状面82,84を介してランナ48に及ぼさ
れるが、その荷重は、封止環状面82,84に作用する同じ
大きさの反対向きの反作用力を生じ、それによって封止
リング54に作用する全ての軸線方向の力の合計がゼロと
なる。この閉鎖力は封止装置の作用に重要であり、漏れ
率や、摩擦により発生する熱量に影響を与える。
当該技術、特に封止要素に作用する力の決定について
熟知している者にとり周知の如く、軸線方向に封止リン
グ54に作用する正味水圧荷重は、封止装置の各突出領域
に軸線方向、即ち直角に作用する種々の圧力の合計であ
る。所望の閉鎖荷重で封止リング54を釣り合わせる水圧
力を得るために、堰74,76の位置、封止環状面82、84の
面積、封止環状空間80の面積、及び、注入される流体の
圧力について、設計上の変更ができるという点で、二重
堰型シールには付加的な設計上の自由度がある。また、
注水圧力は、封止面82,84の間の漏れ率への直接の影響
を考慮して、変更及び最適化することができる。
他方、単一の堰78の場合、清浄水は注入されない。清
浄水の代わりとして、原子炉冷却材の一部が単一堰型シ
ールを越え、そこから格納容器環境に漏洩する。単一堰
型シールは、二重堰型のような設計上の柔軟性を有して
おらず、特定の用途において、最適な性能を得るための
設計ができない場合がある。例えば、低圧で作動するシ
ールにおいて、体積力及び機械的力を相殺し適正な閉鎖
荷重を与えるのに必要とされる水圧力が得られないこと
がある。かかる場合、堰の先端に作用する閉鎖荷重によ
り、過度の熱が発生したり、漏れや冷却が満足いかない
ものとなる恐れがある。
二重堰型シールは、汚染された冷却材が第3封止装置
42を通って格納容器環境に流出するのを防止でき、ま
た、シールに作用する力を釣り合わせる場合に設計上の
自由度が比較的に大きいので、好ましい。しかし、従
来、注水は外部の配管類と内部の流路とから成る系統に
よって供給されなければならなかった。このような外部
系統が元来設けられていない原子炉の場合、第3封止装
置42での注水が可能となるように清浄水、即ち沢過され
た水を供給できるようにするために、原子炉を改造する
手段が考えられるが、これは経済上の面から実用的では
なかった。従って、単一堰型の第3封止装置が従来、用
いられていた。
要するに、二重堰構造は、堰の先端の形状や注入され
る緩衝液の圧力を調節することにより、封止リングに作
用する水圧力の設計管理を可能とする。それにより、閉
鎖力、即ち先端荷重が調節されて、漏れを制御すると共
に、実行中のシールの摩擦により発生される熱を減ずる
ことができる。単一堰構造の場合、先端荷重や、その先
端荷重を決定する場合に重要な役割を果たすリング組立
体の質量を、自由に調節することができない。単一堰構
造の幾つかの用途において、封止された流体の圧力が非
常に低く、シールを冷却するのに十分な漏れを維持でき
ないことがある。高圧で注入された緩衝液を有する二重
堰型シールの場合は、十分な漏れと冷却を確保できる。
設計上の自由度をより大きくし、汚染された原子炉冷
却水がNo.3シールを通って格納容器環境に流れ込むのを
防止するためには、二重堰型シールが好ましい。しか
し、従来において、注入水は、外部配管系統と内部の流
路とにより供給されなければなれなかった。このような
外部系統が元来設けられていない原子炉において、No.3
シールでの注水を可能とするために清浄水又は過され
た水を供給できるように原子力発電プラントを改造する
現時点での手段は、経済上の面から実際的でない。
従って、外部供給系統を設けることなく、二重堰型シ
ールの堰の先端間の環状空間を加圧することのできる他
の手段が必要とされている。
発明の概要 本発明は、前記必要性を満足するように設計された注
入ポンプ機構内蔵の二重堰型フェースシールを提供する
ことにある。本発明によれば、加圧流体を内部に有する
固定状態のハウジングと、回転軸線を有する軸とを具備
するポンプに使用され、前記ハウジングに対して前記軸
を封止可能に取り付けるよう該ハウジング内に配置可能
となっているポンプ用封止装置は、環状のランナが、そ
の軸と共に回転できるように、該軸を囲繞してこれに取
り付けられており、環状の封止リングが、そのハウジン
グに対して非回転関係となるよう該ハウジング内にその
全周に沿って取り付けられており、そのランナ及び封止
リングはそれぞれ互いに対向する面を有し、一方の前記
面には、半径方向に互いに離隔された1対の環状の堰が
形成され、且つ1対の前記環状の堰の間に封止環状空間
が画成されており、前記堰は他方の前記面に向かって突
出すると共に、該面に接触できる環状面を有しており、
更に前記ランナには注入ポンプ機構が組み込まれて構成
されており、その注入ポンプ機構は、前記ハウジング内
の流体の一部を受け入れ、該流体を前記封止環状空間に
導き、その軸と共に前記ランナを回転させた場合に、前
記ハウジング内の流体の圧力と異なる圧力を前記封止環
状空間に達した流体に発生させるようになっている。
一実施態様において、本発明による注入ポンプ機構
は、回転するランナに設けられた流路に関連しており、
その入口は、No.2シールからの冷却水の流れに通じ、ま
た、封止環状空間と連通する流路の出口よりも小さな回
転半径の位置に配置される。ランナの回転は、流路及び
その中の冷却水を回転させ、この流路及びランナを遠心
ポンプとして機能させる。その結果、遠心効果により流
路に沿って圧力差が生じ、冷却水が流路の出口から二重
堰型シールの堰の先端間の環状空間に供給され、流路入
口における圧力よりも高い圧力で冷却水が供給される。
他の実施態様において、本発明による注入ポンプ機構
は、回転するランナから或る角度で突出したピトー管、
若しくは、ランナに或る角度で画成されたスプーン状凹
部に関連しており、このピトー管又はスプーン状凹部
は、ほぼ同じ回転半径位置に入口と出口を有する流路と
連通している。また、ピトー管又はスプーン状凹部も前
記回転半径とほぼ同じ位置にあるが、ランナを貫通する
流路に対してその入口の上流側に延びている。従って、
ピトー管又はスプーン状凹部が、その隣接部分にあるN
o.2シールからの冷却水中を、ランナ及びポンプ軸と共
に回転すると、冷却水の静圧よりも高いラム圧力又はポ
ンプ圧力を発生させる効果がある。この高い圧力は二重
堰型シールの環状空間に流路により与えられる。
本発明の上記及び他の特徴や効果は、本発明の実施例
を示す図面に沿っての以下の詳細な説明を読むことによ
って、当業者にとり明らかとなろう。
好適な実施例の説明 以下の説明において、同一の参照符号は、全図面を通
して同一又は相当部分を示している。また、以下の説明
において、「前方」、「後方」、「左方」、「右方」、
「上方」、「下方」等の語は便宜上の言葉であり、限定
的な語として理解されるべきものではない。
注水ポンプ機構を内蔵した二重堰型封止装置 本発明によれば、二重堰型の封止装置(シール)は、
従来の単一堰型シールを改造して形成できる。清浄水を
注入する場合とは異なり、本発明による第3の封止装置
42を経ての汚染流体の漏洩は防止できないが、注入ポン
プを適用するための外部系統が不要で、二重堰構造に特
有である水圧荷重を最適化する場合の設計上の自由度も
与えられる。外部供給源から清浄水の注入を行う代わり
に、本発明では、第3の封止装置42のランナ48に組み込
まれる注入ポンプ機構90を用いている。この注入ポンプ
機構90は種々の形式から選択できるが、いずれの型式の
注入ポンプ機構90においても、原子炉冷却材の一部を注
入させることができ、従って外部供給系統は不要とな
る。内蔵型注入ポンプ機構90は、原子炉冷却材により、
第3封止装置42の封止リング54における二重の堰74、76
間の封止環状空間80を加圧するようになっている。
第10図〜第13図に示す好適な実施例の注入ポンプ機構
90は、第3の封止装置42の回転するランナ48に設けられ
た流路92から成る。2つの管状の穴92A、92Bから構成さ
れる流路92は、一端に、封止環状空間80と連通する出口
94を有し、他端に、ポンプ14の封止ハウジング32内の原
子炉冷却材の流れに通ずる入口96を有している。流路92
の出口96は出口94よりもポンプ軸34の回転軸線A(第2
図参照)に対する回転半径が小さくなるように配置され
ている。入口96と出口94との間のこの位置関係のため
に、流路92を回転させるランナ48の回転は、流路92及び
回転ランナ48を遠心ポンプとして機能させ、その遠心効
果により、流路92内を流れる冷却材に圧力差を生ずる。
従って、流路92の出口94から、二重の堰74、76の先端部
間に形成された封止環状空間80に給水が行われ、流路92
への入口96での圧力よりも高い圧力で冷却材を供給す
る。
出口94の半径方向位置は2つの堰74、76の間になくて
はならないが、入口96の位置は封止装置42の幾何学的制
限内で変更することができる。入口96の位置変更は、生
ぜられる圧力の大きさを変え、それによって、特定のシ
ール構造又は用途に要求される特定の圧力が得られるよ
う、ポンプ14を設計することが可能となる。
上述の構造は、環状空間80内の圧力をより高くするこ
とによりシールの正味先端荷重を減じる場合に使用され
るが、環状空間80内の圧力を封止される冷却材の圧力よ
りも減じることによって、先端荷重を増加させるために
も用いられる。これは、環状空間90の半径よりも大きな
半径の位置に流路92の入口96を配置することによって達
成される。この場合、遠心効果により環状空間80から冷
却材が排出され、圧力が下がる。
第14図と第15図に示す第2の実施例の注入ポンプ機構
90、及び第16図と第17図に示す第3の実施例の注入ポン
プ機構90は、両者とも流路98を用いている。流路98はラ
ンナ48を貫通して画成されており、その出口100はラン
ナ48の上向き面60に環状空間80と連通するよう配置され
ており、入口102はランナ48の他の面に配置されてい
る。この第2、第3の実施例では、入口102は、ポンプ
軸14の回転軸線Aに対する回転半径が出口100とほぼ同
じとなるような位置に配置されている。従って、流路98
それ自体の方向性によっては、ポンプ効果は生じない。
第14図と第15図の型式において、注入ポンプ機構90の
ポンプ効果は、流路98の入口102で或る角度でランナ48
に接続され突出された管104の配置によって生ずる。管1
04はピトー管であり、これは、流路98の出口100及び入
口102とほぼ同じ半径位置に流通可能に配置されている
が、封止ハウジング32内の冷却材と通ずるよう、入口10
2の上流側に延びている。ランナ48及び管104を冷却材中
で回転させると、管104とその回りの冷却材との間の相
対運動(この相対運動は管104内に冷却材を流し込むラ
ム効果を生ずる)のために、管104及び流路98内の冷却
材の流れに圧力差が生じ、その結果、封止環状空間80へ
の流路98の出口100における冷却材の流れの圧力は、入
口102の周囲の冷却材よりも高くなる。
第16図と第17図に示すように、他の型式の注入ポンプ
機構90は、第14図と第15図のピトー管104に代えて、ラ
ンナ48に或る角度で画成されたスプーン状凹部106を用
いている。その他の点では、これらの2つの型式は、流
路98の形状に関して基本的に同じである。
前述したように、第2、第3の実施例の型式は、環状
空間80内の圧力を高くすることによって、シールの正味
先端荷重を減ずるように用いられる。また、先端荷重を
増加する効果が望まれる状況では、第2、第3の型式
は、先端荷重を増加するように変形され用いられても良
い。これは、次のようにして達成される。例えば、低圧
領域、即ち封止される冷却材よりも低い圧力の冷却を形
成するように、或はまた、ラム効果とは逆のベンチュリ
効果を管104又はスプーン状凹部106に生ずるように、入
口を変形することによって、環状空間80内の圧力を封止
される冷却材よりも減じることで、先端荷重を増加させ
ることができる。
本発明及びこれに付随する多くの利点は、上の説明か
ら理解されるであろう。また、本発明の精神及び範囲を
逸脱することなく、或はその実質的な利点を犠牲にする
ことなく、形態、構成及び配列に関し、種々の変更が可
能であり、よって、以上に述べた形態は単に本発明の好
適な実施例に過ぎないことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、原子炉の炉心と閉回路で直列に接続された蒸
気発生器及び原子炉冷却材ポンプを具備する従来の原子
炉冷却系統における冷却ループの1つを示す概略説明
図、第2図は、従来の原子炉冷却材ポンプの軸シール部
分を示す一部切欠き斜視図であり、封止ハウジングと、
軸シール部分において該封止ハウジング内に配置されポ
ンプ軸を囲んでいる第1、第2及び第3の封止装置との
断面を示す図、第3図は第2図の従来の原子炉冷却材ポ
ンプにおける封止ハウジングと封止装置の軸方向に沿っ
ての拡大断面図、第4図は第3図に示す原子炉冷却材ポ
ンプの封止ハウジングの上部部分の軸線方向に沿っての
拡大断面図であって、第3の封止装置を示す図、第5図
は二重の堰を有する従来の第3の封止装置の封止リング
を示す拡大部分平面図、第6図は第5図の6−6線に沿
っての断面図、第7図は単一の堰を有する従来の第3の
封止装置の封止リングを示す拡大部分平面図、第8図は
第7図の8−8線に沿っての断面図、第9図は従来の第
3の封止装置の封止リングとランナをより明瞭に示す軸
線方向に沿っての拡大断面図、第10図は本発明の一実施
例であり、注入ポンプ機構が組み込まれたランナを有す
る第3の封止装置を示す第9図と同様な断面図、第11図
は第10図に示す第3の封止装置のランナの平面図、第12
図は第11図の12−12線に沿っての断面図、第13図は第12
図の13−13線に沿って見た場合のランナの底面図、第14
図は第3の封止装置のランナに組み込まれた注入ポンプ
機構の別の実施例を示す第10図と同様な断面図、第15図
は第14図の15−15線に沿っての断面図、第16図は第3の
封止装置のランナに組み込まれた注入ポンプ機構の他の
実施例を示す第14図と同様な断面図、第17図は第16図の
17−17線に沿っての断面図である。図中、 14……原子炉冷却材ポンプ 30……ポンプハウジング 32……封止ハウジング、34……軸(ポンプ軸) 42……第3の封止装置(シール) 48……ランナ、54……封止リング 60……上向き面、66……下向き面 74,76……堰、80……封止環状空間 82,84……環状面、90……注入ポンプ機構 92……流路、98……流路 104……管、106……スプーン状凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧流体を内部に有する固定状態のハウジ
    ングと、回転軸線を有する軸とを具備しているポンプに
    使用され、前記ハウジングに対して前記軸を封止可能に
    取り付けるよう該ハウジング内に配置可能となっている
    封止状態において、 (a)環状のランナが、前記軸と共に回転できるよう
    に、該軸を囲繞してこれに取り付けられており、 (b)環状の封止リングが、前記ハウジングに対して非
    回転関係となるよう該ハウジング内にその全周に沿って
    取り付けられており、 (c)前記ランナ及び前記封止リングはそれぞれ互いに
    対向する面を有し、一方の前記面には、半径方向に互い
    に離隔された1対の環状の堰が形成され、且つ1対の前
    記堰の間に封止環状空間が画成されており、前記堰は、
    他方の前記面に向かって突出すると共に、該面に接触で
    きる環状面を有しており、 (d)前記ランナには注入ポンプ機構が組み込まれてお
    り、該注入ポンプ機構は、前記ハウジング内の流体の一
    部を受け入れ、該流体を前記封止環状空間に導き、前記
    軸と共に前記ランナを回転させた場合に、前記ハウジン
    グ内の流体の圧力と異なる圧力を前記封止環状空間に達
    した流体に発生させるようになっている、 ポンプ用封止装置。
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