JPH08121384A - 逆流を減少させるための装置 - Google Patents
逆流を減少させるための装置Info
- Publication number
- JPH08121384A JPH08121384A JP5592495A JP5592495A JPH08121384A JP H08121384 A JPH08121384 A JP H08121384A JP 5592495 A JP5592495 A JP 5592495A JP 5592495 A JP5592495 A JP 5592495A JP H08121384 A JPH08121384 A JP H08121384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- inlet
- pump housing
- pump
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/16—Sealings between pressure and suction sides
- F04D29/165—Sealings between pressure and suction sides especially adapted for liquid pumps
- F04D29/167—Sealings between pressure and suction sides especially adapted for liquid pumps of a centrifugal flow wheel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠心ポンプのポンプインペラとポンプハウジ
ングとの間のスロットを密封するための装置を提供す
る。 【構成】 ポンプハウジングの入口部にはカラーが設け
られており、これはポンプインペラ入口部の対応するカ
ラー形成された部分を同心的に取囲んでおり、すべての
生じ得るリークフローをインペラ内へのメインフローと
平行になるように連動させ、メインフロー内の乱流を最
少にする。リークフローを最少にするために、Oリング
(7)が前記2つのカラー部分の間のスロット(8)へ
の開口の前に配置されている。
ングとの間のスロットを密封するための装置を提供す
る。 【構成】 ポンプハウジングの入口部にはカラーが設け
られており、これはポンプインペラ入口部の対応するカ
ラー形成された部分を同心的に取囲んでおり、すべての
生じ得るリークフローをインペラ内へのメインフローと
平行になるように連動させ、メインフロー内の乱流を最
少にする。リークフローを最少にするために、Oリング
(7)が前記2つのカラー部分の間のスロット(8)へ
の開口の前に配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポンプインペラとそれに
近接した非回転部分との間を密封するためのシール装置
に関する。
近接した非回転部分との間を密封するためのシール装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】遠心ポンプのような回転インペラを有し
たポンプにおいては、汲上げられた媒体はインペラの中
心部に吸引され、外周部から出ていく。従って、インペ
ラの入口部がそれを取囲んでいるポンプハウジングの中
でうまく取付けられて、汲上げられた媒体が入口部へ逆
流していくのを防ぐことが非常に重要である。ポンプハ
ウジング内の圧力が高いが故に生じるそのような逆流
は、入口部における乱流の発生と損失を意味する。更
に、異物等がポンプインペラとポンプハウジング入口部
との間にたまることになる。
たポンプにおいては、汲上げられた媒体はインペラの中
心部に吸引され、外周部から出ていく。従って、インペ
ラの入口部がそれを取囲んでいるポンプハウジングの中
でうまく取付けられて、汲上げられた媒体が入口部へ逆
流していくのを防ぐことが非常に重要である。ポンプハ
ウジング内の圧力が高いが故に生じるそのような逆流
は、入口部における乱流の発生と損失を意味する。更
に、異物等がポンプインペラとポンプハウジング入口部
との間にたまることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インペラと非回転部分
との間に必要な密封を得るためには、非回転部分に、例
えばゴムでできたような磨耗部分を配置して、回転中に
インペラをこの部分に対して滑動させるのが普通の方法
である。このようにすると、磨耗部分が減っていない限
り、効果的な密封性が得られる。砂や、布や、プラスチ
ック片等の異物を含有している液体を圧送する場合に
は、シールリングとポンプインペラとの間の隙間が詰ま
ってしまって、費用のかかる修理作業が必要となる恐れ
がある。また、異物がインペラの回転を制止すると、エ
ネルギーの消費が増加する。
との間に必要な密封を得るためには、非回転部分に、例
えばゴムでできたような磨耗部分を配置して、回転中に
インペラをこの部分に対して滑動させるのが普通の方法
である。このようにすると、磨耗部分が減っていない限
り、効果的な密封性が得られる。砂や、布や、プラスチ
ック片等の異物を含有している液体を圧送する場合に
は、シールリングとポンプインペラとの間の隙間が詰ま
ってしまって、費用のかかる修理作業が必要となる恐れ
がある。また、異物がインペラの回転を制止すると、エ
ネルギーの消費が増加する。
【0004】この課題を解決するための1つの方法は、
インペラとハウジングとの間に機械的な面シールを配置
することである。シールスロットが軸線方向に向かうよ
うにシールを設計することによって、極めて良好なシー
ルが得られる。欠点は、この解決法が比較的高価であ
り、また相当な損失が生じるという点である。
インペラとハウジングとの間に機械的な面シールを配置
することである。シールスロットが軸線方向に向かうよ
うにシールを設計することによって、極めて良好なシー
ルが得られる。欠点は、この解決法が比較的高価であ
り、また相当な損失が生じるという点である。
【0005】課題を解決するための他の方法は、インペ
ラの入口部に共に回転するOリングを配置することであ
り、このOリングは圧力によって影響を受けて、別の材
料でできた非回転表面に対して滑動する。この方法によ
ると比較的良好なシールが得られるが、磨耗が広範囲に
及び、そのために使用寿命期間が短くなるという欠点が
ある。またOリングはその接触状態が外れやすい傾向に
あることにも注目すべきである。もしこのことが生じる
と、平衡が崩れ、シールが機能しなくなる。このことは
Oリングによって生じる動的な力が共に回転するという
事実によるものである。
ラの入口部に共に回転するOリングを配置することであ
り、このOリングは圧力によって影響を受けて、別の材
料でできた非回転表面に対して滑動する。この方法によ
ると比較的良好なシールが得られるが、磨耗が広範囲に
及び、そのために使用寿命期間が短くなるという欠点が
ある。またOリングはその接触状態が外れやすい傾向に
あることにも注目すべきである。もしこのことが生じる
と、平衡が崩れ、シールが機能しなくなる。このことは
Oリングによって生じる動的な力が共に回転するという
事実によるものである。
【0006】この課題を解決するさらに別の方法は、ヨ
ーロッパ特許第492603号、米国特許第32283
43号、及び米国特許第3221661号に示されてい
る。ここでは、ポンプ入口部は、流入するリークフロー
がメインフローの乱流を減少させるような方向に連動さ
れるように設計されている。
ーロッパ特許第492603号、米国特許第32283
43号、及び米国特許第3221661号に示されてい
る。ここでは、ポンプ入口部は、流入するリークフロー
がメインフローの乱流を減少させるような方向に連動さ
れるように設計されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ポンプ
入口部内におけるリークフローを最少にし、かつ同時に
メインフロー内に乱流の生じる危険性を減少させる、安
全でかつ耐磨耗性のある装置が得られる。この装置につ
いて添付図面を参照しながら以下より詳細に説明する。
入口部内におけるリークフローを最少にし、かつ同時に
メインフロー内に乱流の生じる危険性を減少させる、安
全でかつ耐磨耗性のある装置が得られる。この装置につ
いて添付図面を参照しながら以下より詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図においては、1は入口部2を有するポンプ
インペラを示す。3は底部4とカラー状に形成された入
口部5とを備えたポンプハウジングを示す。6は磨耗リ
ングを示し、7はOリングを、8はスロットをそれぞれ
示す。
インペラを示す。3は底部4とカラー状に形成された入
口部5とを備えたポンプハウジングを示す。6は磨耗リ
ングを示し、7はOリングを、8はスロットをそれぞれ
示す。
【0009】圧送された液体はインペラの中心に位置し
た開口の中へ軸線方向に吸入され、インペラの外周部か
ら流れ出る。インペラが自由に回転できるようにするた
めには、インペラとポンプハウジングの入口部との間
に、ある程度の幅を有した隙間が存在していなければな
らない。同時に、この隙間は、ポンプハウジング内の圧
力の方が高いが故に生じるポンプハウジングの内側から
の逆流を最少にするために、できるだけ狭くする必要が
ある。
た開口の中へ軸線方向に吸入され、インペラの外周部か
ら流れ出る。インペラが自由に回転できるようにするた
めには、インペラとポンプハウジングの入口部との間
に、ある程度の幅を有した隙間が存在していなければな
らない。同時に、この隙間は、ポンプハウジング内の圧
力の方が高いが故に生じるポンプハウジングの内側から
の逆流を最少にするために、できるだけ狭くする必要が
ある。
【0010】本発明によると、インペラ1の入口部2に
は、ポンプハウジング3の入口のカラー状の部分5と同
心的なカラーが設けられており、部分5との間に遊びを
持たせて取囲んでいる。部分5はカラー2とは反対方向
に向かっており、幾らかその中へ延びている。
は、ポンプハウジング3の入口のカラー状の部分5と同
心的なカラーが設けられており、部分5との間に遊びを
持たせて取囲んでいる。部分5はカラー2とは反対方向
に向かっており、幾らかその中へ延びている。
【0011】したがって必然的に生じるリークフロー
は、それがインペラの中のメインフローにほぼ平行に流
入するように連動されており、このことは最少の乱流し
か生じないことを意味している。
は、それがインペラの中のメインフローにほぼ平行に流
入するように連動されており、このことは最少の乱流し
か生じないことを意味している。
【0012】リークフローをさらに減少させ、同時に異
物を含んだ液を圧送する時の詰まりの危険性を減少させ
るために、部分2と5との間で、スロット8への入口を
覆うようにしてOリング7が配置されている。Oリング
7は内側の非回転部分5に固定されている。
物を含んだ液を圧送する時の詰まりの危険性を減少させ
るために、部分2と5との間で、スロット8への入口を
覆うようにしてOリング7が配置されている。Oリング
7は内側の非回転部分5に固定されている。
【0013】良好な結果を得るために、2つの部分2と
5とが相互にある程度の長さだけ重なっていることが重
量である。
5とが相互にある程度の長さだけ重なっていることが重
量である。
【0014】スロット8の領域内における入口部2の磨
耗を減少させるために、インペラにはOリング7が乗っ
て滑動している耐磨耗材料でできたリング6が設けられ
ている。
耗を減少させるために、インペラにはOリング7が乗っ
て滑動している耐磨耗材料でできたリング6が設けられ
ている。
【図1】ポンプハウジングとインペラとの部分の切断面
図。
図。
【図2】中央部分の拡大図。
1 インペラ 2 インペラの入口部 3 ポンプハウジング 5 ハウジング入口部 7 Oリング 8 スロット
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプハウジングの入口部とインペラと
の間の隙間を流れる逆流を減少させるための装置におい
て、インペラの入口部には軸線方向に向かったカラーが
設けられていて、これが同様に設計されたカラー形成さ
れたポンプハウジングの入口部の対応する部分を同心的
に取囲み、また回転するポンプインペラの入口部と回転
しないポンプハウジングの入口部との間の軸線方向に向
かったスロットが、ポンプハウジングの内側から離れた
前記スロットの入口に配置された非回転的なOリングに
よって密封されていることを特徴とする逆流を減少させ
るための装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9400881A SE502552C2 (sv) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Tätningsanordning |
SE9400881-0 | 1994-03-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121384A true JPH08121384A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=20393295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5592495A Pending JPH08121384A (ja) | 1994-03-16 | 1995-03-15 | 逆流を減少させるための装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0672832B1 (ja) |
JP (1) | JPH08121384A (ja) |
CA (1) | CA2144692C (ja) |
DE (1) | DE69502525T2 (ja) |
SE (1) | SE502552C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008023515A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Iwaki Co., Ltd. | pompe à aspiration automatique |
JP2009024572A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Hitachi Appliances Inc | 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19613486C2 (de) * | 1996-04-04 | 1998-12-24 | Grundfos As | Dichtungsausbildung für Kreiselpumpen zur Verminderung des Spaltverluststromes im Saugmundbereich des Pumpenlaufrades |
DE102006024997A1 (de) * | 2006-05-30 | 2007-12-06 | Wilo Ag | Kreiselpumpe |
FR2911166B1 (fr) * | 2007-01-09 | 2012-08-03 | Siebec Soc | Pompe a entrainement magnetique et etancheite coulissante |
CN104235070A (zh) * | 2013-06-13 | 2014-12-24 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 泵壳及具有该泵壳的泵 |
CN107917100B (zh) * | 2017-10-26 | 2019-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 导流圈与风机叶轮前盘的连接结构及空调 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3221661A (en) | 1961-12-18 | 1965-12-07 | Electronic Specialty Co | Low-suction head pumps |
US3228343A (en) | 1964-05-25 | 1966-01-11 | U S Pumps Inc | Self-priming pump |
US3741679A (en) * | 1971-09-17 | 1973-06-26 | Blue Co John | Centrifugal pump |
IT1180991B (it) * | 1984-06-07 | 1987-09-23 | Lowara Spa | Dispositivo di tenuta interposto tra girante e corpo pompa |
SU1370318A1 (ru) * | 1986-06-06 | 1988-01-30 | Всесоюзный Научно-Исследовательский Институт Горной Механики Им.М.М.Федорова | Уплотнение рабочего колеса насоса |
US5295786A (en) | 1990-12-27 | 1994-03-22 | Ebara Corporation | Liner ring for a pump |
US5129795A (en) * | 1991-05-31 | 1992-07-14 | Powerdyne Corporation | Motor driven pump |
-
1994
- 1994-03-16 SE SE9400881A patent/SE502552C2/sv not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-03-13 EP EP19950850055 patent/EP0672832B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-13 DE DE1995602525 patent/DE69502525T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-15 JP JP5592495A patent/JPH08121384A/ja active Pending
- 1995-03-15 CA CA 2144692 patent/CA2144692C/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008023515A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Iwaki Co., Ltd. | pompe à aspiration automatique |
JP2009024572A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Hitachi Appliances Inc | 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2144692A1 (en) | 1995-09-17 |
DE69502525D1 (de) | 1998-06-25 |
DE69502525T2 (de) | 1998-09-17 |
SE9400881L (sv) | 1995-09-17 |
EP0672832A1 (en) | 1995-09-20 |
CA2144692C (en) | 2000-03-07 |
EP0672832B1 (en) | 1998-05-20 |
SE502552C2 (sv) | 1995-11-13 |
SE9400881D0 (sv) | 1994-03-16 |
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