JP2826390B2 - カセット取り出し装置 - Google Patents
カセット取り出し装置Info
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- JP2826390B2 JP2826390B2 JP3098356A JP9835691A JP2826390B2 JP 2826390 B2 JP2826390 B2 JP 2826390B2 JP 3098356 A JP3098356 A JP 3098356A JP 9835691 A JP9835691 A JP 9835691A JP 2826390 B2 JP2826390 B2 JP 2826390B2
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Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/6751—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルオーディオテ
ープレコーダー(以下、DATと略称する)又はビデオ
テープレコーダー(以下、VTRと略称する)のフロン
トローディング方式のフロントローダーに係るもので、
詳しくは、プレイ動作を終えてカセットをアンローディ
ングさせるとき、カセットをフロントローダーのカセッ
ト挿入口外に自動的に取り出すカセット取り出し装置に
おいて、ローディングの際、そのカセットが意に反して
取り出されず、完全に装填されるようにしたカセット取
り出し装置に関するものである。
ープレコーダー(以下、DATと略称する)又はビデオ
テープレコーダー(以下、VTRと略称する)のフロン
トローディング方式のフロントローダーに係るもので、
詳しくは、プレイ動作を終えてカセットをアンローディ
ングさせるとき、カセットをフロントローダーのカセッ
ト挿入口外に自動的に取り出すカセット取り出し装置に
おいて、ローディングの際、そのカセットが意に反して
取り出されず、完全に装填されるようにしたカセット取
り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、DATのフロントローダー又はV
TRのフロントローダーにおいては、各メインベース
に、2個のブラケットが所定間隔を置いて設けられ、そ
れら両側ブラケットにカセットホールダーと水平キャリ
ヤとがそれぞれ係合して移動させられることによりカセ
ットをローディング又はアンローディングさせるように
なっている。
TRのフロントローダーにおいては、各メインベース
に、2個のブラケットが所定間隔を置いて設けられ、そ
れら両側ブラケットにカセットホールダーと水平キャリ
ヤとがそれぞれ係合して移動させられることによりカセ
ットをローディング又はアンローディングさせるように
なっている。
【0003】そして、カセットのアンローディングの場
合、そのカセットをフロントローダーのカセット挿入口
外に自動的に取り出す装置としては、本発明者等が19
89年2月28日に韓国特許庁に出願した実用新案登録
願(第89ー2327号)の図6から図9に示すよう
に、メインベース両側に平行に設けられたブラケット1
1と、それらのブラケットに係合し、水平に移動させら
れる水平キャリヤ12と、この水平キャリヤ12に揺動
可能に嵌合させたロッキングレバー15及び取り出しレ
バー13と、その水平キャリヤ12上側のブラケット1
1上面に固定されたトップカバー16とにより構成され
たものが提案されている。
合、そのカセットをフロントローダーのカセット挿入口
外に自動的に取り出す装置としては、本発明者等が19
89年2月28日に韓国特許庁に出願した実用新案登録
願(第89ー2327号)の図6から図9に示すよう
に、メインベース両側に平行に設けられたブラケット1
1と、それらのブラケットに係合し、水平に移動させら
れる水平キャリヤ12と、この水平キャリヤ12に揺動
可能に嵌合させたロッキングレバー15及び取り出しレ
バー13と、その水平キャリヤ12上側のブラケット1
1上面に固定されたトップカバー16とにより構成され
たものが提案されている。
【0004】この構成を詳しく説明すると次のようにな
る。即ち、ブラケット11の壁面部位に案内孔11aが
形成されて、この案内孔11aに水平キャリヤ12が係
合させられ、且つ水平キャリヤ12の中央の固定孔12
aに固定軸15aが固定されて、この固定軸15aにロ
ッキングレバー15の中央部に穿孔した軸孔15dが嵌
合されて、そのロッキングレバー15がその固定軸15
aを中心に揺動自在になっている。
る。即ち、ブラケット11の壁面部位に案内孔11aが
形成されて、この案内孔11aに水平キャリヤ12が係
合させられ、且つ水平キャリヤ12の中央の固定孔12
aに固定軸15aが固定されて、この固定軸15aにロ
ッキングレバー15の中央部に穿孔した軸孔15dが嵌
合されて、そのロッキングレバー15がその固定軸15
aを中心に揺動自在になっている。
【0005】又、水平キャリヤ12の固定軸15aに隣
接して固定軸13aが固定され、この固定軸13aに取
り出しレバー13の一方の端に形成した軸孔13bを嵌
合させ、その取り出しレバー13が固定軸13aを中心
にして揺動するようになっている。
接して固定軸13aが固定され、この固定軸13aに取
り出しレバー13の一方の端に形成した軸孔13bを嵌
合させ、その取り出しレバー13が固定軸13aを中心
にして揺動するようになっている。
【0006】更に、ロッキングレバー15の両端部には
突出ピン15bと突出ピン15cとがそれぞれそのロッ
キングレバー15の上下方向に突設し、その突出ピン1
5cが取り出しレバー13の中央に穿孔したカムスロッ
ト13cに挿入係合されている。且つ、その取り出しレ
バー13の下方所定部位には取り出しロール13dを突
設させている。そして、水平キャリヤ12の固定軸13
aの外周にはトーションスプリング14が挿入され、こ
のトーションスプリング14の端がその取り出しレバー
13の上方に掛止され、そのトーションスプリング14
の他端は水平キャリヤ12の下方側面に掛止されて、そ
の取り出しレバー13が固定軸13aを中心に反時計方
向(図8及び図9参照)に付勢支持されている。又、ト
ップカバー16の所定部位には、ロッキングレバー15
の突出ピン15bが所定距離移動して掛止され、そのロ
ッキングレバー15の移動を規制するストッパー16
a,16bがそれぞれ突設されている。
突出ピン15bと突出ピン15cとがそれぞれそのロッ
キングレバー15の上下方向に突設し、その突出ピン1
5cが取り出しレバー13の中央に穿孔したカムスロッ
ト13cに挿入係合されている。且つ、その取り出しレ
バー13の下方所定部位には取り出しロール13dを突
設させている。そして、水平キャリヤ12の固定軸13
aの外周にはトーションスプリング14が挿入され、こ
のトーションスプリング14の端がその取り出しレバー
13の上方に掛止され、そのトーションスプリング14
の他端は水平キャリヤ12の下方側面に掛止されて、そ
の取り出しレバー13が固定軸13aを中心に反時計方
向(図8及び図9参照)に付勢支持されている。又、ト
ップカバー16の所定部位には、ロッキングレバー15
の突出ピン15bが所定距離移動して掛止され、そのロ
ッキングレバー15の移動を規制するストッパー16
a,16bがそれぞれ突設されている。
【0007】このように構成された従来のDATフロン
トローダーのカセット取り出し装置において、カセット
17が取り出された初期状態では、図13(A)及び図
14に示したように、取り出しレバー13のカムスロッ
ト13cの”a”位置にロッキングレバー15の突出ピ
ン15cが係合して位置し、取り出しレバー13はトー
ションスプリング14の弾性力により”A”方向(反時
計方向)に付勢されている。即ち、カセットを前方に押
し出す状態になっている。このような状態で、使用者が
カセット17を挿入し、そのカセット17を押しカセッ
ト17が取り出しロール13dを押すと、その取り出し
レバー13が”A”の反対方向(時計方向)に揺動し、
駆動モーターが回動して水平キャリヤ12がローディン
グ方向(X方向)に移動する。
トローダーのカセット取り出し装置において、カセット
17が取り出された初期状態では、図13(A)及び図
14に示したように、取り出しレバー13のカムスロッ
ト13cの”a”位置にロッキングレバー15の突出ピ
ン15cが係合して位置し、取り出しレバー13はトー
ションスプリング14の弾性力により”A”方向(反時
計方向)に付勢されている。即ち、カセットを前方に押
し出す状態になっている。このような状態で、使用者が
カセット17を挿入し、そのカセット17を押しカセッ
ト17が取り出しロール13dを押すと、その取り出し
レバー13が”A”の反対方向(時計方向)に揺動し、
駆動モーターが回動して水平キャリヤ12がローディン
グ方向(X方向)に移動する。
【0008】図13(B)に示したように、ロッキング
レバー15の突出ピン15bがトップカバー16のスト
ッパー16aに掛止して、そのロッキングレバー15の
突出ピン15cはカムスロット13cの”b”位置に移
動され、次いで”c”位置に移動して取り出しレバー1
3がロッキングレバー15により錠止される。すなわち
ローディングが完了する。
レバー15の突出ピン15bがトップカバー16のスト
ッパー16aに掛止して、そのロッキングレバー15の
突出ピン15cはカムスロット13cの”b”位置に移
動され、次いで”c”位置に移動して取り出しレバー1
3がロッキングレバー15により錠止される。すなわち
ローディングが完了する。
【0009】一方、アンローディングの場合は水平キャ
リヤ12がアンローディング方向に進行し、ロッキング
レバー15の突出ピン15bがトップカバー16のスト
ッパー16bに掛止してそのロッキングレバー15は時
計方向に揺動する。よって、取り出しレバー13が反時
計方向に揺動してそのロッキングレバー15の突出ピン
15cがカムスロット13cの”c”、”b”位置に沿
って”a”位置まで移動し、そのロッキングが解除され
て取り出しレバー13がトーションスプリング14の付
勢力により”A”方向(反時計方向)に揺動してカセッ
ト17を押し出すようになる。
リヤ12がアンローディング方向に進行し、ロッキング
レバー15の突出ピン15bがトップカバー16のスト
ッパー16bに掛止してそのロッキングレバー15は時
計方向に揺動する。よって、取り出しレバー13が反時
計方向に揺動してそのロッキングレバー15の突出ピン
15cがカムスロット13cの”c”、”b”位置に沿
って”a”位置まで移動し、そのロッキングが解除され
て取り出しレバー13がトーションスプリング14の付
勢力により”A”方向(反時計方向)に揺動してカセッ
ト17を押し出すようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来のDATフロントローダーのカセット取り
出し装置においては、使用者がカセット17を挿入する
と、取り出しレバー13が固定軸13aを中心に時計方
向に揺動し、水平キャリヤ12がローディング方向にや
や移動して駆動モーターが回動することによりカセット
17の装填が行われるが、この場合取り出しレバー13
はトーションスプリング14の弾性力を受けているの
で、使用者がそのカセット17を所定時間押していなけ
れば、そのカセット17は前進せずに逆に押し出されて
しまうという不都合があった。
成された従来のDATフロントローダーのカセット取り
出し装置においては、使用者がカセット17を挿入する
と、取り出しレバー13が固定軸13aを中心に時計方
向に揺動し、水平キャリヤ12がローディング方向にや
や移動して駆動モーターが回動することによりカセット
17の装填が行われるが、この場合取り出しレバー13
はトーションスプリング14の弾性力を受けているの
で、使用者がそのカセット17を所定時間押していなけ
れば、そのカセット17は前進せずに逆に押し出されて
しまうという不都合があった。
【0011】即ち、ロッキングレバー15の突出ピン1
5bがトップカバー16の一方の側のストッパー16a
に掛止するまでそのカセット17を押さなければなら
ず、もし、それ以前にカセット17から指を離した場合
は、トーションスプリング14の弾性復元力によりその
カセットが押し出されることもあって、ローディングの
動作が進行せず中断されるという欠点があった。そこ
で、このような問題を解決するため本発明者は研究を重
ねた結果、次のようなカセット取り出し装置を提供しよ
うとするものである。
5bがトップカバー16の一方の側のストッパー16a
に掛止するまでそのカセット17を押さなければなら
ず、もし、それ以前にカセット17から指を離した場合
は、トーションスプリング14の弾性復元力によりその
カセットが押し出されることもあって、ローディングの
動作が進行せず中断されるという欠点があった。そこ
で、このような問題を解決するため本発明者は研究を重
ねた結果、次のようなカセット取り出し装置を提供しよ
うとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によるカセ
ット取り出し装置は、一端で揺動自由に軸支され、押し
出し方向にスプリング偏倚していて、カセットのアンロ
ーディング時にカセットを押し出す取り出しレバーと、
この取り出しレバーに隣接して位置しており、中央で揺
動自在に軸支され、カセットのローディング時には回動
して前記の取り出しレバーの他端側を掛止して押し出し
方向への揺動を防止し、アンローディング時には回動し
て元の位置へ戻って前記の取り出しレバーを解錠するロ
ッキングレバーと、このロッキングレバーに隣接して位
置しており、揺動自在に軸支されていて、前記の取り出
しレバーの他端側にスプリング偏倚しており、カセット
のローディング初期に前記の取り出しレバーの他端側に
係合して押し出し方向への前記の取り出しレバーの揺動
を防止する安全レバー(2)とを備え、カセットのロー
ディング時に意に反した押し出しを防止するようになっ
ている。(本文において、「一端(側)」とは図1にお
いては右側を、「他端(側)」とは左側をそれぞれ指
す。)
ット取り出し装置は、一端で揺動自由に軸支され、押し
出し方向にスプリング偏倚していて、カセットのアンロ
ーディング時にカセットを押し出す取り出しレバーと、
この取り出しレバーに隣接して位置しており、中央で揺
動自在に軸支され、カセットのローディング時には回動
して前記の取り出しレバーの他端側を掛止して押し出し
方向への揺動を防止し、アンローディング時には回動し
て元の位置へ戻って前記の取り出しレバーを解錠するロ
ッキングレバーと、このロッキングレバーに隣接して位
置しており、揺動自在に軸支されていて、前記の取り出
しレバーの他端側にスプリング偏倚しており、カセット
のローディング初期に前記の取り出しレバーの他端側に
係合して押し出し方向への前記の取り出しレバーの揺動
を防止する安全レバー(2)とを備え、カセットのロー
ディング時に意に反した押し出しを防止するようになっ
ている。(本文において、「一端(側)」とは図1にお
いては右側を、「他端(側)」とは左側をそれぞれ指
す。)
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。図1(A)は、本発明の一実施例であるDATフ
ロントローダーのカセット取り出し装置の一実施例を示
した平面図、図1(B),(C)は図1(A)に示した
カセット取り出し装置の安全レバー及び取り出しレバー
の移動を案内する案内孔を示した平面図である。図2
は、図1(A)に示したカセット取り出し装置の腰部横
断面図である。
する。図1(A)は、本発明の一実施例であるDATフ
ロントローダーのカセット取り出し装置の一実施例を示
した平面図、図1(B),(C)は図1(A)に示した
カセット取り出し装置の安全レバー及び取り出しレバー
の移動を案内する案内孔を示した平面図である。図2
は、図1(A)に示したカセット取り出し装置の腰部横
断面図である。
【0014】これらの図面に示したように、DAT本体
のデッキ部の上側にフロントローダーが設けられ、カセ
ットを機器内部にローディング又は外方にアンローディ
ングさせるためそのDATフロントローダーの両側に所
定間隔を置いて各ブラケット11が平行に設けられてい
る。そして、ブラケット11の内側に水平キャリヤ12
が水平移動可能に係合され、そのブラケット11の上方
にトップカバー16が固定され、水平キャリヤ12には
カセットホールダー10が回動レバー9を介して係合し
ている。
のデッキ部の上側にフロントローダーが設けられ、カセ
ットを機器内部にローディング又は外方にアンローディ
ングさせるためそのDATフロントローダーの両側に所
定間隔を置いて各ブラケット11が平行に設けられてい
る。そして、ブラケット11の内側に水平キャリヤ12
が水平移動可能に係合され、そのブラケット11の上方
にトップカバー16が固定され、水平キャリヤ12には
カセットホールダー10が回動レバー9を介して係合し
ている。
【0015】カセットホールダー10にカセット17を
挿入すると、カセットホールダー10が水平キャリヤ1
2と共に所定距離水平方向に移動し、その後、カセット
ホールーダー10は垂直方向に移動してそのカセットホ
ールダー10に収納したカセット17を回転ヘッドドラ
ム側に安置させるようになっている。
挿入すると、カセットホールダー10が水平キャリヤ1
2と共に所定距離水平方向に移動し、その後、カセット
ホールーダー10は垂直方向に移動してそのカセットホ
ールダー10に収納したカセット17を回転ヘッドドラ
ム側に安置させるようになっている。
【0016】又、ほぼ三角形状の取り出しレバー13の
中央にカムスロット13cが形成され、その三角形状の
一側の端部近くに軸孔が形成され、その三角形の他側の
下の端部に取り出しロール13dが突設され、その三角
形の他側の上の端部の縁に掛止段13eが形成され、そ
の取り出しレバー13の一側の端部の軸孔が、水平キャ
リヤ12に固定した固定軸13aに揺動自在に嵌合して
いる。この固定軸13aの外周にトーションスプリング
14が嵌合し、トーションスプリング14の一端が水平
キャリヤ12に、他端が取り出しレバー13の所定部に
掛止されてその取り出しレバー13を反時計方向にスプ
リング偏倚している。
中央にカムスロット13cが形成され、その三角形状の
一側の端部近くに軸孔が形成され、その三角形の他側の
下の端部に取り出しロール13dが突設され、その三角
形の他側の上の端部の縁に掛止段13eが形成され、そ
の取り出しレバー13の一側の端部の軸孔が、水平キャ
リヤ12に固定した固定軸13aに揺動自在に嵌合して
いる。この固定軸13aの外周にトーションスプリング
14が嵌合し、トーションスプリング14の一端が水平
キャリヤ12に、他端が取り出しレバー13の所定部に
掛止されてその取り出しレバー13を反時計方向にスプ
リング偏倚している。
【0017】水平キャリヤ12の固定軸15aには一文
字状のロッキングレバー15の軸孔15dを嵌合し、ロ
ッキングレバー15が固定軸15aを中心に揺動自在と
なるようにしている。この一文字状のロッキングレバー
15の一端に下向きの突出ピン15cを、他端に上向き
の突出ピン15bを設けている。下向きの突出ピン15
cは取り出しレバー13のカムスロット13cに挿入係
合している。
字状のロッキングレバー15の軸孔15dを嵌合し、ロ
ッキングレバー15が固定軸15aを中心に揺動自在と
なるようにしている。この一文字状のロッキングレバー
15の一端に下向きの突出ピン15cを、他端に上向き
の突出ピン15bを設けている。下向きの突出ピン15
cは取り出しレバー13のカムスロット13cに挿入係
合している。
【0018】更に、トップカバー16の所定部位には所
定形状の二つの案内孔16e、16fがそれぞれ形成さ
れ、案内孔16eには所定間隔を置いて対向した二つの
掛止段16c、16c’が形成されて、これら掛止段1
6c、16c’によりその案内孔16e内に挿入係合さ
れた上向きピン15bの揺動が規制され、その案内孔1
6eの掛止段16c、16c’の間隔に連続してローデ
ィング案内区間16dが形成されて挿入係合された上向
き突出ピン15bがローディングを案内するよになって
いる。他方案内孔16fにはそれぞれ初期案内区間gと
中間案内区間hとローディング案内区間iとアンローデ
ィング案内区間jとが連続形成されていて、後述する案
内ピン4の挿入係合によりカセットのローディング及び
アンローディングが案内されるようになっている。
定形状の二つの案内孔16e、16fがそれぞれ形成さ
れ、案内孔16eには所定間隔を置いて対向した二つの
掛止段16c、16c’が形成されて、これら掛止段1
6c、16c’によりその案内孔16e内に挿入係合さ
れた上向きピン15bの揺動が規制され、その案内孔1
6eの掛止段16c、16c’の間隔に連続してローデ
ィング案内区間16dが形成されて挿入係合された上向
き突出ピン15bがローディングを案内するよになって
いる。他方案内孔16fにはそれぞれ初期案内区間gと
中間案内区間hとローディング案内区間iとアンローデ
ィング案内区間jとが連続形成されていて、後述する案
内ピン4の挿入係合によりカセットのローディング及び
アンローディングが案内されるようになっている。
【0019】そして、案内孔16fの下方に隣接して水
平キャリヤ12の下側に軸ピン1が固定され(図2)、
この軸ピン1に安全レバー2の中間部位が揺動自在に嵌
合している。安全レバー2の基端は三方に分岐し、基端
の中央分岐部位には案内ピン4が上向きに突設され、こ
の案内ピン4はトップカバー16の案内16fに挿入係
合され、安全レバー2の一側の分岐部位には掛止ピン3
が下向きに突設され、その基端の他側の分岐部位にはス
プリング固定孔7が形成され、このスプリング固定孔7
にコイルスプリング8の一端が掛止され、コイルスプリ
ング8の他端は水平キャリヤ12の所定部位に掛止され
てその安全レバー2を反時計方向に付勢支持している。
平キャリヤ12の下側に軸ピン1が固定され(図2)、
この軸ピン1に安全レバー2の中間部位が揺動自在に嵌
合している。安全レバー2の基端は三方に分岐し、基端
の中央分岐部位には案内ピン4が上向きに突設され、こ
の案内ピン4はトップカバー16の案内16fに挿入係
合され、安全レバー2の一側の分岐部位には掛止ピン3
が下向きに突設され、その基端の他側の分岐部位にはス
プリング固定孔7が形成され、このスプリング固定孔7
にコイルスプリング8の一端が掛止され、コイルスプリ
ング8の他端は水平キャリヤ12の所定部位に掛止され
てその安全レバー2を反時計方向に付勢支持している。
【0020】又、一側の分岐部位に突設した掛止ピン3
が三角形状の取り出しレバー13の掛止段13eに間断
に係合することによりカセットのローディング初期にカ
セットの押し出しを防止して完全なローディングを行え
るようにしている。
が三角形状の取り出しレバー13の掛止段13eに間断
に係合することによりカセットのローディング初期にカ
セットの押し出しを防止して完全なローディングを行え
るようにしている。
【0021】
【作用】このように構成された本発明のDATフロント
ローダーのカセット取り出し装置の動作を以下に説明す
る。カセット17が取り出された状態では、図3に示し
たように、取り出しレバー13のカムスロット13c
の”a”位置に、ロッキングレバー15の下向きのピン
15cが係合して位置する。この場合、取り出しレバー
13はトーションスプリング14の付勢力により反時計
方向に偏倚されている。
ローダーのカセット取り出し装置の動作を以下に説明す
る。カセット17が取り出された状態では、図3に示し
たように、取り出しレバー13のカムスロット13c
の”a”位置に、ロッキングレバー15の下向きのピン
15cが係合して位置する。この場合、取り出しレバー
13はトーションスプリング14の付勢力により反時計
方向に偏倚されている。
【0022】このような状態で、使用者がカセット17
を挿入すると、図4に示したように、そのカセット17
が取り出しロール13dを押すのでその取り出しレバー
13は固定軸13aを中心に時計方向に揺動し、安全レ
バー2も軸ピン1を中心に時計方向に揺動される。する
と、安全レバー2の案内ピン4は図1(B)に示したよ
うに案内孔16fの初期案内区間gを離れて中間案内区
間hに進入し、この中間案内区間hに沿って内方側に継
続移動する。一方、安全レバー2の揺動により掛止ピン
3が取り出しレバー13の掛止段13eに掛止され、そ
れにより取り出しレバー13は反時計方向に揺動し得な
いので、使用者が指をカセットから離してもカセットは
意に反して押し出されれなくなる。
を挿入すると、図4に示したように、そのカセット17
が取り出しロール13dを押すのでその取り出しレバー
13は固定軸13aを中心に時計方向に揺動し、安全レ
バー2も軸ピン1を中心に時計方向に揺動される。する
と、安全レバー2の案内ピン4は図1(B)に示したよ
うに案内孔16fの初期案内区間gを離れて中間案内区
間hに進入し、この中間案内区間hに沿って内方側に継
続移動する。一方、安全レバー2の揺動により掛止ピン
3が取り出しレバー13の掛止段13eに掛止され、そ
れにより取り出しレバー13は反時計方向に揺動し得な
いので、使用者が指をカセットから離してもカセットは
意に反して押し出されれなくなる。
【0023】その後、水平キャリヤ12が継続移動して
ロッキングレバー15の上向き突出ピン15bがトップ
カバー16の案内孔16eの一方の掛止段16c’に掛
止されると、取り出しレバー13のカムスロット13c
に係合したロッキングレバー15の下向き突出ピン15
cがそのカムスロット13cの”a”位置から”b”位
置を経て”c”位置に移動し、取り出しレバー13はロ
ッキングレバー15により錠止され、水平キャリヤ12
は安全レバー2の案内ピン4が案内孔16fのローディ
ング案内区間iに沿って案内されると共にロッキングレ
バー15の上向き突出ピン15bが案内孔16eのロー
ディング案内区間16dに沿って案内されながら図5に
示したように、装填を完了する。
ロッキングレバー15の上向き突出ピン15bがトップ
カバー16の案内孔16eの一方の掛止段16c’に掛
止されると、取り出しレバー13のカムスロット13c
に係合したロッキングレバー15の下向き突出ピン15
cがそのカムスロット13cの”a”位置から”b”位
置を経て”c”位置に移動し、取り出しレバー13はロ
ッキングレバー15により錠止され、水平キャリヤ12
は安全レバー2の案内ピン4が案内孔16fのローディ
ング案内区間iに沿って案内されると共にロッキングレ
バー15の上向き突出ピン15bが案内孔16eのロー
ディング案内区間16dに沿って案内されながら図5に
示したように、装填を完了する。
【0024】一方、アンローディングの場合は、上述と
は反対に、水平キャリヤ12がアンローディング方向に
進行してロッキングレバー15の突出ピン15bがトッ
プカバー16の案内孔16eの他方の掛止段16cに掛
止され、ロッキングレバー15が時計方向に揺動して取
り出しレバー13の錠止を解除すると共に、安全レバー
2の案内ピン4が案内孔16fのアンローディング案内
区間jに沿って移動するので、その安全レバー2が軸ピ
ン1を中心に反時計方向に揺動し、取り出しレバー13
の掛止段13eから安全レバー2の掛止ピン3が離れ
る。よって、取り出しレバー13はトーションスプリン
グ14の弾性復元力により軸ピン1を中心に反時計方向
に揺動し、取り出しロール13dによりカセット17が
取り出される。
は反対に、水平キャリヤ12がアンローディング方向に
進行してロッキングレバー15の突出ピン15bがトッ
プカバー16の案内孔16eの他方の掛止段16cに掛
止され、ロッキングレバー15が時計方向に揺動して取
り出しレバー13の錠止を解除すると共に、安全レバー
2の案内ピン4が案内孔16fのアンローディング案内
区間jに沿って移動するので、その安全レバー2が軸ピ
ン1を中心に反時計方向に揺動し、取り出しレバー13
の掛止段13eから安全レバー2の掛止ピン3が離れ
る。よって、取り出しレバー13はトーションスプリン
グ14の弾性復元力により軸ピン1を中心に反時計方向
に揺動し、取り出しロール13dによりカセット17が
取り出される。
【0025】又、本発明の第2の実施例について図8乃
至図10を参照して説明する。即ち、第2実施例におい
ては、安全レバー2の基端の三方の分岐部をほぼV字状
に形成し、そのV字状基端の左の分岐端5に上向きに案
内ピン4が突設され、案内ピン4の左側方にスプリング
固定孔7が形成されている。そして、そのV字状基端の
左側の分岐端5よりもやや薄い厚さのV字状基端の右側
の分岐端6が形成され、この右側の分岐端6に下向き掛
止ピン3が突設されその分岐端6に弾性力を与えてい
る。又、安全レバー2は合成樹脂により成形することが
好ましく、取り出しレバー13の掛止段13eの上方縁
部位に湾曲カム面13”が形成されている。
至図10を参照して説明する。即ち、第2実施例におい
ては、安全レバー2の基端の三方の分岐部をほぼV字状
に形成し、そのV字状基端の左の分岐端5に上向きに案
内ピン4が突設され、案内ピン4の左側方にスプリング
固定孔7が形成されている。そして、そのV字状基端の
左側の分岐端5よりもやや薄い厚さのV字状基端の右側
の分岐端6が形成され、この右側の分岐端6に下向き掛
止ピン3が突設されその分岐端6に弾性力を与えてい
る。又、安全レバー2は合成樹脂により成形することが
好ましく、取り出しレバー13の掛止段13eの上方縁
部位に湾曲カム面13”が形成されている。
【0026】このように形成された第2実施例において
は、使用者がカセットをカセットホールダー10に正し
く挿入すればカセットの装填が安定して行われるが、図
3の仮想線で示したようにカセット17をやや斜めに誤
って挿入すると、安全レバー2が速く揺動してその安全
レバー2の掛止ピン3が取り出しレバー13の後方側1
3’に掛止されるという恐れをなくすことができる。即
ち、図8に示した状態で、カセット17をカセットホー
ルダー10に斜めに誤って挿入すると、安全レバー2が
カセット17の正常挿入時よりも速く時計方向に揺動し
てやはり時計方向に揺動する取り出しレバー13の後方
側13’に掛止される。
は、使用者がカセットをカセットホールダー10に正し
く挿入すればカセットの装填が安定して行われるが、図
3の仮想線で示したようにカセット17をやや斜めに誤
って挿入すると、安全レバー2が速く揺動してその安全
レバー2の掛止ピン3が取り出しレバー13の後方側1
3’に掛止されるという恐れをなくすことができる。即
ち、図8に示した状態で、カセット17をカセットホー
ルダー10に斜めに誤って挿入すると、安全レバー2が
カセット17の正常挿入時よりも速く時計方向に揺動し
てやはり時計方向に揺動する取り出しレバー13の後方
側13’に掛止される。
【0027】この場合、第2実施例の取り出しレバー1
3の湾曲カム面13”によりその掛止ピン3が押され、
V字状基端の右の分岐端6がそれ自体の弾性力により案
内ピン4側に撓むので、取り出しレバー13は固定軸1
3aを中心に継続揺動し、その取り出しレバー13の後
方側13’が掛止ピン3を通過すると、撓んだ右の分岐
端がもとの位置に復帰してカセット17の装填が正常に
行われる。即ち、カセト17を誤って挿入してもローデ
ィング作用が安定して行われる。以上説明した本発明の
カセット取り出し装置はDATフロントローダーは勿
論、ビデオテープレコーダーにも使用できる。
3の湾曲カム面13”によりその掛止ピン3が押され、
V字状基端の右の分岐端6がそれ自体の弾性力により案
内ピン4側に撓むので、取り出しレバー13は固定軸1
3aを中心に継続揺動し、その取り出しレバー13の後
方側13’が掛止ピン3を通過すると、撓んだ右の分岐
端がもとの位置に復帰してカセット17の装填が正常に
行われる。即ち、カセト17を誤って挿入してもローデ
ィング作用が安定して行われる。以上説明した本発明の
カセット取り出し装置はDATフロントローダーは勿
論、ビデオテープレコーダーにも使用できる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカセッ
ト取り出し装置においては、カセットローディングの初
期に従来のようにカセットが押し出されて装填が中断さ
れる事態を回避し、安定に装填が行われる。又、使用者
の不注意でカセットを斜めに誤って挿入しても、円滑に
装填が行われる。
ト取り出し装置においては、カセットローディングの初
期に従来のようにカセットが押し出されて装填が中断さ
れる事態を回避し、安定に装填が行われる。又、使用者
の不注意でカセットを斜めに誤って挿入しても、円滑に
装填が行われる。
【図1】図1(A)は、本発明のDATフロントローダ
ーのカセット取り出し装置の一実施例を示した平面図、
図1(B)、(C)は、図1(A)に示したカセット取
り出し装置の安全レバー及び取り出しレバーの移動を案
内する案内孔を示した平面図である。
ーのカセット取り出し装置の一実施例を示した平面図、
図1(B)、(C)は、図1(A)に示したカセット取
り出し装置の安全レバー及び取り出しレバーの移動を案
内する案内孔を示した平面図である。
【図2】図1(A)に示した装置の要部横断面図であ
る。
る。
【図3】図1(A)に示したカセット取り出し装置にお
いてカセットを挿入するときの初期状態とプレイの完了
後取り出された状態を示す。
いてカセットを挿入するときの初期状態とプレイの完了
後取り出された状態を示す。
【図4】図1(A)に示したカセット取り出し装置にお
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
【図5】図1(A)に示したカセット取り出し装置にお
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
【図6】図1(A)に示したカセット取り出し装置にお
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
いてカセットが水平キャリヤに挿入され、その水平キャ
リヤが移動される状態を示す。
【図7】図1(A)に示したカセット取り出し装置にお
いてカセットの不適切な挿入によりカセットの装填が不
可能になった状態を示す。
いてカセットの不適切な挿入によりカセットの装填が不
可能になった状態を示す。
【図8】本発明のカセット取り出し装置の他の実施例を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図9】本発明のカセット取り出し装置の他の実施例の
動作を説明する図である。
動作を説明する図である。
【図10】本発明の他の実施例の安全レバーを示す斜視
図である。
図である。
【図11】従来のカセット取り出し装置の構成を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図12】図11に示した従来装置の一部横断面図であ
る。
る。
【図13】図13(A)、(B)は従来装置のロッキン
グレバーと取り出しレバーの動作を示す。
グレバーと取り出しレバーの動作を示す。
【図14】従来装置のロッキングレバーと取り出しレバ
ーの動作を示す。
ーの動作を示す。
1 軸ピン 2 安全レバー 3 掛止ピン 4 案内ピン 5 分岐端 6 分岐端 7 スプリング固定孔 8 コイルスプリング 9 回動レバー 10 カセットホールダー 11 ブラケット 12 水平キャリヤ 13 取り出しレバー 13’ 後方側 13” 湾曲カム面 13c カムスロット 13d 取り出しロール 13e 掛止段 14 トーションスプリング 15 ロッキングレバー 16 トップカバー 16e、16f 案内孔 g 初期案内区間 h 中間案内区間 i ローディング案内区間 j アンローディング案内区間
Claims (6)
- 【請求項1】 ディジタルオーディオテープレコーダー
又はビデオテープレコーダーのカセット取り出し装置で
あって、 トップカバー(16)下方の両側に設けられたブラケッ
ト(11)に水平移動可能に係合した水平キャリヤ(1
2)と、 この水平キャリヤ(12)の両側に回動可能に係合連結
した回動レバー(9)と、 これらの回動レバー(9)のカセット挿入口側で回動可
能に係合したカセットホールダー(10)と、 前記の水平キャリヤ(12)の下面の所定部位に位置
し、一端で揺動自由に軸支され、スプリング(14)に
より押し出し方向に偏倚していて、カセットのアンロー
ディング時には前記のカセットホールダー(10)の外
側にカセットを押し出す取り出しレバー(13)と、 前記の水平キャリヤ(12)の下面の所定部位に位置
し、その中央で揺動自在に軸支され、カセットのローデ
ィング時には回動しながら一端の突出ピン(15c)を
前記の取り出しレバー(13)の他端側のカムスロット
の開始点(aの位置)から錠止点(cの位置)へ移動
し、前記の取り出しレバー(13)を錠止して押し出し
方向への揺動を防止し、アンローディング時には回動し
ながら前記の一方の突出ピン(15c)を前記のカムス
ロットの錠止点(cの位置)から開始点(aの位置)へ
戻して前記の取り出しレバー(13)を解錠するロッキ
ングレバー(15)と、 このロッキングレバー(15)に隣接して位置し、揺動
自在に軸支されていて、スプリング(8)により前記の
取り出しレバー(13)の他端側に偏倚しており、カセ
ットのローディング初期に前記の取り出しレバー(1
3)の他端側に係合して押し出し方向への前記のレバー
の揺動を防止する安全レバー(2)とを備え、カセット
のローディング時に意に反した押し出しを防止すること
を特徴とするカセット取り出し装置。 - 【請求項2】 前記のトップカバー(16)の所定部位
に案内孔(16f)が形成され、前記の安全レバー
(2)の上方他端に案内ピン(4)が突設されてこの案
内ピン(4)が前記の案内孔(16f)に挿入係合して
おり、前記の安全レバー(2)の上方一端に掛止ピン
(3)が突設され、前記の取り出しレバー(13)の他
端側の縁に形成された掛止段(13e)に前記の掛止ピ
ン(3)が掛止することによりカセットのローディング
時に意に反した押し出しを防止するようにした請求項1
に記載のカセット取り出し装置。 - 【請求項3】 前記の安全レバー(2)が合成樹脂によ
り形成され、その安全レバー(2)の端がV字状に分割
され、その分割した一方の分割脚の端(6)に下向き掛
止ピン(3)が突設され、他方の分割脚の端(5)に上
向きの案内ピン(4)が突設され、前記の掛止ピン
(3)に前記の取り出しレバー(13)が係合すること
なくローディングが行われる請求項2に記載のカセット
取り出し装置。 - 【請求項4】 前記の取り出しレバー(13)の他端側
の端縁の所定部位に湾曲カム面(13”)が形成され、
この湾曲カム面(13”)により前記の安全レバー
(2)の掛止ピン(3)が前記の掛止段(13e)へ滑
らかに移行しローディングの作用が円滑に行われるよう
にした請求項3に記載のカセット取り出し装置。 - 【請求項5】 前記の案内孔(16f)には、初期案内
区間(g)と中間案内区間(h)とローディング案内区
間(i)とアンローディング案内区間(j)とが形成さ
れてローディング及びアンローディングの時安全レバー
(2)の案内ピン(4)を案内するようにした請求項3
に記載のカセット取り出し装置。 - 【請求項6】 ディジタルオーディオテープレコーダー
又はビデオテープレコーダーのカセット取り出し装置で
あって、 一端で揺動自由に軸支され、押し出し方向にスプリング
偏倚していて、カセットのアンローディング時にカセッ
トを押し出す取り出しレバー(13)と、 この取り出しレバー(13)に隣接して位置しており、
中央で揺動自在に軸支され、カセットのローディング時
には回動して前記の取り出しレバー(13)の他端側を
錠止して押し出し方向への揺動を防止し、アンローディ
ング時には回動して元の位置へ戻って前記の取り出しレ
バー(13)を解錠するロッキングレバー(15)と、 このロッキングレバー(15)に隣接して位置してお
り、揺動自在に軸支されていて、前記の取り出しレバー
(13)の他端側にスプリング偏倚しており、カセット
のローディング初期に前記の取り出しレバー(13)の
他端側に係合して押し出し方向への前記の取り出しレバ
ー(13)の揺動を防止する安全レバー(2)とを備
え、カセットのローディング時に意に反した押し出しを
防止することを特徴とするカセット取り出し装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019900001123A KR930002894B1 (ko) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 디에이티 프론트로더의 카세트 취출장치 |
KR11416/1990 | 1990-07-31 | ||
KR2019900011416U KR920009047Y1 (ko) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 카세트 토출기구 |
KR1123/1990 | 1990-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668564A JPH0668564A (ja) | 1994-03-11 |
JP2826390B2 true JP2826390B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=26628178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3098356A Expired - Lifetime JP2826390B2 (ja) | 1990-01-31 | 1991-01-31 | カセット取り出し装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5212605A (ja) |
JP (1) | JP2826390B2 (ja) |
DE (1) | DE4102873A1 (ja) |
GB (1) | GB2242057B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5323291A (en) * | 1992-10-15 | 1994-06-21 | Apple Computer, Inc. | Portable computer and docking station having an electromechanical docking/undocking mechanism and a plurality of cooperatively interacting failsafe mechanisms |
US5313596A (en) * | 1993-01-05 | 1994-05-17 | Dell Usa Lp | Motorized portable computer/expansion chassis docking system |
US5818182A (en) * | 1993-08-13 | 1998-10-06 | Apple Computer, Inc. | Removable media ejection system |
JP2878576B2 (ja) * | 1993-12-21 | 1999-04-05 | 株式会社三協精機製作所 | ディスクカートリッジのイジェクト機構 |
KR0184909B1 (ko) * | 1993-12-28 | 1999-04-15 | 다무라 노리오 | 디스크 장치 |
US5488572A (en) * | 1994-05-04 | 1996-01-30 | Compaq Computer Corp. | Portable computer system for docking to an expansion base unit |
JPH09282752A (ja) * | 1996-04-16 | 1997-10-31 | Sony Corp | カセット式記録再生装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159693U (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-24 | 三菱電機株式会社 | 磁気デイスク装置のデイスケツト排出機構 |
IT1156291B (it) * | 1982-12-02 | 1987-01-28 | Lenco Italia Spa | Dispositivo meccanico per l'arresto della cassetta magnetica in espulsione da apparecchi registratori-riproduttori |
JPS59180844A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Clarion Co Ltd | テ−ププレ−ヤのイジエクト機構 |
JPS6163964A (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-02 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
JPS6340848U (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-17 | ||
JPH0758568B2 (ja) * | 1988-04-27 | 1995-06-21 | ティアツク株式会社 | カセット型磁気テープ装置 |
JPH02263351A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-26 | Pioneer Electron Corp | ディスク再生装置 |
-
1991
- 1991-01-28 GB GB9101822A patent/GB2242057B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-30 US US07/647,927 patent/US5212605A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-31 JP JP3098356A patent/JP2826390B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-31 DE DE4102873A patent/DE4102873A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2242057A (en) | 1991-09-18 |
US5212605A (en) | 1993-05-18 |
GB2242057B (en) | 1994-07-27 |
DE4102873A1 (de) | 1991-08-01 |
JPH0668564A (ja) | 1994-03-11 |
GB9101822D0 (en) | 1991-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980824 |