JP2825746B2 - 紙幣結束装置 - Google Patents

紙幣結束装置

Info

Publication number
JP2825746B2
JP2825746B2 JP25875693A JP25875693A JP2825746B2 JP 2825746 B2 JP2825746 B2 JP 2825746B2 JP 25875693 A JP25875693 A JP 25875693A JP 25875693 A JP25875693 A JP 25875693A JP 2825746 B2 JP2825746 B2 JP 2825746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
adhesive tape
thermal adhesive
temperature
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25875693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07112721A (ja
Inventor
清志 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP25875693A priority Critical patent/JP2825746B2/ja
Publication of JPH07112721A publication Critical patent/JPH07112721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825746B2 publication Critical patent/JP2825746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣を所定枚数集積し
た状態で熱接着テープにより結束する紙幣結束装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣を所定枚数集積した状態で熱
接着テープにより結束する紙幣結束装置に、例えば特公
昭53−39000号公報に示すものがある。この紙幣
結束装置は、熱接着テープを接着させるためのヒータを
具備しており、該ヒータの温度が所定温度に達した後に
結束動作を行えるよう構成されているもので、ヒータが
所定温度を維持するように制御されている。ここで、前
記所定温度の設定は、設定ダイヤルにより調整できるよ
うになっている。これは、熱接着テープは、種々のメー
カーで製造されており、使用される加熱溶着性の接着剤
等がメーカー毎に異なる関係からか、熱接着に最適とな
る温度が異なり、使用状況等に応じて、設定ダイヤルを
操作する必要があるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記紙幣結束装置は、
熱接着テープのメーカーが違う場合等に、作業者が該熱
接着テープに応じて設定ダイヤルを操作する必要がある
ため、設定不良が起こりやすく、設定不良の状態で結束
動作を行うと、確実な結束が行われず、結束したはずの
紙幣束が簡単にバラバラになってしまうという問題があ
った。また、経験的に、熱接着には、ヒータ温度だけで
なく、ヒータを熱接着テープに押し付けている押付時間
についても、最適な時間があることが判明した。
【0004】したがって、本発明の目的は、熱接着テー
プに応じて確実に、ヒータ温度またはヒータ押付時間を
最適条件とすることができる紙幣結束装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙幣結束装置は、熱接着テ
ープを繰り出すテープ供給手段と、該テープ供給手段か
ら繰り出される熱接着テープを所定枚数集積された紙幣
に巻回させた後ヒータを押し付けこれを熱接着させて紙
幣を結束させる結束部とを有するものであって、前記熱
接着テープには、当該熱接着テープの熱接着の最適条件
データとして、ヒータ温度の最適条件データが記憶され
ており、該最適条件データを読取る読取センサと、該読
取センサからの信号により前記ヒータのヒータ温度を制
御する温度制御手段とを設けてなることを特徴としてい
る。
【0006】本発明の請求項2記載の紙幣結束装置は、
熱接着テープを繰り出すテープ供給手段と、該テープ供
給手段から繰り出される熱接着テープを所定枚数集積さ
れた紙幣に巻回させた後ヒータを押し付けこれを熱接着
させて紙幣を結束させる結束部とを有するものであっ
て、前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着
の最適条件データとして、ヒータによる押付時間の最適
条件データが記憶されており、該最適条件データを読取
る読取センサと、該読取センサからの信号により前記ヒ
ータの押付時間を制御する押付時間制御手段とを設けて
なることを特徴としている。
【0007】本発明の請求項3記載の紙幣結束装置は、
熱接着テープを繰り出すテープ供給手段と、該テープ供
給手段から繰り出される熱接着テープを所定枚数集積さ
れた紙幣に巻回させた後ヒータを押し付けこれを熱接着
させて紙幣を結束させる結束部とを有するものであっ
て、前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着
の最適条件データとして、ヒータ温度およびヒータによ
る押付時間の最適条件データが記憶されており、該最適
条件データを読取る読取センサと、該読取センサからの
信号により前記ヒータのヒータ温度と押付時間とを制御
する制御手段とを設けてなることを特徴としている。
【0008】本発明の請求項4記載の紙幣結束装置は、
上記請求項1乃至3のいずれかに記載のものに加えて、
前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着の最
適条件データがマークで記憶されており、該マークを、
テープに施された銀行名を紙幣束の中央に位置させるべ
く用いる合マークと兼用することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の紙幣結束装置によれ
ば、読取センサにより、熱接着テープに記憶されたヒー
タ温度の最適条件データを読取ると、温度制御手段が、
該読取センサからの信号によりヒータ温度を制御するこ
とになるため、自動的に、熱接着テープに最適なヒータ
温度で熱接着が行われることになり、設定不良を生じる
ことがない。すなわち、ヒータ押付時間が一定である装
置の場合には、ヒータ温度が自動調整されることにな
る。
【0010】本発明の請求項2記載の紙幣結束装置によ
れば、読取センサにより、熱接着テープに記憶されたヒ
ータによる押付時間の最適条件データを読取ると、押付
時間制御手段が、該読取センサからの信号によりヒータ
による押付時間を制御することになるため、自動的に、
熱接着テープに最適な押付時間で熱接着が行われること
になり、設定不良を生じることがない。すなわち、ヒー
タ温度が一定である装置の場合には、ヒータ押付時間が
自動調整されることになる。
【0011】本発明の請求項3記載の紙幣結束装置によ
れば、読取センサにより、熱接着テープに記憶されたヒ
ータ温度およびヒータによる押付時間の最適条件データ
を読取ると、制御手段が、該読取センサからの信号によ
りヒータ温度およびヒータによる押付時間を制御するこ
とになるため、自動的に、熱接着テープに最適なヒータ
温度および押付時間で熱接着が行われることになり、設
定不良を生じることがない。すなわち、ヒータ温度およ
びヒータ押付時間が自動調整されることになる。
【0012】本発明の請求項4記載の紙幣結束装置によ
れば、上記請求項1乃至3のいずれか記載のものに加え
て、熱接着テープに記憶された熱接着の最適条件データ
のマークを、テープに施された銀行名を紙幣束の中央に
位置させるべく用いる合マークと兼用するため、合マー
クを別途設ける必要がなくなる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例による紙幣結束装置につい
て、図1を参照して以下に説明する。図1は本実施例の
紙幣結束装置を示す全体構成図であり、該紙幣結束装置
は、例えば紙幣の入金・出金等を行なう図示せぬ紙幣処
理機に連結されて使用されるものである。そして、図示
せぬ紙幣処理機から必要に応じて搬送されてきた同一金
種の紙幣を束ねてこれをテープで結束させるようになっ
ている。なお、この紙幣結束装置の全体構成等は、特公
昭59−3330号に記載されたものと略同様のもので
ある。
【0014】図1に示すように、本実施例の紙幣結束装
置は、ロールテープ10から熱接着テープ11を繰り出
す供給ローラ12および熱接着テープ11を案内するガ
イドローラ13を具備するテープ供給手段14と、搬送
されてきた集積紙幣15を挟持部材16で挟持するとと
もにテープ供給手段14から供給された熱接着テープ1
1を該集積紙幣15に巻き回す結束部17とを有してお
り、結束部17には、集積紙幣15に巻き回された熱接
着テープ11を加熱押圧して該熱接着テープ11の重な
り部分同士を熱接着させるヒータ18が設けられてい
る。
【0015】ヒータ18は、揺動機構20に取り付けら
れており、該揺動機構20には、ヒータ18とは別に、
熱接着テープ11を切断するカッター21が取り付けら
れている。この揺動機構20は、集積紙幣15に巻き回
された熱接着テープ11をヒータ18で加熱押圧する押
付位置と、ヒータ18を熱接着テープ11から離間させ
る離間位置との間で揺動自在となっており、常時は離間
位置にあり、後述するヒータ駆動制御部22から駆動信
号Aが出力されると、揺動されて前記押付位置に至るよ
うになっている。ここで、上記カッター21は、ヒータ
18が熱接着テープ11を押圧した時点で、該熱接着テ
ープ11の熱接着部分よりテープ供給手段14側を切断
するようになっている。
【0016】本実施例において、熱接着テープ11に
は、所定のピッチで、例えばバーコード等のマーク23
が、メーカーからの出荷時に予め印刷されており、この
マーク23には、当該熱接着テープ11の熱接着の最適
条件データとして、ヒータ18の温度の最適条件データ
と、ヒータ18による熱接着テープ11への押付時間の
最適条件データ等とが記憶されている。なお、このマー
ク23は、少なくとも新品のロールテープ10の繰り出
し側先端の所定位置に設けられていればよい。
【0017】そして、テープ供給手段14の供給ローラ
12の手前には、熱接着テープ11が繰り出されること
により移動するマーク23を検出して上記データを読取
る、バーコードリーダ等の読取センサ24が熱接着テー
プ11の走行位置に設けられている。
【0018】この読取センサ24は、供給ローラ12に
供給制御信号Bを出力してこれを駆動制御する結束制御
部25に接続されており、該結束制御部25に、熱接着
テープ11のマーク23から読取ったデータを読取信号
Cとして出力するようになっている。この結束制御部2
5は、入力された読取信号Cから割り出される、ヒータ
18の温度の最適条件データを、最適温度信号Dとして
後述するヒータ温度制御部26へ出力するとともに、同
様に入力された読取信号Cから割り出される、ヒータ1
8による熱接着テープ11への押付時間の最適条件デー
タを、最適押付時間信号Eとして、ヒータ駆動制御部2
2へ所定のタイミングで出力するようになっている。
【0019】ヒータ18には、ヒータ18から温度に応
じて出力される温度信号Fから該ヒータ18の温度を検
出するヒータ温度検出部27が接続されており、該ヒー
タ温度検出部27は、検出したヒータ18の温度を示す
検出温度信号Gをヒータ温度制御部26に出力するよう
になっている。このヒータ温度制御部26は、結束制御
部25およびヒータ加熱部28に接続されており、該結
束制御部26からの最適温度信号Dとヒータ温度検出部
27からの検出温度信号Gとから最適温度と検出温度と
を比較し、これらの温度差が許容範囲内に入る方向にヒ
ータ18を制御すべく温度制御信号Hをヒータ加熱部2
8に出力する。ヒータ加熱部28はヒータ18に加熱制
御信号Iを出力して上記温度差が許容範囲内に入るよう
に制御する。ここで、ヒータ温度制御部26は、最適温
度と検出温度との差が許容範囲内に入っている場合に、
ヒータ18の温度が最適温度であることを示す最適状態
信号Jを結束制御部25へ出力するようになっている。
なお、ヒータ温度検出部27、ヒータ温度制御部26、
結束制御部25およびヒータ加熱部28が、ヒータ18
の温度を熱接着テープ11のマーク23から読取った最
適温度と等しくなるよう制御する温度制御手段を構成し
ている。
【0020】ヒータ駆動制御部22は、結束制御部25
からの最適押付時間信号Eから該最適押付時間を割り出
し、該最適押付時間だけヒータ18が押付位置に位置す
るよう揺動機構20に駆動信号Aを出力するようになっ
ている。ここで、結束制御部25は、例えば読取センサ
24から読取信号Cが出力された後、ヒータ温度制御部
26から最適状態信号Jが出力された時点で、最適押付
時間信号Eをヒータ駆動制御部22に出力するようにな
っている。なお、揺動機構20、ヒータ駆動制御部22
および結束制御部25が、ヒータ18の押付時間が熱接
着テープ11のマーク23から読取った最適押付時間と
等しくなるよう制御する押付時間制御手段を構成してい
る。そして、この押付時間制御手段と上記した温度制御
手段とが、ヒータ18の温度および押付時間を最適条件
に合せる制御手段を構成している。
【0021】なお、上記熱接着テープ11の熱接着の最
適条件データが記憶されたバーコード等のマーク23
は、特公昭59−3330号公報に記載された、熱接着
テープ11に施された銀行名を紙幣束の中央に位置させ
るべく、装置側で読取る目印としての合マークの位置に
印刷されており、これにより、該合マークと兼用されて
いる。
【0022】このような構成の紙幣結束装置によれば、
テープ供給手段14にロール状の熱接着テープ11がセ
ットされた状態で、結束制御部25からの供給制御信号
Bにより、テープ供給手段14の供給ローラ12で熱接
着テープ11を結束部17方向へ繰り出すと、読取セン
サ24が、熱接着テープ11に印刷されたマーク23を
検出して、ヒータ18の温度の最適条件データおよびヒ
ータ18による熱接着テープ11への押付時間の最適条
件データ等を読取り、読取ったデータを読取信号Cとし
て結束制御部25に出力する。この結束制御部25は、
入力された読取信号Cから割り出される、ヒータ18の
温度の最適条件データを、最適温度信号Dとして後述す
るヒータ温度制御部26へ出力する。
【0023】すると、ヒータ温度制御部26では、結束
制御部25からの最適温度信号Dとヒータ温度検出部2
7からの検出温度信号Gとから最適温度と検出温度とを
比較し、これらの差が許容範囲内に入る方向にヒータ1
8を制御すべく温度制御信号Hをヒータ加熱部28に出
力し、これにより、ヒータ加熱部28は、ヒータ18に
加熱制御信号Iを出力して、その温度と最適温度との差
が許容範囲に入るように制御する。
【0024】そして、ヒータ温度制御部26は、最適温
度と検出温度との差が許容範囲内に入っている場合およ
び入った場合に、ヒータ18の温度が最適温度であるこ
とを示す最適状態信号Jを結束制御部25へ出力する。
すると、結束制御部25は、ヒータ駆動制御部22に、
最適押付時間信号Eを出力する。ここで、それまでの間
に、結束部17では所定のタイミングで集積紙幣15に
熱接着テープ11が所定状態となるよう巻き付けられて
おり、ヒータ駆動制御部22は、この最適押付時間信号
Eから割り出される最適押付時間だけヒータ18が押付
位置に位置するよう揺動機構20に駆動信号Aを出力
し、よって、ヒータ18が、熱接着テープ11に記憶さ
れた最適温度で最適押付時間だけ、熱接着テープ11を
加熱押圧することになる。なお、この押圧によりカッタ
ー21が熱接着テープ11を所定位置で切断することに
なり、これにより、熱接着テープ11で結束された紙幣
束が得られることになる。
【0025】このように本実施例の紙幣結束装置によれ
ば、自動的に、熱接着テープ11に最適な温度で最適な
時間だけ、熱接着が行われることになるため、メーカー
相違等の理由で熱接着の条件が異なる場合にも、作業者
が設定を行うことに起因する設定不良を生じることがな
く、熱接着テープ11に応じて確実にヒータ18の温度
および押付時間を最適条件とすることができる。
【0026】加えて、本実施例においては、上述したよ
うに、熱接着テープ11に記憶された熱接着の最適条件
データのマーク18を、熱接着テープ11に施された銀
行名を紙幣束の中央に位置させるべく用いる合マークと
兼用するため、合マークを別途設ける必要がなくなり、
コストを低減することができる。
【0027】なお、本実施例においては、ヒータ18の
温度とヒータ18による押付時間とを熱接着テープ11
に記憶させ、これら双方を変更制御するものを例にとり
説明したが、勿論、いずれか一方を所定の一定値として
他方のみを変更制御しても良好な効果を発揮する。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙幣結束装置によれば、読取センサにより、熱接
着テープに記憶されたヒータ温度の最適条件データを読
取ると、温度制御手段が、該読取センサからの信号によ
りヒータ温度を制御することになるため、自動的に、熱
接着テープに最適なヒータ温度で熱接着が行われること
になり、設定不良を生じることがない。すなわち、ヒー
タ押付時間が一定である装置の場合には、ヒータ温度が
自動調整されることになる。したがって、メーカー相違
等の理由で熱接着の条件が異なる場合にも、作業者が設
定を行うことに起因する設定不良を生じることがなく、
熱接着テープに応じて確実にヒータ温度を最適条件とす
ることができる。
【0029】本発明の請求項2記載の紙幣結束装置によ
れば、読取センサにより、熱接着テープに記憶されたヒ
ータによる押付時間の最適条件データを読取ると、押付
時間制御手段が、該読取センサからの信号によりヒータ
による押付時間を制御することになるため、自動的に、
熱接着テープに最適な押付時間で熱接着が行われること
になり、設定不良を生じることがない。すなわち、ヒー
タ温度が一定である装置の場合には、ヒータ押付時間が
自動調整されることになる。したがって、メーカー相違
等の理由で熱接着の条件が異なる場合にも、作業者が設
定を行うことに起因する設定不良を生じることがなく、
熱接着テープに応じて確実にヒータによる押付時間を最
適条件とすることができる。
【0030】本発明の請求項3記載の紙幣結束装置によ
れば、読取センサにより、熱接着テープに記憶されたヒ
ータ温度およびヒータによる押付時間の最適条件データ
を読取ると、制御手段が、該読取センサからの信号によ
りヒータ温度およびヒータによる押付時間を制御するこ
とになるため、自動的に、熱接着テープに最適なヒータ
温度および押付時間で熱接着が行われることになり、設
定不良を生じることがない。すなわち、ヒータ温度およ
びヒータ押付時間が自動調整されることになる。したが
って、メーカー相違等の理由で熱接着の条件が異なる場
合にも、作業者が設定を行うことに起因する設定不良を
生じることがなく、熱接着テープに応じて確実にヒータ
温度および押付時間を最適条件とすることができる。
【0031】本発明の請求項4記載の紙幣結束装置によ
れば、上記請求項1乃至3にいずれかに記載のものに加
えて、熱接着テープに記憶された熱接着の最適条件デー
タのマークを、テープに施された銀行名を紙幣束の中央
に位置させるべく用いる合マークと兼用するため、合マ
ークを別途設ける必要がなくなる。したがって、コスト
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙幣結束装置を概略的
に示す構成図である。
【符号の説明】
11 熱接着テープ 14 テープ供給手段 17 結束部 18 ヒータ 20 揺動機構(押付時間制御手段、制御手段) 22 ヒータ駆動制御部(押付時間制御手段、制御手
段) 25 結束制御部(温度制御手段、押付時間制御手段、
制御手段) 26 ヒータ温度制御部(温度制御手段、制御手段) 27 ヒータ温度検出部(温度制御手段、制御手段) 28 ヒータ加熱部(温度制御手段、制御手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱接着テープを繰り出すテープ供給手段
    と、該テープ供給手段から繰り出される熱接着テープを
    所定枚数集積された紙幣に巻回させた後ヒータを押し付
    けこれを熱接着させて紙幣を結束させる結束部とを有す
    る紙幣結束装置において、 前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着の最
    適条件データとして、ヒータ温度の最適条件データが記
    憶されており、 該最適条件データを読取る読取センサと、該読取センサ
    からの信号により前記ヒータのヒータ温度を制御する温
    度制御手段とを設けてなることを特徴とする紙幣結束装
    置。
  2. 【請求項2】 熱接着テープを繰り出すテープ供給手段
    と、該テープ供給手段から繰り出される熱接着テープを
    所定枚数集積された紙幣に巻回させた後ヒータを押し付
    けこれを熱接着させて紙幣を結束させる結束部とを有す
    る紙幣結束装置において、 前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着の最
    適条件データとして、ヒータによる押付時間の最適条件
    データが記憶されており、 該最適条件データを読取る読取センサと、該読取センサ
    からの信号により前記ヒータの押付時間を制御する押付
    時間制御手段とを設けてなることを特徴とする紙幣結束
    装置。
  3. 【請求項3】 熱接着テープを繰り出すテープ供給手段
    と、該テープ供給手段から繰り出される熱接着テープを
    所定枚数集積された紙幣に巻回させた後ヒータを押し付
    けこれを熱接着させて紙幣を結束させる結束部とを有す
    る紙幣結束装置において、 前記熱接着テープには、当該熱接着テープの熱接着の最
    適条件データとして、ヒータ温度およびヒータによる押
    付時間の最適条件データが記憶されており、 該最適条件データを読取る読取センサと、該読取センサ
    からの信号により前記ヒータのヒータ温度と押付時間と
    を制御する制御手段とを設けてなることを特徴とする紙
    幣結束装置。
  4. 【請求項4】 前記熱接着テープには、当該熱接着テー
    プの熱接着の最適条件データがマークで記憶されてお
    り、該マークを、テープに施された銀行名を紙幣束の中
    央に位置させるべく用いる合マークと兼用することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の紙幣結束装
    置。
JP25875693A 1993-10-15 1993-10-15 紙幣結束装置 Expired - Fee Related JP2825746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25875693A JP2825746B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 紙幣結束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25875693A JP2825746B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 紙幣結束装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07112721A JPH07112721A (ja) 1995-05-02
JP2825746B2 true JP2825746B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=17324654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25875693A Expired - Fee Related JP2825746B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 紙幣結束装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2825746B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014211849A1 (de) * 2014-06-20 2015-12-24 Krones Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Verbindung von Endbereichen aus Kunststoff bestehender Umreifungsbänder

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07112721A (ja) 1995-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4212852B2 (ja) 金種別カラー印刷可能な結束テープによる紙幣結束処理機
EP0288089B1 (en) Recording paper transporting device in a recording apparatus
JPH0920449A (ja) 製本装置及び画像形成装置
JP2947747B2 (ja) テープ加熱装置及び製本装置
JP2005301991A (ja) 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法
US6726423B2 (en) Method and apparatus for binding a plurality of sheets
JP2825746B2 (ja) 紙幣結束装置
US7588066B2 (en) Binder strip cassette
EP0770548B1 (en) Sheet bundling apparatus and a sheet handling apparatus furnished with the same
JP2004525793A (ja) 符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法
JP3205475B2 (ja) 紙幣結束装置の圧着ヒータ制御装置
JP5120123B2 (ja) 紙葉類施封方法およびその施封装置
JPH07149316A (ja) 紙葉類大束結束機
JP4994696B2 (ja) 自動テープ掛け機
JP2010173696A (ja) 施封装置
JP5012302B2 (ja) 紙葉類識別装置
JP4906446B2 (ja) 製本装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3100537B2 (ja) 媒体取扱装置
JP2891610B2 (ja) 紙幣結束装置
US7281559B2 (en) Binder strip cassette
JPH0627526Y2 (ja) 紙葉類結束装置の鏝温度制御装置
JP3083942B2 (ja) 紙葉類大束結束機
JP4998031B2 (ja) 結束帯供給装置
JP2771087B2 (ja) 硬貨包装機における包装紙供給装置
JP2007253979A (ja) 紙幣結束装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980811

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110911

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees