JP2825493B2 - 自動起立式地雷 - Google Patents

自動起立式地雷

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JP2825493B2
JP2825493B2 JP63135777A JP13577788A JP2825493B2 JP 2825493 B2 JP2825493 B2 JP 2825493B2 JP 63135777 A JP63135777 A JP 63135777A JP 13577788 A JP13577788 A JP 13577788A JP 2825493 B2 JP2825493 B2 JP 2825493B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は地雷本体の下端に取付けられ、力で外方へ旋
回可能な少なくとも1つの起立部材を備えた自動起立式
地雷に関する。
従来技術 投下又は載置されたあとで自動的に起立する地雷は公
知である。この地雷は地雷本体の下方範囲に取付けら
れ、外方へ旋回して地雷本体から半径方向に突出する起
立部材を備えている。これによつて横に地面に落下した
地雷は垂直な作用位置に起立させられる。
公知の自動起立式地雷は起立したあとで簡単に転倒す
るという欠点がある。地雷は起立するが風圧又は機械的
な力の作用により転倒したりあるいは傾く危険がある。
ばね力で外方旋回する起立部材の場合には外方旋回運動
の開始期には高い回転モーメントを生ぜしめるが、この
回転モーメントは旋回距離の増加と共に減少するので、
起立部材は地雷が直立した状態では実質的にヒタビライ
ズ作用を発揮しない。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は冒頭に述べた形式の地雷を改良して付
加的に大きな費用をかけないで転倒が防止されるように
することである。
課題を解決するための手段 本発明の課題は、冒頭に述べた形式の地雷において起
立部材を外方旋回状態で戻り旋回しないように錠止する
錠止装置が設けられていることにより解決された。
発明の効果 本発明によれば地雷を起立させるために役立つ起立部
材は地雷の転倒を防止するスタビライズ部材としても利
用される。これは、起立部材が外方旋回状態で再び内方
旋回しないように錠止されることにより可能になる。こ
のような形式で起立部材は、地雷の底を延長しかつ大き
な設置面を形成する張出部をもたらす。この大きな設置
面に基づき、地雷の重心に集中した地雷重量は横方向の
力により生ぜしめられるモーメントに対して大きな対応
モーメントを生ぜしめることになる。
起立部材を外方旋回状態に係止する錠止部材は地雷の
構成、使用目的等に関連して種々異なる構成を有してい
ることができる。錠止装置の実施態様は請求項2以下に
記載されている。
実施例 第1図に示された地雷は円筒形又は直方体形の地雷本
体10を有し、該地雷本体10の上側には半球状の頭部11が
配置されている。地雷本体10の側方には周方向に均一に
分配された4つの起立部材12が設けられている。各起立
部材12は2つの平行な脚付きばねから成り、該脚付きば
ねの一方の脚部13には外方旋回方向にバイアスがかけら
れている。これに対して他方の脚部は地雷本体10のケー
シングに固定されている。脚部13は幾何学的な軸14を中
心として旋回可能である。軸14は地雷本体10の底の近く
に配置されており、起立部材12は当初は軸方向に地雷本
体10に接触させられている。ここで起立部材12は(図示
されていない)錠止装置で保持されている。地雷本体10
が地面に到達して静止すると、錠止モーメントがレリー
ズされ、起立部材12を地雷本体10から半径方向に突出さ
せるために起立部材12がばね力で外方へ旋回させられ
る。この外方旋回運動に際して地雷本体10は該地雷本体
10がどの位置で地面に達したかどうかを問わず、直立状
態に起立させられる。地雷本体10の重心点は符号Sで示
されかつ底面の半径はD/Zで示されている。
地雷本体に力成分Fをもつた力が設置面もしくは底面
に対して平衡に作用すると、この力はモーメント(FX
a)を生ぜしめる。このモーメント(FXa)の大きさは地
面から力Fが作用する高さaに関連している。このモー
メントは地雷本体を傾倒させようとする。このモーメン
トには地雷の自重GとレバーアームD/Zとから形成され
る対抗モーメントと、慣性力と旋回点とから形成される
モーメントとが対抗して作用する。地雷本体が傾倒する
ことを防止する対抗モーメントを拡大するためには起立
部材12は外方旋回させられた状態で、つまり、起立部材
12が地雷本体10の底面に対してほぼ平行に延びている状
態でロックされる。これによつて大きさ(GXb)の対抗
モーメントが生じる。この場合にはbは起立させられた
地雷本体の重心点Sから起立部材12の外側端部までの水
平方向の間隔である。
第3図から第7図までの実施例においては起立部材12
を外方旋回させられた状態に保持する錠止装置は2つの
脚付きばね15から成つている。この脚付きばね15の中央
部分はコイル状に巻かれ、共通の軸に沿つて配置されて
いる。脚付きばね15の互いに隣接した脚部16は地雷本体
10に固定されているのに対し、互いに離反した脚部17は
協働して起立部材12を形成している。これらの脚部17は
地雷本体10の外面に沿つて延びる軸方向の通路18内に内
方旋回させられた状態で受容される。この場合には脚部
には第4図に矢印19により示されたように脚部が解決さ
れたあとで90゜外方旋回するようにバイアスがかけられ
ている。脚付きばね15のコイル状の中央部分は地雷本体
10の下端に形成されたばねケーシングを成す切欠きに収
納されている。
脚付きばね15のコイル状の中央部分には巻解き方向に
バイアスがかけられているだけではなく、軸方向にもバ
イアスがかけられている。したがつて脚部17は通路18の
側壁に向かつて押される。この通路18は下端に2つの側
方拡大部22を有し、この側方拡大部22の上方の端部は肩
23を形成している。脚部17が完全に外方旋回させられる
と地雷側の端部は側方拡大部22内に押込まれ、そこで係
止される。脚部17により形成された起立部材12は前もつ
て互いに接近する方向に押されないと再び通路18内に旋
回することはできない。切欠き22はばねケーシング21の
深さ全体に亙つて延びているので、脚部17はそれぞれ長
さの1部分に亙つて側方へ切欠き22内へ押込まれる。
第8図によれば両方のばね15の、起立部材12を形成す
る脚部17はクランプ25でリング状に取囲まれており、こ
れによつて起立部材12に大きなばね剛さが与えられてい
る。クランプ25は起立部材12の全長又は起立部材12の長
さの1部に亙つて延在している。第8図の実施例では脚
部17は方形の横断面を有し、これによつてばね剛さが高
められている。第9図の実施例では脚部17は円形の横断
面を有している。
第10図によれば起立部材12を外方旋回させた状態にロ
ツクする錠止装置は3節ステーとして構成された斜向ス
テー26から構成されている。斜向ステー26は第1のヒン
ジ27で地雷本体10の上方範囲に連接され、第2のヒンジ
28で起立部材12の外側端部の近くに連接されている。斜
向ステーの中央範囲には斜向ステーが伸びた状態で、ば
ね負荷された係止部材30によつて係止される別のヒンジ
29がある。起立部材12が内方旋回させられた状態で斜向
ステー26の両方の部分は互いに平行に地雷本体10に沿つ
て旋回させられ、地雷本体10内に収納される。起立部材
12が作用位置に向かつて外方旋回させられると、斜向ス
テー26は伸ばされた状態にあり、中央のヒンジ29が自動
的にロツクされることにより、斜向ステー26と起立部材
12とがこの状態にロツクされる。
第11図によれば各斜向ステー32はヒンジ31を介して起
立部材12と結合されている。斜向ステー32には引張ばね
55が作用しており、この引張ばね55は斜向ステーの、ヒ
ンジ31とは反対側の端部を地雷本体10に押し付ける。地
雷本体10には係止突起33が設けられ、起立部材12が外方
旋回させられるときに、斜向ステー32の地雷側の端部
が、この係止突起33の傾斜面を越えて滑動させられる。
斜向ステーの端部が係止突起33を越えると、前記端部は
地雷本体10における係止突起33の下へ係合し、これによ
つて起立部材12が外方旋回させられた状態で係止突起の
傾斜面に錠止される。引張ばね55の代りにステー32をヒ
ンジばね(平ばね)として構成するか又はヒンジ31にお
いて作用し、斜向ステー32を起立部材12の、地雷側の端
部に向かつて旋回させようとする付加的な脚付きばねを
設けておくこともできる。ステー32はこれ自体を脚付き
ばねとして構成することもできる。この場合にはコイル
状の中央部分はヒンジ31を形成する。
第12図の実施例では、各斜向ステー34はヒンジ35を介
して地雷本体10の上方範囲に固定されている。押しばね
36は斜向ステー34を地雷本体10から遠ざかる方向に旋回
させようとする。斜向ステー34の下端は上方旋回させら
れた起立部材12の上面又は内面に接触する。斜向ステー
34の下端は起立部材12が上方旋回するときに起立部材の
上面に配置された案内部材37に沿つて滑動する。案内部
材37は起立部材12が完全に外方旋回させられた状態にあ
ると、斜向ステー34がさらに外方旋回することを阻止す
る係止突起を有している。この状態では斜向ステー34と
起立部材12の、地雷側の端部との間に形成される角度は
90゜よりも小さいので、係止は自縛作用を有している。
押しばね36の代りにヒンジ35にヒンジばね、平ばね又は
脚付きばねを設けておくか又はステー自体を平ばね又は
脚付きばねとして構成することもできる。
第13図の実施例では斜向ステー38は、一端でヒンジ39
を介して地雷本体10の上方範囲に作用し、他方の端部で
ヒンジ40を介して起立部材12の中央範囲に作用するテレ
スコープステーから構成されている。完全に引き出され
た状態でテレスコープステー38の両方の部分はばね負荷
された係止部材41によつて錠止されるので、テレスコー
プステー38の短縮はもはや行なわれない。テレスコープ
ステーはピストンシリンダユニツトとして構成し、起立
部材12の外方旋回を圧力媒体又はばねで行なうこともで
きる。
ばね55もしくは36が存在している実施例ではこのばね
の力により起立部材12の外方旋回を同時に行なうことも
できる。
第14図と第15図には錠止装置の別の実施例が示されて
いる。この場合には地雷本体10の底45に突出するキヤツ
チフツク46が設けられている。このキヤツチフツク46の
突起は外方へ、つまり互いに逆向きに配置されている。
起立部材12の平行な脚部17は外方旋回させられる場合に
キヤツチフツク46の外方の傾斜面に沿つて滑動され、キ
ヤツチフツク46の突起の下へ係合する(第15図)。この
ような形式で起立部材12はキヤツチフツク46で外方へ旋
回させられた状態に錠止される。
第16図には第14図と第15図の実施例と似た実施例が示
されている。第16図の実施例ではキヤツチフツク47の突
起は互いに向き合つている。起立部材12の脚部17はこれ
らの突起を越えて滑動し、キヤツチフツク47の互いに向
き合つた内面に錠止される。
第14図から第16図までの実施例においては、キヤツチ
フツク47を弾性的に構成するか又は脚部17の弾性的な特
性を利用して、脚部17が剛製のキヤツチフツク46もしく
は47にスナツプ係合させられるようにすることができ
る。つまり起立部材12の互いに平行な脚部17は、起立部
材12がヒンジ(第1図の符号14を参照)を中心として外
方へ旋回させられた状態で地雷本体10の底に設けられた
肩を成すキャッチフック46,47の下に係合し、起立部材1
2が再び畳み込まれた位置へ戻ることは起立部材12の脚
部17がこのキャッチフック46,47によりロックされるこ
とで阻止される。
地雷に作用する力に対する係止された起立部材の有効
性は、起立部材が外方旋回中又は外方旋回後に延長させ
られることにより改善される。このような延長は第17図
によれば、起立部材12の外方端部に設けられかつヒンジ
50を中心として旋回可能な延長部51によつて行なわれ
る。地雷本体10に沿つて延びるように起立部材が旋回さ
せられている場合には延長部51は、駆動装置、例えばば
ね駆動装置の作用を受けて、起立部材12の地雷本体に向
いた側に接触させられている。起立部材が外方へ旋回さ
せられると、延長部51はヒンジ50を中心として180゜外
方へ旋回させられるので、延長部51は起立部材12と同一
平面に位置し、起立部材12を外方へ延長する。延長部51
は戻し旋回を避けるために同様に錠止機構によつて錠止
することができる。
長い方の起立部材12は第1図から第13図までの実施例
では最高でも地雷本体10の高さに相当しているのに対
し、第17図の実施例では起立部材12の有効長さは延長部
51を含めると地雷本体の高さよりも大きくなる。
第18図に示された実施例では起立部材12は、内部に延
長部52が摺動可能に配置されたテレスコープ管から構成
されている。起立部材12が上方旋回させられている場合
には、延長部52は完全に押込まれた状態にある。この場
合には棒状の延長部は例えば地雷側の係止部により不動
に保持されている。起立部材12が外方旋回させられた状
態では前記係止が解除され、延長部52はばね54、火薬又
は電気式もしくは油圧式駆動装置により起立部材12から
押出される。終端位置では延長部52は必要な場合には係
止部材43で係止することができる。
第19図と第20図に示された実施例では起立部材12は曲
げ剛性の棒54を有し、該棒54はばね15の脚部17と固定的
に結合されている。この実施例では棒54はU字形の成形
体から成つている。このU字形の成形体の内面には脚部
17が係合しており、このU字形成形体は外面で地面に支
持される。
第21図から第29図までの実施例においては起立部材12
は原理的には第1図から第7図までの実施例と同じよう
に構成されている。各起立部材12はほぼ27の平行な脚部
17を形成するU字形に曲げられたばね線材から成つてい
る。脚部17の端部にはコイル状の脚付きばね15が形成さ
れている(第25図)。この脚付きばね15の互いに向き合
つた端部は地雷本体10に固定された脚部16として構成さ
れている。起立部材12は脚付きばね15の共通の軸を中心
として外方旋回可能である。
第21図と第22図とにおいては、起立部材12は地雷本体
10の鉛直な通路18内に突出しないように配置されてい
る。この場合には脚付きばね15も地雷本体の下端に同様
に突出しないように位置している。起立部材12の上方端
部は地雷本体10を取巻く束縛線材60によりまとめて保持
されている。それが束縛線材60が開かれると、すべての
起立部材12は外方へ(第23図)旋回し、第24図に示され
ているように地雷底と同一平面内で地面に接触させられ
る。
起立部材12の両方の脚部17の間には斜向ステー61が固
定されており、該斜向ステー61はばね線材から成り、こ
の斜向ステー61の脚部は板ばねの形式で作用する。斜向
ステー61の外側範囲61aは起立部材12の脚部17の間に平
らに位置し、これにより起立受材の外側範囲を補強して
いる。起立部材のほぼ中央では、脚部17と斜向ステー12
の範囲61aは共通のクランプ25aによつて保持されてい
る。しかし、起立部材と斜向ステーの範囲61aは点熔接
又は他の形式で互いに結合されていてもよい。補強範囲
61aに接続したばね範囲61bは起立部材12の脚部17の平面
から斜め上方に押曲げ出されている。この場合には脚部
17の外側端部61cは弛緩状態で斜め下方から地雷本体に
向けられている。この実施例では曲げ範囲61bは自然の
曲げラインのように屈曲部なしで曲げられ、これによつ
てばね範囲61bが負荷された場合に局部的な応力集中が
避けられている。曲げ範囲61bは端部61cに向かつて付加
的に外方へ曲げられており、地雷本体に対する端部61c
の作用点の位置を高めることが有利である。弾性的な斜
向ステーの端部61cの近くにある範囲は両方の脚付きば
ね15のコイル状の中央部分の間に侵入することができ
る。このような形成で起立部材を地雷本体に向かつて比
較的に長くしかつ端部61cを緊張させた状態で起立部材
のヒンジ範囲に配置することができる。
起立部材12が地雷本体10における通路18内で地雷本体
10に接触している間は(第21図及び第22図)、弾性的な
斜向ステー61は通路18の底に押し付けられ、ひいては地
雷本体10に不動に保持される。第23図に示されているよ
うに起立部材が外方へ旋回させられ、第24図に示された
位置へ達すると、斜向ステーは上方へ弾性的に移動させ
られ、端部61cが斜めに地雷本体に対して起立させられ
る。端部61cは地雷本体に直接的に押し付けられるので
はなく、この地雷本体に対して所定の間隔を有している
こともできる。地雷本体に対する摩耗又は付加的なスト
ッパにより斜向ステー61は起立部材12が戻り旋回するこ
とを阻止する。
第25図と第26図に示された起立部材12は薄板からU字
形又はL字形に形成された延長部63を有している。この
延長部63は軸64を中心として起立部材12の外側の端部に
対して相対的に旋回可能である。軸64は起立部材の長手
方向に対して直角にかつ起立部材の旋回軸に対して直角
に延びている。起立部材12が内方旋回させられた状態で
は、延長部63は第25図に示すように起立部材の脚部の上
に旋回させられるので、延長部63は付加的なスペースを
ほぼ必要としない。延長部63はうず巻きばね65を有し、
該うず巻きばね65は延長部を内方旋回させられた状態
(第25図)から外方旋回させられた位置(第26図)に駆
動しようとする。内方旋回させられた状態では延長部63
は起立部材12の長手方向に向けられているが軸64を基点
として内側に向けられているのに対し、外方旋回させら
れた状態では同様に起立部材12の長手方向に向けられて
いるが軸64を起点として外側に向けられている。つまり
この場合には延長部63は起立部材12の延長を成してい
る。延長部63は起立部材の長さのほぼ1/2の長さしが有
していない。いずれの終端位置においても延長部63の背
部63aの内面が起立部材の脚部17に接することにより、
いずれの方向でも起立部材の旋回運動を制限するストッ
パが形成される。
内方旋回された状態(第21図と第22図)においては延
長部63の外方旋回は通路18の側壁によつて阻止される。
束縛線材60が解かれて起立部材12が外方へ旋回させられ
ると、同時に延長部63が解放され、延長部63が軸64を中
心として外方へ旋回させられる。起立部材12が地面に接
するときには延長部63は既に外方へ旋回させられてい
る。
地雷本体の通路18内には起立部材に対してきわめて僅
かなスペースしか与えられていない。スペースを節減す
るという理由から、うず巻きばね65のためのばねケーシ
ングは設けられていない。うず巻きばね65の内方端部65
aは、軸64を形成するために延長部63の平行な面の薄板
から打出され、延長部63の内方に折曲げられた舌状部66
に固定されている。このような形式でうず巻きばねは延
長部63の内方に固定される。うず巻きばね65の外方端部
65bは第29図に示すように起立部材12の一方の脚部17に
例えば熔接で固定されている。このような形式で延長部
63は、突出するリベットヘッド又はそれに類似したもの
なしに、通路18においてわずかなスペースしか必要でな
くなるようにできるだけ幅せまく保たれる。
地雷本体が内方へ旋回させられた状態で上方に位置す
る延長部の端部においては、つまり軸64の近くにおいて
は、該延長部63から舌状部67が突出している。この舌状
部67は束縛線材60(第21図)に受容される外形68を有し
ている。舌状部67はフツク69を備え、このフツク69は外
方へ旋回させられた状態で起立部材の一方の脚部17の舌
に係合し、そこで、外方に旋回させられた延長部63が再
び内方へ旋回することを阻止するために図示されていな
いカムによつて錠止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであつて、第1
図は自動起立式地雷の概略図、第2図は第1図の地雷に
おける力関係を示した図、 第3図は地雷に設けられた起立部材を内方へ旋回させら
れた状態を示した図、第4図は第3図のIV−IV線に沿つ
た断面図、第5図は起立部材が外方旋回させられ、再び
内方旋回することが阻止されている状態を示す、第3図
に相当する図、第6図は第5図のVI−VI線に沿つた断面
図、第7図は第5図のVII−VII線に沿つた断面図、第8
図は起立部材の1実施例の横断面図、第9図は起立部材
の別の実施例の横断面図、第10図は錠止装置が伸長位置
でロツク可能な3節ステーから成つている地雷の概略
図、第11図は、地雷本体の係止突起に沿つて滑動可能な
斜向ステーから成る錠止装置を有する地雷の概略図、第
12図は自由端部で、外方旋回された起立部材を支える、
地雷本体にヒンジ結合された斜向ステーを備えた錠止装
置を有する地雷の概略図、第13図はテレスコープ式の斜
向ステーを備えた実施例を示した図、第14図は錠止装置
が地雷底に設けられたキヤツチフツクから成る実施例を
示した図、第15図は第14図の実施例を錠止状態で示した
図、第16図はキヤツチフツクを備えた別の実施例を示す
図、第17図は起立部材が外方旋回可能な延長部を有する
実施例を示した図、第18図は起立部材がテレスコープ式
に押出し可能な延長部を有している実施例を示した図、
第19図は起立部材が剛性の成形体で延長されている実施
例を示した図、第20図は第19図のXX−XX線に沿つた断面
図、第21図は別の起立部材を有する地雷の側面図、第22
図は第21図の地雷の平面図、第23図は第21図と第22図と
に示された地雷を起立部材が外方旋回させられる途中で
示した図、第24図は第21図から第23図までに示した地雷
を、起立部材が外方旋回させられた状態で示した図、第
25図は第21図から第23図までに示された地雷を、起立部
材が自動的に外方旋回されているが、延長部が内方旋回
されている状態で示した斜視図、第26図は第25図の起立
部材を延長部が外方旋回させられた状態で示した図、第
27図は延長部の拡大詳細図、第28図は第27図のXXVIII−
XXVIIII線に沿つた断面図、第29図は第28図のXIX−XIX
線に沿つた断面図である。 10……地雷本体、11……ヘツド、12……起立部材、13…
…脚部、14……軸、15……脚付きばね、16……脚部、17
……脚部、18……通路、19……矢印、20……地雷底、21
……切欠き、22……拡大部、25……クランプ、26……斜
向ステー、27……ヒンジ、28……ヒンジ、29……ヒン
ジ、30……係止部材、31……ヒンジ、32……斜向ステ
ー、33……係止突起、34……斜向ステー、35……ヒン
ジ、36……押しばね、37……案内部材、38……斜向ステ
ー、39……ヒンジ、40……ヒンジ、41……係止部材、43
……係止部材、45……底、46……キヤツチフツク、47…
…キヤツチフツク、50……ヒンジ、51……延長部、52…
…延長部、54……ばね、60……束縛線材、61……斜向ス
テー、63……延長部、64……軸、65……うず巻きばね、
65……うず巻きばね、67……舌状部、68……外形、69…
…フツク。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)がその旋
    回軸の方向に付勢されておりかつ外方へ旋回させられた
    状態で、地雷本体に設けられた、起立部材(12)が再び
    畳み込まれることを阻止する肩の下に係合することを特
    徴とする自動起立式地雷。
  2. 【請求項2】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)が折り畳
    み可能な斜向ステー(26)に連結されており、起立部材
    (12)が外方へ旋回させられた状態で斜向ステー(26)
    が起立部材(12)を地雷本体(10)に支えており、起立
    部材(12)が再び畳み込まれることを阻止していること
    を特徴とする自動起立式地雷。
  3. 【請求項3】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)がテレス
    コープ装置(38)で地雷本体(10)と連結されており、
    起立部材(12)が外方へ旋回させられた状態でテレスコ
    ープ装置(38)が引出されかつ再び引き込まれることが
    阻止されていることを特徴とする自動起立式地雷。
  4. 【請求項4】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材がけられており、起立部材(12)が延長部材
    を有し、起立部材(12)が外方へ旋回させられた状態で
    前記延長部材が自動的に外へ旋回させられかつ起立部材
    (12)に対して折れ曲がることが阻止されることを特徴
    とする、自動起立式地雷。
  5. 【請求項5】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)が延長部
    (51)を有し、該延長部(51)が起立部材(12)の長手
    軸線に対して直角に延びる軸線を中心としてほぼ180゜
    旋回可能であることを特徴とする、自動起立式地雷。
  6. 【請求項6】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)がアーム
    から成り、該アームの平面から、板ばねの形式で作用す
    る斜向ステー(61)が斜めに突出しており、起立部材
    (12)が畳み込まれていると、この斜向ステー(61)の
    自由端部が地雷本体(10)に向って付勢されており、起
    立部材(12)が外方へ旋回させられた状態で前記斜向ス
    テー(61)が地雷本体(10)に対して斜めに延び、起立
    部材(12)が再び畳み込まれることを阻止していること
    を特徴とする。自動起立式地雷。
  7. 【請求項7】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、起立部材(12)が外方へ
    旋回させられた状態で外方へ移動可能な延長部(52)を
    有し、この延長部(52)が起立部材に対して屈曲しない
    ようになっていることを特徴とする、自動起立式地雷。
  8. 【請求項8】地雷本体(10)の下端に取付けられ、力強
    く外方へ旋回可能な1つの起立部材(12)を備えた自動
    起立式地雷において、起立部材(12)が外方へ旋回した
    位置から畳込み位置へ再び戻り旋回することを阻止する
    ロック部材が設けられており、ロック手段が地雷本体の
    下端部内に位置していることを特徴とする、自動起立式
    地雷。
JP63135777A 1987-06-04 1988-06-03 自動起立式地雷 Expired - Lifetime JP2825493B2 (ja)

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