JP2825187B2 - 低摩擦遠位セグメントを有するカテーテル - Google Patents
低摩擦遠位セグメントを有するカテーテルInfo
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Description
した経路にそって、組織ターゲット位置に接近するため
の改良カテーテルおよびカテーテル装置に関するもので
ある。より詳しくは、本発明は、管とガイドワイヤーを
包含し、その管の少なくとも一部の内表面が、管の曲折
またはカーブ部分に関するガイドワイヤーの相対運動を
促進し、それによって管内表面に対するガイドワイヤー
の膠着、付着または固着を防ぐように設計されているカ
テーテルに関するものである。
診断用薬剤または治療用薬剤を供給するための手段とし
て、カテーテルはますます用いられてきている。たとえ
ば、血管造影法において、カテーテルは、血管内のター
ゲット位置に放射線不透過剤を供給し、薬剤供給位置付
近の血管および血液循環特性を放射線透視できるよう設
計されている。硬い腫瘍のような局部的疾病の治療のた
めには、カテーテルによって、総合的な副作用が最小限
で比較的高い精度によりターゲット位置に治療薬剤を供
給できる。
が、脳や肝臓のように柔らかい組織に埋まっており、一
般的には内腔径約3mm以下の、組織内の細い血管または
導管を通じて、湾曲した経路(つまり、鋭角的なカーブ
が連続して含まれる経路)でしか接近できないことがよ
くある。このような領域に接近する際の難点は、組織内
へと湾曲した経路をたどるために、カテーテルは非常に
柔軟でなければならないと同時に、組織位置から1メー
トルまたはそれ以上も離れていることもあり得る体外進
入位置からカテーテル遠位端が操作できるほど、堅くな
ければならないという点である。
の一般的な方法がとられてきた。第一の方法では、膨張
式であり、事前に穴のあけられた風船を遠位端に備え
た、非常に柔軟なカテーテルを採用する。使用するに当
たって、風船は部分的に膨張させ、ターゲット位置まで
血液の流れに乗って運ばれる。風船からの液もれを補充
するために、風船は設置の間連続的に膨張させられる。
この方法の第一の限界は、カテーテルが最も血液流量率
の高い経路は通るが、血液流量率の低いターゲット位置
の多くには接近できないということである。
テルが一体化されて、体外進入位置から、ターゲット位
置を含む組織領域に向けられる。ガイドワイヤーは、遠
位端で曲折され、ワイヤーを回転させて前進させること
によって湾曲した細血管の経路を通ってターゲット位置
に誘導され得る。一般に、ワイヤーを経路方向に前進さ
せ、そしてカテーテルを前進したワイヤー部分にかぶせ
て軸方向に前進させることによって、ガイドワイヤーと
カテーテルは交互に前進する。この方法の重要な利点
は、湾曲した経路にそって、カテーテルの位置を制御す
ることができる点にある。
カテーテルを湾曲した細い経路にそって脳血管位置に向
かわせるということが頻繁に所望される。たとえば、動
静脈の奇形を治療する際に、脳深部位置にある動脈およ
び静脈につながる細い毛細血管に塞栓症用薬剤を注入す
るために、この方法は勧め得る。経路にそったある地点
において、最初に急角度の曲折部が現れた際、カテーテ
ルは、交互にガイドワイヤーの柔軟な先端部分を経路に
前進させ、次にカテーテルを前進したワイヤー領域の部
分にかぶせて進めることによって前進する。
し得る1つの問題は、ガイドワイヤーがカテーテルの管
状内表面に付着し得ることである。一般に、ヘアピン状
の湾曲部のような鋭角的曲折部が現れ、および/また
は、その鋭角的曲折部が2つあるいはそれ以上続いて現
れる時に、この問題は起こる。ワイヤーの曲折領域で、
カテーテルとワイヤーが固着すると(つまり、ガイドワ
イヤーの端部が、ガイドワイヤーと管状内表面の相対運
動を妨げるようにカテーテル管の内表面に膠着する
と)、ワイヤーを前進させることも後退させることもで
きなくなり得る。この時、カテーテル内でワイヤーが軸
方向に動かせるほど双方が直線状になるまで、ワイヤー
とカテーテルを一体にして経路にそって引き戻さなけれ
ばならず、そして治療者はその位置に接近することをあ
きらめねばならないことがよくある。
ワイヤーにかぶせて前進させる際の問題は、アメリカ特
許第4,739,768号に開示されたカテーテル構造によって
取り上げられている。この構造は、比較的長く、比較的
固い近位セグメントと、少なくとも約5cmの長さを持
つ、短く柔軟な遠位セグメントとを含む。近位セグメン
トは、カテーテルと内部のガイドワイヤーを、体外進入
位置から問題のターゲット組織まで誘導するのに十分な
回転性と軸方向の強度を備えている。湾曲した組織経路
に一旦到達すると、柔軟な末端セグメントによってカテ
ーテルの末端領域は、鋭角的で、そして/または頻繁な
ワイヤーの曲折部にかぶさって軸方向に前進できる。
ーと、(2)細長い管状部材の形状のカテーテルと、を
包含する2つの基本要素から成るカテーテル装置が開示
される。カテーテルまたは管状部材は2つのセクション
を包含する。第一セクションは、カテーテル装置におい
て、近位端取付具に接続されている管状部材の近位端の
側である。第一セクションは、管状部材の遠位端の側で
ある第二セクションに比べると、実質的に柔軟性が少な
い。第二セクションは、第一セクションに比べると、鋭
角的に曲折できるほどに柔軟である。本発明の決定的な
特性は、管状部材の非常に柔軟な第二セクションが、実
質的に改変された管状内壁面部を含有していることであ
る。管状内壁面部に対してガイドワイヤーの他の部分の
遠位端が膠着し、付着し、固着する可能性を減らすとい
う目的を達成するために、内壁部は様々な方法で改変し
得る。
遠位端が管状内壁の表面に垂直の方向にかなりの力をか
けないように管内壁面部は構成されている(つまり物理
的に構成されている)。この構成は、内管状壁をつつむ
網状スリーブまたはコイル状構造を供給する形でもよ
い。他の構成では、内管状壁表面に曲折したパターンで
形成される波型などの規則的および不規則的な形状を含
有し得る。コイルまたは網状スリーブの形状は、ガイド
ワイヤーがこれらの構造に接触した時、ガイドワイヤー
が管状内壁表面に垂直に十分な力を与えないように、そ
してそれによって、(特に第二セクションが90゜または
それ以上の角度で曲折される時には)管状内壁表面のあ
る位置に膠着または固着しないように、ガイドワイヤー
をそらせるように構成されている。
状壁とガイドワイヤーの遠位端部分との摩擦抵抗を最小
限におさえる物質を含有している。このような物質の例
としては、グラファイトおよびテフロン状物質(つまり
テトラフルオロエチレンおよびフッ素樹脂、フッ化エチ
レンプロピレン樹脂、およびその他の類似の不粘着、減
摩皮膜成分)が含まれ、これらは摩擦係数が低い。
部材が供給されるが、これは、細長い管状部材内に位置
し、第一セクションから内部を、少なくとも部分的には
第二管状セクションにまで伸び、ガイドワイヤーの遠位
端が第二セクションの内管状壁部分に膠着、付着、固着
しない、上記のような種類の構造的特性(つまり垂直力
をそらせること)または材料特性(つまり減摩)を備え
ている。細長い内管状部材は、ガイドワイヤーの膠着し
た末端または部分を物理的に解き放すために、可動状態
にしてもよい。
部材から成り、管状部材の柔軟なセクションが、ガイド
ワイヤーの遠位端が内管状壁の表面に膠着、付着、固着
しないように補助する構造で、および/またはそのよう
な物質より成る内壁面を含有している、カテーテルを提
供することである。
ンを有する管状部材を含有していることであり、このセ
クションは、ガイドワイヤーが管壁面の内表面に垂直な
方向で十分な力を加えず、それによって内壁へのワイヤ
ーの膠着を妨げることのできる、物理的構造的特性およ
び/または減摩物質を有する内壁部材を包含している。
位端が管状部材の内管表面に膠着する点についての問題
を本質的に軽減して、極度にカーブした領域に入り込む
ために使われ得るということである。
び特徴は、本明細書の一部をなす添付図面を参照に、以
下に詳述する構造、成分および使用法の詳細を読めば、
当業者にとって明白になる。
その多くの目的、利点および特徴が当業者にはよりよく
理解し得る。
カテーテル装置を示す。
おける、図1の2−2の部分にそったカテーテルの拡大
断面図である。
した、図2と同様の断面図である。
位端セグメントの一部の外皮切断図であるが、ただしカ
テーテルの遠位端にむけて、網状スリーブの密度を減ら
し、放射状線のピッチを増やしている。
たカテーテルの拡大断面図であり、遠位端セグメントの
壁面上の炭素スラリー(4A)を乾燥させて形成した炭素
粒子皮膜(4B)を有するカテーテルの遠位端セグメント
を示している。
ルの拡大断面図であり、遠位端セグメントは、壁薄で比
較的堅い内面ライニングまたは膜と、やや壁厚で比較的
柔軟な外部管を含有している。
ーテルであるが、ただし遠位端セグメントにおける内管
の厚みがカテーテルの遠位端に向かうにつれて薄くな
る。
ル装置の拡大断面図であり、遠位端セグメントは化学的
に強化された内面皮膜を有する。
ましい型のガイドワイヤーの拡大部分断面図である。
するカテーテルの抵抗度を測定する試験形状を示してい
る。
テルの位置の機能として、標準ポリマ管カテーテル(破
線)および本発明により構成したカテーテル(点破線)
がなめらかな表面のワイヤーにかぶさって、前進する際
に必要な力のグラフを表している。
の、一般的な細血管経路を示している。
する、本発明のカテーテルの拡大断面図である。
工程を説明する前に、本発明が特定のカテーテル装置に
限定されるものではなく、引用されている構成部品、構
造および物質はもちろん変更し得るものであることを理
解されねばならない。本発明の範囲は添付されたクレー
ムによってのみ限定されるので、本明細書で用いられる
用語は、特定の実施態様のみを説明する目的によるもの
であって、限定的なものではないことも理解されねばな
らない。
“an"および“the"の単数形は、文脈により明らかにそ
うではないと示されていない限り、複数の指示物をも含
むということに注意されたい。従ってたとえば、“a co
iled construction"(コイル状構造物)という表現は、
複数の当該構造物を包含し、“an anti−friction mate
rial"(減摩物質)という表現は、複数の当該物質を包
含し、“the bending"(曲折部)という表現は、カテー
テルおよび/またはガイドワイヤーなどによる複数の曲
折部を包含しているなどということである。
示している。この装置は、後述の細長い管状部材の形状
を有するカテーテル12、および図中では14で示されてい
るガイドワイヤーを含有している。このカテーテル装置
は、図11および図12を参照して後述するように、ターゲ
ット組織内のトンネル状の湾曲した細い経路にそっての
み到達できるターゲット位置に接近するために設計され
ている。
て接続される近位端18および遠位端を有する、細長い外
部管状面16を含有する。管状部材12は、長さ約50〜300c
mの間であり得、一般におよびより好ましくは、長さ約1
00〜200cmの間である。両端の間に伸びている、管12内
の空洞円柱状領域または内腔22(図2)は、好適な直径
は約40ミル(すなわち、約1.016mm)以下であり、好ま
しくは約12〜30ミル(すなわち、約0.3048〜0.762mm)
の間である。1ミルは1000分の1インチ、つまり0.001
インチである。1つの実施態様において、内腔の直径
は、カテーテル12の内部に装備されているガイドワイヤ
ー14の直径より約2〜7ミル(すなわち、約0.0508〜0.
1778mm)大きい。内腔22は、長さ方向にほぼ均一の断面
領域を持ち得、または、断面領域はカテーテルの長さ方
向に変化し得、たとえば、遠位端は近位端から離れる方
向にむけて、だんだん直径が小さくなり得る。
12は、近位端18で終わる比較的堅い近位セグメントまた
はセグメント手段24(第一セクション)と、遠位端20で
終わる比較的柔軟な遠位セグメントまたはセグメント手
段26(第二セクション)とを含有する。従って第一セグ
メントまたは近位セグメント24は、第二セグメントまた
は遠位セグメント26よりも構造上の完全性と曲げに対す
る抵抗力とが大きく、強固であり、第二セグメントは、
第一セクションより構造上の完全性が少なく、柔軟性は
高く、曲げに対する抵抗力が小さい。どちらのセグメン
トも様々な材料から成り得るが、これらの材料を、2つ
のセクションの柔軟性に関して、所望の差を得られるよ
うに変更、および/または構成することが重要である。
第二セグメント26のやわらかく柔軟な材料に比べての、
第一セクション24の固さ柔軟性のなさは、2つのセグメ
ントを等しい角度に曲折する際に必要な曲げの力によっ
て量的に計測することができる。遠位セグメントは、少
なくとも約5cmの長さであり、一般的には長さ約5cmの間
(原文のまま)で、近位セグメントはカテーテル管状部
材の残りの長さとなる。一般には、近位セグメントは、
管状部材の全長の約70〜90%であり、比較的柔軟な遠位
セグメントは残りの長さ10〜30%となる。
ョンまたは近位セクションは、カテーテルの第二セクシ
ョンまたは遠位セクションより堅く柔軟さに欠け、第二
セクションは、第一セクションまたは近位セクションよ
り柔軟で曲がりやすいとして言及される。硬度、柔軟性
および/または曲がりやすさの度合は、アメリカ材料試
験協会(以後、ASTMと呼ぶ)などの当業者には既知の試
験を用いて量的に測定される。本発明に関して、カテー
テルに用いられた材料はASTM D747を用いて試験され
た。ASTM D747は一般に方形の材料の試験に関して用い
られる。本発明は管状カテーテルの形状であるため、D7
47試験は管状の材料を試験するように一部変更された。
この開示のためにD747と命名されたASTM試験は、本明細
書において材料の柔軟性に関して材料を試験する方法を
開示する目的で参考として援用される。
装置の第一セクションまたは近位セクションに用いられ
る管状材料のセクションに関して行われた。変則D747試
験手順のもとで試験された近位セクションまたは第一セ
クションは、15,000psiまたはそれ以上の結果を出さね
ばならない。60,000psiまたはそれ以上の高い結果も可
能である。しかしながら、結果は、約40,000psiあるい
はそれ以上の記録が生まれやすく、最も好ましくは、約
25,000から35,000psiの範囲であり、1つの特定の実施
態様では29,000psiの結果が得られる。
対して用いられる材料の管状セグメントもまた、ASTMの
変則D747試験手順で試験された。これらの柔軟で曲がり
やすいセグメントは、10,000psiまたはそれ以下の結果
をあげ、一般には約7,000から3,000psiの範囲である。
いくつかの特に柔軟な管は3000以下、例えば約1,000psi
の記録であり得るが、特に好ましい材料は約5,500psiの
記録を持つ。
対する最も柔軟なD747の記録は、柔軟な遠位端(約10,0
00psiまたはそれ以下)に関して用いられる柔軟性のな
い材料より実質的に大きいことがわかる。一般に、堅い
セクションまたは近位セクションに対する変則D747試験
結果は、柔軟なセグメントあるいは遠位セグメントの記
録より少なくとも50%は大きく、より好ましくは100%
以上大きい。範囲として見ると、固いセグメントまたは
近位セグメントは、柔軟なセクションのD747記録の2か
ら30倍の範囲にあり、より好ましくは、柔軟なセクショ
ンのD747記録の約3から8倍の範囲にある。
イヤーが鋭角的曲折または湾曲領域を通って、カテーテ
ル内を軸方向に動くことが可能なように構成されている
か、または、これが可能なように低摩擦膜などの材料を
含有する。遠位セグメントの内壁面の4つの一般実施態
様を以下のAからDの項で説明する。
し、これを通してガイドワイヤーを支え、液状物質がカ
テーテル内腔部に注入される。適当な1つの標準的取付
具はガイドワイヤーOリングシール30を有し、これはカ
テーテル設置操作の間、ワイヤーがカテーテル内で回転
(ねじれ)、軸方向に前進または後退できるようにして
おく一方で、ガイドワイヤー周囲を適切に封鎖するため
に加圧され得る。液状物質は、たとえば注射器などから
注入部32を通じてカテーテル内腔に注入し得る。
の移行領域におけるカテーテル10の領域の拡大断面図で
ある。図のように、近位セグメント24は互いに密着した
および/または本来的に統合された、内部軸管34および
外部軸管36より成る。近位セグメント24の硬度は、付加
された同軸管34によって主に提供される。内部の堅い管
34は、好ましくは、約2〜4ミルの壁厚を有するポリプ
ロピレンまたは高密度のポリエチレン管である。外部の
柔軟な管は、好ましくは、同じく所望の壁厚約2〜4ミ
ル(すなわち、約0.0508〜0.1016mm)の、低密度のポリ
エチレンまたはシリコーン管である。ここに定義され
る、高密度および低密度のポリエチレンは、押出成形に
一般に用いられるポリエチレンの密度グレードに適用さ
れる、通常の産業上の意味を持つ。本発明に関しては、
材料が低密度および/または高密度のポリエチレンまた
はシリコーン材料であることは重要ではない。上記に述
べた種類の、異なる特性を有するどんな材料も、2つの
異なる管状部材を構成するために使い得る。重要なこと
は、外部管は内部管に比べて柔軟性および全体構造が小
さく、柔軟性の大きい(原文のまま)原料から成り、内
部管は外部管に比べて全体構造および硬度が大きく、曲
げ能力の小さい材料から成るということである。異なっ
た種類の材料の管を含有することによって、硬く曲折し
にくい第一セグメントと、第一セグメントに比べて柔軟
で容易に曲折できる第二セグメントとを包含することが
可能になる。
254mm)以下でなければならず、セグメントまたはその
一部を形成する均一なまたは変動的な柔軟性を持つ管層
の数は、管内で所望の柔軟特性を得るために変化させ得
るという制約のもとで、匹敵する管の柔軟性を与えるた
めに壁厚が調整できる他の管材料が適当であることが認
識されるであろう。例としては、近位セグメントと遠位
セグメントを、それぞれ単一層の管として形成し、適切
な化学的接着剤により、そして/または2つの管を短い
境界域で重複させることにより、境界面を接合してもよ
い。
ロンまたはテフロン状材料のフィラメントなどの比較的
硬いフィラメント材料を編組製職し、柔軟な網状スリー
ブ38によって、カテーテル内の低摩擦表面膜が供給され
る。このスリーブは、米国特許第4,870,887号(開示ブ
ランドおよび製造方法に関し本明細書にて参考として援
用される)に示されているような、従来の編組製織方法
によって製造し得るが、その開示においては、編組の密
度および放射状線のピッチは製織条件によって変化し得
る。
のに用いられるフィラメントは、非常に細いプラチナフ
ィラメントであり、スリーブにおける放射方向につい
て、製織の角度により定義された放射状線のピッチが約
20〜60゜の範囲である、目の粗い編組を作る条件のもと
で製織される。
に、近位セグメントを形成する管34と36の間にスリーブ
38の近位端を固定することによって構成し得る。外部管
は好ましくは、スリーブおよび内部管を覆い、内部管と
スリーブ38の両方をぴったりと納めるように熱収縮する
熱収縮物質である。スリーブはこうして近位端において
固定され、遠位セグメント管によって長さ方向に密封さ
れる。
メントはスリーブ38の末端を越えて伸びる遠位延長部40
を含有する。つまり第二または遠位セグメント26は
(a)その表面とガイドワイヤーの間の摩擦係数が十分
に低い内部管状壁面を有する近位領域と、(b)この壁
面が高摩擦を提供するが、その内部質量がガイドワイヤ
ーの先細の遠位領域の内部質量にほとんど適合する、全
体にわたって低質量の先端領域である領域と、を含有す
る。後者の特性により、カテーテルがガイドワイヤーの
遠位端領域にかぶさって前進するとき、ガイドワイヤー
を曲折、湾曲状態から引き出すというカテーテルの性質
が減じられる。さらに説明すると、カテーテルの質量を
減じることが、この先端領域での摩擦を増加させること
によって得られるとしても、ガイドワイヤーの先細領域
にそって、鋭角的な曲折または湾曲部を通ってカテーテ
ルをたどるためには、カテーテルの遠位端領域において
比較的質量が少ないことが必要となり得る。
こと、またはスリーブにおけるフィラメントの密度を減
少させることによって、スリーブの質量を減少させるこ
とによって、カテーテルの遠位セグメントの内部質量は
減少し得る。後述のB〜Dの項から本発明のいくつかの
実施態様は、遠位セグメントの質量をほとんど増加させ
ずに摩擦係数を減らす、低質量表面皮膜を提供すること
が認められる。本発明は、たとえば、遠位セグメントの
近位領域にそったスリーブ膜、およびB〜Dの項で説明
する、遠位セグメントの最も遠位の領域にそった低質量
低摩擦の膜のような、低摩擦膜の結合型を有する遠位セ
グメントを意図している。
を示しており、ここでは42で示されている網状スリーブ
は、カテーテルの遠位端44の方向に向かうにつれて(図
3においての右に向かうにつれて)、ピッチと織り目密
度が連続的に減少する。スリーブ42は、従来の編組方法
で形成し得、その方法において、編組製織に取り入れら
れたフィラメントの角度、および製織に取り入れられた
フィラメントの割合は、編組ピッチおよび密度において
所望の変化を得るために、製織の間に変えられる。スリ
ーブ42のみを右に動かすと、遠位に向かうにつれて、ス
リーブの柔軟性が増し、質量が減少することが理解し得
る。
分の内部管状表面は、異なった型の網状スリーブという
形状での構造特性を備えている。これらの構造特性は、
ガイドワイヤーの外部表面にカテーテルの内部表面が、
膠着、付着、固着することを防げる助けとなる。別の構
造の実施態様も可能である。より詳しくは、カテーテル
の遠位部分の内部表面が、同様の結果が得られる網状ス
リーブとは異なった構造特性を含有して構成され得る。
重要なことは、構造特性が、ガイドワイヤーが表面に膠
着、付着、固着することを妨げるよう、内部管状表面に
ガイドワイヤーが与える垂直の力を逸すことのできる能
力を提供するということである。
記に説明した網状スリーブが湾曲フィラメントコイルに
代替されている。この実施態様は、前述の同時係属中の
特許出願第355,500号で説明されている。コイル38Aは、
好ましくは、プラチナなどの放射線不透過性の原料で形
成され、好ましくはフィラメントの厚みの1.2〜2倍の
範囲のピッチを有する。コイル38Aは、網状スリーブ38
と同様に設置し、上記に説明したように、たとえば、コ
イルの周囲の管を熱収縮することによって、遠位ポリマ
管に収納に得る。
過性のフィラメント材料で形成し、または、蛍光透視の
ために、金などの放射線不透過の材料でメッキまたはコ
ーティングし得る。
る、上記の網状スリーブ42および湾曲フィラメントコイ
ル38Aの双方が、ガイドワイヤーの遠位末端または遠位
末端の一部が、内部管状表面に膠着、付着、固着させな
いよう補助する構造要素を提供している。コイルおよび
網状スリーブの双方が、ガイドワイヤーの遠位部分から
の内部管表面に垂直方向の実質的な力の存在を阻止、ま
たは緩和するという所望の結果を得るために、様々な異
なった方法で構成し得る。さらに、コイルおよび編組の
双方が様々な異なった材料で構成され得る。コイルおよ
び/または編組が、管の内部表面とガイドワイヤーの外
部表面との間の摩擦抵抗をできる限り減ずるような材料
から成ることが好ましい。摩擦を減少することによっ
て、ガイドワイヤーの第二セクションの遠位端または他
の部分の管の内部表面に対しての、つまり、編組または
コイル部品の外部表面に対しての、膠着あるいは固着の
防止を補助する。
カテーテルの遠位セグメント上の低摩擦表面膜は、複数
の低摩擦粒子を遠位セグメント管26の内壁に埋め込むか
さもなくば付着させることによって提供される。皮膜が
遠位セグメント管の内壁に埋め込まれた球状金属粒子を
含有する、本発明の実施態様は、前述の同時係属中の特
許出願第355,500号内で説明されている。簡単に言う
と、約1〜3ミル(すなわち、約0.0254〜0.0762mm)の
間の好適な直径を有する金属球が、たとえば管が押出成
形されているとき、遠位セグメント26に埋め込まれる。
た、または鋭角的に曲折した部分にかぶさって前進する
時に、粒子の表面密度により球とガイドワイヤーとが確
実にかつ実質的に連続して接触するほどに十分な数で供
給される。好ましくは、粒子密度および大きさは、カテ
ーテルが鋭角的に曲折した形状に向けて動く時に、球同
士の接触ができるようにされる。粒子密度は、粒子が互
いに接触するようになる点を越えてカテーテルが曲折す
ることに抵抗するよう働き、これによって、カテーテル
内でのもつれを防ぐ役割を果たす。
態様が、図4Aおよび4Bに示されている。ここでは、粒子
48は、適切なバインダー内で遠位セグメントの内壁に付
着した炭素、好ましくは黒鉛の粒子である。1つの好適
な方法では、図4Aの粒子48のような1/2〜2ミル(すな
わち、0.0127〜0.0508mm)の範囲の大きさの黒鉛粒子48
が、粒子スラリー52を形成するために、ポリマ化されて
いない、または部分的にポリマ化されているポリウレタ
ンまたはフェノール系樹脂の混合物のような液体樹脂混
合物50内に適当な触媒を用いて保持される。このスラリ
ーは、図4Aに示されているように、内壁56をコーティン
グするために、遠位カテーテルセグメント54内に導入さ
れる。
空下に置き、乾燥中に均一な膜を維持するために触媒除
去の間セグメントを回転させることによって、触媒除去
状態でポリマ化される。プラズマ処置技術が用い得る。
最終バインダー膜は図4Bに49として示されている。
よび硬化する方法は公知である。遠位セグメント管は、
管壁へのバインダー層の結合力を増すため、コーティン
グに先だって、機械的にあるいは化学的に研削され得
る。あるいは、化学的結合剤がバインダー内のポリマを
セグメント壁に結合するためにバインダーに組み込まれ
得る。このような結合剤は、たとえば、このような結合
剤を開示するものの参考として本明細書に援用される米
国特許第3,698,931号に述べられているように、周知で
ある。
素粒子は、押出成形中に遠位セグメント管の内部壁に埋
め込まれ得る。
の低摩擦粒子を、個別粒子表面皮膜を形成するために採
用し得る。炭素またはポリマビーズにおける金属ビーズ
をしのぐ利点は、軽量さであり、この軽量さによって、
上記の理由により、ガイドワイヤーの先細領域にかぶさ
って導かれやすくなる。炭素またはポリマビーズ粒子
は、蛍光透視のために、金などの放射線不透過性物質で
メッキをし得る。
ヤーの遠位または第二セクションが、管状壁の表面に垂
直の実質的な力を加えることを防ぎ、それによって、内
部壁面へのガイドワイヤーの遠位部分の膠着、付着、固
着を防ぐ構造特性を提供する。ガイドワイヤーをそらす
構造特性を提供することに加えて、粒子は、内部管状表
面にそったガイドワイヤーの遠位端の動きを促進する上
記の減摩材料を含有し得る。従って、上記の網状部材実
施態様と同様に、この部分で述べている粒子皮膜実施態
様もガイドワイヤーをそらす構造特性、および摩擦を減
少させる組成物(つまり減摩材料)特性を含有し得る
が、これらは双方とも、管とガイドワイヤーが、曲折す
る経路を動いている間、連続的に曲折された時、内管表
面にガイドワイヤーが膠着、付着、固着することを最大
限に防止するという、本発明の所望の結果を提供する。
て、カテーテルの遠位セグメントにおける低摩擦表面皮
膜は、比較的堅い表面のポリマ管により提供される。こ
の一般構造を有する1つのカテーテルが、図5に60とし
て示されている。前述した実施態様におけるように、こ
のカテーテルは、高密度ポリエチレン、ポリウレタン、
ポリプロピレン、または前記のようなテフロン状材料な
どの比較的堅く変形不能のポリマ管64より成る第一セグ
メントまたは近位セグメント62と、比較的柔軟な、外側
の変形可能ポリマ管68と管64の内側遠位延長部とより成
る遠位セグメント66を含有する。
の移行ゾーンで厚みを急激に減少させており、セグメン
ト66の内部表面67を形成する壁薄管セクション70になっ
ている。一般に、内部管の壁厚は、約0.5〜1ミル(す
なわち、約0.0127〜0.0254mm)の範囲であり、外部管68
の壁厚の約10〜20%である。表面67は、構造特性によ
り、または材料により、一緒にあるいは単独でガイドワ
イヤー14の膠着を防止し得る。
参考として援用される、米国特許第4,680,156号、およ
び第4,499,041号に詳細が述べられているような公知の
管共有押出成形に従って、共有押出成形し得る。押出成
形条件は、(a)柔軟な外部管内の比較的堅いポリマ管
の単一層セクションを(b)内部管の壁厚が減少してい
る移行ゾーン内で、(c)内部管が固定された薄い壁厚
を有する遠位セグメント内で押出成形するように調整さ
れる。
する単一の近位管をまず成形し、そして、比較的柔軟な
遠位管でその遠位延長部を被うことによって構成し得
る。近位管およびその壁薄延長部は、1つの方法により
当業者には公知の押出成形工程により、あるいは、押出
成形された管の末端部を、その末端部の加熱および引き
延ばしによって薄くすることによって形成し得る。もう
1つの方法としては、壁薄部分を形成するために、一定
厚の近位管が、その遠位領域において機械加工される。
で外部管を熱収縮すること、2つの管を湾曲すること、
または、従来のディップまたはスプレー方法などにより
柔軟ポリマ外部皮膜で内部管をコーティングすることに
よって、厚みの薄い内管セクション上に形成し得る。図
6は、74で示された近位管が、遠位セグメント78の近位
領域76において徐々に先細になるカテーテル72を示して
いる。79で示された外部の柔軟な管は、その領域全体で
の壁厚を保持する、対応する先細形状を持つ。カテーテ
ルは、共有押出成形によって、または、近位管の先細の
厚みの薄い部分を上述のように柔軟な管で被う他の方法
のうちの1つによって成形され得る。図5に示されたカ
テーテルについてのこの実施態様の利点は、移行領域で
のカテーテルのもつれの可能性が減少することである。
また、この構造においては、カテーテルの先端領域よ
り、鋭角的な曲折部や湾曲部が現れにくい遠位セグメン
トの領域において、コラムの強さおよび回転性が大とな
る。
ように、カテーテルの遠位セグメント内の低摩擦表面コ
ーティングは、遠位セグメント管82の内壁表面90を化学
的に硬化することにより形成される。この特徴を具体化
したカテーテルは図7の80で示される。同図では上記の
一般構造を持つ近位セグメントと遠位セグメント82、84
がそれぞれ示される。特に、遠位セグメントは、堅く、
変形されにくい内部管88の端部を越えて伸びる外部管86
の遠位延長によって形成される。
内部表面を表面硬化剤、例えばポリマ架橋剤で、化学的
に処理することにより形成される。例えば、ポリウレタ
ン/アクリレートコポリマでできた遠位セグメント管
は、ポリイソシアネートで処理して硬化され得る(PCT
出願第86/AU27 020486号参照、このような処理方法を開
示する参考として援用されている)。また、例えばポリ
ビニルアルコールから成るなどの、水酸化ポリマの遠位
セグメント管は、エチルシリケートを使用し架橋され得
る(欧州特開願第83/102315号参照)。一般的に、遠位
セグメント管内の架橋の深さは、押出成形または加熱さ
れるとき管に架橋試薬液を、流し込むことにより調節さ
れ得る。硬度の程度はポリマの分野では周知の技術によ
り調節され得る。
マ、またはグラファイトコーティング等の、既知のスパ
ッタリング、めっきまたはコーティング技術等により行
われるハード表面コーティングで覆うことによっても得
られることは理解されよう。
成され得る。しかしながら、最も好ましいのは表面90を
よく研磨されたまたは滑らかな形状で保つことであり、
これにより減摩コーティングの利点が最大に生かされ
る。硬化され、よく研磨された滑らかな表面90を提供す
ることにより、本発明の主たる目的が達成され得る。即
ち、ガイドワイヤーと管状カテーテルを互いに相対的に
動かさなければならない場合、および両方が鋭く曲がっ
た形状にある場合に、表面90に対するガイドワイヤーの
遠位端の膠着、付着を少なくし得る。ガイドワイヤーの
遠位端は、表面90の組成物を考慮した物質で構成されな
ければならない。明らかに、2つの物質、つまり表面90
をつくる物質およびガイドワイヤーの遠位端の表面をつ
くる物質は、膠着を防ぎ、即ち、2つの表面の間のあら
ゆる摩擦を防ぎ、これによりこれらの2つの表面が互い
に押し付けられ互いに動く場合に、摩擦係数を最小に成
し得るものでなければならない。
ー92の好ましい型を図8に示す。ガイドワイヤーとその
構成は、これらを開示する参考として援用される米国特
許第4,832,047号に詳細が述べられている。簡単に述べ
ると、ガイドワイヤーは、代表的な長さが約40−250cm
の間の柔軟な近位セクション94、約15〜60ミル(すなわ
ち、約0.381〜1.524mm)の間の長さの中間セクション9
6、そして最も柔軟な(他のセクションに比べて)長さ
が約1−10cmの遠位端セクション98を含む。コア100お
よび102は、近位セクション径100から縮小径102まで先
細にされる。縮小径102は、好ましくは約4〜20ミル
(すなわち、約0.1016〜0.508mm)およびコアの近位セ
グメント径の約10−50%である。
クションのコアを形成し、セクションの長さに沿って柔
軟なポリマカバーリング104により覆われている。これ
は、中間セクションの滑らかな外部表面を提供し、中間
セクションにおける縮小径のコアのコラム強度を高める
ように働く。カバーリング104は、好ましくはポリマ、
例えばテフロン状材料、ポリオレフィンまたはポリウレ
タンなどで形成される。これらは、コアワイヤーに結合
され得るかまたは固く接着し得る。
なスリーブ106に入れられる。図8で示されるこのスリ
ーブは、柔らかく、柔軟ならせん状のコイルで、従来の
方法で例えば上記のように形成される。ガイドワイヤー
のカテーテルの柔軟な遠位セグメントがかぶさって前進
する部分は、主に滑らかな壁の近位セクションであっ
て、コイルに覆われた遠位ワイヤーセグメントではない
ことに注意されたい。
グをその外部表面に含むように構成され得る。例えば、
ガイドワイヤーは、外部表面が、カテーテル管の管状内
壁表面に対して付着、固着するのを防ぐために有用な構
造上の形状をもつように構成され得る。さらに、ガイド
ワイヤーの外部コーティングは、ガイドワイヤーの外部
表面と管状内表面が相互に動くときこれらの2つの表面
の間の摩擦抵抗を小さくするために有用な物質を有し得
る。この2つの構成要素の表面、即ちガイドワイヤーの
外部表面およびカテーテルの内部管状壁表面は、好まし
くはそれぞれ最良の結果が得られるように、他方を考慮
に入れた構造上の形状と物質の組成物で構成されてい
る。さらに詳述すれば、各構成要素に使用される構造的
特徴および材料は、好ましくは、カテーテルの管状内表
面に対してガイドワイヤーの膠着、付着、または固着を
最小にするよう選択される。
ことにより、非常に絡み合った曲折および/またはコイ
ル形状に置かれたガイドワイヤーに沿って、進行するよ
うに設計されている。図9は、本発明のカテーテルが連
続したらせん状の巻部を含むガイドワイヤーに沿って進
む能力を測定するのための試験装置を示している。
わち、0.3556mm)のステンレス鋼マンドレル108で、全
体の長さが175cmであった。マンドレルの近位端は、従
来の張力試験装置の上側の口部110に固定された。この
装置は110および112の2つの口部が互いに近づいてまた
は離れて相対的に動かされるとき、これら口部の間にか
かる張力を測定するように設計されている。マンドレル
の遠位端部はらせん114へと形成され、図9で1、2、
3、4、および5と番号付けされている5つの巻部を有
している。らせん径dは、約10mm、らせんピッチpは約
5mmであった。
は、食塩水で洗浄され、マンドレルの上を、カテーテル
の遠位端がちょうどマンドレルのコイル部より少し上流
側にくるまで進んだ。近位カテーテル端部は図で示され
るように口部112に固定された。そして、この口部は固
定口部110に対して下側へ動かされ、カテーテルの遠位
セグメントをマンドレルのコイル部分にかぶせて前進さ
せた。この移動が起こる際の2つの口部間の張力が、従
来通りに測定された。そして、張力データは、ガイドワ
イヤーコイル上のカテーテル先端の位置と共に、記録図
に記録された。
柔軟な遠位セグメント、22ミル(すなわち、約0.5588m
m)の内腔径、および22ミル(すなわち、約0.5588mm)
の内径の遠位セグメントの全長に沿って延びる密接して
巻かれたプラチナコイルスリーブを有するものであっ
た。コントロールカテーテルは、遠位セグメントコイル
スリーブを除いて同様の構造であった。
の位置に対する、本試験装置の口部間に負荷される力を
ポンドで示したグラフである。本発明のカテーテルの力
曲線は点破線(右側の線)で示され、コントロールカテ
ーテルの力曲線は破線で示される。記されたデータは、
各カテーテル装置に対する3つの異なるテストランの平
均を表す。
な力(約0.11bよりも小さい)で、3つのコイル巻部を
進行することができ、3番目と5番目のコイル巻部の間
を進むために必要とされる力が線的に増加している。カ
テーテルは、5つの巻部を備えたらせんの上を容易に前
進し得、カテーテルの近位セグメントがマンドレルのコ
イルセクションに到達したときにのみ、停止し得た。
のカテーテルがコイル状のガイドワイヤーセグメントに
かぶさって前進するときはるかに大きな抵抗に出合うこ
とを示す。カテーテルは、1つのコイル巻部のみを小さ
い力で越えて前進し得、2番目の巻部に沿って進行する
際に必要な力が急激に増加された。このカテーテルは、
2つの完全なガイドワイヤー巻部にかぶさっては進行し
得なかった。
ワイヤーが、2mmのループ径を持つガイドワイヤールー
プにかぶさって容易に進行し得ることを示す。これに対
して、コントロールカテーテルが進み得た最も小さいル
ープは、ループ径4mmだった。
きの本発明のカテーテルとカテーテル装置の操作を、図
11を参照して説明する。同図は、脳組織などの柔らかい
ターゲット組織領域120を示す。これには、選択された
ターゲット位置(図示せず)に到るまでに通過しなけれ
ばならない細血管の湾曲した経路の一部が含まれる。示
された領域は、血管124へ枝分かれする血管122および血
管124の下部から枝分かれする血管126を含む。血管は、
代表的には約2−5mmまたはそれ以下の径を持ってお
り、血管122と血管124の下部分とを、また血管124と血
管126とを接続する両方の接続部で、90度よりも大きく
曲折している。
るガイドワイヤーおよびカテーテルは、先ず、一体とし
て外部接近位置から血管系を通って隣接域へ通される
が、ターゲット組織の湾曲経路の領域へは入らない。こ
れは、カテーテルが心臓の大動脈を通り抜けなければな
らない通常の場合には、先ず比較的大きな径(例えば、
内径約49ミル(すなわち、約1.016mm)の誘導カテーテ
ルを接近位置から大動脈を通りターゲット位置の方へ通
すことによって行われる。次にカテーテルおよびガイド
ワイヤーが、誘導カテーテルを通って大動脈の上を進
む。大動脈では血管の径が大きく血液流量が多いので、
カテーテルの移動および位置の制御は困難または不可能
である。
組織へ入ると、カテーテルおよびガイドワイヤーはター
ゲット位置へ向かって動くように制御される。特に、ガ
イドワイヤーは、単独でターゲット組織の湾曲した経路
に沿って通常のワイヤー操作により前進する。この操作
は、各曲折部でのワイヤーの回転、または捻転を含み、
これによりワイヤーを経路中の次の血管の方へ向ける。
に達すると、ワイヤー(遠位曲折部を持つ)は下方に向
くように回転される。そしてワイヤーは、その後、カテ
ーテルに対して前進し、血管124に入る。次の血管の接
合部に到達すると、ワイヤーは反対方向に回転し、そし
て血管124から126へ前進する。ある地点で、例えばワイ
ヤーがカテーテルより全体で2−8cm進んだとき、カテ
ーテルは、ガイドワイヤーの遠位端の近くまでカテーテ
ルを通すためにワイヤーにかぶさって前進する。
域は、図12の拡大断面図で示される。図示されたカテー
テルの実施態様は、図4Bに関して述べられたものであ
る。しかし、以下の論議はここに記載のすべての実施態
様に等しく適用される。図12に見られるように、各曲折
部の間隔を開けて配置された粒子は、カテーテルがガイ
ドワイヤーにかぶさって前進するとき、ガイドワイヤー
と係合して、ワイヤーとカテーテル内腔の間が低摩擦接
触を持つようにされる。上記のように、摩擦の低減は、
少なくとも部分的には粒子が変形しないことにより、且
つ柔軟なポリマー管だけの場合よりも十分に小さい軸方
向の力で、カテーテルが鋭い曲折を前進することを可能
にする。
ワイヤーは退却し、流動物質がその位置に注入される。
注入される物質は次のものであり得る:(1)ターゲッ
ト領域の血管構造および血液の流れ特性を見るための放
射性不透過剤;(2)血管閉塞剤、例えばコラーゲンフ
ァイバーの懸濁液で、これはターゲット血管により供給
される組織領域に小動脈血管閉塞を形成するために使用
し得る。および(3)薬理剤、例えばターゲット位置で
同定される疾患の状態に効果的な抗腫瘍剤。
のように達成されているかが理解され得る。本明細書に
て記述される新しいカテーテル構造により、ワイヤーを
前進させる際に必要な軸方向の力が実質的に低減した状
態で、湾曲した通路に沿って、曲率半径の小さい多数の
ループまたは曲折部を含むガイドワイヤーにかぶさりな
がらこれをたどることが可能となる。この特徴により、
カテーテルが、種々の深組織のターゲット位置へ接近で
きる。これまでは、カテーテルがガイドワイヤーに沿っ
て進むことができないため、そして/または鋭い歪曲領
域でカテーテルをガイドワイヤーに固着させることがで
きなかったために、接近が不可能であった。
より与えられる慣性質量は比較的小さいため、カテーテ
ルがガイドワイヤーの先細領域の鋭い曲折または折り返
し部をたどる能力にはほとんど影響はない。
ナ、またはタングステンワイヤーである場合、カテーテ
ルの遠位セグメントは、容易に透視により視認され得、
使用者はカテーテルがガイドワイヤーにかぶさって進行
する度合が見える。これにより、カテーテル配置操作を
よりよく制御し得る。あるいは、遠位セグメント管に
は、放射透過性バンドまたは埋め込み放射透過性物質を
与えられ得、使用中に遠位セグメントの透視が可能にな
る。
を含む従来のカテーテル製造法により容易に生産され得
る。
実施態様について記述されたが、本発明本来の精神およ
び範囲を逸脱することなく種々の変更がなされ得、また
均等物により代替され得ることは当業者によって理解さ
れる。さらに、特定の状況、材料、物質の組成物、工
程、工程段階に、本発明の目的、精神および範囲に適用
するために多くの修正がなされ得る。そのようなすべて
の修正は、ここに記されるクレームの範囲内である。
Claims (14)
- 【請求項1】近位端および遠位端を持つガイドワイヤー
と共に使用されるカテーテルであって、 これを通してガイドワイヤーが同軸的に動かされ得る、
細長い管状部材を備えており、該管状部材は、該管状部
材の近位端側に第一セクションを有し、該第一セクショ
ンは該管状部材の遠位端側に配置される第二セクション
に比較して実質的に低い柔軟性を持ち、該第二セクショ
ンは該第一セクションでの可能な曲折度と比較して高い
曲折度が可能な程に十分に柔軟性があり、該管状部材の
該第二セクションは内壁部を持ち、該内壁部は該ガイド
ワイヤーの遠位端が該内部管状壁に対して垂直の方向に
大きな力を与えることを防ぐように構成され、そしてこ
こで該第一セクションおよび該第二セクションが接合部
を形成し、該接合部で柔軟性の低い第一セクションから
柔軟性の高い第二セクションへのゆるやかな移行があ
り、そして該内壁部が該第一セクションの薄壁の延長部
である、カテーテル。 - 【請求項2】前記内部管状壁が、内部管状壁の表面とガ
イドワイヤーの遠位端の表面との間の摩擦抵抗を小さく
することができる物質を有する、請求項1に記載のカテ
ーテル。 - 【請求項3】前記内部管状壁が減摩物質を有する、請求
項1に記載のカテーテル。 - 【請求項4】体外位置から体内組織へ、該組織内の湾曲
した細血管経路に沿って、該体内組織のターゲット位置
に接近するためのガイドワイヤーと共に使用されるカテ
ーテルであって、 該カテーテルは、近位端と遠位端、およびこれらの端部
の間を延びる内腔を有する細長い管状部材を備え、該内
腔は、約40ミル(1.016mm)よりも大きくない径を持
ち、該部材は、比較的硬い近位セグメントと、少なくと
も約5cmの長さの該湾曲経路に沿ってワイヤーの後をた
どるようにされた比較的柔軟な遠位セグメントとを備
え、 該遠位セグメントは、柔軟な比較的変形し易い、ポリマ
遠位セグメント管と、該遠位セグメント管の内部表面に
配置された比較的変形しにくい内部表面手段を備え、こ
こで該表面手段が該遠位セグメントの内部同軸ライニン
グを形成する、該近位セグメントの薄型の延長部を含
み、該カテーテルの遠位セグメントがガイドワイヤーの
ループまたは曲折領域にかぶさって前進するとき、実質
的に連続した摩擦の小さいガイドワイヤとの接触を提供
するカテーテル。 - 【請求項5】前記遠位セグメントが低密度ポリエチレン
を含む、請求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項6】前記近位セグメントが高密度ポリエチレ
ン、テフロン、ポリプロピレン、およびポリウレタンか
ら成る群から選択されるポリマで形成され、そして前記
内部同軸ライニングを囲む前記遠位セグメントが低密度
ポリエチレンである、請求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項7】前記表面手段が化学的に硬化されたポリマ
表面コートであり、該コートが遠位セグメントの内壁表
面を架橋して形成される、請求項4に記載のカテーテ
ル。 - 【請求項8】前記遠位セグメントが2mm径のガイドワイ
ヤーループの上を進むことができる、請求項4に記載の
カテーテル。 - 【請求項9】前記ガイドワイヤーが、ワイヤコイルに入
れられる遠位端領域と、カテーテル配置操作中にカテー
テルの遠位セグメント手段と接触する該遠位端領域に隣
接する、滑らかな壁の中間領域とを有する、請求項4に
記載のカテーテル。 - 【請求項10】前記第一セクションが高密度ポリエチレ
ン、テフロン、ポリプロピレン、およびポリウレタンか
ら成る群から選択されるポリマで形成され、そして前記
内部同軸ライニングを囲む前記第二セクションが低密度
ポリエチレンである、請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項11】前記第一セクションポリマが高密度ポリ
エチレンを含む、請求項10に記載のカテーテル。 - 【請求項12】ガイドワイヤーをさらに備える、請求項
1に記載のカテーテル。 - 【請求項13】前記近位セグメントが高密度ポリエチレ
ンを含む、請求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項14】ガイドワイヤーをさらに備える、請求項
4に記載のカテーテル。
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