JP2824586B2 - 按摩機 - Google Patents

按摩機

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JP2824586B2
JP2824586B2 JP17723789A JP17723789A JP2824586B2 JP 2824586 B2 JP2824586 B2 JP 2824586B2 JP 17723789 A JP17723789 A JP 17723789A JP 17723789 A JP17723789 A JP 17723789A JP 2824586 B2 JP2824586 B2 JP 2824586B2
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shaft
gear
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hitting
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Inventor
和圓 中島
Original Assignee
株式会社芝浦製作所
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、揉み玉を備えた椅子型の按摩機に関する。
[従来の技術] 椅子の背もたれから端部に揉み玉を備えたアームを延
出させて揺動する按摩機は、アームを揺動することによ
って揉み玉で人の背中、あるいは肩などを按摩するもの
である。
この様な揉み玉の揺動は、揉み玉を保持しているアー
ムが一定の範囲で揺動するように構成されている。すな
わち、直接人体の方向へ振動するものであり、アームの
構造は、一端に揉み玉が備えられ他端にアームを揺動す
るハブが備えられるものである。
そして、ハブは、揉み軸に備えられ、この軸が回動す
ることによってハブが揺動するように構成されている。
従って、アームは、軸の回動方向となる方向へ一定の
揺動をなし、揉み玉を振動させるものとなる。
この様な揉み玉の振動は、按摩を受ける人体の一部に
単純な振動、あるいは叩きの按摩を与えるものとなり、
短時間の按摩では、効果的であるが、長時間の按摩には
不適であった。
すなわち、長時間同じ部分に同じ刺激を与えることは
皮膚の損傷も考えられるため好ましくなく、揉み玉を移
動させたり、按摩を受ける人が姿勢を変えるなどの方法
で不快感を避けていた。
他方、揉み玉を大きくすることによって人体に作用す
る面積を拡張することも考えられるが人体への刺激が鋭
くなるなどの問題があった。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであ
り、快い刺激が一定の範囲に与えられる按摩機を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、軸心に対し端部近傍が偏心している叩き軸
14と、叩き軸14に軸受けを介して回転自在に保持され、
内径部及び外径部に歯切りが形成されている第1ギヤー
15と、叩き軸14に軸受けを介して保持され、外周がカム
になっており、このカムの側面に突出部を設け、この外
径部に、ギヤー15の内歯ギヤー17部との噛合が遊嵌状態
になるように歯切りを形成した偏心カム13と、軸外周の
一部に歯切りを形成した揺動軸16と、偏心カム13の外周
に軸受11を介し保持環7が設けられ、この保持環7と、
この保持環7と接続された連結体6を介し揺動自在に連
結されたハブ4と、軸心に対し、端部近傍が或る角度で
曲げられた軸にハブ4が挿入されている揉み軸5と、ハ
ブ4にアーム3を介し連結された揉み玉2と、前記複数
の軸5、14を駆動するモータとからなり、揺動軸16の回
転により、ギヤー15を介し偏心カム13が回動して、連結
体6を往復動させて揉み玉2の位置が移動することによ
って問題点を解決している。
[作用] 第1の偏心カムによってアームが揺動し、さらに、こ
の揺動に加えて第2の偏心カムによる揺動がなされる。
このため、アームは、第1の偏心カムによる揺動と、
第2の偏心カムによる揺動とが合成された揺動をなすこ
とになる。
従って、アームの先端に揉み玉が取り付けられること
により、揉み玉が1箇所をたたくのではなく、第2の偏
心カムによるアームの揺動で一定の範囲を叩きながら移
動することになる。
[実施例] 本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する
と、第1図は、本発明の一実施例による按摩機の構成を
示した図であり、第2図、第3図、および第4図は、そ
れぞれその要部の図であり、第5図は、本発明の一実施
例による按摩機の機構部の正面図である。
第1図〜第5図において、按摩機は、図示されない椅
子状の本体に形成された背もたれ1から端部に揉み玉2
を備えたアーム3が延出されており、このアーム3の他
端がハブ4に固定されている。
符号14は叩き軸であり、この叩き軸14の両端部は、偏
心軸8になっている。
この偏心軸8部には、第1軸受9を介して偏心カム13
が回転自在に保持されている。
さらに、このカム13の外周部には第2軸受11を介して
保持環7が回転自在に保持されている。
この保持環7は接続部で連結体6と傾動自在に保持さ
れている。
この連結体6の他端は球形に形成されており、この球
形部とハブ4に形成された球状穴とが滑動自在に保持さ
れている。
符号5は揉み軸であり、この軸5の両端はある角度で
傾斜して加工されている。
この揉み軸5にハブ4が軸受けを介して揺動自在に支
持されており、さらに、このハブ4には、アーム3を介
して揉み玉2が保持されている。
この様な構成において、叩き動作を説明すれば、モー
タ20が回転することにより、第2ギヤー21、第3ギヤー
22及び第4ギヤー23が順次回されて、叩き軸14が回され
る。
この叩き軸14が回転することにより、この叩き軸14に
形成されている偏心軸8部の偏心量だけ連結体6が上下
に振動する。この振動によりハブ4は、揉み軸5の傾斜
軸部を支軸にして揺動する。
このハブ4の揺動によりこのハブ4に係合しているア
ーム3を介して揉み玉2が上下動する。この揉み玉2の
上下動が叩きの動作である。
次に、揉み玉の揉みの動作を説明すれば、モータ20が
回転することにより第2ギヤー21、第5ギヤー24、第6
ギヤー25、第7ギヤー26及び第8ギヤー27が回されて、
揉み軸5が回される。
この揉み軸5が回転することにより、この軸の端部近
傍が或る角度で傾斜している軸に、ハブ4が回動自在に
保持されているので、この軸5の軸心を基準にしてハブ
4の外周部が左右に振れるように楕円を軌跡を描きなが
ら揺動する(5図参照)。この揉み玉2の楕円運動が揉
みの動作である。
次に揺動軸が回動することによる偏心カム部の構成に
ついて説明する。
符号16は揺動軸であり、この軸16の歯切部は、第1ギ
ヤー15の外周部と噛合している。
そして、第1ギヤー15の内径の一方は内歯ギヤー17が
形成されており、他方は軸受係合用のハウジングが形成
されている。
符号13は偏心カムであり、このカムの側面には突出部
が設けてあり、この突出部の外径部は歯切り加工が施さ
れている。
そして、叩き軸14には、軸受けを介して第1ギヤー15
が挿入されており、そして、このギヤー15の内歯ギヤー
17部には、前記偏心カム13に形成された歯切部と遊嵌状
態で噛合している(第4図参照)。
この様な構成において、揺動軸の回動による偏心カム
13の動作について説明すれば、揺動軸16をモータで回す
ことにより、この軸16と噛合している第1ギヤー15が回
される。
この第1ギヤー15の回動により、偏心カム13部も同時
に回動する。このカム13を180度回転することにより、
カム13の突出部が上部(第5図参照)より下部に移動す
る。この移動により、第2軸受を介して保持されている
保持環7が下方に移動する。この移動により、連結体6
を介しハブ4が下方に引っ張られる。
ハブ4が移動することにより、このハブ4の対向部に
設けられた穴が上方に移動する(第1図に基づく)。
この穴の移動により、この穴より、アーム3を介して
保持された揉み玉2が上方に移動する。
この移動により、揉み玉2が背もたれ1部に接近する
(第1図参照)。
この様に、揺動軸16の回転により、第1ギヤー15を介
して偏心カム13が回動し、揉み玉2が上下方向及び前後
方向に移動する。従って、叩きの動作と偏心カム13の回
動により揉み玉2の軌跡が大きくなる。
そして、叩き軸14の回転を早くすることにより、揉み
玉2の動きが早くなり、揺動軸16の回転を遅くすること
により偏心カム13による揺動が遅くなる。
このように構成されると、揉み玉2は、振動しながら
一定の範囲を移動することになり、按摩を受ける人が姿
勢を変えることなく一定の範囲の按摩を受けることがで
きる。
この様な揉み玉2の移動は、偏心カム13の偏心量を大
きくするか、或いはハブ4の連結体6と係合している位
置を揉み軸5に接近させれば、揉み玉2は広い範囲を移
動することになる。
また、偏心カムを任意の位置で停止させて、揉みや叩
きの動作を行うことにより、揉み玉が身体に接触する位
置を変化させることができる。また、背もたれ部からの
揉み玉の突出量を変化させて按摩を行うことができるの
で、身体に接触する強さを調整することができる(第1
図参照)。
さらに、本願発明は、揺動軸16をある位置で停止させ
て、揉み玉に叩き動作や揉み動作を行わせることも可能
である。これにより、マッサージ部の揉み圧力や揉み位
置を調整することができる。
なお、揉み動作と叩き動作の切替、或いは、揉みと叩
きの同時動作などクラッチ機構部は、第5図以外に種々
考えられるが、本願発明に直接関係しないので説明を省
略する。
[発明の効果] 本発明によれば、揉み玉が一定の範囲を移動しながら
叩きの作用を行うため、按摩を受ける人が姿勢を変える
必要がなく、また、揉み玉を小さくして刺激を強くして
も按摩を受ける人に損傷を与える恐れはなく、効果的な
按摩ができる按摩機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による按摩機の構成を示し
た図であり、第2図は偏心カム部のA−A断面図であ
り、第3図は、叩き軸部の断面図であり、第4図は、叩
き軸部のB−B断面図であり、第5図は、本発明の一実
施例による按摩機の機構部の正面図である。 2……揉み玉、3……アーム、4……ハブ、5……揉み
軸、6……連結体、 8……偏心軸、13……偏心カム、14……叩き軸、16……
揺動軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揉み機能と叩き機能とを備えた椅子式の按
    摩機において、 軸心に対し端部近傍が偏心している叩き軸14と、 叩き軸14に軸受けを介して回転自在に保持され、内径部
    及び外径部に歯切りが形成されている第1ギヤー15と、 叩き軸14の偏心部に軸受けを介して保持され、外周がカ
    ムになっており、このカムの側面に突出部を設け、この
    外径部に、ギヤー15の内歯ギヤー17部との噛合が遊嵌状
    態になるように歯切りを形成した偏心カム13と、 軸外周の一部に歯切りを形成した揺動軸16と、 偏心カム13の外周に軸受11を介し保持環7が設けられ、
    この保持環7と、 この保持環7と接続された連結体6を介し揺動自在に連
    結されたハブ4と、 軸心に対し、端部近傍が或る角度で曲げられた軸にハブ
    4が挿入されている揉み軸5と、 ハブ4にアーム3を介し連結された揉み玉2と、 前記複数の軸5、14を駆動するモータとからなり、 揺動軸16の回転により、ギヤー15を介し偏心カム13が回
    動して、連結体6を往復動させて揉み玉2の位置が移動
    することを特徴とする按摩機。
JP17723789A 1989-07-11 1989-07-11 按摩機 Expired - Lifetime JP2824586B2 (ja)

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JPH0341956A JPH0341956A (ja) 1991-02-22
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