JP2823441B2 - 図形描画装置 - Google Patents

図形描画装置

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JP2823441B2 JP4257390A JP25739092A JP2823441B2 JP 2823441 B2 JP2823441 B2 JP 2823441B2 JP 4257390 A JP4257390 A JP 4257390A JP 25739092 A JP25739092 A JP 25739092A JP 2823441 B2 JP2823441 B2 JP 2823441B2
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鶴美 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキーボードと表示装置と
を用いて地図等の図形を対話的に描画する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にワードプロセッサ等の文書処理装
置の図形作成機能を用いて2次元平面に、例えば地図等
を描画しようとする場合、従来にあっては2次元平面上
に座標位置,大きさ等を入力し、その位置に線分,円,
楕円,多角形等の基本的なベクトル図形要素を組合わせ
て描画を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベクトル図形を組み合わせて描画を行う方法では、
地図を描画するのに必要な道路,鉄道,河川,街の広が
り等を表現しようとすると操作が極めて複雑となり、ま
た、一旦描画した地図を上,下、左,右に広げ、また縮
小するのが容易でないという問題があった。
【0004】例えば図1に示す如き交差点を描こうとす
る場合、8本の線分L1 〜L8 を組合わせることで描画
するが、この場合交差点の位置をいずれかの方向へずら
そうとすると、一旦全ての線分L1 〜L8 を消去して描
き直す必要がある。また図2に示す如き建物に「私の
家」というような吹き出し記号Mを付けようとすると、
先ず文字「私の家」を入力し、それを囲むように線分L
9 〜L13を描画する必要がある。更に図3に示す如く1
本の道路が2本の平行線L14,L15にて既に描画されて
いる状態において、この道路に直行する道路を付け加
え、交わる部分を交差点として図1に示す如くに改めよ
うとした場合にも一旦全ての線分を消去し、描画し直さ
なくてはならない等の問題があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは単位図形を持つ図形要
素Eを平面的に並列させることで図形の描画を可能とし
た図形描画装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の図形描画装置
は、道路や鉄道等を表す単位図形データを並べて道路や
鉄道等の図形を描画する図形描画装置であって、道路や
鉄道等を表す複数種類の単位図形データを記憶する記憶
部と、描画する前記単位図形データを選択する選択手段
と、カーソル位置を前記選択された単位図形データの描
画位置として指示する指示手段と、該指示されたカーソ
ル位置に前記単位図形データを描画する描画手段と、前
記選択された単位図形データに応じて前記カーソルの図
柄を変更する変更手段とを備えてなる。
【0007】
【作用】本発明にあっては、これによって予め点,曲
線,平行線等の各種単位図形を持った図形要素を用意し
ておき、これら図形要素を夫々平面的に選択配置するこ
とで描画が可能となる。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。図4は本発明に係る図形描画装置を
示すブロック図である。図中1は装置全体の制御を行う
中央処理装置(CPUという)、2は表示装置(LC
D)、3はオペレータがデータや指示等を入力するため
のキーボード(KEY)、4は作成した地図データ等を
出力するためのプリンタ(PRT)、5はCPU1が実
行するプログラム,固定的なデータを格納した読出し専
用メモリ(ROM)装置、6は作成した地図データ, C
PU1が使用する変数等のデータを格納するメモリ(R
AM)装置である。
【0009】このような描画装置にあっては、キーボー
ド3を通じて入力されたデータ,又は指示に従ってCP
U1が読出し専用メモリ5に格納されている所定のプロ
グラムを読み出し、例えばキーボード3を通じてデータ
が入力された場合には、CPU1にてこれをメモリ装置
6へ格納し、また表示,或いはプリント等の指示である
場合には夫々に応じてCPU1が表示装置2に表示さ
せ、またプリンタ4を通じて出力を行わせるようになっ
ている。
【0010】図5はキーボード3の模式図であり、図中
11はいずれもソフトキー、12はキー切替キー、13はカー
ソルサイズキー、14はカーソル移動キー、15は文字キ
ー、16は実行キー、17,18 は第1,第2機能キーを夫々
示している。
【0011】図6はCPU1とキーボード3, 表示装置
2及びメモリ装置6相互の関係を示すブロック図であ
り、キーボード3を通じて入力されたデータ又は指示は
キーボード制御部21からカーソル制御部22, 文字入力制
御部23, 又はソフトキー制御部24を経てCPU1へ入力
され、入力されたものがデータである場合にはCPU1
から図形コード入出力部25, 制御変数入出力部26を経て
メモリ制御部27へ格納される。
【0012】またキーボード3から入力されたものが、
例えば表示,プリント等の指示である場合には、メモリ
装置6内の格納データをメモリ制御部27から図形コード
入出力部25, 制御変数入出力部26を通じてCPU1に読
み出し、データを図形描画制御部28, 単位図形描画制御
部29, カーソル表示制御部30又はソフトキー表示制御部
31を通じて表示制御部32へ出力し、該表示制御部32にて
表示装置2へ表示させるようになっている。
【0013】図7はメモリ装置6のメモリ領域を示す模
式図であり、メモリ領域はカーソルのX座標,Y座標を
記憶するカーソルXY座標位置記憶部41,現に設定され
ているカーソルサイズの記憶部42,描画モード記憶部4
3,ソフトキー画面番号記憶部44,カーブモード記憶部4
5並びに図形コードデータ記憶部46を備えており、キー
ボード3を通じて入力されたデータは前記図形コード入
出力部25,制御変数入出力部26を伝送されてカーソルX
Y座標位置記憶部41〜図形コードデータ記憶部46の夫々
に対応する記憶部に格納される。またデータを読出す場
合は逆の経路をたどって伝送される。
【0014】図8〜図11は表示装置2における表示画面
の説明図である。図8は地図作成モードが選択されたと
きに現われる最初の画面であり、画面の左上部にはカー
ソルKが、また画面の下部にはソフトキー11の各キーST
1 〜ST10夫々に対応したソフトキー表示51a 〜51j が現
われている。
【0015】ソフトキー11は図5に示す如く10個のキー
ST1 〜ST10が用意されており、夫々に対応した階層的構
造の機能項目が割り付けられ、これらはソフトキー表示
51a〜51j として表示画面に表示されるようになってい
る。機能項目には夫々「道路」, 「JR」,「私鉄」…
「作図」等があり、例えば「道路」には地図作成に際し
「道路」を描画するのに必要な単位図形である各種の平
行線等が下位の階層として用意されている。
【0016】なお地図作図機能としては上記した如き10
個を越える機能項目が用意されており、図8に示す画面
の状態においてキー切替キー12を押すと図9に示す如
く、更にキー切替キー12を押すと図10に示す如くにソフ
トキー11との対応関係が切り替わるようになっている。
なお図8においてソフトキー表示51a が斜線(実際には
白抜画面として表われる)で描かれているのは、ソフト
キー11のキーST1 が既に選択されていることを示してい
る。
【0017】図8に示す如くソフトキー11のキーST1
既に選択されている場合には、カーソルKの図柄は選択
されている機能項目が「道路」であることと対応させて
自動車のイメージに表われている。図8に示す表示画面
でソフトキー11のキーST2 を押した場合には、図11に示
す如き表示画面となる。図11において機能項目である
「JR」が選択され、これを示すソフトキー表示51b の
部分に斜線が描かれた状態となり、同時にカーソルKの
図柄も電車のイメージに切替えられ、カーソルKの図柄
から選択されている地図描画機能項目の内容を把握し得
るようになっている。
【0018】図12は本発明装置による地図の描画原理を
示す説明図であり、図12に表われている如き地図を描こ
うとする場合、カーソル移動キー14を操作してカーソル
Kを表示画面上で上,下、左,右方向に画素数である24
ドットに相当する正方形をなす単位領域Uずつ移動させ
てカーソルKを、例えば座標(,c)で表わされる単
位領域Uに移動位置決めし、ソフトキー11のうちのキー
ST2 を押せば座標(2c)のような単位領域Uにソフト
キー表示51b に対応した平行線の単位図形が描かれてい
る図形要素Eが配置される。
【0019】その後は第1機能キー17,カーソル移動キ
ー14を同時的に操作してリピートモードとし、図8に示
す表示画面で道路の端末をイメージさせる図形(ソフト
キー表示51g にて選定される図形)をカーソルK位置に
表示させ、カーソルKを順次座標(2,c),(3,
c),(3,d),(3,e),(3,f),(3,
g)で表わされる単位領域Uに移動し、更に座標(2,
g),(1,g),(4,g),(5,g),(6,
g),(7,g)で表わされる単位領域Uに移動すれば
道路の平行線が画面に表示され、同時に座標(1,
c),(1,g),(7,g)で表わされる単位領域U
に対しては道路の端末を示す図形要素が表示される。
【0020】座標(4,e),(4,f)で表わされる
単位領域Uに示されているビル,人家の図形等も図9に
示す表示画面でソフトキー11のキーST4 を押すことで予
め用意してあるビル,人家の単位図形を持つ図形要素を
呼び出し、夫々の位置に単位図形が描かれている図形要
素Eを配置することが可能となる。
【0021】座標(5,b),(5,c),(5,
d),(5,e),(5,f)で表わされる単位領域U
等に表われている河の図形は図8に示す如き画面でカー
ソルKを座標(5,b)に移動位置決めした後、ソフト
キー11のキーST4 を押し、第1機能キー17,カーソル移
動キー14を同時的に操作してカーソルKを座標(5,
b)から座標(5,f)に移動すれば、各単位領域Uに
河の単位図形を持つ図形要素が配置されて河が描かれる
こととなる。
【0022】次に本発明装置の各描画動作を図13〜図18
に示すフローチャート及び図19〜図26に示す表示画面の
説明図に基づき説明する。先ず図5に示す如きキーボー
ド3をオペレータが操作することでCPU1に割り込み
を発生させる。この結果読出し専用メモリ装置5に格納
されている制御プログラムが必要に応じて起動され、こ
れに従ってCPU1が動作を開始する。地図の作成プロ
グラムが起動すると、図8に示す画面が表われ、図13
(a) に示す如くステップS101にてキー操作があったか否
かを判断する、所謂キーの入力待ちの状態になる。以下
入力されたキーの内容によって夫々制御が分岐する。
【0023】入力されたキーがカーソル移動キー14の場
合、図13(b) に示す如くステップS102で入力されたカー
ソル移動キー14の操作方向へカーソルKを単位領域Uず
つ移動すると共に、ステップS103で図7に示すカーソル
XY座標位置記憶部41のカーソルKのX, Y座標値を順
次更新する。キー切替キー12が押された場合、図13(c)
に示す如くステップS104でソフトキー表示を次の一群の
機能に切り替え、ステップS105で図7に示すソフトキー
画面番号の記憶部44に表示されているソフトキー11のキ
ーST1 〜ST10のいずれかをセットする。例えば図8に示
す画面の状態でキー切替キー12を押すと図9に示す画面
に、更にキー切替キー12を押すと図10に示す画面に切り
替わる。
【0024】図8に示す画面でソフトキー11のうち描画
モードに関するキーST1 〜ST5 のいずれかが押されたと
きは図14(a) に示すステップS201に移る。このステップ
S201では押されたソフトキー11の種類に従って描画モー
ド記憶部43にキーST1 〜ST10に対応する値が格納され
る。
【0025】図9に示す画面の状態でソフトキー11のう
ち文字モードに関するキーST1 〜ST 3 が押されたときは
図14(b) に示すステップS202に移る。このステップS202
では押されたソフトキー11に従って描画モード記憶部43
にキーST1 〜ST3 に対応する値を設定する。
【0026】カーソルサイズキー13が押されると図14
(c) に示すステップS203に移り、まず描画モード記憶部
43が調べられる。文字入力モードが選定されている場合
にはステップS204でサイズを変更し、ステップS205で新
しいサイズをカーソルサイズ記憶部42に書込む。ステッ
プS203の判断で文字入力モードでないと判定されると、
そのままステップS101に戻り次のキーを待つ。
【0027】実行キー16が押されると図15に示すステッ
プS301に移る。まず描画モード記憶部43のモードを判定
する。描画モードとして道路,JR,私鉄,河,トンネ
ルの何れかが選択されていた場合にはステップS302に移
動し、先ず描画モードに従って基本となる単位図形のコ
ードを求め、そのコードを図6に示す単位図形描画制御
部29に与え、コードに該当する単位図形を発生させ、ス
テップS303で図8に示すカーソルKの位置に単位図形を
持つ図形要素を配置する。
【0028】続いてステップS304で前記単位図形コード
とカーソルXY座標位置を図形コード入出力部25を通し
てメモリ装置6の図形コードデータ記憶部46に格納す
る。一方、ステップS301の判断で描画モードでないと判
定された場合は、ステップS305に移り、文字入力モード
か否かを判定する。文字入力モードであればステップS3
06に移り、先ず文字列を入力し、ステップS307で文字の
修飾モードに応じて修飾コードを付加する。
【0029】ステップS308で前記修飾コードの付加され
た文字コードをカーソルXY座標位置にカーソルサイズ
に応じて図19に示す如く表示し、ステップS309で前記文
字コード、カーソルサイズ, とカーソルXY座標位置を
図形コード入出力部25を通じてメモリ装置6の図形コー
ドデータ記憶部46に格納する。
【0030】第1機能キー17と同時にカーソル移動キー
14が押された場合、カーソルKが重なっている単位領域
Uに図20, 図21に示す如くカーソル移動キー14の操作方
向に接続関係を考慮しながら単位図形コードに対応する
単位図形を持つ図形要素Eを伸ばす処理が行われる。即
ち図16(a) にてステップS401にて指示された単位図形コ
ードを調べ、ステップS402で該当する単位図形コードが
ないと判断すれば処理はステップS101に戻り、再び次の
入力キーを待つ。また該当する単位図形コードがあれ
ば、その図形コードの種類によって処理が分岐する。道
路,JR,私鉄,河,トンネルの何れかの場合は図16
(b) に示す如くステップS403に移る。
【0031】ステップS403では該当する単位図形コード
に対応する単位図形を持つ図形要素Eを指示されたカー
ソル移動キー14の方向に伸ばしたときの単位図形コード
を計算する。なお、この時カーソル移動キー14の方向以
外の3方向についても同種の単位図形があるか否かを判
定し、これら3方向についても同時に計算を行う。図形
コードデータ記憶部46に格納されている元の単位図形コ
ードを、図形コード入出力部25を通じて新しい単位図形
コードと書き替え、同時に画面上にも新しい単位図形の
図形要素Eを発生させる。
【0032】ステップS405ではカーソル移動キー14の操
作方向にカーソルKを単位領域Uずつ移動すると共に、
カーソルXY座標位置記憶部41の値を更新する。ステッ
プS406では新しいカーソル位置に同種の単位図形を持つ
図形要素Eを置いたときの、上, 下、左, 右方向の図形
要素Eとの接続を考慮した図形コードを計算し、その図
形コードに対応する単位図形を持った図形要素Eをカー
ソル位置に描画し、図形コード入出力部25を通じて図形
コードデータ記憶部46に書込む。
【0033】前記ステップS402で判定した単位図形コー
ドが広がる図形のときは図17(a) に示すステップS501に
移る。ここに広がる図形には、海,山,林,草地,街の
5種類があり、夫々地図上で平面的な広がりを表現する
ための機能を表わす図形である。これらの図形も道路,
JR等と同様に単位図形を持つ図形要素Eの集まりとし
て表現されるが、各々の接続関係は考慮しなくてよいこ
とが異なっている。
【0034】先ずステップS501ではカーソル移動キー14
の操作方向にカーソルKを単位領域Uずつ移動すると共
に、カーソルXY座標位置記憶部41の記憶内容を更新し
てゆく。ステップS502では単位図形コードが広がる街か
否かの判定を行い、広がる街の場合、ステップS503で次
に続く街の単位図形コードを疑似乱数を発生させること
で計算する。ステップS504では、広がる街の場合ステッ
プS503で計算したコードを、街以外の場合は同じコード
を繰り返すので、単位図形コードと対応する単位図形を
持つ図形要素Eをカーソル位置に描画すると共に、図形
コード入出力部25を通じて図形コードデータ記憶部46に
書込む。これらステップS501からステップS504までの過
程における実際の表示画面は図22と図23である。図22に
表われているカーソルKの位置に図23では予め用意して
ある図形要素Eが配置され、カーソルKは次の位置(図
面では下方)に移動した状態を示している。
【0035】前記ステップS402で判定した単位図形コー
ドが延びる図形のときはステップS505に移る。延びる図
形には、駅,ビル,電車,新幹線の4種類が用意されて
おり、夫々地図上で直線的な広がりを表現するための機
能である。これらの図形も道路,JR等と同様に単位図
形を持つ図形要素Eの直線的な集まりとして表現される
が、各々の接続関係は一方向のみ考慮すればよいことが
異なっている。
【0036】先ずステップS505ではカーソル位置に前記
ステップS402で判定した単位図形コードと同種で中間に
位置すべき単位図形を持つ図形要素Eを描画し、図形コ
ード入出力部25を通じて図形コードデータ記憶部46のデ
ータを書き替える。ステップS506ではカーソル移動キー
14の操作方向にカーソルKを単位領域Uずつ移動しつ
つ、カーソルXY座標位置記憶部41の格納内容を順次更
新する。
【0037】ステップS507では、新しい位置のカーソル
が重なっている位置が延びる図形の端に位置するかどう
かを調べる。その結果、端であると判定されるとステッ
プS508で前記単位図形コードと同種の延びる図形のうち
端の位置に来るべき単位図形を持つ図形要素Eをカーソ
ル位置に描画し、図形コード入出力部25を通じて図形コ
ードデータ記憶部46に書き込む。これらステップS505か
らステップS508までの過程における実際の表示画面を図
24と図25に示す。図24においてカーソルKの位置には図
25では中間に位置すべき単位図形を持つ図形要素Eであ
る電車の車輌が描画された状態を示している。
【0038】前記ステップS402で入力したキーがカーブ
の設定を行うキーST8 のときはステップS601に処理が移
る。ステップS601で図26に示す如くカーブの種類を設定
するためのソフトキー表示が現われる。カーブの種類に
は2種類あり、直線で結ぶ場合と曲線で結ぶ場合とがあ
る。
【0039】ステップS602ではソフトキー11でカーブの
種類を入力する。ソフトキー11のうちキーST1 とキーST
2 のみ入力可能となる。ステップS603では入力されたカ
ーブのモードをカーブモード記憶部45に設定する。続い
て、ステップS604でソフトキー表示51a 〜51j を図8に
示す状態に戻すが、この時ソフトキー表示の左から8番
目の表示には、前記ステップS601で設定されたモードに
従って、直線・曲線の何れかの状態がグラフィカルに表
示されることとなる。
【0040】これによって複雑な地図を描画する場合、
基本となる単位図形を持つ図形要素Eを一つ呼び出し、
以後機能キーとカーソル移動キーを用いて上, 下、左,
右何れかの方向に伸ばすことで、次々に接続関係を考慮
しながら、道路,JR,私鉄,河,山,海,街等の図柄
を簡単に描画することができる。なお、実施例では地図
を描画する場合を中心に述べてきたが、目的とする図形
は地図に限らず、各種の描画に対しても適用し得ること
は勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、本発明装置にあっては、メ
モリ装置に予め用意した単位図形を持つ図形要素を多数
記憶させておき、この図形要素を画面上に呼び出して平
面的又は直線的に配列させることで図形を描くこととし
ているから、適正な制御キー操作によるモード選定によ
り単位図形を上,下、左,右いずれかの方向にも伸ばし
て描画を行なうことが可能となり、描画操作を大幅に簡
略化することができると共に、選択した図形要素によ
り、カーソルの図柄も該図形要素に応じたイメージを表
す図柄に変更されるため、カーソルの図柄から選択され
ている図形要素の内容を容易に把握することができると
いう優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置による描画の例を示す説明図である。
【図2】従来装置による描画の例を示す説明図である。
【図3】従来装置による描画の例を示す説明図である。
【図4】本発明装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明装置が備えるキーボードの模式的平面図
である。
【図6】本発明装置における主要制御系を示すブロック
図である。
【図7】本発明装置が備えるメモリ装置の内容を示す概
念図である。
【図8】本発明装置における表示装置の画面を示す説明
図である。
【図9】本発明装置における表示装置の画面を示す説明
図である。
【図10】本発明装置における表示装置の画面を示す説
明図である。
【図11】本発明装置における表示装置の画面を示す説
明図である。
【図12】本発明装置による描画の原理を示す説明図で
ある。
【図13】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図18】本発明装置における処理過程を示すフローチ
ャートである。
【図19】本発明装置において文字表示モードを選定し
たときの画面を示す説明図である。
【図20】本発明装置において描画モードを選定したと
きの画面を示す説明図である。
【図21】本発明装置において描画モードを選定したと
きの画面を示す説明図である。
【図22】本発明装置において広がる街のモードを選定
したときの画面を示す説明図である。
【図23】本発明装置において広がる街のモードを選定
したときの画面を示す説明図である。
【図24】本発明装置において延びる電車のモードを選
定したときの画面を示す説明図である。
【図25】本発明装置において延びる電車のモードを選
定したときの画面を示す説明図である。
【図26】本発明装置においてカーブのモードを選定し
たときの画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 表示装置 3 キーボード 4 プリンタ 5 読出し専用メモリ装置 6 メモリ装置 11 ソフトキー 12 キー切替キー 13 カーソルサイズキー 14 カーソル移動キー 15 文字表示キー 16 実行キー 17,18 機能キー 21 キーボード制御部 22 カーソル制御部 25 図形コード入出力部 27 メモリ制御部 51a 〜51j ソフトキー表示 ST1 〜ST10 キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 努 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 林 信行 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−39086(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 11/80 G06F 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路や鉄道等を表す単位図形データを並べ
    て道路や鉄道等の図形を描画する図形描画装置であっ
    て、 道路や鉄道等を表す複数種類の単位図形データを記憶す
    る記憶部と、描画する前記単位図形データを選択する選
    択手段と、カーソル位置を前記選択された単位図形デー
    タの描画位置として指示する指示手段と、該指示された
    カーソル位置に前記単位図形データを描画する描画手段
    と、前記選択された単位図形データに応じて前記カーソ
    ルの図柄を変更する変更手段とを備えたことを特徴とす
    る図形描画装置。
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