JP2823380B2 - エレベータの運転装置 - Google Patents

エレベータの運転装置

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JP2823380B2
JP2823380B2 JP3084501A JP8450191A JP2823380B2 JP 2823380 B2 JP2823380 B2 JP 2823380B2 JP 3084501 A JP3084501 A JP 3084501A JP 8450191 A JP8450191 A JP 8450191A JP 2823380 B2 JP2823380 B2 JP 2823380B2
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雄二 入谷
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの運転装置に
係り、特に乗りかごにピツト内作業時にパーキング動作
を行なわせることができるエレベータの運転装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エレベータが運転される階床の最下階床
にはピツトが設けられていて、このピツト内には衝撃吸
収バツフアなど各種のエレベータの運転用部材が配置さ
れている。これらのピツト内の運転用部材に最適な動作
状態を維持させるためには、定期的に作業員がピツト内
に入つて配置されている運転用部材の動作状態の保守点
検をしたり、防水状態の完全性のチエツク作業を行なう
ことが必要である。
【0003】従来このピツト内での保守点検作業を行な
うには、作業員が乗りかご内の運転操作盤の操作スイツ
チを操作して、乗りかごを最下階床の1階上の階床まで
運転し、その階床に乗りかごを停止させピツト内点検ス
イツチを操作する。そして、作業員は最下階床の乗り場
扉を開いてピツト内に降りて、ピツト内の保守点検作業
を行なつていた。この場合、乗りかごが運行してピツト
内の作業員が危険に曝されることのないように、乗りか
ごを運転休止状態にセツトするか、或いは乗りかごをそ
の階床に停止状態で保持するように監視する他の作業員
を配置することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来のピ
ツト内の保守点検作業に際しては、作業員は乗りかごに
乗り込んで乗りかごを最下階床まで運転し、乗りかごを
当該階床に停止させてピツト内点検スイツチを操作した
後にピツト内に降りて保守点検作業を行なわねばならな
い。この場合、保守点検作業中に乗りかごが運転されピ
ツト内の作業員が危険に曝されないように、当該乗りか
ごを運転休止状態にする処置を取るか、或いは乗りかご
が停止している最下階の1階上の階床に監視のための他
の作業員を配置して当該階に乗りかごを停止状態にして
おくことが必要である。この他にも照明灯を搬入しなく
てはならない場合もあり、保守点検作業に至るまでにか
なり煩雑な配置を講じることが必要で、従来のピツト内
の保守点検作業では作業員に多大の負担を与えていた。
また、監視のための作業員を配置して保守点検作業を行
なう場合には、最低2名の作業員が必要となり保守点検
作業コストの面でも問題が生じる。
【0005】本発明は前述したようなエレベータのピツ
ト内での保守点検作業の現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的は1名の作業員で安全にピツト内の保守点
検作業を行なうことができるエレベータの運転装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、乗りかごを
最下階の1階上の階床に運行させて当該快床で前記乗り
かごを運転休止状態にするパーキング手段と、該パーキ
ング手段を作動させるピツト作業スイツチと、前記ピツ
ト作業スイツチのON操作で前記乗りかごの外周下面に
取り付けられた照明手段を点灯させる点灯手段とを設け
ることにより達成される。
【0007】
【作用】このように構成されているので、ピツト内の保
守点検作業時には、作業員がピツト作業スイツチを操作
すると、パーキング手段が作動して乗りかごは最下階床
の1階上の階床まで運転され、当該階床でその乗りかご
は運転休止状態となる。また、前記ピツト作業スイツチ
のON操作で点灯手段が作動して、乗りかごの外周下面
に取り付けられている照明手段が点灯する。従つてピツ
トに入つた作業員は、運転休止状態となつていて他の作
業員による監視が不要な乗りかごの照明手段の照明下
で、ピツト内において安全に保守点検作業を行なうこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例をその構成を示すブロ
ツク図(図1)を参照して説明する。図1でP,Nは直
流電源端子であり、この直流電源端子P,N間にピツト
作業スイツチ1とリレー2とが互いに直列に接続してあ
り、同様に直流電源端子P,N間に、図示せぬ乗りかご
内の呼釦の常開接点3B、乗りかごが最下階の1階上の
階床(パーキング階)に到着すると付勢する図示せぬリ
レーの常閉接点4F1及びパーキング階のかご呼び登録
リレー3が互いに直列に接続してある。そして、かご呼
び登録リレー3の常開接点3aとリレー2の常開接点2
aとが、前記常開接点3Bにそれぞれ並列に接続してあ
る。
【0009】また、直流電源端子P,N間にリレー2の
常開接点2bと、図示せぬ乗りかごの外周下面に取り付
けてある照明灯5とが、互いに直列に接続してあり、同
様に直流電源端子P,N間にリレー2の常開接点2c、
乗りかごがパーキング階に到着すると付勢する図示せぬ
リレーの常開接点4F2及びパーキング指令リレー6が
互いに直列に接続してある。
【0010】このような構成の実施例において、リレー
2、常開接点2c、常開接点4F2及びパーキング指令
リレー6が、本発明のパーキング手段を構成し、照明灯
5が本発明の照明手段を構成し、リレー2及び常開接点
2bが本発明の点灯手段を構成している。
【0011】次に、実施例の動作を説明する。乗りかご
が前記パーキング階(例えば2階)以外の階床に停止し
ている状態で、作業員がピツト作業スイツチ1を操作す
ると、直流電源端子P、ピツト作業スイツチ1、リレー
2及び直流電源端子Nで閉回路が形成されリレー2が付
勢する。リレー2が付勢すると、常開接点2a,2b,
2cが閉成し、直流電源端子P、常開接点2a、常閉接
点4F1、かご呼び登録リレー3及び直流電源端子Nで
閉回路が形成され、かご呼び登録リレー3が付勢する。
かご呼び登録リレー3が付勢すると、常開接点3aが閉
成して直流電源端子P、常開接点2a、常閉接点4F
1、かご呼び登録リレー3及び直流電源端子Nで閉回路
が形成され、かご呼び登録リレー3が自己保持状態とな
る。
【0012】このようにして、かご呼び登録リレー3が
付勢するので、乗りかごはパーキング階(最下階の1階
上の階床)に向かつて運行し、同時に常開接点2bが閉
成して直流電源端子P、常開接点2b、照明灯5及び直
流電源端子Nで閉回路が形成されるので、照明灯5が点
灯する。乗りかごがパーキング階に到着すると、常閉接
点4F1が開成するので、かご呼び登録リレー3は付勢
不能状態になる。また、リレー2の付勢によつて常開接
点2cが閉成しているので、乗りかごがパーキング階に
到着して常開接点4F2が閉成すると、直流電源端子
P、常開接点2c、常開接点4F2、パーキング指令リ
レー6及び直流電源端子Nで閉回路が形成されパーキン
グ指令リレー6が付勢する。このようにして、パーキン
グ指令リレー6が付勢するので、乗りかごはパーキング
階で運転休止状態となる。
【0013】この運転停止状態で乗りかごの外周下面に
取り付けてある照明灯5が、パーキング階の1階下の階
床に設けてあるピツト内を照明するので、作業員はパー
キング階の1階下の階床の乗り場扉を開いて、ピツト内
に安全に降りて保守点検作業を行なうことができる。乗
りかごは運転休止状態になつていて、前述したようにか
ご呼び登録リレー3は付勢不能状態なので、ピツト内の
保守点検作業中に乗りかごが運行して作業員が派遣に曝
されることはなく、作業員は安全にピツト内の保守点検
作業を行なうことができる。当然パーキング階で乗りか
ごが移動しないように監視を行なう作業員も不要で、1
名の作業員によつて簡単にピツト内の保守点検作業を行
なうことができ、保守点検作業コスト上でも有利であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
ピツト作業スイツチを操作するだけで、パーキング手段
が作動して乗りかごは最下階の1階上の階床に設定され
たパーキング階に運行されて運転休止状態になり、乗り
かごの外周下面に取り付けられている照明手段がピツト
内を照明するので、作業員は乗りかごの運転休止操作や
照明灯の搬入等の煩雑な事前処置をとることなしにピツ
ト内に降りて保守点検作業を一人で安全に行なうことが
でき、保守点検作業コストも削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ピツト作業スイツチ 2 リレー 3 かご呼び登録リレー 5 照明灯 6 パーキング指令リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 5/00 B66B 1/14 B66B 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかごを最下階の1階上の階床に運行
    させて当該階床で前記乗りかごを運転休止状態にするパ
    ーキング手段と、該パーキング手段を作動させるピツト
    作業スイツチと、前記ピツト作業スイツチのON操作で
    前記乗りかごの外周下面に取り付けられた証明手段を点
    灯する点灯手段とを有することを特徴とするエレベータ
    の運転装置。
JP3084501A 1991-03-26 1991-03-26 エレベータの運転装置 Expired - Fee Related JP2823380B2 (ja)

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