JP2822791B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2822791B2
JP2822791B2 JP4196392A JP19639292A JP2822791B2 JP 2822791 B2 JP2822791 B2 JP 2822791B2 JP 4196392 A JP4196392 A JP 4196392A JP 19639292 A JP19639292 A JP 19639292A JP 2822791 B2 JP2822791 B2 JP 2822791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
write
node
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4196392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0620482A (ja
Inventor
潔和 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4196392A priority Critical patent/JP2822791B2/ja
Priority to US08/084,022 priority patent/US5392236A/en
Publication of JPH0620482A publication Critical patent/JPH0620482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2822791B2 publication Critical patent/JP2822791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMOSFETを主な構成
要素とする半導体装置、特に、電機的に書き込み可能な
不揮発性半導体記憶装置(以下、EEPROMという)
を含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に一括消去型EEPROM(以下、
フラッシュEEPROMという)において、書き込みま
たは読み出しを制御する回路の一部を示す。PPは書き
込みモード時、高電圧(VPP=12.0V)が印加さ
れる外部入力端子、I/O1は書き込みモード時に選択
されたメモリセルに書き込むデータが入力され、読み出
しモード時、選択されたメモリセルに記憶されたデータ
を出力する入出力端子、M111,・・・,M11mは
ディジット線D11に並列に接続されたメモリセル、M
1n1,・・・,M1nmはディジット線D1nに並列
に接続されたメモリセル、SSはメモリセルのソースに
共通に接続されたソース端であり、書き込みモード時
と、読み出しモード時には、0Vが印加される。SA1
は選択されたメモリセルに記憶されたデータを読み出す
センスアンプ回路、QW1は外部入力端子PPと、セン
スアンプ回路SA1の入力節点SC1の間に接続され、
選択されたメモリセルを書き込むか否かにより、ゲート
電圧が制御される書き込み制御用MOSFET、Y1,
・・・,YnはメモリセルのYアドレスを指定するYア
ドレス線であり、書き込みモード時、選択されたものは
VPPが、非選択のものは0Vが印加される。X1,・
・・,XmはメモリセルのXアドレスを指定するXアド
レス線であり、書き込みモード時、選択されたものはV
PPが、非選択のものは0Vが印加される。QY11,
・・・,QY1nはそれぞれディジット線D11,・・
・,D1nと、節点SC1を接続するか否かを制御する
Yセレクト用MOSFETである。
【0003】WC1はデータ入力バッファであり、入出
力端I/O1に“0”が入力され、選択されたメモリセ
ルを書き込む場合は、出力DIに高電圧VPGOが出力
され、I/O1に“1”が入力され、選択されたメモリ
セルを書き込まない場合は、出力DIに0Vが出力され
るように制御されている。PGは書き込み電圧設定回路
であり、メモリセルのドレインに印加される電圧は、P
Gの出力電圧VPGOにより制御される。
【0004】図7に示す回路は、入出力端子I/O1に
着目した場合の構成を示したものであり、実際の半導体
装置において、入出力端子がI/O1からI/O16ま
で存在しているとすると、PGを除く図示した回路は、
並列に16個存在することになるが、ここでは省略し
た。以後、説明を簡単にするために、Nチャネル型MO
SFET(以下、NE−MOSFET)のしきい値は、
すべて同一でVtnとし、特に断わらない限り、基板電
位は接地端に接続されているとする。Pチャネル型MO
SFET(以下、PE−MOSFET)のしきい値はす
べて同一でVtpとし、特に断わらない限り、基板電位
は電源CCに接続されているとする。
【0005】図8は、図7に示すデータ入力バッファW
C1の具体的な回路例と、従来技術における書き込み電
圧設定回路PGの具体的な回路例を示したものである。
【0006】以下、図8のデータ入力バッファWC1を
説明する。QW11,QW12,QW15,QW17は
PE−MOSFET、QW13,QW14,QW16,
QW18はNE−MOSFET、QW19はNチャネル
型で基板のしきい値をもち、しきい値がNE−MOSF
ETより低いMOSFET(以下、E0−MOSFET
という)QP11,QP13はそれぞれ基板がPPに接
続されたPE−MOSFET、QP12はNE−MOS
FETである。
【0007】次に、書き込み電圧設定回路PGの構成を
説明する。QG1,QG2はそれぞれ基板がPPに接続
されたPE−MOSFET、QG3,QG4はそれぞれ
E0−MOSFET、QG5はNE−MOSFET、R
1,R2,R3はそれぞれ抵抗体である。R1,R2,
R3の抵抗値をそれぞれr1,r2,r3とする。BW
Rは書き込みモード時には0Vが印加され、その他のモ
ードにおいては、VPPが印加される制御信号線、WR
は制御信号線BWRの逆相の信号線であり、書き込みモ
ード時にはVPPが印加され、その他のモードにおいて
は、0Vが印加される制御信号線である。
【0008】次にメモリセルM111がアドレスにより
選択されたとして、図7,図8を参照して従来技術にお
ける書き込みモード時の動作について説明する。
【0009】書き込みモードになると、制御信号線WR
にVPPが、制御信号線BWRに0Vが印加され、書き
込み電圧設定回路PGにおいて、MOSFETQG1,
QG2,QG5がすべて導通となる。このとき、MOS
FETQG1の電流駆動能力が抵抗体R1,R2,R3
の合成抵抗(r1+r2+r3)よりも十分大きく設計
されていいるので、節点PG1の電圧VPG1は(1)
式で、節点PG2の電圧VPG2は(2)式で表され
る。 VPG1=(r2+r3)/(r1+r2+r3)・VPP・・・・(1)式 VPG2=r3/(r1+r2+r3)・VPP・・・・・・・・・(2)式 MOSFETQG3の電流駆動能力が、MOSFETQ
G4の電流駆動能力に比べ十分大きく設計されていると
仮定し、E0−MOSFETのしきい値がVT0である
と仮定すると、出力節点PG3の電圧VPG3は(3)
式で表される。 VPG3≒VPG1−VT0−α≒(r2+r3)/
(r1+r2+r3)・VPP−VT0−α・・・・・
・・(3)式(αはQG4に電流が流れることによる電
圧降下分) 例えば、VPP=12V、r1=30KΩ、r2=80
KΩ、r3=10KΩに設計されており、VT0=0.
5V、α=0.12Vとすると、VPG1=9V、VP
G2=1.0V、VPG3=8.38Vが得られる。
【0010】この時、I/O1に“0”が入力された場
合、データ入力バッファWC1において、まず節点WA
1が(VCC−VT0)まで充電され、この時、QP1
1とQP12とから構成されるインバータが反転するよ
うに設計されているので、節点WB1の電圧が0Vにな
り、MOSFETQP13が導通し、節点WA1の電圧
は(VCC−VT0)からさらに(3)式で表される値
まで上昇することになり、WC1の出力DIの電圧VD
Iは、(4)式で表されることになる。 VDI=VPGO=VPG3≒(r2+r3)/(r1+r2+r3)・VPP −VT0−α・・・・・(4)式
【0011】したがって、図7において、MOSFET
QW1は導通する。この時、Yアドレス線Y1にVPP
が、その他のYアドレス線には0Vが、Xアドレス線X
1にVPPが、その他のXアドレス線には0Vが印加さ
れており、ディジット線D11の電圧は、MOSFET
QW1とメモリセルM111の電流駆動能力が一致する
値で平衡する。この値は通常、メモリセルの書き込み開
始電圧よりも高く設計されているので、メモリセルM1
11は書き込まれることになる。
【0012】一方、入出力端I/O1に“1”が入力さ
れた場合、節点WA1は0Vまで放電され、MOSFE
TQP11が導通、MOSFETQP12は非導通、M
OSFETQP13は非導通となり、節点WA1は0V
を保持する。したがってMOSFETQW1は非導通に
なり、ディジット線D11には高電圧が印加されず、メ
モリセルM111に書き込みは行われない。
【0013】次に、従来技術において、温度が変化した
ときの書き込み電圧設定回路PGの出力PGOの電圧
(VPGO)の変化、およびメモリセル書き込み時のデ
ィジット線D11の電圧(VD11)の変化について、
図7から図11を用いて説明する。
【0014】図9は温度が変化したときのVPGOの変
化を、図10はVPG3を変化したときのQG3とQG
4の電流−電圧特性を示したもので、P1,P2はそれ
ぞれ温度が25℃の時のFETQG3,QG4の電流−
電圧特性を、O1,O2はそれぞれ温度が100℃の時
のFETQG3,QG4の電流−電圧特性を示したもの
である。
【0015】図11は図7において、ディジット線D1
1の電圧(VD11)が変化したときのQW1とQY1
1の電流駆動能力で決定される負荷特性(以下、書き込
み負荷特性という)を示したものであり、Sは温度が2
5℃の時、Tは温度が100℃の時、Uは温度が−50
℃の時の場合を示したものである。
【0016】メモリセルの書き込み特性、誤消去特性は
書き込みモード時に印加されるドレイン電圧に大きく依
存する。例えばディジット線D11の電圧VD11の値
が設計値より低くなると、M111の書き込みスピード
が遅くなり、ある一定電圧より低くなると、書き込みが
不能となる。また、ディジット線D11の電圧VD11
の値が設計値より高くなると、同一ディジット線上の非
選択セル(例えば、M111を選択したときのM11
m)に過大なストレスを印加してしまうことになり、あ
る一定電圧以上になると、書き込まれたメモリセルのし
きい値が低下し、誤消去される不良が生じる。
【0017】したがって、温度が変化しても、書き込み
モード時に書き込むメモリセルに印加されるドレイン電
圧(以下、VD(ライト)という)が、設計値からでき
るだけ変化しないことが、製品特性上及び信頼性上必要
となる。
【0018】従来技術の半導体内においては、前述した
通り、書き込み電圧設定回路は、図8中のPGに示すよ
うに構成される。前述した通り、節点PG1の電圧、節
点PG2の電圧はそれぞれ(1)式、(2)式で得ら
れ、これらは抵抗体の抵抗比で決定されているので、温
度に対して電圧はほとんど変化しない。したがって、V
PGOの値は、QG3及びQG4の電流−電圧特性の温
度依存性により決定されることとなる。すなわち、温度
が25℃の時のVPGOの値は図10より、P1とP2
の交点のX座標で表され、この値はVPとなる。また、
温度が100℃の時のVPGOの値は図10より、O1
とO2の交点のX座標で表され、この値はVOとなる。
【0019】一般にMOSFETは、高温になるほどし
きい値の絶対値は低下し、同様に移動度も低下する。し
たがって、高温になると、ゲート−ソース間の電圧差を
一定とした場合、MOSFETの電流駆動能力は低下す
る。図9,図10より明らかなように、温度が高くなる
ほど、書き込み電圧設定回路(PG)の出力電圧VPG
Oの値は低くなる。
【0020】したがって、書き込み制御用MOSFET
QW1とYセレクト用MOSFETQY11の電流駆動
能力が、温度が高くなるほど低下することとあいまっ
て、書き込み負荷特性は図11に示すように、温度が高
くなるほど、書き込み時のメモリセルのドレイン電圧は
低下する結果となる。例えばこの時、メモリセルM11
1を書き込む場合、書き込み電流IPがIP=500μ
Aとすると、メモリセルを書き込むときの選択されたデ
ィジット線の電圧と書き込み電流の関係は、温度が25
℃の時は点Fで、温度が100℃の時は点Eで、温度が
−50℃の時は、点Gで平衡することになり、この時の
ディジット線D11の電圧VD(ライト)は、それぞれ
VF,VE,VGとなる。
【0021】本従来例の場合は、図11よりVF=5,
42V、VE=5,12V、VG=5,72Vとなるこ
とが分かる。つまり、本従来例の場合、温度が25℃か
ら±75℃変化すると、VD(ライト)の値は、5,4
2V±0.3V程度変化することが分かる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の半導体装置は、書き込み用MOSFETのゲート電圧
を決定する書き込み電圧設定回路(PG)が、温度が高
くなるほど出力電圧が低下するような回路構成になって
いるので、温度が高くなるほど、書き込み用MOSFE
Tの等価抵抗値自体も高くなることとあいまって、メモ
リセルを書き込む際のメモリセルのドレインに印加され
る電圧{VD(ライト)}が低くなる。
【0023】したがって、以下のような問題点がある。
【0024】(1)メモリセルを高温で書き込むほど書
き込み時間が長く必要となり、製品特性上問題がある。
【0025】(2)メモリセルを低温で書き込むほど、
書き込もうとするメモリセルと同一ディジット線上の非
選択のメモリセルに過大なストレスが印加され、すでに
書き込まれたメモリセルが誤消去され、信頼性上問題で
ある。
【0026】したがって、従来の半導体装置は書き込み
特性の温度マージンが小さいという欠点があった。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ディジ
ット線と、前記ディジット線にドレインが各々接続され
た複数の電気的に書き込み可能な不揮発性メモリセル
と、前記メモリセルの各々のゲートに接続されたXアド
レス線と、ソースが前記ディジット線に、ゲートがYア
ドレス線に接続されたYアドレス選択用MOSFET
と、データ入力端子と、高電圧供給端を有し、前記デー
タ入力端子に入力されたデータの“0”,“1”により
出力に高電圧が発生するか否かが制御されるデータ入力
バッファと出力が前記高電圧供給端に接続された書き込
み電圧設定回路と、ドレインが書き込み電圧供給端子
に、ゲートが前記データ入力バッファの出力に、ソース
が前記Yアドレス選択用MOSFETのドレインに接続
された書き込み制御用MOSFETとを含む半導体装置
において、前記書き込み電圧設定回路は、出力電圧が温
度に対して正の温度係数を持つように制御され、前記デ
ータ入力バッファは前記書き込み電圧設定回路の出力を
入力し、前記書き込み制御用MOSFETの電流駆動能
力の温度変化を少なくするように前記書き込み制御用M
OSFETのゲート電圧となるその出力電圧を制御され
なることである。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る半導体装置
における書き込み電圧設定回路を示したものである。書
き込み電圧設定回路PG11において従来技術における
書き込み電圧設定回路(PG)と同一の箇所は同一の符
号をつけ、説明を省略する。また、データ入力バッファ
WC1は図8に示した従来技術のそれと同一であるの
で、説明を省略する。
【0029】QG11はソースと基板が共通に節点PG
4に接続され、ゲートが節点PG5に接続されたPE−
MOSFET、QG12はソースと基板が共通に節点P
G5に、ゲートが節点PG6に接続されたPE−MOS
FET、QG13はゲートとドレインが共通に節点PG
8に、ソースが接地に接続されたNE−MOSFETで
ある。R11,R12,R13は節点PG8の電圧と節
点PG6の電圧を分圧して出力するために用いる抵抗体
であり、それぞれ抵抗値がr11,r12,r13に設
定されている。本実施例の半導体装置において、図7に
示すPGが書き込み電圧設定回路PG11に置き換わ
り、従来の書き込み電圧設定回路PGの出力PGOが、
書き込み電圧設定回路PG11の出力PGO11に置き
換わったとし、本実施例の書き込みモード時の動作をア
ドレスによりメモリセルM111が選択されたとして図
1と図7を用いて説明する。なお、請求項との関連を説
明すると、PPは書き込み電圧供給端子、WPは高電圧
供給端、QW1は書き込み制御用MOSFET、PG6
は第1の節点、PG7は第2の節点PG8は第3の節
点、QG3は第1のMOSFET、QG4は第2のMO
SFETである。
【0030】書き込みモードになると、信号WRにVP
Pが、信号BWRに0Vが印加され、MOSFETQG
1,QG2,QG5がすべて導通となる。この時、MO
SFETQG1,QG4,QG5,QG13の電流駆動
能力が抵抗体R11,R12,R13の合成抵抗(r1
1+r12+r13)よりも十分大きく設計されている
ので、節点PG6の電圧VPG6は(5)式で、節点P
G8の電圧VPG8は(6)式で、節点PG7の電圧V
PG7は(7)式で表される。 VPG6=VPP−2|Vtp|・・・・・・・・・(5)式 VPG8=VTN・・・・・・・・・・・・・・・・(6)式 VPG7={r11・Vtn+(r12+r13)・(VPP−2Vtp)}/ (r11+r12+r13)・・・・・・・・・・・(7)式
【0031】従来技術で述べた場合と同様に、MOSF
ETQG3の電流駆動能力がMOSFETQG4の電流
駆動能力に比べ、十分大きく設計されていると仮定し、
E0−MOSFETのしきい値がVT0であると仮定す
ると、出力節点PG9の電圧VPG9は(8)式で表さ
れる。 VPG9≒VPG7−VT0−α≒{r11・Vtn+
(r12+r13)・(VPP−2・|Vtp|}/
{r11+r12+r13}−VT0−α・・・・・・
(8)式(αはMOSFETQG4に電流が流れること
による電圧降下分)
【0032】例えば、VPP=12V、r11=10K
Ω、(r12+r13)=80KΩに設計されており、
VTN=1.0V、VTP=−1.0V、VT0=0.
5V、α=0.12Vすると出力電圧VPG9は従来例
の出力電圧VPG3と同様に、VPG9≒8.38Vが
得られる。
【0033】この時、I/O1に“0”が入力された場
合、従来技術で述べた通り、まずWA1が(VCC−V
T0)まで充電され、この時QP11とQP12とから
構成されるインバータが反転するように設計されている
ので、節点WB1の電圧が0Vになり、MOSFETQ
P13が導通し、節点WA1の電圧は(VCC−VT
0)からさらに(8)式で表される値まで上昇すること
になり、データ入力バッファWC1の出力DIの電圧V
DIは、(9)式で表されることになる。 VDI=VPGO11=VPG9≒{r11・Vtn+
(r12+r13)・(VPP−2・|Vtp|)}/
{r11+r12+r13}−VT0−α・・・・
(9)式
【0034】したがって、図7において、MOSFET
QW1は導通する。この時、Yアドレス線Y1にVPP
が、その他のYアドレス線には0Vが、Xアドレス線X
1にVPPが、その他のXアドレス線には0Vが印加さ
れており、MOSFETQY11とメモリセルM111
が導通し、ディジット線D11の電圧は、MOSFET
QW1とメモリセルM111の電流駆動能力が一致する
値で平衡する。
【0035】この値は、通常メモリセルの書き込み開始
電圧より高く設計されているので、メモリセルM111
は書き込まれることになる。
【0036】一方、入出力端I/O1に“1”が入力さ
れた場合、節点WA1は、0Vまで放電され、MOSF
ETQP11が導通、MOSFETQP12は非導通、
MOSFETQP13は非導通となり、節点WA11は
0Vを保持する。従って、書き込み制御用MOSFET
QW1は非導通になり、ディジット線D11には高電圧
は印加されず、メモリセルM111に書き込みは行われ
ない。
【0037】次に本実施例において、温度が変化したと
きのPG11の出力PGO11の電圧(VPGO11)
の変化、及びメモリセルの書き込み時のディジット線D
11の電圧(VD11)の変化について、図1と図4か
ら図6を用いて説明する。
【0038】図4は温度が変化したときのVPGO11
の変化を、図5はVPG9を変化した時のQG3とQG
4の電流−電圧特性の変化を示したもので、P1,P2
はそれぞれ、従来技術で述べたのと同様に、温度が25
℃の時のQG3,QG4の電流−電圧特性、R1,R2
はそれぞれ、温度が100℃の時のQG3,QG4の電
流−電圧特性を示したものである。
【0039】図6は図7においてディジット線D11の
電圧VD11が変化したときのMOSFETQW1とM
OSFETQY11の電流駆動能力で決定される書き込
み負荷特性を示したものであり、S1は温度が25℃の
時、T1は温度が100℃の時、U1は温度が−50℃
の時の場合を示したものである。
【0040】図1に示す書き込み電圧設定回路PG11
の節点PG7の電圧VPG7は前述した通り、(7)式
で表され、また出力PGO11の電圧VPGO11は、
同じく(9)式で表される。
【0041】本実施例のVPG7は従来技術の図8のV
PG1に対応するが、(1)式と(7)式を比較すると
明らかなとおり、(7)式には温度により変化する項V
tn,Vtpが含まれている。
【0042】一般に温度が高くなるとしきい値Vtn,
|Vtp|は低下する。これはVtp,Vtnは一般に
(10)式(11)式のように表されるが、|φFn
|,φFPの値は、温度が高くなるほど小さくなる特性
を持つためである。 Vtp=VFBN+2φFn−√(2Ksε0qND|
2φFn|)/COX・・・・・(10)式 Vtn=VFBP+2φFP+√(2Ksε0qNA・
(2φFP)/COX・・・・・・(11)式(φFn
は基板であるN型半導体のフェルミレベルを、φFPは
基板であるP型半導体のフェルミレベルを表す。)
【0043】従って、図4に示すように、メモリセルを
書き込む場合、書き込み制御用MOSFETQW1のゲ
ート電圧VPGO11は、温度が高くなるほど高くなる
ことになる。例えば、前述したように、VPP=12
V、r11=10KΩ、(r12+r13)=80KΩ
に設計されており、Vtn=1.0V、Vtp=−1.
0V、VT0=0.5V、α=0.12Vとし、また|
Vtp|、Vtn、VT0の温度特性が、−0.1V/
75℃、つまり、温度が75℃上昇すると、これらの値
が0.1V低下すると仮定すると、温度が25℃の時、
VPGO11=VPG9≒8.38Vであったものが温
度が100℃の時は、VPGO11=VPG9≒8,6
5Vとなり、また、温度が−50℃の時は、VPGO1
1=VPG9≒8.11Vとなる。図4において、温度
が25℃の時のVPGO11の値をVRに、又、温度が
100℃の時のVPGO11の値をVPと表示してあ
る。
【0044】図5は前述した通り、節点PG9の電圧V
PG9を変化したときのMOSFETQG3とQG4の
電流−電圧特性を示したものである。P1,P2はそれ
ぞれ温度が25℃の時のMOSFETQG3とQG4の
電流−電圧特性を示したものである。いま、温度が10
0℃に上昇したとすると、(7)式より、MOSFET
QG3のゲート電圧VPG7の値は9Vから9.17V
に上昇する。従って、R1に示すように節点PG9が到
達できる最高電位は、温度が25℃の場合よりも高くな
り、その後、VPG9の電圧が低下するに従い、IB1
2の値も多くなり、MOSFETQG3が飽和領域で動
作し始めると、IB12の値は一定値(IS2)で平衡
する。温度が高くなると、MOSFETの移動度は下が
るが、しきい値も低下する。従って、MOSFETの電
流駆動能力はこれらの程度の差によって決まるが、一般
的には、温度が高くなるほど電流駆動能力が低下する。
【0045】従って、図5に示すように、IS1>IS
2となる。同様に、節点PG8の値は、(6)式より、
0.5Vから0.4Vに低下する。従って、R2に示す
ようにMOSFETQG4の電流駆動能力は温度が25
℃の場合よりも少なくなる。
【0046】この時、節点PG9の電圧は、R1とR2
の交点のX座標で表され、この値はVRとなる。
【0047】従って、図4に示すように、温度が高いほ
ど、書き込み電圧設定回路(PG11)の出力電圧VP
GO11の値は高くなることになる。
【0048】図4と図9を比較して分かる通り、従来技
術では書き込み電圧設定回路の出力電圧VPGOが、負
の温度特性を持っていたのに対し、本実施例では正の温
度特性を持つ。
【0049】従って、書き込み制御用MOSFETQW
1において、温度が高くなることによるQW1の電流駆
動能力の低下を、ゲート電圧VDIの値を高くすること
により、温度が低くなることによるQW1の電流駆動能
力の増加を、ゲート電圧VDIの値を低くすることによ
り、VD(ライト)の値の温度依存性を従来に比べ少な
くすることができる。
【0050】図6はMOSFETQW1とMOSFET
QY11の電流駆動能力で決定される書き込み負荷特性
を示したものである。S1は温度が25℃の時を示した
ものであり、この特性は従来技術の図11のSで示した
特性と同一である。T1は温度が100℃の時を示した
ものであり、前述した通り、温度が100℃の時の節点
PGO11の電圧つまりQW1のゲート電圧は、温度が
25℃の時に比べ高くなっているので、ディジット線D
11に印加する電圧VD11を下げていったときの電流
が流れ始める電圧Von2は、温度が25℃の場合の電
圧Von1よりも高くなる。
【0051】さらにVD11の値を低下するにつれ、流
れる電流は増加するが、T1に示すように、増加する割
合は、温度が25℃の場合よりもゆるやかになる。これ
は高温ほど、MOSFETQW1の電流駆動能力が低下
するためである。
【0052】又、U1は温度が−50℃の時の書き込み
負荷特性を示したものであり、前述した通り、温度が−
50℃の時の節点PGO11の電圧つまり、MOSFE
TQW1のゲート電圧は、温度が25℃の時に比べ低く
なっているため、ディジット線D11に印加する電圧V
D11を下げていったときの電流が流れ始める電圧Vo
n3は、温度が25℃の場合の電圧Von1よりも低く
なる。
【0053】さらにVD11の値を低下するにつれ、流
れる電流は増加するが、増加する割合は温度が25℃の
場合よりも急になる。これは、低温ほどMOSFETQ
W1の電流駆動能力が増加するためである。
【0054】従来例の場合と同様に、メモリセルM11
1を書き込む場合、書き込み電流IPがIP=500μ
Aとすると、本実施例の場合は、温度が25℃の時は点
F1で、温度が100℃の時は点E1で、温度が−50
℃の時は点G1で平衡することとなる。
【0055】この時のディジット線D11の電圧はそれ
ぞれVF1,VE1,VG1となり、図6より、VF1
=5,42V、VE1=5.22V、VG1=5.62
Vとなることが分かる。つまり、本実施例の場合、温度
が25℃から+75℃変化しても、VD(ライト)の値
は、5.42V±0.2V程度しか変化しないこととな
り、従来例の場合に比べ変化量が小さい。
【0056】図2は本発明の第2実施例における書き込
み電圧設定回路(PG12)を示したものである。書き
込み電圧設定回路PG12において、従来技術と同一の
箇所は同一の符号を付け説明を省略する。MOSFET
QG21,QG22,C21は昇圧回路を構成してお
り、QG6,QG7は第1,第2のMOSFETとして
機能する。
【0057】MOSFETQG21はドレインとゲート
が共通に節点PG21に接続されたE0−MOSFE
T、QG22はドレインとゲートが共通に節点PG22
に接続されたE0−MOSFET、C21は一端が節点
PG22に、もう一端がクロック信号線φPに接続され
たMOS容量で、φPは書き込みモード時に0VからV
PPまで振幅するある周波数を持ったクロックが印加さ
れる信号線である。
【0058】D21は一端が節点PG23に、もう一端
が接地に接続された半導体基板上に形成されたダイオー
ドであり、逆方向耐圧がBVJに設計されており、書き
込みモード時、節点PG23の電圧をBVJに固定する
クランプ素子の機能を持つ。
【0059】QG6はドレインがQG2のソースに、ゲ
ートが節点PG23に、ソースが出力節点PG20に接
続されたE0−MOSFET、QG7はドレインが出力
節点PG20に、ゲートがある一定電圧が印加されるV
Biasに、ソースがQG5のドレインに接続されてい
る。又、出力節点PG20はPGO12に接続されてお
り、本実施例においても、第1実施例と同様にPGO1
2は、データ入力バッファの節点WPに接続されてい
る。
【0060】図2と図3を用い、第2実施例中の書き込
み電圧設定回路(PG12)の書き込みモード時の動作
及び、出力PGO12の電圧(VPGO12)の温度依
存性について説明する。図3はダイオードD21の逆方
向耐圧BVJの温度依存性を示したものである。
【0061】書き込みモードになると、MOSFETQ
G1,QG2,QG5がすべて導通し、又、φPに0V
からVPPまで振幅するクロック信号が印加され、MO
SFETQG21とQG22とMOS容量C21とから
構成されるチャージポンプ回路がアクティブになり、節
点PG23には電荷が次々と供給され、節点PG23の
電圧つまりMOSFETQG6のゲート電圧は上昇して
いく。したがって、出力節点PG20の電圧も上昇する
こととなる。
【0062】節点PG23の電圧が上昇し、ダイオード
D21の逆方向耐圧BVJまで到達すると、節点PG2
3の電圧はこの値でクランプされ、その結果、出力節点
PG20の電圧VPG20は、(12)式で表される値
で平衡する。VPG20=VPG23−VT0−β=B
VJ−VT0−β・・・(12)式(βはQG7に電流
が流れることによる電圧降下分)
【0063】例えば、温度が25℃の時、BVJ=9
V、VT0=0.5V、β=0.12Vに設計されてい
るとすると、出力電圧VPG20の値は、第1実施例に
おけるVPG9と同一の値VPG20≒8.38Vが得
られる。したがって、入出力端I/O1に“0”が入力
された場合、第1実施例で述べたように、MOSFET
QW1のゲートには、VPG20の値が印加され、メモ
リセルM111が書き込まれることになる。この時の書
き込み負荷特性は、図6中S1で表されるものと同一と
なる。BVJの温度特性は、図3のVに示すように温度
に対し、正の温度特性を持つ。
【0064】したがって、温度が25℃から100℃に
変化したとすると、VPG20の値も(12)式にした
がって上昇する。
【0065】このため、第2実施例においても図6に示
すように、ディジット線D11に印加する電圧VD11
を下げていった時の電流が流れ始める電圧Von2は温
度が25℃の場合の電圧Von1よりも高くなる。
【0066】同様に温度が25℃から−50℃に変化し
たとすると、VPG20の値も(12)式にしたがって
低下する。
【0067】したがって、温度が−50℃の時のディジ
ット線D11に印加する電圧VD11を下げていった時
の電流が流れ始める電圧Von3は、温度が25℃の場
合の電圧Von1よりも低くなる。
【0068】以上述べたように、第2実施例において
も、書き込み負荷特性の温度依存性は、第1実施例と同
様な特性を持つこととなり、VD(ライト)の値の温度
依存性は従来例の場合に比べ小さいものとなる。
【0069】図1のPG11において、QG3,QG4
はE0−MOSFETとしているがNE−MOSFET
であってもよい。又QG11とQG12はPE−MOS
FETとしているが、ゲートとドレインが共通に接続さ
れたNE−MOSFET、あるいはE0−MOSFET
であっても本発明は有効である。また直列に接続するM
OSFETの個数に制限はない。さらに、R11,R1
2,R13は抵抗体としているが、抵抗成分を持つ素
子、例えばMOSFETであっても本発明は有効であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体装置
は、書き込みモード時、メモリセルを書き込む場合、書
き込み制御用MOSFETQW1のゲート電圧が、温度
が高くなるほど高くなる温度に対して正の温度特性を持
つように制御されているので、温度が常温より高くな
り、QW1の電流駆動能力が低下しても、ゲート電圧が
高くなり、QW1の電流駆動能力の低下分をある程度補
うことができる。
【0071】又、温度が常温より低くなり、MOSFE
TQW1の電流駆動能力が増加しても、ゲート電圧が低
くなり、MOSFETQW1の電流駆動能力の増加分を
ある程度補うことができる。
【0072】従って、書き込みの際のメモリセルのドレ
イン電圧VD(ライト)の値の温度による変化が、従来
例に比べて少なくできる。このため、温度が変化して
も、VD(ライト)の値が設計値に近い範囲で変化する
ことができ、高温で書き込んでも書き込み時間が長くな
るようなことはなく、又、低温で書き込んでも既に書き
込まれたメモリセルが誤消去されることもなく、書き込
み特性の温度マージンが従来技術よりも大きいという特
有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図3】第2実施例におけるダイオードD21の逆方向
耐圧の温度依存性を示したグラフである。
【図4】本発明の第1実施例におけるPG11の出力の
温度依存性を示したグラフである。
【図5】本発明の第1実施例におけるQG4とQG5の
電流−電圧特性を示したグラフである。
【図6】本発明の第1実施例におけるQW1とQY11
の書き込み負荷特性の温度依存性を示したグラフであ
る。
【図7】一括消去型EEPROMの書き込みまたは読み
出しを制御する回路の回路図である。
【図8】従来技術の回路図である。
【図9】従来技術におけるPGの出力の温度依存性を示
したグラフである。
【図10】従来技術におけるQG4とQG5の電流−電
圧特性を示したグラフである。
【図11】従来技術におけるQW1とQY11の書き込
み負荷特性の温度依存性を示したグラフである。
【符号の説明】
PG 従来技術における書き込み電圧設定回路 PG11 本発明の第1実施例における書き込み電圧設
定回路 PG12 本発明の第2実施例における書き込み電圧設
定回路 WC1 データ入力バッファ QW1 書き込み制御用MOSFET PP 高電圧端子 CC 電源電圧端子 D11,・・・,D1n ディジット線 M111,・・・,M11m,・・・,M1n1,・・
・,M1nm メモリセル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジット線と、前記ディジット線にド
    レインが各々接続された複数の電気的に書き込み可能な
    不揮発性メモリセルと、前記メモリセルの各々のゲート
    に接続されたXアドレス線と、ソースが前記ディジット
    線に、ゲートがYアドレス線に接続されたYアドレス選
    択用MOSFETと、データ入力端子と、高電圧供給端
    を有し、前記データ入力端子に入力されたデータの
    “0”,“1”により出力に高電圧が発生するか否かが
    制御されるデータ入力バッファと、出力が前記高電圧供
    給端に接続された書き込み電圧設定回路と、ドレインが
    書き込み電圧供給端子に、ゲートが前記データ入力バッ
    ファの出力に、ソースが前記Yアドレス選択用MOSF
    ETのドレインに接続された書き込み制御用MOSFE
    Tとを含む半導体装置において、前記書き込み電圧設定
    回路は、出力電圧が温度に対して正の温度係数を持つよ
    うに制御され、前記データ入力バッファは前記書き込み
    電圧設定回路の出力を入力し、前記書き込み制御用MO
    SFETの電流駆動能力の温度変化を少なくするように
    前記書き込み制御用MOSFETのゲート電圧となるそ
    の出力電圧を制御されてなることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 特許請求項1記載の半導体装置におい
    て、前記書き込み電圧設定回路は、前記書き込み電圧供
    給端子と第1の節点の間に接続され、ゲートとドレイン
    が共通に接続された1個または複数個直列のMOSFE
    Tと、第4の節点と接地の間に接続され、ゲートとドレ
    インが共通に接続された1個または複数個直列のMOS
    FETと、前記第1の節点と前記第4の節点の間に形成
    された抵抗素子と、前記抵抗素子から、書き込み電圧よ
    り低い第1の供給電圧を得る第2の節点と、第1の供給
    電圧より低い第2の供給電圧を得る第3の節点から構成
    された第1の部分回路と、ドレインが前記書き込み電圧
    供給端子に、ゲートが前記第2の節点に、ソースが本書
    き込み電圧設定回路の出力に接続された第1のMOSF
    ETと、ドレインが本書き込み電圧設定回路の出力に、
    ゲートが前記第3の節点に、ソースが接地に接続された
    第2のMOSFETとから構成される第2の部分回路と
    から構成されてなることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 特許請求項1記載の半導体装置におい
    て、前記書き込み電圧設定回路は、昇圧回路と、前記昇
    圧回路の出力に一端が接続され、前記昇圧回路の出力電
    圧をクランプするクランプ素子と、ドレインが前記書き
    込み電圧供給端子に、ゲートが前記昇圧回路の出力に、
    ソースが本書き込み電圧設定回路の出力に接続された第
    1のMOSFETと、ドレインが本書き込み電圧設定回
    路の出力に、ゲートが一定電圧を供給するバイアス回路
    の出力に、ソースが接地に接続された第2のMOSFE
    Tとから構成されてなることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 特許請求項3記載の半導体装置におい
    て、クランプ素子が、P型半導体基板とN型拡散層とで
    構成されるダイオードにより構成されてなることを特徴
    とする半導体装置。
JP4196392A 1992-06-30 1992-06-30 半導体装置 Expired - Lifetime JP2822791B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196392A JP2822791B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 半導体装置
US08/084,022 US5392236A (en) 1992-06-30 1993-06-30 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4196392A JP2822791B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0620482A JPH0620482A (ja) 1994-01-28
JP2822791B2 true JP2822791B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=16357110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4196392A Expired - Lifetime JP2822791B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5392236A (ja)
JP (1) JP2822791B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9417264D0 (en) * 1994-08-26 1994-10-19 Inmos Ltd Memory device
JP2913379B2 (ja) * 1995-06-28 1999-06-28 日本プレシジョン・サーキッツ株式会社 不揮発性メモリの書込み回路
US6073204A (en) * 1997-04-23 2000-06-06 Micron Technology, Inc. Memory system having flexible architecture and method
US6021076A (en) 1998-07-16 2000-02-01 Rambus Inc Apparatus and method for thermal regulation in memory subsystems
JP3753898B2 (ja) * 1999-07-19 2006-03-08 富士通株式会社 半導体記憶装置の昇圧回路
JP3633864B2 (ja) * 2000-11-29 2005-03-30 Necマイクロシステム株式会社 不揮発性メモリの基準電圧発生回路
JP3510589B2 (ja) 2000-12-15 2004-03-29 Necエレクトロニクス株式会社 セルサーチ方法およびセルサーチ装置
JP4731794B2 (ja) * 2001-05-07 2011-07-27 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド メモリ効果を有するスイッチ素子及び該素子をスイッチングさせる方法
CN100403450C (zh) * 2001-05-07 2008-07-16 先进微装置公司 具有自组装聚合物薄膜的内存装置及其制造方法
US6873540B2 (en) * 2001-05-07 2005-03-29 Advanced Micro Devices, Inc. Molecular memory cell
DE60233486D1 (de) 2001-05-07 2009-10-08 Advanced Micro Devices Inc Floating-gate-speicherbaustein, der zusammengesetztes molekularmaterial verwendet
WO2002091496A2 (en) * 2001-05-07 2002-11-14 Advanced Micro Devices, Inc. Reversible field-programmable electric interconnects
US6781868B2 (en) * 2001-05-07 2004-08-24 Advanced Micro Devices, Inc. Molecular memory device
US6806526B2 (en) 2001-08-13 2004-10-19 Advanced Micro Devices, Inc. Memory device
US6858481B2 (en) 2001-08-13 2005-02-22 Advanced Micro Devices, Inc. Memory device with active and passive layers
US6768157B2 (en) 2001-08-13 2004-07-27 Advanced Micro Devices, Inc. Memory device
US6838720B2 (en) * 2001-08-13 2005-01-04 Advanced Micro Devices, Inc. Memory device with active passive layers
CN100419906C (zh) 2001-08-13 2008-09-17 先进微装置公司 存储器单元
KR100433407B1 (ko) * 2002-02-06 2004-05-31 삼성광주전자 주식회사 업라이트형 진공청소기
US7012276B2 (en) * 2002-09-17 2006-03-14 Advanced Micro Devices, Inc. Organic thin film Zener diodes
KR100515060B1 (ko) * 2003-08-13 2005-09-14 삼성전자주식회사 비트 라인의 프리차지 레벨을 일정하게 유지하는 불휘발성반도체 메모리 장치
JP5361182B2 (ja) * 2007-12-21 2013-12-04 株式会社東芝 半導体記憶装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155594A (ja) * 1982-03-12 1983-09-16 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
US4769787A (en) * 1985-07-26 1988-09-06 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device
JPH07118198B2 (ja) * 1988-04-13 1995-12-18 日本電気株式会社 半導体メモリ
JPH07105146B2 (ja) * 1988-07-29 1995-11-13 三菱電機株式会社 不揮発性記憶装置
JPH07105150B2 (ja) * 1988-09-29 1995-11-13 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置
KR940005695B1 (ko) * 1990-12-19 1994-06-22 삼성전자 주식회사 불휘발성 기억소자의 로우 디코더 회로

Also Published As

Publication number Publication date
US5392236A (en) 1995-02-21
JPH0620482A (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2822791B2 (ja) 半導体装置
US6041011A (en) Booster circuit and semiconductor memory device having the same
KR100790040B1 (ko) 온도 종속성이 보상된 전류를 가지는 비휘발성 메모리 셀및 그 데이터 판독 방법
US7742358B2 (en) Power supply circuit and semiconductor memory
KR100427739B1 (ko) 전원 회로 및 그 전원 회로를 구비한 반도체 기억 장치
JP3663039B2 (ja) 低い電源電圧での動作に適したメモリおよびそのためのセンスアンプ
JP4908064B2 (ja) 半導体集積回路装置
US4967399A (en) Erasable and programmable read-only memory system
US6370063B2 (en) Word line driver having a divided bias line in a non-volatile memory device and method for driving word lines
US7352618B2 (en) Multi-level cell memory device and associated read method
JP2002258955A (ja) 半導体装置
JP2001035177A (ja) 電圧発生回路
JP2001229687A (ja) 電圧レギュレータ回路および半導体メモリ装置
JPH1011987A (ja) 中間電圧発生回路及びこれを有する不揮発性半導体メモリ
JP6434344B2 (ja) 半導体装置
KR0167872B1 (ko) 반도체장치의 내부전원회로
US7714637B2 (en) Negative potential discharge circuit and method thereof
US5940322A (en) Constant voltage generating circuit with improved line voltage control
JPH0793022B2 (ja) 半導体メモリ集積回路
KR100591773B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리 장치 및 그것을 위한 전압 발생회로
JP3600461B2 (ja) 半導体回路
US6480427B2 (en) Negative-potential detecting circuit having an enhanced sensitivity of detecting negative potentials
JP4286085B2 (ja) 増幅器及びそれを用いた半導体記憶装置
JP3176016B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPS61104397A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees