JP2822534B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP2822534B2
JP2822534B2 JP2541790A JP2541790A JP2822534B2 JP 2822534 B2 JP2822534 B2 JP 2822534B2 JP 2541790 A JP2541790 A JP 2541790A JP 2541790 A JP2541790 A JP 2541790A JP 2822534 B2 JP2822534 B2 JP 2822534B2
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加藤  正
逸雄 馬場
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録媒体からデータを読みだしたり、
磁気記録媒体にデータを書き込んだりする磁気記録再生
装置に用いられる磁気ヘッドに関するものである。
従来の技術 第3図は従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。第3
図においては1はコ字型のコアで、コア1はフェライト
等の酸化物磁性材料によって構成されている。2はI型
のコアで、コア2はフェライト等の酸化物磁性材料によ
って構成されている。又コア2の媒体対向面となる側に
は両端にコア対向部2b,2cが残るように切欠部2aが設け
られている。コア2はコア1に磁気ギャップとなる非磁
性物を介して接合されている。3はコ字型のコアで、コ
ア3はフェライト等の酸化物磁性材料によって構成され
ている。コア3の媒体対向面となる側には再生トラック
幅と同じ幅のコア対向部3cが残るように切欠部3a,3bが
設けられている。コア3の媒体対向面となる側ではコア
対向部3cが切欠部2aに挿入されてコア1に磁気ギャップ
となる非磁性物を介して接合されており、媒体対向面と
なる側の反対側ではコア2に接合されいる。又コア対向
側2b,2cとコア対向部3cの間には非磁性物が介在してい
る(図示せず)。4はコア1に巻回された記録用の巻
線、5はコア3に巻回された再生用の巻線である。
以上の様に構成された磁気ヘッドについて以下記録及
び再生時の磁束の流れ方について第4図を用いて説明す
る。
まず記録時の磁束の流れについて説明する。巻線4に
電流が流されるとコア1から媒体対向面に飛び出した磁
束は磁気記録媒体の中を通過した後コア対向部2b,2c及
びコア対向部3cにそれぞれ流れこむ。この時コア対向部
2b,2cとコア対向部3cの間には非磁性物が介在している
けれども、磁気記録に支障はない。第4図に示すコア幅
wが磁気記録媒体にデータが記録する時のトラック幅と
なる。
次に再生時の磁束の剥れを説明する。磁気ギャップか
ら磁束が侵入すると、第4図に示す様に、磁束はコア1
からコア2及びコア3のそれぞれに流れるが、コア3に
巻線5が巻回されているので、コア3に流れこんだ磁
束、すなわち第4図に示す点線の磁束しか再生磁束にな
らない。すなわち第7図に示すコア対向面3cのコア幅L
が再生する時の磁気ギャップ幅となる。
発明が解決しようとする課題 この様な磁気ヘッドでは、再生磁束はコア1とコア3
の中を流れるが、コア1とコア3が構成する磁気回路は
磁気ヘッドの中の磁気回路のうちで最も長いために磁気
抵抗が大きい。そのために再生出力が小さくなり、再生
出力をデータに変換する信号系の回路をかなり高性能の
回路にしなければならないという問題点があった。
本発明は前記従来の問題点を解決しようとするもの
で、再生磁束の磁路をより短くして再生出力の大きくす
る事ができ、再生出力をデータに変換する信号系の回路
を簡略化する事のできる磁気ヘッドを提供する事を目的
としている。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、記録用の巻線が巻回され
た第1のコアのフロントギャップ対向面の両端部に第2
のコアを接合し、第1のコアと第2のコアの間に位置
し、第1のコアのフロントギャップ対向面の中央部に接
合し、再生用の巻線が巻回された第3のコアを備えた。
作用 この構成により、再生磁束の磁路を最も短くする事が
できる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例における磁気ヘッドを示す
斜視図である。第1図において6,7はL型のコアで、コ
ア6,7のフェライト等の酸化物磁性材料によって構成さ
れている。又コア7の媒体対向面側の端部にはコア対向
部7b,7cが残るように切欠部7aが設けられている。8は
I型のコアで、コア8の媒体対向面側は両側面に切欠を
設ける事によって再生時のトラック幅と同じトラック幅
のコア対向部8aが設けられている。コア8はコア7にコ
ア対向部8aを切欠部7aに挿入し、コア対向部7b,7cとコ
ア対向部8が接触しないような状態で接合ガラス9によ
って互いに接合されている。この時セラミックス板を庫
値お後部7a,7bとコア対後部8aの間に挿入してコア7と
コア8を固定し、ガラスでコア7とコア8を接合しても
良い。コア対向部7b,7cとコア対向部8aのそれぞれギャ
ップ対向面となる面は同一平面内にある。そしてコア対
向面7b,7c,8cにコア6を磁気ギャップとなる非磁性物を
介して突き合わせ接合ガラス10によって接合する。この
時接合ガラス9,10は双方ともコアを構成するフェライト
とほぼ同じ熱膨張係数を有している材料であるが、接合
ガラス9の材料は接合ガラス10の材料よりも作業温度が
30℃以上高くなっている。これはコア7,8を接合したも
のをコア6に接合する時に、コア7,8を接合している接
合ガラスが柔らかくなり、コア7とコア8の位置関係が
がずれるのを防止するためである。11はコア8にはめ込
まれたボビンで、ボビン11には再生用の巻線12が巻回さ
れている。13はコア6にはめ込まれたボビンで、ボビン
13には記録用の巻線14が巻回されている。15はコア6,7,
8のそれぞれの媒体対向面と反対側の端部に設けられた
バックコアである。
以上の様に構成された磁気ヘッドについて以下記録及
び再生時の磁束の流れ方について第2図を用いて説明す
る。
まず記録時の磁束の流れについて説明する。巻線14が
電流に流されるとコア6から媒体対向面に磁束が飛び出
し、その飛び出した磁束は磁気記録媒体の中を通過した
後コア対向面7b,7c及びコア対向部8aにそれぞれ流れこ
む。この時コア対向部7b,7cとコア対向部8aの間には非
磁性物が介在しているけれども、磁気記録には支障はな
い。すなわち第1図に示すコア幅Wが磁気記録媒体にデ
ータが記録する時のトラック幅となる。
次に再生時の磁束の流れを説明する。磁気ギャップか
ら磁束が侵入すると、第2図に示す様に、磁束はコア6
からコア7及びコア8のそれぞれに流れるが、コア7に
間線12が巻回されているので、コア8に流れこんだ磁
束、すなわち第2図に示す点線で示した磁束しか再生磁
束にならない。すなわち第1図に示すコア対向面8aのコ
ア幅Lが再生する時のギャップ幅となる。
以上の様に本実施例によれば再生磁束はコア8とコア
6に流れる様になるので、第3図に示す従来の磁気ヘッ
ドよりも再生磁束の磁路を短くする事ができるので、再
生出力を従来のものよりも大きくする事ができる。その
結果再生出力をデータに変換する信号系の回路を簡略化
する事ができる。又再生用のボビンをコア8にはめ込ん
だ事により、再生用のボビンのつばの部分が飛び出さな
いので、小型化にもなる。
なお本実施例においては各コア間の磁間の形成のため
にバックコア15を用いたが、コア6,7の代りにコ字型の
コア用いる事によりバックギャップの部分はそれぞれの
コア間で形成する事ができるので、バックコアを用いず
に磁路の形成ができる。
発明の効果 本発明は記録用の巻線が巻回された第1のコアのフロ
ントギャップ対向面の両端部に第2のコアを接合し、第
1のコアと第2のコアの間に位置し、第1のコアのフロ
ントギャップ対向面の中央部に接合し、再生用の巻線が
巻回された第3のコアを備えた事により、再生磁束の磁
路を最も短くする事ができるので、磁気抵抗を小さくす
る事ができ、再生出力を従来よりも大きくする事が出き
るので、再生出力をデータに変換する信号系の回路を簡
略化する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気ヘッドを示す斜
視図、第2図は磁束の流れを示す斜視図、第3図は従来
の磁気ヘッドを示す斜視図、第4図は従来の磁気ヘッド
の磁束の流れを示す図である。 6,7……コア 7a……切欠部 7b,7c……コア対向部 8……コア 8a……コア対向部 9,10……接合ガラス 11……ボビン 12……巻線 13……ボビン 14……巻線 15……バックコア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のコアと、前記第1のコアのフロント
    ギャップ対向面の両端部に非磁性物を介して接合された
    第2のコアと、前記第1のコアと前記第2のコアの間に
    位置し、前記第1のコアのフロントギャップ対向面の中
    央部に接合された第3のコアを備え、前記第1のコアに
    記録用の巻線を巻回し、前記第3のコアに再生用の巻線
    を巻回した事を特徴とする磁気ヘッド。
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JPH03230305A JPH03230305A (ja) 1991-10-14
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