JP2821915B2 - サイレントカーテン装置 - Google Patents

サイレントカーテン装置

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JP2821915B2
JP2821915B2 JP26295389A JP26295389A JP2821915B2 JP 2821915 B2 JP2821915 B2 JP 2821915B2 JP 26295389 A JP26295389 A JP 26295389A JP 26295389 A JP26295389 A JP 26295389A JP 2821915 B2 JP2821915 B2 JP 2821915B2
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JP
Japan
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curtain rail
curtain
plate
bracket
synthetic resin
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茂 谷中
栄治 伊東
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トーソー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカーテンの開閉によって発生する音が小さい
金属製のカーテン装置に関するものである。
[従来の技術] 病院、ホテル等においてはカーテンの開閉によって生
ずる音の小さなカーテン装置が要望されている。この要
望に応えるため、比較的軟らかなゴム製の車輪を備えた
サイレントランナーが使用されていた。
[発明が解決しようとする課題] サイレントライナーを使用すると、カーテンの開閉時
に発生する音は小さくなるが、硬度の低いゴム製車輪は
抵抗が大きいため、開閉操作が重くなるという問題があ
った。
又、サイレントランナーを使用しても、カーテンレー
ル自体から発生する音の中には防止することができない
振動特性の音もあった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、カーテンの開閉操作が軽
快であって、開閉によって生ずる音が小さいカーテン装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明が採用する手段は、
中間に合成樹脂フィルムを挟んだ内外二層の金属板から
なる複層金属板によってカーテンレール又はそれを支持
するブラケットもしくはその双方を形成したことにあ
る。
合成フィルムとして軟質の塩化ビニールフィルムを使
用することができる。複層金属板の内外層板材としてア
ルミ板、普通鋼板、ステンレス鋼板等を使用することが
可能である。複層金属板の厚さは従来の金属板と同一に
することが望ましいが、内層板材と外層板材の厚さは必
ずしも同一にする必要はない。
[作用] 本発明のカーテン装置を形成する複層金属板は、従来
の金属板とほぼ同一厚さであるが、内外層金属板材の間
に軟質な合成樹脂フィルムが存在するため、振動特性が
従来のものと異なり、カーテンレールの内部をランナー
が走行しても耳ざわりな音は発生しない。本発明のブラ
ケットは複層金属板から形成され、その複層金属板中の
軟質合成樹脂フィルムがカーテンレールを軟らかく把持
してカーテンレールの耳ざわりな振動音を制止する。本
発明の複層金属板からなるカーテンレールとブラケット
を組合せると、ランナー走行時の耳ざわりな騒音防止に
一層効果的である。
[実施例] 本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図に示すように、カーテンレール10
は2枚の厚さ0.25mmの鋼板が内層部材b及び外層aとな
り、その間に軟質塩化ビニールのフィルムcが挟まれて
形成された複層鋼板をプレス加工したものである。断面
において、上面両側にはブラケット20に取付けるための
耳14が形成され、下面中央にはランナー30の本体31が垂
下する開口15が設けられる。開口15を形成する下面の両
側縁は上向きに曲がり、その上内面はランナー30の車輪
32が走行する軌道16となる。
第1図及び第2図に示すように、ブラケット20はカー
テンレール10と同一複層鋼板製の本体21と、その本体に
カーテンレール10の長手方向に直交する方に振動自在に
取付けられた合成樹脂製のブロック22と、ブロック22の
間に介在してブロック22をカーテンレール側へ押圧する
ばね23を備える。
このブラケット20は、本体21が複層鋼板であることを
除くと、実開平1−66182号に開示されたものと同一で
あり、カーテンレール10を取付け時に仮止めすることが
可能である。
カーテンを開閉すると、ランナー30がカーテンレール
10内を走行する。従来の1枚の普通又はステンレス鋼板
もしくはアルミ板から形成されたカーテンレールの場
合、ランナー30の走行によって、カーテンレールが振動
して耳ざわりな騒音を発生するが、本発明のカーテンレ
ール10は中間に軟質合成樹脂のフィルムcを挟んだ鋼製
の外層板材aと内層板材bから形成されているため、内
部をランナー30が走行しても、振動特性が異なり、耳ざ
わりな騒音を発生することはない。その上、ブラケット
20も本体21が中間に軟質樹脂のフィルムcを挟んだ鋼製
の外層板材aと内層板材bから形成されているから、カ
ーテンレール10を柔軟に支持してカーテンレール10の振
動を抑制し、耳ざわりな騒音の発生を防止する。
実施例の複層鋼板は内層部材と外層部材の厚さが同一
の普通鋼板であるが、内層板材と外層板材の厚さは必ず
しも同一にする必要はなく、又、普通鋼板のかわりに、
ステンレス鋼板又はアルミ板を使用することも可能であ
る。内層板材と外層板材の間に挟む合成樹脂等のフィル
ムも塩化ビニールに限る必要はなく、ポリアミド樹脂フ
ィルム等も用いることができる。
カーテンレールの断面の形状も実施例のもにに限る必
要はなく、C型、I型等、どのような形状のものでもよ
い。
[発明の効果] 上記のとおり、本発明のカーテンレールは、中間に軟
質合成樹脂製フィルムを挟んだ複層金属板から形成され
ているから、振動特性が従来の1枚の金属板から形成さ
れたものとは異なり、耳ざわりな騒音を発生しないとい
う優れた効果を奏する。又、本発明のブラケットも中間
に軟質合成樹脂フィルムを挟んだ複層金属板から形成さ
れているから、従来の1枚の金属板からなるものよりも
カーテンレールの把持が柔軟であり、カーテンレールの
振動による騒音を抑制する効果を有する。さらに、本発
明のカーテンレールとブラケットを組合せたものは、カ
ーテン開閉時の騒音を一層効果的に防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の装置の一実施例のカーテン
レールの側面図、及び底面図、 第3図はカーテンレールの拡大斜視図である。 図において、符号10はカーテンレール、11は内層、12は
外層、13は合成樹脂フィルム、20はブラケット、22は本
体、aは外層板材、bは内層板材、cはフィルムをそれ
ぞれ示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールとそれを支持するブラケッ
    トからなり、前記カーテンレールは金属製の内層板材と
    外層板材の間に合成樹脂製フィルムを挟んでなる複層金
    属板から形成されたことを特徴としてなるサイレントカ
    ーテン装置。
  2. 【請求項2】カーテンレールとそれを支持するブラケッ
    トからなり、前記ブラケットの本体は金属製の内層板材
    と外層板材の間に合成樹脂製フィルムを挟んでなる複層
    金属板から形成されたことを特徴としてなるサイレント
    カーテン装置。
  3. 【請求項3】カーテンレールとそれを支持するブラケッ
    トからなり、前記カーテンレールと前記ブラケットの本
    体は共に金属製の内層板材と外層板材の間に合成樹脂製
    フィルムを挟んでなる複層金属板から形成されたことを
    特徴としてなるサイレントカーテン装置。
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JPH03126407A JPH03126407A (ja) 1991-05-29
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