JPH0742855U - 防音シャッター - Google Patents

防音シャッター

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Publication number
JPH0742855U
JPH0742855U JP7537493U JP7537493U JPH0742855U JP H0742855 U JPH0742855 U JP H0742855U JP 7537493 U JP7537493 U JP 7537493U JP 7537493 U JP7537493 U JP 7537493U JP H0742855 U JPH0742855 U JP H0742855U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
soundproof
slats
slat
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP7537493U
Other languages
English (en)
Inventor
曄 森田
Original Assignee
鈴木シャッター工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鈴木シャッター工業株式会社 filed Critical 鈴木シャッター工業株式会社
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Publication of JPH0742855U publication Critical patent/JPH0742855U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッター開閉時の騒音を防止するシャッタ
ーの提供。 【構成】 多数のスラットを連続して接続したシャッタ
ーSにおいて、スラット1の短手方向の両端部に略S字
形の噛合部2を形成し、一方、この噛合部2に前記スラ
ット1と異別の材質からなる防音材3を組み込んで接続
したことを特徴とする防音シャッター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、シャッターのスラットの昇降・下降時の騒音を低減する防音シャ ッターに係る。
【0002】
【従来の技術】
図5に示す従来例は、シャッターのスラット20が噛み合う箇所20aやガイ ドレール等にフエルト等の可撓材料で形成した防音材21を貼付し、それによっ て騒音の発生を抑える防音構造を施した事例である。すなわち、金属同士が直接 に当たらないようにして音の発生を防止しようとするものである。
【0003】 また、図示は省略するが前記と同様にスラットの表面全体にビニールの被膜を 形成してスラットの共振を抑制し、防音とともに外観上の美観をもたらすように したものもある。
【0004】 あるいは、図6に示す防音シャッターは、スラット30の背面凹部31にテー プ状防振材32を接着させてスラット30の質量を増加させ、振動を減衰させよ うとしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記第1の従来例は、スラットの噛合部やガイドレールに配設することになる ので作動時に常に擦れ合うためにある程度の耐用期間が過ぎるとその箇所が擦り 切れ又は剥離するなどにより目的を達することができなかった。
【0006】 また、ビニール被膜を施したスラットは、被膜の層が薄いためにスラットの制 振効果がなく防音できなかった。
【0007】 そこで、本願考案は、スラットの噛合部に非鉄金属製又は合成樹脂製の防音材 を配設してシャッター作動時に発生する音を低減する防音シャッターの提供を目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、多数のスラットを上下方向あるいは左右方向に接続して構成する シャッターにおいて、スラットの短手方向の両端部に略S字形の噛合部を形成し 、一方、この噛合部にアルミニウム等の非鉄金属又はポリプロピレン等の合成樹 脂を材料とする防音材を組み込んで接続することを特徴とした防音シャッターで ある。
【0009】
【作用】
前記の通り、本願考案は、スラットを接続する噛合部に非鉄金属又は合成樹脂 製防音材を配設してスラットを接続しており、金属製のスラット同士を接続しな いようにしている。その結果、防音材がアルミニウム合金の場合には、スラット の材質と減衰係数が異なるために防音材が摩擦音や衝撃音を吸収して騒音の発生 を低減する。
【0010】
【実施例】
図1は本願考案の一実施例を示す正面図、図2は同じく巻き取りシャフトに巻 回する状態を示す断面図、図3〜図4は本願考案の要部を示す断面図である。
【0011】 本願考案は、建物の窓や出入口などに使用される上下又は左右方向に走行する シャッターSであって、鉄等の合金で形成した金属製スラット1と、このスラッ ト1の上下に略S字形に屈成した噛合部2と、この噛合部2に係止してスラット 1を接続する防音材3とで構成し、巻き取り軸4にスラット1の一端を固定した シャッターSの防音構造を提供する。
【0012】 上記防音材3は、アルミニウム合金の成形加工によって形成し、その上下両端 部には、スラット1の噛合部2と係止する屈曲部3aを具備している。
【0013】 防音材3としては、鋳鉄が知られており、クランク軸などに使用されているが 、鋳鉄は鋼の6〜10倍程度の減衰能をもっており、それは主として黒鉛が粘性 変形を繰り返し、振動エネルギーを摩擦熱に変えて消散するためである。
【0014】 本願考案は、アルミニウム合金の持つ軽量かつ外観の美麗さと振動エネルギー を減衰する性質に注目して防音材として採用した。そして、本願考案は、アルミ ニウム合金製防音材3の表面に硬化処理を施して耐磨耗性と錆の発生を防ぎ、ま た、板厚は3〜10mmであり、発生した振動は防音材内で減衰され、金属音特 有の甲高い音を鈍い音に変える。
【0015】 一方、図4は、防音材10として、ポリプロピレンなどの合成樹脂を成形加工 して形成した事例を示し、外観形状は前記実施例と同様である。合成樹脂製防音 材10は、加工性も良く、また、アルミニウムよりもコストを低減できるだけで なく、優れた減衰特性を有しており、金属音を低減する。
【0016】
【考案の効果】
本願考案は、シャッター開閉時の音を低減するためにスラットとスラットのつ なぎ目にスラットと異なり、減衰特性に優れた材質の防音材を配設するだけで、 騒音を大幅に低減することができた。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の一実施例を示す正面図。
【図2】 同上巻き取り軸の近縁を示す断面図。
【図3】 同上要部を示す断面図。
【図4】 同上他の要部を示す断面図。
【図5】 従来例を示す説明図。
【図6】 他の従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1 スラット 2 噛合部 3 防音材 3a 屈曲部 4 巻き取り軸 10 防音材 S シャッター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスラットを連続して接続したシャ
    ッターにおいて、スラットの短手方向の両端部に略S字
    形の噛合部を形成し、一方、この噛合部に前記スラット
    と異別の材質からなる防音材を組み込んで接続したこと
    を特徴とする防音シャッター。
  2. 【請求項2】 前記防音材は、アルミニウム等の非鉄金
    属又はポリプロピレン等の合成樹脂の単一材料で形成し
    たことを特徴とする防音シャッター。
JP7537493U 1993-12-29 1993-12-29 防音シャッター Pending JPH0742855U (ja)

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JP7537493U JPH0742855U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 防音シャッター

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JP7537493U JPH0742855U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 防音シャッター

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JPH0742855U true JPH0742855U (ja) 1995-08-11

Family

ID=13574373

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JP (1) JPH0742855U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016217109A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 文化シヤッター株式会社 シャッター装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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