JP2504776Y2 - シャッタ用消音具 - Google Patents

シャッタ用消音具

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JP2504776Y2
JP2504776Y2 JP1989001594U JP159489U JP2504776Y2 JP 2504776 Y2 JP2504776 Y2 JP 2504776Y2 JP 1989001594 U JP1989001594 U JP 1989001594U JP 159489 U JP159489 U JP 159489U JP 2504776 Y2 JP2504776 Y2 JP 2504776Y2
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JP
Japan
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slat
silencer
shutter
curl
curtain
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JP1989001594U
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English (en)
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JPH0293496U (ja
Inventor
敏彦 有山
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Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、出入口の開口部、窓の開口部などに設置さ
れる軽量用のシャッタ、特に、金属スラットを連結して
カーテンを構成したシャッタにおける消音具に関するも
のである。
(従来の技術) この種のシャッタでは、スラットの両側に形成したカ
ール部分を互いに係合して各スラットを連結し、カーテ
ンを構成しているが、上記カーテンを巻取ドラムに巻込
んだり、巻き出したりする時、スラット同志の重なり合
った部分で、騒音が発生すると共に、カーテンがガイド
レールに沿って垂れ下った状態において、スラット間の
連結個所でガタ付きによって騒音が発生し、また、ガイ
ドレールとカーテンとの間で騒音を発生する。
(考案が解決しようとする課題) そこで、各スラットの両端に位置して、合成樹脂製の
消音具を取付けることがなされているが、その構造は複
雑であり、この消音具の取付けは工場において、各スラ
ットに対して、各スラット同志の連結の後で行なわれる
という事情があった。とくに、スラットを挟み付けるよ
うにして消音具をスラットに取付けるような構成では、
スラットとの間で確実な係合を達成させるために消音具
の一部を溶着させることが必要であり、複雑な構造にな
っているだけでなく、その取付けも面倒で現場での取付
が不可能であるという欠点があった。
そこで、本考案は、スラット間の金属当りを防ぐと共
に、上記スラットで構成されるカーテンがガイドレール
内で騒音を発生することなく、またスラット同志の連結
個所で騒音を発生しないように工夫すると共に、この消
音のための処置が、既存のスラットカーテン式のシャッ
タにおいても、また、新しいシャッタにおいても、取付
け現場において各スラットに簡単に装着できるようにし
たシャッタ用消音具を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するための手段を実施例に対応する
図面を参照して説明するに、本考案の消音具(1)で
は、裏面にスラットの背面に接着される接着面を有する
合成樹脂ブロック状の消音片(3)を具備し、該消音片
(3)の上記スラットのカール部分と対面する外壁部分
には、上記スラットのカール部分と係合する、隣接する
他のスラットのカール部分を押圧してカール部分の連結
個所のゆるみを抑えるダンパ部(3b)が、上記外壁部分
の一側から他側にかけて間隔(3a)を介して略L形に一
体に突出形成されていることを特徴としている。
(作用) 上記の消音具(1)は、シャッタのスラットカーテン
を構成するスラットの適宜のものの背面の両端に、その
ダンパ部がスラットの外側のカール部分を押圧する位置
に接着して使用する。
したがって、カーテンを巻取ドラムに巻込んだり、巻
き出したりする時、各スラット間では、上記消音具
(1)でスラット同志が直接、接触することがなくな
り、これによって騒音の発生が防止される。また、カー
テンがガイドレール内に垂下されても、上記消音具
(1)がスラットとガイドレールの間において、位置さ
れ、騒音の発生を抑え、また、スラット同志の連結個所
では、カール部のゆるみをダンパ部(3b)で抑えるた
め、そこでのガタ付きによる騒音も防止できる。しか
も、上記消音具(1)はスラットに対して接着されるだ
けの簡単な取付け構造なので、既存のスラットカーテン
にも適用でき、また、新しいスラットカーテンの場合で
も、その取付けが簡単で、取付け現場において、消音機
能を追加するために採用できる。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
本考案の1実施例に係る消音具1を適用するスラット
カーテンを形成する各スラット2は、上側縁に大径のカ
ーブ部分2aを、また、下側縁に小径のカール部分2bを具
備しており、これらを隣合うスラット2の各カール部分
2bおよび2aに係合して互いに連結されているのである。
なお、このような連結には、各カール部分2aおよび2bの
押し通し係合が行なわれるので、上記カール部分2aおよ
び2bの弾性的な撓みが必要であり、また、連結後には、
若干のゆるみが残っている。
一方、上記スラット2の背面の両側部には、左右一対
の対称形の消音具1が接着され、各消音具1は、中抜き
の合成樹脂ブロック状の消音片3を本体としている。こ
の消音片3の裏面には予め、両面接着テープが、その一
方の接着剤層4を接着した状態で取付けてあり、この状
態で、取付け現場などで、両面接着テープの他面にある
剥離紙5を剥離し、上記スラット2の面に接着すればよ
い。尚、接着剤層4は、現場においてチューブ等から接
着剤を出して、消音片3の裏面若しくはスラット2の背
面に粘り付け接着させるようにしてもさしつかえない。
この場合、上記消音片3の外壁部分の下面には、間隔
3aを介してL状にダンパ部3bが一体に突出形成してあ
り、このダンパ部3bが、上記消音片3をスラット2に接
着した時、隣接のスラットの大径のカール部分2aを外側
から押圧して、カール部分2aおよび2bのゆるみを抑える
ように働いている。また消音片3の肉厚内の中間部に
は、外側方向に開口する中空部3cが形成され、この中空
部3cの表面側の開口縁部はアール状に外方に突出する突
出部3bとなっている。
このような構成では、上記スラットカーテン1は、巻
取ドラム(図示せず)に巻取られる時、あるいはそこか
ら巻き出される時、スラット同志が上記消音具1を介し
て互いに隔離されているために、騒音を発生しない。ま
た、スラットカーテンがガイドレール(図示せず)に沿
って垂下げられた時、上記消音具1の突出部3bがガイド
レール内壁に当り、スラット2のガタ付きを除き、風圧
などでカーテンが押される時の騒音の発生を防止する。
更に、この状態でのスラット相互の連結個所ではカール
部分のゆるみが、消音片3のダンパ部3bで抑えられるか
ら、ここでの騒音も防止される。
尚、消音具1は、スラットカーテンを構成するスラッ
トの全てに取り付ける必要はなく、現場において適宜選
択出来る。
(考案の効果) 本考案は以上詳述したようになり、極めて簡単な構成
であって、取付け現場で、カーテンを構成する各スラッ
トに対して接着して取付けができ、それでいて、充分な
シャッタの消音効果をあげられるという実用上の効果を
奏し得る。とくに、概説のシャッタにおいても、一般利
用者が簡単に上記消音具を用いて、消音構造にシャッタ
を改造できるという効果がある。
また、本考案の消音具では、消音片3の外壁部分の一
側から他側にかけて間隔3aを介して略L形にダンパ部3b
を一体に突出形成したので、スラットのカール部分に対
する弾性的押圧効果が高く、一層有効にスラットのカー
ル部分から発生する騒音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る消音具を取り付けたシ
ャッタのスラットカーテンを示す正面図、第2図は同側
面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は同消音具の
正面図、第5図は同消音具の底面図、第6図は第4図の
VI-VI線の断面図である。 1……消音具、2……スラット、2a……カール部分、2b
……カール部分、3……消音片、3a……間隔、3b……ダ
ンパ部、4……接着剤層、5……剥離紙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スラットの両側に形成したカール部分を互
    いに係合して各スラットを連結しカーテンを構成するシ
    ャッタのシャッタ用消音具において、裏面に上記スラッ
    トの背面に接着される接着面を有する合成樹脂ブロック
    状の消音片を具備し、該消音片の上記スラットのカール
    部分と対面する外壁部分には、上記スラットのカール部
    分と係合する、隣接する他のスラットのカール部分を押
    圧してカール部分の連結個所のゆるみを抑えるダンパ部
    (3b)が、上記外壁部分の一側から他側にかけて間隔
    (3a)を介して略L形に一体に突出形成されていること
    を特徴とするシャッタ用消音具。
JP1989001594U 1989-01-12 1989-01-12 シャッタ用消音具 Expired - Lifetime JP2504776Y2 (ja)

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JPH0293496U JPH0293496U (ja) 1990-07-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5851355U (ja) * 1981-09-30 1983-04-07 富士通株式会社 翻訳処理装置

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