JP2820979B2 - 幼児用拘束保護シート - Google Patents

幼児用拘束保護シート

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車両のシートに載置されかつそ
の車両シートに付設されているシートベルトによって車
両シートに固定される幼児用拘束保護シートに関するも
のである。
[従来の技術] 例えば自動車等の車両においては、運転中幼児の着座
姿勢を保持させると共に、加減速時の衝撃から幼児を保
護するために、従来から幼児用拘束保護シートが使用さ
れている。
第4図に一般的な幼児用拘束保護シートの一例を示
す。第4図から明らかなように、幼児用拘束保護シート
1は幼児がすわるシート本体2とこのシート本体2をリ
クライニング可能に支持するベース3とから構成されて
いる。
シート本体2には、幼児を拘束するための幼児用シー
トベルト4とこの幼児用シートベルト4の先端に取り付
けられた胸当てパッド5とが設けられている。
また、胸当てパッド5の先端にはタング6が設けられ
ていると共に、シート本体2には、このタング6を係脱
自在に保持可能なバックル7が設けられている。すなわ
ちバックル7の孔7a内にタング6を挿し込むことによ
り、タング6がバックル7に係止され、解除ボタン8を
押すことにより、タング6とバックル7との係止が解除
されるようになっている。タング6がバックル7に係止
された状態では、幼児は幼児用シートベルト4及び胸当
てパッド5によって拘束されるようになる。
このような構成をした幼児用拘束保護シート1は、そ
のベース3が車両のシート9上に載置され、その車両シ
ート9に付設されたシートベルト10をシート本体2に穿
設された取付孔11または取付孔12に挿通した後緊締する
ことにより、車両シート9に固定されるようになってい
る。
ところで、幼児用拘束保護シート1は、幼児を拘束し
たとき、幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5が幼
児にぴったりフィットすることが望ましい。
しかし、幼児には大きな体型から小さな体型まで種々
の体型の幼児がいる。また、幼児は成長が速く、その体
型が短期間の内に大きく変化する場合が多い。そこで、
このような幼児の種々の体型及び体型の急速な変化に対
しても、幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5を幼
児に確実にフィットさせるようにすることが考えられて
いる。
従来の幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5の位
置調節の方法は、前後方向に設けられた数個の溝にバッ
クル7を係合させることにより、タング6とバックル7
との位置を前後方向に数段階に調節させる方法を採って
おり、この技術及びこれに類似する技術は実開昭62−52
530号公報、実開昭64−1557号公報及び特開昭62−11633
7号公報等に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように数段階に位置調整を行うよ
うにしたのでは、幼児の体型と段階的な調整位置との関
係から、幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5を幼
児の体型によっては十分なフィット感が得られない場合
がある。幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5が幼
児にフィットして装着されないと、幼児に不快感を与え
てしまい、幼児はリラックスすることができなくなると
いう問題がある。
また、従来の位置調整方法では、ロック及びロック解
除操作と位置調整操作とが独立して行われている場合が
多いので、調整操作が煩わしいものとなっているという
問題もある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、胸当てパッドの係止手段の前後位置
をほぼ無段階に調整可能にして、幼児用シートベルト及
び胸当てパッドを幼児により一層確実にフィットさせる
ようにしながら、しかも係止手段を調整位置に堅固に保
持することのできる幼児用拘束保護シートを提供するこ
とである。
また、本発明の他の目的は、操作性を向上することの
できる幼児用拘束保護シートを提供することである。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために、本発明の幼児用拘束保
護シートは、シート本体と、このシート本体に設けられ
た幼児用シートベルトと、この幼児用シートベルトの先
端に取り付けられた胸当てパッドと、前記幼児用シート
ベルト装着時にこの胸当てパッドを前記シート本体に係
止する係止手段とを備えている幼児用拘束保護シートに
おいて、前記係止手段が、前記胸当てパッドに設けられ
た被係止部材と、前記シート本体に設けられ、この被係
止部材が係脱可能に係止される係止部材とを備え、前記
係止部材はねじ手段によって前後方向に移動可能に前記
シート本体に設けられて、その前後位置がほぼ無段階に
調節可能にされているとともに、前記胸当てパッドを所
定位置に保持するように前記ねじ手段の回動をロックす
るロック手段が設けられており、更に、前記ねじ手段を
作動させる操作ハンドルが、通常時に保持される非操作
位置と前記ねじ手段を作動させるとき位置せしめられる
操作位置との間で移動可能に設けられており、前記ロッ
ク手段は前記操作ハンドルと前記シート本体とから、前
記操作ハンドルが前記非操作位置に保持されたとき、前
記操作ハンドルと前記シート本体とが互いに協働して前
記ねじ手段の作動をロックするように構成されているこ
とを特徴としている。
[作用] このように構成された本発明に係る幼児用拘束保護シ
ートにおいては、シート本体に設けられた係止部材がね
じ手段によって前後方向に移動可能となり、これによっ
て、胸当てパッドに設けられた被係止部材と係止部材と
の係止位置が、シート本体に対して前後方向に連続的に
変化可能となる。すなわち、係止位置が、シート本体に
対して前後方向に無段階に変化可能となる。その結果、
幼児用シートベルト及び胸当てパッドの前後方向位置が
無段階に調整可能となる。しかも、このように係止部材
の前後方向位置が調整可能とされても、係止部材の前後
方向位置調整にねじ手段が用いられていることから、車
両の大減速度の発生時に幼児の慣性力によって係止部材
に前方への大きな力が加えられても、従来のような溝を
設けることなく、係止部材の前方移動が阻止され、係止
部材の調整された前後方向位置が堅固に保持されるよう
になる。その結果、幼児用拘束保護シートの拘束保護機
能が確実にかつ十分に発揮されるようになる。更に、ロ
ック手段によりねじ手段の回動がロックされるので、係
止部材の前後方向位置、すなわち幼児用シートベルト及
び胸当てパッドのフィット位置が更に一層堅固に保持さ
れるようになる。
したがって、本発明の幼児用拘束保護シートでは、幼
児用シートベルト及び胸当てパッドがどのような体型の
幼児にも確実にフィットされるばかりでなく、車両の大
減速度の発生時には幼児が確実に拘束保護される。
また、ロック手段によりねじ手段がロックされるよう
になることから、ロック手段はねじの回転をロックする
だけでよく、前述のような大きな力を受け止める必要が
ないので、簡単な構造となる。
更に、前記ねじ手段を作動する操作ハンドルが前記シ
ート本体と協働してロック手段を形成するようにしてい
るので、ロック及びロック解除操作とねじ手段を作動す
る操作とが一連の操作で行れるようになる。したがっ
て、位置調整操作が簡単となり、操作性が向上するよう
になる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る幼児用拘束保護シートの一実施
例に使用されるバックル及び位置調整装置の縦断面図、
第2図はその平面図、第3図はその正面図である。な
お、本発明の幼児用拘束保護シートの、前述の第4図に
示した幼児用拘束保護シート1と同じ構成要素には同じ
符号を付すことにより、その説明は省略し、異なる構成
要素についてのみ詳細に説明する。
第1図〜第3図に示すように、バックル及び位置調整
装置13はベースユニット14を備えており、エジェクタ15
がベースユニット14に上下方向に移動自在に設けられて
いる。このエジェクタ15はスプリング16によって常時上
方に付勢されていて、通常時はその上限位置に保持され
ている。このベースユニット14の上方にはラッチ17aを
有するラッチ部材17が回動自在に設けられている。この
ラッチ部材17はラッチスプリング18によって常時反時計
方向に付勢されていて、ラッチ17がエジェクタ15の側面
に当接されている。
またベースユニット14には、レバー19が揺動自在に配
設されており、このレバー19に前述のラッチスプリング
18が設けられている。レバー19の前面側には前方に突出
する突出部19aが形成されており、またレバー19の後面
側には円弧状の突起19bが形成されている。更にこのレ
バー19の前方には、解除釦20が上下方向に移動自在に設
けられており、この解除釦20はスプリング21によって常
時上方に付勢されて上限位置に保持されている。そし
て、図示しないが解除釦20の後面側に形成されたカム溝
に、レバー19の突出部19aが嵌合されていて、解除釦20
を下方に押していくと、突出部19aは解除釦20のカムに
よって徐々に後方に押圧され、レバー19は反時計方向に
回動されるようになっている。レバー19が反時計方向に
回動されると、円弧状突起19bがラッチ部材17を時計方
向に回動させるようになっている。
ベースユニット14の上端にはアッパーカバー22が配設
されており、このアッパーカバー22に形成された貫通孔
23に前述の解除釦20が上下方向に摺動自在に嵌挿されて
いる。またアッパーカバー22には、前述のエジェクタ15
の真上に位置してタング6の挿入孔24が形成されてい
る。
このように、各部材を取り付けたベースユニット14
は、位置調整装置本体25内に収容されている。この本体
25は、シート本体2に固定される取付ブラケット26と、
この取付ブラケット26に取り付けられたアジャストカバ
ー27とからなっている。本体25の下部及びベースユニッ
ト14の下部をそれぞれ貫通して、雄ねじ28bを有するね
じ杆28が配設されており、このねじ杆28は取付ブラケッ
ト26に一対の軸受29,30により回転自在に支持されてい
る。このねじ杆28は後端に形成したフランジ部28aによ
ってその前方への移動が阻止されると共に、Cリング31
によって後方への移動が阻止されている。すなわち、ね
じ杆28は軸方向の移動は阻止され、回転のみ可能となっ
ている。
雄ねじ28bには、ベースユニット14に固定された雌ね
じ部材32が螺合されており、ねじ杆28が回動すると、雄
ねじ32が前後動するようになる。したがって、ねじ杆28
が回動することにより、ベースユニット14及びこのベー
スユニット14に取り付けられた各部材は、ともにアジャ
ストカバー27上端に形成された開口27aの領域内、すな
わち最後退位置である実線位置と最前方位置である二点
鎖線位置との間で前後動可能となっている。アジャスト
カバー27の開口27aは、ベースユニット14が最後退位置
に位置しても、アッパーカバー22で覆われて外からは見
えないようにして、外観を良好にしている。
ねじ杆28の前端には連結部材33が固定されており、こ
の連結部材33に操作ハンドル34が前後回動可能に取り付
けられている。これらの連結部材33と操作ハンドル34と
の間には、例えば一方に配設されたスプリングで付勢さ
れた小球と他方に配設され、この小球が係合する凹部と
からなる係止手段35が設けられており、通常時この係止
手段35によって操作ハンドル34が図中実線で示す非操作
位置に保持されるようになっている。また操作ハンドル
34は、回動することによりねじ杆28と同軸上の二点鎖線
で示す操作位置にすることができるようになっている。
そして、連結部材33と操作ハンドル34とを囲うように
して円筒状のハンドルカバー36が連結部材33が取付ブラ
ケット26に一体に取り付けられている。その場合、第3
図に示すようにアジャストカバー37には断面円形状の孔
27bとこの孔27bに連続して形成された矩形状の孔27cと
が形成されており、孔27bにはハンドルカバー36が嵌入
するようになると共に、孔27cに非操作位置での操作ハ
ンドル34の先端部34aが嵌入されるようになっている。
そして、操作ハンドル34が非操作位置にあるときは、ア
ジャストカバー37、ハンドルカバー36及び操作ハンドル
34は外形がほぼ連続した曲線を係止するようにされてい
て、外観を良好なものとしている。
更に操作ハンドル34が非操作位置にあるときは、この
操作ハンドル34の先端部34aが孔27cの両側端を形成する
アジャストカバー27の部分27d,27eの間に挟まれるよう
になる。したがって、この状態では、ねじ杆28を回動さ
せることはできないようになる。すなわち、操作ハンド
ル34の先端部34aとアジャストカバー27の部分27d,27eと
は、互いに協働してねじ杆28の回転を阻止するロック手
段37を構成している。
次にこのように構成された本発明の幼児用拘束保護シ
ートの作用について説明する。
幼児用拘束保護シート1を従来と同様に自動車等の車
両のシート9に載置し、そのシート9に付設されている
シートベルト10をシート本体2の取付孔11に挿通しかつ
緊締することにより、保持、固定する。次に、幼児をシ
ート本体2に着座させ、幼児用シートベルト4を幼児の
両肩の上に配置すると共に胸当てパッド5を幼児の胸か
ら腹にかけて当てがい、胸当てパッド5の下のタング6
をバックル及び位置調整装置13の挿入孔24に挿入する。
そして、更にエジェクタ15を下動させながらタング6を
所定量押し込んで、タング6の係止孔6aにラッチ部材17
のラッチ17aを嵌入させることにより、タング6をバッ
クル7に係止する。
その場合、幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5
が幼児に上下方向にぴったりフィットしない場合には、
幼児用シートベルト4が貫通するシート本体2の孔2aを
変えて上下方向の調整をする。また、幼児用シートベル
ト4及び胸当てパッド5が幼児に前後方向にぴったりフ
ィットしない場合には、操作ハンドル34を前方に回動ね
じ杆28とほぼ同軸となるまで前方に回動する。そして、
この状態で操作ハンドル34を左右いずれか一方に回すこ
とにより、ねじ杆28を回動させ、ベースユニット14を前
後方向に連続的に移動させる。これにより、タング6と
バックルとの係止位置も前後方向に連続的に移動する。
幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5が幼児にぴっ
たりフィットするようになったとき、操作ハンドル34の
回動操作を停止して、タング6とバックルとの係止位置
をその位置に停止させる。このとき、操作ハンドル34が
非操作位置へ回動させたとき第3図に示す孔27c内に嵌
入できない位置にある場合には、操作ハンドル34が孔27
c内に嵌入できる位置まで、左右いずれか一方に回動す
る。この操作ハンドル34の回動により、ベースユニット
14も前後方向に移動する。しかしながら、操作ハンドル
34を孔27c内に嵌入できる位置に回動させるためには最
大限半回転すればよいから、ベースユニット14は最大限
ねじ杆28の半ピッチ分だけ前後動するだけであるので、
ベースユニット14の前後移動量は少ない。したがって、
幼児用シートベルト4及び胸当てパッド5のフィット性
がほとんど影響されない。この状態で、操作ハンドル34
を非操作位置に回動し、係止手段35により操作ハンドル
34を非操作位置に保持させる。操作ハンドル34が非操作
位置に保持された状態では、操作ハンドル34の先端部34
aは孔27c内に嵌入していて、アジャストカバー27の部分
27d,27eにより、操作ハンドル34の回転が阻止されるよ
うになる。したがって、ねじ杆28も回動が阻止されるの
で、ベースユニット14は前後動ができないようになる。
これにより、タング6とバックルとの係止位置がフィッ
トした位置に保持されることになり、位置調整が終了す
る。
こうして、幼児はぴったりフィットした状態で拘束さ
れるようになる。
拘束を解除するために解除釦20を下方に押すと、レバ
ー19が反時計方向に回動すると共にラッチ部材17が時計
方向に回動し、ラッチ17aとタング6との係止が解除さ
れる。したがって、タング6をバックルの挿入孔24から
上方へ引き出すことにより、幼児の拘束が解除される。
このように構成されたこの実施例においては、タング
6とバックルとの係止位置がねじ杆28によって連続的に
移動するようになり、この係止位置を幼児の体型に応じ
て連続的に調整できるようになる。その場合、操作ハン
ドル34を非操作位置にロックするにあたって、この係止
位置が最大限ねじ杆28の半ピッチ分だけ移動する場合が
生じるが、幼児湯尾シートベルト及び胸当てパッドのフ
ィット性が影響されるほどではない。したがって、位置
調整は実質的に無段階に行われるようになる。
しかも、バックル13の前後方向位置が調整可能とされ
ても、バックル13の前後方向位置調整にねじ杆28が用い
られていることから、車両の大減速度の発生時に幼児の
慣性力によってバックル13に前方への大きな力が加えら
れても、バックルの前方移動が阻止され、バックル13の
調整された位置が堅固に保持されるようになる。その結
果、幼児用拘束保護シートの拘束保護機能が確実にかつ
十分に発揮されるようになる。
また、ロック操作及び位置調整操作は、操作ハンドル
34の操作位置への回動、ねじ杆28の回動及び操作ハンド
ル34の非操作位置への回動と一連の操作を行うだけであ
るので、片手でも調整操作が簡単にできるようになる。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、種々の設計変更が可能である。
例えば前述の実施例では、操作ハンドル34を連結部材
33に対して非操作位置と操作位置との間で回動するもの
としているが、操作ハンドル34は連結部材33に対して軸
方向に相対摺動するようにすることもできる。その場合
には、操作ハンドル34を、ハンドルカバー36内にほぼ収
容される非操作位置とハンドルカバー36内から引き出さ
れる操作位置との間で移動できるようにすればよい。し
かも、スプリング等の適当な付勢手段により、操作ハン
ドル34を非操作位置の方へ常時付勢するようにすれば、
より一層便利なものとすることができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の幼児用拘束
保護シートによれば、幼児用シートベルト及び胸当てパ
ッドの前後方向位置をねじ手段により、無段階に調整可
能とするとともに、ロック手段によりねじ手段の回動を
ロックしているので、幼児用シートベルト及び胸当てパ
ッドをどのような体型の幼児にも確実にフィットさせる
ことができるばかりでなく、車両の大減速度の発生時に
係止手段に大きな力が加えられても幼児を確実に拘束保
護することができる。
また、ロック手段によりねじ手段をロックすることか
ら、ロック手段がねじの回転をロックするだけでよく、
しかも前述のような大きな力を受け止める必要がないの
で、ロック手段を簡単な構造にすることができる。
更に、前記ねじ手段を作動する操作ハンドルが前記シ
ート本体と協働してロック手段を形成するようにしてい
るので、ロック及びロック解除操作とねじ手段を作動す
る操作とが一連の操作で行うことができる。したがっ
て、位置調整操作が簡単となり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る幼児用拘束保護シートの一実施例
に使用されるバックル及び位置調整装置の縦断面図、第
2図はその平面図、第3図はその正面図、第4図は従来
の一般的な幼児用拘束保護シートの車両シートへの取付
状態の一例を示す斜視図である。 1……幼児用拘束保護シート、2……シート本体、4…
…幼児用シートベルト、5……胸当てパッド、6……タ
ング(被係止部材)、13……バックル及び位置調整装
置、14……ベースユニット、28……ねじ杆、34……操作
ハンドル、37……ロック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−1557(JP,U) 実開 平1−119555(JP,U) 実公 昭48−39265(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 22/10 B60N 2/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート本体と、このシート本体に設けられ
    た幼児用シートベルトと、この幼児用シートベルトの先
    端に取り付けられた胸当てパッドと、前記幼児用シート
    ベルト装着時にこの胸当てパッドを前記シート本体に係
    止する係止手段とを備えている幼児用拘束保護シートに
    おいて、 前記係止手段は、前記胸当てパッドに設けられた被係止
    部材と、前記シート本体に設けられ、この被係止部材が
    係脱可能に係止される係止部材とを備え、前記係止部材
    はねじ手段によって前後方向に移動可能に前記シート本
    体に設けられて、その前後位置がほぼ無段階に調節可能
    にされているとともに、前記胸当てパッドを所定位置に
    保持するように前記ねじ手段の回動をロックするロック
    手段が設けられており、 更に、前記ねじ手段を作動させる操作ハンドルが、通常
    時に保持される非操作位置と前記ねじ手段を作動させる
    とき位置せしめられる操作位置との間で移動可能に設け
    られており、 前記ロック手段は前記操作ハンドルと前記シート本体と
    から、前記操作ハンドルが前記非操作位置に保持された
    とき、前記操作ハンドルと前記シート本体とが互いに協
    働して前記ねじ手段の作動をロックするように構成され
    ていることを特徴とする幼児用拘束保護シート。
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