JP2820477B2 - 記録装置および再生装置 - Google Patents

記録装置および再生装置

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JP2820477B2
JP2820477B2 JP2001770A JP177090A JP2820477B2 JP 2820477 B2 JP2820477 B2 JP 2820477B2 JP 2001770 A JP2001770 A JP 2001770A JP 177090 A JP177090 A JP 177090A JP 2820477 B2 JP2820477 B2 JP 2820477B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年ディジタルVTRや高品位VTRなどの高密度記録に対
する要求が一段と高まっており、狭トラックピッチの記
録が求められてきている。更に、最近信頼性に対する要
求も一段と強くなり、編集時の信頼性の確保の重要性が
増加してきた。一方、従来の放送用VTRではインサート
やアセンブル編集を行うため、記録密度を犠牲にしなが
ら、全てのヘリカルトラック(以後単にトラックと称
す)のトラック間にガードを設けていた。
発明が解決しようとする課題 良く知られている通り、VTRは装置によってトラック
の直線性に多少の差があり、さらに環境の変化によりテ
ープが伸び縮みしたり、サーボのトラッキングがずれた
りする。従って、編集を考える場合これらのことを十分
考慮しなければならない。ここで、アジマス記録でトラ
ック間にガードなしのテープパターンを考える。トラッ
クピッチWpと等しいヘッド幅の記録ヘッドを使用して、
トラッキングずれの状態でインサート編集したとき、第
16図の如くとなる。なお、同図でテープは右から左に走
行している、又、同図[A],[B]はそれぞれ、イン
サートされたテープパターン(以後単にインサートパタ
ーンと称す。)が元のテープパターン(以後単にオリジ
ナルパターンと称す。)に対し、それぞれ遅れ側(同図
右側),進み側(同図左側)にWeだけずれたときであ
る。同PBa,PBbはそれぞれaアジマスの幅広再生ヘッド
とbアジマスの幅広再生ヘッドとでそれぞれのトラック
を、オリジナルパターンの記録時のトラッキング状態
で、トレースする位置を示している(以後、特に断らな
い限りテープパターン図は同様の形で示す。)。同図よ
り明らかなように、インサートパターンが遅れ側にWeだ
けずれたとき(同図[A])、イン点直前にインサート
パターンの先頭トラックと同一アジマスのオリジナルパ
ターンの消し残り(以後単に同一アジマス消し残りと称
す。)がWe相当分だけ発生し、再生時に再生ヘッドPBa
に妨害として混入する(この現象を以後単に同一アジマ
ス妨害を称す)。更にこのとき、アウト点ではオリジナ
ルパターンのトラック幅が同じくWe相当分だけ削られて
いる。また、インサートパターンが進み側にずれたとき
(同図[B])、イン点の直前のオリジナルパターンの
トラック幅が同じくWe相当分削られ、アウト点にはWe相
当分の同一アジマス消し残り妨害が発生する。
このように従来、ガードの無いテープパターンで編集
を行った場合、同一アジマス消し残り妨害とトラック幅
の減少が発生する。特に同一アジマス消し残り妨害は、
ディジタルVTRの場合でトラック幅の減少の1.5〜3倍、
アナログVTRの場合は数十倍の再生信号劣化(以後この
比率を同一アジマス妨害係数と称す。)に相当し、大き
な問題になるという課題があった。また、従来の放送用
VTRのようにガードをつけた場合、編集点以外も含めた
全トラックのトラック幅がトラックピッチより大きく減
少したテープフォーマットとなっていた。このような同
一アジマス消し残り妨害やトラック幅の減少はハイビジ
ョンVTRやディジタルVTRのように高密度記録を必要とす
るVTRの狭トラック記録に対し大きな課題である。
そこで本発明は編集点付近以外のトラック幅を減少さ
せることなく、同一アジマス消し残り妨害を軽減もしく
は防止しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を解決するために本発明の記録装置は、新た
に記録する信号の記録媒体上での配置を決定するトラッ
ク配置決定手段と、このトラック配置決定手段の決定結
果に基づいてトラックを記録するにあたって、新トラッ
クの記録終了後における新トラックと既記録トラックと
の隣接位置を予測して同一アジマス消し残り防止のため
に付加すべきガード位置を決定するガード位置決定手段
と、このガード位置決定手段の結果に基づきガードを付
加するガード付加手段とを備え、ガードを選択的に付加
する構成としたものである。
作用 上記の構成によれば、トラック配置決定手段により決
定された新たに記録する信号の記録媒体上での配置か
ら、ガード位置決定手段により新トラックと既記録トラ
ックとの隣接位置を予測して同一アジマス消し残り防止
のために付加すべきガード位置を決定した上で、ガード
付加手段によりガードを選択的に付加しており、編集時
のトラッキングずれにより発生する同一アジマスの消し
残り妨害がガードにより軽減されると共に、新トラック
が既記録旧トラックと隣接した新トラック叉は新ペアト
ラックの前後以外にはガードを設けないことが可能とな
り、通常の記録部ではトラック幅の減少が発生しないよ
うにできる。
実施例 以下本発明の実施例について説明するが、以下の実施
例の説明は、特に断らない限り、180度テープ巻き付け
でaアジマス,bアジマスの二種類のアジマスの記録ヘッ
ド,再生ヘッドを備えたディジタルVTRにおいて、説明
する。
以下本発明の第1の実施例について、第1図,第2図
及び第3図を参照しながら説明する。本実施例は、同一
編集点近傍で1回の編集しか行なわない場合において、
編集点付近以外のトラック幅を減少させることなく、同
一アジマス消し残り妨害を軽減せんとするものである。
第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、第2図は本実施例のテープパターン構成図
であり、同図[A]はインサートパターンが同図右側に
Weだけずれたときであり、同図[B]はインサートパタ
ーンが同図左側に同じくWeだけずれたときである。(以
後テープパターン図[A],[B]はこの形で表示す
る。)叉、第3図[A]はヘッド取り付け角度の関係を
示し、同図[B]はヘッド取り付け高さの関係と編集点
での記録過程とを示しており、実際のテープ幅及びヘッ
ド・テープ接触期間は180度分のみである。(以後ヘッ
ド取り付け角度関係図及びヘッド取り付け高さ関係図
[A],[B]はこの形で表示する。)本実施例は第1
図の如き構成であり、入力信号であるビデオ信号を信号
処理手段1でシャフリングやエラー訂正用パリティ付
加、同期信号付加、変調を行ない、記録アンプ及び記録
ヘッドより成る信号記録手段2に加え、記録時にシステ
ム制御手段3の制御により記録媒体4のテープに記録し
ている。トラック配置決定手段5は、システム制御手段
3からのシステム基準同期信号と記録/巻戻し/停止や
編集モードなどのVTR制御信号とにより、テープ上の2
トラックにビデオ信号の1フィールド分の同期ブロック
を順次記録するように決定し、信号処理手段1を制御す
るとともにガード位置決定手段6にその情報を送ってい
る。ガード位置決定手段6は、この情報に基づき同一ア
ジマス消し残り妨害軽減のために付加すべきガード位置
をイン点のトラックと決定し、そのタイミングで、フラ
イングイレース記録アンプとフライングイレースヘッド
とから成るガード付加手段7を制御しガードを付加して
いる。
叉、ヘッド構成は第3図の如くヘッド幅Wrecの幅広記
録ヘッド(RECa,RECb)の後にガード幅Wgと同一幅のフ
ライングイレースヘッド(FEa,FEb)を取り付け、その
後にトラックずれ量Weに対して十分幅広の再生ヘッド
(PBa,PBb)を取り付けた構成としており、更にこのヘ
ッド構成で編集のイン点のみフライングイレースヘッド
を動作させている。
なお、同一アジマス妨害の再生信号に与える妨害の強
さを、トラック幅の減少による再生信号の劣化程度との
対比で妨害係数Kとし、トラックピッチをWpとし、VTR
設計上の最悪トラッキングずれ量をWemとしたとき、ガ
ード幅Wg、記録ヘッド幅Wrecは次式のように設定してい
る。
Wg=Wem(K−1)/(K+1) …(1) Wrec={(K+2)Wp+(K−1)Wem}/(K+
2) …(2) 以上のようなヘッド構成の磁気記録再生装置により本
実施例は、二つ以上の異なるアジマス角度を持つヘッド
で記録されたトラックを交互に配置するトラック領域を
少なくとも一つ以上有し、新トラックの後ろ側が既記録
トラックと接するところにおいてのみ新トラックのトラ
ック幅が後ろ側に広くなるように記録する信号記録手段
と、新たに記録する新トラックの前側が既記録トラック
と接するところのみにガードを設けるように決定するガ
ード位置決定手段とを備えた構成とし、第2図の如く、
ガードによりインサートするトラックのトラック幅が削
減されないように付加している。
上記本実施例のテープパターン構成において、編集時
の劣化が起こり得るのは、第2図より明らかなように、
インサートパターンが遅れたときのイン点直後及びアウ
ト点直後のトラック(Tai,Tao)と、インサートパター
ンが進んだときのイン点直前及びアウト点直前のトラッ
ク(Tbi,Tbo)である。その劣化はインサートパターン
では同一アジマス消し残り妨害で、またオリジナルパタ
ーンではトラック幅の減少である。
再生信号の品質をトラック幅に換算し等価有効トラッ
ク幅ETとし、最悪トラッキングずれ量Wem≧Wgとしたと
き、劣化を受ける各トラック(Tai,Tao,Tbi,Tbo)の等
価有効トラック幅ET(Tai),ET(Tao),ET(Tbi),ET
(Tbo)は次式のように表わせる。
ET(Tai)=Wp−K(We−Wg) …(3) ET(Tao)=Wp−{We+(Wrec−Wp)}=2Wp−(We+
Wrec) …(4) ET(Tbi)=Wp−(We+Wg) …(5) ET(Tbo)=Wrec−K(Wp+We−Wrec)=(1+K)W
rec−K(Wp+We) …(6) 上記(3)式より明らかなように、ガードによる同一ア
ジマス妨害の軽減量はガード幅Wgとなり、妨害係数Kが
2のときその改善量は(1)式より1/3である。又、幅
広記録ヘッドの効果による同一アジマス妨害軽減効果は
同様に(6)式より、3(Wrec−Wp)であり、更に
(2)式より(3/4)*Wemである。以上の説明ではイン
サート編集について説明したが、アセンブル編集の場合
はイン点以降はフルイレースを動作させ、アウト点の再
生時の画像の乱れは考慮しなくともよく、インサートの
イン点と全く同じである。
なお、本実施例では、記録される新トラックと既記録
トラックとの最終的隣接関係を予測して同一アジマス消
し残り防止のために付加すべきガード位置を決定し、ガ
ードを選択的に付加するようにしており、本実施例では
説明の簡素化のためビデオ信号のみの記録としたが、4
チャンネルオーディオも含めて、前記トラック配置決定
手段が第4図[A]の如くA1〜A4の何等問題ない。この
ようなトラック配置でオーディオA1チャンネルのみイン
サートを行なった場合、同図[B]の如く記録したオー
ディオA1チャンネルのトラックと既記録トラック間のみ
にガードが付加される。更に、オーディオA1,A2の2チ
ャンネルのインサートを行った場合、同図[C]の如く
記録したオーディオA1チャンネルのトラックと既記録ト
ラック間のみにガードが付加されるため、インサートの
イン点のみにガードが付加される。
また、本実施例では幅広再生ヘッドを使用したが、妨
害係数Kが3以上の場合むしろ幅の狭い再生ヘッドを使
用した方が良い結果が得られる。その場合、ガード幅Wg
は最大トラックずれ量Wemの1/2とし、記録ヘッド幅Wrec
はトラックピッチWpに前記Wemの1/2を加算した値とし、
再生ヘッド幅Wpbは前記Wpに前記Wemを加算した値とすれ
ばよい。
更に、本実施例では同一点では1回のインサートしか
行なわないことを前提として、記録ヘッド幅Wrecを式
(4)式,(6)式より最適値として決定している。従
って、同一点で2回以上のインサートを行うことを考慮
するなら、(6)式を次式に置き換え、記録ヘッド幅を
求めればよく、 ET(Tbo)=Wrec−K*We …(7) 記録ヘッド幅Wrecは次の値にすれば最適となる。
Wrec=Wp+We(K−1)/2 …(8) ただし、2回目以降の編集点がオリジナルトラックでの
編集点の前後1トラックとなるときには成り立たない。
また、ヘッド加工精度や他機種とのヘッド共有化など
のために、ガード幅及び記録トラック幅を多少変更して
も効果は低下するがある程度の同一アジマス妨害軽減効
果は期待できる。
以上のように、本実施例によれば、同一編集点近傍で
1回の編集しか行わない場合において、編集点近傍以外
のトラック幅を削減することなく、フライングイレース
によるガードまたは幅広記録ヘッドにより、同一アジマ
ス妨害を軽減するという効果がある。
次に、第2の実施例について述べる。本実施例はトラ
ック幅精度を必要としないフライングイレースヘッドを
用い第1の実施例のテープパターンを実現しようとする
ものである。
本実施例は第5図の如く、トラックピッチWpよりも幅
広でかつ二つ以上のアジマス角のヘッドで構成した記録
ヘッド(RECa,RECb)を備えた記録手段と、この記録ヘ
ッドよりも先行して取り付きかつ少なくともガード幅よ
り幅広のフライングイレースヘッド(FEa,FEb)を備え
たガード付加手段と、新たに記録するトラックの前側が
既記録トラックと接するところにおいてのみ前記ガード
付加手段のフライングイレースヘッドで先行して消去す
るように決定するガード位置決定手段と、幅広記録ヘッ
ド(RECa,RECb)の後に取り付きトラックずれ量Weに対
して十分幅広の再生ヘッド(PBa,PBb)を含む再生手段
とを備えた構成としたものである。
上記本実施例の構成によれば、フライングイレースヘ
ッドの幅と配置は異なるが、テープパターンは第5図
[B]より明らかなように、第1の実施例と同様にな
り、同一編集点近傍で1回の編集しか行なわない場合に
おいて、編集点近傍以外のトラック幅を削減することな
く、フライングイレースによるガード叉は幅広記録ヘッ
ドにより、同一アジマス妨害が軽減される。更に、通
常、回転シリンダにヘッドを取り付けるときは工法の容
易な下位置基準で行うので、ガード幅の精度は、フライ
ングイレースヘッドの下位置と記録ヘッドの下位置の関
係によって定まり、フライングイレースヘッドのヘッド
幅精度は必要なくなる。以上のように本実施例によれ
ば、ヘッド幅精度の低いフライングイレースヘッドを用
いて、編集のイン点ではフライングイレースによるガー
ドにより、またアウト点では幅広記録ヘッドにより、同
一アジマス妨害を軽減することが可能になるという効果
がある。
以下、本発明の第3の実施例について説明する。本実
施例は、編集点付近以外のトラック幅を減少させること
なく、同一点での複数回の編集に対しても、同一アジマ
ス消し残り妨害を軽減せんとするものである。
以下、本実施例の構成について説明する。記録信号は
ビデオとA1〜A4の4チャンネルオーディオである。第6
図は本実施例のヘッド構成及び記録過程を示しており、
第7図は本実施例での編集テープパターンであり、ビデ
オ部分のみインサート編集したものである。
本実施例は第7図の如く、新たに記録する新トラック
の前側が既記録トラックと接するところにガードを設
け、更に新たに記録する新トラックの後ろ側が既記録ト
ラックと接する新トラックの前後にもガードを設けて記
録するように決定するガード位置決定手段を備えた磁気
記録装置としたものである。そのヘッド構成はトラック
ピッチWpとガード幅Wgの2倍を加算したヘッド幅の幅広
のフライングイレースヘッド(FEa,FEb)の後にヘッド
幅がトラックピッチと等しい記録ヘッド(RECa,RECb)
を、またその後にトラックずれ量Weに対して十分幅広の
再生ヘッド(PBa,PBb)を取り付けている。フライング
イレースヘッドは編集のイン点・アウト点のみ動作させ
る磁気記録再生装置としたものである。ガード幅Wgは、 Wg=Wem*K/(K+1) …(9) とする。なお、ここでは第1の実施例同様妨害係数をK
とし、トラックピッチをWpとし、最悪トラッキングずれ
量をWemとしている。
以上の本実施例の構成により、インサート編集を行っ
た場合、フライングイレースヘッドはイン点・アウト点
のみで動作させているため、第7図の如くイン点境界及
び、インサートトラックのアウト点とその直前のトラッ
ク境界との3箇所にガードが付加している。つまり、前
記第1の実施例のようなインサートパターンのアウト点
でのトラック幅の広がりがなく、このガードにより、イ
ン点・アウト点でガード幅Wg分同一アジマス消し残りが
消去され、同一アジマス消し残り妨害が低減されてい
る。なお、等価有効トラック幅ETとし、最悪トラッキン
グずれ量Wem≧Wgとしたとき、1回のインサート編集で
劣化を受けるイン点の各トラック(Tai,Tbi)の等価有
効トラック幅ET(Tai),ET(Tbi)は次式のように表わ
せる。
ET(Tai)=Wp−K(Wem−Wg) …(10) (第7図[A]イン点直後のトラック) ET(Tbi)=Wp−(Wem+Wg) …(11) (第7図[B]イン点直前のトラック) 叉ここで更に、トラッキングが逆方向にずれた状態で更
にインサート編集を行った場合、最悪時には前記2つの
トラックの幅が削られ、前記(10)、(11)は次式のよ
うになる。
ET(Tai)=Wp−K(Wem−Wg)−(Wem+Wg) …(12) (第7図[A]イン点直後のトラック) ET(Tbi)=Wp−(Wem+2Wg) …(13) (第7図[B]イン点直前のトラック) なお、3回目のインサートを行なったとしても既にトラ
ックの両側が最悪状態でありこれ以上の劣化はない。
又、アウト点についても同様である。以上のように本実
施例によれば、同一点で何度編集を行なっても、同一ア
ジマス消し残り妨害は低減される。
以上本発明の第4の実施例について説明する。編集時
オリジナルテープパターンのイン点・アウト点以外のト
ラックのトラック幅をまったく減少させることなく、同
一アジマス消し残り妨害を軽減せんとするものである。
第8図は本実施例のテープパターン構成図であり、以
下、本実施例の構成及び動作について、その記録のため
のヘッド構成及びその編集点での記録過程を示す第9図
を参照しながら説明する。
第9図の如く、ガード幅Wgの2倍の幅のフライングイ
レースヘッド(FEa,FEb)の1トラック以上後に幅広記
録ヘッド(RECa,RECb)を、叉その後にトラックずれ量W
eに対して十分幅広の再生ヘッド(PBa,PBb)を取り付け
るヘッド構成としており、更にこのヘッド構成で編集の
イン点・アウト点のみフライングイレースヘッドを動作
させている。なお同一アジマス妨害の再生信号に与える
妨害の強さを、トラック幅の減少による再生信号の劣化
程度との対比で妨害係数Kとし、トラックピッチをWpと
し、VTR設計上の最悪トラッキングずれ量をWemとしたと
き、ガード幅Wg,記録ヘッド幅Wrecは次式のように設定
される。
Wrec≦(Wp+Wg) …(14) Wg=Wem(K−1)/(K+1) …(15) 本実施例は以上のようなヘッド構成のフライングイレ
ースヘッドと記録ヘッドとをそれぞれ備えたガード付加
手段と信号記録手段と、新たに記録するトラックと既記
録トラックとの間のみにガードを設けて記録するように
決定するガード位置決定手段を備えた構成の記録装置と
したものである。
以上の本実施例の記録テ−プパターン構成において、
1回の編集時に劣化が起こり得るのは、第8図より明ら
かなように、インサートパターンが遅れたときのイン点
直後及びアウト点直後のトラック(Tai,Tao)と、イン
サートパターンが進んだときのイン点直前及びアウト点
直前のトラック(Tbi,Tbo)である。その劣化はインサ
ートパターンでは同一アジマス消し残り妨害で、またオ
リジナルパターンではトラック幅の減少である。再生信
号の品質をトラック幅に換算し等価有効トラック幅ETと
し、最悪トラッキングずれ量Wem≧Wgとしたとき、劣化
を受ける各トラック(Tai,Tao,Tbi,Tbo)の等価有効ト
ラック幅ET(Tai),ET(Tao),ET(Tbi),ET(Tbo)は
次式のように表わせる。
ET(Tai)=Wp−K(We−Wg) …(16) ET(Tao)=Wp−(We+Wg) …(17) ET(Tbi)=Wp−(We+Wg) …(18) ET(Tbo)=Wp−K(We−Wg) …(19) 上記の(16)〜(19)及び第8図より明らかなよう
に、妨害係数Kが1を越えたとき、ガードの効果によ
り、同一アジマス妨害による等価有効トラック幅の減少
が軽減される。この編集後さらにインサート編集を行っ
た場合、最悪時には1つのトラックの両側が削られたり
するため、それを考慮すると等価有効トラック幅ET(Ta
i),ET(Tao),ET(Tbi),ET(Tbo)は次式のように変
わる。
ET(Tai)=Wp−K(We−Wg)−(We+Wg) …(20) (第8図[A]のイン点直後トラック後ろ側が削れた
状態) ET(Tao)=Wp−(We+Wg)−Wg …(21) (第8図[A]のアウト点直後トラック後ろ側が削れ
た状態) ET(Tbi)=Wp−(We+Wg)−Wg …(22) (第8図[B]のイン点直前トラック前側が削れた状
態) ET(Tbo)=Wp−K(We−Wg)−(We+Wg) …(23) (第8図[B]のアウト点直前トラック前側が削れた
状態) 以上のように、本実施例のテープパターンによれば、
編集時オリジナルテープパターンのイン点・アウト点以
外のトラックのトラック幅をまったく減少させることな
く、同一アジマス消し残り妨害をガードにより軽減する
効果がある。
以下、第5の実施例について説明する。本実施例は第
4の実施例同様、編集時オリジナルテープパターンのイ
ン点・アウト点以外のトラック幅を減少させることな
く、同一アジマス消し残り妨害を軽減しながら、オーバ
ーライトの消し残り妨害についても改善せんとするもの
である。
以下本実施例の構成について説明する。本実施例は前
記第4の実施例のヘッド構成を、第10図の如く、トラッ
クピッチWpと等しいヘッド幅の記録ヘッド(RECa,REC
b)で構成した信号記録手段と、この記録ヘッドよりも
1トラック以上先行して取り付きトラックピッチよりガ
ード幅Wgの2倍だけ幅広のフライングイレースヘッド
(FEa,FEb)で構成したガード付加手段と、このヘッド
より後にトラックずれ量Weに対して十分幅広の再生ヘッ
ド(PBa,PBb)を取り付けたヘッド構成の再生手段と、
記録時に記録する部分のトラックをフライングイレース
ヘッドで先行して消去するように決定するガード位置決
定手段とを備えた構成としたものである。
以上のように本実施例の構成によれば、第10図[B]
の如く、フライングイレースヘッドが1トラック以上先
行して取り付いており、幅広のフライングイレースヘッ
ドがインサートトラックを消すことなく、編集後は第8
図の如きテープパターンとなる。従って、同一アジマス
妨害に対しては前記第4の実施例と同様の作用となる。
又、オーバーライト消し残り妨害についてはインサート
部分が事前に全トラック幅にわたりイレースされるため
発生しなくなる。
以上のように、本実施例のテープパターンによれば、
編集時オリジナルテープパターンのイン点・アウト点以
外のトラック幅を減少させることなく、同一アジマス消
し残り妨害を軽減する前記実施例の効果をそのままに、
インサート部分が予め全トラック幅にわたりイレースさ
れているため、オーバーライトによる消し残りが発生し
ないという効果が増加する。
以下本発明の第6の実施例について説明する。本実施
例は、トラック幅方向について、複数トラックを編集の
1単位として取り扱う構成のVTRにおいて、編集点付近
以外のトラック幅を減少させることなく、同一アジマス
消し残りを妨害を軽減もしくは防止しようとするもので
ある。
本実施例は180度テープ巻き付けでaアジマス,bアジ
マスの二種類のアジマスの記録ヘッド,再生ヘッドをそ
れぞれペアヘッドとして備えたVTRにおける例である。
第11図は本実施例のテープパターン構成図であり、以
下、本実施例の構成及び動作について、その記録のため
のヘッド構成及びその編集点での記録過程を示す第12図
を参照しながら説明する。
本実施例は、前記実施例第5の磁気記録装置を、フラ
イングイレースヘッドのヘッド幅を複数トラック分以上
としたガード付加手段と、記録時にトラック幅方向につ
いてはその複数トラックを一つの記録単位として取り扱
い記録する信号記録手段とを備えた磁気記録装置とした
ものである。そのヘッド構成は、第12図の如く、トラッ
クピッチWpと等しいヘッド幅の記録ヘッド(RECal〜REC
b2)と、その後にトラックずれ量Weに対して十分幅広の
同時再生ヘッド(COFa1〜COFb2)と、前記記録ヘッドよ
り2トラック以上先行し、トラックピッチWpの2倍より
ガード幅Wgの2倍だけ幅広のフライングイレースヘッド
(FE1,FE2)と、更に2トラック以上先行し、かつ、ト
ラックずれ量Weに対して十分幅広の先行再生ヘッド(AD
a1〜ADb2)とを取り付けるヘッド構成としており、更に
このヘッド構成で編集のインサート部分の全ての期間フ
ライングイレースヘッドを動作させている。なお、同一
アジマス妨害の再生信号に与える妨害の強さをトラック
幅の減少による再生信号の劣化程度との対比で妨害係数
Kとし、トラックピッチをWpとし、VTR設計上の最悪ト
ラッキングずれ量をWemとしたとき、ガード幅Wgは次式
のように設定している。
Wg=Wem(K−1)/(K+1) …(24) 以上のようなヘッド構成の磁気記録再生装置により本
実施例は、第11図の如く、二つのアジマスのトラックを
交互に有するトラック領域で、編集時にトラックと既記
録トラックとの間のみにガードを設けた構成のテープパ
ターンとしたものである。なお、同図PBa,PBbはそれぞ
れaアジマス再生ヘッド、bアジマス再生ヘッドの意味
であり、先行再生、同時再生のどちらでもよく、更に18
0゜毎の1,2のどちらでもよい(以後パターン図では単に
このように表示する。)。
上記本実施例のテープパターン構成において、編集時
の劣化が起こり得るのは、第11図より明らかなように、
インサートパターンが遅れたときのイン点直後及びアウ
ト点直後のトラック(Tai,Tao)と、インサートパター
ンが進んだときのイン点直前及びアウト点直前のトラッ
ク(Tbi,Tbo)である。その劣化はインサートパターン
では同一アジマス消し残り妨害で、またオリジナルパタ
ーンではトラック幅の減少である。
再生信号の品質をトラック幅に換算し等価有効トラッ
ク幅ETとし、最悪トラッキングずれ量Wem≧Wgとしたと
き、1回の編集で劣化を受ける各トラック(Tai,Tao,Tb
i,Tbo)の等価有効トラック幅ET(Tai),ET(Tao),ET
(Tbi),ET(Tbo)は前記第4の実施例の(16)〜(1
9)式と同様である。また、一度のみのインサート編集
時の同一アジマス妨害の軽減度は前記第4の実施例と同
じであり、オーバーライトの消し残り妨害の軽減度は第
5の実施例と同じである。更に本実施例では、2トラッ
ク単位での編集としており、1つのトラックについては
片側しか劣化しないため、編集点の隣を再度編集点とす
るような編集を行うときにも、編集の繰り返しによる編
集点の信号劣化の増加は発生しない。また、ヘッドの製
造ばらつきなどにより、ガード幅及び記録トラック幅を
多少変更しても同一アジマス妨害の軽減効率は多少低下
するが効果は期待できる。
以上のように、本実施例の構成によれば、編集時の影
響を少なくするために、編集時トラック幅方向について
は、複数トラックを1単位として取り扱うVTRにおいて
も、編集時オリジナルテープパターンのイン点・アウト
点以外のトラック幅を減少させることなく、同一アジマ
ス消し残り妨害をガードにより軽減する効果がある。
なお、本実施例では第5の実施例との組合せで構成し
たが、第2,第3の実施例でも同様である。第2の実施例
との組合せ時には、第5図のフライングイレースヘッド
FEbを撤去し、同FEaの幅を1トラック分広げることで、
トラック幅方向に2トラックを一つの編集単位とする扱
いが可能になる。また、第3の実施例との組合せ時に
は、第6図のフライングイレースヘッドFEbを撤去し、
同FEaの幅を1トラック分広げたヘッド構成とすること
で可能となり、その編集テープパターンは第7図のイン
サートパターンのアウト点の1トラック前のガードが2
トラック前に移動した形となる。
以上のように、まとめて記録する少なくとも1本以上
の連続したトラックを1集合トラックとし、1回の記録
過程で記録する情報量を少なくとも1個以上の集合トラ
ックとして記録した結果の記録軌跡を1情報軌跡とする
とき、新たに記録された前記1情報軌跡内の集合トラッ
クの内、前記1情報軌跡よりも古く記録された情報軌跡
内の集合トラックに隣接する集合トラックにおいて、前
記集合トラックの前後の2箇所の内の1箇所叉は2箇所
のガードを設け、それ以外にはガードを設けないよう
に、請求項1記載のガード位置決定手段が選択する構成
の記録装置とすればよい。
以下、第7の実施例について説明する。本実施例は、
第6の実施例の如く、編集時トラック幅方向には複数ト
ラックを一つの編集単位として取り扱うときの、ヘッド
幅精度を緩和しようとするものである。
本実施例は第6の実施例の信号記録手段の記録ヘッド
を少なくとも1ヘッドのみトラックピッチと等しい幅と
し、それ以外はトラックピッチ以上とした磁気記録装置
である。
第13図は本実施例のヘッド構成を示しており、同図の
如く、第6の実施例の記録ヘッドRECb1、RECb2のヘッド
幅のみトラックピッチと等しいままとし、それ以外の記
録ヘッドRECa1、RECa2のヘッド幅を拡張し、フライング
イレースヘッド幅を2トラックにガードの2倍を加算し
た値のままの構成としている。
以上本実施例の構成によれば、第13図[B]より明ら
かなように、記録ヘッドRECa1,RECa2により記録された
トラックは、必ず記録ヘッドでRECb1,RECb2により記録
されるトラックで削られるので、同ヘッドの幅精度は不
要となるという効果がある。
なお、本実施例では第6の実施例との組合せであった
が、第3の実施例との組合せでも同様である。第3の実
施例と組み合せる場合、第6図のフライングイレースヘ
ッドFebを撤去し、同Feaの幅を1トラック分広げ、記録
ヘッドRECaのヘッド幅をトラックピッチより幾分広くし
たヘッド構成とすることで可能となり、その編集テープ
パターンは第7図のインサートパターンのアウト点の1
トラック前のガードが2トラック前に移動した形とな
る。
以下、本発明の第8の実施例について説明する。本実
施例は、2トラック単位でa・bペアトラックとして常
時一緒に編集しようとするVTRにおいて、再生側でも編
集点での同一アジマス妨害を軽減せんとするものであ
る。
本実施例は少なくとも2種類以上のアジマス角のヘッ
ドにより記録されたトラックが交互に配置され、かつ記
録時にトラック幅方向についてはその複数トラックを一
つの記録単位として取り扱う記録単位トラック群を形成
し記録された磁気記録パターンを再生する装置におい
て、再生時にこの記録単位トラック群のトラックを再生
する再生ヘッド群の両端間の幅を少なくとも、この記録
単位トラック群の幅よりも狭い構成とした再生装置であ
る。このヘッド構成は第6の実施例の第12図の如きヘッ
ド構成の、再生ヘッド幅と取り付け高さを変更したもの
である。各再生ペアヘッド(PBa,PBb)のヘッド幅は第1
4図に示すように、記録トラックパターンに対し、ペア
ヘッドの内側に最大トラックずれ分拡張し、その外側は
前記最大トラックずれ量からガード幅を差し引いた分削
っている。
以上の如き本実施例の構成により、第14図の如く編集
のイン点アウト点とも同一アジマスの消し残りは再生さ
れなくなり、同一アジマス消し残り妨害を防止できると
いう効果がある。
なお、ガードを持たないテープパターンについても同
様の効果があり、その場合、第15図の如く、再生ヘッド
幅はトラックピッチと等くし、ヘッド取り付け高さをペ
アヘッドの中心側にそれぞれ最大トラックずれ量だけシ
フトすればよい。又、本実施例では、2トラックをトラ
ック幅方向の1編集単位としたが、もっと多い複数トラ
ックでもよく、その場合、イン点,アウト点に接するト
ラックを再生する再生ヘッドのみ本実施例の如くとすれ
ばよく、それ以外は単なる幅広再生ヘッドでよい。つま
り、少なくとも2種類以上のアジマス角のヘッドにより
記録されたトラックが交互に配置され、かつ記録時にト
ラック幅方向についてはその複数トラックを一つの記録
単位として取り扱う記録単位トラック群を形成し記録さ
れた磁気記録パターンを再生する装置に於て、再生時に
この記録単位トラック群のトラックを再生する再生ヘッ
ド群の両端間の幅を少なくとも、この記録単位トラック
群の幅よりも狭い構成とする再生装置とすればよい。
発明の効果 以上のように本発明は編集点付近のみガードを設ける
テープパターン構成としており、編集点付近以外のトラ
ック幅を減少させることなく、同一アジマス消し残り妨
害を軽減もしくは防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図は同実
施例のテープパターン図、第3図は同実施例におけるヘ
ッド構成図、第4図は同実施例の他のテープパターン
図、第5図は本発明の第2の実施例におけるヘッド構成
図、第6図は本発明の第3の実施例におけるヘッド構成
図、第7図は同実施例におけるテープパターン図、第8
図は本発明の第4の実施例におけるテープパターン図、
第9図は同実施例のヘッド構成図、第10図は本発明の第
5の実施例におけるヘッド構成図、第11図は本発明の第
6の実施例におけるテープパターン図、第12図は同実施
例におけるヘッド構成図、第13図は本発明の第7の実施
例におけるヘッド構成図、第14図は本発明の第8の実施
例におけるテープパターン図、第15図は同実施例におけ
る第2のテープパターン図、第16図は従来例の説明のた
めのテープパターン図である。 1……信号処理手段、2……信号記録手段、3……シス
テム制御手段、4……記録媒体、5……トラック配置手
段、6……ガード位置決定手段、7……ガード付加手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関本 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大場 吉延 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (72)発明者 中山 匡 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−157305(JP,A) 特開 平2−214001(JP,A) 特開 昭63−133340(JP,A) 特開 平1−182914(JP,A) 特開 昭62−167607(JP,A) 特開 昭61−214191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/027 N G11B 5/008 H04N 5/782 D G11B 27/024

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】新たに記録する情報の記録媒体上での配置
    を決定するトラック配置決定手段と、このトラック配置
    決定手段の決定結果に基づいて記録するにあたって、新
    トラックの記録終了後における新トラックと既記録トラ
    ックとの隣接位置を予測して付加すべきガード位置を決
    定するガード位置決定手段と、このガード位置決定手段
    の結果に基づきガードを付加するガード付加手段とを備
    え、ガードを選択的に付加することを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】まとめて記録する少なくとも1本以上の連
    続したトラックを1集合トラックとし、1回の記録過程
    で記録する情報量を少なくとも1個以上の集合トラック
    として記録した結果の記録軌跡を1情報軌跡とすると
    き、新たに記録された前記1情報軌跡内の集合トラック
    の内、前記1情報軌跡よりも古く記録された情報軌跡内
    の集合トラックに隣接する集合トラックに於て、前記集
    合トラックの前後の2箇所の内の1箇所又は2箇所のガ
    ードを設け、それ以外にはガードを設けないように、ガ
    ード位置決定手段が選択することを特徴とする請求項1
    記載の記録装置。
  3. 【請求項3】少なくとも二つ以上の異なるアジマス角度
    を持つヘッドで記録されたトラックを交互に配置するト
    ラック領域を少なくとも一つ以上有し、新トラックの後
    ろ側が既記録トラックと接するところにおいてのみ新ト
    ラックのトラック幅が後ろ側に広くなるように記録する
    信号記録手段と、新たに記録する新トラックの前側が既
    記録トラックと接するところのみにガードを設けるよう
    に決定するガード位置決定手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】トラックピッチよりも幅広でかつ二つ以上
    のアジマス角のヘッドで構成した記録ヘッドを備えた記
    録手段と、この記録ヘッドよりも先行して取り付きかつ
    少なくともガード幅より幅広のフライングイレースヘッ
    ドを備えたガード付加手段と、新たに記録するトラック
    の前側が既記録トラックと接するところにおいてのみ前
    記ガード付加手段のフライングイレースヘッドで先行し
    て消去するように決定するガード位置決定手段と備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】新たに記録する新トラックの前側が既記録
    トラックと接するところにガードを設け、更に新たに記
    録する新トラックの後ろ側が既記録トラックと接する新
    トラックの前後にもガードを設けて記録するように決定
    するガード位置決定手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または2記載の記録装置。
  6. 【請求項6】トラックピッチとほぼ等しいヘッド幅でか
    つ二つ以上のアジマス角の記録ヘッドで構成した信号記
    録手段と、この記録ヘッドよりも先行して取り付き、か
    つ少なくともトラックピッチより幅広のフライングイレ
    ースヘッドで構成したガード付加手段と、新たに記録す
    るトラックが既記録トラックと接する部分をのみフライ
    ングイレースヘッドで先行して消去するように決定する
    ガード位置決定手段とを備えたことを特徴とする請求項
    5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】新たに記録するトラックと既記録トラック
    との間のみにガードを設けて記録するように決定するガ
    ード位置決定手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の記録装置。
  8. 【請求項8】トラックピッチとほぼ等しいトラック幅で
    かつ二つ以上のアジマス角の記録ヘッドで構成した信号
    記録手段と、この記録ヘッドよりも少なくとも1トラッ
    ク以上先行して取り付きかつ少なくともトラックピッチ
    より幅広のフライングイレースヘッドで構成したガード
    付加手段と、記録時に記録する部分のトラックをフライ
    ングイレースヘッドで先行して消去するように決定する
    ガード位置決定手段とを備えたことを特徴とする請求項
    7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】フライングイレースヘッドのヘッド幅を、
    複数トラック分以上としたガード付加手段と、記録時に
    トラック幅方向についてはその複数トラックを一つの記
    録単位として取り扱い記録する信号記録手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項4または6または8記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】信号記録手段の記録ヘッドを少なくとも
    1ヘッドのみトラックピッチと等しい幅とし、それ以外
    はトラックピッチ以上としたことを特徴とする請求項9
    記載の記録装置。
  11. 【請求項11】少なくとも2種類以上のアジマス角のヘ
    ッドにより記録されたトラックが交互に配置され、かつ
    記録時にトラック幅方向についてはその複数トラックを
    一つの記録単位として取り扱う記録単位トラック群を形
    成し記録された磁気記録パターンを再生する装置に於
    て、再生時にこの記録単位トラック群のトラックを再生
    する再生ヘッド群の両端間の幅を少なくともこの記録単
    位トラック群の幅よりも狭い構成としたことを特徴とす
    る再生装置。
  12. 【請求項12】少なくとも2種類以上のアジマス角のヘ
    ッドにより記録されたトラックが交互に配置され、かつ
    記録時にトラック幅方向についてはその複数トラックを
    一つの記録単位として取り扱う記録単位トラック群を形
    成し記録された磁気記録パターンを再生する装置に於
    て、再生時にこの記録単位トラック群のトラックを再生
    する再生ヘッド群の両端のヘッド取り付け高さを、この
    記録単位トラック群の中心側にシフトして取り付けた構
    成としたことを特徴とする再生装置。
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