JPH11232794A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH11232794A
JPH11232794A JP2695698A JP2695698A JPH11232794A JP H11232794 A JPH11232794 A JP H11232794A JP 2695698 A JP2695698 A JP 2695698A JP 2695698 A JP2695698 A JP 2695698A JP H11232794 A JPH11232794 A JP H11232794A
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JP
Japan
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helical
signal
track
tracks
helical track
Prior art date
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Pending
Application number
JP2695698A
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English (en)
Inventor
Atsushi Takeuchi
淳 竹内
Osamu Zaitsu
修 財津
Hironori Honjo
弘典 本庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に複数の信号を磁気テープ上に配置で
き、インサート編集点を保証しながらヘリカルトラック
ピッチを狭くできる磁気記録装置を提供すること。 【解決手段】 複数の信号群からなる最小信号単位を複
数の所定数のヘリカルトラックに記録し、複数の信号群
はそれぞれの信号単位で複数のヘリカルトラックにまた
がりかつ隣接するヘリカルトラックにブロックとして記
録されるとともに、ヘリカルトラックの長手方向のパタ
ーンに複数の配列を設け、さらにはそれらのブロック間
にヘリカルトラック複数本分のガードバンドを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の信号の記録
速度を有する磁気記録パターンに対してより高い記録速
度でかつ効率的に記録する磁気記録パターンを記録ある
いは再生できる磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化が進む中で、放送方
式も多様化が進みつつあり、通常のNTSC方式から1
080iに代表されるHDまで提案されている。したが
って、より信号速度の速い方式において信号速度の遅い
方式を活かしつつ、より効率良く磁気テープに記録す
る、即ち高密度化への要望が日増しに強くなっている。
【0003】従来の磁気テープの磁気記録パターンは、
以下のようなヘリカルトラックの配置を有するのが通例
である。
【0004】代表例として、DVフォーマットの配置を
説明する。図5は従来の磁気記録パターンを示す図であ
る。図5において、1は磁気テープ、2はヘリカルトラ
ック、3はヘリカルトラック2中のITI信号、4は同
じくオーディオ信号、5は同じくビデオ信号、6は同じ
くサブコード信号、7は一まとまりの信号となるフレー
ム、8,9は2chのオーディオ信号の境界である。
【0005】図5においては、隣接するヘリカルトラッ
ク2のアジマス角度は互いに逆であるが、それぞれのヘ
リカルトラック2は、サーボ信号の基準となるITI信
号3、オーディオ信号4、ビデオ信号5、タイムコード
等を記録するサブコード信号6から構成され、ヘリカル
トラック2長手方向の各信号間にはエディットギャップ
を配置している。NTSC方式においては、連続する1
0本のヘリカルトラック2で信号のまとまりとなるフレ
ーム7を形成し、オーディオは連続する5本ずつのヘリ
カルトラック2の8,9でチャンネル1およびチャンネ
ル2を形成する。そして、フレーム7間およびオーディ
オチャンネル8,9および9,8間にはガードバンドを
配置せず連続した構成としている。
【0006】しかしながら、本構成においては、例え
ば、ヘリカルトラック2のビデオ信号5が大きくなった
場合には、各々の信号4,5,6の比率を変える必要が
あり、信号が変わるたびにヘリカルトラックの配列の構
成を変更する必要がある。また、サブコード信号6等の
信号はビデオ信号5の多少に拘わらず一定であり、オー
ディオ信号4についてもチャンネル数が同一であれば同
一の領域であれば良いために、ビデオ信号5が増える中
で、同じ長さのサブコード信号6領域およびオーディオ
信号4領域を確保すると無駄が発生するという問題点を
有している。
【0007】そして例えばインサート編集を行う時に
は、例えばトラック直線性の誤差あるいは磁気ヘッドの
配置誤差、あるいは電気的なタイミングのずれ等によっ
てヘリカルトラックの削れあるいは消し残しを発生す
る。この様子を図6に示す。図6において10は磁気ヘ
ッド、11はヘリカルトラックの消し残し、12はヘリ
カルトラックの削れである。
【0008】図6に示すように、磁気ヘッドは前述のヘ
リカルトラック2を確実にオントラックするのではな
く、機械的な誤差および電気的な誤差によりトラックず
れを起こして、インサート編集点では、ヘリカルトラッ
ク2の消し残し11およびヘリカルトラックの削れ12
を発生する。このヘリカルトラックの消し残し11は新
たに記録した同一アジマスのヘリカルトラックの信号と
重複して再生され信号の劣化を招き、ヘリカルトラック
の削れ12により、再生するヘリカルトラックの幅がヘ
リカルトラックの削れ12だけ狭くなることにより信号
の劣化の原因となる。ヘリカルトラック2の幅はこれら
の劣化を鑑みて予め広めに設定するのが通常である。
【0009】したがって、より多くの信号量を記録する
放送方式では、これらの余裕分が各ヘリカルトラックに
含まれるために同一カセットで単位時間当たり、これら
の信号量の倍あるいは複数倍の信号の量を記録しようと
すると記録時間がそれにしたがって、2分の1あるいは
複数分の一になるのが通例である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように上記従来
の構成では、ビデオ信号のみが増加した放送方式では、
他の信号の磁気テープ上のスペースが過剰になり無駄が
発生するとともに、インサート編集を可能とするため
に、ヘリカルトラック幅を予め少し広くしており、その
広くした分だけ無駄になるという問題を有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点を解決するために、最小信号単位群間に、お互いに影
響しないように、ガードバンドを設けるとともにヘリカ
ルトラック長手方向には複数のヘリカルトラックの配列
パターンを有し、ヘリカルトラックのより無駄の無い効
率的な記録方式と記録密度を向上させることのできる磁
気記録パターンを有する磁気テープを記録あるいは再生
する磁気記録再生装置を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、複数の信号群からなる
最小信号単位を複数の所定数のヘリカルトラックに記録
し、前記複数の信号群はそれぞれの信号毎に隣接した複
数のヘリカルトラックにブロックとして記録されるとと
もに、前記ヘリカルトラック長手方向の配列パターンを
複数有するまたは、そのブロック間のヘリカルトラック
幅方向には複数本のヘリカルトラック幅分のガードバン
ドを設定し、ヘリカルトラックのブロック間の編集時等
の影響を押さえている。
【0013】さらには、ヘリカルトラック長手方向には
複数の配列パターンを有するため、複数の信号をヘリカ
ルトラック上にまとめてかつ任意の場所に配置すること
ができ、効率的な磁気記録パターン設計が可能となりま
た、インサート編集においても、特定のブロックを消去
して再度記録しても、隣接するヘリカルトラックとはト
ラックピッチ複数本相当のガードバンドにより、インサ
ート編集によるヘリカルトラックの削れや消し残しの発
生が少なくより小さい幅のヘリカルトラックの構成が可
能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。本実施例では、複数の信号を、サーボ
信号、オーディオ信号、ビデオ信号、サブコード信号で
構成され、オーディオ信号は4chの例を用いて説明す
る。したがって、最小信号単位は上記4種類の信号から
構成される。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例1であ
る。図1において、1は磁気テープ、ITIはサーボ信
号、V1はビデオ信号領域、V2はビデオ信号の第1領
域、V3はビデオ信号の第2の領域、V4はビデオ信号
の第3の領域、A1はオーディオ信号の第1の領域、A
2はオーディオ信号の第2の領域、A3はオーディオ信
号の第3の領域、A4はオーディオ信号の第4の領域、
G1は最小信号単位間のガードバンド、G2,G3,G
4,G5はオーディオ信号領域でのガードバンド、G6
はサブコード信号領域S1のガードバンド、E1はIT
I信号領域とオーディオ信号領域のヘリカルトラック長
手方向のエディットギャップ、E2はオーディオ信号領
域とビデオ信号領域のヘリカルトラック長手方向のエデ
ィットギャップ、E3はビデオ領域とサブコード領域の
エディットギャップ、v6はサブコード領域でビデオ信
号を記録した領域、v5はオーディオ領域でビデオ信号
を記録した領域、24,25はガードバンドG1中の仮
想ヘリカルトラックである。
【0016】本実施例では、基本的なヘリカルトラック
の構成は、サーボ信号ITI、オーディオ信号、ビデオ
信号、サブコード信号から構成しているが、オーディオ
領域は4ブロックすなわち4チャンネル分とっており、
領域v5はビデオ信号の記録に当てている。また、サブ
コード領域はサブコード信号領域S1で信号を記録でき
るために、領域v6はビデオ信号を記録する領域に当て
ている。従って、サーボ信号ITIとビデオ信号領域V
2から構成されるヘリカルトラック1群と、サーボ信号
ITIとオーディオ信号領域A1,A2とビデオ信号領
域V3とから構成されるヘリカルトラック2群と、サー
ボ信号ITIとオーディオ信号領域A3,A4とビデオ
信号領域V4とサブコード信号領域S1とから構成され
るヘリカルトラック3群との3種類のヘリカルトラック
配列をしている。
【0017】このように配列することにより、磁気記録
パターン上に効率よく信号を記録することができる。
【0018】また、本実施例においてはヘリカルトラッ
クの各信号のまとまりとなるブロック間にはガードバン
ドG1〜G6を設けている。すなわち、最小信号単位は
サーボ信号ITI、ビデオ信号領域V1、オーディオ領
域A1〜A4、サブコード信号領域S1で構成するが、
最小信号単位間には、ガードバンドG1を設け、最小信
号単位の中の独立したブロックとなるサーボ信号IT
I、オーディオ信号領域A1〜A4、ビデオ信号領域V
1、サブコード領域S1のそれぞれが隣接する所にはエ
ディットギャップE1〜E3およびガードバンドG2〜
G6を構成している。ガードバンドG1〜G6はヘリカ
ルトラック2本分の幅を持たせている。
【0019】図2に磁気記録再生装置の構成部品である
回転ドラム上の概略の磁気ヘッド配置を示す。図2にお
いて、23は回転ドラム、13,14,15,16は記
録ヘッド、17,18は消去ヘッド、19,20,2
1,22は再生ヘッドである。記録ヘッド13,14お
よび記録ヘッド15,16は180度対向して設定し、
記録ヘッド13,15は同一アジマス角度、同じく記録
ヘッド14,16は同一アジマス角度であるが、記録ヘ
ッド13,15とは逆アジマス角度を有している。再生
ヘッド19,21は記録ヘッド13,15と同一アジマ
ス角度を有し、再生ヘッド20,22は記録ヘッド1
4,16と同一アジマス角度を有している。再生ヘッド
19,20,21,22は通常は記録されたヘリカルト
ラックを同時再生可能に設定される。
【0020】次に、消去ヘッド17,18と記録ヘッド
13,14,15,16のヘリカルトラックとの関係を
図3に示す。図3は図1を部分的に取り出したヘリカル
トラック上に記録ヘッド13,14,15,16と消去
ヘッド17,18を置いたものである。通常記録ヘッド
13,14と記録ヘッド15,16は図3に示すヘリカ
ルトラックを交互に走査する。消去ヘッド17,18は
本実施例ではそれぞれに対応する記録ヘッド13,14
および記録ヘッド15,16に対して2ヘリカルトラッ
ク先を2本まとめて消去する。この時に、消去ヘッド1
7,18の幅は消去時の消し残しを防止するために、消
去ヘッド17,18の走査時に発生するトラックずれ誤
差分程度片側で広く設定している。この消去ヘッド1
7,18のガードバンドG3,G4,G6周辺での走査
を順次説明する。
【0021】ガードバンドG3は記録ヘッド16と記録
ヘッド13が走査するヘリカルトラックとなる。従っ
て、オーディオ信号領域A1にインサート編集する時に
は、記録ヘッド15,16および消去ヘッド18が位置
15a,16a,18aの位置にあり、消去ヘッド18
によりガードバンドG3のヘリカルトラック一本分の幅
と幅広分にまたがって消去する。したがってこの時に、
オーディオ信号領域A1のガードバンドG3と接してい
るヘリカルトラックには消去ヘッド18が位置18aで
十分重畳しており、消し残しは発生しない。一方、オー
ディオ信号領域A2のガードバンドG3に接するヘリカ
ルトラックとは十分離れているのでそのヘリカルトラッ
クを削ることはない。
【0022】また、オーディオ信号領域A2をインサー
ト編集する時には、消去ヘッド17がオーディオ信号領
域A2を消去し始めるが、ガードバンドG3の記録ヘッ
ド13が位置13aで走査するヘリカルトラックにかか
って消去するが、オーディオ信号領域A1のヘリカルト
ラックには影響を及ぼさない。さらにオーディオ信号領
域A2のガードバンドG4に接するヘリカルトラック
は、記録ヘッド13,14および消去ヘッド17が位置
13a,14a,17aの時に消去する。消去ヘッドは
幅広としているためヘリカルトラックに十分重なって消
去するために、インサート編集点でのヘリカルトラック
に消し残しはない。オーディオ信号領域A3のインサー
トについても記録ヘッド13,14および消去ヘッド1
7が位置13b,14b,17bの走査で、消去ヘッド
17で広めに消去するために消し残しを発生しない。
【0023】同じことが、図3中のガードバンドG6の
位置でも説明できる。ビデオ信号領域V1のインサート
編集をすると、記録ヘッド15,16および消去ヘッド
18がそれぞれ位置15b,16b,18bの時にビデ
オ信号領域V1のガードバンドG6に接するヘリカルト
ラックを消去するが、幅広としているために消し残すこ
とはない。同じことが、サブコード信号領域S1のイン
サート編集の時にも言えるのである。すなわち、記録ヘ
ッド15,16および消去ヘッド18がそれぞれ位置1
5c,16c,18cの時に、ガードバンドG6に接す
るサブコード信号領域S1のヘリカルトラックを消去す
るが幅広の消去ヘッド18であるがゆえに消し残しは発
生しない。
【0024】以上のように、2本のヘリカルトラック幅
分のガードバンドを用いることにより、幅広消去ヘッド
との相乗効果により、ヘリカルトラックの奇数の切れ目
であるガードバンドG3部分や、偶数の切れ目であるガ
ードバンドG4,G6の双方でヘリカルトラックの消し
残しおよび削れを発生すること無くインサート編集が可
能となる。特に、ヘリカルトラックの削れが発生しない
ために、元々のヘリカルトラック幅を削れを考慮しない
より細いヘリカルトラック幅とすることができる。すな
わち、従来例で示したヘリカルトラックでは、消去ヘッ
ド片側幅広分をΔE、ヘッド高さ誤差をΔH、トラック
の直線性誤差ΔL、その他の誤差をΔSとすると、ヘリ
カルトラックの削れ分ΔDは、 ΔD=ΔE+ΔH+ΔL+ΔS……………1) となり、最小必要なトラックピッチをTpminとする
と、必要トラックピッチTpは Tp=ΔD+Tpmin……………2) となる。
【0025】一方消し残しに関しては、消し残しΔRは ΔR=ΔH+ΔL+ΔS−ΔE……………3) となり、必要なトラックピッチTpは Tp=Tpmin+kxΔR……………4) となる。
【0026】一方、本発明の第1の実施例では、ガード
バンドG1〜G6があるために、隣隣接のヘリカルトラ
ックまでの距離で良いために、ヘリカルトラックの削れ
側は Tp=ΔD…………………5) 一方、消し残し側は Tp=Tpmin+kxΔR……………6) となり、第4式と同じ式になるが、式5)と式2)を比
較すると、式5)のTpが式2)のTp−Tpminよ
り大きな範囲では、ΔEを大きくできるために、式6)
中のΔRは小さくなり、実質的には0とすることが可能
になる。したがって、本発明のヘリカルトラックピッチ
は、2/3程度とすることができる。すなわち、18μ
mのトラックピッチでは12μmが可能となる。
【0027】また、図1で示した本発明の実施例中に
は、従来のDVフォーマットで示した同じヘリカルトラ
ックの配置すなわち、サーボ信号、オーディオ信号、ビ
デオ信号、サブコード信号が配置されている。これらの
配置はDVフォーマットと同じである。また、ガードバ
ンド1中の仮想ヘリカルトラック24,25の信号は、
実際にはその仮想ヘリカルトラック24,25よりも時
間的に遅い領域v6および領域v5に分散して記録して
いる。
【0028】さらに、仮想ヘリカルトラック24,25
は領域v5,v6の同一アジマスのヘリカルトラックに
分散して記録することも可能であり、この場合は、信号
の繋がりがよりスムーズになる。
【0029】(実施例2)図4は実施例2を示す磁気記
録パターン図である。本実施例においては、サーボ信号
領域ITIはガードバンドG1にも配置している。これ
により記録ヘッド13,14,15,16および再生ヘ
ッド19,20,21,22がガードバンドG1を走査
する時には何らかのサーボ信号を得ることができ、最小
信号単位間でも精度良く制御を掛けることが可能とな
る。通常は、映像信号においては最小信号単位は、フレ
ームに同期するのが通常である。
【0030】本発明の実施例では、複数の信号として、
サーボ信号、オーディオ信号、ビデオ信号、サブコード
信号としたが、それぞれがデータであっても良いことは
言うまでもない。
【0031】また、ガードバンドの信号を空きヘリカル
トラックに記録し、ガードバンドは無記録としたが、ガ
ードバンドには通常の信号を記録しておいても良いこと
は言うまでもない。また、インサート編集の時にはガー
ドバンドには記録しないことも言うまでもない。
【0032】また、最小信号単位は、奇数本のヘリカル
トラックから構成されていても、偶数本のヘリカルトラ
ックから構成されていても、消去ヘッドで2本のヘリカ
ルトラックを消去できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明により、磁気テー
プへのヘリカルトラックの記録パターン書き込みが効率
よく行えるとともに、ヘリカルトラックピッチをより細
くすることができることにより記録密度の向上が達成で
き、同一テープ性能同一カセットでの記録時間を長くす
ることができ、その実用効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における磁気記録パターン図
【図2】同実施例で使用されるヘッド配置図
【図3】同実施例の作用説明図
【図4】本発明の実施例2における磁気記録パターン図
【図5】従来例における磁気記録パターン図
【図6】従来例の作用説明図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 ヘリカルトラック 3 サーボ信号領域 4 オーディオ信号領域 5 ビデオ信号領域 6 サブコード信号領域 7 フレーム単位 8,9 オーディオチャンネル単位 13〜16 記録ヘッド 17,18 消去ヘッド 19〜22 再生ヘッド 23 回転ドラム ITI サーボ信号 A1〜A4 オーディオ信号領域 V1 ビデオ信号領域 S1 サブコード信号領域 G1〜G6 ガードバンド E1〜E3 エディットギャップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に複数の信号群からなる最小
    信号単位を複数の所定数のヘリカルトラックとして記録
    し、前記複数の信号群はそれぞれの信号毎に隣接した複
    数のヘリカルトラックにブロックとして記録されるとと
    もに、前記ヘリカルトラック長手方向には複数の配列パ
    ターンを有する前記ヘリカルトラックから構成される磁
    気記録パターンを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気テープ上に複数の信号群からなる最小
    信号単位を複数の所定数のヘリカルトラックに記録し、
    前記複数の信号群はそれぞれの信号毎に隣接する複数の
    ヘリカルトラックにブロックとして記録され、前記各ブ
    ロック間のヘリカルトラック長手方向にはエディットギ
    ャップを有するとともにヘリカルトラック幅方向にはヘ
    リカルトラック複数本分のガードバンドを有し、前記最
    小信号単位間にもヘリカルトラック複数本分のガードバ
    ンドを有する前記ヘリカルトラックから構成される磁気
    記録パターンを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】磁気テープ上に第1の複数の信号群からな
    る最小信号単位を複数の所定数の同一配列パターンのヘ
    リカルトラックに記録した第1の磁気テープパターンに
    対し、第2の磁気テープパターンは、磁気テープ上に第
    2の複数の信号群からなる最小信号単位を複数の所定数
    のヘリカルトラックに記録し、前記複数の信号群はそれ
    ぞれの信号毎に隣接する複数のヘリカルトラックにブロ
    ックとして記録されるとともに、前記各ブロック間のヘ
    リカルトラック長手方向にはエディットギャップを有
    し、さらにヘリカルトラック幅方向にはヘリカルトラッ
    ク複数本分のガードバンドを有し、第2のヘリカルトラ
    ックのヘリカルトラック長手方向の配列パターンに第1
    のヘリカルトラックと同一の配列パターンを有する前記
    ヘリカルトラックから構成される磁気記録パターンを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】磁気テープ上に第1の複数の信号群からな
    る最小信号単位を複数の所定数の同一配列パターンのヘ
    リカルトラックに記録した第1の磁気テープパターンに
    対し、第2の磁気テープパターンは、磁気テープ上に第
    2の複数の信号群からなる最小信号単位を複数の所定数
    のヘリカルトラックに記録し、前記第2の複数の信号群
    はそれぞれの信号毎に隣接する複数のヘリカルトラック
    にブロックとして記録されるとともに、前記各ブロック
    間のヘリカルトラック長手方向にはエディットギャップ
    を有するとともにヘリカルトラック幅方向にはヘリカル
    トラック複数本分のガードバンドを有し、第2のヘリカ
    ルトラックのヘリカルトラック長手方向の配列パターン
    に第1のヘリカルトラックと同一の配列パターンを有す
    るとともに第1の磁気テープパターンのヘリカルトラッ
    クピッチに対して、第2の磁気記録パターンのヘリカル
    トラックピッチを小さくした前記ヘリカルトラックから
    構成される磁気記録パターンを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】磁気テープ上に第1の複数の信号群からな
    る最小信号単位を複数の所定数の同一配列パターンのヘ
    リカルトラックに記録した第1の磁気テープパターンに
    対し、第2の磁気テープパターンは、磁気テープ上に第
    2の複数の信号群からなる最小信号単位を複数の所定数
    のヘリカルトラックに記録し、前記複数の信号群はそれ
    ぞれの信号毎に隣接する複数のヘリカルトラックにブロ
    ックとして記録されるとともに、前記各ブロック間のヘ
    リカルトラック長手方向にはエディットギャップを有す
    るとともにヘリカルトラック幅方向にはヘリカルトラッ
    ク複数本分のガードバンドを有し、第2のヘリカルトラ
    ックのヘリカルトラック長手方向の配列パターンに第1
    のヘリカルトラックと同一の配列パターンを有し、ヘリ
    カルトラック複数本分のガードバンド中の所定の信号分
    を前記第1のヘリカルトラックと同一の配列を有しない
    ヘリカルトラックに分割した前記ヘリカルトラックから
    構成される磁気記録パターンを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】磁気テープ上に第1の複数の信号群からな
    る最小信号単位を複数の所定数の同一配列パターンのヘ
    リカルトラックに記録した第1の磁気テープパターンに
    対し、第2の磁気テープパターンは、磁気テープ上に第
    2の複数の信号群からなる最小信号単位を複数の所定数
    のヘリカルトラックに記録し、前記複数の信号群はそれ
    ぞれの信号毎に隣接する複数のヘリカルトラックにブロ
    ックとして記録されるとともに、前記各ブロック間のヘ
    リカルトラック長手方向にはエディットギャップを有す
    るとともにヘリカルトラック幅方向にはヘリカルトラッ
    ク複数本分のガードバンドを有し、第2のヘリカルトラ
    ックのヘリカルトラック長手方向の配列パターンに第1
    のヘリカルトラックと同一の配列パターンを有し、ヘリ
    カルトラック複数本分のガードバンド中の所定の信号分
    を前記第1のヘリカルトラックと同一の配列パターンを
    有しないヘリカルトラックに分割して記録し、最小信号
    単位間のヘリカルトラック複数本分のガードバンド中の
    所定の信号分を前記第1のヘリカルトラックと同一の配
    列を有しないヘリカルトラックに分割して記録するとと
    もに最小のまとまりの信号間の複数本分のガードバンド
    中の所定の信号分を時間的には後ろのヘリカルトラック
    に配置した前記ヘリカルトラックから構成される磁気記
    録パターンを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】磁気テープ上に第1の複数の信号群からな
    る最小信号単位を複数の所定数の同一配列パターンのヘ
    リカルトラックに記録した第1の磁気テープパターンに
    対し、第2の磁気テープパターンは、磁気テープ上に第
    2の複数の信号群からなる最小信号単位を複数の所定数
    のヘリカルトラックに記録し、前記複数の信号群はそれ
    ぞれの信号毎に隣接する複数のヘリカルトラックにブロ
    ックとして記録されるとともに、前記各ブロック間のヘ
    リカルトラック長手方向にはエディットギャップを有す
    るとともにヘリカルトラック幅方向にはヘリカルトラッ
    ク複数本分のガードバンドを有し、第2のヘリカルトラ
    ックのヘリカルトラック長手方向の配列パターンに第1
    のヘリカルトラックと同一の配列パターンを有し、ヘリ
    カルトラック複数本分のガードバンド中の所定の信号分
    を前記第1のヘリカルトラックと同一の配列パターンを
    有しないヘリカルトラックに分割して記録し、最小信号
    単位間のヘリカルトラック複数本分のガードバンド中の
    所定の信号分を前記第1のヘリカルトラックと同一の配
    列を有しないヘリカルトラックに分割して記録するとと
    もに最小のまとまりの信号間の複数本分のガードバンド
    中の所定の信号分を時間的には後ろのヘリカルトラック
    に記録し、ガードバンド相当分の信号をそれぞれが対応
    するアジマスを有するヘリカルトラックに配置した前記
    ヘリカルトラックから構成される磁気記録パターンを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】磁気テープ上に複数の信号群からなる最小
    信号単位を複数の所定数のヘリカルトラックに記録し、
    前記複数の信号群はそれぞれの信号毎に隣接する複数の
    ヘリカルトラックにブロックとして記録され、前記各ブ
    ロック間のヘリカルトラック長手方向にはエディットギ
    ャップを有するとともにヘリカルトラック幅方向にはヘ
    リカルトラック複数本分のガードバンドを有するととも
    に前記最小信号単位間にもヘリカルトラック複数本分の
    ガードバンドを有し、前記最小信号単位間のガードバン
    ドの中には少なくともサーボ信号を配置した前記ヘリカ
    ルトラックから構成される磁気記録パターンを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
JP2695698A 1998-02-09 1998-02-09 磁気記録再生装置 Pending JPH11232794A (ja)

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