JPS633575A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPS633575A
JPS633575A JP61146519A JP14651986A JPS633575A JP S633575 A JPS633575 A JP S633575A JP 61146519 A JP61146519 A JP 61146519A JP 14651986 A JP14651986 A JP 14651986A JP S633575 A JPS633575 A JP S633575A
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track
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Tokichi Oki
大木 藤吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図、第4図、第6
図〜第8図、第9図、第10図) F作用(第1図、第4図、第6図〜第8図、第9図、第
10図) G実施例 (G1)スキャナの構成(第1図〜第5図)(G2)第
2走行速度モードにおけるヘッドの動作(第6図、第9
図) (G3)第3走行速度モードにおけるヘッドの動作(第
7図、第10図) (G4)第1走行速度モードにおけるヘッドの動作(第
8図、第11図) (G5)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号記録再生装置に関し、例えばヘリカル
スキャン方式のビデオテープレコーダ(VTR)に適用
して好適なものである。
B発明の概要 ダブルアジマスを有する記録トラックをヘリカルスキャ
ン方式で記録再生してなる映像信号記録再生装置におい
て、互いに異なる走行速度モードにおいて継逼り編集を
終了する際に、新しい記録パターンと古い記録パターン
との継ぎ目位置において、フライングイレーズヘッドに
よって消し残された一方のアジマス角の記録トラックが
生じたとき、他方のアジマス角を有する記録トラックか
らスチル再生をすることにより、画質の劣化を未然に防
止することができる。
C従来の技術 従来ヘリカルスキャン方式のVTRとして、互いに異な
る複数のテープ速度でテープを走行させながら、共通の
回転ヘッドを用いて磁気テープ上にビデオ情報を記録再
生する方式のものが用いられている。
例えばβ方式のフォーマットを用いたVTRとして、第
1のテープ走行速度(いわゆるβIモード)が40 (
mm/ s ) 、第2のテープ走行速度(いわゆるβ
■モード)が20 (mm/ s ) 、第3のテープ
走行速度(いわゆるβ■モード)が13.3 (+m/
S〕をオペレータが必要に応じて選定しながら3つの動
作モードでそれぞれ記録再生動作をするVTRがある。
D発明が解決しようとする問題点 このように共通の回転ヘッドを用いてテープ走行速度が
異なる動作モードでテープ上にビデオ情報を記録再生す
る場合、磁気テープ上に形成されるトラックのトラック
幅及びテープ走行時のトラック角が各動作モードごとに
異なるために、すでに記録されている古い記録パターン
上に、新しい記録パターンを継撮り編集(インサート[
集又はアセンブル罐集)をしようとする際に、カットア
ウト点において、フライングイレーズによって消去でき
ないトラック部分が残るおそれがある。
このような消し残し部分をもつトラックができると、当
該消し残し部分をもつ記録トラックに新しいビデオ情報
でなる記録パターンを記録したとき、1本の記録トラッ
ク上に古い映像情報と新しい映像情報とが重複して記録
されることにより、当該記録トラックを例えばこま送り
再生をすれば、2枚の画像を互いに重ね合わせたような
画質が悪いスチル画像が再生されるおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、継逼り編
集をする際に、カットアウト点においてフライングイレ
ーズヘッドによる消し残し部分が生じたとしても、こま
送り再生などの場合のようにスチル再生をしたとき画質
が悪い重ね合せ画像を発生させないようにした映像信号
記録再生装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 互いに異なる第1及び第2のアジマス角をもつ記録トラ
ックを順次交互に記録するヘリカルスキャン方式の映像
信号記録再生装置において、第1及び第2のアジマス角
をもつ第2及び第1のフライング、イレーズヘッド4B
、4Aを、互いに異なる走行速度で記録媒体6を走行さ
せる第1及び第2の走行速度モードに対して共通に設け
、記録媒体6に対して継逼り編集する際に、新しい記録
パターンから古い記録パターンへのカットアウト点位置
の継ぎ目部分にフライングイレーズヘッド4A、4Bに
よって消し残された消し残し部分が第1の記録トラック
に生じたとき、当該第1の記録トラックと異なるアジマ
ス角を有する第2の記録トラックからスチル画像を再生
するようにする。
1作用 互いに異なる走行速度で記録媒体6を走行させながら共
通の記録ヘッドを用いて記録トラックを形成した場合、
記録トラックのトラック幅は、記録媒体6の走行速度に
対応する広さに変化すると共に、記録媒体の走行速度が
速くなれば記録トラックのトラック角度が小さくなるよ
うな変化をする。
このようにして記録媒体上に形成された古い記録パター
ンに対して新しい記録パターンを継撮り編集すると、全
ての走行速度モードに共通に設けたフライングイレーズ
ヘッド4A、4Bが、新しい記録パターンから古い記録
パターンへのカットアウト点位置の継ぎ目部分に、消去
しきれない消し残し部分をもつ記録トラックを生じさせ
る。
本発明においては、消し残し部分を有する記録トラック
を常に第1及び第2のアジマス角のうちの一方について
生ずるように記録ヘッドに対する動作終了時点のタイミ
ングを選定する。かくすることにより、再生時に例えば
こま送り再生をする際に、消し残し部分を有するトラッ
クのアジマス角とは異なるアジマス角を有する記録トラ
ックからスチル画像を再生することができることにより
、当該消し残し部分を有する記録トラックの影響を受け
ずに、常に良好な画質の再生画像を得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)スキャナの構成 第1図において、1はスキャナで、回転ドラム2上に1
80°対向する位置に互いにアジマス角を異にする(こ
れをダブルアジマスと呼ぶ)−対のメインヘッドIA、
IBと、それぞれメインヘッドIA、IBに対して例え
ば1.25Hだけ進んだ位相位置に設けられ、かつそれ
ぞれメインヘッドIA、1Bと同じアジマス角をもつサ
ブヘッド2B、2Aとを有し、メインヘッドIA及びサ
ブヘッド2Bが一体に構成されると共に、メインヘッド
lB及びサブヘッド2Aが一体に構成され、メインヘッ
ドIA及びサブヘッド2BのヘッドブロックH1に対し
てメインヘッドIB及びサブヘッド2Bを一体化してな
るヘッドブロックH2がほぼ180°の角間隔を保った
位置に装着されている。
回転ドラム2上には、ヘッドブロックH1及びH2に対
して回転ドラム2の回転方向aとは逆方向に45°遅れ
た位置に、それぞれBヘッド用フライングイレーズヘッ
ド4Bと、Aヘッド用フライングイレーズヘッド4Aと
が180°離れた位置に位置決めされている。
Aヘッド用及びBヘッド用フライングイレーズヘッド4
A及び4Bは、互いに方向が異なるアジマス角を有し、
フライングイレーズヘッド4AはメインヘッドIA及び
サブヘッド2Aのアジマス角とは逆のアジマス角によっ
てメインヘッドIAによって記録されたビデオ情報を消
去する。同様にしてBヘッド用フライングイレーズヘッ
ド4Bは、メインヘッドIB及びサブヘッド2Bのアジ
マス角とは逆のアジマス角を有し、かくしてメインヘッ
ドIBによって記録された映像情報を確実に消去する。
回転ドラム2には、180°の角範囲に亘って磁気テー
プ6が巻き付けられており、互いに180゜対向する位
置に配設されているメインヘッドIA及びIB、又はサ
ブヘッド2A及び2Bによって順次交互にアジマス角を
異にする記録トラックをガートバンドを介挿しない記録
パターンで記録することができる。
このような構成のスキャナ1を用いれば、再生速度を必
要に応じて可変速再生したり、こま送り再生モードで順
次スチル画像を再生したりすることができると共に、テ
ープの走1テ速度を第1〜第3走行速度モード(βI〜
β■モード)の3段階に切り換えることによって、必要
に応じて長時間記録し得るいわゆる多機能な民生用VT
Rを実現し得るようになされている。
ここでAヘッド用及びBヘッド用フライングイレーズヘ
ッド4A、4Bは、テープ走行速度が第1、第2、第3
の走行速度に切り換えられた場合に、確実に対応するメ
インヘッドLA、IBに先行して磁気テープ上の古い記
録パターンを消去し得るように次のような高さ位置及び
位相位置に位置決めされている。
フライングイレーズヘッド4A、4Bは第3図に示すよ
うに、第2走行速度モードにおける2トラック幅分のヘ
ッド幅W□を有し、メインヘッドLA、IBの下端から
フライングイレーズヘッド4A、4Bの下端までの高さ
Hlが、第2走行速度モードにおいて、メインヘッドL
A、1Bによって形成された互いに隣合う2本のトラッ
クを丁度幅一杯に横切るような高さに選定されている。
実際上、メインヘッドIA及びIBのヘッド幅は第3図
の場合の2倍の大きさをもっているが、第2走行速度モ
ードにおける磁気テープ6の走行速度では、メインヘッ
ドIA及びIBが順次交互に1/2トラック幅だけ重ね
書きすることにより、形成される記録トラックの幅はメ
インヘッドIA及びIBの半分になる。
これに対して、第3走行速度モードにおいては、磁気テ
ープ6の走行速度が第2走行速度モードに対して13.
3 (mm/ s ) /20 (+*a+/ s ′
3#0.665倍に低下することにより、これに応じて
トラック幅が0.665倍程度に狭くなる。従って第3
走行速度モードでは、第4図に示すように、フライング
イレーズヘッド4A、4Bが3本分の記録トラック幅で
走行することにより、4本の記録トラックに跨って記録
情報を消去する。
また第1走行速度モードにおいては、磁気テープ6の走
行速度が第2走行速度モードに対して40〔層m/ s
 ) /20 (m蒙/3)=2倍に増加することによ
り、これに応じてトラック幅が2倍になる。
従って第1走行速度モードでは、第2図に示すように、
フライングイレーズヘッド4A、4Bが1本分の記録ト
ラック幅で走行することにより、2本の記録トラックに
跨って記録情報を消去する。
なお第3図において、IAI、IA3、IA5・・・・
・・、及びIB2、IB4、IB6・・・・・・はメイ
ンヘッドIA、及びIBが1回転するごとに磁気テープ
6に当接し始める位置くこれを突入点と呼ぶ)における
位相位置を横軸にとって表しており、4A1.4B2.
4A3・・・・・・は、このタイミングにおけるフライ
ングイレーズヘッド4A、4Bの位相位置及び高さを表
している。この実施例の場合、フライングイレーズヘッ
ド4A、4Bはその下端位置が対応するメインヘッドI
A、IBの下端を基準にして高さHoに設定されており
、これを縦軸にとって表している。第2図及び第4図に
ついても同様である。
ここでメインヘッドIA、IBに対するフライングイレ
ーズヘッド4A、4Bまでの記録トラックに沿うように
とった位相は、第2走行速度モードにおいて180° 
X 2 + 135’ に選定されている。
第3図においてメインヘッドIA、IBが順次記録トラ
ックの突入点IAI、IB2、IA3、IB4、IA5
・・・・・・にあるときを基準位置と考えて、これらの
メインヘッドIA、IBが各突入点から回転ドラム2(
第1図)の回転方向aの方向に回転して行ったときの回
転角度(従って位相)を考えると、メインヘッドIA、
IBは、第1図に図示した基準位置から磁気テープ6の
記録トラックに突入し、180°回転したときの位相位
置(すなわち第3図の位相位置180°×1)において
、磁気テープ6の記録トラックから離脱する。その後、
さらに180゛回転するとその回転位相位置180゜×
2においてメインヘッドLA、IBは再度記録トラック
に突入する。そして記録トラック上を走査しなから13
5°だけ回転するとフライングイレーズヘッド4A、4
Bの位置に到達する。かくしてフライングイレーズヘッ
ド4A、4Bは、メインヘッドLA、IBに対して18
0° X 2 + 135゜−495°の回転位相だけ
離れた位置にあることが分かる。
これを磁気テープ6上の記録パターンとの関係を用いて
表せば、第5図に示すように、磁気テープ6上の走査軌
跡(従って記録トラック)PTAlの突入点POの位置
にヘッドIAがある状態のタイミングにおいて、記録ト
ラックPTAIを180°だけ回転するようにたどって
行くと、記録トラックPTA1の離脱点P1に到達する
。この離脱点P1は、メインヘッドIAが磁気テープ6
と離間して次の記録トラックPTA3の突入点P4に突
入するまでの空間走査軌跡PTA2の突入点P2と一致
する位置にある。この突入点P2から空間走査軌跡を1
80°たどって行くと空間走査軌跡PTA2の離脱点P
3に到達する。この離脱点P3は、磁気テープ6の次の
記録トラックPTA3への突入点P4に来たことを意味
しており、その後記録トラックPTA3を135°だけ
たどフて行けば、Aヘッド用フライングイレーズヘッド
4Aに到達する。
メインヘッドIBの走査軌跡についても同様にして、突
入点PIOから記録トラックPTB 1を180 ”た
どって行けば離脱点pH、従って空間走査軌跡PTB 
2の突入点PL2に到り、その後空間走査軌跡PTB 
2を180°たどって行けば離脱点P13、従って次の
記録トラックPTB 3の突入点P14に到る。その後
記録トラックPTBS上を135゛たどって行けば、B
ヘッド用フライングイレーズヘッド4Bに到達できる。
このようにしてフライングイレーズヘッド4A。
4Bは、メインヘッドLA、IBが記録トラックPTA
I及びPTB 1の突入点PO及びPIOにあるタイミ
ングでは、フライングイレーズヘッド4A、4Bは、そ
れぞれ間に1本の記録トラックをおいた隣の記録トラッ
クPTA3、PTB3の135°の位相位置をメインヘ
ッドIA、IBに対して495゛だけ先行しながら走査
していることになる。
このような位相位置にフライングイレーズヘッド4A、
4Bを位置決めすれば、フライングイレーズヘッド4A
、4Bは磁気テープ6の走行速度モードが変化しても、
フライングイレーズヘッド4A、4Bが常に記録パター
ンPTA3及びPTB3に記録されているビデオ情報の
アジマス角に対して逆のアジマス角をもってイレーズ信
号を記録することによって古い記録情報を消去して行(
ことができる。
因にフライングイレーズヘッド4A、4Bをそれぞれ隣
の記録トラックPTB 1及びPTA3の突入点PIO
1P4から135°の位置に位置決めすると、他の速度
モードに切り換わったとき、フライングイレーズヘッド
4A、4Bのアジマス角が記録トラック上のアジマス角
と一致して記録情報を消去し得ない場合が生ずるが、第
5図のように位置決めすればかかるおそれを有効に回避
し得る。
第1及び第3走行速度モードにおいても共通のヘッドを
用いるので、記録ヘッドとなるメインヘッドIA、IB
と、対応するフライングイレーズヘッド4A、4Bとの
間の位置関係は、第2図及び第4図の場合も第3図につ
いて上述したと同様にして180°X2+135°の位
相差をもつように設定されている。
しかし、第2図の第1走行速度モードの場合には、記録
ヘッドとしてメインヘッドIA、IBより180°進ん
だ位相位置にあるサブヘッド2人、2Bを用いて記録す
るようになされ、かくして記録ヘッドとしてのサブヘッ
ド2A、2Bと、対応するフライングイレーズヘッド4
A、4Bとの位置関係は、それぞれ180°X 1+ 
135°に選定される。
(G2)第2走行速度モードにおけるヘッドの動作以上
の構成において、第1、第2、第3の走行速度モードで
継撮り編集する際には、先行するフライングイレーズヘ
ッド4A及び4Bによって、古い記録パターンのビデオ
情報を消去しながらメインヘッドLA、IB又は、サブ
ヘッド2A12Bによって新しい記録パターンのビデオ
情報を、記録していく。
さらにスキャナ1は、メインヘッドIA、IB。
サブヘッド2A、2B、フライングイレーズヘッド4A
、4Bを第6図、第7図、第8図に示すようなタイミン
グで動作させることによって、第11第2、第3走行速
度モードが選択指定されたとき、いずれの走行速度モー
ドにおいても、継撮り編集モードで動作する際に、カッ
トアウト点において実用上画質の劣化を生じさせないよ
うに古い記録パターンの映像情報を、共通のフライング
イレーズヘッド4A、4Bを用いて消去することができ
る。
先ずスキャナ1のメインヘッドIA、IBは、第6図(
A)、第7図(A)、第8図(A)に示すスイッチング
パルスSWPによって回転ドラム2が180”回転して
メインヘッドIA、IBが順次磁気テープに対する突入
点に到達するごとに当該メインヘッドIA、IBを動作
状態に切り換える。
なお−対のヘッドすなわちAヘッド及びBヘッドが繰返
し順次動作状態になる状態を・・・・・・BOlAl、
B2、A3、B4・・・・・・のように表すこととする
先ず第2走行速度モードで磁気テープ6が走行している
ときの継撮り編集を終了するカットアウト点においては
、新しい記録動作の終了に先立って第6図の時点1.よ
り45゛だけ遅れた時点tl+及び時点1tより45°
だけ遅れた時点tz+において、イレーズ信号FEB及
びFEAを立ち下げることによって、フライングイレー
ズヘッドの消去動作を終了させ、この後時点thにおい
て記録信号REC2を立下げることにより記録動作を終
了する。
このようにするとフライングイレーズヘッド4A、4B
は、メインヘッドIA、IBが、新しい記録パターンを
終了して古い記録パターンに戻るいわゆる継撮り編集の
カットアウト点の部分において、第9図に示すような記
録パターンを生じる。
時点t1のタイミングは、メインヘッドIBが磁気テー
プ6の突入点の位tB4にあり、このとき他方のメイン
ヘッドIAが磁気テープ6の離脱点A4の位置にある。
このタイミングにおいてBヘッド用フライングイレーズ
ヘッド4Bは第5図について上述したようにメインヘッ
ドIBに対して495゛だけ先行した位置、従って磁気
テープ6上の位置FE84にある。これに対してAヘッ
ド用フライングイレーズヘッド4Aは、同様にメインヘ
ッドIAに対して495°だけ先行した位置、すなわち
空間走査軌跡上の位置FEA4にある。
この状態においてBヘッド用フライングイレーズヘッド
4Bが時点t1より45°遅れた時点tllにおいて立
下がるイレーズ信号FEBによってイレーズ動作を終了
すると、Bヘッド用フライングイレーズヘッド4Bは第
3図について上述したように、第2走行速度モードでは
2トラック分のヘッド幅をもっているので隣り合う2本
のトラック(この場合は、メインヘッドIB、LAが磁
気テープ6の記録トラックに突入する位ZB6、A7に
相当する)まで消去して、イレーズ動作を終了する。
続いて、Aヘッド用フライングイレーズヘッド4Aが時
点t!より45°遅れた時点txtにおいて立下がるイ
レーズ信号FEAによってイレーズ動作を終了すると上
述と同様にAヘッド用フライングイレーズヘッド4Aは
、突入点A7、B8に相当する記録トラックまで消去し
てイレーズ動作を終了する。
このようにしてメインへラドIA、IBに先行するフラ
イングイレーズヘッド4A、4Bによって、磁気テープ
6上のイレーズ動作が終了した後、メインヘッドIBが
突入点B8に相当する記録トラックに新しいビデオ情報
を記録し終わった時点t、において立下がる記録信号R
EC2によって継撮り編集を終了する。
かくして継撮り編集モードの終了時、突入点B8に相当
する記録トラックは、Aヘッド用フライングイレーズヘ
ッド4Aの後半部分によって同一アジマス角により消去
されているため、古いビデオ情報を完全には消去し得す
、このため新しいビデオ情報が「きれいに」記録されて
いないおそれがある。
ここでこま送り再生モード時において、スチル再生する
ヘッドを古いビデオ情報を消去し得ない部分が生じた記
録トラックの隣の記録トラックを走査するようなヘッド
、すなわちメインヘッドIAに予め選定しておけは、当
該カットアウト時の継ぎ目位置に生じる消し残し部分の
記録情報をスチル再生しないで済むので、結局スチル再
生された、再生画像には、画質の劣化を生ずることはな
い。
(G3)第3走行速度モードにおけるヘッドの動作次に
第3走行速度モードにおいては、第1O図に示すように
、各記録トラックの幅が第2走行速度モード(第9図)
の場合と比較して約0.665倍に一段と狭くなってお
り、Aヘッド用及びBヘッド用フライングイレーズヘッ
ド4A及び4Bは、第4図について上述したように、は
ぼ3木の記録トラック幅に相当するヘッド幅を有するこ
とにより、4本の記録トラックに跨ってイレーズ動作を
する。
特に問題なのは、フライングイレーズヘッド4A、4B
のうち古い記録パターン側の端部が隣の記録トラック上
に約1/2トラツク分はみ出していることで、このため
新しい記録パターンと古い記録パターンとの継ぎ目位置
に古いビデオ情報の消し残し部分が生ずる。しかし本発
明においては、当該消し残し部分が生ずる記録トラック
が、例えばこま送り再生モードのように、スチル画像を
繰り返し再生する記録トラック(例えばAヘッド側の記
録トラック)以外の記録トラック(すなわちBヘッド側
の記録トラック)側に常時生ずるようなタイミングで、
フライングイレーズヘッド4A、4Bをイレーズ動作さ
せるようになされている。
すなわち順次連続した記録トラックがメインヘッドIA
及びIBに、第4図に示したように、675°先行する
フライングイレーズヘッド4A及び4Bによって約1/
3づつ重複しつつ古いビデオ情報が消去処理され、この
後メインヘッドIA及びIBによって新しいビデオ情報
が記録されるようになされた継撮り編集モードにおいて
は、新しい記録動作の終了に先立って、第7図の時点1
゜及び時点1tのタイミングでイレーズ信号FEA及び
FEBを立ち下げることによって、フライングイレーズ
ヘッド4A、4Bの消去動作を終了させ、この後時点t
、において記録信号REC3を立ち下げることにより記
録動作を終了する。
このようにするとフライングイレーズヘッド4A、4B
、メインヘッドLA、IBは、カットアウト点において
、第10図に示すような記録パターンを生じる。
時点t1のタイミングは、メインヘッドIAは空間走行
軌跡上の突入点A4にあり、このときAヘッド用フライ
ングイレーズヘッド4Aは、メインヘッドIAより67
5°先行した位置すなわち空間走行軌跡上のFEA4の
位置にある。
この状態において時点1.でAヘッド用フライングイレ
ーズヘッド4Aがイレーズ信号FEAの立下がりによっ
てイレーズ動作を終了すると、Aヘッド用フライングイ
レーズヘッド4Aは、磁気テープ6上において突入点A
7、B8、B6の後半部分及びA9の前半部分に相当す
る記録トラックまで消去する。
また時点t2のタイミングでは、メインヘッドIBは空
間走行軌跡上の突入点B5にあり、このときBヘッド用
フライングイレーズヘッド4Bは、メインヘッドIBよ
り675゛先行した位置すなわち空間走行軌跡上のFE
B5の位置にある。
この状態において時点t!でBヘッド用フライングイレ
ーズヘッド4Bがイレーズ信号FEBの立下がりによっ
てイレーズ動作を終了すると、Bヘッド用フライングイ
レーズヘッド4Bは、磁気テープ6上において突入点B
8、A9、A7の前半部分及びBIOの後半部分に相当
する記録トラックまで消去する。
このようにしてメインヘッドIA、IBに先行するフラ
イングイレーズヘッド4A、4Bによって、磁気テープ
6上のイレーズ動作が終了した後、メインヘッドIAが
突入点A9に相当する記録トラックに新しいビデオ情報
を記録し終わった時点t、において、記録信号REC3
によって継を最り編集を終了する。
(G4)第1走行速度モードにおけるヘッドの動作衣に
第1走行速度モードが選定された状態でインサート編集
をする場合には、第2図について上述したように、フラ
イングイレーズヘッド4A及び4Bは、はぼ1トラック
分の走査軌跡に沿って消去動作をすると共に、メインヘ
ッドIA、1Bに対して180°先行して走行するサブ
ヘッド2A、2Bによって情報を記録する。
これにより、第8図の時点t、より45°遅れた時点t
11においてイレーズ信号FEAが立下がり、続く時点
ttより45°遅れた時点tt+においてイレーズ信号
FEBが立下がり、さらに時点t4において記録信号R
EC1が立下がり、継撮り編集モードが終了すると、新
しいビデオ情報は、第11図に示すようにフライングイ
レーズヘッド4A。
4Bによって古いビデオ情報が消去された突入点A5に
相当する記録トラックまで「きれいに」記録される。
かくするにつき、新しい記録パターンと古い記録パター
ンとの継ぎ目位置には、実質上画質を劣化させるような
記録トラックを残さないでインサート編集を行うことが
できる。
(G5)他の実施例 (1)上述の実施例においては、第3走行速度モード(
第9.10図)において、新しい記録パターンと古い記
録パターンとの継ぎ目位置に生ずる消し残し記録トラッ
クとして、Bヘッドによる記録トラックを選定すると共
に、こま送り再生時にはAヘッド記録トラックからスチ
ル画像を再生するようにした場合について述べたが、こ
れとは逆に継ぎ目位置に残る消し残し記録トラックをA
ヘッド記録トラックに選定すると共に、こま送り再生モ
ード時、Bヘッド記録トラックからスチル画像を再生す
るようにしても、上述の場合と同様の効果を得ることが
できる。
(2)上述の実施例においては、β方式のフォーマット
を有する磁気テープ上の記録パターンについて継撮り編
集する場合について述べたが、その他の記録方式につい
ても広く本発明を適用し得、要は互いに整数倍の関係に
ない複数の走行速度で磁気テープを走行させるようなモ
ードをもつVTRにおいて、継撮り編集した情報をスチ
ル画像に再生しようとする場合に広(本発明を適用し得
る。
H発明の効果 以上のように本発明によれば、複数の走行速度モードを
有するVTRにおいて、継を最り編集をする場合に、共
通のフライングイレーズヘッドによって磁気テープを消
去処理したとき、新しい記録パターンと古い記録パター
ンとの間のカットアウト点における継ぎ目位置に古い記
録情報を消去しきれない消し残しトラックが残る場合に
は、スチル再生する際に、当該消し残しトラック側のア
ジマス角をもたない他方の記録トラックからスチル再生
をするようにしたことにより、再生画像の画質の劣化を
未然に防止し得る映像信号記録再生装置を容易に実現し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による映像信号記録再生装置において用
いられるスキャナの構成を示す路線的平面図、第2図、
第3図、第4図は第1、第2、第3走行速度モードにお
ける記録ヘッドとフライングイレーズヘッドとの位置関
係を表す路線図、第5図は当該記録ヘッドとフライング
イレーズヘッドとの位置関係を記録ヘッド及びフライン
グイレーズヘッドの走査軌跡との関係によって示す路線
図、第6図〜第8図はフライングイレーズヘッド及び記
録ヘッドの動作のタイミングを示す信号波形図、第9図
、第10図、第11図は第2、第3、第1走行速度モー
ドにおけるフライングイレーズヘッドの消去動作及び記
録ヘッドの記録動作を磁気テープ上の走査軌跡を用いて
説明する路線図である。 1・・・・・・スキャナ、2・・・・・・回転ドラム、
lA11B・・・・・・メインヘッド、2A、2B・・
・・・・サブヘッド、6・・・・・・磁気テープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに異なる第1及び第2のアジマス角をもつ記録トラ
    ックを順次交互に記録するヘリカルスキャン方式の映像
    信号記録再生装置において、上記第1及び第2のアジマ
    ス角をもつ第2及び第1のフライングイレーズヘツドを
    、互いに異なる走行速度で記録媒体を走行させる第1及
    び第2の走行速度モードに対して共通に設け、 上記記録媒体に対して継撮り編集を終了する際に、新し
    い記録パターンから古い記録パターンへのカットアウト
    点位置の継ぎ目部分に上記フライングイレーズヘツドに
    よつて消し残された消し残し部分が第1の記録トラック
    に生じたとき、当該第1の記録トラックとは異なるアジ
    マス角を有する第2の記録トラックからスチル画像を再
    生することを特徴とする映像信号記録再生装置。
JP61146519A 1986-06-23 1986-06-23 映像信号記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0813115B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589265A (ja) * 1981-06-22 1983-01-19 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録再生装置
JPS59116908A (ja) * 1982-12-21 1984-07-06 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59116908A (ja) * 1982-12-21 1984-07-06 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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